JP7343058B2 - 乗客コンベアの欄干 - Google Patents

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Description

本開示は、乗客コンベアの欄干に関する。
特許文献1は、乗客コンベアの欄干を開示する。当該欄干によれば、ガラス製パネルにより意匠性を向上し得る。
日本特開2010-58866号公報
しかしながら、金属製パネルが使用される場合、金属製パネルに合わせた多くの部品を必要とする。このため、ガラス製パネルの欄干と部品を共用することができない。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、ガラス製パネルの欄干と部品を共用することができる乗客コンベアの欄干を提供することである。
本開示に係る乗客コンベアの欄干は、細長い板材を組み合わせて形成されたフレームの少なくとも一方の面に金属製の薄板が取り付けられたパネルと、トラスに固定され、前記パネルの下端部を把持したパネル把持具と、前記欄干パネルの上端部を把持し、移動手摺を案内するガードレールと、を備えたものである
そして、前記フレームは、上部または下部において前記金属製の薄板が固定され、アウターデッキを支持するブラケットが固定されている。
あるいは、前記フレームは、前記パネル把持具に把持される位置に設けられた下部梁と、前記ガードレールに把持される位置に設けられた上部梁と、を備えている。
あるいは、前記薄板は、複数の第1長穴と複数の第2長穴とを備え、前記複数の第1長穴は、前記パネルの上端部に沿って並んで設けられ、前記複数の第2長穴は、前記パネルの下端部に沿って並んで設けられ、前記薄板は、前記複数の第1長穴の各々を介して複数の締結ねじの各々で前記フレームの上端部に締結され、前記複数の第2長穴は、前記複数の第1長穴よりも高さ方向の幅が広い。
あるいは、前記薄板の継ぎ目の位置が表側と裏側とで前記パネルの長手方向に対してずれて配置されている。
本開示によれば、パネル把持具は、パネルの下端部を把持する。ガードレールは、パネルの上端部を把持する。このため、ガラス製パネルの欄干と部品を共用することができる。
実施の形態1における乗客コンベアの欄干が適用されるエスカレーターの構成図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の縦断面図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの分解斜視図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの正面図である。 図4の要部拡大図である 図4の要部拡大図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の側面図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の溶接フレームの正面図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの平面図である。 図9のA部拡大図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の下部の拡大断面図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干の上部の拡大断面図である。 実施の形態1における乗客コンベアの欄干のガードレールの縦断面図である。 実施の形態2における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの縦断面図である。 実施の形態3における乗客コンベアの欄干の縦断面図である。 実施の形態3における乗客コンベアの欄干の上部の縦断面図である。 実施の形態3における乗客コンベアの欄干の溶接フレームの正面図である。 実施の形態4における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの継ぎ目の近傍の断面図である。 実施の形態5における乗客コンベアの欄干の溶接フレームの正面図である。
実施の形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における乗客コンベアの欄干が適用されるエスカレーターの構成図である。
図1において、トラス11は、建物の上階床と下階床との間に掛け渡される。トラス11は、エスカレーターの本体フレームである。トラス11は、エスカレーターの各部品を支持する。上部水平部12は、トラス11の上部である。下部水平部13は、トラス11の下部である。
複数のステップ16は、上部水平部12と下部水平部13との間に設けられる。複数のステップ16は、循環移動し得るように設けられる。
一対の欄干17の一方は、トラス11とステップ16との左側に設けられる。一対の欄干17の他方は、トラス11とステップ16との右側に設けられる。
一対の移動手摺18の一方は、無端状である。一対の移動手摺18の一方は、一対の欄干17の一方に設けられる。一対の移動手摺18の一方は、複数のステップ16と同期して循環移動し得るように設けられる。一対の移動手摺18の他方は、無端状である。一対の移動手摺18の他方は、一対の欄干17の他方に設けられる。一対の移動手摺18の一方は、複数のステップ16と同期して循環移動し得るように設けられる。
次に、図2を用いて、欄干17を説明する。図2は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の縦断面図である。
図2において、欄干17は、ローデッキ仕様の欄干である。アウターデッキ26は、欄干17の下部に対してエスカレーターの幅方向の外側に設けられる。インナーデッキ27は、欄干17の下部に対してエスカレーターの幅方向の内側に設けられる。図示されないが、スカートガードは、複数のステップ16の側端部に近接して設けられる。スカートガードの上端部は、インナーデッキ27に連結される。
欄干17は、複数の金属製パネル22と複数のパネル把持具21と複数のガードレール23とを備える。
複数の金属製パネルは、エスカレーターの長手方向に隙間をあけずに並んで配置される。例えば、金属製パネル22は、細長い板材を組み合わせて形成されたフレームの少なくとも一方の面に金属製の薄板が取り付けられることにより形成される。
複数のパネル把持具21は、エスカレーターの長手方向に間隔をかけて並んで配置される。例えば、パネル把持具21は、受け具21bとパネル押さえ21cと第1パッキン28aと第2パッキン28bとボルト21aとボルト21dとを備える。
受け具21bは、トラス11の上梁11aとアウターデッキ26との間に配置される。
パネル押さえ21cは、受け具21bにおけるエスカレーターの内側に設けられる。受け具21bは、図示されないブラケットを介してアウターデッキ26を支持する。パネル押さえ21cは、インナーデッキ27を支持する。パネル押さえ21cは、金属製パネル22の下端部を受け入れる。
第1パッキン28aは、金属製パネル22とアウターデッキ26との間に設けられる。第2パッキン28bは、金属製パネル22とインナーデッキ27との間に設けられる。
ボルト21aは、下方からトラス11の上梁11aを貫通した状態で受け具21bの下部に締め込まれる。
ボルト21dは、エスカレーターの内側からパネル押さえ21cを貫通した状態で受け具21bの側部に締め込まれる。
その結果、パネル把持具21は、金属製パネル22の下端部を把持する。
複数のガードレール23の第1群は、エスカレーターの傾斜部において複数の金属製パネル22の上部を全体的に覆う。複数のガードレール23の第2群は、エスカレーターの下側のニュアル部において金属製パネル22の外周部を覆う。複数のガードレール23の第3群は、エスカレーターの上側のニュアル部において金属製パネル22の外周部を覆う。図示されないが、ガードレール23は、複数のステップ16の走行路に沿って設けられる。図示されないが、ガードレール23は、移動手摺18を案内する。
この状態において、金属製パネル22は、エスカレーターの利用者がエスカレーターの幅方向の外側に移動することを抑制する。
欄干17の組立において、作業員は、受け具21bをトラス11の上梁11aにボルト21aで仮固定する。その後、作業員は、エスカレーターの幅方向に対して受け具21bの芯を出す。この状態において、作業員は、受け具21bを上梁11aにボルト21aで本固定する。その後、作業員は、金属製パネル22の下端部をパネル押さえ21cに差し込んだ状態でボルト21dを締め付けることで金属製パネル22の下端部を固定する。この際、パネル把持具21の芯出しにより、複数の金属製パネル22は、エスカレーターの幅方向に段差なく配置される。その後、作業員は、ガードレール23を金属製パネル22の上端部に打ち込む。その後、作業員は、インナーデッキ27とアウターデッキ26とを取り付ける。
次に、図3から図6を用いて、金属製パネル22を説明する。図3は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの分解斜視図である。図4は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの正面図である。図5は図4の要部拡大図である。図6は図4の要部拡大図である。
図3に示されるように、金属製パネル22は、サンドイッチ構造をなす複合パネルとして組み立てられる。具体的には、金属製パネル22は、溶接フレーム41と化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とを備える。
金属製パネル22は、公知のガラス製パネルを使用した欄干と同様の部品を共用し得るように、ガラス製パネルの厚みと同等程度の厚みを有する。例えば、溶接フレーム41の厚みは5mmから10mmである。例えば、化粧パネル(表)42の厚みは1mmから2mmである。例えば、化粧パネル(裏)43の厚みは1mmから2mmである。例えば、金属製パネル22の厚みは、約10mmである。例えば、金属製パネル22の長手方向の寸法は1mから2m程度である。
例えば、溶接フレーム41は、細長い板材を組み合わせて形成される。溶接フレーム41は、パネル全体としての必要な剛性と強度とを確保するための部材である。
例えば、化粧パネル(表)42は、長方形状の金属製の薄板である。化粧パネル(表)42は、ステンレス鋼、アルミニウム、樹脂、普通鋼等にメッキまたは塗装されたパネルである。化粧パネル(表)42は、エスカレーターの利用者から直接視認される側に設けられるパネルである。化粧パネル(表)42は、複数の第1長穴42aと複数の第2長穴42bとを備える。複数の第1長穴42aは、化粧パネル(表)42の上端部に沿って並んで設けられる。複数の第2長穴42bは、化粧パネル(表)42の下端部に沿って並んで設けられる。
例えば、化粧パネル(裏)43は、長方形状の金属製の薄板である。化粧パネル(裏)43は、ステンレス鋼、アルミニウム、樹脂、普通鋼等にメッキまたは塗装されたパネルである。化粧パネル(裏)43は、エスカレーターの利用者から直接視認される側とは反対側に設けられるパネルである。化粧パネル(裏)43は、複数の第1長穴43aと複数の第2長穴43bとを備える。複数の第1長穴43aは、化粧パネル(裏)43の上端部に沿って並んで設けられる。複数の第2長穴43bは、化粧パネル(裏)43の下端部に沿って並んで設けられる。
化粧パネル(表)42の上端部は、複数の第1長穴42aの各々を介して複数の締結ねじ46の各々で溶接フレーム41の上端部に締結される。化粧パネル(表)42の下端部は、複数の平座金47の各々と複数の第2長穴42bの各々とを介して複数の締結ねじ46の各々で溶接フレーム41の下端部に締結される。化粧パネル(裏)43の上端部は、複数の第1長穴43aの各々を介して複数の締結ねじ46の各々で溶接フレーム41の上端部に締結される。化粧パネル(裏)43の下端部は、複数の平座金47の各々と複数の第2長穴43bの各々を介して複数の締結ねじ46の各々で溶接フレーム41の上端部に締結される。
図4に示されるように、複数の第1長穴42aと複数の第2長穴42bとは、化粧パネル(表)42の製造誤差を吸収するように化粧パネル(表)42の長手方向を長手方向とする。
図5と図6とに示されるように、複数の第2長穴42bは、化粧パネル(表)42の製造誤差を吸収するように複数の第1長穴42aよりも高さ方向の幅が広い。すなわち、第2長穴42bは、第1長穴42aよりも長穴の直線部間の幅が広い。
図示されないが、複数の第1長穴43aは、複数の第1長穴42aと同様である。複数の第2長穴43bは、複数の第2長穴42bと同様である。
次に、図7を用いて、複数の低頭ねじ46の配置を説明する。
図7は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の側面図である。
図7に示されるように、金属製パネル22の下部において、複数の低頭ねじ46は、パネル把持具21との干渉を避けるように、パネル把持具21からずれた位置に配置される。複数の低頭ねじ46は、エスカレーターの利用者からみえないようにインナーデッキ27の下方に配置される。
次に、図8を用いて、溶接フレーム41を説明する。図8は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の溶接フレームの正面図である。
図8に示されるように、溶接フレーム41は、下部横梁51と上部横梁52と第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとを備える。例えば、下部横梁51及び上部横梁52の長手方向の寸法は、1mから2m程度である。例えば、下部横梁51及び上部横梁52の短手方向の寸法は、30mmから60mm程度である。また、例えば、第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとの長手方向の寸法は、0.5mから1m程度である。例えば、第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとの短手方向の寸法は、50mmから150mm程度である。
下部横梁51は、溶接フレーム41の下端部において長手方向を水平方向として設けられる。下部横梁51は、金属製パネル22の下端部の剛性と強度とを確保する。下部横梁51は、金属製パネル22がパネル把持具21で固定される際の金属製パネル22の変形を抑制する。下部横梁51は、複数のねじ穴51aを備える。複数のねじ穴51aは、複数の低頭ねじ46にそれぞれ対応する。
上部横梁52は、溶接フレーム41の上端部において長手方向を水平方向として設けられる。上部横梁52は、金属製パネル22の上端部の剛性と強度とを確保する。上部横梁52は、金属製パネル22がガードレール23で把持される際の金属製パネル22の変形を抑制する。上部横梁52は、複数のねじ穴52aを備える。複数のねじ穴52aは、複数の低頭ねじ46にそれぞれ対応する。
第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとは、水平方向に並んで設けられる。第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとは、長手方向を垂直方向として設けられる。第1縦梁53aは、溶接フレーム41の一側部に設けられる。第2縦梁53bは、溶接フレーム41の他側部に設けられる。第1縦梁53aは、溶接フレーム41の中央部に設けられる。第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとは、欄干17の全体の剛性と強度とを垂直方向に確保する。第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとは、エスカレーターの利用者が欄干17に衝突した際に利用者の荷重を支える。第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとにおいて、幅寸法は、金属製パネル22の厚さ寸法、欄干17の高さ、想定する利用者の通常負荷荷重、衝撃荷重等に応じて決定される。
図示されないが、消音体は、溶接フレーム41において複数のねじ穴51aと複数のねじ穴52aとを除外した部分に設けられる。消音体は、エスカレーターが駆動することで発生する振動、利用者の接触によって、化粧パネル(表)42または化粧パネル(裏)43と溶接フレーム41が接触することでメタルタッチ音等の騒音が発生することを抑制する。例えば、消音体は、布テープである。例えば、消音体は、両面テープである。例えば、消音体は、接着剤である。
次に、図9と図10とを用いて、化粧パネル(表)42の端部を説明する。図9は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの平面図である。図10は図9のA部拡大図である。
図10に示されるように、化粧パネル(表)42の端部は、隣接した金属製パネル22において露出したエッジがエスカレーターの利用者に接触しないようにエスカレーターの外側に曲げ加工される。
なお、加工費が増加するが、化粧パネル(裏)43の端部についても同様に曲げ加工を施してもよい。
次に、図11を用いて、欄干17の下部を説明する。図11は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の下部の拡大断面図である。
図11において、パネル下パッキン61は、緩衝材または樹脂材で形成される。パネル下パッキン61は、下部緩衝体として、金属製パネル22の下部とパネル把持具21との間において金属製パネル22の下端部を覆う。
次に、図12を用いて、欄干17の上部を説明する。図12は実施の形態1における乗客コンベアの欄干の上部の拡大断面図である。
図12において、パネルグリッパ71は、樹脂で形成される。パネルグリッパ71は、上部緩衝体として、複数の低頭ねじ46を避けて金属製パネル22の上部とガードレール23との間に差し込まれる。この状態において、ガードレール23は、下方へ打ち込まれる。
図12に示されるように、パネルグリッパ71の厚みは、複数の低頭ねじ46の頭部よりも薄くなるように設定される。その結果、複数の低頭ねじ46の頭部は、ガードレール23と干渉しない。複数の低頭ねじ46は、ガードレール23において凹部31の内側に配置される。その結果、複数の低頭ねじ46は、利用者から見えない。
次に、図13を用いて、ガードレール23を説明する。図13は実施の形態1における乗客コンベアの欄干のガードレールの縦断面図である。
図13の上段に示されるように、ガードレール23において、凹部31は、下方に開口する。図13の下段に示されるように、ガードレール23は、強制的に変形させられる際に生じる復元力により図13で図示されない金属製パネル22を把持する。
以上で説明した実施の形態1によれば、パネル把持具21は、金属製パネル22の下端部を把持する。ガードレール23は、金属製パネル22の上端部を把持する。このため、ガラス製パネルの欄干と部品を共用することができる。さらに、従来の金属製パネル22が用いられる場合に対して、部品点数を削減することができる。その結果、部品管理コストと製造コストと設置コストとを下げることができる。
この際、欄干17の幅は、従来よりも狭くなる。このため、欄干17の意匠性を向上させることができる。
また、金属製パネル22は、ガードレール23が金属製パネル22を把持する凹部の幅以下の厚みを有する。このため、ガラス製パネルで使用するガードレール23を流用することができる。
また、溶接フレーム41の上部と下部とにおいて、化粧パネル(表)42が固定される。溶接フレーム41の上部と下部とにおいて、化粧パネル(裏)43が固定される。このため、金属製パネル22の組立を工場内で完結させることができる。
また、パネル下パッキン61は、金属製パネル22の下部とパネル把持具21との間に配置される。このため、金属製パネル22の下部とパネル把持具21とが直接接触することにより発生するメタルタッチ音を抑制することができる。利用者からの荷重がエスカレーターの幅方向に欄干17に付加された際に欄干17が傾く場合、化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とのひずみを抑制することができる。具体的には、パネル下パッキン61が弾性変形することで、金属製パネル22の下部が局所的に変形する際の曲率が小さくなることを抑制することができる。その結果、金属製パネル22の意匠性に与える影響を小さくすることができる。
また、パネルグリッパ71は、金属製パネル22の上部とガードレール23との間に配置される。このため、金属製パネル22の上部とガードレール23とが直接接触することにより発生するメタルタッチ音を抑制することができる。利用者からの荷重がエスカレーターの幅方向に欄干17に付加された際に欄干17が傾く場合、化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とのひずみを抑制することができる。具体的には、パネル下パッキン61が弾性変形することで、金属製パネル22の上部が局所的に変形する際の曲率が小さくなることを抑制することができる。その結果、金属製パネル22の意匠性に与える影響を小さくすることができる。
なお、隣接した金属製パネル22にパネルグリッパ71を跨がせ、隣接した金属製パネル22をパネルグリッパ71で把持すれば、隣接した金属製パネル22の段差を抑制することができる。
また、ガードレール23の継ぎ目の近傍にパネルグリッパ71を差し込めば、ガードレール23の継ぎ目においても、金属製パネル22を安定的に把持できる。
なお、下部横梁51は、パネル把持具21に把持される位置に設けられる。このため、金属製パネル22がパネル把持具21から押圧力を受けた場合でも、化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43との変形を抑制することができる。
また、上部横梁52は、ガードレール23に把持される位置に設けられる。このため、金属製パネル22がガードレール23から押圧力を受けた場合でも、化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43との変形を抑制することができる。
また、化粧パネル(表)42の端部は、隣接した金属製パネル22において露出したエッジがエスカレーターの利用者に接触しないようにエスカレーターの外側に曲げ加工される。このため、金属製パネル22の端部が曲面となる。その結果、利用者が金属製パネル22の継ぎ目の部分に手を差し込もうとした場合でも問題ない。
なお、エスカレーターの下部乗降口または上部乗降口において移動手摺が反転するニュアル部、ニュアル部と一定傾斜部をつなぐ箇所である曲部等、曲線形状が必要な箇所については、板状の鋼材からレーザ切断等によって化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とを直接所望の形状に切り出せばよい。また、一定傾斜部における溶接フレーム41についても、レーザ切断等で直接切り出すことで、加工費を抑えてもよい。
また、金属製パネル22の組立において、両面テープ等による接着は、乗客から見えない箇所での溶接またはリベットを使用する方法を採用してもよい。さらに、これらの方法のうちのいずれかまたは全ての方法を組み合わせてもよい。
また、上部横梁52と下部横梁51とにおいては、化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43との上下端部が低頭ねじ46により固定される。このため、単に化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とを溶接フレーム41に重ねる場合よりも金属製パネル22の剛性を向上させることができる。
また、複数の第2長穴42bは、複数の第1長穴42aよりも高さ方向の幅が広い。複数の第2長穴43bは、複数の第1長穴43aよりも高さ方向の幅が広い。このため、化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とを溶接フレーム41に容易に締結することができる。
なお、化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とのうちのいずれか一方を採用しなくてもよい。この場合も、ガラス製パネルの欄干と部品を共用することができる。
実施の形態2.
図14は実施の形態2における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの縦断面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、金属製パネル22は、湾曲する。具体的には、第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとは、曲げ加工される。化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とは、溶接フレーム41の曲面に沿うように曲げ加工される。
以上で説明した実施の形態2によれば、金属製パネル22は、湾曲する。この際、曲げ加工の曲率を変更することで、金属製パネル22の曲面の形状を自由に制御することができる。このため、欄干17の設計自由度を広げることができる。その結果、欄干17の意匠性をより向上させることができる。
この際、追加される製作工程は、曲げ加工だけである。このため、コストの増加を抑制しつつ、欄干17の意匠性をより向上させることができる。
なお、下部横梁51と上部横梁52とだけに曲げ加工を施してもよい。この場合も、欄干17の意匠性をより向上させることができる。
また、下部横梁51と上部横梁52と第1縦梁53aと第2縦梁53bと第3縦梁53cとの全てに曲げ加工を施してもよい。この場合も、欄干17の意匠性をより向上させることができる。
実施の形態3.
図15は実施の形態3における乗客コンベアの欄干の縦断面図である。図16は実施の形態3における乗客コンベアの欄干の上部の縦断面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図15と図16とに示されるように、欄干17は、ハイデッキ仕様である。アウターデッキ26は、欄干17の上部に取り付けられる。具体的には、アウターデッキ26は、L字状のブラケット81を介して欄干17の上部に取り付けられる。ハイデッキ仕様のアウターデッキ26において、溜まった異物、汚れは容易に除去される。
なお、アウターデッキ26の外側は、建屋側の壁の側となる。この際、アウターデッキ26よりも下方は、利用者から見えない。このため、欄干17の外側に化粧パネル(裏)43はなくてもよい。
次に、図17を用いて、溶接フレーム41を説明する。図17は実施の形態3における乗客コンベアの欄干の溶接フレームの正面図である。
図17に示されるように、第1ねじ穴91aは、第1縦梁53aの上部に設けられる。
第2ねじ穴91bは、第2縦梁53bの上部に設けられる。第3ねじ穴91cは、第3縦梁53cの上部に設けられる。第1ねじ穴91aと第2ねじ穴91bと第3ねじ穴91cとは、ブラケット81を固定する際に用いられる。
以上で説明した実施の形態3によれば、溶接フレーム41においては、ブラケット81が固定される。さらに、ローデッキ仕様とハイデッキ仕様とに欄干17を対応させることができる。
なお、従来の欄干17の構造体を採用して、アウターデッキ26を取り付けてもよい。
実施の形態4.
図18は実施の形態4における乗客コンベアの欄干の金属製パネルの継ぎ目の近傍の断面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図18に示されるように、化粧パネル(表)42の継ぎ目の位置と化粧パネル(裏)43の継ぎ目の位置とが、表側と裏側とで金属製パネル22の長手方向に対してずれて配置される。第1長穴42aと第1長穴43aと第2長穴42bと第2長穴43bとの長手方向の調整代を利用することで、容易に化粧パネル(表)42と化粧パネル(裏)43とを長手方向にずらして配置することが可能である。
以上で説明した実施の形態4によれば、例えば、長手方向の製作公差によって隣接するパネル間に隙間が生じた場合において、継ぎ目の位置が長手方向にずれて配置されることで、上記の隙間を通った光が直進できなくなる。このため、パネル間に生じた隙間から漏れる光量を抑制できる。その結果、欄干17の意匠性をより向上させることができる。
実施の形態5.
図19は実施の形態5における乗客コンベアの欄干の溶接フレームの正面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図19に示されるように、溶接フレーム41の第1縦梁53a、第2縦梁53b、第3縦梁53cの間に、斜め梁53dが設けられる。斜め梁53dが設けられることで、欄干17に負荷される荷重を分散することができる。さらに、化粧パネル(表)42及び化粧パネル(裏)43の支持箇所を増やすことができる。
以上で説明した実施の形態5によれば、欄干の剛性及び強度を向上させることができ、同時に、化粧パネルの剛性及び強度を向上させることができる。
なお、実施の形態1から実施の形態5の欄干17を動く歩道に採用してもよい。
また、欄干17について、実施の形態1から実施の形態5以外の形態も考えられる。例えば、エスカレーターの一定傾斜部において、平行四辺形状の金属製パネル22を採用してもよい。
本開示に係る乗客コンベアの欄干は、例えば、エスカレーターに適用して利用される。
11 トラス、 12 上部水平部、 13 下部水平部、 16 ステップ、 17 欄干、 18 移動手摺、 21 パネル把持具、 21a ボルト、 21b 受け具、 21c パネル押さえ、 21d ボルト、22 金属製パネル、23 ガードレール、 26 アウターデッキ、 27 インナーデッキ、 28a 第1パッキン、 28b 第2パッキン、 31 凹部、 41 溶接フレーム、 42 化粧パネル(表)、 42a 第1長穴、 42b 第2長穴、 43 化粧パネル(裏)、 43a 第1長穴、 43b 第2長穴、 46 低頭ねじ、47 平座金、 51 下部横梁、 51a ねじ穴、 52 上部横梁、 52b ねじ穴、 53a 第1縦梁、 53b 第2縦梁、 53c 第3縦梁、 53d 斜め梁、 61 パネル下パッキン、71 パネルグリッパ、 81 ブラケット、91a 第1ねじ穴、 91b 第2ねじ穴、 91c 第3ねじ穴

Claims (8)

  1. 細長い板材を組み合わせて形成されたフレームの少なくとも一方の面に金属製の薄板が取り付けられたパネルと、
    トラスに固定され、前記パネルの下端部を把持したパネル把持具と、
    前記パネルの上端部を把持し、移動手摺を案内するガードレールと、
    を備え、
    前記フレームは、上部または下部において前記金属製の薄板が固定され、アウターデッキを支持するブラケットが固定され乗客コンベアの欄干。
  2. 細長い板材を組み合わせて形成されたフレームの少なくとも一方の面に金属製の薄板が取り付けられたパネルと、
    トラスに固定され、前記パネルの下端部を把持したパネル把持具と、
    前記パネルの上端部を把持し、移動手摺を案内するガードレールと、
    を備え、
    前記フレームは、
    前記パネル把持具に把持される位置に設けられた下部梁と、
    前記ガードレールに把持される位置に設けられた上部梁と、
    を備え乗客コンベアの欄干。
  3. 細長い板材を組み合わせて形成されたフレームの少なくとも一方の面に金属製の薄板が取り付けられたパネルと、
    トラスに固定され、前記パネルの下端部を把持したパネル把持具と、
    前記パネルの上端部を把持し、移動手摺を案内するガードレールと、
    を備え、
    前記薄板は、複数の第1長穴と複数の第2長穴とを備え、
    前記複数の第1長穴は、前記パネルの上端部に沿って並んで設けられ、
    前記複数の第2長穴は、前記パネルの下端部に沿って並んで設けられ、
    前記薄板は、前記複数の第1長穴の各々を介して複数の締結ねじの各々で前記フレームの上端部に締結され、
    前記複数の第2長穴は、前記複数の第1長穴よりも高さ方向の幅が広乗客コンベアの欄干。
  4. 細長い板材を組み合わせて形成されたフレームの少なくとも一方の面に金属製の薄板が取り付けられたパネルと、
    トラスに固定され、前記パネルの下端部を把持したパネル把持具と、
    前記パネルの上端部を把持し、移動手摺を案内するガードレールと、
    を備え、
    前記薄板の継ぎ目の位置が表側と裏側とで前記パネルの長手方向に対してずれて配置されてい乗客コンベアの欄干。
  5. 緩衝材または樹脂材で形成され、前記パネルと前記パネル把持具との間に配置された下部緩衝体、
    を備えた請求項1から請求項のいずれか一項に記載の乗客コンベアの欄干。
  6. 緩衝材または樹脂材で形成され、前記パネルと前記ガードレールとの間に配置された上部緩衝体、
    を備えた請求項1から請求項のいずれか一項に記載の乗客コンベアの欄干。
  7. 前記パネルは、湾曲した請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の乗客コンベアの欄干。
  8. 前記パネルは、前記薄板の端部がエスカレーターの外側に曲げ加工された請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の乗客コンベアの欄干。
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