JP2007257073A - 自動販売機 - Google Patents

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嘉一 斎藤
Yuki Ono
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Abstract

【課題】商品の補充作業を容易にして、商品の先入れ先出しを良好に実現することができる自動販売機を提供すること。
【解決手段】商品を前後方向に一列に並べて収納する複数のコラム11を上下段、左右列に配列し、該商品を常温状態で保管する商品保管庫10と、商品を前後方向に一列に並べて収納する複数のコラム22を上下段、左右列に配列し、該商品を所望の温度状態に維持して収容する商品収容庫20とを左右に設けた本体キャビネット1と、本体キャビネット1に形成された前面開口を開閉する扉体3とを備えた自動販売機において、商品補給指令に応じて、商品保管庫10の指定されたコラムの最後側の商品を取り出し、商品収容庫20の指定されたコラムの後端部まで搬送する第1搬送ユニット30と、商品販売指令に応じて、商品収容庫20の指定されたコラムの最前側の商品を取り出し、商品取出口4まで搬送する第2搬送ユニット40とを備えたものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度状態、すなわち冷却、もしくは加熱した状態に維持して収容する商品収容庫と、該商品を常温状態で保管する商品保管庫とを上下に区画して設けた自動販売機の改良に関する。
従来、缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機として、次のようなものが知られている。
例えば、自動販売機本体となるキャビネットの内部に、商品収容庫と商品保管庫とが左右に区画されて設けられた自動販売機である。
商品収容庫は、キャビネット内部の右方側に配設され、断熱構造を有し、商品を収納するための商品収納ラックが内部に設けられている。この商品収容庫は、商品収容庫の内部雰囲気を冷却、もしくは加熱することによって商品収納ラックの商品を所望の温度状態(冷却、もしくは加熱した状態)に維持して収容するものである。
商品保管庫は、キャビネット内部の左方側に配設され、商品を常温状態で保管するためのものである。この商品保管庫は、商品を前後方向に沿って一列に並べて収納する商品保管棚(コラム)を上下段、左右列に配列して、商品を保管している(例えば特許文献1参照)。
特開平7−006255号公報
ところが、上述したような特許文献1に提案の自動販売機では、一旦商品保管庫に保管した商品を取り出した後に、商品収容庫内部の商品収納ラックに補充する必要があり、商品の先入れ先出しを実現するためには商品の補充作業(いわゆるローディング作業)が煩雑なものになっていた。
本発明は、上記実情に鑑みて、商品の補充作業を容易にして、商品の先入れ先出しを良好に実現することができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、商品を前後方向に沿って一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列し、該商品を常温状態で保管する商品保管庫と、商品を前後方向に沿って一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列し、該商品を所望の温度状態に維持して収容する商品収容庫とを左右に区画して設けた自動販売機本体と、前記自動販売機本体に形成された前面開口を開閉するための扉体とを備え、前記商品収容庫に収容した商品を販売する自動販売機において、商品補給指令に応じて、前記商品保管庫の指定されたコラムの最後側の商品を取り出し、前記商品収容庫の指定されたコラムの後端部まで搬送する第1搬送手段と、商品販売指令に応じて、前記商品収容庫の指定されたコラムの最前側の商品を取り出し、前記扉体の前面に開口する態様で形成された商品取出口まで搬送する第2搬送手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記商品保管庫は、前記自動販売機本体の区画された左方側に設けてあり、かつ前記商品を起立姿勢で保管し、前記商品収容庫は、前記自動販売機本体の区画された右方側に設けてあり、かつ前記商品を起立姿勢で収容し、前記扉体には、前記商品収容庫に収容された商品を外部から視認させるためのガラス扉を備えて成ることを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、第1搬送手段が、商品補給指令に応じて、商品保管庫の指定されたコラムの最後側の商品を取り出し、商品収容庫の指定されたコラムの後端部まで搬送し、第2搬送手段が、商品販売指令に応じて、商品収容庫の指定されたコラムの最前側の商品を取り出し、扉体の前面に開口する態様で形成された商品取出口まで搬送するので、商品を補充する際には商品保管庫の前方から商品を投入するだけでよく、商品の補充作業を容易にして、商品の先入れ先出しを良好に実現することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図5は、それぞれ本発明の実施の形態における自動販売機を簡略的に示すものであり、図1は、斜視図、図2は、図1の一部を断面にして上方からみた断面平面図、図3は、図1におけるA−A線断面図(断面平面図)、図4は、図1におけるB−B線断面図(断面正面図)、図5は、図1におけるC−C線断面図(断面側面図)である。
これら図1〜図5において、自動販売機は、缶入り飲料、瓶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を冷却、もしくは加熱した状態で販売するもので、自動販売機本体である本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の形態を成しており、その内部は、大きく3つに区画されており、機械室2、商品保管庫10および商品収容庫20が設けてある。
機械室2は、最も下部に区画された室であり、種々の機械等が配設してある。特に本実施の形態に関連するものとしては、図には明示しないが、圧縮機および凝縮器が配設してある。
商品保管庫10は、機械室2の上方であって左方に区画された室である。この商品保管庫10の内部には、複数の商品保管コラム11が上下段、左右列に配列して設けてある。商品保管コラム11は、それぞれ前後方向に沿って延在する態様で設けてある。この商品保管コラム11は、前後に配設された一対のコラム用プーリ111間に無端状のベルトコンベア112が張設されて構成してあり、それぞれ商品を起立姿勢で前後方向に沿って一列に並べて収納している(図6参照)。ここに、図には明示しないが、一対のコラム用プーリ111は、その一方にモータ等のプーリ駆動機構11aが連結してあり、プーリ駆動機構11aによりコラム用プーリ111が回転駆動する結果、ベルトコンベア112は変位する。このような商品保管庫10は、各商品保管コラム11に収納される商品を常温にて保管するものである。
商品収容庫20は、機械室2の上方であって右方に区画された室である。つまり、商品保管庫10は、区画された左方側に設けてある一方、商品収容庫20は、区画された右方側に設けてある。この商品収容庫20は、所定個所に断熱板および断熱扉を配設することにより断熱構造を有している。より詳細に説明すると、商品収容庫20は、上部断熱板20a、底部断熱板20b、後部断熱板20cおよび左右一対の側部断熱板20dを配設することにより形成された室である。断熱扉20eは、左方の側部断熱板20dの後方側において、前後方向にスライド移動可能に配設してある。この断熱扉20eが後方に向けてスライド移動することにより、商品保管庫10と商品収容庫20とが閉塞されることになる。また、商品保管庫10の前面側には着脱可能な前側断熱板20fが設けてあるとともに、本体キャビネット1の左側側板の前方側には上下方向が長手方向になる断熱ボード20gが貼着してあり、これにより、商品収容庫20は、商品保管庫10の前方側に連通した断熱構造を有している。
また、商品収容庫20は、一対の側部断熱板20d間に設けた仕切断熱板20hにより2つの室が上下に画成してある。下側の室21aの内部には、上述した圧縮機および凝縮器と冷媒配管を通じて連結された蒸発器21cが設けてある。かかる蒸発器21cは、圧縮機および凝縮器とともに冷却ユニットを構成し、下側の室21aの内部雰囲気を冷却するものであり、これにより、下側の室21aは冷室である。上側の室21bの内部には、ヒータ(図示せず)が設けてある。かかるヒータが駆動する場合には、上側の室21bの内部雰囲気が加熱される。その一方、ヒータが駆動停止で、下側の室21aと連通状態になっている場合には、上側の室21bの内部雰囲気は冷却される。これにより、上側の室21bは、冷/温室である。
このような商品収容庫20の内部には、複数の商品収納コラム22が上下段、左右列に配列してある。より詳細に説明すると、商品収容庫20を構成する各室には、複数の商品収納コラム22が左右列に配列してある。商品収納コラム22は、それぞれ前後方向に沿って延在する態様で設けてある。この商品収納コラム22は、前後に配設された一対のコラム用プーリ221間に無端状のベルトコンベア222が張設されて構成してあり、それぞれ商品を起立姿勢で前後方向に沿って一列に並べて収納している。ここに、図には明示しないが、一対のコラム用プーリ221は、その一方にモータ等のプーリ駆動機構22aが連結してあり、プーリ駆動機構22aによりコラム用プーリ221が回転駆動する結果、ベルトコンベア222は変位する。
また、商品収容庫20の内部には、商品収納コラム22毎に商品検出センサ(図示せず)が設けてある。商品検出センサは、対応する商品収納コラム22に空きがあるか否かを検出し、空きがある場合には、その旨の信号を後述する自販機制御部C1に出力するものである。
このように商品収容庫20は、各商品収納コラム22に収納する商品を所望の温度状態、すなわち冷却、もしくは加熱した状態に維持するものである。
一方、本体キャビネット1には、扉体3が設けてある。扉体3は、本体キャビネット1の前面開口を覆うためのもので、左右に分割して形成してある。右方側の扉(以下、第1扉体ともいう)3aは、断熱性のガラス扉であり、商品収容庫20および機械室2の一部を覆うのに十分な大きさを有したものである。この第1扉体3aは、本体キャビネット1の右方側側縁部に開閉可能となる態様でヒンジ結合してある。左方側の扉(以下、第2扉体ともいう)3bは、その前面が右方から左方に向けて漸次前方に突出する態様で構成してあり、商品保管庫10および機械室2の一部を覆うのに十分な大きさを有したものである。つまり、第2扉体3bの前面は、当該自動販売機の右斜め前方に対向している。この第2扉体3bの前面側には商品取出口4が設けてある。商品取出口4は、利用者が商品を取り出すための開口となる。また、この第2扉体3bの前面には、商品を販売する際に必要となる商品選択ボタン5、紙幣挿入口6、硬貨投入口7、返却レバー8、硬貨返却口9が設けてある一方、後面側には貨幣処理部(図示せず)が設けてある。
上記本体キャビネット1には、商品取出室(図示せず)、第1搬送ユニット(第1搬送手段)30および第2搬送ユニット(第2搬送手段)40が設けてある。
商品取出室は、商品保管庫10の前方側であって商品取出口4を後方側より臨む位置に画成された室である。
第1搬送ユニット30は、商品保管庫10および商品収容庫20の後方側に設けてあり、商品保管庫10に保管されている商品を商品収容庫20に搬送するものである。この第1搬送ユニット30は、X−Y搬送機構(図示せず)および受部31を備えて構成してある。
X−Y搬送機構は、図には明示していないが、受部31を搭載して、該受部31を上下方向および左右方向に移動させるものである。このX−Y搬送機構は、周知のものであり、左右方向に延在するX軸搬送部30aが、上下方向に延在し、かつ左右一対のY軸搬送部30bに連結されて構成してある。
X軸搬送部30aは、搭載する受部31をX軸方向、すなわち左右方向に沿って移動可能に案内支持してある。
Y軸搬送部30bは、X軸搬送部30aをY軸方向、すなわち上下方向に沿って移動可能に案内支持してある。つまり、Y軸搬送部30bは、X軸搬送部30aに搭載される受部31が上下方向に沿って移動することを案内するものである。
また、このようなX−Y搬送機構には、上記受部31を指定したコラム(商品保管コラム11、商品収納コラム22)の位置に移動して停止させるために位置検知手段(図示せず)が備えてあり、与えられた商品補給指令により、指定された商品保管コラム11および商品収納コラム22の位置に移送するようにしてある。
また、Y軸搬送部30bは、X軸搬送部30aとは別個であって該X軸搬送部30aの上方に、左右方向が長手方向となる第1長尺断熱板(図5参照)32をY軸方向、すなわち上下方向に沿って移動可能に案内支持してある。この第1長尺断熱板32は、仕切断熱板20hと後部断熱板20cとにより形成される開口を閉塞するのに十分な大きさを有している。
受部31は、前後一対の送出ローラ311間に無端状のベルトコンベア312が張設されて構成してある(図7および図8参照)。かかる一対の送出ローラ311は、その一方にモータ等のローラ駆動機構31aが連結してあり、当該送出ローラ311が回転駆動する結果、ベルトコンベア312が変位する。このような受部31は、ガイドローラ(図示せず)を介してX−Y搬送機構を構成するX軸搬送部30aに案内支持されている。
そのような第1搬送ユニット30において、受部31は、常態においては、商品保管庫10の最下段の商品保管コラム11の後方位置に待機している。また、第1長尺断熱板32は、仕切断熱板20hと後部断熱板20cとにより形成される開口を閉塞する位置に待機している。
第2搬送ユニット40は、商品収容庫20の前方側に設けてあり、商品収容庫20に収容されている商品を商品取出口4(商品取出室)に搬送するものである。この第2搬送ユニット40は、X−Y搬送機構(図示せず)および受部41を備えて構成してある。
X−Y搬送機構は、図には明示していないが、受部41を搭載して、該受部41を上下方向および左右方向に移動させるものである。このX−Y搬送機構は、周知のものであり、左右方向に延在するX軸搬送部40aが、上下方向に延在し、かつ左右一対のY軸搬送部40bに連結されて構成してある。
X軸搬送部40aは、搭載する受部41をX軸方向、すなわち左右方向に沿って移動可能に案内支持してある。
Y軸搬送部40bは、X軸搬送部40aをY軸方向、すなわち上下方向に沿って移動可能に案内支持してある。つまり、Y軸搬送部40bは、X軸搬送部40aに搭載される受部41が上下方向に沿って移動することを案内するものである。
また、このようなX−Y搬送機構には、上記受部41を指定したコラム(商品収納コラム22、商品取出室)の位置に移動して停止させるために位置検知手段(図示せず)が備えてあり、与えられた商品販売指令により、指定された商品収納コラム22および商品取出室の位置に移送するようにしてある。
また、Y軸搬送部40bは、X軸搬送部40aとは別個であって該X軸搬送部40aの上方に、左右方向が長手方向となる第2長尺断熱板42(図2参照)をY軸方向、すなわち上下方向に沿って移動可能に案内支持してある。第2長尺断熱板42は、仕切断熱板20hと第1扉体3aとにより形成される開口を閉塞するのに十分な大きさを有している。
受部41は、前後一対の送出ローラ411間に無端状のベルトコンベア412が張設されて構成してある(図9参照)。かかる一対の送出ローラ411は、その一方にモータ等のローラ駆動機構41aが連結してあり、当該送出ローラ411が回転駆動する結果、ベルトコンベア412が変位する。このような受部41は、ガイドローラ(図示せず)を介してX−Y搬送機構を構成するX軸搬送部40aに案内支持されている。
そのような第2搬送ユニット40において、受部41は、常態においては、商品収容庫20の最下段の商品収納コラム22の前方位置に待機している。また、第2長尺断熱板42は、仕切断熱板20hと第1扉体3aとにより形成される開口を閉塞する位置に待機している。
図6は、本発明の実施の形態における自動販売機の制御系を簡略的に示すブロック図である。この図6に示すように、自動販売機は、自販機制御部C1、商品補給制御部C2および商品販売制御部C3を備えている。
自販機制御部C1は、自動販売機の動作を統括的に制御するものであり、特に本実施の形態においては、商品補給制御部C2に対して商品補給指令を出力するとともに、商品販売制御部C3に対して商品販売指令を出力するものである。より具体的に説明すると、商品収容庫20の各商品収納コラム22に設けた商品検出センサが信号を出力した場合には、自販機制御部C1は、商品補給制御部C2に対して商品補給指令を出力する。
一方、自販機制御部C1は、紙幣挿入口6および硬貨投入口7を通じて貨幣が投入された場合、貨幣処理部を通じてその正偽を判定し、正貨であった場合にさらに投入金額の認識を行う。商品販売に必要となる金額の貨幣が投入された場合、自販機制御部C1は、商品選択ボタン5を有効化し、さらに有効化した商品選択ボタン5が押下された場合、商品販売指令を商品販売制御部C3に出力する。
商品補給制御部C2は、自販機制御部C1から商品補給指令が出力された場合、予めメモリM1に格納してあるプログラムやデータにしたがって第1搬送ユニット各部の制御を行うものである。
商品販売制御部C3は、自販機制御部C1から商品販売指令が出力された場合、予めメモリM2に格納してあるプログラムやデータにしたがって第2搬送ユニット各部の制御を行うものである。
以上のような構成を有する自動販売機の商品補給動作、並びに商品販売動作について説明する。
まず、外部から自動販売機に商品を補充する場合には第2扉体3bを開成させるとともに、前側断熱板20fを取り外す。これにより、商品保管庫10は前面が開放した状態になる。かかる状態で商品を前方側から起立姿勢の状態で各商品保管コラム11の上面に載置する。これを補充する商品の種類毎に行う結果、各商品保管コラム11には、商品が前後方向に沿って一列に収納されることになる。その後、前側断熱板20fを取り付け、外扉を閉成して、商品の補充作業を終了する。
このような状態で商品収容庫20の商品収納コラム22に空きがあれば、該商品収納コラム22に設けた商品検出センサから信号が自販機制御部C1に出力される。そうすると、自販機制御部C1は、商品補給制御部C2に対して商品補給指令を出力する。
商品補給指令が出力されると、商品補給制御部C2は、X−Y搬送機構を通じて受部31を指定された商品保管コラム11にアクセスさせる。すなわち、受部31を該商品保管コラム11の後方側に位置させる。受部31が指定された商品保管コラム11にアクセスすると、商品補給制御部C2は、プーリ駆動機構11aを駆動させて一対のコラム用プーリ111を回転駆動させてベルトコンベア112を変位させるとともに、ローラ駆動機構31aを駆動させて一対の送出ローラ311を回転駆動させてベルトコンベア312を変位させる。これにより、図7に示すように、該商品保管コラム11の最後側に保管された商品、すなわち該商品保管コラム11において最も先に保管された商品を、起立姿勢を保持したまま受部31の上面に載置させる。
受部31に商品が載置されると、商品補給制御部C2は、X−Y搬送機構を通じて受部31を指定された商品収納コラム22にアクセスさせる。すなわち、受部31を該商品収納コラム22の後方側に位置させる。このとき、断熱扉20eは、前方にスライド移動して商品保管庫10と商品収容庫20とを開放している。
受部31が指定された商品収納コラム22にアクセスすると、商品補給制御部C2は、プーリ駆動機構22aを駆動させて一対のコラム用プーリ221を回転駆動させてベルトコンベア222を変位させるとともに、ローラ駆動機構31aを駆動させて一対の送出ローラ311を回転駆動させてベルトコンベア312を変位させる。これにより、図8に示したように、該受部31に載置された商品は、その姿勢を保持したままで商品収納コラム22に後方側から収納される。以下同様な商品補給動作を繰り返し行ってすべての商品収納コラム22に商品を起立姿勢の状態で装填する。
このような商品補給動作を行うことにより、商品保管庫10にて常温状態で保管されていた商品は、商品収容庫20に搬送されることにより、該商品収容庫20の内部雰囲気が冷却、もしくは加熱される結果、冷却、もしくは加熱状態に維持される。つまり、所望の温度状態に維持される。
一方、自販機制御部C1から商品販売指令が出力されると、商品販売制御部C3は、X−Y搬送機構を通じて、選択された商品に対応する商品収納コラム22(指定された商品収納コラム22)に受部41をアクセスさせる。すなわち、受部41を該商品収納コラム22の前方側に位置させる。受部41が指定された商品収納コラム22にアクセスすると、商品販売制御部C3は、プーリ駆動機構22aを駆動させて一対のコラム用プーリ221を回転駆動させてベルトコンベア222を変位させるとともに、ローラ駆動機構41aを駆動させて一対の送出ローラ411を回転駆動させてベルトコンベア412を変位させる。これにより、該商品収納コラム22の最前側に収納された商品、すなわち該商品収納コラム22において最も先に収納された商品を、起立姿勢を保持したまま受部41の上面に載置させる。
受部41に商品が載置されると、商品販売制御部C3は、X−Y搬送機構を通じて受部41を商品取出室にアクセスさせて商品販売動作を終了する。
受部41が商品取出室にアクセスすると、商品取出口4を通じて利用者が該商品を取り出すことができる。
以上説明したような本発明の実施の形態における自動販売機においては、第1搬送ユニット30が、商品補給指令に応じて、商品保管庫10の指定された商品保管コラム11の最後側の商品、すなわち該商品保管コラム11において最も先に保管された商品を取り出し、商品収容庫20の指定された商品収納コラム22まで搬送し、第2搬送ユニット40が、商品販売指令に応じて、商品収容庫20の指定された商品収納コラム22の最前側の商品、すなわち該商品収納コラム22において最も先に収納された商品を取り出し、商品取出口4まで搬送するので、商品を補充する際には商品保管庫10の前方から商品を投入するだけでよく、商品の補充作業を容易にして、商品の先入れ先出しを良好に実現することができる。
上記自動販売機によれば、商品を起立姿勢で商品取出口4に搬送するので、利用者は該商品を取り出しやすくなり、利便性を向上させることができる。特に、商品収容庫20で商品を起立姿勢で収容し、第2搬送ユニット40が選択された商品を起立姿勢を保持して搬送するので、商品販売時間を必要最小限にすることができる。
また、自動販売機によれば、商品保管庫10で常温状態で商品を保管し、販売に必要な数量だけの商品を商品収容庫20で所望の温度状態に維持して収容するようにしたので、冷却、あるいは加熱に要するエネルギーの低減化を図ることができ、省エネルギーかを図ることができる。
更に、商品収容庫20の前面を開閉する第1扉体3aを断熱ガラス扉としたことにより、該商品収容庫20の内部を視認することが可能になり、利用者は、商品販売時に、選択した商品が搬送される状態を目視することができ、集客力の向上を図ることができる。特に、本実施の形態では、第2扉体3bの前面を右方から左方に向けて漸次前方に突出する態様で構成して当該自動販売機の右斜め前方に対向しているので、図2に示すように、利用者を商品販売時に第1扉体3aの前方に立たせることができる。これにより、より確実に商品収容庫20の内部を視認することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、本発明の自動販売機では、第1搬送手段により商品保管庫から商品収容庫の冷/温室に商品が搬送され、当該冷/温室が温室として利用されているときには、該商品収容庫(冷/温室)に商品を搬送してから予め決められた時間内に当該商品が販売されていない場合に当該商品が収納された収納コラムを無効化しても構わない。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の商品を販売するのに有用である。
本発明の実施の形態における自動販売機を簡略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態における自動販売機を簡略的に示す断面平面図である。 本発明の実施の形態における自動販売機を簡略的に示す断面平面図である。 本発明の実施の形態における自動販売機を簡略的に示す断面正面図である。 本発明の実施の形態における自動販売機を簡略的に示す断面側面図である。 本発明の実施の形態における自動販売機の制御系を簡略的に示すブロック図である。 第1搬送ユニットの搬送過程を拡大して示した説明図である。 第1搬送ユニットの搬送過程を拡大して示した説明図である。 第2搬送ユニットの搬送過程を拡大して示した説明図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
4 商品取出口
10 商品保管庫
11 商品保管コラム
20 商品収容庫
22 商品収納コラム
30 第1搬送ユニット
40 第2搬送ユニット
C2 商品補給制御部
C3 商品販売制御部

Claims (2)

  1. 商品を前後方向に沿って一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列し、該商品を常温状態で保管する商品保管庫と、商品を前後方向に沿って一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列し、該商品を所望の温度状態に維持して収容する商品収容庫とを左右に区画して設けた自動販売機本体と、
    前記自動販売機本体に形成された前面開口を開閉するための扉体と
    を備え、
    前記商品収容庫に収容した商品を販売する自動販売機において、
    商品補給指令に応じて、前記商品保管庫の指定されたコラムの最後側の商品を取り出し、前記商品収容庫の指定されたコラムの後端部まで搬送する第1搬送手段と、
    商品販売指令に応じて、前記商品収容庫の指定されたコラムの最前側の商品を取り出し、前記扉体の前面に開口する態様で形成された商品取出口まで搬送する第2搬送手段と
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記商品保管庫は、前記自動販売機本体の区画された左方側に設けてあり、かつ前記商品を起立姿勢で保管し、
    前記商品収容庫は、前記自動販売機本体の区画された右方側に設けてあり、かつ前記商品を起立姿勢で収容し、
    前記扉体には、前記商品収容庫に収容された商品を外部から視認させるためのガラス扉を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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