JP6056712B2 - 商品収納装置及び自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、先細り形状の商品を収納する商品収納装置、及び該商品収納装置を備えた自動販売機に関する。
円錐形状や棒付き円筒先絞り形状からなる先細り形状の商品、例えばアイスクリームを収納・販売する自動販売機では、スパイラルラックを用いた商品収納装置を備えた構造が広く用いられている。
この種の自動販売機では、スパイラルラックへの商品の収納効率を高め、複数種類の商品を収納可能とするために、先細り形状の商品をその収納方向がスパイラルラックの回転軸を挟んで左右交互となるように収納する構成が採用されている(特許文献1、2参照)。
特開平9−35139号公報 特開2006−139448号公報
ところで、上記特許文献1、2のような従来構造の商品収納装置では、スパイラルラックの回転軸の左右それぞれへの商品の充填を、ラック正面に設けられた投入口から行う構成となっている。
従って、先細り形状の商品を回転軸の左右で互いに反対向きとし、ラック正面の投入口からスパイラルラック内へ投入するために、このような従来構成では、スパイラルのピッチと、スパイラルの中心に延在する回転軸とラックの一側面との間の隙間とを、商品の最大径部分(大径端部)が通過可能な形状に構成している。このため、商品収納装置のさらなる小型化や、商品収納数の増加が難しくなっている。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、先細り形状の商品を効率よく収納して商品収納数を増加させることができ、さらに装置を小型化することができる商品収納装置、及び該商品収納装置を備えた自動販売機を提供することを目的とする。
本発明に係る商品収納装置は、上下方向に延びた回転軸の周囲にらせん状のスパイラルを挿通させ、前記回転軸が回転すると前記スパイラルが該回転軸を中心として回転するスパイラルラックに対し、先細り形状の商品を収納する商品収納装置であって、前記商品は、当該商品収納装置の正面視で、前記回転軸の左側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置と、前記回転軸の右側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置とに収納されるものであり、前記商品を前記スパイラルラックに対して複数の方向から投入可能であることを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上下方向に延びた回転軸の周囲にらせん状のスパイラルを挿通させ、前記回転軸が回転すると前記スパイラルが該回転軸を中心として回転するスパイラルラックに対し、先細り形状の商品を収納する商品収納装置を備えた自動販売機であって、前記商品は、前記商品収納装置の正面視で、前記回転軸の左側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置と、前記回転軸の右側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置とに収納されるものであり、前記商品収納装置では、前記商品を前記スパイラルラックに対して複数の方向から投入可能であることを特徴とする。
このような構成によれば、スパイラルラックの回転軸の左右に収納される商品を、その形状や収納姿勢に応じた適切な方向からスパイラルラックへと充填することができる。これにより、スパイラルのピッチと、回転軸と装置の一側面との間の左右方向寸法とに関し、例えば、大径端部側が背面側に配置される商品を収納する部分についても、当該商品の大径端部を通過可能な形状に構成する必要がなく、当該商品を収納・保持可能となる最小限の形状に設定することができる。このため、スパイラルのピッチを可及的に小さくし、先細り形状の商品を効率よく収納して商品収納数を増加させることができ、さらに、ラック自体の左右方向寸法を可及的に小さくして商品収納装置の小型化を図ることができる。
前記スパイラルラックを内側に収容し、その長手方向が前記回転軸の軸線方向に沿う平面視矩形状のラックケースを備え、前記ラックケースは、少なくとも2つの面に、前記商品を前記スパイラルラックに対して投入するための投入口が設けられている構成としてもよい。そうすると、ラックケースの2面、例えば、正面と側面からスパイラルラックへと商品を円滑に充填することができる。
前記商品はその長手方向が、前記ラックケースの正面から背面に向かう方向に沿う姿勢で前記スパイラルラックに収納されるものであり、当該商品収納装置の正面視で、前記回転軸の右側の収納位置に収納される前記商品は、その小径端部側が前記ラックケースの正面側となる収納方向で、前記正面の側方にある側面に設けられた投入口から前記スパイラルラックへと投入され、当該商品収納装置の正面視で、前記回転軸の左側の収納位置に収納される前記商品は、その大径端部側が前記ラックケースの正面側となる収納方向で、前記正面に設けられた投入口から前記スパイラルラックへと投入されることが好ましい。そうすると、ラックケースの大きさを先細り形状の商品の形状に適した最小限の大きさとしつつ、商品の収納効率を向上させることができる。
前記先細り形状の商品は、円錐形状又は棒付き円筒先絞り形状の冷菓であってもよい。
本発明によれば、スパイラルラックの回転軸の左右に収納される商品を、その形状や収納姿勢に応じた適切な方向からスパイラルラックへと充填することができる。これにより、スパイラルのピッチを可及的に小さくし、先細り形状の商品を効率よく収納して商品収納数を増加させることができ、さらに、ラック自体の左右方向寸法を可及的に小さくして商品収納装置の小型化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る商品収納装置としての商品収納ラックを搭載した自動販売機の正面図である。 図2は、図1に示す自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 図3は、自動販売機の内部への商品収納ラックの設置例を模式的に示す平面断面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る商品収納ラックの斜視図である。 図5は、図4に示す商品収納ラックの正面扉及び側面扉を開いた状態での斜視図である。 図6は、図4に示す商品収納ラックの平面図である。 図7は、商品収納ラックへの商品の充填方法を説明するための要部拡大斜視図である。 図8は、スパイラルラックの回転軸の左側へと商品を充填する動作を模式的に示す側面図であり、図8(A)は、充填中の状態を示す図であり、図8(B)は、充填完了後の状態を示す図である。 図9は、スパイラルラックの回転軸の右側へと商品を充填する動作を模式的に示す側面図であり、図9(A)は、充填中の状態を示す図であり、図9(B)は、充填完了後の状態を示す図である。 図10は、スパイラルラックから商品を搬出する動作を説明する正面図であり、図10(A)は、搬出動作開始前の待機状態を示す図であり、図10(B)は、搬出動作が行われ、商品がスパイラルラックから落下している状態を示す図である。
以下、本発明に係る商品収納装置について、この装置を備えた自動販売機との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る商品収納装置としての商品収納ラック10を搭載した自動販売機12の正面図である。図2は、図1に示す自動販売機12の内部構造を示す斜視図であり、自動販売機12の外扉14及び充填扉16を開き、内部に搭載した商品収納ラック10を露呈させた状態を示す図である。図3は、自動販売機12の内部への商品収納ラック10の設置例を模式的に示す平面断面図である。本実施形態に係る自動販売機12は、商品として先細り形状のアイスクリームを収納して販売するものである。先細り形状のアイスクリームの一例としては、図6に示すような円錐形状の商品A、又は棒付き円筒先絞り形状の商品B等がある。
先ず、自動販売機12の全体構成について説明する。
図1及び図2に示すように、自動販売機12は、前面が開口した箱状の断熱筐体である本体ケース18と、本体ケース18の前面開口を開閉する外扉14とを備え、外扉14の背面側には、庫内の気密を保つための充填扉16が開閉自在に設けられている。以下、自動販売機12の使用形態を考慮し、本体ケース18の前面側(外扉14側)を正面側、裏面側を背面側と呼んで説明する。
外扉14の前面には、販売商品の商品パネルを表示する電照板19が複数設けられている。さらに、外扉14の前面には、販売商品を選択するテンキーボタン20、投入金額等を表示する表示器21、紙幣挿入口22、硬貨投入口23、硬貨返却レバー24、硬貨返却口25、商品取出口26等が設けられている。電照板19には、各商品に対応する数字(例えば、1〜14)が表示され、その一部には商品選択ランプ27が表示されている。商品選択ランプ27は、テンキーボタン20によって商品が選択された場合に点灯し、商品が売り切れた場合にも点灯する。なお、テンキーボタン20に代えて、各商品に対応する商品選択ボタンを電照板19に設け、それぞれの商品選択ボタンに販売可能か否かを表示するランプを設けても当然よい。商品取出口26は、充填扉16の下方に開閉可能に設けられた内扉28の一部に開閉可能に設けられた搬出扉29を介してシュータ30と連通している(図2参照)。
外扉14の背面には、挿入された紙幣を識別し収納するビルバリデータ31、硬貨を識別し収納する硬貨処理機構32等が設けられている。さらに、外扉14の背面には、電照板19等の背面にアクセスするための中扉33が開閉可能に設けられている。中扉33の背面には、当該自動販売機12の制御を集中管理するマスタボックス(図示せず)等が設けられている。
図2及び図3に示すように、本体ケース18の内部であって充填扉16で開閉される内側には、本実施形態に係る商品収納ラック10が複数配設されると共に、その背面側には当該商品収納ラック10とは構造の異なる商品収納ラック34,35がそれぞれ複数配設されている。商品収納ラック10は、商品収納ラック34,35の前列において、左右方向に延在したレール41に沿って左右に移動可能である。商品収納ラック10は、図5に示すように、商品収納時に開ける正面扉(前面扉)36及び側面扉38を備え、スパイラルラック40を回転駆動することにより、選択された商品をシュータ30に搬送するものであるが、その詳細な構成は後述する。
図3に示すように、商品収納ラック34,35は、従来から用いられている先細り形状の商品の収納・販売用のものと同一構造となっており、図示しないスパイラルラック、スパイラルラックを回転駆動する駆動モータ等を備える。本実施形態では、一方の商品収納ラック34は、スパイラルラックを2本並列し、横方向に商品を4個収納可能とした構成(ダブルラック)であり、他方の商品収納ラック35は、スパイラルラックを1本有し、横方向に商品を2個収納可能とした構成(シングルラック)である。これら商品収納ラック34,35では、スパイラルラックへの商品の投入口が正面にのみ設けられている。商品収納ラック10,34,35の設置数や設置位置等は適宜変更可能である。
図2に示すように、内扉28は、本体ケース18に対して開閉自在に設けられ、商品搬出部や機械室42のメンテナンス時に使用するものである。機械室42には、圧縮機や凝縮器等、公知の冷凍サイクルを構成する機器が収容されている。
次に、商品収納ラック10の構成について具体的に説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る商品収納ラック10の斜視図であり、図5は、図4に示す商品収納ラック10の正面扉36及び側面扉38を開いた状態での斜視図である。図6は、図4に示す商品収納ラック10の平面図であり、商品収納ラック10の上部に配設された駆動機構部44を省略し、円錐形状の商品A(又は2点鎖線で示す商品B)を収納した状態を示すものである。
図4及び図5に示すように、商品収納ラック10は、上下方向にらせん状に延びたスパイラル46を有するスパイラルラック40と、スパイラルラック40を内側に収容するように上下方向に延在した矩形箱状のラックケース48と、ラックケース48の上面に設けられた駆動機構部44とを備える。
スパイラルラック40は、帯状の金属薄板をらせん状に形成したスパイラル46と、スパイラル46の中心軸線に沿って延在した回転軸50とを備える。スパイラル46の上端部と下端部は、回転軸50から半径方向に設けた連結棒(図示せず)によって該回転軸50と連結されている。回転軸50は、その上端部が、駆動機構部44に設けられた図示しないギア機構を介して商品搬出モータ52の出力軸と連結され、その下端部がラックケース48から突出した軸受ブラケット54によって軸支されている。商品搬出モータ52が運転されると回転軸50が回転駆動され、これによりスパイラル46が回転軸50を中心として回転する。
スパイラルラック40では、図6に示すように、先細り形状の商品A(又は商品B)を、その収納方向が回転軸50を挟んで左右交互となるように収納することができる。すなわち、正面(前面)48a、背面(後面)48b、右側面48c、左側面48dによって平面視矩形に形成されたラックケース48の内側において、商品Aはその長手方向が正面48aから背面48bに向かう方向に沿った姿勢、且つ左右の商品同士が互い違いとなる向きで収納される。このように先細り形状の商品Aを回転軸50を挟んで左右交互に収納するため、回転軸50は、ラックケース48の長手方向中心軸に対して左側に多少偏心した位置、具体的には図6に示す平面視で、右側面48cと左側面48dの間の中心点よりも左側面48d側に寄った位置に配設されている。
ラックケース48は、上記のように正面48a、背面48b、右側面48c、左側面48dによって矩形に形成されており、その上端面となる上枠48eに駆動機構部44が載置され、その下端面となる下枠48fに軸受ブラケット54が固定されている。上枠48eと下枠48fとの間は、背面48bを画成する背面パネル55と、左側面48dを画成する側面パネル56と、正面右角部に設けられた断面略コの字状のガイドバー57とによって連結されている。
図5及び図6に示すように、右側面48cに形成された開口が、回転軸50の右側(右側面48c側)に収納される商品Aの投入口となり、この投入口は側面扉38によって開閉可能である。また、正面48aに形成された開口が、回転軸50の左側(左側面48d側)に収納される商品Aの投入口となり、この投入口は正面扉36によって開閉可能である。側面扉38は、その上端部及び下端部が上枠48eと下枠48fの背面右角部にヒンジ構造として軸支されている。正面扉36は、その上端部及び下端部が上枠48eと下枠48fの正面左角部にヒンジ構造として軸支されている。下枠48fは上下方向に開口しており、この開口部がスパイラルラック40からシュータ30への商品搬出口(落下口)となる。
ラックケース48には、図6に示すように、商品A(B)の収納時に、回転軸50と共にその収納方向を規制し、且つ、商品収納後に当該商品Aをスパイラルラック40内で安定保持するガイドが複数設けられている。図6において、回転軸50の右側(右側面48c側)に収納される商品Aは、背面48b側に配置される大径端部A1が背面パネル55によってガイドされ、正面48a側に配置される小径端部A2がガイドバー57の略コの字状の内面からなるガイド部57aによってガイドされる。一方、回転軸50の左側(左側面48d側)に収納される商品Aは、背面48b側に配置される小径端部A2が背面パネル55によってガイドされ、正面48a側に配置される大径端部A1が側面パネル56の正面側端部から内方に突出したガイド部56aと、正面扉36の内面略中央に設けられた断面略L字状のガイド部36aと、ガイドバー57のガイド部57aとによってガイドされる。これら複数のガイド部によって商品A(B)をガイドすることにより、スパイラルラック40の回転時における商品Aの回転を規制して姿勢制御を行いつつ、当該商品Aを円滑にシュータ30へと搬出することができる。
駆動機構部44は、スパイラルラック40の回転軸50を回転駆動するための商品搬出モータ52と、前記ギア機構を収納したギアボックス58と、当該商品収納ラック10をレール41(図3参照)にスライド可能に懸架するための一対のローラ59,59とを備える。ローラ59は、上枠48eの正面側から鉛直上方に起立したパネル60の内面に軸支されている。
上記したように、このような商品収納ラック10は、例えば、図3に示すように商品収納ラック34,35の前列において左右方向に5台配設され、それぞれがレール41に沿って左右方向に移動可能である。所定の商品収納ラック10をスライドさせ、隣接する商品収納ラック10,10間に隙間を形成することにより、各商品収納ラック10の側面扉38を開閉することができ、さらにその背面側にある商品収納ラック34,35への商品の補充が可能となっている。
次に、以上のように構成される商品収納ラック10への商品の充填方法について説明する。
図7は、商品収納ラック10への商品Aの充填方法を説明するための要部拡大斜視図である。図8は、スパイラルラック40の回転軸50の左側へと商品Aを充填する動作を模式的に示す側面図であり、図8(A)は、充填中の状態を示す図であり、図8(B)は、充填完了後の状態を示す図である。図9は、スパイラルラック40の回転軸50の右側へと商品Aを充填する動作を模式的に示す側面図であり、図9(A)は、充填中の状態を示す図であり、図9(B)は、充填完了後の状態を示す図である。
先ず、スパイラルラック40の回転軸50の左側に商品Aを充填する場合には、正面扉36を開き、図7及び図8(A)に示すように、ラックケース48の正面48a側から小径端部A2側を先頭として背面48b側に向け、商品Aをスパイラル46の所望の上下ピッチ間へと投入する。
続いて、図8(B)に示すように、商品Aの側面をスパイラル46の上面上に載置し、正面48a側の大径端部A1をガイド部56a,57aによって係止する。そして、正面扉36を閉じることにより、商品Aの大径端部A1がガイド部36aによってさらに係止される。これにより、商品Aの充填が完了し、商品Aは、小径端部A2が背面パネル55に保持され、大径端部A1がガイド部36a,56a,57aによって保持され、スパイラル46の上下ピッチ間で図6に示す姿勢で保持される。
次に、スパイラルラック40の回転軸50の右側に商品Aを充填する場合には、側面扉38を開き、図7及び図9(A)に示すように、ラックケース48の右側面48c側から大径端部A1側を背面48b側に向け、商品Aを横向き姿勢でスパイラル46の所望の上下ピッチ間へと投入する。
続いて、図9(B)に示すように、商品Aの側面をスパイラル46の上面上に載置し、正面48a側の小径端部A2をガイド部57aによって係止する。そして、側面扉38を閉じる。これにより、商品Aの充填が完了し、商品Aは、大径端部A1が背面パネル55に保持され、小径端部A2がガイド部57aによって保持され、スパイラル46の上下ピッチ間で図6に示す姿勢で保持される。
このような商品Aの充填は、回転軸50の左側及び右側のそれぞれについて、シュータ30に近いスパイラル46の下端側から上端側に向かって順に行えばよい(図10(A)も参照)。
自動販売機12では、商品収納ラック10に収納された所定の商品A(B)について、テンキーボタン20によって購入手続がなされると、図10(A)に示す待機状態から、商品搬出モータ52が運転される。そして、スパイラルラック40が所定角度(例えば、180度)回転する間に、図10(B)に示すように最下段の商品A(B)は、当該スパイラルラック40の保持を解かれて落下する。これにより、スパイラルラック40から落下した商品A(B)は、シュータ30を介して搬出され、同時に搬出扉29が開くことで商品取出口26から取り出すことができる。スパイラルラック40は、所定角度回転後に再び待機状態となり、以降は上記の搬出動作が繰り返される。
以上のように、本実施形態に係る商品収納ラック10は、スパイラルラック40に対し、先細り形状の商品A(B)をその収納方向が該スパイラルラック40の回転軸50を挟んで左右交互となるように収納する構成であって、商品A(B)をスパイラルラック40に対して複数の方向(本実施形態では正面48a側及び右側面48c側)から投入可能である。
従って、スパイラルラック40の回転軸50の左右に収納される商品A(B)を、その形状や収納姿勢に応じた適切な方向からスパイラルラック40へと投入し、収納することができる。例えば、回転軸50の左右に収納される商品Aのうち、小径端部A2側が背面48b側に配置される商品Aをスパイラル46の正面(正面48a側)から投入し、大径端部A1側が背面48b側に配置される商品Aをスパイラル46の側方(右側面48c側)から投入することができる。これにより、スパイラル46のピッチと、回転軸50と右側面48c(側面扉38)との間の左右方向寸法とに関し、大径端部A1側が背面48b側に配置される商品Aを収納する部分についても、当該商品Aの大径端部A1を通過可能な形状に構成する必要がなく、当該商品Aを収納・保持可能となる最小限の形状に設定することができる。このため、スパイラル46のピッチを可及的に小さくし、先細り形状の商品Aを効率よく収納して商品収納数を増加させることができ、さらに、ラックケース48の左右方向寸法を可及的に小さくして商品収納ラック10の小型化を図ることができる。しかも、商品収納ラック10について、その収納数を増加させつつ、小型化することができるので、自動販売機12の販売商品の種類を増加させることもできる。
例えば、回転軸50と右側面48cとの間の左右方向寸法に関し、上記したように正面側にのみ商品の投入口を設けた従来構造の場合には、大径端部A1の外径が52mm程度の商品Aを収納する場合、該回転軸50と右側面48cとの間の左右方向寸法は52mmより大きく設定する必要があった。なお、回転軸50と左側面48cとの間の左右方向寸法は40mm程度に設定されていた。これに対して、当該商品収納ラック10では、大径端部A1の外径が52mm程度の商品Aを収納する場合であっても、該回転軸50と右側面48cとの間の左右方向寸法は44mm程度(回転軸50と左側面48cとの間の左右方向寸法は従来構成と同様に0mm程度でよい)とすることができ、大幅な小型化が可能となっており、スパイラル46の上下ピッチについても略同様に小さくすることができる。
商品収納ラック10では、スパイラルラック40を内側に収容し、その長手方向が回転軸50の軸線方向に沿う平面視矩形状のラックケース48を備え、ラックケース48では、正面48a及び右側面48cに商品Aをスパイラルラック40に投入するための投入口が設けられている。このため、回転軸50の左右に交互に収納される先細り形状の商品Aを、それぞれの商品Aの収納姿勢に応じた投入口からスパイラルラック40へと投入することができ、収納効率が向上するだけでなく、収納作業の効率も向上する。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、ラックケース48の正面48a及び右側面48cに、正面扉36及び側面扉38を設けた構成を例示したが、これら正面扉36及び側面扉38は省略してもよい。略同様に、背面パネル55及び側面パネル56についても省略可能である。このように扉やパネルを適宜省略する構成とした場合には、収納した商品A(B)を適切に保持しておくことができるガイド部材を適宜設けておくとよい。
上記実施形態では、商品収納ラック10を備えた自動販売機12として、先細り形状の商品A(B)を販売する構成を例示したが、自動販売機12では、先細り形状の商品A(B)と共に、例えば商品収納ラック34,35において矩形箱状のアイスクリーム等を販売してもよい。また、アイスクリーム以外の冷菓や冷菓以外の菓子等を販売するようにしても勿論よい。
10,34,35 商品収納ラック
12 自動販売機
18 本体ケース
30 シュータ
36 正面扉
36a,56a,57a ガイド部
38 側面扉
40 スパイラルラック
44 駆動機構部
46 スパイラル
48 ラックケース
48a 正面
48b 背面
48c 右側面
48d 左側面
48e 上枠
48f 下枠
50 回転軸
52 商品搬出モータ
55 背面パネル
56 側面パネル
57 ガイドバー
A,B 商品
A1 大径端部
A2 小径端部

Claims (5)

  1. 上下方向に延びた回転軸の周囲にらせん状のスパイラルを挿通させ、前記回転軸が回転すると前記スパイラルが該回転軸を中心として回転するスパイラルラックに対し、先細り形状の商品を収納する商品収納装置であって、
    前記商品は、当該商品収納装置の正面視で、前記回転軸の左側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置と、前記回転軸の右側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置とに収納されるものであり、
    前記商品を前記スパイラルラックに対して複数の方向から投入可能であることを特徴とする商品収納装置。
  2. 請求項1記載の商品収納装置において、
    前記スパイラルラックを内側に収容し、その長手方向が前記回転軸の軸線方向に沿う平面視矩形状のラックケースを備え、
    前記ラックケースは、少なくとも2つの面に、前記商品を前記スパイラルラックに対して投入するための投入口が設けられていることを特徴とする商品収納装置。
  3. 請求項2記載の商品収納装置において、
    前記商品はその長手方向が、前記ラックケースの正面から背面に向かう方向に沿う姿勢で前記スパイラルラックに収納されるものであり、
    当該商品収納装置の正面視で、前記回転軸の右側の収納位置に収納される前記商品は、その小径端部側が前記ラックケースの正面側となる収納方向で、前記正面の側方にある側面に設けられた投入口から前記スパイラルラックへと投入され、
    当該商品収納装置の正面視で、前記回転軸の左側の収納位置に収納される前記商品は、その大径端部側が前記ラックケースの正面側となる収納方向で、前記正面に設けられた投入口から前記スパイラルラックへと投入されることを特徴とする商品収納装置。
  4. 上下方向に延びた回転軸の周囲にらせん状のスパイラルを挿通させ、前記回転軸が回転すると前記スパイラルが該回転軸を中心として回転するスパイラルラックに対し、先細り形状の商品を収納する商品収納装置を備えた自動販売機であって、
    前記商品は、前記商品収納装置の正面視で、前記回転軸の左側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置と、前記回転軸の右側の前記スパイラルのピッチ間に収納されて上下方向に並ぶ収納位置とに収納されるものであり、
    前記商品収納装置では、前記商品を前記スパイラルラックに対して複数の方向から投入可能であることを特徴とする自動販売機。
  5. 請求項4記載の自動販売機において、
    前記先細り形状の商品は、円錐形状又は棒付き円筒先絞り形状の冷菓であることを特徴とする自動販売機。
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