JP7209925B2 - 物品販売機のコラム自動設定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を自動的に販売する物品販売機において、物品を収納する棚のコラムを自動的に設定する装置に関する。
箱状のキャビネット内に設けられた棚に複数の種類の物品を収納し、購入者が選択した物品を自動的に搬出する物品販売機が知られている。例えば、特許文献1に記載された物品販売機(自動販売機)では、キャビネット内で上下方向に複数並べて配置された棚の前方を上下方向に移動するバケット(キャッチャーバケット)を備え、購入者が選択した物品を搬出機構によって棚から前方に押し出し、当該棚の前方に移動したバケットに物品を搬出する。そして、物品を載せたバケットを物品販売機の下部に位置する物品取出口に相対する位置まで移動して、当該物品取出口から購入者が物品を取り出す構造となっている。
また、特許文献1に開示された物品販売機では、棚を左右方向に複数個に仕切り、左右方向に並べたコラムを形成している。各コラムには、物品が前後方向に並べられるとともに、らせん棒状の部品であるスパイラルを備えた搬出機構が夫々備えられている。このスパイラルは軸線が前後方向に延び、スパイラルの間に物品を挟むようにして支持しており、スパイラルの後部に設けられたモータによって当該スパイラルを回転させることにより、物品を前方に移動させるように構成されている。
一方、特許文献2には、物品販売機のモータ等の各種電気アクチュエータが正常に作動するか判定するテスト機能を備えた物品販売機が開示されている。特許文献2の物品販売機では、各電気アクチュエータを所定時間作動させた際の電流値に基づいて、ハーネスの接続不良等の故障を判定する。
特開平5-81533号公報 特許第2822359号公報
ところで、異なる大きさの物品を収納可能にする物品販売機では、各棚において、コラムの幅及び位置をあらかじめ決められた複数箇所から選択して設定することが可能となっているものがある。このようにコラムの幅及び位置を変更した場合には、1つの棚においてコラムの個数が変更される場合があり、またこれに伴い搬出機構の位置も変更される。
しかしながら、このようにコラムの個数、位置を変更した場合には、その位置に合わせて操作パネルの操作スイッチを変更してコラムと操作スイッチとを整合させるコラムの設定作業が必要である。そして、このコラムの設定作業は、管理者がコラムを変更する毎に実行する必要があり、容易に設定することが要求されている。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、棚における複数のコラムの個数や位置を変更可能な物品販売機において、コラムの設定作業を容易にする物品販売機のコラム自動設定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の物品販売機のコラム自動設定装置は、物品を収納する棚に左右に複数個並べて設けられ、前記物品を前後方向に並べて収納するコラムと、前記棚に着脱可能に設置され、販売指令に基づいて前記コラムに収納された物品を順次搬出する搬出機構と、を備え、前記搬出機構は、前記棚にあらかじめ設定された複数箇所の左右位置に任意に設置可能な物品販売機のコラム自動設定装置であって、前記棚における前記搬出機構の設置位置を検出する位置検出器と、前記位置検出器によって検出された前記搬出機構の設置位置に基づいて、前記棚における前記コラムの設定状況を判定する判定部と、を備えたことを特徴とする。
好ましくは、前記搬出機構は、1つの駆動部と、1つまたは隣合う複数の前記コラムを占有して設置される搬出部を備え、前記搬出部が占有する前記コラムの数または前記搬出部に対する前記駆動部の相対的な位置が異なる複数の種類から選択して設置され、前記位置検出器は、前記コラム毎に検出した前記駆動部の設置の有無を前記搬出機構の設置位置として検出し、前記判定部は、前記位置検出器により検出した前記駆動部の設置の有無情報に基づいて、前記搬出機構の種類及び設置位置を前記コラムの設定状況として判定するとよい。
好ましくは、前記コラムの設定状況が複数のパターンに判定される場合に警告を行う警告部を備えるとよい。
好ましくは、前記判定部によって前記コラムの設定状況が複数のパターンに判定された場合に、当該複数のパターンの前記設定状況を表示させる表示部を備えるとよい。
好ましくは、前記表示部に表示された複数のパターンの前記設定状況から、実際の前記コラムの設定状況を選択し確定させる選択部を備えるとよい。
好ましくは、前記判定部によって判定された前記コラムの設定状況に基づいて、前記コラムに収納される物品の情報、及び前記物品を購入するための操作ボタンを表示部に表示させる制御部を備えるとよい。
本発明によれば、棚における搬出機構の設置位置を位置検出器によって検出し、検出した搬出機構の設置位置に基づいて棚におけるコラムの設定状況が判定されるので、コラムの設定作業を容易に行うことができる。
本実施形態の物品販売機の概略外部形状を示す斜視図である。 本実施形態の物品販売機の内部構造を示す縦断面図である。 本実施形態における物品収納部の棚の構造を示す斜視図である。 本実施形態における物品収納部の棚の構造を示す縦断面図である。 本実施形態における物品収納部の棚の構造を示す部分正面図である。 全てシングルコラムタイプの搬出機構が設置された棚の構造を示す上面図である。 本実施形態で使用される各コラムタイプの搬出機構の模式図である。 本実施形態のコラム自動設定装置の構成図である。 コラム自動設定制御要領を示すフローチャートである。 モータ有無情報作成サブルーチンにおける制御要領を示すフローチャートである。 操作パネルにおけるモータ有無情報の表示例である。 パターン抽出・セットサブルーチンにおける制御要領を示すフローチャートである。 パターン抽出後の操作パネルにおける表示例である。 組み合わせ選択中での操作パネルにおける表示例である。 組み合わせ決定後の操作パネルにおける表示例である。 組み合わせ決定後の操作パネルにおける他の表示例である。 本実施形態におけるコラムパターンの一覧表である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の物品販売機の概略外部形状を示す斜視図である。図2は、物品販売機の内部構造を示す縦断面図である。
図1に示すように、物品販売機1は、物品を収納する本体ユニット2と、操作ユニット3を備えている。
本体ユニット2は、前面を開口した箱型に形成され、前面開口を開閉自在に覆うドア5を備えた箱状のキャビネット4を有している。また、キャビネット4の内部には、物品を収納する物品収納部6が設けられている。
操作ユニット3は、本体ユニット2の側方に隣接して配置され、物品の選択スイッチと、紙幣、硬貨等による料金の受容や払い出し、あるいはカードによる決済を行う課金部とを備えている。操作ユニット3は、課金部において料金の支払いが行われ、選択スイッチにより物品の選択操作がされることで、販売指令を本体ユニット2に送信する。
図1、2に示すように、本体ユニット2のドア5の前面上部には、透明のガラスや樹脂によって形成された透明板10によって内部が視認可能な構成になっている。ドア5の下部には、矩形状の物品取出口11(取出口)が備えられている。物品取出口11には、矩形板状の取出口シャッター12が設けられている。取出口シャッター12は、物品取出口11の上部縁部に前後方向に揺動可能に支持されている。取出口シャッター12は、上下方向に延びる閉塞位置で物品取出口11を閉塞し、この閉塞位置から下部を後方に揺動させることで、物品取出口11が開口する。
キャビネット4の内部の物品収納部6は、上下方向に間隔をおき、前部を開口した複数個(例えば6個)の棚13a~13fが配置されて構成されている。物品収納部6における最下段の棚13fは、例えばペットボトル飲料のように上下方向に比較的大きい物品を収納し、最上段の棚13aは上下方向に比較的小さい物品を収納する。
棚13a~13fの前端部とドア5の前面である透明板10との間には前後方向に、バケット30が移動するスペース(以降、バケット移動空間21と言う)が設けられている。
バケット30は、棚13a~13fの左右方向と略同一の長さで構成され、バケット移動空間21を上下方向に移動可能に構成されている。バケット30は、ドア5の内部に設けられた図示しないアクチュエータによって上下方向に移動し、バケット30の底板31の後端部が各棚13a~13fの底板の上下位置に移動可能であるとともに、最下方に移動した際に最下段の棚13fの下面よりも下方に位置するように移動可能となっている。なお、最下方に移動したバケット30の位置が待機・取出位置であり、この待機・取出位置において、バケット30の前面に物品取出口11が位置し、取出口シャッター12を開けることで、バケット30内に手を入れることが可能となっている。
本体ユニット2の内部には、物品収納部6の下方に機械室22が備えられている。機械室22には、冷凍サイクルによる冷却機器の凝縮器23a、凝縮器用のファン23b、圧縮機23cが備えられている。機械室22の前部及び後部は、外部と連通している。また、機械室22と最下段の棚13fとの間には、下部ダクト24が備えられている。下部ダクト24には、冷却機器の蒸発器23d及び蒸発器23d用のファン23eが備えられている。ファン23eは、下部ダクト24の前方から後方に向けて蒸発器23dを通過させる空気の流れを発生させる。
下部ダクト24の後部は、物品収納部6の後方を上下方向に延びる後部ダクト25と連通している。更に物品収納部6の上方には、前後方向に延びる上部ダクト26が備えられている。
上部ダクト26の前方の開口部は、バケット移動空間21の上部に向けて開口している。更に、上部ダクトの前方の開口部の上部縁部には、前方に向かって下方に例えば45度の角度で傾斜する導風板27が設けられている。
一方、下部ダクト24の前端部には、バックパネル28が設けられている。バックパネル28は、上下方向に延びて、下部ダクト24とその前方のバケット移動空間21とを区画する。更に、バックパネル28の上部の傾斜部28aには、直径数mm程度の通気孔28cが略1cm間隔で上下左右に複数個並べて設けられている。
図2中の矢印で示すように、冷却機器の各機器を作動させ、特に下部ダクト24内のファン23eを作動させることで、蒸発器23dを通過して冷却された冷却風が、下部ダクト24から、後部ダクト25、上部ダクト26、バケット移動空間21、そして下部ダクト24の順番に冷却風が循環する。なお、後部ダクト25から冷却風の一部は棚13a~13fの間を前方に移動して、棚13a~13fに収納した物品を冷却する。
上部ダクト26からバケット移動空間21に冷却風が移動する際に、導風板27によって冷却風はバケット移動空間21の後部を下方に向けて移動し、バックパネル28の通気孔28cから下部ダクト24に冷却風が移動する。したがって、冷却風によって棚13a~13fの前面にエアカーテンが形成される。これにより、冷却風がドア5の透明板10に接触することが抑制され、ドア5の透明板10の曇りを抑制することができる。
以下、図3~図7を用いて物品収納部6における棚13(13a~13f)の構造について説明する。
図3は、物品収納部6の棚13の構造を示す斜視図である。図4は、物品収納部6の棚13の構造を示す縦断面図である。図5は、物品収納部6の棚13の構造を示す部分正面図である。なお、図3においては、仕切板71を外した状態で、1つの搬出機構55を図示している。図6は、全てシングルコラムタイプの搬出機構55が設置された棚13の構造を示す上面図である。図7は、本実施形態で使用される各コラムタイプの搬出機構55の模式図である(a)はシングルタイプ、(b)はダブルコラムタイプ、(c)は中央駆動トリプルコラムタイプ、(d)は左駆動トリプルコラムタイプである。
図3~5に示すように、棚13(13a~13f)は、底板51と左右の側板52と背面板53とを有し、上方及び前方が開口した箱状に形成されている。また、棚13には、搬出機構55と図示しない仕切板とが備えられている。
搬出機構55は、直径数mmの金属棒を螺旋状に形成したスパイラル部57(搬出部)と、スパイラル部57を回転駆動する駆動部60とを備えている。スパイラル部57の軸線方向の長さは、底板51の前後長さと略同一であり、図示しない仕切板の間、あるいは仕切板と側板52との間に夫々配置される。
仕切板は、底板51の上に、前後方向に延び、左右の側板52の間を互いに左右方向に間隔をおいて複数配置される。仕切板は、棚13の底板51及び背面板53に設けられた複数の取り付け箇所に任意に着脱可能に固定される。
駆動部60は、棚13の背面板53に支持され、スパイラル部57の後端部を固定し、スパイラル部57の軸線を回転軸として当該スパイラル部57を回転駆動させる。
駆動部60は、モータ61(駆動部)、変速機部62、ギヤシャフト63と、を備えている。
変速機部62は、変速ギヤを内蔵しており、棚13の背面板53の後面側に配置されている。
変速機部62の上部の後面側にはモータ61が固定される。変速機部62の下部には、前後方向に延びるギヤシャフト63の後部が挿入されて回転可能に支持されている。
ギヤシャフト63は、円柱状のシャフトの前端部に、スパイラル部57の直径よりわずかに大きい直径の円板状の歯車67を固定して形成されている。ギヤシャフト63の前端部は背面板53より前方に突出しており、歯車67は背面板53に近接して前面側に配置されている。
歯車67の前面には、スパイラル部57の後端部が着脱可能に固定される。シャフト66、歯車67、スパイラル部57は、中心線(軸線)が同一線上に配置されている。そして、モータ61を駆動することにより、変速機部62の内部の変速ギヤを介して、シャフト66が回転駆動し、これに伴って歯車67及びスパイラル部57が回転駆動される。
また、スパイラル部57の内部には、スパイラル部57の軸線と平行に前後方向に延びる矩形箱状の台座70が設けられている。台座70は、棚13の底板51に支持され、その上面はスパイラル部57の軸線と上下位置が略同一に設定されている。
なお、図3では、隣合う2つのスパイラル部57によって1組の搬出機構として、1列の物品を支持及び搬出する構成を示しており、この隣合う2つのスパイラル部57のうち一方にはモータ61が備えられていない。図3では、棚13に設けられた複数の搬出機構55のうち、一つのスパイラル部57及び台座70のみ示しているが、他の搬出機構55にも同様にスパイラル部57及び台座70が設けられている。また、2つのスパイラル部57によって1列の物品を搬出する搬出機構を構成する場合には、2つの搬出機構55の歯車67を互いに噛合わせるようにするとともに、スパイラル部57の巻き方向を逆向きにする。
物品は、台座70の上に、かつスパイラル部57のピッチ毎に挟持されるように、前方のピッチ間から載置されている。そして、スパイラル部57を1ピッチ分回転させることでスパイラル部57に挟持されている物品は前方に移動し、当該スパイラル部57の最も前方に支持されている物品が棚13から前方に搬出される。そして、棚13から前方に搬出された物品は、バケット移動空間21に位置するバケット30に落下する。
なお、搬出機構55は、左右方向に移動して棚13の背面板53に設置可能である。隣合う搬出機構55を互いに左右方向に離間させて設置させ、歯車67がかみ合わないようにすることで、独立してスパイラル部57を回転作動させることができる。
図6に示すように、歯車67が離間した隣合う搬出機構55の間に仕切板71を夫々設置するとともに、夫々の搬出機構55にモータ61を備えることで、比較的小型の物品を夫々の搬出機構55に収納させることが可能となる。なお、隣り合う仕切板71の間、または仕切板71と側板52との間の物品を一列に収納するスペースを1つのコラム72という。そして、このように1つのスパイラル部57で搬出機構55を構成している場合にはシングルコラムタイプ、隣り合う2つのスパイラル部57を使用して搬出機構55を構成する場合を、ダブルコラムタイプという。左右に3つ並んだコラム72のうち左右両側のスパイラル部57を使用して搬出機構55を構成する場合を、トリプルコラムタイプという。
なお、本実施形態では、図7(a)に示すシングルコラムタイプの搬出機構55a、(b)に示す左駆動ダブルコラムタイプの搬出機構55b、(c)に示す中央駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55c、(d)に示す左駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55dの4つの種類の搬出機構が使用可能である。
図7(a)に示すように、シングルコラムタイプの搬出機構55aは、1つのコラム72にモータ61が設けられる。即ち、後述するモータ61の有無情報のパターンaは、コラム番号nにおいてモータ61ありとなる。なお、コラム番号nは、左からn番目のコラム72を示す。
左駆動ダブルコラムタイプの搬出機構55bは、隣合う2つのスパイラル部57を有し、駆動部60のモータ61は左側のコラム72に設置され、右側のコラム72にはモータ61は設置されない。なお、本実施形態では、右側にモータ61を設置するダブルコラムタイプの搬出機構は使用しないものとする。図7(b)に示すように、左駆動ダブルコラムタイプの搬出機構55bでは、モータ61の有無情報のパターンbは、コラム番号nにおいてモータ61あり、コラム番号n+1においてモータ61なしとなる。
図7(c)に示すように、中央駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55cは、左右に3つ並んだコラム72のうち中央のコラム72にモータ61を設置し左右両側のコラム72にスパイラル部57を有する。一方、図7(d)に示すように、左駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55dでは、左右に3つ並んだコラム72のうち左側のコラム72にモータ61を設置し左右両側のコラム72にスパイラル部57を有する。なお、左右に3つ並んだコラム72のうち右側のコラム72にモータ61を設置した右駆動トリプルコラムタイプの搬出機構は、本実施形態では使用しないものとする。図7(c)に示すように、中央駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55cでは、モータ61の有無情報のパターンcは、コラム番号nにおいてモータ61なし、コラム番号n+1においてモータ61あり、コラム番号n+2においてモータ61なしとなる。図7(d)に示すように、左駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55dでは、モータ61の有無情報のパターンdは、コラム番号nにおいてモータ61あり、コラム番号n+1においてモータ61なし、コラム番号n+2においてモータ61なしとなる。
図8は、本実施形態のコラム自動設定装置80の構成図である。
なお、本実施形態では、1つの棚13に6個のコラム72を有し、シングルコラムタイプの搬出機構55aが6個設置可能である。また、棚を6段に設置可能である。
図8に示すように、コラム自動設定装置80は、モータ有無情報作成部81(位置検出器)、パターン抽出部82(判定部)及び操作パネル83(表示部、警告部、選択部)を備えている。
モータ有無情報作成部81及びパターン抽出部82は、物品販売機の全体的な制御を行うコントロールユニット84(制御部)に備えられている。
操作パネル83は、例えば操作ユニット3に備えられ、液晶パネルによって構成されており、物品を販売する際の選択操作を行う装置である。
キャビネット4の物品収納部6には、各棚13に設置した搬出機構55のモータ61に駆動電力を供給するためのコネクタ85が夫々備えられている。例えば本実施形態においては、棚13を6段設置可能であるとともに、各棚13に6個の搬出機構55を備えられる場合には、6×6=36個のコネクタ85が備えられている。各コネクタ85は、コントロールユニット84に夫々電力供給線78を介して接続されており、コントロールユニット84を介して電力が供給される。
各コネクタ85には、何段目の棚13(1段目~6段目)の左から何番目(1番目~6番目)といったようにマーキングが施されている。
搬出機構55のモータ61には、1つのコネクタ85と接続するコネクタ86を備えている。
また、棚13のモータ61の設置位置にも、例えば左から何番目(1番目~6番目)といったようなマーキングが施されている。
そして、上記のように管理者が棚13に収納する物品の大きさに応じて、上記のようにシングルコラムタイプやダブルコラムタイプ等の搬出機構55を任意に設定した場合には、管理者は更に、モータ61を駆動させるために、棚13におけるモータ61の設置位置に対応するコネクタ85と各モータ61のコネクタ86とを接続する。
コントロールユニット84は、入出力装置、記憶装置(メモリ84a)(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央演算処理装置(CPU)及びタイマ等を含んで構成される。コントロールユニット84は、操作パネル83に表示される各種スイッチの操作信号及び各モータ61に流れる電流値を入力し、操作パネル83にモータの検出結果及び設定状態、設定スイッチ、設定結果を表示する。
また、コントロールユニット84には、リモートコントローラ87が着脱可能に接続されている。リモートコントローラ87は、操作パネル83における表示内容や操作スイッチの全てあるいは一部を表示して、操作パネル83の全ての機能あるいは一部の機能の代替として使用される。
図9は、コントロールユニット84において実行するコラム自動設定制御要領を示すフローチャートである。図10は、モータ有無情報作成サブルーチンにおける制御要領を示すフローチャートである。図11は、操作パネル83におけるモータ有無情報の表示例である。図12は、パターン抽出・セットサブルーチンにおける制御要領を示すフローチャートである。図13は、パターン抽出後の操作パネル83における表示例である。図14は、組み合わせ選択中での操作パネル83における表示例である。図15は、組み合わせ決定後の操作パネル83における表示例である。図16は、組み合わせ決定後の操作パネル83における他の表示例である。図17は、本実施形態におけるコラムパターンの一覧表である。
図9に示すコラム自動設定制御は、モータ61のコネクタ86をモータの位置に該当するコネクタ85に接続した後に、操作パネル83あるいはリモートコントローラ87でコラム自動設定制御を開始指示することにより実行開始される。
始めに、ステップS10では、モータ有無情報作成サブルーチンを実行する。モータ有無情報作成サブルーチンは、各段の棚13a~13f毎に順番に実行される。
モータ有無情報作成サブルーチンは、図10に示すように、始めにステップS100では、コラム番号nのモータ61に対して通電する。コラム番号nは、本サブルーチン開始時には、n=1とする。そして、ステップS110に進む。
ステップS110では、コラム番号nに対して電流検知をする。そして、ステップS120に進む。
ステップS120では、ステップS100におけるコラム番号nのモータ61に対する通電を開始してから所定時間T1以上経過したか否かを判別する。所定時間T1は、搬出機構55が駆動しない程度のわずかな時間であり、例えば数m秒にすればよい。所定時間T1以上経過した場合には、ステップS130に進む。所定時間T1以上経過していない場合には、ステップS110に戻る。
ステップS130では、コラム番号nのモータ61に対する通電を停止する。そしてステップS140に進む。
ステップS140では、ステップS110で検出したコラム番号nのモータ61の電流値の検知結果をメモリ84aに記録する。なお、モータ61の電流値の検知結果としては、電流が流れたか否かを結果として記録すればよい。電流が流れた場合には、コラム番号nのコネクタ85にモータ61が接続されている、即ちコラム番号nにモータ61を備えていることを示す一方、電流が流れていない場合には、コラム番号nのコネクタ85にモータ61が接続されていない、即ちコラム番号nにモータ61が備えられていないことを示す。そして、ステップS150に進む。
ステップS150では、現状のコラム番号nが各棚13において最も右側の最後のコラム72であるか否か、例えば一番上の1段目の棚13aである場合にはn=6であるか否かを判別する。コラム番号nが最後のコラム72である場合には、本サブルーチンを終了する。なお、図10に示す本サブルーチンは棚13毎に実行されるので、例えば棚13が6段設けられた場合には、本サブルーチンを合計6回実行することになる。そして、本サブルーチンを終了し、図9に示すメインルーチンのステップS20に進む。コラム番号nが最後のコラム72でない場合には、ステップS160に進む。
ステップS160では、n=n+1とする。そして、ステップS100に戻る。
なお、モータ有無情報作成サブルーチンは、モータ有無情報作成部81による制御であって、本発明の位置検出器に該当する。
図9のステップS20では、モータ61の有無情報を表示する。そして、ステップS30に進む。モータ61の有無情報は、例えば図11に示すように、操作パネル83に棚番号1~N(本実施形態では、N=6)毎に、コラム番号を例えば丸内に表示したコラム番号表示90を左側から順番に表示し、モータ61ありのコラム72は白丸表示、モータ61なしのコラム72はグレー表示のように色を変えて表示する。図11では、1段目の棚13a(棚番号1:棚1と表示)では、左からコラム番号1(01と表示)はモータ61あり、コラム番号2(02と表示)はモータ61なし、コラム番号3(03と表示)はモータ61あり、コラム番号4(04と表示)はモータ61なし、コラム番号5(05と表示)はモータ61あり、コラム番号6(06と表示)はモータ61なしを示している。
ステップS30では、パターン抽出・セットサブルーチンを実行する。パターン抽出・セットサブルーチンは、各段の棚13毎に順番に実行される。なお、本サブルーチンの開始時には、棚番号N=1とする。
パターン抽出・セットサブルーチンは、図12に示すように、始めにステップS200では、棚番号Nのパターン抽出を実行開始する。また、コラム番号nを、棚番号Nの一番左側のコラム番号に設定する。そして、ステップS210に進む。
ステップS210では、棚番号Nのコラム番号n、n+1、n+2について、メモリ84aに記憶されているモータ有無情報を読み出す。例えば棚13a(棚番号1)において始めには、コラム番号1、コラム番号2及びコラム番号3のモータ有無情報を読み出して取得する。そして、ステップS220に進む。
ステップS220では、ステップS210で読み出したコラム番号nのモータ有無情報が、図7(a)に示すシングルコラムタイプのモータ有無情報のパターンaと一致するか否かを判別する。パターンaと一致する場合には、ステップS230に進む。パターンaと一致しない場合には、ステップS240に進む。
ステップS230では、コラム番号nをシングルコラムタイプである、詳しくはコラム番号nにはシングルコラムタイプの搬出機構55aが設置されていると推定して、その推定結果を一時記憶する(シングルセット)。そして、ステップS240に進む。
ステップS240では、ステップS210で読み出したコラム番号n及びn+1のモータ有無情報が、図7(b)に示す左駆動駆動ダブルコラムタイプのモータ有無情報のパターンbと一致するか否かを判別する。パターンbと一致する場合には、ステップS250に進む。パターンbと一致しない場合には、ステップS260に進む。
ステップS250では、コラム番号n、n+1を左駆動ダブルコラムタイプである、詳しくはコラム番号n、n+1には左駆動ダブルコラムタイプの搬出機構55bが設置されていると推定して、その推定結果を一時記憶する(ダブルセット)。そして、ステップS260に進む。
ステップS260では、ステップS210で読み出したコラム番号n、n+1、n+2のモータ有無情報が、図7(c)に示す中央駆動トリプルコラムタイプのモータ有無情報のパターンcと一致するか否かを判別する。パターンcと一致する場合には、ステップS270に進む。パターンcと一致しない場合には、ステップS280に進む。
ステップS270では、コラム番号n、n+1、n+2を中央駆動トリプルコラムタイプである、詳しくはコラム番号n、n+1、n+2には中央駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55cが設置されていると推定して、その推定結果を一時記憶する(トリプルAセット)。そして、ステップS280に進む。
ステップS280では、ステップS210で読み出したコラム番号n、n+1、n+2のモータ有無情報が、図7(d)に示す左駆動トリプルコラムタイプのモータ有無情報のパターンdと一致するか否かを判別する。パターンdと一致する場合には、ステップS290に進む。パターンdと一致しない場合には、ステップS300に進む。
ステップS290では、コラム番号n、n+1、n+2を左駆動トリプルコラムタイプである、詳しくはコラム番号n、n+1、n+2には左駆動トリプルコラムタイプの搬出機構55dが設置されていると推定して、その推定結果を一時記憶する(トリプルBセット)。そして、ステップS300に進む。
ステップS300では、コラム番号n=n+1とする。そして、ステップS310に進む。
ステップS310では、現状のコラム番号nが棚番号Nにおいて最も右側の最後のコラム72であるか否か、例えば一番上の1段目の棚13aである場合にはn=6であるか否かを判別する。コラム番号nが最後のコラム72である場合には、ステップS320に進む。コラム番号nが最後のコラム72でない場合には、ステップS210に戻る。
ステップS320では、棚番号NをN+1とする。そして、ステップS330に進む。
ステップS330では、棚番号Nが最後の棚、即ち本実施形態では、N=6であるか否かを判別する。棚番号Nが最後の棚である場合には、ステップS340に進む。棚番号Nが最後の棚でない場合には、ステップS200に戻る。
ステップS340は、ステップS230、S250、S270、S290で推定、一時記憶した(抽出した)コラムパターンを、コラム番号に対応付けて全てメモリに84aに記憶する。そして、パターン抽出・セットサブルーチンを終了し、メインルーチンのステップS40に進む。
なお、パターン抽出・セットサブルーチンは、パターン抽出部82による制御であって、本発明の判定部に該当する。
ステップS40では、全ての棚13において、メモリ84aに記憶しているコラムパターン候補を操作パネル83に表示する。例えば、図13に示すように、操作パネル83にコラム番号を棚番号1~棚番号N毎に丸で囲んで左右に一列に並んで表示する(コラム番号表示90)。なお、本実施形態では、6段の棚に夫々コラム72が6個あるので、左右に6個並べたコラム番号表示90を6段表示する。更に、コラムパターン候補については、夫々のコラム番号表示90の下に矩形状のバー表示91で行う。コラムパターン候補の表示については、その種類(a~d)によって異なる色や模様等によって異なる態様で区別して表示する。例えば図13、14では、コラムパターンbは右上がり斜線、コラムパターンcは右下がり斜線のハッチングでバー表示91をしている。また、コラムパターンaについては表示を省略しており、コラムパターンが決定された場合には黒塗りでバー表示91をする。
図11の1段目の棚(棚番号1)に示すように、コラム番号1はモータ61あり、コラム番号2はモータ61なし、コラム番号3はモータ61あり、コラム番号4はモータ61なし、コラム番号5はモータ61あり、コラム番号6はモータ61なしの場合には、図13の棚番号1において示すように、コラムパターンの候補が以下の1)~3)の3パターンの組み合わせに推定される。
1)コラム番号1及び2がパターンb、コラム番号3及び4がパターンb。コラム番号5及び6がパターンb。
2)コラム番号1がパターンa、コラム番号2、3及び4がパターンc、コラム番号5及び6がパターンb。
3)コラム番号1及び2がパターンb、コラム番号3がパターンa、コラム番号4、5及び6がパターンc。
したがって、棚番号1においては、バー表示91が3段に表示される。なお、このバー表示91については、全て表示してもよいし、図13に示すように棚毎にパターン表示が同一にならなければ例えばコラム数の多いバー表示91のみ表示してバー表示91を一部省略してもよい。
また、コラム番号表示90については、決定されていない場合と決定されている場合とで、例えば丸の色を変えて表示する。図13では、棚番号1においては、コラム番号1~6についてコラムパターンの候補が上記1)~3)の3パターンあって1つに決定されていないので、グレー表示をしている。また、図11に示すように棚番号Nの左から1番目のコラム番号N1はモータ61なし、左から2番目のコラム番号N2はモータ61あり、左から3番目のコラム番号N3はモータ61なしと検出された場合には、コラム番号N1、N2、N3は、コラムパターンcのみ該当し、それ以外のコラムパターンa、b、dは該当しない。したがって、コラム番号N1、N2、N3は、コラムパターンcで決定される。このようにコラムパターンが決定される場合には、例えば図13に示すように、コラム番号N1、N2、N3の下部に黒塗りのバー表示91をし、コラム番号N1、N2、N3のコラム番号表示90についてはコラムパターンcの態様である右下がり斜線のハッチング表示をする。
以上のように、セットした(抽出した)コラムパターンをバー表示91によって全ての棚番号1~Nで表示する。そして、ステップS50に進む。なお、操作パネル83に全ての棚番号1~Nのコラム番号表示90及びバー表示91が表示できない場合には、スクロール表示にしてもよい。
ステップS50では、コラムパターンの組み合わせの競合が無しか否か、即ち棚13毎にコラムパターンの組み合わせが1通りのみであるか否かを判別する。組み合わせの競合が無い、即ち棚13毎にコラムパターンが1通りの組み合わせのみ抽出された場合には、本ルーチンを終了する。組み合わせの競合がある、即ち上記棚番号1のように、コラムパターンの組み合わせが複数通りあって、コラムパターンを決定できない場合には、ステップS60に進む。
ステップS60では、競合ありの棚について組み合わせの選択を実施する。組み合わせの選択は、操作パネル83に表示されているコラム番号表示90を押し、設定スイッチ92を押すことで決定される。例えば、図13の棚番号1に示すように表示されている場合に、コラム番号1及び2がコラムパターンbである場合には、コラム番号1及びコラム番号2のコラム番号表示90を押して設定スイッチ92を押す。これにより、コラム番号1及び2がコラムパターンbに決定される。そして、図14に示すように、コラム番号1及びコラム番号2のコラム番号表示90の下方に黒塗りのバー表示91がされるとともに、コラム番号1及びコラム番号2のコラム番号表示90はコラムパターンbの表示態様である右上がり斜線のハッチングがされる。この状態では、コラム番号1及びコラム番号2のコラムパターンは決定されたが、コラム番号3~6のコラムパターンはまだ決定されていない。
次に、例えばコラム番号3がコラムパターンa、コラム番号4~6がコラムパターンCである場合には、コラム番号4~6のコラム番号表示90を押して設定スイッチ92を押すことでコラム番号4~6がコラムパターンCであることが決定される。これにより、図15に示すように、コラム番号4~6の下方に黒塗りのバー表示91がされるとともに、コラム番号4~6のコラム番号表示90がコラムパターンcの表示態様である右下がり斜線のハッチングがされる。また、コラム番号3は、自動的にコラムパターンaに決定される。なお、コラム番号3を押して決定を押してもよい。これにより、コラム番号3がコラムパターンaに決定され、コラム番号4~6がコラムパターンcに自動的に決定される。
また、図14に示すようにコラム番号1及びコラム番号2のコラムパターンが決定された状態から、例えばコラム番号3、4がコラムパターンb、コラム番号5、6もコラムパターンbである場合には、コラム番号3及び4のコラム番号表示90を押して設定スイッチ92を押すことでコラム番号3、4がコラムパターンbであることが決定される。これにより、図16に示すように、コラム番号3、4のコラム番号表示90の下方に黒塗りのバー表示91がされるとともに、コラム番号3、4のコラム番号表示90をコラムパターンbの態様である右上がり斜線のハッチングがされる。また、コラム番号5、6は自動的にコラムパターンbに決定され、同様に黒塗りのバー表示91とコラム番号表示90のハッチングがされる。
なお、コラム番号表示90と設定スイッチ92を押すことによるコラムパターンの決定操作については、どのコラム72から行ってもよい。そして、ステップS30に戻る。
以上の制御によって、各棚13(棚番号1~N)についてモータ61の有無情報が取得され、コラムパターンが一義的に決定されるものについては自動的に決定する。コラムパターンの組み合わせの競合があって自動的に決定できない場合には、そのコラム番号についてコラムパターンの候補を表示し、選択して決定操作をすることで、コラムパターンが決定される。
本実施形態のように、コラムパターンが(a)から(d)の4種類に限定され、1つの棚13についてコラム72が6個ある場合には、図17に示すようにコラムパターンの組み合わせは、37通りある。なお、図17において、Sがコラムパターンa、Dがコラムパターンb、TAがコラムパターンc、TBがコラムパターンdを示す。
図17のイに示すように、組み合わせパターンNo.7と組み合わせパターンNo.24は、モータ61の有無情報が同一になる。ロに示すように、組み合わせパターンNo.12と組み合わせパターンNo.26は、モータ61の有無情報が同一になる。ハに示すように、組み合わせパターンNo.13と組み合わせパターンNo.29と組み合わせパターンNo.30は、モータ61の有無情報が同一になる。組み合わせパターンNo.19と組み合わせパターンNo.28は、モータ61の有無情報が同一になる。組み合わせパターンNo.23と組み合わせパターンNo.30は、モータ61の有無情報が同一になる。そして、それ以外のモータ61の有無情報では、コラムパターンは1種類に限定される。
したがって、モータ61の有無情報が上記イ~ホ以外のパターンである場合には、自動的にコラムパターンが決定される。モータ61の有無情報がイ~ホのいずれかである場合には、コラムパターンは複数考えられるので、操作パネル83に複数のバー表示91を行うことで、決定できない旨の警告が行われることになる。このような場合に、管理者は決定できないコラム72に対し、コラム番号と設定スイッチ92を押す決定操作を行うことで、コラムパターンが決定される。本実施形態では、殆どのモータ61の有無情報に対して対応するコラムパターンが1つであり、多くても3種類のコラムパターンに限定されるので、決定操作を多くても2回行うことで、1つの棚13のコラムパターンが決定される。
パターン抽出部82において設定された各棚13のコラム設定情報は、コントロールユニット84に提供される。コントロールユニット84は、このコラム設定情報に基づいて、操作パネル83にボタン表示を行う。ボタン表示としては、棚13毎に搬出機構55が占有するコラム72の位置及び大きさに応じたボタンを表示すればよい。また、各ボタンに対して、例えばリモコンによって物品の種類や価格等の情報を設定して操作パネル83に合わせて表示させることで、購入者が物品を容易に選択することが可能となる。また、コラム設定情報に基づいて、更に、照明の制御、冷温制御等に利用してもよい。
以上のように、本実施形態の物品販売機1では、物品を収納する物品収納部6の棚13には、物品が前後方向に並べて載置され、販売要求に応じて物品を前方に順次押し出す搬出機構55が備えられている。各棚13には、搬出機構55を複数設置可能に複数のコラム72を備えている。そして、大きさの異なる物品を収納可能にするために、1つのコラム72を使用するシングルコラムタイプ、2つのコラム72を使用するダブルコラムタイプ、3つのコラム72を使用するトリプルコラムタイプの搬出機構55が設置可能である
このように大きさの異なる搬出機構55を備えた場合には、管理者は搬出機構55を変更する際に、操作パネル83に表示する操作スイッチの大きさや位置を変更して、各搬出機構55と整合させるコラム72の設定作業が必要である。
本実施形態では、搬出機構55のモータ61の接続を検知して棚13におけるモータ61の設置位置を検出することで、コラム72の設定状況が自動的に判定される。そして、このコラム72の設定状況に応じて、操作パネル83に操作ボタンが表示されることで、コラム72の設定作業が容易に行われ、価格等の設定作業を容易に行うことができる。
なお、コラム72の自動設定が複数のパターンに推定される場合には、操作パネル83にコラム番号表示90とともに複数のバー表示91が行われることで警告が行なわれることになる。この場合、管理者が複数の候補から選択して、コラム72の設定を容易に決定することができる。また、コラム72の自動設定が間違っていた場合には、手動で変更することもできる。
このように、本実施形態では、モータ61の有無情報を検出することで、どのコラム72にどのコラムパターン(a)~(d)の搬出機構が配置されているかが自動的に殆ど設定されるので、全てのコラムパターンを設定するよりも容易にコラム設定を行うことができる。
本発明は以上の実施形態に限定するものではない。例えば、搬出機構55において搬出部であるスパイラル部57については、ベルトコンベア等を使用した構成でもよい。搬出機構の駆動部や搬出部についての詳細な構造は適宜変更できる。本発明は、棚に異なる種類の搬出機構を設置可能な物品販売機において、広く採用することができる。
1 物品販売機
13 棚
57 スパイラル部(搬出部)
55 搬出機構
61 モータ(駆動部)
72 コラム
81 モータ有無情報作成部(位置検出器)
82 パターン抽出部(判定部)
83 操作パネル(表示部、警告部、選択部)
84 コントロールユニット(制御部)

Claims (6)

  1. 物品を収納する棚に左右に複数個並べて設けられ、前記物品を前後方向に並べて収納するコラムと、前記棚に着脱可能に設置され、販売指令に基づいて前記コラムに収納された物品を順次搬出する搬出機構と、を備え、前記搬出機構は、前記棚にあらかじめ設定された複数箇所の左右位置に任意に設置可能な物品販売機のコラム自動設定装置であって、
    前記棚における前記搬出機構の設置位置を検出する位置検出器と、
    前記位置検出器によって検出された前記搬出機構の設置位置に基づいて、前記棚における前記コラムの設定状況を判定する判定部と、を備えたことを特徴とする物品販売機のコラム自動設定装置。
  2. 前記搬出機構は、1つの駆動部と、1つまたは隣合う複数の前記コラムを占有して設置される搬出部を備え、前記搬出部が占有する前記コラムの数または前記搬出部に対する前記駆動部の相対的な位置が異なる複数の種類から選択して設置され、
    前記位置検出器は、前記コラム毎に検出した前記駆動部の設置の有無を前記搬出機構の設置位置として検出し、
    前記判定部は、前記位置検出器により検出した前記駆動部の設置の有無情報に基づいて、前記搬出機構の種類及び設置位置を前記コラムの設定状況として判定することを特徴とする請求項1に記載の物品販売機のコラム自動設定装置。
  3. 前記コラムの設定状況が複数のパターンに判定される場合に警告を行う警告部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の物品販売機のコラム自動設定装置。
  4. 前記判定部によって前記コラムの設定状況が複数のパターンに判定された場合に、当該複数のパターンの前記設定状況を表示させる表示部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の物品販売機のコラム自動設定装置。
  5. 前記表示部に表示された複数のパターンの前記設定状況から、実際の前記コラムの設定状況を選択し確定させる選択部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の物品販売機のコラム自動設定装置。
  6. 前記判定部によって判定された前記コラムの設定状況に基づいて、前記コラムに収納される物品の情報、及び前記物品を購入するための操作ボタンを表示部に表示させる制御部を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の物品販売機のコラム自動設定装置。
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