JP7338506B2 - 消火栓 - Google Patents
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Description
まず、図1及び図2を参照しながら、本発明の一の実施形態に係る消火栓100の概略構成について説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る消火栓100の設置される様子を示す図である。
続いて、図3~7を参照しながら、本発明の一の実施形態に係る消火栓100の概略構成について説明する。図3及び図4は、本実施形態に係る消火栓100の構成例を示す正面図である。図5は、本実施形態に係る消火栓100の構成例を示す側面図である。図6及び図7は、同実施形態に係る消火栓100の概略構成の一例を示す背面図である。
消火栓本体部110は、消火栓100の上部において筐体構造を成す部位である。消火栓本体部110の内部には、消火栓100を利用して消火作業を行う際に必要な各種制御装置、操作機器等が収納されている。具体的には、消火栓本体部110内には、消火栓レバー101、レバーガイド103、及びノズル105を保持するためのノズルキャッチ部140が収納されている。ノズルキャッチ部140の詳細については後述する。
ホース収納部120は、ノズル105と接続されるホース109を収納可能とされた筐体構造を有する部位である。ホース収納部120は、消火栓本体部110の下方に設けられており、ホース収納部120と消火栓本体部110とは、消火栓100の内部において連通されている。ホース収納部120は、一対の棒状部材であるホースケージ121を有している。ホースケージ121は、その長手方向が消火栓100の長手方向(図3におけるX方向)に沿って延設される。また、一対の棒状部材であるホースケージ121は、上下方向(図3におけるZ方向)に離間して配置される。かかるホースケージ121によって、長円状に巻き取られたホース109が、図5に示すように、ホース収納部120の筐体構造内に保持されている。
また、消火栓100は、図6及び図7に示すように、道路側扉130を有している。道路側扉130は、消火栓100の道路RW側の面において、消火栓100の高さ方向(図6におけるZ方向)に亘って設けられた扉である。一例として、道路側扉130は、スライドレール構造によって消火栓100の幅方向(図6におけるX方向)に沿って、移動可能とされている。具体的には、道路側扉130の有する上部車輪及び下部車輪(図示せず)が、消火栓100に設けられた上部レール及び下部レール(図示せず)を挟み込むようにしながら転動することで、道路側扉130が移動する。図7に示す道路側扉130が閉じた状態から、図6に示すように道路側扉130が開放されることで、消火栓100の内部から道路RW側にノズル105及びホース109を取り出すことが可能となる。以上、本実施形態に係る消火栓100の概略構成について説明した。
上述したように、本実施形態に係る消火栓100は、それぞれ筐体構造を有する消火栓本体部110及びホース収納部120を備えることで、全体として筐体構造を成している。また、消火栓100は、第1の消火栓扉としての通路側扉111と、第2の消火栓扉としての道路側扉130との2つの扉を有し、これらの扉は互いに対向している。
図8及び図9に示すように、ノズルキャッチ部140は、ノズル105の一部を把持することにより、消火栓100内に保持する部位である。具体的には、ノズルキャッチ部140は、ノズル105におけるハンドル105aよりも先端側の部位105bを把持可能とされている。なお、先端側の部位105bとは、ハンドル105aよりも先端側であって、さらにノズル105の噴射部105cよりも後端側の部位をさす。特に、先端側の部位105bとは、ハンドル105aと噴射部105cとの間の部位の内、他の部位よりも縮径している領域(例えば、くびれた部分)をさす。
図10及び図11に示すように、ノズル固定部145は、ノズル105の内、ハンドル105aよりも先端側の部位105bと当接可能な部位である。ノズル固定部145は、先端側の部位105bに対して当接することにより、ノズル105を所定の位置に固定する。ここで、固定とは、ノズル105が消火栓100内でノズルキャッチ部140から外れない程度に保持されることをいい、締結部材等によって消火栓100に固定されることを除く趣旨である。一例として、ノズル固定部145は、湾曲部143における狭窄部147よりも平板部141側の部位である。
図11に示すように、狭窄部147は、二方向の取り出し方向に対して、ノズル105の先端側の部位105bよりも狭い部位である。狭窄部147は、ノズル105が二方向に沿ってノズルキャッチ部140内を通過することを許容しながら、ノズル固定部145からノズル105が容易に外れることを規制している。一例として、図11に示すように、狭窄部147は、湾曲部143において、ノズルキャッチ部140として互いに対向する一対の部材140a,140b間の距離がノズル105の先端側の部位105bよりも狭くなっている部位である。具体的には、図11に示すように、先端側の部位105bの径Rよりも、一対の部材140a,140bの狭窄部147間の幅W1が、小さくなるように設定されている。換言すれば、狭窄部147は、湾曲部143の凸形状の頂部を含む部位である。
さらに、ノズルキャッチ部140は、ガイド部149を有してもよい。ガイド部149は、湾曲部143において平板部141の側とは、反対側の端部に形成されている。すなわち、ガイド部149は、ノズルキャッチ部140における二方向の取り出し方向において、狭窄部147に対してノズル固定部145と反対側に設けられている。
さらに、図8に示すように、消火栓100は、筐体内部において、ノズルキャッチ部140よりも鉛直方向(図8におけるZ方向)で下方に設けられ、ノズル105の後端側の部位105dを下方から支持する支持部150をさらに備える。図8に示すように、支持部150は、二方向の取り出し方向に対して交差する方向に向かって延出されている。
図8及び図9に示すように、ノズルキャッチ固定部材160は、ノズルキャッチ部140を消火栓100内における所定の位置とするための部材である。また、ノズルキャッチ固定部材160は、消火栓100内において、レバーガイド103及び支持部150とも連結されている。ノズルキャッチ固定部材160は、ノズルキャッチ部140が取り付けられる上部支持体161と、かかる上部支持体161から下方に向かって延設された板状部材163とを有する。かかる板状部材163の下端部には、支持部150の基端が取り付けられている。
次に、図12~図20を参照しながら、本実施形態に係る消火栓100の使用方法について説明する。図12~図20は、本実施形態に係る消火栓の使用例を示す拡大図である。なお、図12~図15及び図17~図19において、上部の図は、下部の図におけるA-A端面図である。
本実施形態によれば、対向する二方向に設けられた扉からのノズル105の取り出しが可能な消火栓100において、ノズルキャッチ部140は、二方向の取り出し方向に対して、ノズル105の先端側の部位105bよりも狭い狭窄部147を有し、ノズル105の取り出し時は、狭窄部147を通過させてノズル105が取り出される。このため、二方向のいずれにもノズル105を取り出すことが可能となり、消火栓100内のノズル105及びホース109の取り扱いが容易となる。
101 消火栓レバー
103 レバーガイド
105 ノズル
105b 先端側の部位
105d 後端側の部位
109 ホース
110 消火栓本体部
111 通路側扉(消火栓扉)
120 ホース収納部
130 道路側扉(消火栓扉)
140 ノズルキャッチ部
145 ノズル固定部
147 狭窄部
149 ガイド部
150 支持部
PW 監視員通路
RW 道路
F 柵
Claims (4)
- 筐体において互いに対向する二方向に消火栓扉を設け、該二方向からノズルの取り出しを可能とした消火栓であって、
前記ノズルにおけるハンドルよりも先端側の部位を前記消火栓内に保持可能なノズルキャッチ部を備え、
前記ノズルキャッチ部は、前記ノズルに固定するノズル固定部と、該ノズル固定部よりも前記二方向の取り出し方向に対して前記先端側の部位よりも狭い狭窄部とを有し、
前記ノズルの取り出し時は、前記狭窄部を通過させて取り出すようにした、
ことを特徴とする消火栓。 - 前記狭窄部は、前記先端側の部位が通過する位置に向かって付勢された、一対の板ばね構造とされる、請求項1に記載の消火栓。
- 前記ノズルキャッチ部は、前記二方向の取り出し方向において、前記狭窄部に対して前記ノズル固定部と反対側にガイド部を有し、
前記ガイド部は、前記ノズル固定部に対し反対側へ行くに従って前記狭窄部よりも幅が広がる、請求項1又は2に記載の消火栓。 - 前記消火栓は、前記ノズルキャッチ部よりも下方に設けられ、前記ノズルの後端側の部位を下方から支持する支持部をさらに有し、
前記支持部は、前記二方向の取り出し方向に対して交差する方向に向かって延出されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の消火栓。
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