JP2822359B2 - テスト機能付自動販売機 - Google Patents

テスト機能付自動販売機

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JP2822359B2 JP3018128A JP1812891A JP2822359B2 JP 2822359 B2 JP2822359 B2 JP 2822359B2 JP 3018128 A JP3018128 A JP 3018128A JP 1812891 A JP1812891 A JP 1812891A JP 2822359 B2 JP2822359 B2 JP 2822359B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商品販売のために制御さ
れる自動販売機内蔵の負荷の電気回路の接続状態をテス
トする機能を備えた自動販売機(自販機とも略記する)
に関する。なお以下各図において同一の符号は同一もし
くは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】従来の自販機におけるテスト機能として
は、販売テストとして商品をコインを使用せずに販売で
きる機能がある。この販売テストでは商品がなくてもモ
ータやソレノイドの動作が正しく行われるか否かをチェ
ックできるように商品売切状態でも販売動作を行うよう
になっているものが多い。そして自販機として各負荷へ
の回路接続が良いか否かをみるには、この販売テストを
利用してモータやソレノイドが動作していることを商品
の搬出や機構の動作の有無、もしくはモータやソレノイ
ドの動作音の有無等で判定,確認していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のテスト方法では、最近の自販機のように1回の販
売で2〜3ケのモータやソレノイドが同時に動くように
なっていると、動作音では全てがOKか否かがわから
ず、機構の動作の有無についても機構内部の動作はわか
らない場合がある。確実にテストを行うには商品を用意
して販売の有無をみればよいが、現在のように自販機の
多セレクション化,大型化時代では、何種類もの商品を
用意したり商品を積みかえたりするのは多くの時間がか
かり効率がわるい。また従来の販売テストでは商品販売
に直接無関係な自販機内部の加熱用のヒータや冷却用の
コンプレッサモータの動作テストはできず、これを確認
するためには実際に加熱,冷却されているか否かを温度
計等でみる必要があり、多大な時間を必要としていた。
そこで本発明はこの問題を解消できるテスト機能付自動
販売機を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解消するた
めに、請求項1のテスト機能付自動販売機は、『自動販
売機の通常の動作を制御する手段であって、(操作部2
のモード切換スイッチ2Aおよびスタート釦4などによ
って出力される)テストモードとする指令の入力に基づ
き、前記制御の対象であり且つこのテストの対象となる
複数の負荷(DCモータM1,M2、ヒータ回路7な
ど)の回路を閉成させる出力信号を、順次1つづつ前記
負荷を選択して出力し、この出力のつど当該負荷回路に
所定値以上の電流が流れたか否かを調べ、該電流が流れ
ない場合には当該負荷の回路に異常がある旨の信号を出
力する制御手段(制御部1など)を備えた』ものとし、
【0005】請求項2のテスト機能付自動販売機では、
請求項1に記載のテスト機能付自動販売機において、
『前記制御手段は、前記テスト対象負荷の回路の電源
(DC電源6,AC100Vなど)の種類別に夫々1つ
づつ設けられた前記電流が流れたか否かを検出する電流
検出手段(DC電流検出回路51,AC電流検出回路5
2など)の検出信号を入力するものである』ようにし、
また
【0006】請求項3のテスト機能付自動販売機では、
請求項1または請求項2に記載のテスト機能は自動販売
機において、『前記制御手段は前記の異常がある旨の信
号を表示手段(表示部3など)に表示出力する』ように
する。
【0007】
【作用】本発明では動作テストとして直接販売に関わる
負荷だけでなく、間接的に販売に関わる負荷も含め、制
御部で制御される全ての負荷に対して1つづつ単独にオ
ン,オフさせて動作の有無をテストしようとするもの
で、それによりテストできる負荷の範囲を拡大し、かつ
テストの時間を短くしようとするものである。負荷の動
作の有無の判定方法としては、実際の動作を人がみる
のでは効率がわるく自販機の奥にあったりするとわかり
にくい、人がみる判定では自動化できない、の2点よ
り、動作の有無を負荷への電流の通電の有無で判定す
る。すなわち負荷オフの状態の電流(ゼロ)と比べ、負
荷オン時の電流が増加することで負荷動作とみなすこと
にするものである。
【0008】
【実施例】以下図1および図2に基づいて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の一実施例としての制御回
路の構成を示すブロック図である。なおこの例は温,冷
両用のカップ式コーヒ自販機の場合を示す。同図におい
て1はマイコン等からなる制御部で、図1の回路全体の
制御、つまり自販機の(商品販売のための)通常の制御
および本発明に関する動作テストの制御を行う。2は制
御部1に指令を与える操作部で、2Aはこの操作部に設
けられたモード切換スイッチ、4は同じくスタート釦で
ある。3は商品販売モードでは投入金額等を、また動作
テストモードではテスト結果等を表示する表示部であ
る。01は商品販売モードにおいて硬貨の受入,払出等
を行う金銭管理部、02は同じく商品選択を行うための
押釦部、03は押釦部02の各押釦に対応して設けら
れ、商品販売モードにおいて当該商品の選択の可否を表
示するAPI売切表示部である。
【0009】M1,M2,…は例えば商品販売モードに
おいて商品搬出を行うためのDCモータ、Sは同じくD
Cソレノイドであり、X1〜X3は後述の交流負荷の電
源投入用のDCリレーである。6は商用電源AC100
Vから各種の直流電圧、即ちこの例では制御部1に対す
るDC5VやDCモータM1,M2…、DCソレノイド
S、リレーX1〜X3に対するDC24V等を作り出す
DC電源である。7は商品販売モードでAC100V電
源によりリレーX1のa接点X1aを介し付勢される例
えば飲料用の湯を作るためのヒータ回路、MCは同じく
AC100V電源によりリレーX2のa接点X2aを介
し付勢される例えば飲料用の氷を作るための冷凍機駆動
用のコンプレッサモータ、MMは同じくAC100V電
源によりリレーX3のa接点X3aを介し付勢されるコ
ーヒ豆を挽くためのミルモータである。
【0010】次に51はDC電源6の24V回路から直
流の動作テスト対象負荷としてのDCモータM1,M2
…、DCソレノイドSに供給される負荷電流を検出し、
この検出出力を制御部1に与えるDC電流検出回路、ま
た52はAC100V電源より交流の動作テスト対象負
荷としてのヒータ回路7,コンプレッサモータMC,ミ
ルモータMM等に供給される負荷電流を電流トランスC
Tを介して検出し、この検出出力を制御部1に与えるA
C電流検出回路である。
【0011】次に図1の本発明に関わる制御部1の動作
を説明する。制御部1に対して操作部2のモード切換ス
イッチ2Aを介して動作テストモードとする入力を与え
ると、制御部1は表示部3に動作テストモードになった
ことを表示する。次に同じく操作部2のスタート釦4を
押すことにより、制御部1は各動作テスト対象負荷を1
つづつ順番にオンさせる出力をしていく。但しある出力
から次の出力を行うまでは1度全負荷をオフにする。電
流検出回路52,51は夫々交流の負荷回路の電流変
化,直流の負荷回路の電流変化を検出するもので、変化
の検出レベルはAC,DCとも動作テスト対象負荷の最
小負荷電流の1/2程度に設定されている。自販機の場
合、例えばそのレベルはAC,DC共50mA程度であ
る。このように50mA程度の検出レベルであっても、
各動作テスト対象負荷をオンさせる出力を行う前は、電
流検出回路51または52には仮に電流が流れるとして
も、例えば図外の庫内灯などの制御部により制御されな
い負荷の電流が流れているのみでその値は小さく、50
mAの電流増加の変化は当該の動作テスト対象負荷の回
路が通電状態になったことを示すものとして容易に区別
できる。
【0012】図2はこの動作テストのタイムチャートの
例を示す。同図において出力1,出力2,…出力nは夫
々制御部1が動作テスト対象負荷をオンさせるための出
力であり、ACの電流変化はAC電流検出回路52が検
出する電流を示し、DCの電流変化はDC電流検出回路
51が検出する電流を示す。ここでは出力1,出力2,
出力i,出力j,が夫々、ヒータ回路7,コンプレッサ
モータMC,DCモータM1,DCモータM2に対する
ものとして図2の動作を説明すると、まず出力1では制
御部1はリレーX1をオンし、そのa接点X1aを閉成
させてヒータ回路7をオンする。このときAC電流検出
回路52は前記の設定レベル(50mA)以上の電流が
流れたことを検出し、その旨(つまり良OK)を制御部
1に知らせる。次に制御部1はリレーX1をオフし、こ
れに代わり出力2としてリレーX2をオンする。これに
より接点X1aはオフ,接点X2aはオンとなり、ヒー
タ回路7に代わってコンプレッサMCの回路が閉成され
る。このときAC電流検出回路52は設定レベル以上の
通電を検出しOKの旨を制御部に知らせる。
【0013】同様に出力iでは制御部1はDCモータM
1をオンする。このときDC電流検出回路51は設定レ
ベル以上の通電を検出し、OKの旨を制御部1に知らせ
る。次に制御部1はDCモータM1をオフし、これに代
わり次の出力jでDCモータM2をオンする、このとき
DC電流検出回路51は設定レベル以上の通電を検出せ
ず、その旨(つまり不良NG)を制御部1に知らせる。
【0014】このようにして制御部1は動作テスト対象
負荷を順次代わるがわるオンさせる出力を出して、その
結果、設定レベル以上の通電があるか否かを判定し、次
番の出力をするということをくり返す。そして通電の有
無を判定して電流変化がない(つまり設定値以上の通電
がない)場合は不良としてその出力名を記憶しておく。
そしてこの動作テストの最後に不良の出力名を表示部3
に表示する。他方このとき、不良出力名が無い場合はそ
の旨を「テストOK」等の文字で表示する
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、自販機を動作テストモ
ードに切換えることにより、制御部が自動的に各動作テ
スト対象負荷の回路を順番に閉成して所定レベル以上の
通電があるか否かを判定し、その結果を表示するように
したので、動作テスト対象負荷を接続するワイヤハーネ
スの接続不良など、一見わかりにくい故障原因が容易に
発見できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての構成を示すブロック
回路図
【図2】図1の動作説明用のタイムチャート
【符号の説明】
1 制御部 2 操作部 2A モード切換スイッチ 3 表示部 4 スタート釦 51 DC電流検出回路 52 AC電流検出回路 6 DC電源 7 ヒータ回路 M1,M2 DCモータ S DCソレノイド X1,X2,X3 リレー X1a,X2a,X3a a接点 MC コンプレッサモータ MM ミルモータ CT 電流トランス

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機の通常の動作を制御する手段で
    あって、テストモードとする指令の入力に基づき、前記
    制御の対象であり且つこのテストの対象となる複数の負
    荷の回路を閉成させる出力信号を、順次1つづつ前記負
    荷を選択して出力し、この出力のつど当該負荷回路に所
    定値以上の電流が流れたか否かを調べ、該電流が流れな
    い場合には当該負荷の回路に異常がある旨の信号を出力
    する制御手段を備えたことを特徴とするテスト機能付自
    動販売機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のテスト機能付自動販売機
    において、前記制御手段は、前記テスト対象負荷の回路
    の電源の種類別に夫々1つづつ設けられた前記電流が流
    れたか否かを検出する電流検出手段の検出信号を入力す
    るものであることを特徴とするテスト機能付自動販売
    機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のテスト機
    能付自動販売機において、前記制御手段は前記の異常が
    ある旨の信号を表示手段に表示出力することを特徴とす
    るテスト機能付自動販売機。
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