JPS6014395B2 - 自動販売機の故障検知方式 - Google Patents

自動販売機の故障検知方式

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JPS6014395B2
JPS6014395B2 JP51134501A JP13450176A JPS6014395B2 JP S6014395 B2 JPS6014395 B2 JP S6014395B2 JP 51134501 A JP51134501 A JP 51134501A JP 13450176 A JP13450176 A JP 13450176A JP S6014395 B2 JPS6014395 B2 JP S6014395B2
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操 梁根
安秀 金成
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動販売機の故障検知をシーケンス制御にて行
なう新規な故障検知装置を提示するものである。
従来の自動販売機には販売動作をする上で必要な各箇所
を自ら点検するという機能はなく実際に販売動作が行わ
れた後に異常を検知するというものでいわば受動的な故
障検知であったといえる。
このような受動的な故障検知は販売動作を行なってみな
ければその故障を検知することができずその販売動作を
もたらした客に対しては甚だ迷惑なことであり充分な故
障検知機能であるとはいえない。斯かる点から本発明は
積極的に自ら故障を検知するような能動的な故障検知を
提供するものである。
故障検知の方法としては自動販売機が販売動作を行なう
以前即ち販売待機状態に於いて、各箇所のその機能が正
常に働らくかをそこから出力される信号状態若しくは信
号を送ったことによる反応を制御装置が検査することで
行なわれる。更に該制御装置は故障箇所を検知した場合
その箇所をエラーコードで記憶して必要時にはこれを表
示すると共に故障内容に応じて自動販売機を全販売中止
若しくは一部販売中止とするのである。尚全販売中止と
は自動販売機を全く販売中止状態としジェクト装置を動
作させて硬貨の投入を受付けない状態であり、一部販売
中止とは商品収納コラムが複数列あるときに一列若しく
は幾つかの列を販売中止としてそのコラムの商品の選択
販売を禁止する状態である。自動販売機の検査すべき故
障検査箇所は多数あるがシ−ケンシヤルに順次検査を行
ないながらその結果に基づいて上述の機能を実行する回
路を従来のごときランダムロジック回路で構成すると複
雑となってコストの上昇はたいへんなものとなる。した
がって本発明はこれら行なうべき動作をプログラムにし
て順次前記制御装置がその内容を議取って実行していく
プログラム制御による自動販売機の故障検知方式を提示
するものである。
以下図面と共に一実施例を詳述する。第1図は本発明装
置のブロック図を示すが、13は投入金額加算、販売可
判定、釣銭演算、商品排出及び釣銭払出制御を行なう通
常の自動販売機の本体制御部である。
制御装置CPUIは故障検知の命令を解読して実行し且
つ結果を判定する装置であり自動販売機の故障検知を行
なうべき全ての箇所と接続され、議取り専用メモリRO
M2(若しくはPROM)はCPU1の故障検知に必要
なプログラムを記憶し、講取り/書込みメモリーRAM
3はCPUIの処理結果を記憶し、そして入出力装置1
/0ボート4は直接自動販売機の各箇所と接続されてこ
れら各箇所とCPUIとの間の信号の授受が行なわれる
ように動作するものである。プログラムはCPUIへの
命令及びオペランドからなる命令語がアドレスに沿って
ストア‐されており、CPUIは順次一命令ごと論出し
てカウントアップしシーケンシヤルに処理を行なう。こ
の故障検知のプログラムの内容は第2図のメインルーチ
ン及び第3図、第4図のサブルーチンのフローチャート
で示す。本実施例に於いて故障を検知する自動販売機の
検査箇所は投入されたコインを選別しコイン種類毎にコ
イン投入信号を出力するコインスイッチ6、商品が販売
動作の完了にて客に取り出され得る状態にまで排出され
ることを検知するペンドェンドセンサー7、商品を排出
するモータが駆動しているかを検知する商品排出キャリ
アスイッチ12、釣銭が必要なときに釣銭払出装置が釣
銭を払出する度に本体制御部13に減算信号を出力する
釣銭減算用センサー8及び釣銭が払出されたかを検知す
る釣銭払出センサー9であり、これら各装置は1/04
に接続されている。本発明を第2図フローチャートを説
明しながら明らかにしていくが、第2図は販売待機中で
の故障検知を示すものである。
フローチャートは先ず電源投入にて初期セットされて開
始する。
第1モードはコインスイッチ6が販売待機にもかかわら
ず〇Nしているような故障を検査するモードであり、プ
ログラムの命令語はコインスイッチ6よりの出力の有・
無より故障の有・無を判定してジャンプの要・不要を判
断せよという命令とオペランドとしてジャンプすべきア
ドレス及びコインスイッチ6が故障であるということを
示すエラーコードとから成っている。したがってCPU
Iはコインスイッチ6より出力が生じているときには故
障と判断してフローチャートを第3図サブルーチンにジ
ャンプさせる。ここで第3図サブルーチンについて説明
すると、第IAモードはコインスイッチ6が故障である
ことを示す前記ェラ−コードをCPUIがRAM3で記
憶するモードである。そして第がモードは自動販売機を
全販売中止とせよという命令がプログラムに書き込まれ
ており、CPUIはこれを譲取るとりジェクト装置10
を動作させて販売動作が開始できないようにする。第泌
モードではRAM3に記憶したエラーコードを表示器5
に表示するものである。そして第必モードはサブルーチ
ンの全ての動作が終了したことによりメインルーチンに
復帰するモードでありプログラムはメィンルーチンの第
泌モードに復帰するのである。第2、3、4、5モード
ではペンドェンドセンサー7の故障を検知する。
ペンドェンドセンサ−7は販売口付近に装備されたもの
で商品排出モ−タM2にて排出された商品の到達を検知
すると販売動作が完了したとしてペンドェンド信号を出
力しその構成は第13図に示す。即ちペンドェンドセン
サー7は発信装置27より出力される信号を受信装置2
8で受信するような構成にして両者間での商品の通過を
受信装置28で受信される信号の内容が変化することで
捉えるものである。したがって発光ダイオードLEDと
フオトトランジスタPTのように光で信号を授受するよ
うな装置や励磁コイルと検出コイルのように磁界で信号
を授受するような装置が考えられる。このようなペンド
エンドセンサー7のごときゲートスイッチの故障検知に
は先ず第2モードで発信装置27であるLEDにCPU
Iは1/04よりLEDが点灯するようにハィレベル信
号「1」を出力し、第3モードでは受信装置28である
フオトトランジスタPTが受光してONしTI」信号を
出力しているかをCPUIは1/04の信号で検知する
。第4及び第5モード‘まこれと逆の検査であり、第4
モードでCPUIはLEDが消灯するようにロ−レベル
に信号「0」を出力し、第5モードでフオトトランジス
タPTが○FFして「0」信号を出力しているかをCP
UIは検知する。
したがって第3モードではフオトトランジスタが○Nし
ているかそして第5モードでは○FFしているかの判定
を行うことでLED及びフオトトランジス夕自身若しく
はその周辺の回路の断線やまたは両者間に異物が介在す
るか若しくはフオトトランジスタが他のLED以外のも
のから受光しているという不具合を検知することができ
る。
そして第3モードでOFF若しくは第4モードでONだ
ったりするとCPU1は故障としてプログラムを第3図
サブルーチンにジャンプさせる。第3図サブルーチンで
の動作は前述と同じであるが、エラーコードは夫々の判
定モード第3及び第4に対応したエラーコードが各アド
レスのオペランドにストア−されておりCPUIはペン
ドエンドセンサー7の故障を検知した場合にはこれらの
ェフーコードの何れかをRAM3で記憶することになる
。第6、7、8、9モードは釣銭払出センサー9の故障
を検知するモードである。
釣銭払出センサー9は釣銭取出口付近に装備されるもの
で釣銭払出モータM2にて払出された釣銭コインの到達
を検知すると釣銭払出信号を出力するのであるが、その
構成はやはり第4図記載のペンドェンドセンサー7と略
同一で例えばLED及びフオトトランジスタとから成る
。したがって釣銭払出センサー9のLEDを第6モード
では点灯そして第8モードで消灯させてフオトトランジ
スタが夫々第7モードでON及び第9モードでOFFす
るかを検知し、釣銭払出センサー9自身及びその周辺の
回路の断線若しくはLED及びフオトトランジスタ間の
異物の介在等を検査する。そしてCPUIはフオトトラ
ンジスタのOFFを第7モード、ONを第9モードで検
知するとプログラムの命令通りに故障と判定し第3図サ
ブルーチンにジャンプして全販売中止としてエラーコー
ドをRAM3で記憶する。第10モードは釣銭減算用セ
ンサー8の故障を検知するモードである。
釣銭減算用センサー8は釣銭払出モータM,の一回転の
動作を制御するスイッチで一回転する間に釣銭コイン1
枚の払出動作が成される。そしてまた釣銭減算用センサ
ー8は釣銭払出モータM2がコイン1枚を払出すべく1
回転するのを検知すると釣銭減算信号を本体制御部13
に出力するのである。釣銭減算用センサー8及び後に述
べる商品排出キャリアスイッチ12は略同一の機構であ
り第12図に示すとモータMは商品排出モータM2若し
〈は釣銭払出モータM,であり、駆動軸Pには円板29
が装着されて且つ円板29には金属片30が取付けられ
ている。そして釣銭減算用センサー8若しくは商品排出
キャリアスイッチ12である近接スイッチSは金属片3
0がa位置にあって互いに対向しているときはハイレベ
ル信号「1」を出力しているがモータMが矢印方向に回
動するとローレベル信号「0」を出力する。そして近接
スイッチSが「0」信号を出力するとモータMへの通電
は次に金属片30が再び近接スイッチSと対向して「1
」を出力するまで保持されてモ−夕Mは1回転の駆動が
保証されるのである。したがってモータMが1回転をす
るためには回鰯前に於いて金属片30はa位置になけれ
ばならず例えば点線の位置b‘こあったならば1回転が
保証され得ず正常な商品排出動作若しくは釣銭払出動作
はなされない。
故に販売待機状態では近接スイッチSである釣銭減算用
センサー8がONして「1」を出力しているかの検査を
第10モードで行なうのである。
そして検査の結果OFFであればCPUIはプログラム
の命令通りに故障と判定して第3図サブルーチンにジャ
ンプさせる。第11モードは商品排出キャリアスイッチ
12の故障を検知するモードである。
したがって商品排出キャリアスイッチ12が○Nして「
1」を出力しているかの検査を行なってOFFであれば
故障と判定する。しかしながら販売商品種類に応じて複
数個のコラムを備え、しかも各コラムに夫々独立した商
品排出モータM2を配置した自動販売機においては各コ
ラム毎の商品排出キャリアスイッチ12を順次検査する
ために第11モードはコラム数に応じて設定しなければ
ならない。したがって各商品排出キャリアスイッチ12
を順次検査して故障を検査したときはその故障の商品排
出キャリアスイッチ12を塔数したコラムのみを販売中
止とするためにこのときは第4図サブルーチンにジャン
プする。
第4図のサブルーチンについて説明すると、第IBモー
ドは故障した商品排出キャリアスイッチ12を示すエラ
ーコードをCPUIがプログラムより読取ってRAM3
で記憶するモードである。
そして第波モードではCPUIは故障の商品排出キャリ
アスイッチ12を搭載したコラムを販売中止とせよとい
う命令を読取るとそのコラムの藤品売切ランプを点灯さ
せて選択販売を中止とし一部販売中止とするのである。
尚、この機能は従来の自動販売機に見られる商品売切時
の選択販売中止と同じ動作であり説明を省略する。
第斑モードではRAM3に記憶したェフーコードを表示
器5に表示し、第のモードではサブルーチンの全ての動
作が終了したことによりメインルーチンに復帰するモー
ドである。以上メインルーチン及び第3,4図のサブル
ーチンを説明して故障検知のプログラムを示してきたの
であるが販売待機状態においてCPUIは斯かるプログ
ラムを繰返し謙取つて故障検知を実行するように第11
モードから第1モードーこ移行するような構成にすると
良い。また故障を発見した場合エラーコードはRAM3
に記憶しているために適当な議出し手段(図示せず)を
設けることでサブルーチンの表示モード以外でも何時で
もこれを表示できるのである。斯かるメインルーチン及
びサブルーチンによる故障検知方式を実行する装置(マ
イクロプロセッサー)について具体的な回路の一例を挙
げて説明する。
第5図はCPU1、ROM2、RAM3、1/0ボート
4の接続を概略的に示すものでROM2、RAM3、1
/0ボート4以外は全てCPUI内に存在する。
ROM2にストアされているプログラムの進行を制御す
るものとしてインクリメンタ/アダー18及びプログラ
ムカウンタPCI9があり、電源が投入された場合に先
ずプログラムカウンタPCI9がクリアされて「0」と
なりROM2にアドレス「0」を指定してプログラムが
開始される。そしてプログラムの命令フェツチあるいは
データフェツチの度ごとにインクリメンタ/アダー18
は1だけプログラムカウンタPCI9をインクリメント
する機能及びブランチ若しくはジャンプ命令の実行のと
き進むべきアドレスへの加算機能によりプログラムカウ
ンタPCI9をカウントさせてプログラムの進行を制御
するものである。プログラムの内容にはフェッチサィク
ルとェクスキュートサィクルがあるが命令を指定するフ
ェツチサイクルの場合、命令内容は命令レジスタ20に
入力して記憶されると共にコントロール回路21ではそ
の命令内容を解読して実行すべく種々の制御が行なわれ
る。
コントロール回路21の制御とは先ず第5図中に丸枠に
数字を記して表わされる■から■までのゲートの開閉を
制御することで命令若しくはデー夕の伝達を制御し、ま
た論理積、論理和、排他的論理和等の各種演算を行なう
演算論理ユニットALU22に行なうべき演算動作を指
定し、そして更に1ノ○ボート4の入出力端子の開閉を
も制御するものである。
したがってフェツチサィクルの場合はゲート■を開いて
命令が命令レジスタ20に入力するように制御しそして
ェクスキュートサィクルの場合にはデータがゲート■を
介してALU22に入力するように制御するものである
。例えば前述の故障検知のフローチャートでペンドェン
ドセンサー7の故障検査を行なうのにLEDをONさせ
て次にフオトトランジスタが○Nしているかを検知する
ことで行なっていることを説明したがこの検査動作を第
5図に基づいて更に詳述する。
尚、めitの伝送線を備えている1/0ボート4は他に
幾つか具備されるのであるが特に1番目の1/0ボート
Aのみを記憶し、LEDは入出力端子0そしてフオトト
ランジスタは入力出力端子1に夫々接続されているもの
とする。
この検査動作はプログラムでは次の6ステップで表わさ
れる。1 1/0ボートAの桝itで示される各入出力
端子の内容をアキュムレータACC23に入れる。
2 アキュムレータACC23の内容とプログラムの次
のアドレスにストア‐されている独itのデータとの論
理和を演算して演算結果をACC23に入れる。
3 ACCの内容を1/0ボートAに出力してLEDを
点灯させる、4 1/0ボートAの内容をACCに入れ
る。
5 ACCの内容と次のアドレスにストア‐されている
データとの論理積を取って結果をACCに入れる6 A
CCの内容より検査結果を判定する。
先ず上記の1ステップではコントロール回路21はゲー
ト■,■を開いて1/0ボートAの0から7までの各入
出力端子に対応する救itの内容「0・0・0・1・1
・0・1・0」をALU22を介してACC23に入力
する。尚、この籾itの内容はこの命令のアドレスが指
定される前の状態である。2ステップではコントロール
回路21はゲート■,■,■を開いてACC23に記憶
されている「0・0・0・1・1・0・1・0」とRO
M2の次のアドレスにストア‐されている桝itのデー
タ「1・0・0・0・0・0・0」との論理和をALU
で演算させてACC23に出力する。
この演算結果は第7図の真理値表に示すごとく籾itで
「1・0・0・1・1・0・1・0」となりACC23
に記憶される。3ステップではコントロール回路21‘
まゲート■,■を開いてALU22を介しACC23の
敬itの内容を1/0ボートAに出力する。
したがって1/0ボートAの入出力端子0には「11が
出力されることになりLEDが点灯する。4ステップで
はコントロール回路21はゲート■,■を開いて1/0
ボートAの内容をACC23に入力する。
このときフオトトランジスタがLEDの点灯に基づいて
○Nしたときは正常で1/○ボートAの入出端子1は「
1」を出力してその内容は「1・1・0・1・1・0・
1・0」となるが、故障でOFFのままのときは依然そ
の内容は「1・0・0・i・1・0・1・0」である。
5ステップではコントロール回路21はゲート■,■,
■を開いてACC23に記憶されている内容とROM2
の次のアドレスにストア‐されている桝itのデータ「
0・1・0・0・0・0 ・0」との論理精を演算させ
てACC23に出力する。第8図はフオトトランジスタ
が点灯したときの真理値表を示し第9図は故障のときの
真理値表を示す。6ステップのプログラムの命令語はA
CC23に記憶されている5ステップでの演算結果に基
づいてペンドェンドセンサー7の故障を判定してジャン
プの要・不要を決定せよという命令及びジヤンプの場合
に必要なオペランド則ち移行すべきジャンプアドレスと
RAM3に記憶させるエラーコードとから成る。
故障の判定はACC23の沙it目の出力状態をステー
タスレジスタ25で検知することで行なわれる。ステー
タスレジス夕25はACC23の全てのセルが「0」を
出力しているか若し〈は何れかのセルで「1」が出力さ
れているかを調べたり演算結果でキャリーが発生したか
を検知するものである。
したがってステータスレジスタ25によって「1」が検
出されれば第8図真理値表よりACC23の沙it目の
出力状態が「1」であることがわかる。
「1」であれば正常でプログラムは次のアドレスに進行
するが「0」のときは必然的にACC23の狐it目の
出力状態は「0」であり第6図に示すジャンプ動作が行
なわれる。即ちコントロール回路21はフェッチサィク
ルでジャンプの要・不要を判定せよという命令を解読す
るとANDゲート24を開いてジャンプ動作の準備を行
なう。
そしてACC23の2bit目の出力状態をステ−タス
レジスタ25で調べて「0」を検出するとANDゲート
24よりジャンプ指令がインクリメンタ/アダー18に
出力されてその加算機能が鰯作すべく命令を受ける。し
たがってジャンプ前のアドレスにストア‐されている或
る値がPCI9に加算されてROM2にはジャンプ後の
新らしいアドレスが指定される。そしてジャンプ要とな
ったときはコントロール回路21はゲート■,■を開い
てALU22を介してRAM3にエラーコードを記憶さ
せる。尚、ジャンプを判定したアドレスはPCI9より
スタックレジスタ26に記憶しておくためにサブルーチ
ンより復帰する場合にこの記憶に基づいて復帰後のアド
レスが指定される。
次に釣銭減算用センサー8の故障検知動作を説明する。
この動作のプログラムは次の3ステップで表わされるが
釣銭減算用センサー8は入出力端子3に接続されている
ものとする。1 1/0ボートAの桝itの内容をAC
Cに入れる。
2 ACCの内容とプログラムの次のアドレスにストア
−されている&itのデータとの論理積をとって結果を
ACCに入れる。3 ACCの内容より検査結果を判定
する。
1ステップは先にペンドヱンドセンサー7の検知のとこ
ろで説明した1ステップと同様の動作であり、1/0ボ
ートAの内容は「0・1・110・110・0・0」で
あるとする。
やはりこの桝itの内容はこの命令のアドレスが指定さ
れる前の状態であり特にこの限りではないが釣銭減算用
センサー8が正常の場合にはめit目だてに関しては「
1」が出力されている。したがって故障の場合には「0
・1・0・0・1・0・0・0」となるのである。2ス
テップではコントロール回路21はゲート■,■,■を
開いてACC23に記憶されている内容と次のアドレス
にストア‐されている救itのデータ「0・011・0
・000・0・0」との論理積をALU22で演算させ
てACC23に出力する。
この演算結果を第10図及び第11図の真理値表に示す
が第10図は釣銭減算用センサー8が正常の場合の演算
そして第11図は故障の場合の演算を示す。3ステップ
におけるプログラムの命令語はACC23に記憶されて
いる2ステップでの演算結果に基づいて釣銭減算用セン
サー8の故障を判定してジャンプの要・不要を決定せよ
という命令及びジャンプアドレスとエラーコードを示す
オペランドとから成っている。
そして故障の判定を行なう場合には前述同様ステータス
レジスタ25によってACC23の記憶内容を検査する
のであるが、第10図の真理値表の場合桝it目‘こ「
1」が出力されていることからステータスレジスタ25
は「1」を出力して正常と判定するが、第11図の真理
値表の場合各セルの全てが「01であることからステー
タスレジスタ25は「0」を出力して故障と判定する。
プログラムでRAM3に記憶されているエラーコードを
表示せようという命令があった場合にはコントロール回
路21はゲート■,■を開いてRAM3の所定のアドレ
スに記憶しているエラーコードをALU22を介して1
/0ボートAに出力するのである。以上詳述した本発明
は販売待機中において故障を未然に検出し得る故障検知
方式も提供するものである。
販売動作に付随して故障検知を行なうのであれば単に動
作毎に所定の結果が生じるか杏かで簡単に検出できるの
である。しかしながら販売待機中に行なうのであれば故
障検査箇所の信号の出力状態若しくは検査信号を及ぼし
たことによる反応を調べなければならずその制御は複雑
となる。斯かる点より本発明はこのような制御をプログ
ラムにしてシ−ケンシャルに処理を行なう方式を提示す
るものである。
斯かるプログラム制御を行なうことで検査すべき故障箇
所が多量となっても容量に処理できるものである。そし
て単に故障を検知するばかりでなく故障箇所のエラーコ
ードによる表示及び故障を検知した後に自動販売機を全
販売中止若しくは一部販売中止とするかの対応策の判定
をもプログラムに組むことで可能となるのである。
したがって自動販売機は常に正常である場合にのみ販売
動作に入るために誤動作を防止でき、若し故障であった
場合にはその箇所を表示できるので自動販売機を管理す
る上でも非常に有効であり、顧客に対しても不都合を生
じないものにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略をブロック図で示し、第2図
、第3図、第4図は本発明の故障検知方式をフローチャ
ートで示す。 第5図、第6図はCPU、RAM、ROM、1/0ボー
トを具体的回路で示し、第7図、第8図、第9図、第1
0図、第11図は演算動作を示す図(真理値表)である
。そして第12図は釣銭減算用センサー若しくは商品排
出キャリアスイッチ、第13図はペンドェンドセンサー
若しくは釣銭払出センサ−を夫々示す。主な図番の説明
、1・・・・・・制御装置、2・・・・・・記憶装置、
3・・・・・・議取り/書込みメモリ。 第1図第2図 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図 第5図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動販売機の故障を検索するプログラムを記憶する
    記憶装置と、販売待機状態に於いて該プログラムを読取
    って検査箇所が信号の授受構成であれば検査信号を与え
    てその授受動作を行なわせる検査をし、検査箇所がスイ
    ツチを有する可動機構であれば該スイツチの出力状態を
    検査する走査をして故障を発見すると故障箇所をコード
    化した出力にて示し故障に応じて自動販売機を全販売中
    止若しくは一部販売中止とする制御装置と、該制御装置
    よりの前記コード化出力をエラーコードとして記憶する
    読取り/書込みメモリと、該メモリに記憶されたエラー
    コードを前記制御装置による前記プログラムの読取りに
    て表示する表示器とから成る自動販売機の故障検知方式
JP51134501A 1976-11-08 1976-11-08 自動販売機の故障検知方式 Expired JPS6014395B2 (ja)

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JP51134501A JPS6014395B2 (ja) 1976-11-08 1976-11-08 自動販売機の故障検知方式

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JPS5358300A JPS5358300A (en) 1978-05-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844067A (ja) * 1971-10-08 1973-06-25
JPS4986094A (ja) * 1972-12-21 1974-08-17

Patent Citations (2)

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