JP7357073B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用エアバッグ装置に関し、特に、ステアリングホイールに収容されるドライバエアバッグ装置に関する。
車両の事故発生時に乗員を保護するために1つまたは複数のエアバッグを車両に設けることは周知である。エアバッグは、例えば、ステアリングホイールの中心付近から展開して運転者を保護する、いわゆるドライバエアバッグや、窓の内側で下方向に展開して車両横方向の衝撃や横転、転覆事故時に乗員を保護するカーテンエアバッグや、車両横方向の衝撃時に乗員を保護すべく乗員の側部(シートの側部)で展開するサイドエアバッグなどの様々な形態がある。
ステアリングホイールに収容されたドライバエアバッグ装置においては、エアバッグの速やかな展開によって乗員を確実に拘束することが要求され、その点でエアバッグの展開形状、展開姿勢が安定していることが重要である。ドライバエアバッグ装置においては、エアバッグが展開する際にステアリングホイールのリムが反力面として機能し、エアバッグの展開形状、展開姿勢の安定化に寄与している。
ところで、ステアリングホイールの形状としては、一般的な円形の他に、円形の上側(12時側)や下側(6時側)が欠損した、飛行機の操縦桿のような異形のもが知られている。例えば、円形のリムを有する一般的なステアリングホイールに対して上側(12時側)が欠損した異形のステアリングホイールにおいては、乗員の頭部に面するエアバッグの上側部分においてリムによる反力を受けることができず、膨張したエアバッグに乗員の頭部が進入した時にエアバッグが押し倒され又は大きく変形して、拘束性能が損なわれる恐れがある。
また、ステアリングホイールの下側に着目すると、ステアリングホイールの中心付近から展開するエアバッグが、速やかにドライバの腹部付近(下方)に向かって展開し、ドライバがステアリングホイールに衝突する事態を回避する必要がある。また、円形のリムを有する一般的なステアリングホイールに対してリムの下側(6時側)が欠損した異形のステアリングホイールにおいては、エアバッグの下部領域を速やかに展開させて、乗員の腹部付近を拘束する必要がある。
本発明は、上記のような状況に鑑みてなされたものであり、所謂異形のステアリングホイールにおいても、エアバッグの展開姿勢を安定させ、乗員の拘束性能の向上に寄与するエアバッグ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、回転中心から左右縁部までの距離に対して上縁部までの距離が短い形状のリムを有する車両のステアリングホイールに搭載されるエアバッグ装置であって、膨張ガスを発生するガス発生器と;前記膨張ガスによって乗員側に向かって膨張展開するエアバッグとを備える。そして、膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接する前の段階において、当該エアバッグを側方から見たときに、前記ステアリングホイールの回転軸と平行な方向における前記エアバッグの上端部の厚さ(幅)D1が、下端部の厚さ(幅)D2より大きくなるように構成する。
なお、「回転中心から左右縁部までの距離に対して上縁部までの距離が短い形状のリム」とは、通常使用される円形(環状)のリムに対して、リムに平行な面を時計の文字盤として見立てたときに、12時に相当する付近が欠損し、あるいは、当該部分が水平に延び、又は凹状に成形されているような場合を意味する。更に、エアバッグの「下方領域」、「上方領域」とは、例えば、ステアリングホイールのリムの下端よりも下側、上端よりも上側と定めることができる。
上記のような構成の本発明によれば、膨張展開したエアバッグに乗員が当接する前の段階において、当該エアバッグの前後方向の厚さが、下方領域より上方領域の方が大きくなるように構成しているため、膨張したエアバッグの上部に乗員の頭部が進入した時には、エアバッグの上方領域の前面側がステアリングホイールのリムの上端部を乗り越えてインストルメントパネル等の内装部品に接触し、内装部品がエアバッグの反力面として機能することになる。その結果、エアバッグの展開姿勢が安定し、乗員の頭部を適切に拘束することが可能となる。
本発明においては、膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接する前の段階において、前記エアバッグの上方領域と前記ステアリングホイールよりも前方に位置する車両の内装部品との間に空間が形成され、膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接した後において、前記エアバッグは、前記エアバッグの上方領域の少なくとも一部が前記リムよりも車両前方に進出し且つ、前記内装部品と接触するように構成することが好ましい。
なお、「膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接する前の段階」とは、エアバッグの展開初期の状態を意味する。「前記ステアリングホイールよりも前方に位置する内装部品」とは、フロントウインドシールドの下で、運転席正面にある内装部品全体を意味する。「空間が形成され」とは、互いに接触していない状態を意味する。「膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接した後」とは、車両の前方衝突等の事態が発生し、乗員がエアバッグに進入した後、すなわち、乗員の衝突エネルギーがエアバッグによって吸収し始めた後を意味する。また、「前記エアバッグの上方領域の少なくとも一部が、前記リムよりも車両前方に進出し」とは、エアバッグに対して乗員が衝突した衝撃でエアバッグの上部がステアリングホイールのリムの上端を超えて前方(内装部品側)に移動する状態と定めることができる。
本発明においては、展開初期の段階では、エアバッグの上方領域と内装部品との間に空間が形成され、膨張展開したエアバッグに乗員が当接した後に、エアバッグの上方領域が内装部品と接触するように構成しているため、内装部品を反力面として利用しつつ、エアバッグの容量増加を必要最小限に抑えることができる。
仮に、エアバッグが前方に突出した突起部分を含むように構成した場合には、展開初期の段階からエアバッグの前面をインストルメントパネル等の内装部品に接触させることができるが、その場合にはエアバッグの容量が大きくなり、これに伴いガス発生器の能力も大きくしなければならない。しかし、ステアリングホイールの内部においてエアバッグ装置を収容するスペースは小さく、限定されているため、エアバッグやインフレータの大きさ(容量)はできるだけコンパクトであることが好ましい。
本発明において、エアバッグの上端部及び下端部の厚さD1及びD2は、ステアリングホイールのリムの表面から計測し、ステアリングホイールの回転軸と平行な方向におけるエアバッグの上端部(最高部)の厚さ及び、下端部(最下部)の厚さと規定することができる。
前記乗員がFMVSS208(米国衝突安全の法規)による衝突安全性能評価基準で規定されるAM50相当であり、当該基準のシートベルト非着用もしくは着用の状態で、フルリジッドバリアに衝突する条件下で、前記エアバッグは、前記エアバッグの上方領域が前記内装部品と接触するタイミングが、車両の前記フルリジッドバリアへの衝突から50ms~90ms後となるように構成することができる。好ましくは、衝突から60ms~80ms後とする。
また、前記タイミングは、前記乗員がシートベルト非着用の状態で25mphの速度で前記フルリジッドバリアに衝突する条件下で設定することができる。
エアバッグの上方領域がステアリングホイールの前方に位置する内装部品と接触するタイミングを上記のように設定することにより、最適なタイミングで内装部品からの反力を受けることができ、乗員を適切に保護することが可能となる。
前記エアバッグの前記上端部の厚さD1と下端部の厚さD2との比率D1:D2を、1.1:1~2.3:1の範囲とすることができる。このような範囲から外れると、不都合が生じる恐れがある。すなわち、エアバッグの上端部の厚さD1が下端部の厚さD2に対して上記範囲よりも大きいと、エアバッグの容量が大きくなってしまうか、乗員の胴体部分の保護が不十分になる恐れがある。他方、エアバッグの上端部の厚さD1が下端部の厚さD2に対して上記範囲よりも小さいと、エアバッグの上方領域の前面側が内装部品に接しても十分な反力を得られず、乗員の拘束性能を適切に保つことが困難となる。
膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接する前の段階において、前記エアバッグの前記上端部と下端部の間の中間部の厚さをD0としたときに、当該中間部がD1>D0>D2となるように構成することができる。このような設定を適用することで、エアバッグの展開形状が比較的なめらかになり、エアバッグの容量増大を抑制することができる。
前記中間部の厚さD0は、前記上端部から前記下端部に向けて、連続的に減少するように徐変されるように形成することができる。
膨張展開した前記エアバッグを側方から見た時に、前記ステアリングホイールの回転中心より下側の部分の前記中間部は、前記エアバッグの厚みを当該部分の周囲よりも車両前後方向に部分的に薄くした窪み部を有することができる。
膨張展開した前記エアバッグにおいて、前記ステアリングホイールの回転中心より下側の部分の長さH2が上側の部分の長さH1よりも長くなるように構成することができる。ここで、長さH2,H1は、展開したエアバッグを側方から見たときに、ステアリングホイールの回転軸と直交して、リムの表面に平行に延びる方向における長さと規定することができる。
上記のように、展開したエアバッグの下側部分を長くすることにより、乗員の腹部周辺を確実に保護し、腹部周辺がステアリングホイールに衝突する等の好ましくない事態を回避することができる。
前記エアバッグは、前記乗員に面するリアパネルと、当該リアパネルに対向するフロントパネルと、これらリアパネルとフロントパネルとを連結するサイドパネルを含む構造とすることができる。このようなパネル構成とすることにより、展開したエアバッグの前後方向の厚さの調整が容易となる。ここで、前記サイドパネルには、ベントホールを形成することができる。仮に、フロントパネルにベントホールが形成されていると、インストルメントパネル等の内装部品と接触することで当該ベントホールが塞がれてしまう恐れがある。この点、サイドパネルにベントホールを形成することで、このような問題を回避できる。
前記リアパネルと前記フロントパネルの上方部分が、前記サイドパネルを介して連結され、前記リアパネルと前記フロントパネルの下方部分には前記サイドパネルが存在せず、前記リアパネルと前記フロントパネルを直接連結する構造とすることができる。あるいは、前記サイドパネルを、前記リアパネルと前記フロントパネルの全周に渡って設けることができる。
図1は、本発明に係るエアバッグ装置が作動してエアバッグが膨張展開した直後の様子を示す側面図である。 図2は、本発明に係るエアバッグの展開形状を示す模式図(側面図である)。 図3は、本発明に係るエアバッグ装置が作動して膨張展開したエアバッグに乗員が進入(接触)した様子を示す側面図である。 図4(A)、(B)、(C)は、本発明に適用可能な車両のステアリング形状を示す上面図である。 図5は、本発明の第1実施例に係るエアバッグのパネル構成を示す平面図である。 図6は、図5に示すパネル構造のエアバッグが展開した様子を示す側面図である。 図7は、本発明の第2実施例に係るエアバッグのパネル構成を示す平面図である。 図8は、図7に示すパネル構造のエアバッグが展開した様子を示す側面図である。 図9は、本発明の第3実施例に係るエアバッグ装置が作動した(エアバッグが膨張展開した)状態での車両内部の様子を示す側面図である。 図10は、本発明の第4実施例に係るエアバッグの展開状態を示す正面図(A)及び、側面図(B)である。 図11は、本発明の第5実施例に係るエアバッグの展開状態を示す側面図であり、(A)が展開初期の状態、(B)がフル展開の状態を示す。
以下、 本発明に係るエアバッグ装置について、添付図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、乗員が正規の姿勢で座席に着座した際に、乗員が向いている方向を「前方」、その反対方向を「後方」と称し、座標の軸を示すときは「前後方向」と言う。また、乗員が正規の姿勢で座席に着座した際に、乗員の右側を「右方向」、乗員の左側を「左方向」と称し、座標の軸を示すときは「左右方向」と言う。更に、乗員が正規の姿勢で座席に着座した際に、乗員の頭部方向を「上方」、乗員の腰部方向を「下方」と称し、座標の軸を示すときは「上下方向」と言う。
また、12時、3時、6時、9時の方向とは、ステアリングホイールを時計の文字盤に見立てた場合の位置であるが、車両直進時のステアリングの向きが基準であり、ステアリングホイールをドライバ側から見たときに、上又は進行方向を12時とし、この12時の位置を基準にして時計回りに90度回転した位置を3時、180度回転した位置を6時、270度回転した位置を9時とする。
図1は、本発明に係るエアバッグ装置が作動した(エアバッグが膨張展開した)状態での車両内部の様子を示す側面図である。図2は、本発明に係るエアバッグの展開形状を示す模式図(側面図である)。図3は、本発明に係るエアバッグ装置が作動して膨張展開したエアバッグに乗員が進入(接触)した様子を示す側面図である。図4(A)、(B)、(C)は、本発明に適用可能なステアリングのバリエーションを示す上面図である。
本発明に係るエアバッグ装置は、例えば、図4(A)、(B)、(C)に示すように、回転中心から左右縁部までの距離d1に対して上縁部までの距離d2が短い形状のリム12aを有する異形、すなわち、円形に対して上下方向又は、上方が潰れたような形状のステアリングホイール12に搭載される。
図4(A)に示すステアリングホイール12は、通常使用される円形(環状)のリムに対して、12時に相当する付近が欠損した形状となっている。図4(B)に示すステアリングホイール12は、12時に相当する付近が凸湾曲せずに水平に延びた形状となっている。また、図4(C)に示すステアリングホイール12は、12時に相当する付近が凸湾曲せずに凹状に窪んだような形状となっている。本発明が適用可能なステアリングホイールは、上述した3つのパターンに限定されるものではなく、エアバッグの展開時にリムの12時付近において十分な反力を得ることができない形状の種々の形態のステアリングホイールに適用可能である。
本発明に係るエアバッグ装置は、図1に示すように、膨張ガスを発生するガス発生器14と;膨張ガスによって乗員(ドライバ)D側に向かって膨張展開するエアバッグ16とを備えている。そして、膨張展開したエアバッグ16に乗員Dが当接する前の段階において、エアバッグ16の上方領域16Uとステアリングホイール12よりも前方に位置する車両のインストルメントパネル18との間に空間Gが形成される。
図2に示すように、膨張展開したエアバッグ16に乗員Dが当接する前の段階において、当該エアバッグ16の下方領域16Lの厚さD2が上方領域16Uの厚さD1より小さくなるように構成されている。厚さD1及びD2は、ステアリングホイール12のリムの表面12xから計測され、ステアリングホイール12の回転軸と平行な方向におけるエアバッグ16の上端部(最高部)100Uの厚さ及び、下端部(最下部)100Lの厚さと規定することができる。ここで、エアバッグ16の上端部100U、下端部100Lは、ステアリングホイール12の回転軸に垂直な方向で、当該回転軸から上方、下方の最も遠い地点とすることができる。
そして、厚さD1とD2との比率を、1.1:1~2.3:1の範囲とすることが好ましい。例えば、厚さD1を350mm~400mm、好ましくは、355mmとし、厚さD2を250mm~320mm、好ましくは、300mmとすることができる。また、厚さD1とD2との差D3は、約50mmとすることができる。更に、ステアリング制御システム2の回転軸に対応する位置の厚さD0は、D1>D0>D2の関係が成立するような値に設定することが好ましい。
本実施例においては、エアバッグ16の厚さD1、D2等を上記のように設定しているが、上方領域16Uの厚さD1が下方領域16Lに対して上記範囲よりも大きいと、エアバッグ16の容量が大きくなってしまうか、乗員Dの胴体部分の保護が不十分になる恐れがある。他方、エアバッグ16の上方領域16Uの厚さD1が下方領域16Lに対して上記範囲よりも小さいと、上方領域16Uの前面側がインストルメントパネル18に接しても十分な反力を得られない恐れがある。すなわち、エアバッグ16の前後方向の厚さD1,D2を上記のように設定することにより、乗員Dの拘束性能を適切に保つことが可能となる。
また、膨張展開したエアバッグ16において、ステアリングホイール12の回転中心より下側の部分の長さ2が上側の部分1よりも長くなるように設定されている。展開したエアバッグ16の下側部分2を長くすることにより、図3に示すように、乗員Dの腹部周辺を確実に保護し、腹部周辺がステアリングホイール12に衝突する等の好ましくない事態を回避することができる。
図3に示すように、膨張展開したエアバッグ16に乗員Dが当接した後には、エアバッグ16の上方領域16Uの少なくとも一部が、ステアリングホイール12よりも車両前方に進出し、インストルメントパネル18と接触することになる。
例えば、乗員DがFMVSS208(米国衝突安全の法規)による衝突安全性能評価基準で規定されるAM50相当であり、シートベルト非着用、もしくは着用の状態でフルリジッドバリアに衝突する条件下で、エアバッグ16の上方領域16Uがインストルメントパネル18と接触するタイミングは、車両のバリア衝突から50ms~90ms後となるように構成する。更に好ましくは、衝突から60ms~80ms後とする。ここで、上記のようなタイミングは、乗員Dがシートベルト非着用の状態で25mphの速度でフルリジッドバリアに衝突する条件下で設定することもできる。
エアバッグ16の上方領域16Uがステアリングホイール12の前方に位置するインストルメントパネル18と接触するタイミングを上記のように設定することにより、エアバッグ16が最適なタイミングでインストルメントパネル18からの反力を受けることができ、乗員Dを適切に保護することが可能となる。
上記のような構成の本発明によれば、膨張展開したエアバッグ16に乗員Dが当接する前の段階において、当該エアバッグの前後方向の厚さが、下方領域16Lより上方領域16Uの方が大きくなるように構成しているため、膨張したエアバッグ16の上部に乗員Dの頭部が進入した時には、エアバッグ16の上方領域16Uの前面側がステアリングホイール12のリムの上端部を乗り越えてインストルメントパネル18に接触し、インストルメントパネル18がエアバッグ16の反力面として機能することになる(図3参照)。
その結果、エアバッグ16の展開姿勢が安定し、乗員Dの頭部を適切に拘束することが可能となる。すなわち、展開したエアバッグ16に乗員Dの頭部が衝突したときに、頭部の前方への移動量を最小限に抑えることができる。
図5は、本発明の第1実施例に係るエアバッグ16のパネル構成を示す平面図である。また、図6は、図5に示すパネル構造のエアバッグ16が展開した様子を示す側面図である。
本実施例において、エアバッグ16は、乗員Dに面するリアパネル102と、当該リアパネル102に対向するフロントパネル104と、これらリアパネル102とフロントパネル104とを連結するサイドパネル108とから成形される。フロントパネル104の中央には、ガス発生器14が設置される開口部106が形成されている。サイドパネル108には、ベントホール20が左右両側に形成されている。そして、各パネル102,104,108を縫製ライン102a,104a,108aに沿って互いに縫製することで、図6に示すような展開形状のエアバッグ16が構成される。本実施例においては、サイドパネル108を、リアパネル102とフロントパネル104の全周に渡って設けている。
図7は、本発明の第2実施例に係るエアバッグ206のパネル構成を示す平面図である。また、図8は、図7に示すパネル構造のエアバッグ206が展開した様子を示す側面図である。
本実施例において、エアバッグ206は、乗員Dに面するリアパネル202と、当該リアパネル202に対向するフロントパネル204と、これらリアパネル202とフロントパネル204とを連結するサイドパネル208とから成形される。フロントパネル204の中央には、ガス発生器14が設置される開口部216が形成されている。サイドパネル208には、ベントホール220が左右両側に形成されている。そして、各パネル202,204,208を縫製ライン202a,204a,208aに沿って互いに縫製することで、図8に示すような展開形状のエアバッグ206が構成される。なお、本実施例においては、リアパネル202とフロントパネル204の上方部分が、サイドパネル208を介して連結され、リアパネル202とフロントパネル204の下方部分にはサイドパネル208が存在せず、リアパネル202とフロントパネル204とを直接縫製する構造となっている。
図9は、本発明の第3実施例に係るエアバッグ装置が作動した(エアバッグが膨張展開した)状態様子を示す側面図である。本実施例においては、エアバッグ316の内部の下方部分にテザー320を連結し、前後方向の幅(厚さ)を規制している。このような構造とすることにより、乗員Dの腹部付近に位置するエアバッグ316の領域に対して適切な(過剰でない)量のガスが流れることとなり、エアバッグ316全体の展開速度、展開形状、展開挙動を最適化することが可能となる。
図10は、本発明の第4実施例に係るエアバッグ416の展開状態を示す正面図(A)及び、側面図(B)である。本実施例は、図5及び図6に示す第1実施例のエアバッグ16をアレンジしたエアバッグ416となっている。すなわち、エアバッグ416は、第1実施例のエアバッグ16に対して、乗員Dに面するリアパネル102の下端部分に、例えば摩擦係数μが2.0以上の滑り止め領域414を形成したものである。この滑り止め領域414は、大きな摩擦係数の素材(シリコン等)を塗布し、あるいは、表面の摩擦係数が高いパネル(布)を貼り付けることで成形することができる。エアバッグ416が膨張展開した時には、滑り止め領域414は、乗員の腹部付近に位置し、乗員に対してエアバッグ416が滑って、上下方向に移動することを防止している。すなわち、エアバッグ416と乗員との相対的な位置関係を適切な位置に保持することが可能となる。
図11は、本発明の第5実施例に係るエアバッグの展開状態を示す側面図であり、(A)が展開初期の状態、(B)がフル展開の状態を示す。本実施例においては、エアバッグ106内のインフレータ(14)の周辺にディフューザ500を設けている。このディフューザ500は、下方向に向かってガスを導くための開口部500aと、側方にガスを排出するベントホール500bとを備えている。
そして、エアバッグ16の展開初期の段階では、図11(A)に示すように、ディフューザ500によってガスが下方に導かれ、エアバッグ16の下方領域16Lが最初に展開を開始する。最初にエアバッグ16の下方領域16Lが展開するため、エアバッグ16が乗員の腹部付近に達し、ステアリングホイール12との衝突による問題を低減する。
その後、図11(B)に示すように、ガスはエアバッグ16の上方領域16Uにも流れ込み、エアバッグ16がフル展開する。本実施例においては、上述した他の実施例1~4に比べて、より速やかにエアバッグ16を乗員の腹部に展開させる(潜り込ませる)ことができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲に示された技術的思想の範疇において変更可能なものである。

Claims (14)

  1. 回転中心から左右縁部までの距離に対して上縁部までの距離が短い形状のリムを有する車両のステアリングホイールに搭載されるエアバッグ装置であって、
    膨張ガスを発生するガス発生器と;
    前記膨張ガスによって乗員側に向かって膨張展開するエアバッグとを備え、
    膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接する前の段階において、当該エアバッグを側方から見たときに、前記ステアリングホイールの回転軸と平行な方向における前記エアバッグの上端部の厚さD1が、下端部の厚さD2より大きく、
    膨張展開した前記エアバッグを側方から見た時に、回転軸と直交して前記リムの表面に平行に延びる方向において、前記ステアリングホイールの回転中心より下側の部分の長さが上側の部分よりも長くなるように構成され
    前記ガス発生器の周辺に、前記膨張ガスを下方に向かって導くための開口部を有するディフューザを備えたことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接する前の段階において、前記エアバッグの上方領域と前記ステアリングホイールよりも前方に位置する内装部品との間に空間が形成され、
    膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接した後において、前記エアバッグは、前記エアバッグの上方領域の少なくとも一部が前記リムよりも車両前方に進出し且つ、前記内装部品と接触するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記乗員がFMVSS208(米国衝突安全の法規)による衝突安全性能評価基準で規定されるAM50相当であり、当該基準のシートベルト非着用、もしくは着用の状態でフルリジッドバリアに衝突する条件下で、
    前記エアバッグは、前記エアバッグの上方領域が前記内装部品と接触するタイミングが、車両の前記フルリジッドバリアへの衝突から50ms~90ms後となるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記タイミングは、前記乗員がシートベルト非着用の状態で25mphの速度で前記フルリジッドバリアに衝突する条件下で設定されることを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記タイミングは、車両の前記フルリジッドバリアへの衝突から60ms~80ms後であることを特徴とする請求項3又は4に記載のエアバッグ装置。
  6. 前記内装部品は、インストルメントパネルを含むことを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
  7. 前記エアバッグの前記上端部の厚さD1と、前記下端部の厚さD2との比率D1:D2が、1.1:1~2.3:1の範囲であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
  8. 膨張展開した前記エアバッグに前記乗員が当接する前の段階において、前記エアバッグの前記上端部と下端部との間の中間部の厚さをD0としたときに、当該中間部がD1>D0>D2となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
  9. 前記中間部の厚さは、前記上端部から前記下端部に向けて、連続的に減少するように徐変されて形成されることを特徴とする請求項8に記載のエアバッグ装置。
  10. 膨張展開した前記エアバッグを側方から見た時に、前記ステアリングホイールの回転中心より下側の部分の前記中間部は、前記エアバッグの厚みを当該部分の周囲よりも車両前後方向に部分的に薄くした窪み部を有することを特徴とする請求項8又は9に記載のエアバッグ装置。
  11. 前記エアバッグは、前記乗員に面するリアパネルと、当該リアパネルに対向するフロントパネルと、これらリアパネルとフロントパネルとを連結するサイドパネルを含むことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
  12. 前記サイドパネルには、ベントホールが形成されていることを特徴とする請求項11に記載のエアバッグ装置。
  13. 前記リアパネルと前記フロントパネルの上方部分が、前記サイドパネルを介して連結され、
    前記リアパネルと前記フロントパネルの下方部分には前記サイドパネルが存在せず、前記リアパネルと前記フロントパネルが直接連結されることを特徴とする請求項11又は12に記載のエアバッグ装置。
  14. 前記サイドパネルは、前記リアパネルと前記フロントパネルの全周に渡って設けられていることを特徴とする請求項11又は12に記載のエアバッグ装置。
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