JP7326496B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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    • B62H1/00Supports or stands forming part of or attached to cycles
    • B62H1/02Articulated stands, e.g. in the shape of hinged arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J40/00Arrangements of air cleaners specially adapted for cycles

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
自動二輪車等の鞍乗型車両では、車体を起立姿勢に保持する起立状態と、収納状態と、の間で回動可能なメインスタンドが設けられている。例えば、特許文献1では、メインスタンドのメンテナンス性向上と、低シート化及び収納部の大容量化を両立させることを目的とした自動二輪車のメインスタンドが提案されている。この特許文献1の自動二輪車のメインスタンドでは、ステップ部の基部からステップ部の先端部に向かって連続してリブが延設されている。
日本国特許4673742号公報
しかしながら、特許文献1に記載のセンタースタンドでは、車両の走行中におけるセンタースタンドの収納状態において、車輪が路面の雨水を巻き上げると、飛散した水が車体にかかってしまい、車体の内部へ水が浸入する虞がある。
本発明は、車体の内部へ水の浸入を抑制可能な鞍乗型車両を提案する。
本発明は、
車体と、
前記車体を起立姿勢に保持する起立状態と、収納状態と、の間で回動可能なセンタースタンドと、を備える鞍乗型車両であって、
前記センタースタンドは、一対の足部と、前記一対の足部のうち一方の足部から車幅方向に延設されたステップ部と、を有し、
前記ステップ部には、リブが設けられ、
前記リブは、前記ステップ部の基部から前記ステップ部の先端部に向かって延設され、
前記ステップ部の前記基部側に位置する第1リブと、
前記ステップ部の前記先端部側に位置する第2リブと、を備え、
前記第2リブは、前記収納状態において、前方を向くように設けられている。
本発明によれば、車両走行中において、車体へ水しぶきがかかるのを抑制して、車体の内部へ水が浸入することを抑制できる。
本発明の一実施形態の鞍乗型車両の側面図である。 図1の鞍乗型車両のセンタースタンド近傍の拡大図である。 センタースタンドの起立状態の斜視図である。 センタースタンドの収納状態を車両前方から見た正面図である。 図2におけるA-A線に沿ったセンタースタンド近傍の断面図である。 図4におけるB-B線に沿ったセンタースタンドの断面図である。
以下、本発明の鞍乗型車両の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、鞍乗型車両の前方をFr、後方をRr、上方をU、下方をD、左方をL、右方をRとして示す。
先ず、図1及び図2に基づいて鞍乗型車両1(以下、単に「車両1」とも称する)の全体構成について説明する。
図1及び図2に示すように、車両1は、車体1aの骨格をなす車体フレーム2が、車体カバーCに覆われている。車体フレーム2は、図1の破線で示すように、車体前部のヘッドパイプ3から後方下向きにメインフレーム4が延出し、そのメインフレーム4の後端で左右二股に分岐して後方上向きに左右一対のシートレール5、5が延びている。
ヘッドパイプ3からはメインフレーム4のほかに左右一対のダウンチューブ6、6が下方へ延出し、屈曲してフロア領域を後方に延び、さらにフロア領域後部で上方に屈曲してシートレール5、5の前端部に接続されている。シートレール5、5には、さらにダウンチューブ6、6のフロア領域後部の屈曲部から延びるバックステー7、7が延びて、シートレール5、5の前後方向中央部に接続されている。
概ね以上のように構成された車体フレーム2の前部において、ヘッドパイプ3にはステアリングステム10が回動自在に貫通され、ステアリングステム10は下端が前輪12を軸支するフロントフォーク11に一体に連結され、ステアリングステム10の上端からは左右ハンドルバー13、13が左右に延出している。
メインフレーム4と左右のダウンチューブ6、6との間には燃料タンク37が架設され、シートレール5,5の上方には車体カバーCに支持されてシート38が設けられている。ダウンチューブ6、6のフロア領域後部の屈曲部から後方に、且つバックステー7、7の前端部から下方に突出したブラケット8、8には、リンク部材9を介してパワーユニット20のハンガーブラケット20hが揺動可能に連結される。
パワーユニット20は、その前部が単気筒4ストロークの水冷式内燃機関であり、クランクケース31から前方にシリンダブロック32、シリンダヘッド33、シリンダヘッドカバー34が順次重ねられて突設され、シリンダ軸線が水平近くまで大きく前傾した姿勢をしている。
パワーユニット20は、その後部がベルト式無段変速機80であり、減速ギヤ機構110の出力軸である後車軸115に後輪21が設けられている。ベルト式無段変速機80の後端部に設けられた支持ブラケット15とシートレール5の後部との間には、クッション22が設けられている。
車体1aの下部には、車両停車時に車体1aを起立姿勢に保持するセンタースタンド40が設けられ、また、車体1aの下部左側には、車両停車時に車体1aを傾斜姿勢に保持するサイドスタンド39が設けられている。また、ベルト式無段変速機80の外側(左側)は、伝動ケースカバー81により覆われている。また、ベルト式無段変速機80の上側には、エアクリーナ26が設けられている。このエアクリーナ26は、その前方端部且つ外側(左側)に吸気口26hが設けられている。
以下、センタースタンド40の構造について説明する。
センタースタンド40は、パワーユニット20の下部のスタンド軸に取り付けられ、図2の一点鎖線で示すように、地面に対して略垂直の起立状態と、図2の実線で示すように、地面に対して略水平の収納状態との間で回動可能である。センタースタンド40は、車両走行中に収納状態に保持され、起立状態において車体1aを起立姿勢に保持する。
センタースタンド40は、図3に示すように、車幅方向に延設されスタンド軸に回転自在に軸支される支持部42と、支持部42の車幅方向の両端側から支持部42の径方向に外側に向って延設された一対の足部41(左側足部41L、右側足部41R)と、この一対の足部41のうち一方の足部である左側足部41Lの略中央部から車幅方向において外側(左側)に延設されたステップ部43と、を有している。
センタースタンド40の一対の足部41及びステップ部43は、断面が円形状のパイプ部材にて構成されている。センタースタンド40には、支持部42の近傍に左側足部41Lと右側足部41Rとの間を架け渡すように補強部48が設けられており、左側足部41Lと右側足部41Rと補強部48とが、前方から見て略逆U字状となるように下方に開放した構造になっている。また、支持部42と補強部48の間且つ一対の足部41間には、板状部材49が補強部材として溶接されている。また、一対の足部41の下端部にはそれぞれ足座片41eが設けられている。
また、一対の足部41と車体1a側との間には、ばね部材45(図2参照)が設けられており、このばね部材45の付勢力により、車両走行時には、一対の足部41が略水平な状態となるセンタースタンド40の収納状態が維持される。なお、車両走行時においては、ステップ部43は、上方に向かって延びるように位置している(図2に示す状態)。
センタースタンド40の収納状態においてステップ部43は、図4に示すように車両前方から見て、支持部42の近傍に位置するステップ基部43bが略水平に延びつつ若干湾曲して上方に曲がり、このステップ基部43bに続く中央領域では直線的に車幅方向外側に向かって斜め上方に延び、中央領域に続くステップ先端部43eでは再び上方に向くように湾曲している。
ステップ先端部43eの最先端部には、車体1aを起立状態にする際に足で踏み込み可能な板状のステップ座片43fが設けられている。ステップ部43は、使用者がステップ座片43fを足で踏みながら車体1aを斜め後ろに持ち上げることで、センタースタンド40を収納状態から起立状態にすることができる。
ステップ部43には、ステップ基部43bからステップ先端部43eに向って補強用のリブ50が延設されている。センタースタンド40を、収納状態から起立状態にするときの操作においては、ユーザーがステップ座片43fを踏みつけるのでステップ部43には、大きな力が加えられる。このため、ステップ部43がリブ50で補強される。
ここで、リブ50は、ステップ基部43bからステップ先端部43eに向って連続して延設されていない。すなわち、リブ50には、ステップ基部43bからステップ先端部43eに至る途中に、隙間Sが形成されている。言い換えると、リブ50は、この隙間Sを挟んでステップ基部43b側に位置する第1リブ51とステップ先端部43e側に位置する第2リブ52とに分かれた構成となっている。
このように、リブ50の延設方向においてリブ50の一部に隙間Sが設けられていることで、車両走行時、すなわち、収納状態のセンタースタンド40(図2参照)においては、例えば前輪12にて跳ね上げられた水を、隙間Sを通して後方に流すことができ、車体1aへ水しぶきがかかるのを抑制できる。
第1リブ51は、図3に示すように、ステップ部43に沿う辺と左側足部41Lに沿う辺と含む略三角形の板材から構成されている。第1リブ51は、ステップ部43と接するステップ側接続部51aと、左側足部41Lと接する足部側接続部51bと、の2つの辺が溶接されている。このように、第1リブ51が左側足部41Lとステップ部43とに跨って溶接されていることで、応力集中が発生しやすい左側足部41Lとステップ部43との接続部が効果的に補強されている。
第1リブ51は、左側足部41Lとステップ部43に跨って所定の幅を有し且つ収納状態(図2参照)において車幅方向から見て壁面を構成していることから、例えば路面からの水の跳ね上がり等が車体1aへかかるのを抑制できる。
第2リブ52は、図4及び図5に示すように、板材を略V字状に折り曲げることで構成され、ステップ先端部43eに溶接されている。第2リブ52は、応力集中が発生しやすい湾曲したステップ先端部43eを補強する。第2リブ52は、図4に示す収納状態において、前方から見て前方を向くように設けられている。なお、第2リブ52が前方を向くとは、真正面を向く場合に限らず、斜め前方を向く場合も含む。また、第2リブ52の前端部52fは、前方から見て直線形状に構成されており、更にステップ部43のステップ先端部43e側から下方に向かうに従って車幅方向において内側に所定の傾斜角度θ1で傾斜する。なお、傾斜角度θ1は、図4に示すように、鉛直方向を基準とした第2リブ52の傾斜角度である。
このように、第2リブ52が、収納状態において、前方を向くように設けられているので、車両の走行中におけるセンタースタンド40の収納状態において、車体へ路面からの水しぶきがかかるのを抑制できる。さらに、第2リブ52の前端部52fが、前方から見て直線形状を有するので、前方から来た水の飛散を抑制できる。また、第2リブ52が、前方から見てステップ先端部43e側から下方に向かうに従って車幅方向において内側に傾斜することで、前方からの水を車幅方向において車体1aから遠ざかる方向(外側)に案内することができ、車体1aへ雨水等の水しぶきがかかるのをさらに抑制できる。
また、第2リブ52は、図2に示すように、センタースタンド40の収納状態において、車幅方向から見てエアクリーナ26の吸気口26hよりも後方に位置している。したがって、車両走行中、第2リブ52に案内された水が吸気口26hに到達するのを回避できエアクリーナ26内への水の浸入を抑制できる。
第2リブ52は、図6に示すように、収納状態において、第2リブ52を通る水平面で切った断面を上方から見ると、前端部52fに湾曲面52fsを備え、さらに湾曲面52fsに対し車幅方向において外側に位置する外側傾斜面52usと、湾曲面52fsに対し車幅方向において内側に位置する内側傾斜面52isと、を備える。
このように、第2リブ52は、前端部52fに湾曲面52fsが形成されていることで、前方から来た水に対しその湾曲面52fsにおいて跳ね返りを抑制し水を滑らかに後方に案内することができる。この結果、前端部52fは、車体1aへ水しぶきがかかるのをより一層抑制できる。
また、図6に示すように、第2リブ52の断面において、外側傾斜面52usと内側傾斜面52isとのなす角を2等分した仮想線ILは、前方に向かうに従って車幅方向において内側に傾斜している。言い換えると、第2リブ52は、車両走行中、車幅方向で内側を向くように配置される。したがって、前方からの水を車幅方向において外側へ案内することができる。
また、第2リブ52は、図6に示すように、湾曲面52fs、外側傾斜面52us及び内側傾斜面52isを形成するように板材を適宜角度に折曲げ、折曲げた両端部をステップ部43に溶接することで、中空形状を有する。このように第2リブ52が中空形状を有することで、第2リブ52の軽量化が図れる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 車体(車体1a)と、
前記車体を起立姿勢に保持する起立状態と、収納状態と、の間で回動可能なセンタースタンド(センタースタンド40)と、を備える鞍乗型車両(鞍乗型車両1)であって、
前記センタースタンドは、一対の足部(足部41)と、前記一対の足部のうち一方の足部(左側足部41L)から車幅方向に延設されたステップ部(ステップ部43)と、を有し、
前記ステップ部には、リブ(リブ50)が設けられ、
前記リブは、前記ステップ部の基部(ステップ基部43b)から前記ステップ部の先端部(ステップ先端部43e)に向かって延設され、
前記ステップ部の前記基部側に位置する第1リブ(第1リブ51)と、
前記ステップ部の前記先端部側に位置する第2リブ(第2リブ52)と、を備え、
前記第2リブは、前記収納状態において、前方を向くように設けられている、鞍乗型車両。
(1)によれば、リブは、ステップ部の基部からステップ部の先端部に向かって延設され、ステップ部の前記先端部側に位置する第2リブが収納状態において、前方を向くように設けられているので、車両の走行中におけるセンタースタンドの収納状態において、車体へ路面からの水しぶきがかかるのを抑制できる。
(2) (1)に記載の鞍乗型車両であって、
前記第2リブの前端部(前端部52f)は、前記収納状態において、前方から見て直線形状を有する、鞍乗型車両。
(2)によれば、第2リブの前端部は、収納状態において、前方から見て直線形状を有するので、前方から来た水の飛散を抑制できる。
(3) (1)又は(2)に記載の鞍乗型車両であって、
前記第2リブは、前記収納状態において、上方から見て前端部(前端部52f)に湾曲面(湾曲面52fs)を備える、鞍乗型車両。
(3)によれば、第2リブは、収納状態において、上方から見て前端部が湾曲しているので、前方から来た水を後方に案内することができ、車体へ水しぶきがかかるのをより一層抑制できる。
(4) (3)に記載の鞍乗型車両であって、
前記車体は、前記ステップ部が設けられた車幅方向の一方側に、エアクリーナ(エアクリーナ26)の吸気口(吸気口26h)を有し、
前記第2リブは、前記収納状態において、前記車幅方向から見て前記吸気口よりも後方に位置する、鞍乗型車両。
(4)によれば、第2リブは、収納状態において、車幅方向から見てエアクリーナの吸気口よりも後方に位置するので、エアクリーナへの水の浸入を抑制できる。
(5) (1)~(4)のいずれかに記載の鞍乗型車両であって、
前記第1リブは、前記一方の足部と前記ステップ部に跨って設けられている、鞍乗型車両。
(5)によれば、第1リブは、一方の足部とステップ部に跨って設けられているので、ステップを補強できるとともに、車体へ水しぶきがかかるのをより一層抑制できる。
(6) (1)~(5)のいずれかに記載の鞍乗型車両であって、
前記第2リブは、前記収納状態において、前方から見て前記ステップ部の前記先端部側から下方に向かうに従って前記車幅方向において内側に傾斜している、鞍乗型車両。
(6)によれば、第2リブは、収納状態において、前方から見てステップ部の先端部側から下方に向かうに従って車幅方向において内側に傾斜しているので、前方からの水を車幅方向において外側に案内することができる。
(7) (3)又は(4)に記載の鞍乗型車両であって、
前記第2リブは、前記収納状態において、前記第2リブを通る水平面で切った断面を上方から見て、
前記前端部に位置する前記湾曲面と、
前記湾曲面に対し車幅方向において外側に位置する外側傾斜面(外側傾斜面52us)と、
前記湾曲面に対し前記車幅方向において内側に位置する内側傾斜面(内側傾斜面52is)と、を備え、
前記断面において、前記外側傾斜面と前記内側傾斜面とのなす角を2等分した仮想線(仮想線IL)は、前方に向かうに従って前記車幅方向において内側に傾斜している、鞍乗型車両。
(7)によれば、第2リブを通る水平面で切った断面を上方から見て、外側傾斜面と内側傾斜面とのなす角を2等分した仮想線は、前方に向かうに従って車幅方向において内側に傾斜しているので、前方からの水を車幅方向において外側に案内することができる。
(8) (7)に記載の鞍乗型車両であって、
前記第2リブは、中空形状を有する、鞍乗型車両。
(8)によれば、第2リブを軽量化することができる。
(9) (1)~(8)のいずれかに記載の鞍乗型車両であって、
前記第1リブ(51)と前記第2リブ(52)との間には、隙間(隙間S)が設けられている、鞍乗型車両(1)。
(9)によれば、車両の走行中におけるセンタースタンドの収納状態において、リブの隙間を通して水を後方に流すことができ、車体へ水しぶきがかかるのを抑制できる。
なお、本出願は、2020年2月7日出願の日本特許出願(特願2020-020062)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
1 鞍乗型車両
1a 車体
26 エアクリーナ
26h 吸気口
40 センタースタンド
41 足部
41L 左側足部(一方の足部)
43 ステップ部
43b ステップ基部(基部)
43e ステップ先端部(先端部)
50 リブ
51 第1リブ
52 第2リブ
52f 前端部
52fs 湾曲面
52is 内側傾斜面
52us 外側傾斜面
IL 仮想線
S 隙間

Claims (9)

  1. 車体(1a)と、
    前記車体(1a)を起立姿勢に保持する起立状態と、収納状態と、の間で回動可能なセンタースタンド(40)と、を備える鞍乗型車両(1)であって、
    前記センタースタンド(40)は、一対の足部(41)と、前記一対の足部(41)のうち一方の足部(41L)から車幅方向に延設されたステップ部(43)と、を有し、
    前記ステップ部(43)には、リブ(50)が設けられ、
    前記リブ(50)は、前記ステップ部(43)の基部(43b)から前記ステップ部(43)の先端部(43e)に向かって延設され、
    前記ステップ部(43)の前記基部(43b)側に位置する第1リブ(51)と、
    前記ステップ部(43)の前記先端部(43e)側に位置する第2リブ(52)と、を備え、
    前記第2リブ(52)は、前記収納状態において、前方を向くように設けられている、鞍乗型車両(1)。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第2リブ(52)の前端部(52f)は、前記収納状態において、前方から見て直線形状を有する、鞍乗型車両(1)。
  3. 請求項1又は2に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第2リブ(52)は、前記収納状態において、上方から見て前端部(52f)に湾曲面(52fs)を備える、鞍乗型車両(1)。
  4. 請求項3に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記車体(1a)は、前記ステップ部(43)が設けられた車幅方向の一方側に、エアクリーナ(26)の吸気口(26h)を有し、
    前記第2リブ(52)は、前記収納状態において、前記車幅方向から見て前記吸気口(26h)よりも後方に位置する、鞍乗型車両(1)。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第1リブ(51)は、前記一方の足部(41L)と前記ステップ部(43)に跨って設けられている、鞍乗型車両(1)。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第2リブ(52)は、前記収納状態において、前方から見て前記ステップ部(43)の前記先端部(43e)側から下方に向かうに従って前記車幅方向において内側に傾斜している、鞍乗型車両(1)。
  7. 請求項3又は4に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第2リブ(52)は、前記収納状態において、前記第2リブ(52)を通る水平面で切った断面を上方から見て、
    前記前端部(52f)に位置する前記湾曲面(52fs)と、
    前記湾曲面(52fs)に対し車幅方向において外側に位置する外側傾斜面(52us)と、
    前記湾曲面(52fs)に対し前記車幅方向において内側に位置する内側傾斜面(52is)と、を備え、
    前記断面において、前記外側傾斜面(52us)と前記内側傾斜面(52is)とのなす角を2等分した仮想線(IL)は、前方に向かうに従って前記車幅方向において内側に傾斜している、鞍乗型車両(1)。
  8. 請求項7に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第2リブ(52)は、中空形状を有する、鞍乗型車両(1)。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第1リブ(51)と前記第2リブ(52)との間には、隙間(S)が設けられている、鞍乗型車両(1)。
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