JP7329321B2 - 物品販売機の物品検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を自動的に販売する物品販売機において、棚に収納している物品を検知する装置に関する。
箱状のキャビネット内に設けられた棚に複数の種類の物品を収納し、購入者が選択した物品を自動的に搬出する物品販売機が知られている。例えば、特許文献1に記載された物品販売機(自動販売機)では、キャビネット内で上下方向に複数並べて配置された棚の前方を上下方向に移動するバケット(キャッチャーバケット)を備え、購入者が選択した物品を搬出機構によって棚から前方に押し出し、当該棚の前方に移動したバケットに物品を搬出する。そして、物品を載せたバケットを物品販売機の下部に位置する物品取出口に相対する位置まで移動して、当該物品取出口から購入者が物品を取り出す構造となっている。
また、特許文献1に開示された物品販売機では、らせん棒状の部品であるスパイラルを備えた搬出機構が、1つの棚に左右方向に並べて複数列備えられている。このスパイラルは軸線が前後方向に延び、スパイラルのピッチ間に物品を挟むようにして支持しており、スパイラルの後部に設けられたモータによって当該スパイラルを回転させることにより、物品を前方に移動させるように構成されている。
また、特許文献1の物品販売機においては、スパイラルに支持する物品がなくなった売り切れを検出する売り切れ検知装置を備えている。この売り切れ検知装置は、スパイラルの最前部に設けられたレバー状のスイッチであり、スパイラルの最前部で支持される物品の有無を検知することができる。このスイッチによってスパイラルの最前部に物品がないことが検出された場合に、当該スパイラルに支持している物品が売り切れであることを検出する構成になっている。
特開平5-81533号公報
ところで、このように搬出機構を備えた物品販売機において、スパイラルをピッチの異なるものに交換可能とし、異なる大きさの物品に入れ替え可能な物品販売機が増えてきている。
また、ベルトコンベアによって物品を搬出する構造の搬出機構を備えた物品販売機も知られている。このようなベルトコンベアタイプの搬出機構においては、搬出機構を入れ替えずに、ベルトコンベアの移動距離を変更することで異なる大きさの物品に入れ替え可能である。このようなベルトコンベアタイプの搬出機構においても、上記特許文献1のようにレバータイプの売り切れ検知装置が使用可能である。
しかしながら、このように各種搬出機構において異なる大きさの物品に入れ替えたときに、上記のレバータイプの売り切れ検知装置では、搬出機構に支持されている物品とレバーとの相対位置がずれることによって、正確な物品の有無の検知、即ち正確な物品の売り切れ検知が不能となる可能性がある。
また、棚の前方をバケットが移動する構成の物品販売機においては、例えば丼状の容器のような下部よりも上部が大きい形状の物品を収納している場合のように、物品の形状によっては、物品を検知した時に物品の一部(例えば上部)が搬出機構の先端から突出してしまい、バケットの移動が妨げられ、物品を正常に搬出できなかったり、物品を破損したりする虞があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、棚に搬出機構を備えた物品販売機において、棚に収納され搬出機構に載置された物品を精度よく検知することができる物品販売機の物品検知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の物品販売機の物品検知装置は、物品を収納する棚に設けられ、前記物品が前後方向に並べて載置されて、販売指令に基づいて前記物品を前方に順次搬出する搬出機構、を備えた物品販売機の物品検知装置であって、前記搬出機構に検出位置を前後に変更可能に設置され、前記搬出機構の前記検出位置に物品が載置されているか否かを検出する検知部と、前記検知部による検出結果に基づいて、前記搬出機構において物品が売り切れであることを判定する判定部と、を備え、前記判定部は、前記検知部により前記搬出機構の前端部に物品が載置されていないことを所定期間検知した場合に、前記売り切れであることを判定し、前記搬出機構は、前記物品を前方へ移動させるために回転駆動する駆動部と、前記駆動部の回転数を検出する回転数検出部と、を備え、前記所定期間は、前記回転数検出部によって検出した前記駆動部の回転数に基づいて設定されることを特徴とする。
あるいは本発明の物品販売機の物品検知装置は、物品を収納する棚に設けられ、前記物品が前後方向に並べて載置されて、販売指令に基づいて前記物品を前方に順次搬出する搬出機構、を備えた物品販売機の物品検知装置であって、前記搬出機構に検出位置を前後に変更可能に設置され、前記搬出機構の前記検出位置に物品が載置されているか否かを検出する検知部と、前記検知部による検出結果に基づいて、前記搬出機構において物品が売り切れであることを判定する判定部と、を備え、前記所定期間は、前記搬出機構により前記物品を前方に順次搬出する際に、1個の物品が搬出される時間の平均値に設定されることを特徴とする。
あるいは本発明の物品販売機の物品検知装置は、物品を収納する棚に設けられ、前記物品が前後方向に並べて載置されて、販売指令に基づいて前記物品を前方に順次搬出する搬出機構、を備えた物品販売機の物品検知装置であって、前記搬出機構に検出位置を前後に変更可能に設置され、前記搬出機構の前記検出位置に物品が載置されているか否かを検出する検知部を備え、前記検知部は、前後方向に延び、基端部を中心に先端部を上下方向に回転可能に支持されたレバー部を備え、前記レバー部の回転位置に基づいて前記先端部に物品が載置されているか否かを検出し、長さが異なる前記レバー部を選択的に使用可能に構成されていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記検知部は、前記物品が前記搬出機構の前端部から前方に突出しない位置で当該物品が載置されているか否かを検出するように、前後位置を変更可能に設置されるとよい。
また、好ましくは、前記検知部は、前記搬出機構の前部に設置されるとよい。
本発明によれば、検知部が搬出機構に検出位置を前後に変更可能に設置されるので、物品の大きさや形状に合わせて検知部の検出位置を前後に適切に設定することができる。これにより、搬出機構に載置された物品の検出を正確に行うことができる。
本実施形態の物品販売機の概略外部形状を示す斜視図である。 本実施形態の物品販売機の内部構造を示す縦断面図である。 本発明の第1の実施形態における物品収納部の棚の構造を示す斜視図である。 第1の実施形態における物品収納部の棚の構造を示す縦断面図である。 第1の実施形態における物品収納部の棚の構造を示す部分正面図である。 第1の実施形態の検知ユニットの構造を示す上面図である。 第1の実施形態の検知ユニットの構造を示す側面図である。 第1の実施形態の検知ユニットの構造を示す底面図である。 第1の実施形態の検知ユニットの構造を示す正面図である。 第1の実施形態の検知ユニットの構造を示す背面図である。 商品売り切れ時における検知ユニットの状態を示す上面図である。 商品売り切れ時における検知ユニットの状態を示す縦断面図である。 商品あり時における検知ユニットの状態を示す上面図である。 商品あり時における検知ユニットの状態を示す縦断面図である。 レバーの着脱時におけるレバー支持部の構造を示す側面図である。 レバーの着脱時におけるレバー支持部の構造を示す、レバー支持軸の拡大側面図である。 レバーの装着時におけるレバー支持部の構造を示す側面図である。 レバーの装着時におけるレバー支持部の構造を示す、レバー支持軸の拡大側面図である。 各スパイラルピッチにおける搬出機構の前部の構造を示し、スパイラルピッチが30mmの場合を示す。 各スパイラルピッチにおける搬出機構の前部の構造を示し、スパイラルピッチが60mmの場合を示す。 各スパイラルピッチにおける搬出機構の前部の構造を示し、スパイラルピッチが90mmの場合を示す。 第1の実施形態の売り切れ検知装置の構成図である。 本発明の第2の実施形態における搬出機構の構造を示す斜視図である。 第2の実施形態における搬出機構の前端部の構造を示す拡大斜視図である。 第2の実施形態の検知ユニットの構造を示す斜視図であり、物品が小さい場合を示す。 第2の実施形態の検知ユニットの構造を示す斜視図であり、物品が大きい場合を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の物品販売機の概略外部形状を示す斜視図である。図2は、物品販売機の内部構造を示す縦断面図である。
図1に示すように、物品販売機1は、物品を収納する本体ユニット2と、操作ユニット3を備えている。
本体ユニット2は、前面を開口した箱型に形成され、前面開口を開閉自在に覆うドア5を備えた箱状のキャビネット4を有している。また、キャビネット4の内部には、物品を収納する物品収納部6が設けられている。
操作ユニット3は、本体ユニット2の側方に隣接して配置され、物品の選択スイッチと、紙幣、硬貨等による料金の受容や払い出し、あるいはカードによる決済を行う課金部とを備えている。操作ユニット3は、課金部において料金の支払いが行われ、選択スイッチにより物品の選択操作がされることで、販売指令を本体ユニット2に送信する。
図1、2に示すように、本体ユニット2のドア5の前面上部には、透明のガラスや樹脂によって形成された透明板10によって内部が視認可能な構成になっている。ドア5の下部には、矩形状の物品取出口11(取出口)が備えられている。物品取出口11には、矩形板状の取出口シャッター12が設けられている。取出口シャッター12は、物品取出口11の上部縁部に前後方向に揺動可能に支持されている。取出口シャッター12は、上下方向に延びる閉塞位置で物品取出口11を閉塞し、この閉塞位置から下部を後方に揺動させることで、物品取出口11が開口する。
キャビネット4の内部の物品収納部6は、上下方向に間隔をおき、前部を開口した複数個(例えば6個)の棚13a~13fが配置されて構成されている。物品収納部6における最下段の棚13fは、例えばペットボトル飲料のように上下方向に比較的大きい物品を収納し、最上段の棚13aは上下方向に比較的小さい物品を収納する。
棚13a~13fの前端部とドア5の前面である透明板10との間には前後方向に、バケット30が移動するスペース(以降、バケット移動空間21と言う)が設けられている。
バケット30は、棚13a~13fの左右方向と略同一の長さで構成され、バケット移動空間21を上下方向に移動可能に構成されている。バケット30は、キャビネット4の内部に設けられた図示しないアクチュエータによって上下方向に移動し、バケット30の底板31の後端部が各棚13a~13fの底板の上下位置に移動可能であるとともに、最下方に移動した際に最下段の棚13fの下面よりも下方に位置するように移動可能となっている。なお、最下方に移動したバケット30の位置が待機・取出位置であり、この待機・取出位置において、バケット30の前面に物品取出口11が位置し、取出口シャッター12を開けることで、バケット30内に手を入れることが可能となっている。
本体ユニット2の内部には、物品収納部6の下方に機械室22が備えられている。機械室22には、冷凍サイクルによる冷却機器の凝縮器23a、凝縮器用のファン23b、圧縮機23cが備えられている。機械室22の前部及び後部は、外部と連通している。また、機械室22と最下段の棚13fとの間には、下部ダクト24が備えられている。下部ダクト24には、冷却機器の蒸発器23d及び蒸発器23d用のファン23eが備えられている。ファン23eは、下部ダクト24の前方から後方に向けて蒸発器23dを通過させる空気の流れを発生させる。
下部ダクト24の後部は、物品収納部6の後方を上下方向に延びる後部ダクト25と連通している。更に物品収納部6の上方には、前後方向に延びる上部ダクト26が備えられている。
上部ダクト26の前方の開口部は、バケット移動空間21の上部に向けて開口している。更に、上部ダクトの前方の開口部の上部縁部には、前方に向かって下方に例えば45度の角度で傾斜する導風板27が設けられている。
一方、下部ダクト24の前端部には、バックパネル28が設けられている。バックパネル28は、上下方向に延びて、下部ダクト24とその前方のバケット移動空間21とを区画する。更に、バックパネル28の上部の傾斜部28aには、直径数mm程度の通気孔28cが略1cm間隔で上下左右に複数個並べて設けられている。
図2中の矢印で示すように、冷却機器の各機器を作動させ、特に下部ダクト24内のファン23eを作動させることで、蒸発器23dを通過して冷却された冷却風が、下部ダクト24から、後部ダクト25、上部ダクト26、バケット移動空間21、そして下部ダクト24の順番に冷却風が循環する。なお、後部ダクト25から冷却風の一部は棚13a~13fの間を前方に移動して、棚13a~13fに収納した物品Cを冷却する。
上部ダクト26からバケット移動空間21に冷却風が移動する際に、導風板27によって冷却風はバケット移動空間21の後部を下方に向けて移動し、バックパネル28の通気孔28cから下部ダクト24に冷却風が移動する。したがって、冷却風によって棚13a~13fの前面にエアカーテンが形成される。これにより、冷却風がドア5の透明板10に接触することが抑制され、ドア5の透明板10の曇りを抑制することができる。
以下、図3~図5を用いて物品収納部6における棚13(13a~13f)の構造について説明する。
図3は、物品収納部6の棚13の構造を示す斜視図である。図4は、物品収納部の棚の構造を示す縦断面図である。図5は、物品収納部の棚の構造を示す部分正面図である。なお、図3においては、仕切板を外した状態で、1つの搬出機構を図示している。
図3~5に示すように、棚13(13a~13f)は、底板51と左右の側板52と背面板53とを有し、上方及び前方が開口した箱状に形成されている。また、棚13には、図示しない仕切板と搬出機構55が備えられている。
仕切板は、底板51の上に、前後方向に延び、左右の側板52の間を互いに左右方向に間隔をおいて複数配置される。仕切板は、棚13の底板51及び背面板53に、着脱可能に固定される。
搬出機構55は、直径数mmの金属棒を螺旋状に形成したスパイラル部57(搬出部)と、スパイラル部57を回転駆動する駆動部60とを備えている。スパイラル部57の軸線方向の長さは、底板51の前後長さと略同一であり、図示しない仕切板の間、あるいは仕切板と側板52との間に夫々配置される。
駆動部60は、棚13の背面板53に支持され、スパイラル部57の後端部を固定し、スパイラル部57の軸線を回転軸として当該スパイラル部57を回転駆動させる。
駆動部60は、モータ61(駆動部)、変速機部62、ギヤシャフト63と、を備えている。
変速機部62は、変速ギヤを内蔵しており、棚13の背面板53の後面側に配置されている。。
変速機部62の上部の後面側にはモータ61が固定される。変速機部62の下部には、前後方向に延びるギヤシャフト63の後部が挿入されて回転可能に支持されている。
ギヤシャフト63は、円柱状のシャフトの前端部に、スパイラル部57の直径よりわずかに大きい直径の円板状の歯車67を固定して形成されている。ギヤシャフト63の前端部は背面板53より前方に突出しており、歯車67は背面板53に近接して前面側に配置されている。
歯車67の前面には、スパイラル部57の後端部が着脱可能に固定される。ギヤシャフト63、歯車67、スパイラル部57は、中心線(軸線)が同一線上に配置されている。そして、モータ61を駆動することにより、変速機部62の内部の変速ギヤを介して、ギヤシャフト63が回転駆動し、これに伴って歯車67及びスパイラル部57が回転駆動される。
また、スパイラル部57の内部には、スパイラル部57の軸線と平行に前後方向に延びる矩形箱状の台座70が設けられている。台座70は、棚13の底板51に支持され、その上面はスパイラル部57の軸線と上下位置が略同一に設定されている。
なお、図3では、隣合う2つの搬出機構55によって1組の搬出機構として、1列の物品を支持及び搬出する構成を示しており、この隣合う2つの搬出機構55のうち一方にはモータ61が備えられていない。図3では、棚13に設けられた複数の搬出機構55のうち、一つのスパイラル部57及び台座70のみ示しているが、他の搬出機構55にも同様にスパイラル部57及び台座70が設けられている。また、2つの搬出機構55によって1列の物品を搬出する搬出機構を構成する場合には、2つの搬出機構55の歯車67を互いに噛合わせるようにするとともに、スパイラル部57の巻き方向を逆向きにする。
物品は、台座70の上に、かつスパイラル部57のピッチ毎に挟持されるように、前方のピッチ間から載置されている。そして、スパイラル部57を1ピッチ分回転させることでスパイラル部57に挟持されている物品は前方に移動し、当該スパイラル部57の最も前方に支持されている物品が棚13から前方に搬出される。そして、棚13から前方に搬出された物品は、バケット移動空間21に位置するバケット30に落下する。
なお、搬出機構55は、左右方向に移動して棚13の背面板53に設置可能である。隣合う搬出機構55を互いに左右方向に離間させて設置させ、歯車67がかみ合わないようにすることで、独立してスパイラル部57を回転作動させることができる。そして、この離間した隣合う搬出機構55の間に仕切り板を設置するとともに、夫々の搬出機構55にモータ61を備えることで、比較的小型の物品を夫々の搬出機構55に収納させることが可能となる。
夫々の台座70の前端部には、売り切れ検知装置78(物品検知装置)の検知ユニット80(検知部)が備えられている。
売り切れ検知装置78は、各棚13の各搬出機構55において物品が売り切れであることを検出する装置であり、各搬出機構55で前後方向に並べて載置される物品の列において物品が全て搬出されたことを検出する。
次に、図6~10を用いて、検知ユニット80の構造について説明する。
図6は、検知ユニット80の構造を示す図であり、(A)は上面図、(B)は側面図。(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は背面図である。図7は、商品売り切れ時における検知ユニット80の状態を示す図であり、(A)は上面図、(B)は縦断面図である。図8は、商品あり時における検知ユニット80の状態を示す図であり、(A)は上面図、(B)は縦断面図である。図9は、検知レバー81の着脱時におけるレバー支持部の構造を示す図であり、(A)は側面図、(B)はレバー支持軸82の拡大側面図である。図10は、検知レバー81の装着時におけるレバー支持部の構造を示す図であり、(A)は側面図、(B)はレバー支持軸82の拡大側面図である。なお、図7(A)及び図8(A)においては、支持部材83の記載を省略している。
図6~8に示すように、検知ユニット80は、支持部材83、可動部材84、検知レバー81(レバー部)、スプリング85、マイクロスイッチ86を備えている。支持部材83、可動部材84、検知レバー81は、樹脂等によって形成されている。
支持部材83は、下方が開口し縦断面がコの字型に形成された部材であり、台座70の前端部に固定されている。支持部材83は、台座70とともに前後方向に延びるように形成され、支持部材83の上面が台座70の上面と略一致するように配置されている。
検知レバー81は、支持部材83の左右幅と同一あるいはわずかに長く左右方向に延びる軸部81aと、軸部81aから上方に延びる板部材である検知部81bと、軸部81aの左右方向中心位置から検知部81bと垂直に前方及び下方に延びるように突出した被付勢部81cと、を備えている。
支持部材83の上壁83aには、左右方向端部の側壁83bまで延び、上方から検知レバー81を挿入可能な穴であるスリット87が、支持部材83の前端から例えば10mm~20mm間隔で複数(例えば5個)設けられている。
支持部材83の左右の側壁83bには、上壁から10mm程度下方で各スリット87の前後位置に夫々検知レバー81の軸部81aが挿入されるレバー支持孔88が設けられている。また、レバー支持孔88とその上方のスリット87とは、側壁83bを上下方向に延びるように切り欠いた連通孔89によって連通している。
検知レバー81は、レバー支持孔88に軸部81aの左右端部が挿入されることで、当該レバー支持孔88の位置で軸部81aを中心に回動可能に支持部材83に支持される。
可動部材84は、支持部材83の左右の側壁83bの間に、前後方向に延びるように配置される。可動部材84は、両端部が支持部材83に対して前後方向に移動可能に支持されている。
スプリング85は、可動部材84の後端部と支持部材83との間に設けられており、支持部材83に対して可動部材84が前方に付勢されている。なお、可動部材84は、前方への移動が支持部材83の前端部に設けられたストッパ90によって規制されている。
可動部材84の上面には、各スリット87の下方で上方に向けて突出した突起部84aを夫々備えている。突起部84aは、検知レバー81の被付勢部81cに当接する。したがって、検知レバー81は、スプリング85によって可動部材84が支持部材83に対して前方に付勢されることで、被付勢部81cが前方に付勢され、軸部81aを中心に回動し、軸部81aの上部の検知部81bが後方に付勢される。
マイクロスイッチ86は、支持部材83の後部に設けられ、支持部材83に対する可動部材84の前後の移動を検出する。
図7(B)に示すように、可動部材84がストッパ90によって前方への移動が規制された状態で、検知レバー81の検知部81bが前方かつ上方に斜め45度程度に傾斜した状態となるように、ストッパ90の位置が設定されている。検知レバー81に物品が載置されていない場合には、図7(B)に示すように検知レバー81が斜めに立設した状態となる。図7(A)に示すように、可動部材84が前方位置に位置することで、マイクロスイッチ86はONとなる。
一方、図8(B)に示すように、検知レバー81に物品が載っている状態では、可動部材84を介したスプリング85による付勢に抗して、検知レバー81は支持部材83の上面と平行に前方に倒れた状態となる。そして、図8(A)に示すように、可動部材84が後方位置に位置することで、マイクロスイッチ86はOFFとなる。
図9(B)に示すように、検知レバー81の軸部81aの両端部は、円柱状の外径Laよりも左右幅Lcが狭くなるように左右側面が削られて、軸部81aの中心から径方向に同一距離の位置で互いに平行な面である端部平行面91が形成されている。
一方、支持部材83の左右の側壁83bの上部に設けられたレバー支持孔88とスリット87とを連通する連通孔89の幅Lbは、軸部81aの外径Laよりも小さく、端部平行面91の間隔である左右幅Lbよりも大きく形成されている。
図9(A)、(B)に示すように、検知レバー81を支持部材83で支持した状態で、検知部81bが支持部材83の上壁83aと垂直に上下方向に延びるような回転位置とした場合に、軸部81aの端部平行面91が連通孔89の左右縁部と平行になるように、端部平行面91の位置が設定されている。
以上のように検知レバー81及び支持部材83を形成することで、図9(A)、(B)に示すように、検知レバー81が支持部材83に支持された状態から、物品販売機1の管理者(販売者)が検知部81bを支持部材83の上壁83aと垂直に上下方向に延びるような回転位置として、支持部材83に対して検知レバー81を上方に引っ張ることで、検知レバー81を支持部材83から容易に取り外すことができる。
一方、図10(A)、(B)に示すように、検知部81bが支持部材83の上壁83aと垂直な回転位置よりも前方に回転している状態では、軸部81aの端部が連通孔89の左右縁部と干渉するので、支持部材83に対して検知レバー81を上方に引っ張り出せず、検知レバー81を支持部材83から取り外すことができない。したがって、図7(B)あるいは図8(B)に示すような、販売者が検知レバー81を触れない通常の使用状態では、検知レバー81は支持部材83に支持されている。
図11は、各スパイラルピッチ(スパイラル部57のピッチ)における搬出機構55の前部の構造を示し、(A)はスパイラルピッチが30mm、(B)はスパイラルピッチが60mm、(C)はスパイラルピッチが90mmの場合を示す。なお、図11では、スリットは20mm間隔で設けられている。
上記のように、検知レバー81は容易に取り外すことが可能であり、複数設けられているスリット87に選択的に付け替えることが可能である。また、スパイラル部57は、載置する物品の大きさや形状に合わせて異なるピッチのものから適宜選択して使用される。
例えば図11(A)に示すように、スパイラルピッチが30mmの場合には、支持部材83に前後方向に並ぶ5個のスリット87のうち、一番前方に設けられたスリット87に検知レバー81を設置する。図11(B)に示すように、スパイラルピッチが60mmの場合には、5個のスリット87のうち前方から2番目のスリット87に検知レバー81を設置する。図11(C)に示すように、スパイラルピッチが90mmの場合には、5個のスリット87のうち前方から3番目のスリット87に検知レバー81を設置する。
このように、スパイラルピッチに応じて、スパイラル部57の最前方のピッチ間に位置するスリット87に検知レバー81を設置する。
図12は、売り切れ検知装置78の構成図である。
図12に示すように、本実施形態の売り切れ検知装置78は、上記の検知ユニット80、スパイラル部57の回転数を検出する回転数検出器95(回転数検出部)、売り切れ判定部96(判定部)を備えて構成されている。
回転数検出器95は、例えば各搬出機構55の変速機部62に設けられ、変速機部62におけるギヤシャフト63等の回転部に設けたカムと、スイッチによって構成される。回転数検出器95は、回転部の回転、即ちスパイラル部57の回転に伴ってカムがスイッチを押し下げする回数によってスパイラル部57の回転数を検出する。
売り切れ判定部96は、各搬出機構55における物品の売り切れを判定するための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央演算処理装置(CPU)及びタイマ等を含んで構成される。売り切れ判定部96は、各検知ユニット80のマイクロスイッチ86、回転数検出器95の検出信号、及び物品販売機1のメインコントロールユニット97からモータ61の駆動操作信号を入力し、搬出機構55毎に売り切れを判定する。
売り切れ判定部96は、各検知ユニット80のマイクロスイッチ86において、商品なしを所定期間検知した場合に、当該検知ユニット80が備えられた搬出機構55に載置される物品が売り切れであることを判定する。
なお、検知ユニット80においては、スパイラル部57のピッチ間に物品がある場合にはマイクロスイッチ86がOFF、物品がない場合にはマイクロスイッチ86がONになるが、例えば袋状の物品のように物品の形状によっては、スパイラル部57の最前部のピッチ間に物品が載置されていたとしても、マイクロスイッチ86が常にOFFとならない可能性がある。
そこで、売り切れ判定部96は、単純に各搬出機構55の検知ユニット80におけるマイクロスイッチ86がONの場合に売り切れであることを判定するのではなく、当該搬出機構55の回転数検出器95の検出信号やモータ61の駆動操作信号を入力して、マイクロスイッチ86がONであることを所定期間、あるいは所定期間以上検知した場合に、当該搬出機構55における物品の売り切れを判定する。
この所定期間は、回転数検出器95によってスパイラル部57が所定回数(例えば1回)回転したことを検出した期間とすればよい。または、所定期間を、モータ61を所定の速度で回転開始してから所定時間としてもよい。この所定時間は、あらかじめ各ピッチのスパイラル部57において、物品を載置して検知ユニット80のマイクロスイッチ86によってOFF検出される間隔を夫々複数検出し、各ピッチに対応するOFF検出の間隔の平均時間に設定すればよい。
このように、スパイラル部57を少なくとも物品が1つ搬出される所定期間作動させて、マイクロスイッチ86がOFFにならなければ、当該搬出機構55において売り切れであると判定する。
売り切れ検知装置78の売り切れ判定部96は、売り切れであることを検出した場合に、メインコントロールユニット97に搬出機構55の識別番号と売り切れ信号を出力する。メインコントロールユニット97は、売り切れ検知装置78から売り切れ信号を入力した際に、搬出機構55の識別番号に合わせて売り切れであることを操作パネル等に表示させ、当該搬出機構55に載置された物品の販売を選択不能とすればよい。
以上のように、本実施形態の物品販売機1では、物品を収納する物品収納部6の棚13には、物品が前後方向に並べて載置され、販売要求に応じて物品を前方に順次押し出す搬出機構55が備えられている。物品は、搬出機構55のスパイラル部57のピッチ間に挟持されている。そして、搬出機構55のモータ61によってスパイラル部57を回転させることで、物品が前方に押し出され、1つずつ棚13から搬出される。
スパイラル部57は、支持する物品の大きさや形状に合わせて、数種類のピッチのものが用意されている。販売者は、各搬出機構55において収納する物品の大きさや形状に適したピッチのスパイラル部57を搬出機構55に付け替えて使用する。
本実施形態では、スパイラル部57の最前方のピッチ間に、物品が載置されているか否かを検出する検知ユニット80を備えており、物品が載置されていないことを検出した場合に、当該スパイラル部57に載置される物品が売り切れであることを検出することができる。
更に、検知ユニット80が物品を載置する台座70に対して前後位置を変更可能に設置されるので、大きさや形状が異なる物品を載置しても、当該物品に適した位置に検知ユニット80の検知レバー81を設定して、物品の有無を正確に検出することができる。
また、例えば丼状の容器のように下部よりも上部が大きい形状の物品を収納している場合では、検知ユニット80が物品を検知した時に物品の一部(上部)が搬出機構55の先端(前端部)から突出しないように、検知レバー81の前後位置を設定することができる。これにより、物品の収納時においてバケット移動空間21に物品が突出しないようにして、バケット30の移動が妨げられることを防止し、物品を正常に搬出させることができるとともに、バケット30の接触による物品の破損を防止することができる。
そして、売り切れ検知装置78は、搬出機構55の先端部に物品が載置されていないことを所定期間検知した場合に、売り切れであることを判定するので、形状が一定ではない物品や、物品の載置位置がスパイラル部57のピッチ間で一定ではなくても、物品の有無をより正確に検出することができる。
所定期間については、スパイラル部57が例えば1回転した期間や、物品が1つ搬出される時間の平均値に設定することで、スパイラル部の最前部のピッチ間に物品が載置されているか否かを正確に検出して、売り切れを正確に検出することが可能となる。
次に、図13~15を用いて、ベルトコンベアタイプの搬出機構に使用する第2の実施形態の売り切れ検知装置78の検知ユニット100(検知部)について説明する。
図13は、本発明の第2の実施形態における搬出機構99の構造を示す斜視図である。図14は、第2の実施形態における搬出機構99の前端部の構造を示す拡大斜視図である。図15は、第2の実施形態の検知ユニット100の構造を示す斜視図である。(A)は、物品が小さい場合、(B)は物品が大きい場合を示す。なお、図13においては、搬出機構99のうちのベルトコンベアユニット101のみ記載している。
本発明の第2の実施形態の売り切れ検知装置78における搬出機構99は、上記の駆動部60と、ベルトコンベアユニット101によって構成されている。
図13、14に示すように、搬出機構99のベルトコンベアユニット101は、2つのベルトコンベア102を備えている。
ベルトコンベアユニット101は、第1の実施形態のスパイラル部57及び台座70の代わりに棚13の底板51上に設けられる。
ベルトコンベアユニット101は、後部に変速機部105を備えるとともに、台座103にベルトを無端状に掛けまわして構成されたベルトコンベア102を備えている。2つのベルトコンベア102は、互いに平行に左右方向に並べられ、前後方向に延びるように配置される。ベルトコンベア102は、駆動部60によって変速機部105を介して、上面が後方から前方に向かうように駆動される。
ベルトコンベア102には、物品が前後方向に同一間隔で並べて配置される。駆動部60は、、物品の設置間隔分の距離だけベルトコンベア102を駆動し、物品を1つずつベルトコンベア102から前方に搬出する。
2つのベルトコンベア102は左右方向に離間して配置され、この2つのベルトコンベア102の間の前端部に検知ユニット100が配置される。
図15に示すように、検知ユニット100は、支持部材110と検知レバー111(レバー部)を備えている。
検知レバー111は、前後方向に延びる爪板状の検知部111bと、検知部111bの後端部に左右に延びる軸部111aを備えている。
支持部材110は、前後方向に延び、後部に検知レバー111の軸部111aを回動可能に支持するレバー支持孔112を備えている。
検知レバー111の下方には、支持部材110に対して検知レバー111の検知部111bを上方に付勢する図示しない付勢部材と、検知レバー111の検知部111bの下方への回動を検出する図示しないマイクロスイッチを備えている。
また、支持部材110には、検知レバー111の前端を下方に押したときに、検知レバー111の前端が台座103の上面と同一の上下位置となる位置で、下方への移動を規制する図示しないストッパが備えられている。
そして、検知レバー111に物品が載置されている場合には、付勢部材による付勢に抗して検知レバー111の前端が台座103の上面と同一の上下位置まで下方に回動する。このとき、検知ユニット100のマイクロスイッチがONとなるようにする。
また、検知レバー111に物品が載置されていない場合には、付勢部材によって付勢されて検知レバー111の後端が台座103の上面よりも上方へ突出する。このとき、検知ユニット100のマイクロスイッチがOFFとなるようにする。
更に、図15(A)及び(B)に示すように、支持部材110は、台座103に対して前後方向に移動可能であり、かつ、例えば台座103に複数設けられた凹部に支持部材110に設けた爪部が嵌合するようにして、台座103に対して支持部材110が10mm~20mm毎の前後間隔で固定可能に構成されている。
以上のように、第2の実施形態に係る物品販売機では、2つのベルトコンベア102を有する搬出機構99において、2つのベルトコンベア102の間の前端部に検知ユニット100を備えており、第1の実施形態の検知ユニット80と同様に、検知レバー111の回動位置によって、台座103の先端部に物品が載置されている状態であるか否かを検出することができる。
そして、第1の実施形態の検知ユニット80と同様に、検知ユニット100の検出信号を使用して、物品の売り切れを判定することができる。
更に、台座103に対して支持部材110が前後方向に移動して固定可能に構成されているので、台座103に対して検知ユニット100の検知レバー111の位置を前後方向に移動して設定可能である。図15(A)に示すように、物品が比較的小さい場合には、支持部材110を前方に移動して、検知レバー111を前方に設定する。一方、図15(B)に示すように、物品が比較的大きい場合には、支持部材110を後方に移動して、検知レバー111を後方に設定する。
このように、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様に検知レバー111の前後位置を変更可能に構成しているので、物品の大きさに合わせて検知レバー111の前後位置を適切に設定することで、物品の売り切れを正確に検出することが可能となる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定するものではない。
例えば、検知ユニット80、100において前後方向の長さが異なる検知レバー81、111を複数用意しておき、物品の大きさに応じて適宜検知レバー81、111を付け替えるようにしてもよい。これにより、検知レバー81、111の検知部である先端の前後位置を変更することが可能となる。
また、上記実施形態における検知ユニット80、100の詳細な構造については、適宜変更してもよい。
本発明は、棚に1列に並べて収納された物品を、搬出機構によって順次移動させて、棚から1つずつ搬出させる構成の物品販売機において、広く採用することができる。
1 物品販売機
13 棚
55、99 搬出機構
78 売り切れ検知装置(物品検知装置)
80、100 検知ユニット(検知部)
96 売り切れ判定部(判定部)
61 モータ(駆動部)
95 回転数検出器(回転数検出部)
81、111 検知レバー(レバー部)

Claims (5)

  1. 物品を収納する棚に設けられ、前記物品が前後方向に並べて載置されて、販売指令に基づいて前記物品を前方に順次搬出する搬出機構、を備えた物品販売機の物品検知装置であって、
    前記搬出機構に検出位置を前後に変更可能に設置され、前記搬出機構の前記検出位置に物品が載置されているか否かを検出する検知部と、
    前記検知部による検出結果に基づいて、前記搬出機構において物品が売り切れであることを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部は、前記検知部により前記搬出機構の前端部に物品が載置されていないことを所定期間検知した場合に、前記売り切れであることを判定し、
    前記搬出機構は、前記物品を前方へ移動させるために回転駆動する駆動部と、前記駆動部の回転数を検出する回転数検出部と、を備え、
    前記所定期間は、前記回転数検出部によって検出した前記駆動部の回転数に基づいて設定される
    ことを特徴とする物品販売機の物品検知装置。
  2. 物品を収納する棚に設けられ、前記物品が前後方向に並べて載置されて、販売指令に基づいて前記物品を前方に順次搬出する搬出機構、を備えた物品販売機の物品検知装置であって、
    前記搬出機構に検出位置を前後に変更可能に設置され、前記搬出機構の前記検出位置に物品が載置されているか否かを検出する検知部と、
    前記検知部による検出結果に基づいて、前記搬出機構において物品が売り切れであることを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部は、前記検知部により前記搬出機構の前端部に物品が載置されていないことを所定期間検知した場合に、前記売り切れであることを判定し、
    前記所定期間は、前記搬出機構により前記物品を前方に順次搬出する際に、1個の物品が搬出される時間の平均値に設定される
    ことを特徴とする物品販売機の物品検知装置。
  3. 物品を収納する棚に設けられ、前記物品が前後方向に並べて載置されて、販売指令に基づいて前記物品を前方に順次搬出する搬出機構、を備えた物品販売機の物品検知装置であって、
    前記搬出機構に検出位置を前後に変更可能に設置され、前記搬出機構の前記検出位置に物品が載置されているか否かを検出する検知部を備え、
    前記検知部は、前後方向に延び、基端部を中心に先端部を上下方向に回転可能に支持されたレバー部を備え、前記レバー部の回転位置に基づいて前記先端部に物品が載置されているか否かを検出し、長さが異なる前記レバー部を選択的に使用可能に構成されていることを特徴とする物品販売機の物品検知装置。
  4. 前記検知部は、前記物品が前記搬出機構の前端部から前方に突出しない位置で当該物品が載置されているか否かを検出するように、前後位置を変更可能に設置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の物品販売機の物品検知装置。
  5. 前記検知部は、前記搬出機構の前部に設置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の物品販売機の物品検知装置。
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