JP2001155226A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JP2001155226A
JP2001155226A JP33423399A JP33423399A JP2001155226A JP 2001155226 A JP2001155226 A JP 2001155226A JP 33423399 A JP33423399 A JP 33423399A JP 33423399 A JP33423399 A JP 33423399A JP 2001155226 A JP2001155226 A JP 2001155226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
vending machine
light
emitting element
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33423399A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kamiyama
正裕 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP33423399A priority Critical patent/JP2001155226A/ja
Publication of JP2001155226A publication Critical patent/JP2001155226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光センサの清掃と交換の要求を管理者に適宜
知らせる。 【解決手段】 フォトダイオード16の受光電流を表す
デジタルデータがフォトダイオード16の最小受光量を
表すデータDより大きい場合、発光ダイオード15の発
光量補正は不要と判断する。この時、発光ダイオード1
5の現発光量を表すデータAが発光ダイオード15の発
光量補正の限界付近を表すデータBより大きい場合、光
センサの清掃警告のための制御信号cleanを出力す
る。また、フォトダイオード16の受光電流を表すデジ
タルデータがフォトダイオード16の最小受光量を表す
データDより小さい場合、発光ダイオード15の発光量
補正は必要と判断する。この時、発光ダイオード15の
現発光量を表すデータAが発光ダイオード15の発光量
補正の限界を表すデータCより大きい場合、光センサの
発光量の補正不可能を警告するための制御信号amen
dを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売商品の通過、
有無等を検出する光センサを備えた自動販売機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、缶飲料、アイスクリーム等を販
売する自動販売機の販売商品の搬出経路には、販売商品
の通過、有無等を検出して誤販売を防止するための光セ
ンサが配置される。詳細すると、光センサは、発光素子
および受光素子を対向させて光路を形成するものであ
り、販売商品が搬出経路を移動する際に発光素子と受光
素子の間の光路を遮断する様に、搬出経路の所定位置に
配置される。そして、自動販売機は、顧客からの商品の
購入要求(貨幣投入、商品選択釦操作等)に従って一連
の商品販売動作を実行し、光センサの光路が遮断された
場合は商品を正常販売できたものと判断し、一方、光セ
ンサの光路が遮断されなかった場合は搬出機構の故障に
伴い商品を正常販売できなかったものと判断し、例えば
顧客に対して返金処理等を実行している。
【0003】さて、光センサの検知能力は、経年変化、
温度変化、汚れ付着等の要因によって低下する。詳細す
ると、光センサの検知能力は、発光素子および受光素子
の通電時間、発光素子(発光ダイオード)を流れる順電
流の大きさ等の経年変化に起因して低下し、自動販売機
の設置場所の周囲温度に起因して低下し、更には、自動
販売機の設置環境、使用環境に基づく汚れ付着に起因し
て低下する。
【0004】そこで、光センサの検知能力低下の防止対
策として、受光素子の受光量を基に発光素子の発光量を
調整するフィードバック制御機能を自動販売機に備え、
受光素子の受光量が基準値より少ない場合、受光素子の
受光量に応じて発光素子の発光量を検知可能範囲となる
まで増加させて対応している。
【0005】尚、自動販売機の商品販売経路に光センサ
を設けた技術としては、本願出願人による特開平10−
11639号に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光センサの発
光量をフィードバック制御し続けると、光センサの発光
量は上記経年変化、温度変化、汚れ付着等に基づき最終
的には検知可能範囲より低下してしまい、この結果、光
センサは自動販売機における販売商品の通過、有無を検
知できなくなってしまう。光センサの検知能力低下が経
年変化、温度変化のみに起因する場合ならば、発光素
子、受光素子の特性データを基に光センサの交換時期を
予測できるため、光センサの発光量が検知可能範囲未満
となる以前に管理者が光センサを交換でき、何ら問題な
い。ところが、光センサの検知能力低下が経年変化、温
度変化、更には汚れ付着にも起因する場合、汚れ付着量
は設置環境、使用環境に左右され易く、管理者の経験を
基に光センサの交換時期を予測するしかないため、光セ
ンサの発光量が検知可能範囲未満であるにも関わらず管
理者が光センサの交換時期に気付かないことがあった。
特に、自動販売機が光センサの発光量不足で誤動作して
しまってからでは、顧客に多大の迷惑をかけてしまう問
題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものであり、請求項1記載の
自動販売機は、発光素子および該発光素子からの光信号
が照射される受光素子を含み、販売商品が前記発光素子
および前記受光素子にて形成される光路を遮断する様に
販売商品搬出経路に配置される光センサと、前記受光素
子の受光量に応じて、前記発光素子の発光量を前記販売
商品を検知可能な値に補正する制御手段と、を備えた自
動販売機であって、前記制御手段は、前記発光素子の発
光量が補正不可能となる前に、前記光センサの清掃を警
告するための制御信号を出力することを特徴とする。請
求項1によれば、光センサを正常時に清掃できるので、
自動販売機が販売商品の通過、有無等を誤検知する問題
を未然に防止できる。
【0008】また、請求項2記載の自動販売機は、請求
項1に従属し、前記制御手段は、前記受光素子の受光量
が予め定められた範囲であるかどうかを判別し、前記受
光素子の受光量が予め定められた範囲である場合は、前
記発光素子の発光量を基に前記光センサの清掃の必要性
を判別し、前記光センサの清掃が必要である場合は、前
記光センサの清掃を警告するための制御信号を出力する
ことを特徴とする。請求項2によれば、発光素子の発光
量補正が限界に近い等、適切なタイミングで、光センサ
の清掃警告のための制御信号を出力できる。
【0009】また、請求項3の自動販売機は、請求項1
または2に従属し、前記制御手段は、自動販売機の制御
を統括する主制御部との間で通信制御される、自動販売
機の制御機能を分担する複数の従制御部のうちの1つで
あることを特徴とする。請求項3によれば、従制御部
は、光センサの清掃警告のための制御信号を主制御部に
供給し、この時の主制御部からの制御信号に基づき、例
えば自動販売機の販売動作を停止できるので、自動販売
機が販売商品の通過、有無等を誤検知する問題をより確
実に防止できる。
【0010】また、請求項4の自動販売機は、請求項3
に従属し、前記制御手段は、商品の購入要求または一定
時間毎に、判定動作を実行し、必要に応じて前記光セン
サの清掃を警告するための制御信号を前記主制御部に供
給することを特徴とする。請求項4によれば、自動販売
機の設置環境、使用環境に応じたタイミングで光センサ
の清掃警告のための制御信号を主制御部に供給できるの
で、光センサが汚れ付着で機能低下したことを判別する
のに適する。
【0011】また、請求項5の自動販売機は、発光素子
および該発光素子からの光信号が照射される受光素子を
含み、販売商品が前記発光素子および前記受光素子にて
形成される光路を遮断する様に販売商品搬出経路に配置
される光センサと、前記受光素子の受光量に応じて、前
記発光素子の発光量を前記販売商品を検知可能な値に補
正する制御手段と、を備えた自動販売機であって、前記
制御手段は、前記発光素子の発光量が補正不可能である
と判別した時、前記発光素子の発光量の補正不可能を警
告するための制御信号を出力することを特徴とする。請
求項5によれば、発光素子の発光量の補正不可能を早期
に発見できるので、自動販売機が販売商品の通過、有無
等を誤検知する回数を低減できる。
【0012】また、請求項6の自動販売機は、請求項5
に従属し、前記制御手段は、前記受光素子の受光量が予
め定められた範囲であるかどうかを判別し、前記受光素
子の受光量が予め定められた範囲でない場合は、前記発
光素子の発光量が補正可能であるかどうかを判別し、前
記発光素子の発光量が補正不可能である場合は、前記発
光素子の発光量の補正不可能を警告するための制御信号
を出力することを特徴とする。請求項5によれば、受光
素子の受光量の程度を見て、適切なタイミングで、発光
素子の発光量の補正不可能を警告するための制御信号を
出力できる。
【0013】また、請求項7の自動販売機は、請求項5
または6に従属し、前記制御手段は、自動販売機の制御
を統括する主制御部との間で通信制御される、自動販売
機の制御機能を分担する複数の従制御部のうちの1つで
あることを特徴とする。請求項7によれば、従制御部
は、発光素子の発光量の補正不可能を警告するための制
御信号を主制御部に供給し、この時の主制御部からの制
御信号に基づき、例えば自動販売機の販売動作を停止で
きるので、自動販売機が販売商品の通過、有無等を誤検
知する回数をより確実に低減できる。
【0014】また、請求項8の自動販売機は、請求項7
に従属し、前記制御手段は、商品の購入要求または一定
時間毎に、判定動作を実行し、必要に応じて前記発光素
子の発光量の補正不可能を警告するための制御信号を前
記主制御部に供給することを特徴とする。請求項8によ
れば、自動販売機の設置環境、使用環境に応じたタイミ
ングで発光素子の発光量の補正不可能を警告するための
制御信号を主制御部に供給できるので、光センサが汚れ
付着で機能低下したことを判別するのに適する。
【0015】更に、請求項9の自動販売機は、請求項8
に従属し、前記主制御部は、前記発光素子の発光量の補
正不可能を警告するための制御信号が供給された時、商
品を販売停止させるための制御信号を前記従制御部に供
給することを特徴とする。請求項9によれば、請求項7
および8と同様の効果を奏し、顧客に迷惑をかけるのを
防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0017】図1は本発明の自動販売機の販売動作を説
明するためのブロック図である。尚、金銭投入から商品
搬出までの一連の動作制御方式としては、主制御部と複
数の従制御部との間で制御信号を送受信する所謂マスタ
ースレーブ方式を採用する。
【0018】図1において、主制御部1は、自動販売機
の制御を統括するものであり、ROM1a、CPU1
b、RAM1c、カードコネクタ1dを内蔵する。RO
M1aは、後述する複数の従制御部を統括制御するため
のプログラム命令が予め格納された不揮発性メモリであ
り、データを製造工程で焼き付け固定するマスクRO
M、データを紫外線消去することによりデータを繰り返
し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータを
電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み
出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)の
何れであっても良い。CPU1bは、ROM1aを番地
指定するPC(プログラムカウンタ)、ROM1aの読
み出し命令を解読するIDEC(インストラクションデ
コーダ)、論理演算を行うALU(演算論理ユニッ
ト)、論理演算結果等を一時格納するACC(アキュム
レータ)等を内蔵し、ROM1aの読み出し命令の解読
結果に従って複数の従制御部を統括制御するものであ
る。RAM1cは、CPU1cの論理演算結果、従制御
部からの各種データ等が格納されるSRAM等の揮発性
メモリである。
【0019】硬貨識別制御部2、紙幣識別制御部3、接
客制御部4、販売制御部5は複数の従制御部に相当し、
主制御部1と同様にROM、CPU、RAMを内蔵す
る。硬貨識別制御部2は、如何なる種類の硬貨が投入さ
れたのかを識別する硬貨識別機(コインメカ)を制御す
る。紙幣識別制御部3は、如何なる種類の紙幣が挿入さ
れたのかを識別する紙幣識別機(ビルバリ)を制御す
る。接客制御部4は、接客部における表示制御を行う。
販売制御部5は、顧客の希望商品を搬出する販売機構部
を制御する。
【0020】主制御部1と硬貨識別制御部2、紙幣識別
制御部3、接客制御部4、販売制御部5との間は、実線
のデータ入出力線6および破線の同期信号線7で接続さ
れる。つまり、硬貨識別制御部2、紙幣識別制御部3、
接客制御部4、販売制御部5は、主制御部1からの同期
信号の変化(例えば立ち上がり)が供給されることによ
り活性化し(ディセーブルからイネーブルへ変化し)、
各々、硬貨識別機、紙幣識別機、接客部、販売部を制御
するために、主制御部との間でデータの入出力を行う。
尚、データ入出力線6における通信速度は例えば480
0bpsであり、通信データ列の先頭に各従制御部固有
のパスコードを付加する等して、複数の従制御部のうち
必要な従制御部のみが反応する様に対策を施している。
特に、複数の従制御部の1つである販売制御部5内のR
OMとしては、自動販売機の商品販売機構部分の変更
(例えば商品種類、コラム数の変更等)に迅速に対応で
きる様に、プログラム命令を書き換え可能な不揮発性メ
モリ(例えばフラッシュROM等)が採用され内蔵され
ている。販売制御部5内のROMのプログラム命令を書
き換える場合、主制御部1内のカードコネクタ1dに書
き換えるべきプログラム命令を記憶させたメモリカード
(図示せず)を差し込めばよい。例えば、この時のカー
ドコネクタ1dにおける特定端子の電位状態(電源プル
アップまたは接地プルダウンの何れかの状態)が外部割
込要求信号としてCPU1bに供給され、特別な通信プ
ロトコルを使用してメモリカードの内容がデータ入出力
線6を通って販売制御部5内のROMに書き込まれる。
この場合に限り、特別な通信プロトコルを使用するた
め、他の従制御部が誤動作することはない。
【0021】硬貨識別機10は、釣銭切れを検出する釣
銭切れセンサを備え、硬貨投入口から投入された硬貨を
受け取り、必要がある場合は釣銭を釣銭返却口から返却
するものである。硬貨識別制御部2は、硬貨識別機11
を制御し、投入された硬貨の選別、金種別枚数の計算、
金庫への収容、釣銭払い出し等を行うものである。
【0022】紙幣識別機11は、硬貨識別機10と同様
に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを備え、紙幣挿
入口から挿入された紙幣を受け取り、必要がある場合は
釣札を釣札返却口から返却するものである。紙幣識別制
御部2は、紙幣識別機11を制御し、挿入された紙幣の
選別、金種別枚数の計算、金庫への収容、釣札払い出し
等を行うものである。尚、硬貨識別制御部2および紙幣
識別制御部3は、硬貨投入および紙幣挿入が1度に行わ
れると、ほぼ同時に識別動作を開始する。
【0023】接客部12は、各コラムに対応して設けら
れた商品を選択する複数の選択釦と、各選択釦に設けら
れ各コラムの販売可または売切れを表示する販売可ラン
プおよび売切れランプと、販売中、販売中止、釣銭切れ
を表示する表示器とを備えている。接客制御部4は、接
客部12における複数の選択釦のうち何れの選択釦が押
下されたのかを検出し、この押下信号を主制御部1に送
信し、主制御部1が硬貨識別制御部2および紙幣識別制
御部3からの金種別枚数データを基に算出した硬貨投入
金額および紙幣挿入金額の合計額を表示した後、この合
計額から商品販売金額を減算した釣銭金額を表示した
り、販売中、販売中止、釣銭切れを表示部に表示した
り、各コラム別の販売可ランプまたは売切れランプを点
灯させたりする。
【0024】販売部13は、商品を収容する複数列の販
売機構(コラム)と、商品の売切れを検出する売切れセ
ンサと、商品を冷却する冷却機と、商品を加熱する加熱
機と、指定商品をコラムから商品取出口へ搬出する商品
取出機構とを備えたものである。販売制御部5は、販売
部13を制御し、主制御部1からの販売指示に基づいて
顧客の指定商品をコラムから商品取出口へ搬出させる。
【0025】以下、金銭投入から商品搬出までの一連の
販売動作例をステップ毎に説明する。尚、主制御部1内
のCPU1bは、一連の販売動作のシーケンスに応じ
て、同期信号線7の活性化タイミングを制御する。
【0026】[ステップ1]先ず、自動販売機の硬貨投
入口に所定硬貨(例えば100円玉2枚で200円)が
投入されると、硬貨識別制御部2は金種別の投入硬貨枚
数を検出し、主制御部1にこの時の検出データを送信す
る。尚、紙幣識別制御部2は挿入紙幣枚数が零であるこ
とを表す検出データを主制御部1に送信する。
【0027】[ステップ2]主制御部1は、金種別の投
入硬貨枚数データを基に投入金額を算出し、接客制御部
4に投入金額データを送信する。
【0028】[ステップ3]接客制御部4は、接客部1
2を制御し、表示部に投入金額を表示させると共に、複
数の選択釦毎に販売可ランプを点灯させる。
【0029】[ステップ4]販売可ランプの点灯した選
択釦が押下されると、接客制御部4は如何なる選択釦が
押下されたのかを検出し、主制御部1にこの時の検出デ
ータを送信する。
【0030】[ステップ5]主制御部1は、販売制御部
5に対し該当商品を搬出させるための指示を送信し、硬
貨識別制御部2に対し釣銭がある場合は釣銭返却のため
の指示を送信し(200円を投入して120円の商品を
購入した場合は80円の釣銭返却)、接客制御部4に対
し該当商品の選択釦のみを点灯させるための指示を送信
する。
【0031】[ステップ6]販売制御部5は、販売部1
3を制御し、指定商品をコラムから商品取出口へ搬出さ
せる。また、硬貨識別制御部2は、硬貨識別部10を制
御し、硬貨返却口から釣銭を返却させる。更に、接客制
御部4は、接客部12を制御し、該当商品の選択釦の販
売可ランプのみを点灯させる。尚、これらの動作は並列
処理される。
【0032】[ステップ7]販売制御部5は、販売部1
3の商品搬出動作の終了を検出し、この検出データを主
制御部1に送信する。
【0033】[ステップ8]硬貨識別制御部2は、硬貨
識別部10の釣銭返却動作の終了を検出し、この検出デ
ータを主制御部1に送信する。
【0034】[ステップ9]主制御部1は、接客制御部
4に対し選択釦の点灯を停止させるための指示を送信す
る。
【0035】[ステップ10]接客制御部4は、接客部
12を制御し、選択釦の点灯を停止させ、全部の選択釦
を消灯させる。
【0036】以上より、金銭投入から商品搬出までの一
連の販売動作が終了する。
【0037】さて、販売部13に設けた商品取出口14
は、販売商品のための搬出経路の末端に位置するもので
ある。商品取出口14の近傍における搬出経路の左右側
面には、光センサを構成する発光ダイオード(発光素
子)15およびフォトダイオード(受光素子)16が搬
出経路の幅方向に破線矢印の光路を形成するように配置
される。図4にこの様子を示す。そして、金銭投入から
商品搬出までの一連の販売動作を実行する過程[ステッ
プ7]を詳細すると、光センサの光路が遮断された場合
のみ、販売制御部5は販売商品17が商品取出口14ま
で転動したものと判断し、商品搬出動作の終了を表す検
出データを主制御部1に送信する。一方、光センサの光
路が遮断されない場合は、販売制御部5は販売商品17
が商品取出口14まで転動せず、搬出経路が故障等して
いるものと判断し、販売部13の異常を表す検出データ
を主制御部1に送信する。この時、主制御部1は、自動
販売機における以後の販売動作停止を販売制御部5に指
示し、顧客に対する返金を硬貨識別制御部2、紙幣識別
制御部3に指示する。
【0038】しかし、光センサの検知能力は経年変化、
温度変化、汚れ付着等に起因して低下するものであり、
放っておくと、発光ダイオード15の発光量がフォトダ
イオード16の受光可能範囲未満まで低下してしまい、
販売制御部5は、販売動作に関わらず、光センサの光路
が販売商品17の転動に伴い常時遮断されているものと
誤判断してしまう。つまり、顧客の商品購入要求に従
い、自動販売機が販売動作を実行した結果として、搬出
経路の故障等で販売商品17を商品取出口14まで搬出
できない場合でも、正常処理と見なされ、顧客に迷惑を
かけてしまう。よって、発光ダイオード15の発光量を
適宜補正できる制御が必要となる。
【0039】そこで、販売制御部5は、発光ダイオード
15の発光量を制御するためのソフトウエアとハードウ
エアを有している。図2は販売制御部5内部における発
光ダイオード15の発光量制御部分(制御手段)を示す
ブロック図である。尚、図2は発光ダイオード15の発
光量をフィードバック制御するものである。
【0040】図2において、マイクロコンピュータ18
は、ROM19、CPU20、RAM21を内蔵してお
り、ROM19には発光ダイオード15の発光量を制御
するためのサブルーチンプログラムが格納されている。
ここで、硬貨識別機10は、硬貨投入時に硬貨投入行為
が行われたことを表す硬貨投入信号を出力する。同様
に、紙幣識別機11は、紙幣挿入時に紙幣挿入行為が行
われたことを表す紙幣挿入信号を出力する。硬貨投入信
号および紙幣挿入信号は、硬貨識別機10および紙幣識
別機11がそれぞれ硬貨投入および紙幣挿入に伴い動作
することにより、例えば電源電圧までプルアップされた
信号でよい。硬貨識別制御部2および紙幣識別制御部3
は、硬貨投入信号および紙幣挿入信号が供給されると、
顧客の購入要求を表す信号を主制御部1に出力する。こ
の時、主制御部1は、硬貨投入信号および紙幣挿入信号
に対応する外部割込要求信号を出力し、販売制御部5に
供給する。外部割込要求信号は、例えば論理値「1」
(電源電圧までプルアップされた)の1ビット信号でよ
い。また、タイマ22は、予め定められた一定時間を計
数する毎にオーバーフローしてタイマ割込要求信号を出
力する。タイマ割込要求信号は、外部割込要求信号と同
様に、例えば論理値「1」となる1ビット信号でよい。
マイクロコンピュータ18は、ROM19からのプログ
ラム命令の解読結果に従って、外部割込要求信号または
タイマ割込要求信号が供給されているかどうかを常時監
視しており、外部割込要求信号またはタイマ割込要求信
号が供給されたことを検出すると、サブルーチンプログ
ラムを実行開始する。
【0041】ROM19には、発光ダイオード15の発
光量を補正するためのデータAと、発光ダイオード15
の発光量が補正の限界に近づいていることを確認するた
めのデータBと、発光ダイオード15の発光量が補正の
限界であることを確認するためのデータCと、フォトダ
イオード16の受光量が適正範囲内であることを確認す
るためのデータDとが、テーブルデータとして格納され
ている。データAは、発光ダイオード15が本来持つ最
大発光能力を例えば100分割した値であり、7ビット
の00H〜7FH(消灯時〜最大発光時)の範囲で格納
される。但し、Hはヘキサデシマルを表す。また、デー
タBは、発光ダイオード15の発光レベルを0〜100
(消灯時〜最大発光時)とすると、例えばそろそろ発光
ダイオード15の発光量を補正できなくなる90程度を
表す値である。また、データCは、発光ダイオード15
の発光量を補正できない100を表す値である。更に、
データDは、光センサを正常動作させるために最低限必
要となるフォトダイオード16の最小受光量を表す値で
ある。
【0042】D/Aコンバータ23は、ROM19から
読み出される発光ダイオード15の発光量補正用のデー
タAをデジタル値からアナログ値(電圧)に変換するも
のである。尚、発光ダイオード15の発光量を初期設定
する場合、ROM19からは、例えば発光ダイオード1
5の略中間発光能力を表すデータA(1FH)が読み出
される。電圧−電流変換回路24は、D/Aコンバータ
23からのアナログ値電圧を、発光ダイオード15を発
光させるための順電流に変換するものである。これよ
り、発光ダイオード15はデータAに応じた発光量で点
灯する。フォトダイオード16を流れる受光電流は抵抗
等(図示せず)を用いて電圧変換される。A/Dコンバ
ータ25は、フォトダイオード16の受光電流に相当す
る電圧をアナログ値からデジタル値に変換するものであ
る。CPU20は、ROM19からのプログラム命令の
解読結果に従い、A/Dコンバータ25からのデジタル
値がフォトダイオード16の最小受光量を表すデジタル
値に対して上下の何れであるのかを検出し、この検出結
果に応じた処理を実行する。尚、1回の販売行為につ
き、硬貨識別制御部2および紙幣識別制御部3のそれぞ
れが硬貨投入信号および紙幣挿入信号を発生する場合
は、何れか早い方の信号のみが主制御部1に優先的に受
け付けられるものとする。
【0043】以下、図2の動作を図3のフローチャート
を用いて説明する。
【0044】先ず、発光ダイオード15の発光量の初期
設定が実行される。即ち、ROM19からの初期化プロ
グラムの解読結果に従い、発光ダイオード15の略中間
発光能力を表すデータA(17H)がROM19から読
み出され、ラッチ26に保持される。従って、発光ダイ
オード15には、データAが変更されない限り、略中間
発光能力に相当する順電流が流れ続ける。[S1] その後、顧客の商品購入要求に従い、硬貨識別機10ま
たは紙幣識別機11からの硬貨投入信号または紙幣挿入
信号に基づく外部割込要求信号が発生するか、或いは、
タイマ22からタイマ割込要求信号が発生すると、CP
U20は、外部割込要求信号またはタイマ割込要求信号
を検出した後、ROM19のアドレスをメインルーチン
の現行アドレスからサブルーチンの先頭アドレスにジャ
ンプさせる。これより、発光ダイオード15の発光量を
制御するための判別動作が実行開始される。[S2:Y
ES] すると、フォトダイオードの最小受光量を表すデータB
が、ROM19から読み出されてRAM21に書き込ま
れる。一方、フォトダイオード16の受光電流に相当す
るデジタルデータが、A/Dコンバータ25から出力さ
れてRAM21の別アドレスに書き込まれる。その後、
両データは、RAM21から読み出されてCPU20で
レベル比較される。[S3] フォトダイオード16の受光電流に相当するA/Dコン
バータ25からのデジタルデータが、フォトダイオード
16の最小受光量を表すデータDより大きい場合、発光
ダイオード15の発光量は、必要十分であって補正する
必要はない。[S4:NO] この場合、発光ダイオード15の発光量が補正の限界に
近づいているかどうかを判別する。詳細すると、発光ダ
イオード15の略中間発光能力を表すデータAがROM
19から読み出されてRAM21に書き込まれ、また、
発光ダイオード15の発光量が補正の限界に近づいてい
ることを確認するためのデータBがROM19から読み
出されてRAM21の別アドレスに書き込まれる。その
後、両データはRAM21から読み出されてCPU20
でレベル比較される。[S5] 初期状態で設定したデータAはデータBより小さく、発
光ダイオード15の発光量は補正の限界には至っていな
いので、一連の処理を終了する。尚、発光ダイオード1
5の発光量が経年変化、温度変化、汚れ付着等に起因し
て低下しても、データAがデータBより小さい場合も、
一連の処理を終了する。[S6:N0] 一方、データAがデータBより大きい場合[S6:YE
S]、発光ダイオード15の発光量がそろそろ補正の限
界に近づいているものと判断し、マイクロコンピュータ
18は光センサの清掃を警告するための制御信号cle
anを出力する。[S7] 販売制御部5からの制御信号cleanは主制御部1に
供給される。すると、光センサの清掃を管理者に要求す
るための清掃要求信号が主制御部1から出力される。こ
の清掃要求信号は、自動販売機がセンターと通信接続さ
れている場合は通信回線を用いてセンターに供給され、
また、自動販売機が店頭に単純設置されている場合はア
ラーム等に変換されて管理者に知らされる。そして、一
連の処理を終了する。[S8] ところで、フォトダイオード16の受光電流に相当する
A/Dコンバータ25からのデジタルデータが、経年変
化、温度変化、汚れ付着に伴い、フォトダイオード16
の最小受光量を表すデータDより小さくなった場合、発
光ダイオード15の発光量は、出力不足であって補正す
る必要がある。[S4:YES] この場合、発光ダイオード15の発光量が補正の限界で
あるかどうかを判別する。詳細すると、発光ダイオード
15の発光能力を表すデータAがROM19から読み出
されてRAM21に書き込まれ、また、発光ダイオード
15の発光量が補正の限界であることを確認するための
データCがROM19から読み出されてRAM21の別
アドレスに書き込まれる。その後、両データはRAM2
1から読み出されてCPU20でレベル比較される。
[S9] データAがデータCより小さい場合[S10:NO]、
発光ダイオード15の発光量を補正できるものと判断
し、発光ダイオード15の発光量を1レベル向上させる
データAが、ROM19から読み出されてラッチ26に
保持される。従って、発光ダイオード15には、データ
Aの変更に従い、より大きい順電流が流れる。そして、
[S3]に再び戻り、フォトダイオード16の受光電流
に相当するA/Dコンバータ25からのデジタルデータ
と、フォトダイオード16の最小受光量を表すデータD
とをレベル比較する。[S11] 一方、データAがデータDと等しい場合[S10:YE
S]、発光ダイオード15の発光量が補正の限界である
ものと判断し、マイクロコンピュータ18は発光ダイオ
ード15の発光量の補正不可能を警告するための制御信
号amendを出力する。[S12] 販売制御部5からの制御信号amendは主制御部1に
供給される。すると、光センサの交換を管理者に要求す
るための交換要求信号が主制御部1から出力される。こ
の交換要求信号は、自動販売機がセンターと通信接続さ
れている場合は通信回線を用いてセンターに供給され、
また、自動販売機が店頭に単純設置されている場合はア
ラーム等に変換されて管理者に知らされる。そして、一
連の処理を終了する。[S13] 以上より、光センサの発光量が汚れ付着等の設置環境若
しくは使用環境に応じて低下する場合であっても、管理
者の経験に頼ることなく、光センサの清掃要求および交
換要求を管理者に確実に知らせることができる。
【0045】尚、本発明の実施の形態では、ROM19
のサブルーチンプログラムを実行するために外部割込要
求信号およびタイマ割込要求信号の両方を使用する場合
を説明したが、これに限定されることなく、外部割込要
求信号またはタイマ割込要求信号の何れか一方を使用す
るようにしても良い。また、光センサの清掃要求および
交換要求を管理者に知らせる方法も、実現可能であれば
如何なる方法を採用しても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1記載の自動販
売機では、発光素子および該発光素子からの光信号が照
射される受光素子を含み、販売商品が前記発光素子およ
び前記受光素子にて形成される光路を遮断する様に販売
商品搬出経路に配置される光センサと、前記受光素子の
受光量に応じて、前記発光素子の発光量を前記販売商品
を検知可能な値に補正する制御手段と、を備えた自動販
売機であって、前記制御手段は、前記発光素子の発光量
が補正不可能となる前に、前記光センサの清掃を警告す
るための制御信号を出力することを特徴とするので、光
センサを正常時に清掃でき、自動販売機が販売商品の通
過、有無等を誤検知する問題を未然に防止できる効果を
奏する。
【0047】また、請求項2記載の自動販売機では、前
記制御手段は、前記受光素子の受光量が予め定められた
範囲であるかどうかを判別し、前記受光素子の受光量が
予め定められた範囲である場合は、前記発光素子の発光
量を基に前記光センサの清掃の必要性を判別し、前記光
センサの清掃が必要である場合は、前記光センサの清掃
を警告するための制御信号を出力することを特徴とする
ので、発光素子の発光量補正が限界に近い等、適切なタ
イミングで、光センサの清掃警告のための制御信号を出
力できる効果を奏する。
【0048】また、請求項3記載の自動販売機では、前
記制御手段は、自動販売機の制御を統括する主制御部と
の間で通信制御される、自動販売機の制御機能を分担す
る複数の従制御部のうちの1つであることを特徴とする
ので、従制御部は、光センサの清掃警告のための制御信
号を主制御部に供給し、この時の主制御部からの制御信
号に基づき、例えば自動販売機の販売動作を停止でき、
自動販売機が販売商品の通過、有無等を誤検知する問題
をより確実に防止できる効果を奏する。
【0049】また、請求項4記載の自動販売機では、前
記制御手段は、商品の購入要求または一定時間毎に、判
定動作を実行し、必要に応じて前記光センサの清掃を警
告するための制御信号を前記主制御部に供給することを
特徴とするので、自動販売機の設置環境、使用環境に応
じたタイミングで光センサの清掃警告のための制御信号
を主制御部に供給でき、光センサが汚れ付着で機能低下
したことを判別するのに適する効果を奏する。
【0050】また、請求項5記載の自動販売機では、発
光素子および該発光素子からの光信号が照射される受光
素子を含み、販売商品が前記発光素子および前記受光素
子にて形成される光路を遮断する様に販売商品搬出経路
に配置される光センサと、前記受光素子の受光量に応じ
て、前記発光素子の発光量を前記販売商品を検知可能な
値に補正する制御手段と、を備えた自動販売機であっ
て、前記制御手段は、前記発光素子の発光量が補正不可
能であると判別した時、前記発光素子の発光量の補正不
可能を警告するための制御信号を出力することを特徴と
するので、発光素子の発光量の補正不可能を早期に発見
でき、自動販売機が販売商品の通過、有無等を誤検知す
る回数を低減できる効果を奏する。
【0051】また、請求項6記載の自動販売機では、前
記制御手段は、前記受光素子の受光量が予め定められた
範囲であるかどうかを判別し、前記受光素子の受光量が
予め定められた範囲でない場合は、前記発光素子の発光
量が補正可能であるかどうかを判別し、前記発光素子の
発光量が補正不可能である場合は、前記発光素子の発光
量の補正不可能を警告するための制御信号を出力するこ
とを特徴とするので、受光素子の受光量の程度を見て、
適切なタイミングで、発光素子の発光量の補正不可能を
警告するための制御信号を出力できる効果を奏する。
【0052】また、請求項7記載の自動販売機では、前
記制御手段は、自動販売機の制御を統括する主制御部と
の間で通信制御される、自動販売機の制御機能を分担す
る複数の従制御部のうちの1つであることを特徴とする
ので、従制御部は、発光素子の発光量の補正不可能を警
告するための制御信号を主制御部に供給し、この時の主
制御部からの制御信号に基づき、例えば自動販売機の販
売動作を停止でき、自動販売機が販売商品の通過、有無
等を誤検知する回数をより確実に低減できる効果を奏す
る。
【0053】また、請求項8記載の自動販売機では、前
記制御手段は、商品の購入要求または一定時間毎に、判
定動作を実行し、必要に応じて前記発光素子の発光量の
補正不可能を警告するための制御信号を前記主制御部に
供給することを特徴とするので、自動販売機の設置環
境、使用環境に応じたタイミングで発光素子の発光量の
補正不可能を警告するための制御信号を主制御部に供給
でき、光センサが汚れ付着で機能低下したことを判別す
るのに適する効果を奏する。
【0054】更に、請求項9記載の自動販売機では、前
記主制御部は、前記発光素子の発光量の補正不可能を警
告するための制御信号が供給された時、商品を販売停止
させるための制御信号を前記従制御部に供給することを
特徴とするので、請求項7および8と同様の効果を奏
し、顧客に迷惑をかけるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の全体を説明するためのブ
ロック図である。
【図2】本発明の自動販売機を説明するためのブロック
図である。
【図3】図2の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】光センサの取付部分を表す図である。
【符号の説明】
1 主制御部 2 硬貨識別制御部 3 紙幣識別制御部 15 発光ダイオード 16 フォトダイオード 18 マイクロコンピュータ 19 ROM 20 CPU 21 RAM 22 タイマ 23 D/Aコンバータ 24 電圧−電流変換回路 25 A/Dコンバータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子および該発光素子からの光信号
    が照射される受光素子を含み、販売商品が前記発光素子
    および前記受光素子にて形成される光路を遮断する様に
    販売商品搬出経路に配置される光センサと、前記受光素
    子の受光量に応じて、前記発光素子の発光量を前記販売
    商品を検知可能な値に補正する制御手段と、を備えた自
    動販売機であって、 前記制御手段は、前記発光素子の発光量が補正不可能と
    なる前に、前記光センサの清掃を警告するための制御信
    号を出力することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記受光素子の受光量
    が予め定められた範囲であるかどうかを判別し、前記受
    光素子の受光量が予め定められた範囲である場合は、前
    記発光素子の発光量を基に前記光センサの清掃の必要性
    を判別し、前記光センサの清掃が必要である場合は、前
    記光センサの清掃を警告するための制御信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、自動販売機の制御を統
    括する主制御部との間で通信制御される、自動販売機の
    制御機能を分担する複数の従制御部のうちの1つである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、商品の購入要求または
    一定時間毎に、判定動作を実行し、必要に応じて前記光
    センサの清掃を警告するための制御信号を前記主制御部
    に供給することを特徴とする請求項3記載の自動販売
    機。
  5. 【請求項5】 発光素子および該発光素子からの光信号
    が照射される受光素子を含み、販売商品が前記発光素子
    および前記受光素子にて形成される光路を遮断する様に
    販売商品搬出経路に配置される光センサと、前記受光素
    子の受光量に応じて、前記発光素子の発光量を前記販売
    商品を検知可能な値に補正する制御手段と、を備えた自
    動販売機であって、 前記制御手段は、前記発光素子の発光量が補正不可能で
    あると判別した時、前記発光素子の発光量の補正不可能
    を警告するための制御信号を出力することを特徴とする
    自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記受光素子の受光量
    が予め定められた範囲であるかどうかを判別し、前記受
    光素子の受光量が予め定められた範囲でない場合は、前
    記発光素子の発光量が補正可能であるかどうかを判別
    し、前記発光素子の発光量が補正不可能である場合は、
    前記発光素子の発光量の補正不可能を警告するための制
    御信号を出力することを特徴とする請求項5記載の自動
    販売機。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、自動販売機の制御を統
    括する主制御部との間で通信制御される、自動販売機の
    制御機能を分担する複数の従制御部のうちの1つである
    ことを特徴とする請求項5または6記載の自動販売機。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、商品の購入要求または
    一定時間毎に、判定動作を実行し、必要に応じて前記発
    光素子の発光量の補正不可能を警告するための制御信号
    を前記主制御部に供給することを特徴とする請求項7記
    載の自動販売機。
  9. 【請求項9】 前記主制御部は、前記発光素子の発光量
    の補正不可能を警告するための制御信号が供給された
    時、商品を販売停止させるための制御信号を前記従制御
    部に供給することを特徴とする請求項8記載の自動販売
    機。
JP33423399A 1999-11-25 1999-11-25 自動販売機 Pending JP2001155226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33423399A JP2001155226A (ja) 1999-11-25 1999-11-25 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33423399A JP2001155226A (ja) 1999-11-25 1999-11-25 自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001155226A true JP2001155226A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18275043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33423399A Pending JP2001155226A (ja) 1999-11-25 1999-11-25 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001155226A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013153108A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Yaskawa Electric Corp 基板位置決め装置
KR101388050B1 (ko) 2007-12-24 2014-04-23 노틸러스효성 주식회사 센서 자동 보정 방법
JP2016110352A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 Necプラットフォームズ株式会社 自動販売機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101388050B1 (ko) 2007-12-24 2014-04-23 노틸러스효성 주식회사 센서 자동 보정 방법
JP2013153108A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Yaskawa Electric Corp 基板位置決め装置
JP2016110352A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 Necプラットフォームズ株式会社 自動販売機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4679150A (en) Automatic vending machine with discount function
GB2128006A (en) Control device for an automatic vending machine
JP3766200B2 (ja) 貨幣処理方法および装置
JP2001155226A (ja) 自動販売機
US7519451B2 (en) Apparatus and methodology of detecting fulfillment of customer vend request
JP5862469B2 (ja) 現金処理装置
JP2539440Y2 (ja) 警告表示装置
KR100976245B1 (ko) 센서 레벨링 방법 및 장치, 그리고 그를 이용한 자동화기기
JP4062861B2 (ja) 自動販売機
JP4411773B2 (ja) 自動販売機の通信制御方法
JPH0620227Y2 (ja) 自動販売機の故障表示装置
JPS5860275A (ja) 自動販売機におけるセンサ異常予報方法
JPH10198835A (ja) 硬貨収納払出し装置
KR950004793B1 (ko) 자동판매기의 제품선택버튼 이상여부 감지장치 및 표시방법
JP2967652B2 (ja) 自動販売機の売り切れ検出装置
JPS6213182Y2 (ja)
JPS6013224B2 (ja) 自動販売機の故障検知方式
JP2012118816A (ja) 硬貨処理装置
KR100238979B1 (ko) 자동판매기의 상품이상 투출 감지방법
JPH0620226Y2 (ja) 自動販売機の故障表示装置
JP2002216218A (ja) 自動販売機
JPS6040077B2 (ja) 自動販売機の故障表示装置
JPH08101955A (ja) 自動販売機
KR20030071165A (ko) 자동판매기
JP2004220573A (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226