JP7360535B2 - シート材容器 - Google Patents

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Description

本発明は、シート材容器に関する。
複数のフィルム層が積層され、その層間に空気などの充填材が封入されて充填部が形成されている構造のシート材容器は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1のシート材容器の充填部は、第1面状部(胴部)と第2面状部(底部)とに跨がって配置されている。
先行技術文献
特許文献1 特許第6153185号公報
本発明は、相互に積層された外側フィルム層と内側フィルム層とを有する本体構成シート材を含む1又は複数のシート材を備えて構成されているシート材容器であって、内容物を収容する収容領域と、前記本体構成シート材により構成されており、前記収容領域を包囲している容器本体と、を備え、前記本体構成シート材は、前記外側フィルム層と前記内側フィルム層との接合部である本体シール部と、前記外側フィルム層と前記内側フィルム層とが部分的に非接合とされた非接合部と、を有するとともに、前記非接合部における前記外側フィルム層と前記内側フィルム層との層間に充填材を封入可能なされている充填部を有し、当該シート材容器は、前記1又は複数のシート材が折り曲げ線に沿って折り曲げられるとともに、少なくとも前記1又は複数のシート材のうち最内層のシート材の周縁部における一部分どうしが相互に接合されている周縁シール部を有し、前記周縁シール部によって前記収容領域が画定されており、前記容器本体は、複数の面状部を備えており、前記複数の面状部には、互いに隣り合っている第1面状部と第2面状部とが含まれ、前記充填部は、前記第1面状部と前記第2面状部との境界を介して前記第1面状部と前記第2面状部とに跨がって配置されている面間接続部を含み、前記境界において、前記折り曲げ線に沿った前記周縁シール部の端部が、前記面間接続部と本体シール部との境界位置から離間しているシート材容器に関する。
第1実施形態に係るシート材容器の充填材を封入した状態の斜視図である。 第1実施形態に係るシート材容器の充填材を封入した状態の正面図である。 第1実施形態に係るシート材容器の充填材を封入した状態の平面図であり、キャップ部を外した状態を示す。 第1実施形態に係るシート材容器の底面図である。 図2のA-A線に沿った断面図である。 図2のB-B線に沿った断面図である。 図6のA-A線に沿った断面図である。 本体構成シート材の外側フィルム層と内側フィルム層とを示す分解斜視図である。 内袋構成シート材と本体構成シート材とを示す分解斜視図である。 相互に積層された内袋構成シート材と本体構成シート材とを有する容器構成シート材を示す平面図である。 容器構成シート材の部分拡大図である。 第1実施形態に係るシート材容器を示す斜視図であり、充填材を封入する前の状態を示す。 第2実施形態に係るシート材容器の充填材を封入した状態の平断面図である。 第2実施形態に係るシート材容器の充填材を封入した状態の側断面図である。 図14のA-A線に沿った断面図である。 第3実施形態に係るシート材容器を構成する容器構成シート材の平面図である。 第3実施形態に係るシート材容器の充填材を封入した状態の平面図である。 変形例1に係るシート材容器の構成を説明するための容器構成シート材の部分拡大図である。 変形例2に係るシート材容器の構成を説明するための容器構成シート材の部分拡大図である。 変形例3に係るシート材容器の構成を説明するための容器構成シート材の部分拡大図である。 変形例4に係るシート材容器の構成を説明するための容器構成シート材の部分拡大図である。 変形例5に係るシート材容器の構成を説明するための容器構成シート材の部分拡大図である。
発明の詳細な説明
本願発明者の検討によれば、特許文献1のシート材容器は、充填部への充填材の充填性に関して改善の余地がある。
本発明は、充填部への充填材の充填性に優れた構造のシート材容器に関する。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
〔第1実施形態〕
先ず、図1から図12を用いて第1実施形態を説明する。このうち図1~図7は、充填材が封入された状態のシート材容器100を示す。
本実施形態に係るシート材容器100は、相互に積層された外側フィルム層22と内側フィルム層23とを有する本体構成シート材21を含む1又は複数のシート材を備えて構成されているシート材容器100であって、内容物18を収容する収容領域17と、本体構成シート材21により構成されており収容領域17を包囲している容器本体20と、を備えている。本体構成シート材21は、外側フィルム層22と内側フィルム層23との接合部である本体シール部26(図7、図9等)と、外側フィルム層22と内側フィルム層23とが部分的に非接合とされた非接合部24と、を有するとともに、非接合部24における外側フィルム層22と内側フィルム層23との層間に充填材を封入可能な充填部60を有する。当該シート材容器100は、1又は複数のシート材が折り曲げ線81、82、83、84、85、86(図10、図12)に沿って折り曲げられるとともに、少なくとも1又は複数のシート材のうち最内層のシート材(本実施形態の場合、内袋構成シート材41)の周縁部における一部分どうしが相互に接合されている周縁シール部19を有する。周縁シール部19によって収容領域17が画定されている。容器本体20は、複数の面状部を備えており、複数の面状部には、互いに隣り合っている第1面状部(本実施形態の場合、第1主面部20a)と第2面状部(本実施形態の場合、天マチ14)とが含まれている。充填部60は、第1面状部と第2面状部との境界を介して第1面状部と第2面状部とに跨がって配置されている面間接続部65を含む。図7、図11及び図12に示すように、第1面状部と第2面状部との境界において、折り曲げ線84に沿った周縁シール部19の端部19aが、面間接続部65と本体シール部26との境界位置26aから離間している。
本実施形態によれば、第1面状部と第2面状部との境界において、折り曲げ線84に沿った周縁シール部19の端部19aが、面間接続部65と本体シール部26との境界位置26aから離間している。このため、第1面状部と第2面状部との境界では、面間接続部65よりも外側の領域(周縁シール部19の端部19aから面間接続部65と本体シール部26との境界位置26aまでの領域)においても、シート材容器100を構成するフィルム層どうしが剥離している構造となっている。これにより、面間接続部65(非接合部24)を構成する外側フィルム層22と内側フィルム層23の動きが規制されにくく、外側フィルム層22と内側フィルム層23との層間の間隙(非接合部24の間隙)を確保しやすくなる。このため、折り曲げ線84に沿って折り曲げられた状態で、充填部60に充填材を充填する際に、第1面状部の充填部60と第2面状部の充填部60との間で容易に充填材が流通可能となり、例えば、第1面状部の充填部60から面間接続部65を介して第2面状部の充填部60へと充填材を容易に充填することができる。すなわち、充填部60への充填材の充填性に優れた構造のシート材容器100を提供することができる。
本実施形態の場合、シート材容器100は、底部としての底マチ13(図2、図4)を有しており、底マチ13が水平な載置面に載置された状態で自立可能となっている。
本実施形態において、シート材容器100の各構成要素の位置関係(上下関係等)の説明は、特に断りのない場合は、シート材容器100を図1及び図2のように自立させた状態での位置関係を説明したものである。ただし、これらの説明における位置関係は、シート材容器100の使用時や製造時の位置関係とは必ずしも一致しない。
また、シート材容器100の各構成要素の位置関係について、各図に示される位置関係を説明する場合もある。
シート材容器100の正面側(図2における紙面の手前側)を前方、シート材容器100の背面側(図2における紙面の奥側)を後方といい、シート材容器100の正面に向かって左側(図2における左側)を左方、シート材容器100の正面に向かって右側(図2における右側)を右方という。また、シート材容器100の左右方向を横幅方向という場合がある。
本発明において、内容物18の種類は、特に限定されない。内容物18としては、例えば、シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗剤、漂白剤、柔軟剤、飲料、食品の他に、エンジンオイル、化学薬品などが挙げられる。
また、内容物18は、液体(ペースト状のものを含む)であっても良いし、固体(例えば、粒状のもの(顆粒状のものを含む)、或いは粉状のものなど)であっても良い。
本実施形態の場合、内容物18は、例えば、液体である。
内容物18が液体の場合には、内容物18の粘度は、例えば30℃において好ましくは1mPa・s以上12万mPa・s以下(B型粘度計で測定。例えば東機産業社製ビスコメーターTV-10又はビスコメーターTVB-10等で測定)であり、より好ましくは1mPa・s以上6万mPa・s以下である。
本実施形態の場合、容器本体20は、胴部11と、胴部11の上側に配置されている天マチ14と、胴部11の下側に配置されている底マチ13と、を有する袋状に形成されている。ただし、本発明は、この例に限らず、容器本体20は、天マチ14を有していなくてもよく、また、底マチ13を有していなくてもよい。
容器本体20は、収容領域17を包囲している(本実施形態の場合、内袋40を包囲している)。容器本体20はシート材容器100の外殻を構成している。以下では、容器本体20の胴部11、天マチ14及び底マチ13のことを、シート材容器100の胴部11、天マチ14及び底マチ13と称する場合がある。
胴部11の正面形状は、特に限定されないが、本実施形態の場合、例えば、図2に示すように、横幅寸法が略一定の縦長形状となっており、胴部11の上縁は上方に向けて凸の弧状に形成されている。
図5に示すように、胴部11は、収容領域17を間に挟んで互いに対向している第1主面部20a(前側のパネル)及び第2主面部20b(後側のパネル)を有する。第1主面部20aは正面側に位置しており、第2主面部20bは背面側に位置している(図1から図3も参照)。
第1主面部20aは、例えば、左右対称に形成されており、第2主面部20bも、例えば、左右対称に形成されている。また、第1主面部20aと第2主面部20bとは、例えば、充填部60の後述する面間接続部65を除き、前後対称に形成されている。
第1主面部20aは、前方に向けて凸に膨出しており、第2主面部20bは、後方に向けて凸に膨出している。
容器本体20は、本体構成シート材21(図8、図9参照)を折り曲げて当該本体構成シート材21の周縁部どうしを相互に接合(本実施形態の場合、内袋40を構成する内袋構成シート材41を介して相互に接合)することによって構成されている。
天マチ14の平面形状は、特に限定されないが、本実施形態の場合、天マチ14は、図3に示すように、横幅方向における中央部から左方に向かうにつれて前後幅が縮小するとともに、横幅方向における中央部から右方に向かうにつれて前後幅が縮小する形状に形成されている。天マチ14は、例えば、横長の扁桃形状に形成されている。
容器本体20は、天マチ14の周縁に沿って配置されているマチ部周縁シール片45と、胴部11の左右の縁辺部に沿ってそれぞれ上下に延在している側部シール片46と、を備えている。マチ部周縁シール片45及び側部シール片46は、例えば、容器本体20の外方に向けて起立している。
マチ部周縁シール片45は、例えば、後述する面間接続部65が存在する部位を除き、天マチ14を周回状に取り囲んでいる。
マチ部周縁シール片45には、マチ部(天マチ14)と第1主面部20aとの境界に沿って配置されている第1面状部側シール片45aと、マチ部と第2主面部20bとの境界に沿って配置されている第2面状部側シール片45bと、が含まれている。
本実施形態の場合、内袋40は、内袋構成シート材41(図9参照)の周縁部における一部分どうしを相互に接合することにより構成されている(図5参照)。すなわち、内袋構成シート材41を折り曲げて当該内袋構成シート材41の周縁部どうしを相互に接合することによって、袋状の内袋40が構成されている。内袋40は、容器本体20によって覆われている。内袋40は、当該内袋40の内部に収容領域17を有する。
このように、シート材容器100は、容器本体20の内側に配置されている内袋40を備え、内袋40は、シート材容器100を構成する1又は複数のシート材のうち最内層のシート材である内袋構成シート材41により構成されている。
ただし、本発明において、収容領域17を画定する内容器が容器本体20の内側に配置されている場合に、その内容器は、シート材により構成された内袋40に限らず、例えば、ブロー成形により構成されたものであってもよい。
内袋40の形状は、特に限定されないが、本実施形態の場合、内袋40は容器本体20と同様の形状に形成されている。
図5に示すように、内袋40は、収容領域17を間に挟んで正面側に位置する第1主面部40aと背面側に位置する第2主面部40bとを有する。
シート材容器100は、例えば、天マチ14を貫通して設けられているスパウト部材15と、スパウト部材15に装着(例えば着脱可能に装着)されているキャップ部70と、を備えている。
より詳細には、スパウト部材15は、例えば、図2、図3及び図6に示すように、内容物18を通過させる円筒状の注出筒部15aと、注出筒部15aの軸方向における一端(下端)において当該軸方向に対して直交する配置で設けられている板状の板状部15bと、を一体に備えて構成されている。注出筒部15aの外周面にはねじ山が形成されており、注出筒部15aは雄ねじ形状となっている。注出筒部15aは、天マチ14を上下に貫通しており、天マチ14から上方に突出している。
板状部15bは、注出筒部15aの下端から周囲に向けてフランジ状に張り出している。板状部15bの平面形状は特に限定されないが、例えば、略正方形状であることが挙げられる(図3)。
板状部15bは、例えば、内袋構成シート材41において、胴部11の天マチ14に沿って配置されている部分の内面又は外面に設けられている。板状部15bは、例えば、図6に示すように、天マチ14において内袋構成シート材41の内面(下面)に対して接合部91において接合されている。このため、板状部15bは、内袋構成シート材41を介して、本体構成シート材21に接合されている。ただし、本発明は、この例に限らず、板状部15bは、本体構成シート材21の内側フィルム層23に対して直接接合されていてもよい。接合部91は、平面視において、注出筒部15aの周囲を周回状に取り囲んでいる。接合部91は、例えば、挿通穴21aの周囲に位置する円環状の本体シール部26(図10参照)と同じ範囲に形成されている。
注出筒部15aの先端の開口15cが、収容領域17から内容物18を吐出する吐出口である。板状部15bには、注出筒部15aの内空と同軸に開口15dが形成されている。収容領域17内の内容物18は、開口15d及び開口15cを通して外部に吐出される。
このように、第2面状部(天マチ14)には、収容領域17から内容物18を吐出する吐出口(開口15c)が設けられている。
更に、第2面状部(天マチ14)には、吐出口(開口15c)と連通する開口(開口15d)を有する板状部15bが設けられており、板状部15bに対して、上記1又は複数のシート材が接合されている。
キャップ部70は、例えば、注出筒部15aに対して着脱可能に螺合している雌ねじ形状の筒状部である装着部71と、装着部71に固定されているポンプ部72と、ポンプ部72から下方に延出しているディップチューブ77と、ポンプ部72に対して昇降可能にポンプ部72に保持されているヘッド部73と、を備えている。
ヘッド部73は、例えば、ポンプ部72から上方に突出している支持筒部74と、当該ヘッド部73の上端部から水平に突出しているノズル部75と、を有し、ノズル部75の先端には内容物18を吐出する吐出口76が形成されている。
キャップ部70内における内容物18の流路(不図示)が、開口15d及び開口15cを上下に貫通して配置されている。
ヘッド部73がポンプ部72に対して押し込まれる(押下される)と、ポンプ部72の働きによって内容物18が吐出口76から吐出されるようになっている。
本実施形態の場合、充填部60は、図1~図6に示すように、例えば、第1主面部20aの周縁部に沿って周回状に形成されている第1充填部61と、第2主面部20bの周縁部に沿って周回状に形成されている第2充填部62と、底マチ13の周縁部に沿って周回状に形成されている第3充填部63(図4)と、天マチ14において注出筒部15aの周囲に周回状に形成されている第4充填部64(図3)と、を含んでいる。
第1充填部61の下縁は第3充填部63の前縁と繋がっており、第2充填部62の下縁は第3充填部63の後縁と繋がっており、第1充填部61の上端部の横幅方向における中央部は第4充填部64の前端部の横幅方向における中央部と繋がっている。
シート材容器100は、このような構造の充填部60を備えていることによって、容器本体20のほぼ全体に亘って、構造的強度が十分に確保されている。
本実施形態の場合、充填部60の全体が一繋がりに形成されている。
なお、本発明において、シート材容器100は、互いに独立した複数の充填部60を備えていても良い。
ここで、第1充填部61と第4充填部64との接続部、第1充填部61と第3充填部63との接続部、及び、第2充填部62と第3充填部63との接続部は、それぞれ面間接続部65である。
各面間接続部65は、それぞれ括れている。すなわち、充填部60は、面間接続部65において括れている。非接合部24において面間接続部65となる部分である接続部24a(図9、図10)は、それぞれ括れている。これにより、充填材を封入する際に、面間接続部65を通過する充填材の速度が上がるので、第1面状部の充填部60と第2面状部の充填部60との間で容易に充填材が流通可能となり、シート材容器100における充填部60の全ての領域に、所定量の充填材を容易に充填することができる。
本実施形態の場合、容器本体20は、胴部11と天部(天マチ14)とを有し、胴部11の一方の主面部(第1主面部20a)が第1面状部であり、天部が第2面状部である。
そして、充填部60は、主面部(第1主面部20a)の周縁部に沿って形成されている第1充填部61と、天部(天マチ14)における吐出口の周囲に形成されている第4充填部64と、を有し、第1充填部61と第4充填部64とが、面間接続部65を介して繋がっている。
しかも、本実施形態の場合、容器本体20は、胴部11と底部(底マチ13)とを有し、胴部11の一方の主面部(第1主面部20a)が第1面状部であり、底部(底マチ13)も第2面状部である。
そして、充填部60は、主面部の周縁部(第1主面部20a)に沿って形成されている第1充填部61と、底部(底マチ13)の周縁部に沿って形成されている第3充填部63とを有し、第1充填部61と第3充填部63とが、面間接続部65を介して繋がっている。
更に、本実施形態の場合、胴部11の他方の主面部(第2主面部20b)と底部(底マチ13)も、第1面状部と第2面状部の関係にある。
各面間接続部65は、シート材容器100の横幅方向における中央部に配置されている。これにより、充填材を封入する際に、充填部60内を均等に充填材が流通するので、充填性が向上する。
図8及び図9に示すように、本体構成シート材21は、容器本体20の外面側を構成する外側フィルム層22と、容器本体20の内面側を構成する内側フィルム層23と、を相互に積層及び接合することにより構成されている。すなわち、一例として、本実施形態の場合、本体構成シート材21は、外側フィルム層22と内側フィルム層23との2層のフィルム層により構成されている。ただし、本発明は、この例に限らず、本体構成シート材21は、外側フィルム層22及び内側フィルム層23以外のフィルム層を有していても良い。
本実施形態の場合、外側フィルム層22と内側フィルム層23とは互いに同形状に形成されている。ただし、本発明は、この例に限らず、外側フィルム層22と内側フィルム層23とは互いに異形状であっても良い。異形状の場合は、外側フィルム層22は内側フィルム層23よりも大きい形状であることが好ましい。
外側フィルム層22及び内側フィルム層23には、スパウト部材15の注出筒部15aが挿通される挿通孔が形成されている。
本体構成シート材21には、外側フィルム層22と内側フィルム層23とが部分的に非接合とされた非接合部24(図9)が形成されている。例えば、外側フィルム層22又は内側フィルム層23の一方または両方において、他方に対して対向する面には、部分的に非接合処理が施されている。非接合処理は、非接合剤(いわゆる糊殺し剤)を塗布して糊殺し状態とすることによって、容易に形成することができる。糊殺し剤としては、外側フィルム層22と内側フィルム層23との接合を抑制できるものであれば、いかなるものも使用することができる。糊殺し剤としては、例えば、オフセット印刷、フレキソ印刷、レタープレス印刷(凸版印刷)のそれぞれに使用する印刷用インキ、メジウムインキ、糊殺し専用インキ等を好ましく用いることができる。また、熱硬化型や紫外線硬化型のインキを好ましく用いることができる。非接合処理が施された範囲が非接合部24となる。非接合部24に充填材が封入されることによって、充填部60が形成されるようになっている。
充填部60は、必ずしも非接合部24の全部に形成されていることに限定されず、複数ある非接合部24の一部に形成されていてもよい。
図8では、外側フィルム層22及び内側フィルム層23の各々において、相互に接合されて本体シール部26となる領域には、便宜的に右上がりのハッチングを付している。
図9及び図10では、本体構成シート材21において、非接合部24を画定するために外側フィルム層22と内側フィルム層23とが相互に接合されている領域、すなわち本体シール部26の形成領域には、便宜的に右上がりのハッチングを付している。
更に、図9では、本体構成シート材21の周縁部のシール領域と、それ以外の領域と、の境界線であるシール境界線21cを二点鎖線で示している。本実施形態の場合、本体構成シート材21のシール境界線21cよりも外側の領域においては、製袋の際に、外側フィルム層22と内側フィルム層23とが相互に接合されるとともに、内側フィルム層23と内袋構成シート材41とが相互に接合される。
外側フィルム層22と内側フィルム層23との接合の手法としては、一例として、ヒートシール、超音波シール、接着剤による接合等を用いることができる。
本実施形態の場合、外側フィルム層22及び内側フィルム層23の各々は、複数の樹脂層を含む層構造をなしている。また、内袋構成シート材41も、複数の樹脂層を含む層構造をなしている。
本体構成シート材21は、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリエステル系又はポリアミド系のいずれか1種の樹脂層を含んでいることが好ましい。
本体構成シート材21の外側フィルム層22及び内側フィルム層23を構成する樹脂層の材料は、特に限定されないが、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン(ULDPE)、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)などのポリエチレン系材料、または延伸ポリプロピレン(OPP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、アイソタクチックPP、シンジオタクチックPP、アタクチックPP、ランダムPP、ブロックPPなどのポリプロピレン系材料、またはポリエチレンテレフタレート(PET)、非晶性ポリエチレンテレフタレート(非晶性PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)などのポリエステル系材料、または延伸ナイロン(ONy)、未延伸ナイロン(CNy)、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、MXD6などのポリアミド系材料のいずれかであるのがより好ましく、これらのうち上記ポリエチレン系材料であるのが特に好ましい。
外側フィルム層22は、一例として、第1層、第2層、第3層及び第4層の4つの樹脂層をこの順に積層することにより構成された4層構造をなしている。
このうち第1層は、容器本体20の外面を構成する。第1層は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)または延伸ナイロン(ONy)により構成されている。第1層の主な機能としては、容器本体20に光沢感及び印刷適性をもたらすとともに容器本体20の剛性を確保することが挙げられる。
第2層は、例えば、当該第2層における第1層側の面にシリカ及び/又はアルミナが蒸着されたポリエチレンテレフタレートにより構成された透明蒸着PETの層である。第2層の主な機能としては、容器本体20にガスバリア性をもたらすことが挙げられる。
第3層は、例えば、延伸ナイロンにより構成されている。第3層の主な機能としては、容器本体20の耐ピンホール性を確保することが挙げられる。
第4層は、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)により構成されている。第4層の主な機能としては、内側フィルム層23とのヒートシール性を確保することが挙げられる。
内側フィルム層23の層構造としては、外側フィルム層22の第1層から第4層と同様の層構造に加えて、例えば直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)により構成されている第5層を備える構造が挙げられる。第5層は、第1層と隣接した層であり、内側フィルム層23における第4層とは反対側の面を構成している。第5層の主な機能としては、外側フィルム層22とのヒートシール性を確保することが挙げられる。
内側フィルム層23の第4層の主な機能としては、内袋構成シート材41とのヒートシール性を確保することが挙げられる。
ただし、外側フィルム層22及び内側フィルム層23の層構造は、上記の例に限らず、また、外側フィルム層22及び内側フィルム層23を構成する各層の材料は、上記の例に限らない。
内袋40を構成する内袋構成シート材41は、一例として、第1層、第2層及び第3層をこの順に積層することにより構成された3層構造をなしている。
このうち第1層は、例えば、直鎖状低密度ポリエチレンにより構成されている。第1層の主な機能としては、本体構成シート材21とのヒートシール性(内側フィルム層23とのヒートシール性)を確保することが挙げられる。
第2層は、例えば、当該第2層における第1層側の面にシリカ及び/又はアルミナが蒸着された延伸ナイロンにより構成された透明蒸着延伸ナイロンの層である。第2層の主な機能としては、ガスバリア性及び耐ピンホール性を確保することが挙げられる。
第3層は、例えば、直鎖状低密度ポリエチレンにより構成されている。第3層の主な機能としては、内袋構成シート材41どうしのヒートシール性を確保することが挙げられる。
なお、内袋構成シート材41の層構造は、ここで説明した構造に限らない。
図9及び図10に示すように本体構成シート材21に内袋構成シート材41が積層され、図10に示すように内側フィルム層23の周縁部と内袋構成シート材41の周縁部とが相互に接合されるとともに、外側フィルム層22の周縁部と内側フィルム層23の周縁部とが相互に接合されている。これにより、本体構成シート材21と内袋構成シート材41とにより容器構成シート材51が構成されている。
ここで、容器構成シート材51の周縁部のシール部を周縁シール部52と称する。周縁シール部52は、内側フィルム層23の周縁部と内袋構成シート材41の周縁部とのシール部(以下、内外シール部43)と、外側フィルム層22の周縁部と内側フィルム層23の周縁部とのシール部(以下、本体周縁シール部28)と、を含む。
図10において、周縁シール部52の形成領域には、左上がりのハッチングを付している。また、図10において、周縁シール部52の形成領域と本体シール部26の形成領域とが重複している領域では、左上がりのハッチングと右上がりのハッチングとが重なっている。
周縁シール部52を形成する手法としては、一例として、ヒートシール、超音波シール、接着剤による接合等を用いることができる。
図10に示すように、本体構成シート材21は、例えば、第1主面部20aを構成する部分である第1シート部31と、第2主面部20bを構成する部分である第2シート部32と、底マチ13を構成する部分である底マチ構成シート部38と、天マチ14を構成する部分である天マチ構成シート部39と、チューブ状の延出部25と、を有する。延出部25は、例えば、第2シート部32から外方に延出している。
天マチ構成シート部39には、スパウト部材15の注出筒部15aが挿通される挿通穴21aが形成されている。
本実施形態の場合、非接合部24は、シート材容器100の充填部60の形状と対応する形状に形成されている。
非接合部24において、第4充填部64となる部分24bは、例えば、図10に示すように、挿通穴21aを囲む周回状に形成されている。より詳細には、例えば、部分24bの外縁(外形線)は、天マチ構成シート部39の外形線よりも一回り小さい形状となっており、部分24bの内縁は、挿通穴21aよりも一回り大きい円形となっている。
本実施形態の場合、内袋構成シート材41は、本体構成シート材21における延出部25を除く部分と同形状に形成されている。
なお、図9では、内袋構成シート材41のシール境界線41aを便宜的に二点鎖線で示している。シール境界線41aは、内袋構成シート材41が本体構成シート材21と接合(シール)される領域と内袋構成シート材41における他の領域との境界線であるとともに、容器構成シート材51を用いてシート材容器100が形成される際に内袋構成シート材41どうしが接合される領域と内袋構成シート材41における他の領域との境界線である。
本実施形態の場合、シール境界線41aの位置とシール境界線21cの位置とは互いに対応している(互いに重なっている)。
内袋構成シート材41において天マチ構成シート部39と重なる部分には、スパウト部材15の注出筒部15aが挿通される挿通穴41bが形成されている。
スパウト部材15の板状部15bは、例えば、内袋構成シート材41において天マチ構成シート部39と重なっている部分の内面に対して接合されている。注出筒部15aは、内袋構成シート材41の挿通穴41b及び天マチ構成シート部39の挿通穴21aを通してこれらシートの外面側に突出している。
容器構成シート材51が、図10に示す折り曲げ線81、折り曲げ線82及び折り曲げ線84においてそれぞれ谷折りされるとともに、折り曲げ線83及び折り曲げ線85においてそれぞれ山折りされた状態で、容器構成シート材51の周縁部どうし(内袋構成シート材41どうし)が接合されることによって、容器構成シート材51が二重構造の袋状に形成される。ここで、谷折りとは、図10における奥側に向けて凸の折り曲げ方であり、山折りとは、図10における手前側に向けて凸の折り曲げ方である。
すなわち、内袋構成シート材41の縁部どうしが接合されて内袋シール部42(図1参照)が形成されることにより、内袋構成シート材41によって内袋40が形成されるとともに、内袋40を覆う袋状の容器本体20が形成される。
内袋構成シート材41どうしの接合の手法としては、一例として、ヒートシール、超音波シール、接着剤による接合等を用いることができる。
本実施形態の場合、本体周縁シール部28、内袋シール部42及び内外シール部43は、互いに対応する位置(互いに重なる位置)に配置されている。本体周縁シール部28、内袋シール部42及び内外シール部43の総称を周縁シール部19とする(周縁シール部19は、本体周縁シール部28、内袋シール部42及び内外シール部43を含む)。
このため、本実施形態の場合、マチ部周縁シール片45並びに側部シール片46の各々は、本体周縁シール部28、内袋シール部42及び内外シール部43を含んで構成されている。
ただし、本発明は、この例に限らず、マチ部周縁シール片45並びに側部シール片46は、本体周縁シール部28のみにより構成されていてもよい。
第1シート部31において、折り曲げ線85よりも天マチ構成シート部39側の部分は、第1重複部31aである。第1重複部31aは、非接合部24に充填材が充填される前の状態では、天マチ構成シート部39における一方の半部と重なって配置されている。
第2シート部32において、折り曲げ線86よりも底マチ構成シート部38から遠い側に位置する部分は、第2重複部32aである。第2重複部32aは、非接合部24に充填材が充填される前の状態では、天マチ構成シート部39における他方の半部と重なって配置されている。
こうして、図12に示すように、容器構成シート材51が二重の袋状に形成され、シート材容器100が得られる。シート材容器100は、例えば、延出部25に形成されている注入口25a(図10)から非接合部24に充填材が注入され、その後、延出部25の基端側に連接する部位において非接合部24が封止される。これにより、非接合部24(充填部60)に充填材が封入される。
なお、充填部60の内部における圧力は、特に限定されないが、大気圧よりも高圧であることが好ましく、例えば、10kPa以上500kPa以下(ゲージ圧)とすることができる。
すなわち、充填材を封入可能な充填部とは、外側フィルム層22と内側フィルム層23との層間に位置し、10kPa以上500kPa以下程度の圧力で充填材が封入されたときに密閉性を保持することが可能な空間をいう。
充填材が封入された充填部60の形成後、例えば、延出部25は切除される。
こうして、充填部60に充填材が封入されたシート材容器100(図1~図7参照)が得られる。ただし、充填材が封入されたシート材容器100の状態でも延出部25が残留していてもよい。
シート材容器100の作製後、スパウト部材15の注出筒部15aを通して収容領域17に内容物18を充填した後で、スパウト部材15にキャップ部70が装着されることによって、収容領域17に内容物18が封入されたシート材容器100が得られる。
図11は、図10の部分拡大図であり、第1主面部20aとなる第1シート部31と、天マチ14となる天マチ構成シート部39と、の境界およびその近傍の部分を示している。
本実施形態の場合、外側フィルム層22、内側フィルム層23及び内袋構成シート材41は、互いに同形状であり、互いの外形線が一致するように積層されている。
このため、図11に示すように、第1主面部20aとなる第1シート部31と天マチ14となる天マチ構成シート部39との境界において、外側フィルム層22の外縁22a、内側フィルム層23の外縁23a、及び、内袋構成シート材41の外縁41cが、互いに一致している。また、第1シート部31と底マチ13となる底マチ構成シート部38との境界においても、外側フィルム層22の外縁22a、内側フィルム層23の外縁23a、及び、内袋構成シート材41の外縁41cが、互いに一致している。同様に、第2主面部20bとなる第2シート部32と底マチ構成シート部38との境界においても、外側フィルム層22の外縁22a、内側フィルム層23の外縁23a、及び、内袋構成シート材41の外縁41cが、互いに一致している。
そして、容器構成シート材51がシート材容器100となった後の状態においても、第1主面部20aと天マチ14との境界、第1主面部20aと底マチ13との境界、及び、第2主面部20bと底マチ13との境界において、外側フィルム層22の外縁22a、内側フィルム層23の外縁23a、及び、内袋構成シート材41の外縁41cが、互いに一致している。
図11には、製袋後に周縁シール部19となる領域に、周縁シール部19の符号を付している。
図11に示すように、本実施形態の場合、第1主面部20aと天マチ14との境界において、本体構成シート材21が折り曲げ線84に沿って折り曲げられるとともに、第1主面部20aの周縁部と天マチ14の周縁部とが周縁シール部19によって相互に接合されている。周縁シール部19においては、シート材容器100を構成する全てのフィルム層が接合されている。すなわち、本実施形態において、図7に示すように、周縁シール部19においては、第1主面部20aにおける内袋構成シート材41、内側フィルム層23、外側フィルム層22および天マチ14における内袋構成シート材41、内側フィルム層23、外側フィルム層22の計6層が接合されている。
図7、図11に示すように、折り曲げ線84に沿った周縁シール部19の端部19aが、面間接続部65と本体シール部26との境界位置26aから離間している。このため、第1面状部と第2面状部との境界では、面間接続部65よりも外側の領域(周縁シール部19の端部19aから面間接続部65と本体シール部26との境界位置26aまでの領域)においても、シート材容器100を構成するフィルム層どうし(本実施形態においては、内袋構成シート材41どうし、および内袋構成シート材41と内側フィルム層23)が剥離している構造となっている。本実施形態においては、周縁シール部19は上述したとおり6層のシート材が接合しているため高い剛性を有しているところ、第1面状部と第2面状部との境界において、周縁シール部19の端部19aが面間接続部65から離間しているため、面間接続部65(非接合部24)を構成する外側フィルム層22と内側フィルム層23の動きが規制されにくく、外側フィルム層22と内側フィルム層23との層間の間隙(非接合部24の間隙)を確保しやすくなる。このため、折り曲げ線84に沿って折り曲げられた状態で、充填部に充填材を充填する際に、第1面状部の充填部60と第2面状部の充填部60との間で容易に充填材が流通可能となり、例えば、第1面状部の充填部60から面間接続部65を介して第2面状部の充填部60へと充填材を容易に充填することができる。
また、第1面状部と第2面状部との境界において、周縁シール部19に対して本体シール部26が隣接している。すなわち、周縁シール部19と本体シール部26との間に非接合部24が存在していない。このため、充填部60に充填材を封入した状態において、非接合部24に応力が集中し、シート材が破けるといった不具合を抑制することができる。
また、第1主面部20aと天マチ14との境界において、折り曲げ線84に沿った周縁シール部19の幅寸法W1が本体シール部26の幅寸法W2以上であり、好ましくは、幅寸法W1が幅寸法W2よりも大きい。幅寸法W1は、周縁シール部19のうち、本体構成シート材21の折り曲げ線84において、第1主面部20a(第1面状部)と天マチ14(第2面状部)とが繋がっている領域の幅を指す。
幅寸法W1が幅寸法W2以上であることによって、容器本体20の周縁部の剛性を十分に確保することができる。また、幅寸法W1が幅寸法W2以上であることによって、第1主面部20aと天マチ14との境界の輪郭が明確になるため、第1主面部と第2主面部との外観の差ができにくくなり、シート材容器100の外観を良好に保つことができる。
また、第1主面部20aと天マチ14との境界において、折り曲げ線84に沿った周縁シール部19の幅寸法W1と本体シール部26の幅寸法W2との合計値が、面間接続部65(非接合部24)の幅寸法W3の半分よりも大きい。換言すれば、幅寸法W3が、幅寸法W1と幅寸法W2との合計値の2倍よりも小さい。これにより、面間接続部65を細くすることができるため、第1主面部20aと天マチ14との境界の見栄えを良好にすることができる。ここで、面間接続部65の幅寸法W3は、充填材を封入していない状態における寸法を指す。
また、シート材の厚み方向から見て面間接続部65の存在する位置において、シート材容器100を構成するフィルム層どうしがすべて非接合となっている。つまり、面間接続部65においては、図7に示すように、外側フィルム層22の一部分、内側フィルム層23の一部分、内袋構成シート材41の一部分、内袋構成シート材41の他の一部分、内側フィルム層23の他の一部分、及び、外側フィルム層22の他の一部分が、この順に積層されているが、これらがすべて非接合となっている。これにより、非接合部24における各フィルム層どうしのある程度自由に相対的に移動できるため、第1面状部と第2面状部との境界において、外側フィルム層22と内側フィルム層23との層間の間隙(非接合部24の間隙)をより確実に確保しやすくなる。
次に、図18から図22を用いて変形例を説明する。
<変形例1>
上記の第1実施形態では、第1面状部と第2面状部との境界において、周縁シール部19に対して本体シール部26が隣接している例を説明した。これに対し、図18に示す変形例1の場合、第1面状部と第2面状部との境界において、周縁シール部19と本体シール部26との間には、各フィルム層どうしが非接合となっている非シール部111が介在している。非シール部111においては、外側フィルム層22と内側フィルム層23とが非接合となっているとともに、内側フィルム層23と内袋構成シート材41とが非接合となっている。すなわち、非シール部111においては、外側フィルム層22の一部分、内側フィルム層23の一部分、内袋構成シート材41の一部分、内袋構成シート材41の他の一部分、内側フィルム層23の他の一部分、及び、外側フィルム層22の他の一部分が、互いに非接合の状態で、この順に積層されている。
<変形例2>
上記の第1実施形態及び変形例1では、外側フィルム層22、内側フィルム層23及び内袋構成シート材41の外形線が互いに一致している例、すなわち、第1面状部と第2面状部との境界において、外側フィルム層22の外縁22a、内側フィルム層23の外縁23a、及び、内袋構成シート材41の外縁41cが、互いに一致している例を説明した。これに対し、図19に示す変形例2の場合、内側フィルム層23の外形線が外側フィルム層22の外形線の内側に位置している。すなわち、第1面状部と第2面状部との境界において、外側フィルム層22の外縁22aよりも内側フィルム層23の外縁23aが内側に配置されている。なお、外側フィルム層22の外縁22aと内袋構成シート材41の外縁41cとは互いに一致している。
そして、シート材容器100の外縁から順に、4層シール部191、6層シール部192、非シール部111及び本体シール部26がこの順に配置されている。
4層シール部191においては、外側フィルム層22の一部分、内袋構成シート材41の一部分、内袋構成シート材41の他の一部分、及び、外側フィルム層22の他の一部分が、この順に積層されて相互に接合されている。
6層シール部192においては、外側フィルム層22の一部分、内側フィルム層23の一部分、内袋構成シート材41の一部分、内袋構成シート材41の他の一部分、内側フィルム層23の他の一部分、及び、外側フィルム層22の他の一部分が、この順に積層されて相互に接合されている。
本変形例の場合、周縁シール部19は、4層シール部191と6層シール部192とにより構成されている。
<変形例3>
図20に示す変形例3は、シート材容器100が非シール部111を有していない点で、図19に示す変形例2と相違しており、その他の点は、変形例2と同様である。
<変形例4>
図21に示す変形例4は、6層シール部192の代わりに非シール部111を有する点で、図20に示す変形例3と相違しており、その他の点は、変形例3と同様である。本変形例の場合、周縁シール部19は、4層シール部191のみによって構成されている。
<変形例5>
図22に示す変形例5は、非シール部111を有していない点で、図21に示す変形例4と相違しており、その他の点は、変形例4と同様である。
〔第2実施形態〕
次に、図13から図15を用いて第2実施形態を説明する。
本実施形態に係るシート材容器100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るシート材容器100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るシート材容器100と同様に構成されている。
図13及び図14に示すように、本実施形態の場合、シート材容器100は、内袋40を備えていない。そして、容器本体20によって収容領域17が構成されている。すなわち、周縁シール部19において、本体構成シート材21の内側フィルム層23の一部分どうしが接合されることによって、容器本体20が形成されるとともに収容領域17が構成されている。
本実施形態の場合も、第1面状部(第1主面部20a)と第2面状部(天マチ14)との境界において、図15に示すように、折り曲げ線に沿った周縁シール部の端部が、面間接続部と本体シール部との境界位置から離間している。
このため、図14に示すように、本実施形態の場合も、周縁シール部19の端部19aが面間接続部65から離間しているため、面間接続部65を構成する外側フィルム層22と内側フィルム層23の動きが規制されにくい。このため、折り曲げ線に沿って折り曲げられた状態で、充填部に充填材を充填する際に、第1面状部の充填部60と第2面状部の充填部60との間で容易に充填材が流通可能となり、例えば、第1充填部61から面間接続部65を介して第4充填部64に良好に充填材を充填することができる。
〔第3実施形態〕
次に、図16及び図17を用いて第3実施形態を説明する。
本実施形態に係るシート材容器100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るシート材容器100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るシート材容器100と同様に構成されている。
図16に示すように、本実施形態の場合、シート材容器100を構成する容器構成シート材51は、第1主面部20aとなる第1シート部31、第2主面部20bとなる第2シート部32、及び、天マチ14となる天マチ構成シート部39を有しているが、底マチ13となる底マチ構成シート部38(図10参照)を有していない。本実施形態の場合、非接合部24の接続部24aは、第1シート部31と第2シート部32との境界にのみ配置されている。
このため、図17に示すように、本実施形態に係るシート材容器100は、底マチ13を有しておらず、胴部11の第1主面部20aと第2主面部20b(不図示)とが直接接続されている構成となっている。そして、面間接続部65は、第1主面部20aと第2主面部20bとの境界に配置されており、第1主面部20aにおける第1充填部61と、第2主面部20bにおける第2充填部62とが、面間接続部65を介して繋がっている。
すなわち、本実施形態の場合、容器本体20は、胴部11を有し、胴部11の一方の主面部(第1主面部20a)が第1面状部であり、胴部11の他方の主面部(第2主面部20b)が第2面状部である。
より詳細には、本実施形態の場合、充填部60は、一方の主面部(第1主面部20a)の周縁部に沿って形成されている第1充填部61と、他方の主面部(第2主面部20b)の周縁部に沿って形成されている第2充填部62とを有し、第1充填部61と第2充填部62とが、面間接続部65を介して繋がっている。
また、キャップ部70は、例えば、ポンプ部72、支持筒部74、ヘッド部73及びノズル部75を有しておらず、開閉蓋を有するスクリューキャップである。
シート材容器100は、吐出口が下向きの姿勢(倒立姿勢)で自立するようになっていてもよいし、胴部11を載置面に寝かせて配置されるようになっていてもよい。
本実施形態の場合も、第1面状部(第1主面部20a)と第2面状部(第2主面部20b)との境界において、折り曲げ線に沿った周縁シール部の端部が、面間接続部65と本体シール部との境界位置から離間しているため、面間接続部65を構成する外側フィルム層22と内側フィルム層23の動きが規制されにくい。
このため、折り曲げ線に沿って折り曲げられた状態で、充填部に充填材を充填する際に、第1充填部61から面間接続部65を介して第4充填部64に良好に充填材を充填することができる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
また、シート材容器100の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等が許容される。
11 胴部
13 底マチ
14 天マチ
15 スパウト部材
15a 注出筒部
15b 板状部
15c、15d 開口
17 収容領域
18 内容物
19 周縁シール部
191 4層シール部
192 6層シール部
19a 端部
20 容器本体
20a 第1主面部
20b 第2主面部
21 本体構成シート材
22 外側フィルム層
22a 外縁
23 内側フィルム層
23a 外縁
24 非接合部
26 本体シール部
26a 境界位置
28 本体周縁シール部
41 内袋構成シート材41
41c 外縁
51 容器構成シート材
60 充填部
61 第1充填部
62 第2充填部
63 第3充填部
64 第4充填部
81、82、83、84、85、86 折り曲げ線
91 接合部
100 シート材容器
111 非シール部

Claims (12)

  1. 相互に積層された外側フィルム層と内側フィルム層とを有する本体構成シート材を含む1又は複数のシート材を備えて構成されているシート材容器であって、
    内容物を収容する収容領域と、
    前記本体構成シート材により構成されており、前記収容領域を包囲している容器本体と、
    を備え、
    前記本体構成シート材は、前記外側フィルム層と前記内側フィルム層との接合部である本体シール部と、前記外側フィルム層と前記内側フィルム層とが部分的に非接合とされた非接合部と、を有するとともに、前記非接合部における前記外側フィルム層と前記内側フィルム層との層間に充填材を封入可能な充填部を有し、
    当該シート材容器は、前記1又は複数のシート材が折り曲げ線に沿って折り曲げられるとともに、少なくとも前記1又は複数のシート材のうち最内層のシート材の周縁部における一部分どうしが相互に接合されている周縁シール部を有し、
    前記周縁シール部によって前記収容領域が画定されており、
    前記容器本体は、複数の面状部を備えており、
    前記複数の面状部には、互いに隣り合っている第1面状部と第2面状部とが含まれ、
    前記充填部は、前記第1面状部と前記第2面状部との境界を介して前記第1面状部と前記第2面状部とに跨がって配置されている面間接続部を含み、
    前記境界において、前記折り曲げ線に沿った前記周縁シール部の端部が、前記面間接続部と本体シール部との境界位置から離間しているシート材容器。
  2. 前記境界において、前記折り曲げ線に沿った前記周縁シール部の幅寸法が前記本体シール部の幅寸法以上である請求項1に記載のシート材容器。
  3. 前記境界において、前記折り曲げ線に沿った前記周縁シール部の幅寸法が前記本体シール部の幅寸法よりも大きい請求項1に記載のシート材容器。
  4. 前記境界において、前記折り曲げ線に沿った前記周縁シール部の幅寸法と前記本体シール部の幅寸法との合計値が、前記面間接続部の幅寸法の半分よりも大きい請求項1から3のいずれか一項に記載のシート材容器。
  5. 前記境界において、前記周縁シール部に対して前記本体シール部が隣接している請求項1から4のいずれか一項に記載のシート材容器。
  6. 前記面間接続部の存在する位置において、当該シート材容器を構成するフィルム層どうしがすべて非接合となっている請求項1から5のいずれか一項に記載のシート材容器。
  7. 前記周縁シール部において、当該シート材容器を構成する全てのフィルム層が接合されている請求項1から6のいずれか一項に記載のシート材容器。
  8. 前記第2面状部には、前記収容領域から前記内容物を吐出する吐出口が設けられている請求項1から7のいずれか一項に記載のシート材容器。
  9. 前記第2面状部には、前記吐出口と連通する開口を有する板状部が設けられており、
    前記板状部に対して、前記1又は複数のシート材が接合されている請求項8に記載のシート材容器。
  10. 前記容器本体の内側に配置されている内袋を更に備え、
    前記内袋は、前記1又は複数のシート材のうち最内層のシート材である内袋構成シート材により構成されている請求項1からのいずれか一項に記載のシート材容器。
  11. 前記充填部は、前記面間接続部において括れている請求項1から1のいずれか一項に記載のシート材容器。
  12. 前記充填部に充填材が封入されている請求項1から11のいずれか一項に記載のシート材容器。
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