JPS6013224B2 - 自動販売機の故障検知方式 - Google Patents

自動販売機の故障検知方式

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JPS6013224B2
JPS6013224B2 JP8792576A JP8792576A JPS6013224B2 JP S6013224 B2 JPS6013224 B2 JP S6013224B2 JP 8792576 A JP8792576 A JP 8792576A JP 8792576 A JP8792576 A JP 8792576A JP S6013224 B2 JPS6013224 B2 JP S6013224B2
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JP
Japan
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coin
signal
sales
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JP8792576A
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操 粱根
安秀 金成
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動販売機の故障検知をシーケンス制御にて行
う新規な故障検知方式とその装置を提示するものである
従来の自動販売機における故障検知は商品詰まり若しく
はコイン詰まりを検知するだけの簡易なものであるが、
自動販売機の故障にはこれら2つの場合のほかに選択ス
イッチが前の販売動作からON状態を維持したままであ
ったり、商品排出キャリアスイッチがやはり前の販売動
作からON状態を維持したままであったり等の種々故障
が考えられ、故障検知項目を上記の二点のみで行うだけ
では確実な故障検知とはいえない。
しかしながら従来まで自動販売機は例えば店頭に設置さ
れたりして通常自動販売機の傍に管理者がいるために、
上記二点以外の故障が生じてもこの管理者によって適切
な処理が施される筈であり、他の故障検知項目を設けて
も徒らにコストを上げるだけでそれに見合う効果は期待
できそうになかった。ところが最近の省略化の風潮によ
る無人店舗の出現で自動販売機が管理者が傍にいないよ
うな場合でも使用され出すと故障検知に万全を期す必要
がある。そして当然故障検知項目をより多く設けて順次
診断し、若し故障を発見した場合はそれによって販売動
作に支障があるかを判断して次の動作を決定しなければ
ならない。斯かる故障検知動作及び制御動作を従来のラ
ンダムロジックにて構成すると前述した如く回路が複雑
となってコストの上昇はたいへんなものとなる。したが
って以上の点から本発明はマイクロプロセッサーを利用
してこの膨大な島の故障検知項目をプログラムにし、順
次シーケンス制御にて走査する故障検知方式を提供する
ものである。
そしてこの故障検知項目を販売待機状態に於いても診断
可能なものと実際に販売動作を行わなくては診断不可能
なものとに区分してプログラムを作成し可能な限り販売
待機状態に於いて故障が検知できるような装置としてい
ることが特徴である。以下図面と共に一実施例を詳述す
る。
第1図は本発明装置のブロック図を示し、制御装置℃P
UIは命令を解読して実行し且つ結果を判定する装置で
あり自動販売機の各構成要素の動作ご統合制御し、議取
り専用メモリーROM2(若しくはPROM)はCPU
1の演算処理に必要なプログラムを記憶し、読取り/書
込みメモリーRAM3はこの演算処理結果を記憶するも
のである。
そして入出力装置1′04は直接自動販売機の各構成要
素と接続されてこれら各装置とCPUIとの間の信号の
授受が行われるように動作してCPUIはROM2に記
憶されているプログラムに沿って前記各構成要素の故障
を走査する故障検知手段を含む。この故障検知のプログ
ラムは、販売待機状態での故障検索プログラムと、貨幣
の投入にて開始する販売状態での故障検索プログラムの
二通りがある。したがって故障検知手段は、販売待機状
態での各構成要素の故障を検出する第1故障検知手段と
、販売状態での各構成要素の故障を検出する第2故障検
知手段とから成り、第2図のフローチャートは第1故障
検知手段の動作を示し、第3図のフローチャートは第2
故障検知手段の動作を示している。本実施例に於いて故
障を検知される自動販売機の前記構成要素はコインがコ
イン投入口より投入されることを検知するセレクターセ
ンサー5、投入されたコインを選別しコイン種類毎にコ
イン投入信号を出力するコインスイッチ6、商品が販売
動作の完了にて客に取り出される状態にまで排出された
ことを検知するペンドェンドセンサー7、商品を排出す
るモータが駆動しているかを検知する商品排出キャリア
スイッチ9、釣銭が必要なときに釣銭払出装置が釣銭を
払出すたびに金額演算のカウンターに減算信号を出力す
る釣銭減算用センサー8及び釣銭が払出されたかを検知
する釣銭払出センサー10であり、これら各構成要素は
1/04に接続されている。また1/0にはリジェクト
装置11、メンテナンススイッチ12及び表示器13等
が接続されているがこの動作は後に明白になる。そして
CPUIは、第1及び第2故障検知手段の異常検出によ
り異常を生じた構成要素の機能に応じて、自動販売機を
全販売中止状態或いは一部販売中止状態に制御する制御
手段を含む。次にフローを説明して本発明装置の動作を
明らかにしていく。
第1故障検知手段は、第2図のフローチャートに示すよ
うに販売待機状態において販売動作状態で生じるのと同
じ信号が構成要素に発生したとき或いは構成要素に信号
を与えてこれに対する応答が得られないとき当該構成要
素の異常を検出する。先ずメンテナンススイッチ12が
OFFであるかを第1モードで判定してOFFであれば
第2、第3、第4、第5モードよりなるセレクタセンサ
ー5の故障検知動作となる。本発明の特徴であるセレク
タセンサー5は前述したごとく自動販売機にコインが投
入されたか否かを検知するセンサーであり、後に説明す
るコインスイッチ6の故障検知及びコイン投入にて始ま
る販売動作中に於ける故障検知フローで重要な役目を果
たすことになる。セレクターセンサー5は第5図に示す
ように発信装置14より出力される信号を受信装置15
で受信するような構成にして、両者間にコインが通過す
ると受信装置15で受信される信号の内容が変化するこ
とでコインの通過を検知するものである。したがって発
光ダイオードLEDとホトトランジスタのように光で信
号を授受するような装置が励磁コイルと検出コイルのよ
うに磁界で信号を授受するような装置が考えられる。こ
のようなセレクターセンサー5の故障としては発信装置
14及び受信装置15間の異物の介在や断線等の故障が
考えられる。故障検知には先ず第2モードで発信装置1
4であるLEDにCPUII′04の所定の端子Aを介
してLEDを点灯させるよう/・ィレベル信号「H」を
出力し、第3モードでは受信装置15であるホトトラン
ジス夕が受光して「H」信号を出力しているかをCPU
Iは1′04の端子Bにて検査する。即ち、セレクタセ
ンサー5のLEDに信号「H」を与えこれに応答してホ
トトランジスタが「H」を出力しないと、セレクタセン
サー5の異常を検出するものである。第4及び第5モー
ドはこれと逆の検査であり、即ち第4モードでCPUI
はLEDを消灯させるようローレベル信号「L」を出力
し、第5モードでホトトランジスタが光を受けないで「
L」を出力しているかをCPUIは検査する。したがっ
て第3モードではホトトランジスタが○Nしているかそ
して第5モードでは○FFしているかの判定を行うこと
でLED及びホトトランジスタ自身若しくはその周辺の
回路の断線やまたは両者間に異物が介在するか若しくは
ホトトランジスタが他のLED以外のものから受光して
いるという不具合を検知することができる。そして第3
モードでホトトランジスタが○FFしたり若しくは第5
モードでホトトランジスタがONしたしているとCPU
4に含まれる制御手段は上述の不具合が発生したものと
判定してフローを全中止モードに移行させて自動販売機
を販売中止状態とする。したがって全中止モードではC
PUIはリジェクト装置11に動作指令を送ってコイン
の投入を拒否すると共に自動販売機の前面パネルに配設
される販売不可表示装置に故障により販売不可である旨
の表示を行う。この販売不可表示装置は特に設ける必要
はなく従釆より各コラム毎に対応して配設され商品亮切
れ信号にて点灯する商品売切れランプ18に販売不可表
示信号を出力して全て点灯させることで兼用できる。そ
して次にCPUIはエラーが発生したセレクタセンサー
5のコードをRAM3に記憶させる。このようにして第
3若し〈は第4モードで故障を検知した場合は全中止モ
ード及びエラーコード記憶モードを介して、そして故障
でない場合は直接第6モ−ド‘こ移行するのである。第
6モードの説明の前に上記第2から第3モードまでの動
作について、CPUIの演算機能に係わる部分とROM
2・RAM3の接続を示す第6図に基づいて更に詳述す
る。
尚滋itの伝送線を備えている1/04は他に幾つか具
備されるのであるがここでは代表して一つのみを記載し
以下これを1/OAとする。そしてLEDI′OAの入
出力端子○そしてフオットトランジスタは入出力端子1
に夫々接続されているものとする。第2から第3モード
までのプログラムは次の6ステップで表わされる。1
1/OAの鋤itで示される各入出力端子の内容をアキ
ユームレータACC23に入れる。
2 ァキュームレータACC23の内容とプログラムの
所定のアドレスにストアされている桝itのデータとの
論理積を演算して演算結果をACC25に入れる。
3 ACCの内容を1/OAに出力してLEDを消灯さ
せる。
4 1′OAの内容をACCに入れる。
5 ACCの内容とROM2の所定のアドレスにストア
されているデータとの論理積を取って結果をACCに入
れる。
6 ACCの内容より検査結果を判定する。
先ず上記の1ステップではコントロール回路21はゲー
ト■,■を開いて1/OAの0から7までの各入出力端
子に対応するめitの内容「1・1・0・1・1・0・
1・0」をALU22を介してACC23に入力する。
尚この桝itの内容はこの命令のアドレスが指定される
前の1/OAの出力状態であり、特にこの限りではない
がlbit目及びかit目はLEDが点灯していてかつ
これによりホトトランジスタが〇Nしているために夫々
「1」を出力している。2ステップではコントロール回
路21はゲート■,■,■を開いてACC23に記憶さ
れている「1・1・0・1・1・0・1・0」とROM
2の所定のアドレスにストアされている沙itの演算用
データ「0・1・1・1・1・1・1・1」との論理積
を演算論理装置ALU22で演算させてACC23に出
力する。
この演算動作は次の第1表真理値表のごとく行なわれて
この演算結果AはCC23に記憶される。第1表3ステ
ップではコントロール回路21はゲート■,■を開いて
ALU22を介しACC23の籾itの内容を1/OA
に出力する。
したがって1′OAの入出力端子0には「0」が出力さ
れることになりLEDは消灯する。4ステップではコン
トロール回路21はゲート■,■を開いて1′OAの内
容をACC23に入力する。このときホトトランジスタ
がLEDの消灯に基づいて○FFしたときは正常で1ノ
OAの入出力端子1は「0」を出力してその内容は「0
・・0・0・1・1・0・1・0」となるが故障でON
したままであると「0・1・0・1・1・011・0」
の状態である。5ステップではコントロール回路21は
ゲート■,■,■を開t、てACC23に記憶されてい
る内容とROM2の所定のアドレスにストアされている
救itの演算用データ「0・1・0・0・0・0・0・
0」との理論積を演算させてACC23に出力する。
第2表はホトトランジスタが○FFしたときのALU2
2における演算動作の真理値表を示し、第3表はホトト
ランジスタが故障により○Nしたままであったときの真
理値表を示す。第2表 第3【 6ステップのプログラムの命令語はACC3に記憶され
ている5ステップでの演算結果に基づいてセレクタセン
サー5の故障を判定して全中止モードへのジャンプの姿
・不要を決定せよという命令及びオペランドとして全中
止モードへのジャンプアドレスとRAM3に記憶させる
セレクタセンサー5に割付けたコードとより成っている
故障の判定はACC23の沙it目の出力状態をステー
タスレジス夕25によって検知することで行なわれるが
、「0」であれば正常でプログラムは次のアドレスに進
行し、「1」のとき故障でCPUIのアドレス指定機能
を表わす第7図で示すジャンプ動作が行なわれる。即ち
第7図でコントロール回路21はフェツチサィクルでジ
ャンプの要・不要を判定せよという命令を解読するとA
NDゲート24を開いて全中止モードへのシャンプ動作
の準備を行なう。そしてACC23の出力状態をステー
タスレジスタ25で調べて何れかのセルで「1」を検出
するとANDゲート24よりジャンプ指令がインクリメ
ンタ/アダー28に出力されてその加算機能が動作すべ
く命令を受ける。尚ステータスレジスタ25はACC2
3の何れかのセルより「1」が出力されているかまたは
全てのセルが「0」を出力しているかの検出及び演算の
結果ACC23にキャリーが生じたかを検出するもので
故障の場合第3表真理値表のごとく沙it目に「1」が
出力されているためにステ−タスレジスタ25よりAN
Dゲート24に出力が生じて前記シヤンプ指令が発生す
るのである。このジャンプ指令が発生するとジャンプ前
のプログラムのアドレスにストアされている所定の値が
インクリメンタ/アダー18を介してプログラムカウン
タPCI9に加算されてROM2にはシャンプすべき全
中止モードへのアドレスが指定される。そして全中止モ
ード‘こ続いてェフーコード記憶モードとなったときコ
ントロール回路21‘まゲ−ト■,■を開いてALU2
2を介してRAM3にセレクタセンサー5のコードを記
憶させる。またシャンプすることを判定したプログラム
のアドレスはPCI9よりスタツクレジスタ26に記憶
しておくために全中止モード及びこれに続くエラーコー
ドを記憶モードより復帰する場合この記憶に基づいて復
帰すべきアドレスが指定される。また第4及び第5モー
ドの動作及び以下に説明するコインスイッチ6・ベンド
ェンドセンサー7・釣銭減算用センサ8の故障検索も上
記同様その信号状態をACC23に入れ演算によって故
障を判定し、故障の場合に全中止モード或いは一列中止
モードに移行し続いてエラーコード記億モ−ドでその箇
所に相当するコード或いは故障状況を示すコードをRA
M3に記憶した後〆ィンルーチンに復帰する。
第6モードはコインスイッチ6が販売待機状態にかかわ
らず○Nしているような故障を検査するモードである。
即ち、販売待機状態において、販売動作状態でコインを
投入したときと同様な信号がコインスイッチ6に発生す
ると、コインスイッチ6の異常を検出するものである。
したがってCPUIはセレクタセンサ−5よりコイン投
入信号が無いにもかかわらずコインスイッチ6より検知
信号があった場合は故障と判断してフローを全中止モー
ド‘こ移行させて販売中止状態にし前述同様この第6モ
ードのエラーコードをRAM3に記億させる。コインス
イッチ6はコイン種類ごとに配設されるべきものである
から実際はこのようなモードをコインスイッチ6に種類
ごとに設定しなければならない。第7,8,9,10モ
ードはペンドェンドセンサー7の故障を検知する。
ペンドヱンドセンサー7は、販売口付近に装備されるも
ので商品排出モードM,にて排出された商品の到達を検
知すると販売動作が完了したとしてペンドェンド信号を
出力しその構成は先に第5図で述べたセレクタセンサー
5と同一であり例えばLED及びホトトランジスタとか
ら成る。したがって第7モードではペンドェンドセンサ
ーのLEDをONさせ、第8モードではペンドエンドセ
ンサーのホトトランジスタがONか否かを検知し、第9
モードではペンドェンドセンサーのLEDをOFFさせ
て第10モードではペンドエンドセンサーのホトトラン
ジスタがOFFか否かを検知することでペンドェンドセ
ンサー自身及びその周辺の回路の断線若しくはLED及
びホトトランジスタ間の異物の介在等の故障を検査する
。第8モードでホトトランジスタのOFF若しくは第1
0モードでONを検知するとCPUIはフローを全中止
モードに移行させて販売中止状態とし、ベンドヱンドセ
ンサー7のコードをRAM3に記憶させる。第11,1
2,13,14モードは釣銭払出センサー10の故障を
検知する。
釣銭払出センサー1川ま釣銭取出口付近に装備されるも
ので釣銭払出モードM2にて払出された釣銭コインの到
達を検知すると釣銭払出信号を出力するのであるがその
構成はやはり第5図で述べたセレクタセンサー5と同一
でありLED及びホトトランジスタとから成る。したが
って釣銭払出センサー10のLEDを第11モードでは
点灯そして第13モードでは消灯させてホトトランジス
タが夫々第12モードでON及び第14モードでOFF
するかを検知し、釣銭払出センサー10自身及びその周
辺の回路の断線若しくはLED及びホトトランジスタ間
の異物の介在等を検査する。そしてCPU1はホトトラ
ンジスタのOFFを第12モード、ONを第14モード
で検知すると故障と判定し販売中止状態にして釣銭払出
センサー10のコードをRAM3に記憶させる。ここで
釣銭減算用センサー8及び商品排出キャリアスイッチ9
について説明する。釣銭減算用センサー8及び商品排出
キャリアスイッチ9の釣銭払出モー夕M.及び商品排出
モー夕M2の一回転の動作を制御するスイッチで一回転
する間に商品1個の排出及び釣銭コイン1枚の払出動作
が成される。マイクロプロセッサーを搭載した自動販売
機は本発明の故障検知制御以外に釣銭額の演算等の制御
も当然その広範な機能より行っているのであるが、CP
UIは釣銭が必要な場合には釣銭払出モータM,にM2
駆動指令を出力して釣銭払出動作を行わせる。そして釣
銭減算用センサー8はコイン1枚を払出するのに釣銭払
出モータM,が1回転するのを検知すると釣銭減算信号
CPUIに出力する。CPUIは釣銭減算信号の到来に
て序じめ記憶している釣銭額より払出コイン額の減算を
行い再度釣銭を払出する必要があるときは更にM,駆動
指令を出力する。斯かる釣銭払出動作は本発明と直接に
係りを持たないためこれ以上の説明は省略する。釣銭減
算用センサー8及び商品排出キャリアスイッチ9は略同
一の機構であり第4図概略を示すとモータMは釣銭払出
モータM,若しくは商品排出モータM2であり、駆動軸
Pには円板16が装着されて且つ円板16には金属片1
7が取付けられている。そして釣銭減算用センサー8若
しくは商品排出キャリアスイッチ9である近接スイッチ
Sは金属片17がa位置にあって互いに対向していると
きは/・ィレベル信号「H」を出力しているがモータM
が矢印方向に回動するとローレベル信号「L」を出力す
る。そして近接スイッチSが「L」信号を出力するとモ
ータMは自己保持されて次に金属片17が再び近接スイ
ッチSと対向して「H」を出力するまで駆動しつづけて
すなわちモータMは1回転の駆動を保証されるのである
。したがってモータMが1回転をするために販売待機状
態にあっては金属片17はa位置になければならず例え
ば点線の位置bにあったならば1回転が保証され得ず正
常な商品排出動作若しくは釣銭払出動作はなされない。
故に販売待機5状態では近接スイッチSである商品排出
キャリアスイッチ9及び釣銭減算用センサー8が「H」
を出力して○Nしているかの検査をする必要がある。第
15モードは釣銭減算用センサー8が○Nして0いるか
の検査を行うモードである。
〇FFしていれば正常な釣銭払出動作はなされ得ずCP
UIは全中止モード‘こ移行して販売中止状態にし釣銭
減算用センサー8のコードをRAM3に記憶する。以上
第1から第15モード迄のフローに於いて第1,3,5
,6,8,10,12,14,15では夫々所定の判定
が行なわれるのであるがNOと判定しても全中止モード
及びエラーコード記憶モード‘こ移行はするがフローの
流れは再びYESと同じ流れになる。即ちエラーとなっ
ても第16モード迄は到達するのであるが、第16モー
ドでは第1から第15モード迄の何れかでエラーがある
かの判定にてフ。−か分岐され、若しエラーがあればフ
ローは初期セットモードに移行して停止する。そして自
動販売機はリジェクト装置11の動作にて販売中止状態
となってしかもRAM3にはエラーコードが記憶されて
いるのであるがこの状態で自動販売機の管理者によって
メンテナンススイッチ12が動作されるとエラーコード
表示モードに移行しCPUIは表示器13にエラーコー
ド表示信号を出力してRAM3に記憶しているエラーコ
ードを表示する。尚エラーが複数にある場合はメンテナ
ンススイッチ12を動作する度に第1モード及びェフー
コード表示モードが繰返されて順次エラーコードが表示
できる。フローがエラーすること無く第16モード‘こ
到達したときは次に第17モードに移行する。
第17モードは商品排出キャリアスイッチ9が○Nして
いるのかの検査を行うモードであり前述したごとく○F
Fしていれば正常な商品排出動作はなされ得ない。また
一般に商品排出モータM2は販売商品の種類ごとにある
ので第2図のフローでは特に第15モードでしか商品排
出キャリアスイッチ9の検査を行っていないが商品コラ
ムの数に応じて実際はこのモードのプログラムは追加す
る必要がある。そして商品排出キャリアスイッチ9がO
FFであるとCPUIは故障と判定して故障の商品排出
キャリアスイッチ9を含むコラムを販売中止とする。し
たがって全中止に対してこの場合は他のコラムでは販売
可能であるために1列中止状態であり、そして中止列表
示モードでは故障コラムに対応した売切ランプにのみ販
売不可表示信号を出力して点灯させる。第17モードで
はその判定結果の如何んにかかわらず全中止状態でない
ためにフローは停止せず第18モードに移行する。また
やはり故障の場合商品排出キャリアスイッチ9のコード
はRAM3に記憶される。第18モードは第1モードか
ら第17モード迄にコインの投入があったかを検知する
モードである。
コイン投入の有無を検知するのは、セレクタセンサー5
のホトトランジスタが投入コインの通過にて「L」信号
を出力したときである。しかしながら先にセレクタセン
サー5の故障検知に於いてセレクタセンサー5のLED
を消灯させてホトトランジスタ「L」信号を発生させる
ことを述べたが、フローの流れは非常に高速でこのとき
にホトトランジスタが「L」を出力する時間は投入コイ
ンの通過にて「L」を出力する時間と比較して非常に短
いため、内部にシフトレジスタ等のタイマー機能を備え
ているCPUIには検査のために○FFしたのか若しく
は硬貨の投入にて○FFしたのか容易に区別し得る。し
たがって第18モードにてコインの投入を検知した場合
フローは次に販売動作に付随した故障検知を行うべく第
3図のフローに移行するが、コインの投入が無かった場
合には再び販売待機状態での故障検知を行うように第2
図のフローは繰返される。尚第3モードの検査とコイン
の投入とが同期した場合フローの流れによるとセレクタ
センサー5のホトトランジスタが○FFしてNOとなっ
て飛び出るが、前述した如くCPUIはコインの投入に
よるOFFと検査のためのOFFとが区別できコインの
投入によるOFFのときは第3モードから直接第3図の
フローに移行せしめる。次に第2故障検知手段にて説明
すると、第3図のフローチャートに示すように、貨幣の
投入にて開始する販売動作状態で構成要素に販売動作に
伴なう所定の信号が得られないとき当該構成要素の異常
を検出する。
このフローはセレクタセンサー5のホトトランジスタが
投入コインの通過にて「L」信号を出力したときから開
始されるフローであり。したがって先ず第1′モードで
は投入コインがセレクタセンサー5を通過してから次に
コインスイッチ6に到達するまでのCPUI内部の前記
タイマー機能に設定した所定時間経過後にコインスイッ
チ6がONするかの判定を第1′モードで行う。
ONすると次の第2モード‘こ移行してコインがコイン
スイッチ6を通過し終ればコインスイッチ6がOFFす
るかの判定を第2モードで行う。したがって第1′モー
ドで○Nしなければ投入コインはセレクタセンサー5と
コインスイッチ6間に詰まっていることになりまた第2
モードで○FFしなければコインスイッチ6付近に投入
コインが詰まっていることでどちらの場合でもフローは
全中止モード‘こ移行してCPUIは前述同機コイン詰
まりのコードをRAM3に記憶させてフローは第2図フ
ローの初期セットモードに移行して停止する。したがっ
て前述同様にメンテナンススイッチ12が動作されると
表示器13にはエラーコードが表示される。この第1′
及び第2モードでコイン詰まりでないことがわかると投
入金額記憶及び選択スイッチの押圧を特徴している第3
モードをなる。
即ちコインスイッチ6より出力される投入コイン情報(
コイン検知信号)に塞いて自動販売機の金額演算カウン
ターは投入金額を計数・記憶し販売可能な商品を決定し
て選択スイッチは押圧にて動作可能となるよう通電され
ている。尚、前記金額演算カウンターは本発明のごとき
マイクロプロセッサーを利用した自動販売機においては
RAM3内のレジスターを使用している。第3モードか
ら第4′モードへは選択スイッチが動作されて選択信号
がCPUIに出力されたときに移行し、第4モードは自
動販売機の商品排出動作において商品排出モータM2が
駆動したかを検知する。
CPUIが投入金額以内で選択された商品の販売を可能
と判定して商品排出モータ地に池駆動指令を1′04の
C端子より出力すると、地が正常に駆動した場合は第4
図で述べたように金属片17が商品排出キャリアスイッ
チ8である近接スイッチSより離脱するためにOFFと
なって「L」信号を出力する。したがってCPUIはこ
の「L」信号を1/0のD端子で検知する。しかしなが
らCPUIはM2駆動信号を出力したにもかかわらず○
端子「L」信号を検知できないときは商品排出モータM
2の故障と判断する。即ち、販売動作に判ないM2駆動
信号を出力してもD端子で所定の「L」信号が得られな
いと、商品排出モータ地の異常を検出するものである。
そしてCPUIに含まれる制御手段は商品排出モータM
2を有した商品コラムのみの販売中止を決定し、1列中
止モードに移行してこの商品排出モータのコードをRA
M3に記憶して選択されたコラムに応じた商品売切ラン
プ18を点灯させフローは第3モードに復帰して他の選
択スイッチが動作されるのと特徴とする。第6モードは
商品排出動作モードによって排出された商品が販売口に
迄到達したかを第5図で示すペンドェソドセンサ‐7に
て検知するものである。
CPUIは商品排出キャリアスイッチ9が「L」信号を
出力してから前記タイマー機能にて所定の時間を計数し
てもペンドェンドセンサー7よりペンドェンド信号が出
力されないときは商品が選択された商品コラム内にひっ
かかっていると判定して1列中止モードに移行しこのコ
ラムは販売不可であることを売切ランプ18にて表示す
ると共に商品詰まりのコードをRAM3に記憶する。そ
してフローは第3′モードに復帰して他の選択スイッチ
が動作されるのを待機する。第7モードはペンドェンド
センサー7が○Nして商品排出動作が終了してから商品
排出キャリアスイッチ9がONをなるかを検知するもの
である。
したがってCPUIはペンドェンド信号と商品排出キャ
リアスイッチ9の「H」信号とのAND論理によって故
障を判定する。正常な場合には商品排出モータM,が1
回転して停止し商品排出キャリアスイッチ9はONして
し、てフローは第7′モードに移行する。またOFFし
ている場合は次の販売動作では正常な商品排出は望めず
このコラムは次の販売では中止するようCPUIは制御
して商品売切ランプ18を点灯させる。しかしながらエ
ラーであっても今回の販売動作においては商品を排出し
たのであるからこの場合中止列表ホモードからも第7モ
ードへ移行する。CPUIは釣銭の判断及び釣銭額の演
算を行って池駆動信号を出力することを前述したが第7
′モードではM2駆動信号の有無によって次のフローを
決定するのである。
無であればこの販売動作では釣銭払出動作は行わないの
であるから販売動作における故障検知フローは第7′モ
ードで終了であり、第2図の販売待機状態でのフローに
移行する。一方有であれば販売動作は終了しておらず次
に釣銭払出を行うのであるから釣銭払出動作と付随した
故障検知のために第8モードへ移行する。第8′モード
‘ま釣銭払出モータM2が釣銭を払出すのに回動してい
るかを釣銭減算用センサー8が○FFしているかで判定
するのである。
○Nしていれば釣銭払出モータM2自身の故障若しくは
その周辺の回路が断線していることでCPUI‘まフロ
一を全中止モードーこ移行させて販売中止状態とし釣銭
払出モー夕のコードをRAM3に記憶させて更にフロー
を第2図の初期セットモード‘こ移行させる。このとき
も前述と同様に後で管理者がメンテナンススイッチ12
を動作させるとェラーコ−ドが表示される。第9モード
では釣銭払出モー夕M2にて払出されたコインぎ釣銭取
出口に到達しているかを釣銭払出センサー10にて検知
する。
CPUIは釣銭減算用センサー8がONとなってから所
定の時間経過しても釣銭払出センサー10が○Nしない
場合は釣銭通路に詰まりが生じたものとしてフローを全
中止モードに移行させて販売中止状態とし釣銭詰まりコ
ードをRAM3に記憶して第2図初期セットモードもこ
移行する。またONした場合は確実に釣銭が払出された
として第7モード‘こ移行する。またCPUIは釣銭減
算用センサー8からの釣銭減算信号にて減算動作後再度
釣銭を払出するかの判定が行われており、払出するので
あればフローは再び第8モードに移行する。
したがって釣銭払出動作が終了するまで第7,8′,9
′モードは繰返され、終了後は第7′モードから第2図
の販売待機状態のフローに移行する。以上詳述した本発
明は、販売待機状態での各構成要素の異常を検出する第
1故障検知手段と、貨幣の投入にて開始する販売動作状
態での各構成要素の異常を検出する第2故障検知手段を
備えたことを特徴としている。
特に本発明によると、販売待機状態において販売動作で
生じるのと同じ信号が構成要素に発生したとき、或いは
構成要素に信号を与えてこれに対しての応答がないとき
異常と判定するために、販売待機状態でも有効な故障検
知を行うことができる。そして制御手段は故障検出時に
全て販売中止状態にするのではなく、故障に応じて販売
不可のコラムのみ販売中止状態にすることもあるために
、自動販売機の稼動率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置をブロック図で示し、第2図は販売
待機状態での故障検知フローチャート、第3図は販売動
作での故障検知フローチャート、第4図は釣銭減算用セ
ンサー及び商品排出キャリアスイッチの概略説明図、第
5図はペンドェンドセンサー及び釣銭払出センサーの概
略説明図、第6図はCPUの演算制御に係わる部分の構
成図、第7図はCPUのアドレス指令に係わる部分の構
成図を夫々示す。 主な図番の説明、1・・・・・・判定手段、2・・・・
・・読取専用メモリ、3・・・・・・議取り/書込みメ
モリ、5・・・…入出力装置。 第4図 第5図 第1図 第3図 第2図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動販売機の各構成要素の異常を検査する故障検知
    方式であって、販売待機状態において販売動作状態で生
    じるのと同じ信号が前記構成要素に発生したとき或いは
    前記構成要素に信号を与えて該信号に対しての応答が得
    られないとき当該構成要素の異常を検出する第1故障検
    知手段と、貨幣の投入にて開始する前記販売動作状態で
    前記構成要素に販売動作に伴なう所定の信号が得られな
    いとき当該構成要素の異常を検出する第2故障検知手段
    と、前記第1及び第2故障検知手段の異常検出により異
    常を生じた構成要素の機能に応じて、自動販売機を全販
    売中止状態或いは一部販売中止状態に制御する制御手段
    とを具備した自動販売機の故障検知方式。
JP8792576A 1976-07-22 1976-07-22 自動販売機の故障検知方式 Expired JPS6013224B2 (ja)

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JPS61180388A (ja) * 1985-11-01 1986-08-13 株式会社 日本コインコ 自動販売機の故障検出装置

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