JPS6213182Y2 - - Google Patents

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JPS6213182Y2
JPS6213182Y2 JP12292881U JP12292881U JPS6213182Y2 JP S6213182 Y2 JPS6213182 Y2 JP S6213182Y2 JP 12292881 U JP12292881 U JP 12292881U JP 12292881 U JP12292881 U JP 12292881U JP S6213182 Y2 JPS6213182 Y2 JP S6213182Y2
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switch
signal
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は自動販売機の商品払出し装置に関
し、特にリレー接点接触不良、ソレノイド断線あ
るいは電源異常等による商品払出し動作の異常を
検出する機能を具えた装置に関する。
〈従来の技術〉 商品払出し装置のリレー接点接触不良あるいは
ソレノイドの断線あるいはコネクタの外れもしく
は接触不良等が生じている場合、商品を払出すこ
とができなくなる。そのため、商品払出し装置の
異常を検出し、適切に対処する必要がある。従来
は、商品払出し出口に商品検出スイツチを設け、
実際に商品が払出されたか歪かを該スイツチで検
出することにより異常動作のチエツクを行つてい
た(例えば、特公昭54−35799号)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、従来の装置では、最終的に商品が払出
されたか歪かが判明するだけであり、商品が払出
されなかつた場合、一連の商品払出し動作過程に
おけるどの部分で異常が生じたのかは全く判らな
かつた。そのため、払出し動作の進展状況に応じ
た適切な処置を自動的にとることはできなかつ
た。特に、最近の自動販売機制御回路では、その
IC化並びにマイクロコンピユータ化に伴つて、
制御回路と商品払出し用回路の動作電圧レベルが
大きく異なるようになつてきており、電源異常が
生じた場合、制御回路が動作しても商品払出し用
回路は動作しないことがある。即ち、電圧異常が
生じたとき、制御回路は低電圧でも動作して商品
払出し制御信号を発生するが、払出し用回路のリ
レー、ソレノイド等を動作させるには電力が不十
分なことがある。このような微妙な電源異常は一
過性であることが多く、恒常的なものではない。
しかるに、従来の装置では、払出し動作の何れか
の過程でそのような電源異常が起こることにより
商品が払出されなかつた場合は、対処のしようが
なかつた。
この考案は上述の点に鑑みてなされたもので、
商品払出し動作中に払出し回路の異常を適切に検
出し、そのときの払出し動作の進展状況に応じた
適切な処置をとりうるようにした自動販売機の商
品払出し装置を提供しようとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係る自動販売機の商品払出し装置
は、第10図の機能ブロツク図に示すように、商
品を払出すための動力部Dと、電源とこの動力部
Dとの間に直列に設けられた被制御型の第1及び
第2のスイツチS1,S2と、前記第1のスイツ
チS1に並列で前記第2のスイツチS2及び前記
動力部Mに直列に設けられ、前記第1のスイツチ
が開で前記第2のスイツチが閉のとき前記動力部
を駆動するに至らない小電流が流れる限流回路R
と、この限流回路Rの電流の有無を検知する検知
手段Sと、商品を払出すべきときに前記第1及び
第2のスイツチS1,S2の閉開を制御する制御
信号を発生するものであり、前記第2のスイツチ
S2を前記第1のスイツチS1よりも先に閉じか
つ前記第2のスイツチS2を前記第1のスイツチ
S1よりも遅く開くよう制御する前記制御信号を
発生する制御手段CTRと、前記制御信号の状態
と前記検知手段Sの出力とにもとづき前記動力部
D及び第1並びに第2のスイツチS1,S2を含
む回路の異常を判定する手段DETとを具えたこ
とを特徴とする。
〈作 用〉 制御手段CTRによる2つのスイツチS1,S
2の動作時間制御により、最初は第2のスイツチ
S2のみが閉じ、限流回路R、スイツチS2、動
力部Dの回路を通つて、該動力部Dを駆動するに
至らない小電流が流れる。このとき回路に異常が
あり、小電流が流れなかつた場合は、検知手段S
によつて電流検知信号は得られず、判定手段
DETでは、スイツチS2に制御信号が与えられ
た事実と検知手段Sで電流が検知されなかつたこ
とをもつて、この段階での払出し動作に異常があ
ることを判定する。この判定結果により、この払
出し動作段階に相応する適切な処置(その一例に
ついては実施例で後述)をとることができる。
次の払出し動作段階では、スイツチS1とS2
が共に閉じるように制御された状況となる。この
状態では、スイツチS1,S2、動力部Dの回路
に電流が流れる。限流回路RはスイツチS1によ
つてシヨートされるため、動力部Dを流れる電流
は駆動するに十分な電流である。これにより商品
が払出される。このとき限流回路Rに電流が流れ
ないため、検知手段Sは電流検知信号を出力しな
いのが正常である。従つて、このとき検知手段S
から電流検知信号が得られたことをもつて、判定
手段DETは異常と判定する。この判定結果によ
り、この払出し動作段階に相応する適切な処置
(その一例については実施例で後述)をとること
ができる。
次の段階では、スイツチS1が開き、スイツチ
S2が閉じるように制御された状態となる。この
状態では、前述と同様に、正常ならば検知手段S
が電流を検知し、もし電流を検知しなければ異常
である。判定手段DETがこれを判定し、異常な
らば相応の処置を講ずるようにすることができる
(その一例については実施例で後述)。
最後の段階では、スイツチS1,S2が共に開
いた状態となるよう制御される。この状態では正
常ならば検知手段Sは電流を検知せず、もし電流
を検知すれば異常である。判定手段DETがこれ
を判定し、異常ならば相応の処置を講ずるように
することができる(その一例については実施例で
後述)。
〈実施例〉 以下添付図面を参照してこの考案の一実施例を
詳細に説明しよう。
第1図において、投入貨幣検出部20は投入さ
れた硬貨及び紙幣に対応して金種別に投入貨幣検
出パルスを発生するものである。貨幣制御部21
は、投入された貨幣あるいは払出した貨幣に関す
る計算機能、投入金額と販売設定価格とを比較し
て販売可能か否かを判定する機能、販売した商品
の販売価格を投入金額から減算する(収金する)
機能、この収金の後釣銭を払出す制御を行なう機
能、購入者の請求に応じて投入金額(または残
額)を払出す制御を行なう機能、必要な場合に投
入金額(またはその残額)を自動的に返金する制
御を行なう機能、必要な場合に貨幣の投入を禁止
する制御を行なう機能、及び、その他貨幣の受入
及び払出しに関連する諸制御機能、等を実行する
ものである。貨幣検出部20と貨幣制御部21は
チエンジヤー装置22に含まれる。また、貨幣制
御部21で計算された投入金額(またはその残
額)は周知のように金額表示器23で表示され
る。この金額表示器23は前面パネル24に設け
られている。
中央制御部25は、貨幣制御部21における販
売可能判定にもとづき販売動作を制御する機能及
び売上高集計機能及び非販売動作時における各種
制御機能等を実行するものである。非販売動作時
における各種制御機能とは、各種データの設定動
作を制御する機能、各種設定データ及び記録デー
タの内容確認動作を制御する機能、各コラムの商
品払出し動作をテストするテスト販売制御機能、
などである。
前面パネル部24には、各商品販売コラムに対
応する商品選択スイツチS1−SW乃至S16−
SW、販売可ランプV1−D乃至V16−D、品
切れランプEP1−D乃至ED16−Dが夫々設け
られており、更に、10円硬貨の釣銭切れランプ1
0EP−D、100円硬貨の釣銭切れランプ100
EP−D、販売動作中のとき点灯する販売動作中
ランプVDが設けられている。前面パネル部24
の各スイツチ及びランプ(例えば発光ダイオー
ド)と中央制御部25との間で信号が授受され
る。この信号授受方式としては、例えば特願昭56
−55037号に開示したような多重化方式を用いる
と有利である。
商品払出し装置26は各コラムから商品を払出
すための装置である。選択スイツチS1−SW乃
至S16−SWによつて選択された商品が販売可
能と判定された場合、その商品を収納したコラム
から商品を払出すべきことを指示する信号が中央
制御部25から装置26に与えられ、これにもと
づき該装置26では所定のコラムから商品を払出
す。各コラムには、そのコラムの収納商品が空に
なつたとき作動する品切れスイツチEP1−SW乃
至EP16−SWが夫々設けられており、このスイ
ツチの出力が中央制御部25に与えられる。中央
制御部25と装置26及びスイツチEP1−SW乃
至EP16−SWとの間でも上述のような多重化方
式を用いて信号を授受すると有利である。尚、こ
の実施例ではコラム数を16としている。
中央制御部25は、各種制御機能を実行するた
めのマイクロコンピユータ装置(CPU、ROM、
RAM、入出力レジスタ等を含む)25Aと、各
種データ類を記憶あるいは記録するためのメモリ
装置25Bと、各種データの設定操作及び内容確
認操作を行なうためのスイツチ類並びに各種デー
タ設定動作及び内容確認動作に伴う可視表示を行
なうための表示器類を含む操作ボード25Cとを
具えている。
まず、販売動作制御の該略につき第1図、第2
図、第3図を参照して説明する。第2図は、中央
制御部25によつて実行される販売動作制御の該
要を示したフローチヤートで、第3図は中央制御
部25と他の装置21,24、との間で授受され
る主な信号の状態を示したタイミングチヤートで
ある。第3図では、信号状態に応じて異なる描き
方をしており、その意味は凡例に示されている。
尚、凡例の欄の「α」は、この期間で投入有信号
S(ACT)が立下つたときは、投入金額と販売
設定価格SPiとの比較結果をもう1度確認して販
売可能ならば通常の販売制御を続行し、販売不可
ならば待機状態(タイミングステツプ1)に戻す
制御を行なうことを意味する。また、「β」はこ
の期間でこれらの信号が立下つたことを条件にタ
イミングステツプ1に移ることを意味する。
各コラムの信号類は、中央制御部25と前面パ
ネル部24並びに商品払出し装置26との間で時
分割的に授受されるようになつている。16個のコ
ラムを8コラム毎にグループ化し、各グループ内
で時分割を行なうようにしている。例えばコラム
番号1〜8をAグループとし、コラム番号9〜16
をBグループとする。各グループの8個のコラム
に関する信号は8個のタイミング信号T1〜T8
によつて時分割化される。このタイミング信号T
1〜T8は通常は各パルスが時分割的に順次発生
するが、或る条件の下で1つの信号(T1〜T8
のうち1つ)が固定的に発生されるようになる。
貨幣制御部21から中央制御部25に与えられ
る投入有信号S(ACT)は投入金額がいくらか
でも存在するとき“1”となる信号である。中央
制御部25においては、投入有信号S(ACT)
の有無を判定し(第2のステツプ30)、NOの場
合は「待機時における処理」を実行しながら待機
している。第3図のタイミングステツプ1が待機
時に相当する。貨幣が投入されると、ステツプ3
0がYESとなり、以下の販売制御を実行する。
中央制御部25は、貨幣投入有状態において商
品選択スイツチS1−SW乃至S16−SWが未
だ押圧されていないことを条件に各コラムの販売
設定価格SPiを順次読み出し、貨幣制御部21に
与える(第2図のステツプ31)。貨幣制御部2
1では、この全コラムの販売設定価格SPiと投入
金額とを夫々比較し(これを第1の比較とい
う)、販売可能なコラムを検出する。この比較結
果に応じてオーケー信号S(OK)が中央制御部
25に与えられる。オーケー信号S(OK)は上
記比較の結果、販売可能と判定されたとき“1”
となり、販売可否と判定されたとき“0”となる
信号である。中央制御部25では、このオーケー
信号S(OK)にもとづき販売可能なコラムに対
応して販売可能信号VOA,VOBを出力する(第
2のステツプ32)。この販売可能信号VOA,
VOBは、各グループA,B内のコラム別販売可
能信号を時分割多重化したものであり、VOAは
Aグループ、VOBはBグループに対応する。こ
の信号VOA,VOBの時分割コラムタイミングを
示すためにタイミング信号T1〜T8が一緒に出
力される。勿論、このときタイミング信号T1〜
T8はまだ固定されていず、時分割的に動いてい
る。前面パルス部24では各グループの時分割多
重化販売可能信号VOA,VOBがタイミング信号
T1〜T8に応じて各コラムの販売可ランプV1
−D乃至V16−Dに夫々分配され、販売可能な
コラムに対応する販売可ランプが点灯する。前面
パルス部24から中央制御部25には商品選択ス
イツチS1−SW乃至S16−SWによる商品選
択信号S(SA),S(SB)が与えられる。この
信号S(SA)はAグループに対応し、信号S
(SB)はBグループに対応する。すなわち、タイ
ミング信号T1〜T8によつて各グループ内の商
品選択スイツチS1−SW乃至S8−SW及びS
9−SW乃至S16−SWの出力を時分割多重化
したものである。中央制御部25では、販売可ラ
ンプV1−D乃至V16−Dを点灯している間、
商品選択信号S(SA),S(SB)にもとづきい
ずれかの商品選択スイツチS1−SW乃至S16
−SWが押圧されたか否かを判定している(第2
図のステツプ33)。概ね上述のような第2図の
ステツプ31,32,33を実行している期間が
第3図のタイミングステツプ2に相当する。
購入客が所望の商品選択スイツチS1−SW乃
至S16−SWを押圧操作すると、中央制御部2
5では選択された商品のコラム番号を記憶する
(第2図のステツプ34)。スイツチS1−SW乃
至S16−SWが押圧されたときに、中央制御部
25内部で選択されたコラム番号を判定し記憶す
るのに第3図のタイミングステツプ3に示すよう
な微小時間を要する。これは中央制御部25の内
部でも各種信号が時分割処理されているため、少
くとも時分割処理1サイクル分の時間が必要であ
るためである。選択された商品のコラム番号が記
憶されると、そのコラム番号に対応する販売設定
価格SPiだけが固定的に読み出されるようにな
り、かつタイミング信号T1〜T8がそのコラム
番号に対応して固定される。例えば、コラム番号
2の商品が選択された場合はタイミング信号T2
だけが固定的に発生されるようになる。
貨幣制御部21では、固定された販売設定価格
SPiにもとづき「第2の比較」を実行する(第2
図のステツプ35)。「第2の比較」とは、選択さ
れた商品に対応する単一の販売設定価格SPiと投
入金額とを比較し、選択された商品が販売可能で
あるか否かを再確認することである。この比較結
果に応じてオーケー信号S(OK)が中央制御部
25に与えられ、これにもとづき販売可能信号
VOA,VOBの一方が固定される。例えば、コラ
ム番号2が選択され、かつ「第2の比較」によつ
てこのコラムが販売可能であることが確認された
場合はAグループの販売可能信号VOAが固定的
に発生される。また「第2の比較」の結果販売可
能と判定された場合は販売開始信号O(SEL)が
中央制御部25から貨幣制御部21に与えられる
(第2図のステツプ36)。タイミング信号T1〜
T8が固定されたときから販売開始信号O
(SEL)が発生するまでの期間が第3図のタイミ
ングステツプ4に相当する。また、販売開始信号
O(SEL)と同時にコラム選択信号CSSが発生
し、中央制御部25から商品払出し装置26に与
えられる(第2図のステツプ36)。商品払出し
装置26では、このコラム選択信号CSSが与えら
れたとき、既に固定されているタイミング信号T
1〜T8によつて示された各グループA,B内の
単一のコラムから商品を払出す準備状態となる。
貨幣制御部21は、販売開始信号O(SEL)が
所定時間以上発生し続けたことを条件に、販売開
始確認信号S(ST)を出力し中央制御部25に
与えると共に、収金態勢に入り、選択された(商
品を販売する)コラムの販売設定価格SPiを投入
金額から減算する。中央制御部25では、販売開
始確認信号S(ST)が与えられる前にもし投入
有信号S(ACT)が立下つたならば、もう1度
前記「第2の比較」の比較出力すなわちオーケー
信号S(OK)の状態を確認し、販売可能ならば
販売動作を続行するが、販売不可ならば販売動作
を中断して制御プログラムを待機状態に戻す(タ
イミングステツプ6,7で記憶クリア等必要な処
理を行なつた後タイミングステツプ1に戻す)。
信号S(ST)が与えらる前は未だ収金も商品払
出しも行なわれていないため、待機状態に戻して
も支障がない。
中央制御部25では、販売開始確認信号S
(ST)が与えられたときから一定時間(例えば
100ms)後に商品搬出信号MOAまたはMOBを出
力し、商品払出し装置26に与える(第2図のス
テツプ37)。選択されたコラムがAグループに
属する場合は商品搬出信号MOAが出力され、B
グループに属する場合は商品搬出信号MOBが出
力される。コラム選択信号CSSと共に固定された
タイミング信号T1〜T8によつてAグループ及
びBグループ内の単一のコラムが夫々特定され、
かつ、この商品搬出信号MOAまたはMOBによつ
てグループが特定されることにより、結局、購入
者によつて選択された単一のコラムが特定され
る。商品払出し装置26では、以上のようにして
特定された単一のコラムから商品を払出す動作を
実行する。この商品払出し動作は商品搬出信号
MOAまたはMOBの立上りに対応して開始され
る。
商品払出し装置26が、各コラムに対応する商
品払出し用ソレノイドのみを動力源として商品を
払出す構成の場合は、商品搬出信号MOAまたは
MOBはこのソレノイドの駆動に必要な一定時間
の間だけ発生する。他方、商品払出し装置26
が、各コラムに対応する商品払出用ソレノイドと
モータとの組合せを動力源とする場合は、商品搬
出信号MOAまたはMOBはモータのキヤリアスイ
ツチ出力信号によつて制御されて立下る。
商品搬出信号MOAまたはMOBの立下り時から
一定時間(例えば100ms以上)後にコラム選択信
号CSSが立下る(第3図参照)。このコラム選択
信号CSSの立下り時から一定時間(例えば100ms
以上)後にタイミング信号T1〜T8の固定化が
解除され、これらの信号T1〜T8が再び時分割
的に動くようになる。販売開始信号O(SEL)の
発生時から信号T1〜T8の時分割動作再開時ま
でが第3図のタイミングステツプ5に相当する。
その後、第3図のタイミングステツプ6,7にお
いて必要な処理を行なつた後、タイミングステツ
プ1(待機状態)に戻る。尚、第3図の品切れ入
力信号の欄は品切れスイツチEP1−SW乃至EP
16−SWから中央制御部25に入力された品切
れ信号を判定して、品切れコラムを記憶するタイ
ミングを示している。また、同図の品切れ出力信
号の欄は、中央制御部25で記憶した品切れコラ
ムに対応する品切れランプEP1−D乃至EP16
−Dに点灯信号EOA,EOBを時分割的に与える
期間を示している。
第4図は、商品払出し装置26の一例を示す回
路図である。ソレノイドSOL1乃至SOL16は
各コラム1〜16に夫々対応しており、付勢され
たとき商品払出しを行なう。中央制御部25から
与えられた8個のタイミング信号T1〜T8はト
ランジスタTr1〜Tr8に各別に印加されてい
る。各トランジスタTr1〜Tr8のコレクタには
直流電圧+12Vが共通に印加され、エミツタには
リレーコイルRL1乃至RL8が個別に接続されて
いる。各リレーコイルRL1〜RL8はトランジス
タTr9のコレクタ・エミツタを介して共通に接
地される。トランジスタTr9のベースにはコラ
ム選択信号CSSが印加される。トランジスタTrA
のベースにはAグループの商品搬出信号MOAが
印加され、トランジスタTrBのベースにはBグル
ープの商品搬出信号MOBが印加される。各トラ
ンジスタTrA,TrBのコレクタと直流電流+12V
との間にはリレーコイルRLA,RLBが別々に接
続されており、エミツタは接地されている。
リレーコイルRL1乃至RL8の接点は夫々2個
ずつあり、一方の接点1S,2S…8SはAグル
ープのソレノイドSOL1,SOL2,…SOL8に
直列に接続され、他方の接点1S′,2S′…8S′は
BグループのソレノイドSOL9、SOL10,…
SOL16に夫々直列に接続されている。Aグル
ープの接点1S乃至8Sの一端は共通接続され、
AグループのリレーコイルRLAの接点ASに接続
されている。Bグループの接点1S′乃至8S′の一
端も共通接続され、Bグループのリレーコイル
RLBの接点BSに接続されている。接点AS及びBS
に夫々並列に設けられたCR回路はアーク防止用
のものである。
発光ダイオードLEDとフオトトランジスタ
PTRはフオトカプラを構成している。このフオ
トカプラによつて抵抗R1を含む限流回路38に
おける電流の有無が検知される。限流回路38は
接点AS,BSに並列で接点1S乃至8S′に直列に
設けられている。フオトトランジスタPTRのエ
ミツタ出力が異常検知信号ESとして出力され、
中央制御部25に与えられる。
第3図のタイミングステツプ4,5を参照しつ
つ第4図の動作を説明する。例えばコラム番号2
の商品が選択されたとする。まずタイミングステ
ツプ4で、このコラム番号2に対応するタイミン
グ信号T2が固定される。これによりトランジス
タTr2が持続的に導通するようになる。次にタ
イミングステツプ5の始めでコラム選択信号CSS
が発生するとトランジスタTr9が導通し、Tr
2,RL2,Tr9に電流が流れ、リレーコイルRL
2が付勢される。これにより、接点2S及び2
S′が閉じ、ソレノイドSOL2またはSOL10を付
勢するための準備状態となる。このときリレーコ
イルRLA及びRLBはまだ付勢されていず、接点
AS,BSは開いている。従つて、接点2S,2
S′が閉じたとき、限流回路38を構成する抵抗R
1、ダイオードLED、回わり込み防止用ダイオ
ードD1,D2、接点2S,2S′を通つてソレノ
イドSOL2,SOL10に小電流が流れるが、抵
抗R1によつて電流制限されてこれらのソレノイ
ドは付勢されるに至らない。しかしLEDは発光
し、フオトトランジスタPTRがオンし、異常検
知信号ESは“1”(有)となる。但し、ソレノイ
ドの回路には交流電源AC100Vが供給されている
ので信号ESの“1”とは半波短形波形である。
次に、商品搬出信号MOAまたはMOBの発生タイ
ミングになり、コラム番号2のグループAに対応
する信号MOAが発生すると、トランジスタTrA
が導通し、リレーコイルRLAを付勢する。これ
により接点ASが閉じ、既に閉じている接点2
S,2S′のうちAグループの接点2Sを介して、
交流電源AC100VがソレノイドSOL2に印加され
る。これにより、ソレノイドSOL2が付勢さ
れ、コラム番号2から商品が払出される。ソレノ
イド付勢中は、接点AS(またはBS)の閉成によ
り発光ダイオードLEDの両端が同電位となり、
該LEDがオフする。従つて異常検知信号ESは
“0”(無)となる。
商品搬出信号MOAが立下ると、接点ASが開
く。コラム選択信号CSSはまだ出続けているので
接点2S,2S′は閉じている。従つて、発光ダイ
オードLEDが点灯し、異常検知信号ESが“1”
となる。その後、コラム選択信号CSSが立下る
と、接点2S,2S′が開くのでLEDがオフし、
異常検知信号ESが“0”となる。
上述のように、商品払出し装置26が正常に動
作している場合は、コラム選択信号CSSのみが発
生しているとき異常検知信号ESが“1”であ
り、コラム選択信号CSSと商品搬出信号MOA,
MOBが一緒に発生しているときもしくは両者共
消滅したときは該信号ESが“0”である。従つ
て、中央制御部25側で、コラム選択信号CSS及
び商品搬出信号MOA,MOBを出力した適当な時
点で異常検知信号ESの有無を判定することによ
り商品払出し装置26の異常を検出することがで
きる。
第3図に示すタイミングステツプ5を拡大して
第5図に示す。中央制御部25の内部ではコラム
選択信号CSS、商品搬出信号MOA,MOBの立上
り及び立下りタイミングに対応して第5図の
「イ」、「ロ」、「ハ」、「ニ」に示す4つの時期で異
常検知信号ESの有無を判定し、この判定にもと
づき異常が検出された場合は適切な処理を行なう
ようにしている。第5図のESの欄は、正常払出
し動作における異常検知信号ESの状態を示すも
ので、この理由は前述の通りである。判定時期
「イ」はコラム選択信号CSSが立上つた直後の
100msである。判定時期「ロ」は商品搬出信号
MOAまたはMOBが立上つた直後の100msであ
る。判定時期「ハ」は商品搬出信号MOAまたは
MOBが立下つた直後の100msである。判定時期
「ニ」はコラム選択信号CSSが立下つた直後の
100msである。尚、実際の判定は100ms全域で行
なうのではなく、例えば60ms経過後の残りの
40msで行なうようにする。その理由は信号の状
態が安定してから判定を行なうようにするためで
ある。
判定時期「イ」における異常判定及び処理につ
いて第6図を参照して説明する。ステツプ40は
販売動作制御のメインルーチンにおけるコラム選
択信号CSSのセツト処理(第2図のステツプ36
に対応)を示す。このステツプ40によつてコラ
ム選択信号CSSを立上らせた後ステツプ41でタ
イマをスタートさせ、「イ」の判定を行なう。ス
テツプ42は初めの60msは待機することを示
す。60ms経過後、ステツプ43で異常検知信号
ESの有無を調べる。このとき「有」であれば前
述の通り正常なので、販売動作制御のメインルー
チンを進む。「無」であれば、ステツプ44で
100ms経つたか否かを確認し、100ms経過するま
でステツプ43を繰返す。その間、1度も異常検
知信号ESが「有」とならなかつた場合は異常と
判定し、ステツプ44のYESのルートを通つて
異常時の処理45を行なう。この処理45は、タ
イミングステツプ5の状態をすべてリセツトし、
タイミングステツプ2の信号状態に移動させるも
のである。その理由は、この段階ではまだ販売開
始確認信号S(ST)が発生していず(第3図参
照)、収金が行なわれていないため、もう1度初
めから(タイミングステツプ2から)販売制御動
作をやり直せるので、異常だからといつて直ちに
販売禁止とせずに、販売動作の可能性を追求する
ためである。
判定時期「ロ」における異常判定及び処理につ
き第7図を参照して説明する。ステツプ46は販
売制御のメインルーチンにおける商品搬出信号
MOAまたはMOBのセツト処理(第2図のステツ
プ37に対応)を示す。このステツプ46によつ
て信号MOAまたはMOBを立上らせた後、ステツ
プ47でタイマをスタートさせ、「ロ」の判定を
行なう。ステツプ48と49は第6図の42,4
3と同じである。前述の通り、この時期「ロ」で
は異常検知信号ESが「無」で正常であり、「有」
で異常である。「無」の場合はステツプ49のNO
からステツプ50に進み、100ms経過後に販売制
御のメインルーチンを続行する。「有」すなわち
異常の場合はステツプ51に進み、100ms経過す
るまで待つ。その後ステツプ52で商品搬出信号
MOA,MOBをリセツトし、ステツプ53で
100msの間待機する。そしてステツプ54でCレ
ジスタの内容を1カウントアツプする。ステツプ
55ではCレジスタの内容が「3」以上か否かを
調べ、NOのときはステツプ46に戻る。こうし
て、異常検知信号ESが「無」になるまでステツ
プ46,47,48,49,51,52,53,
54,55を3回繰返す。その間に信号ESが
「無」すなわち正常になつた場合はステツプ49
のNO、50のYESを通つて販売制御のメインル
ーチンを進む。3回繰返しても正常にならなかつ
た場合はステツプ55のYESを通つて異常時の
処理56を行なう。尚、上記ループを3回繰返す
ことにより、商品搬出信号MOAまたはMOBが
100msの時間幅でかつ100msの間隔で3回繰返し
発生する。つまり、リレーコイルRLAまたは
RLBを100ms毎に3回繰返して付勢し、接点
AS,BSの接触不良等を除去しようとするもので
ある。このように、異常解消のために商品搬出信
号MOAまたはMOBを繰返し発生し直すようにし
た理由は、この時期「ロ」は販売開始後であるた
め前記時期「イ」の場合のようにタイミングステ
ツプ2に戻れないので、異常解消のためにできる
限りの努力を尽すようにしたためである。この努
力のかいなく異常が解消しなかつた場合は、処理
56において信号MOAまたはMOBによつて示さ
れているグループAまたはB(すなわち異常が生
じているグループ)の品切れランプEP1−D乃
至EP−DまたはEP9−D乃至EP16−Dを点
灯し、以後このグループの販売を中止する。
判定時期「ハ」における異常判定及び処理につ
き第8図を参照して説明する。ステツプ57は、
販売制御メインルーチンで商品搬出信号MOA,
MOBを立下らせる処理を示す。すなわちソレノ
イドの駆動が終り、1個の商品が払出されたとこ
ろである。ステツプ58,59,60,61は第
6図のステツプ41,42,43,44と全く同
じである。この時期「ハ」では前述の通り異常検
知信号ES「有」が正常である。にもかかわらず
信号ESが無い場合は、接点ASまたはBSが故障に
より閉じ続けていることを意味する。従つてこの
状態を放置しておくと余分に商品が払出されるお
それがある。そのため、ステツプ60のNO、6
1のYESのルートを通つて信号ESが「無」と判
定された場合、処理62によつて販売動作中ラン
プVD(第1図)を消灯しかつ全コラムの品切れ
ランプEP1−D乃至EP16−Dを点灯し、全コ
ラム販売中止とする。
判定時期「ニ」における異常判定及び処理につ
いて第9図を参照して説明する。ステツプ63
は、販売制御メインルーチンでコラム選択信号
CSSを立下らせる処理を示す。ステツプ64,6
5,66,67は第7図のステツプ47,48,
49,50と同じである。この時期「ニ」では、
前述の通り信号ESが無いのが正常である。にも
かかわらず信号ESが有る場合は接点1S乃至8
S′が故障により閉じ続けていることを意味する。
従つて、この状態を放置しておくことは好ましく
ない。そのため、ステツプ66で信号ES「有」
と判定した場合は処理68を実行し、すべての販
売を中止する。処理68は第8図の処理62と同
じである。
尚、前記時期「ハ」、「ニ」の説明で述べたよう
な接点の閉じ続けという問題が生じても、第4図
の実施例では2組のリレー接点によつてソレノイ
ドSOL1〜SOL16を制御しているのでソレノ
イドの焼損を防止することができる。すなわち、
一方のリレーコイルの接点が閉じ続けても他方の
リレーコイルのオフによつてソレノイドへの通電
が絶たれるからである。また、2組のリレー接点
を第3図に示すような時差で発生する信号CSS、
MOA,MOBによつて制御するようにしているの
で、アーク等による接点の焼損を最少限にするこ
とができる。すなわちコラム別の接点1S乃至8
S′の開閉を制御するコラム選択信号CSSは、グル
ープ別の接点AS,BSの開閉を制御する商品搬出
信号MOA,MOBよりも早く立上りかつ遅く立下
る。従つて接点1S乃至8S′は接点AS,BSより
も先に閉じかつ遅く開くので、電源投入時及び遮
断時のアークは接点AS,BSでのみ発生する。従
つて、アークによる溶着のおそれがあるのは2つ
の接点AS,BSのみであり、コラム別接点1S乃
至8S′に比べて数少ない。また、アーク防止用の
CR回路も2つの接点AS,BSにのみ設ければよ
いので経済的である。
〈考案の効果〉 以上説明したようにこの考案によれば、商品払
出し動作の各段階に応じてそれぞれ適切な異常検
出を行なうことができるので、異常検出時におけ
る払出し動作の進み具合に応じて適切な処置を自
動的に行なうことができるようになるという優れ
た効果がある。例えば、異常が検出された払出し
動作段階が、まだ再試行可能な段階であれば、異
常停止をかけずに、払出し動作の再試行を繰返す
ことにより、電源異常等の一過性の異常要因が除
去された機会に正常な商品払出し動作を遂行する
ことができるようになる、等の異常時対策を自動
的に行うようにすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用する自動販売機の全体
構成を略示するブロツク図、第2図は同自動販売
機における販売動作制御の大まかなフローチヤー
ト、第3図は同自動販売機の中央制御部と他の装
置との間で授受される信号の状態を示すタイミン
グチヤート、第4図はこの考案の一実施例として
第1図の商品払出し装置の回路構成例を示す回路
図、第5図は第4図から出力される異常検知信号
の有無を判定する時期を示すタイミングチヤー
ト、第6図、第7図、第8図及び第9図は第5図
の判定時期「イ」,「ロ」、「ハ」、「ニ」において中
央制御部の内部で実行される異常判定処理の一例
を夫々示すフローチヤート、第10図はこの考案
の構成を示す機能ブロツク図、である。 26……商品払出し装置、SOL1乃至SOL1
6……商品払出し用ソレノイド(動力部)、AS,
BS……第1のスイツチ(グループ別リレーコイ
ルRLA,RLBの接点)、1S,1S′乃至8S,8
S′……第2のスイツチ(リレーコイルRL1乃至
RL8のコラム別の接点)、38……限流回路、
LED,PTR……電流検知用のフオトカプラを構
成する発光ダイオード及びフオトトランジスタ、
25……中央制御部、CSS……第2のスイツチ
(リレー接点)の開閉を制御するために中央制御
部から与えられるコラム選択信号、MOA,MOB
……第1のスイツチ(リレー接点)の開閉を制御
するために中央制御部から与えられるグループ別
の商品搬出信号、40乃至68……コラム選択信
号と商品搬出信号の立上り及び立下りに対応して
異常検知信号の有無を判定し払出し動作の異常を
検出するためのプログラムの主要ステツプ、ES
……異常検知信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 商品を払出すための動力部と、電源とこの動
    力部との間に直列に設けられた被制御型の第1
    及び第2のスイツチと、前記第1のスイツチに
    並列で前記第2のスイツチ及び前記動力部に直
    列に設けられ、前記第1のスイツチが開で前記
    第2のスイツチが閉のとき前記動力部を駆動す
    るに至らない小電流が流れる限流回路と、この
    限流回路の電流の有無を検知する検知手段と、
    商品を払出すべきときに前記第1及び第2のス
    イツチの閉開を制御する制御信号を発生するも
    のであり、前記第2のスイツチを前記第1のス
    イツチよりも先に閉じかつ前記第2のスイツチ
    を前記第1のスイツチよりも遅く開くよう制御
    する前記制御信号を発生する制御手段と、前記
    制御信号の状態と前記検知手段の出力とにもと
    づき前記動力部及び第1並びに第2のスイツチ
    を含む回路の異常を判定する手段とを具えた自
    動販売機の商品払出し装置。 2 前記動力部が並列的に複数有り、前記第2の
    スイツチも前記各動力部に夫々直列に設けられ
    て複数有り、前記第1のスイツチはこれら複数
    の動力部及び第2のスイツチに対して共通に直
    列接続されて成るものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自動販売機の商品払出し装
    置。
JP12292881U 1981-08-21 1981-08-21 異常検出機能を具えた自動販売機の商品払出し装置 Granted JPS5832568U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5832568U JPS5832568U (ja) 1983-03-03
JPS6213182Y2 true JPS6213182Y2 (ja) 1987-04-04

Family

ID=29916835

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