JP2998437B2 - 自動販売機の商品ラック - Google Patents

自動販売機の商品ラック

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JP2998437B2
JP2998437B2 JP20687792A JP20687792A JP2998437B2 JP 2998437 B2 JP2998437 B2 JP 2998437B2 JP 20687792 A JP20687792 A JP 20687792A JP 20687792 A JP20687792 A JP 20687792A JP 2998437 B2 JP2998437 B2 JP 2998437B2
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JP
Japan
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door
product
rack
vending machine
spiral wire
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正博 西
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動販売機において、
ラックケース内にスパイラルワイヤを備え、このスパイ
ラルワイヤのらせん空間を商品を収納するとともに、ス
パイラルワイヤを回転させて商品を順次1個ずつ落下搬
出する商品ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の商品ラックとして図2及び図3
に示すものが公知である。図において、断面四角形のラ
ックケース1は下面及び前面が開口するとともに、前記
前面の下端部には支え板2が、又上端部には天井板3と
一体になった支え板4が設けられる。ラックケース1の
前面には一方の側端部をヒンジで支持される扉5を備
え、この扉5は上端部を、天井板3上に配設されたマグ
ネット6に吸着されて閉成状態に保持される。ラックケ
ース1内には、前記天井板上に設置された駆動モータ7
の出力軸に上端を連結されるスパイラルワイヤ8が設け
られ、このスパイラルワイヤ8の各らせん空間に商品1
0がスパイラルワイヤに支持され上下に並べて収納され
る。商品ラック1の各内側面及び扉5の内面にはそれぞ
れ商品10を搬送ガイドするためのガイド11又ガイド
12が取付けられている。13はラックケース1の商品
搬出口である下面開口に近い下端部に設けられる商品売
切れ検出用スイッチで、常時は商品10によってアクチ
ュエータ13aがスイッチ13に押付けられ、最後の商
品10が搬出されるとアクチュエータ13aが開放され
スイッチ13が売切れ信号を発信する。
【0003】上記商品ラックは販売信号により駆動モー
タ7の運転によってスパイラルワイヤ8が所定回転角だ
け回転し、この回転によってラックケース1内の商品1
0がガイド11及び12に案内されながら一斉に下降す
るとともに、最下段の商品がスパイラルワイヤ8の支え
を失って、下面開口を通って図示しない商品シュート上
に落下する。しかしてこの落下した商品は自動販売機の
商品取出口に送出され販売される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで商品ラックに
収納された商品10は、スパイラルワイヤ8の回転によ
ってその摩擦力により前方即ち扉5に向けて押し出され
る力を受ける。更に下部の商品10はアクチュエータ1
3aにより同方向の力が加わる。しかして従来の商品ラ
ックでは図4に示すように、前記力を受けた商品10が
扉5の下端部を湾曲させて前方へ押し出され、前端が支
え板2の上端面にひっ掛かり、矢印方向に回転して支え
板2とスパイラルワイヤ8との間に挟まり込み、商品が
搬出できなくなる懸念があった。この心配を解消する方
法として図5に示すように、支え板2とスパイラルワイ
ヤ8との間に商品10の高さHより大きい間隙Sを設け
ることが考えられるが、この場合ラックケース1の奥行
寸法を大きくするか、又はスパイラルワイヤ8の外径を
小さくしなければならない。前者の場合商品ラックが大
形化し、又後者の場合商品支持の安定性が低下する等そ
れぞれに別の問題が生じ実現が困難である。
【0005】この発明はラックケース及びスパイラルワ
イヤの大きさを変えることなく、商品が途中でひっ掛か
り搬出不能となる懸念を排除できる自動販売機の商品ラ
ックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、上下両端部に支え板を備え前面
が開放する断面四角形のラックケースと、前記ラックケ
ースの前面を開閉しかつ内面で商品を搬送ガイドする扉
と、前記ラックケース内に設置され上端を駆動モータに
連結されるスパイラルワイヤとからなり、前記スパイラ
ルワイヤのらせん空間に商品が上下に並べて収納され、
スパイラルワイヤの回転により前記商品が一斉に下降す
るとともに最下段の商品が順次スパイラルワイヤの支持
を失って落下搬出される自動販売機の商品ラックにおい
て、前記扉の下部に前記商品によって外向きに押される
扉を内向きに付勢するばねを設ける、更に加えて前記扉
下端部の支え板を断面逆くの字形に形成し、前方へ押し
出されてきた商品を支え板によって押し戻すようにする
ものとする。
【0007】
【作用】商品によって扉が押されても、ばねによって扉
を反対方向に押す力が作用するので扉の押し曲げられる
ことが防止される。又若干扉が湾曲して商品が前方へず
れても支え板の案内によって、商品は支え板にひっ掛か
ることなく正常姿勢で下降し、落下搬出される。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すもので、図2
及び図3と共通あるいは同一の部分は同じ符号で示す。
図1において、扉5は下端部を断面かぎ形に形成され
る。15は扉5が外向きに押される際に内向きに付勢す
るばねで、扉5の開閉時には容易に変形し扉5は支障な
く開閉される。支え板2は上部が前記かぎ形の空所に向
けて前傾した傾斜面2aをなす断面逆くの字形に形成さ
れる。
【0009】前述の構成において、商品10が、前述の
如く回転するスパイラルワイヤ8との摩擦力や、アクチ
ュエータ13aの押力を受けて前方へ押し出され扉5を
押しても、扉5はばね15に支えられて変形する量は極
めて小さい。又扉5が撓んで商品10が若干前方へ押し
出されても、商品前端が支え板2の傾斜面2aに当接し
かつこの傾斜面2aに案内されて下降するので、商品1
0は姿勢を崩すことなく、ラックケース1の下面開口を
通り抜け落下搬出される。
【0010】前述の実施例でばね15を設け、かつ支え
板2に傾斜面2aを形成した場合について説明したが、
商品10が前方へ押し出される力の大きさによっては、
支え板2を従来のまま別の実施例として、ばね15を設
けるだけで対応することも可能である。この場合ばね1
5を若干強めることが望まれ、扉5の開閉に若干力を必
要とする。
【0011】更に別の実施例として最初の実施例におけ
るばね15を設けず、支え板2を断面逆くの字形に形成
して対応することも考えられる。この場合押し出されて
きた商品10の前端が確実に傾斜面2aに当るように、
傾斜面2aの長さ、角度を設定する必要がある。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、上下両端部に支え板
を備え前面が開放する断面四角形のラックケースと、前
記ラックケースの前面を開閉しかつ内面で商品を搬送ガ
イドする扉と、前記ラックケース内に設置され上端を駆
動モータに連結されるスパイラルワイヤとからなり、前
記スパイラルワイヤのらせん空間に商品が上下に並べて
収納され、スパイラルワイヤの回転により前記商品が一
斉に下降するとともに最下段の商品が順次スパイラルワ
イヤの支持を失って落下搬出される自動販売機の商品ラ
ックにおいて、前記扉の下部に前記商品によって外向き
に押される扉を内向きに付勢するばねを設ける、更に加
えて前記扉下端部の支え板を断面逆くの字形に形成し、
前方へ押し出されてきた商品を支え板によって押し戻す
ようにしたので、商品ラックを大形化することなく、又
スパイラルワイヤの商品支持の安定性を低下させること
なく、ラックケースに収納された商品が前方へ押し出さ
れる力を受けこの力が扉に作用したりこの力で商品が若
干前方へ移動しても商品が搬送姿勢を崩すことなく確実
に落下搬出される商品ラックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す商品ラックの発明要部
の縦断面図
【図2】従来の商品ラックの縦断面図
【図3】図2に示す商品ラックの横断面図
【図4】従来の商品ラックの不具合状態を説明するため
の下部断面図
【図5】不具合に対し従来考えられた対策を説明するた
めの下部断面図
【符号の説明】
1 ラックケース 2 支え板 5 ラックケース 7 駆動モータ 8 スパイラルワイヤ 10 商品 15 ばね

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下両端部に支え板を備え前面が開放する
    断面四角形のラックケースと、前記ラックケースの前面
    を開閉しかつ内面で商品を搬送ガイドする扉と、前記ラ
    ックケース内に設置され上端を駆動モータに連結される
    スパイラルワイヤとからなり、前記スパイラルワイヤの
    らせん空間に商品が上下に並べて収納され、スパイラル
    ワイヤの回転により前記商品が一斉に下降するとともに
    最下段の商品が順次スパイラルワイヤの支持を失って落
    下搬出される自動販売機の商品ラックにおいて、前記扉
    の下部に前記商品によって外向きに押される扉を内向き
    に付勢するばねを設けたことを特徴とする自動販売機の
    商品ラック。
  2. 【請求項2】上下両端部に支え板を備え前面が開放する
    断面四角形のラックケースと、前記ラックケースの前面
    を開閉しかつ内面で商品を搬送ガイドする扉と、前記ラ
    ックケース内に設置され上端を駆動モータに連結される
    スパイラルワイヤとからなり、前記スパイラルワイヤの
    らせん空間に商品が上下に並べて収納され、スパイラル
    ワイヤの回転により前記商品が一斉に下降するとともに
    最下段の商品が順次スパイラルワイヤの支持を失って落
    下搬出される自動販売機の商品ラックにおいて、前記扉
    下端部の支え板を断面逆くの字形に形成し、前方へ押し
    出されてきた商品を支え板によって押し戻すことを特徴
    とする自動販売機の商品ラック。
  3. 【請求項3】上下両端部に支え板を備え前面が開放する
    断面四角形のラックケースと、前記ラックケースの前面
    を開閉しかつ内面で商品を搬送ガイドする扉と、前記ラ
    ックケース内に設置され上端を駆動モータに連結される
    スパイラルワイヤとからなり、前記スパイラルワイヤの
    らせん空間に商品が上下に並べて収納され、スパイラル
    ワイヤの回転により前記商品が一斉に下降するとともに
    最下段の商品が順次スパイラルワイヤの支持を失って落
    下搬出される自動販売機の商品ラックにおいて、前記扉
    の下部に前記商品によって外向きに押される扉を内向き
    に付勢するばねを設け、かつ前記扉下端部の支え板を断
    面逆くの字形に形成したことを特徴とする自動販売機の
    商品ラック。
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JPH0652428A JPH0652428A (ja) 1994-02-25
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JPH0652428A (ja) 1994-02-25

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