JP7314921B2 - 熱間圧延鋼帯の蛇行制御方法、蛇行制御装置及び熱間圧延設備 - Google Patents
熱間圧延鋼帯の蛇行制御方法、蛇行制御装置及び熱間圧延設備 Download PDFInfo
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仕上圧延工程では、図8に示すように、複数台(例えば7台)の圧延機F1~F7からなる仕上圧延設備1で熱間圧延鋼帯(以下、単に鋼帯という)10が同時に仕上圧延されるタンデム圧延を行い、所定の板厚の鋼板を製造する。
特許文献1に示す熱間圧延における尾端蛇行制御方法は、いわゆる「差荷重方式蛇行制御」を実施するものであり、各スタンドの圧延機のオペサイドとドライブサイドとの差荷重に基づき、蛇行制御を行う。そして、前スタンドの蛇行制御量を当該スタンドの蛇行制御量に一定比率で加算するフィードフォワード制御を行うものである。
最上流に設置されている圧延機から数えてi(3≦i≦n、iは特定の数)番目の制御対象の圧延機Fiとi-1番目の圧延機Fi-1との間に設置された蛇行量測定装置により、走行する熱間圧延鋼帯の蛇行量を測定する蛇行量測定ステップと、
レベリング制御演算装置により、走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記i-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから前記蛇行量測定装置を抜けるまでの制御区間Aにおいて、前記蛇行量測定ステップで測定された前記熱間圧延鋼帯の蛇行量に基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差を、蛇行制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量とした(1)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出するレベリング制御演算ステップとを含むことを要旨とする。
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量である。
最上流に設置されている圧延機から数えてi(3≦i≦n、iは特定の数)番目の制御対象の圧延機Fiとi-1番目の圧延機Fi-1との間に設置された、走行する熱間圧延鋼帯の蛇行量を測定する蛇行量測定装置と、
走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記i-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから前記蛇行量測定装置を抜けるまでの制御区間Aにおいて、前記蛇行量測定装置で測定された前記熱間圧延鋼帯の蛇行量に基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差を、蛇行制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量とした(1)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出するレベリング制御演算装置とを備えることを要旨とする。
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量である。
(第1実施形態)
図1には、本発明の第1実施形態に係る蛇行制御装置を備えた仕上圧延設備の概略構成が示されている。
仕上圧延工程では、図1に示す仕上圧延設備1で熱間圧延鋼帯(以下、単に鋼帯という)10が同時に仕上圧延されるタンデム圧延が行われる。仕上圧延設備1は、鋼帯10を仕上圧延するn台(n≧3)の圧延機F1~Fnを備えている。各圧延機F1~Fnには、操作側及び駆動側の圧下量を調整するレベリング装置2と、操作側及び駆動側の圧延荷重を検出する荷重検出器3とが設けられている。
また、荷重検出器3は、各圧延機F1~Fnの操作側と駆動側との双方に取り付けられて操作側及び駆動側のそれぞれの圧延荷重を検出する。
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量である。
レベリング制御演算装置6は、演算処理機能を有するコンピュータシステムであり、ハードウェアに予め記憶された各種専用のコンピュータプログラムを実行することにより、レベリング制御演算機能(後に述べるステップS2)をソフトウェア上で実現できるようになっている。
この理由について、図3を参照して具体的に説明する。図3は、図1に示す仕上圧延設備1における制御対象の圧延機Fiの近傍及び鋼帯10を平面側から見た模式図である。
図3に示すように、鋼帯10は上流側から下流側に向けて圧延機Fi-2、圧延機Fi-1、制御対象の圧延機Fiの順に圧延されて走行する。そして、鋼帯10の尾端部10aは圧延機Fi-2、圧延機Fi-1、圧延機Fiの順に抜ける。この際に、鋼帯10の尾端部10aが圧延機Fi-2を抜けたときの蛇行量測定装置5で測定される蛇行量δi-2と、鋼帯10の尾端部10aが圧延機Fi-1を抜けたときの蛇行量測定装置5で測定される蛇行量δi-1とを比較すると、図3に示すように、鋼帯10の尾端部10aが圧延機Fi-1を抜けたときの蛇行量δi-1の方が大きい。つまり、鋼帯10の尾端部10aが圧延機Fi-1を抜けたときの鋼帯10の中心箇所P1の各圧延機F1~Fnの幅方向(鋼帯10の幅方向と同じ方向)の中心CLからの距離は、鋼帯10の尾端部10aが圧延機Fi-2を抜けたときの鋼帯10の中心箇所P2の各圧延機F1~Fnの中心CLからの距離よりも大きい。鋼帯10の尾端部10aが圧延機Fi-2、圧延機Fi-1、圧延機Fiの順に通過する際に、鋼帯10の蛇行量が上流側から下流側に向けて徐々に大きくなるからである。鋼帯10の尾端部10aが圧延機F1、圧延機F2、・・・、圧延機Fi-2の順に通過する際も、鋼帯10の蛇行量は上流側から下流側に向けて徐々に大きくなる。
このように、制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差を、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの蛇行量として演算すると、鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたけたときからi-1番目の圧延機Fi-1を抜けるときまでの蛇行量の変化が反映されず、蛇行制御量が小さくなり、蛇行制御した後の鋼帯10の蛇行量が適切な値とならない。つまり、蛇行制御した後の鋼帯10の中心の圧延機F1~Fnの中心CLまでの距離が0に近づかない。
次に、第1実施形態に係る蛇行制御方法を示す蛇行制御装置4による処理の流れを図2に示すフローチャートを参照して説明する。
次いで、ステップS3に移行し、レベリング装置2は、レベリング制御演算装置6から送出されたロール開度差に基づいて、制御対象の圧延機Fiのロール開度差がレベリング制御演算装置6から送出されたロール開度差となるように、制御対象の圧延機Fiの操作側に取り付けられた圧下装置による圧下量と、圧延機Fiの駆動側に取り付けられた圧下装置による圧下量とを調整する(圧下量調整ステップ)。これにより、制御対象の圧延機Fiのレベリング量が変更され、鋼帯10の蛇行量が抑制される。
このように、第1実施形態に係る蛇行制御方法によれば、走行する鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから蛇行量測定装置5を抜けるまでの制御区間Aにおいて、蛇行量測定装置5によって測定された鋼帯10の蛇行量に基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差を、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量とした前述の(1)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置2に送出するレベリング制御演算ステップを含んでいる。これにより、「センサ方式蛇行制御」における蛇行制御目標値を適切な蛇行量として制御量を大きくし、適切な蛇行制御を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る蛇行制御装置について図4及び図5を参照して説明する。図4には、本発明の第2実施形態に係る蛇行制御装置を備えた仕上圧延設備の概略構成が示されている。図5には、本発明の第2実施形態に係る蛇行制御装置による処理の流れを示すフローチャートが示されている。
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、βA:制御区間Aにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、ΔPi-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機に設けられた荷重検出器から検出された差荷重、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、ΔP:制御区間Aにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅などで決まる定数である。
また、レベリング制御演算装置6は、前述の制御区間Bにおいて、荷重検出器3で検出された操作側及び駆動側の圧延荷重から求められた差荷重に基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差Siを(4)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出する。
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、SB:鋼帯の尾端部が蛇行量測定装置を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、βB:制御区間Bにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重に対する制御ゲイン、ΔPi-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、ΔP:制御区間Bにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅などで決まる定数である。
この理由については、第1実施形態の説明における図3を用いた説明と同様である。
つまり、第2実施形態においては、制御区間Aにおいて、制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差Siを、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量及び差荷重制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの差荷重とした前述の(3)式により演算しており、鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたけたときからi-1番目の圧延機Fi-1を抜けるときまでの蛇行量の変化を反映し、蛇行制御量が大きくなり、蛇行制御した後の鋼帯10の蛇行量を適切な値とすることができる。蛇行制御した後の鋼帯10の中心の圧延機F1~Fnの中心CLまでの距離を0に近づけることができる。
先ず、鋼帯10の仕上圧延が開始され、鋼帯10の先端部が制御対象の圧延機Fiを通過したら、ステップS11において、制御対象の圧延機Fiとi-1番目の圧延機Fi-1との間に設置された蛇行量測定装置5が走行する鋼帯10の蛇行量を測定する(蛇行量測定ステップ)。
次いで、ステップS13に移行し、レベリング制御演算装置6は、走行する鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから蛇行量測定装置5を抜けるまでの制御区間Aにおいて、ステップS11(蛇行量測定ステップ)で検出された鋼帯10の蛇行量とステップS12(差荷重検出ステップ)で求められた差荷重とに基づいて、制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差Siを、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量及び差荷重制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの差荷重とした前述の(3)により演算し、演算されたロール開度差を制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置2に送出する(レベリング制御演算ステップ)。
また、このレベリング制御演算ステップでは、レベリング制御演算装置6は、
走行する鋼帯10の尾端部10aが蛇行量測定装置5を抜けてから制御対象の圧延機Fiを抜けるまでの制御区間Bにおいて、ステップS12(差荷重検出ステップ)で求められた差荷重に基づいて、制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差Siを、前述の(4)式により演算し、演算されたロール開度差を制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置2に送出する。
このように、第2実施形態に係る蛇行制御方法によれば、走行する鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから蛇行量測定装置5を抜けるまでの制御区間Aにおいて、ステップS11(蛇行量測定ステップ)で検出された鋼帯10の蛇行量とステップS12(差荷重検出ステップ)で求められた差荷重とに基づいて、制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差Siを、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量及び差荷重制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの差荷重とした前述の(3)により演算し、演算されたロール開度差を制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置2に送出するレベリング制御演算ステップを含んでいる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態のいずれにおいても、i番目の制御対象の圧延機Fiのロール開度差を演算するに際し、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-2番目の圧延機Fi-2を抜けたときの蛇行量とする必要はなく、前述したように、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aがi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量とすればよい。
また、レベリング制御演算装置6は、本発明例においては、鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けてから蛇行量測定装置5を抜けるまでの制御区間Aにおいて、荷重検出器3で検出された操作側及び駆動側の圧延荷重から求まる操作側及び駆動側の差荷重と、蛇行量測定装置5で測定された鋼帯10の蛇行量とに基づいて、制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差S7を、蛇行制御目標値を鋼帯10の尾端部10aが圧延機F5を抜けたときの蛇行量及び差荷重制御目標値を鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの差荷重とした下記の(5)式により演算し、演算されたロール開度差を制御対象の圧延機F7に設けられたレベリング装置2に送出した。
ここで、S7:制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、S6:鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの、制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、βA:制御区間Aにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重に対する制御ゲイン、δ5:鋼帯10の尾端部10aが制御対象の圧延機F7の2つ前の圧延機F5を抜けたときの、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量、ΔP6:鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量、ΔP:制御区間Aにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅などで決まる定数である。
ここで、S7:制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、SB:鋼帯10の尾端部10aが蛇行量測定装置5を抜けたときの、制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、βB:制御区間Bにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重に対する制御ゲイン、ΔP6:鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、ΔP:制御区間Bにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅などで決まる定数である。
ここで、S7:制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、S6:鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの、制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、βA:制御区間Aにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重に対する制御ゲイン、δ6:鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量、ΔP6:鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置5によって測定された蛇行量、ΔP:制御区間Aにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅などで決まる定数である。
ここで、S7:制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、SB:鋼帯10の尾端部10aが蛇行量測定装置5を抜けたときの、制御対象の圧延機F7における操作側及び駆動側のロール開度差、βB:制御区間Bにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重に対する制御ゲイン、ΔP6:鋼帯10の尾端部10aが圧延機F6を抜けたときの、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、ΔP:制御区間Bにおける、制御対象の圧延機F7に設けられた荷重検出器3から検出された差荷重、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅などで決まる定数である。
従って、本発明例によるレベリング制御演算装置6における蛇行制御量は、比較例によるレベリング制御演算装置6における蛇行制御量よりも大きくなっており、高い応答性を得て、適切な蛇行制御を得ることができた。
2 レベリング装置
3 荷重検出器
4 蛇行制御装置
5 蛇行量測定装置
6 レベリング制御演算装置
10 熱間圧延鋼帯
10a 尾端部
F1~Fn 圧延機
Claims (7)
- 操作側及び駆動側の圧下量を調整するレベリング装置をそれぞれが有するn(n≧3)台の圧延機を備えた仕上圧延設備で圧延される熱間圧延鋼帯の蛇行を制御する熱間圧延鋼帯の蛇行制御方法であって、
最上流に設置されている圧延機から数えてi(3≦i≦n、iは特定の数)番目の制御対象の圧延機Fiとi-1番目の圧延機Fi-1との間に設置された蛇行量測定装置により、走行する熱間圧延鋼帯の蛇行量を測定する蛇行量測定ステップと、
レベリング制御演算装置により、走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記i-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから前記蛇行量測定装置を抜けるまでの制御区間Aにおいて、前記蛇行量測定ステップで測定された前記熱間圧延鋼帯の蛇行量に基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差Siを、蛇行制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量とした(1)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出するレベリング制御演算ステップとを含むことを特徴とする熱間圧延鋼帯の蛇行制御方法。
Si=αAC(δ-δi-2、δi-3、・・・、δ1のうちのいずれか)+Si-1 …(1)
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量である。 - 前記i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器により検出された操作側及び駆動側の圧延荷重から操作側及び駆動側の差荷重を求める差荷重算出ステップを含み、
前記レベリング制御演算ステップでは、走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記i-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから前記蛇行量測定装置を抜けるまでの制御区間Aにおいては、前記i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差Siを前記(1)式により演算することに代えて、前記差荷重算出ステップで求められた操作側及び駆動側の差荷重と、前記蛇行量測定ステップで測定された前記熱間圧延鋼帯の蛇行量とに基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差Siを、制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量及び差荷重制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの差荷重とした(3)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出するレベリング制御演算ステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の熱間圧延鋼帯の蛇行制御方法。
Si=αAC(δ-δi-2、δi-3、・・・、δ1のうちのいずれか)+βAD(ΔP-ΔPi-1)+Si-1 …(3)
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、βA:制御区間Aにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、ΔPi-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、ΔP:制御区間Aにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅で決まる定数である。 - 前記レベリング制御演算ステップでは、走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記蛇行量測定装置を抜けてからi番目の制御対象の圧延機Fiを抜けるまでの制御区間Bにおいて、前記差荷重算出ステップで求められた操作側及び駆動側の差荷重に基づいて、前記i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差Siを(4)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出することを特徴とする請求項2に記載の熱間圧延鋼帯の蛇行制御方法。
Si=βBD(ΔP-ΔPi-1)+SB …(4)
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、SB:鋼帯の尾端部が蛇行量測定装置を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、βB:制御区間Bにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重に対する制御ゲイン、ΔPi-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、ΔP:制御区間Bにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅で決まる定数である。 - 操作側及び駆動側の圧下量を調整するレベリング装置をそれぞれが有するn(n≧3)台の圧延機を備えた仕上圧延設備で圧延される熱間圧延鋼帯の蛇行を制御する熱間圧延鋼帯の蛇行制御装置であって、
最上流に設置されている圧延機から数えてi(3≦i≦n、iは特定の数)番目の制御対象の圧延機Fiとi-1番目の圧延機Fi-1との間に設置された、走行する熱間圧延鋼帯の蛇行量を測定する蛇行量測定装置と、
走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記i-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから前記蛇行量測定装置を抜けるまでの制御区間Aにおいて、前記蛇行量測定装置で測定された前記熱間圧延鋼帯の蛇行量に基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差Siを、蛇行制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量とした(1)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出するレベリング制御演算装置とを備えることを特徴とする熱間圧延鋼帯の蛇行制御装置。
Si=αAC(δ-δi-2、δi-3、・・・、δ1のうちのいずれか)+Si-1 …(1)
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量である。 - 前記n台の圧延機の各々は、操作側及び駆動側の圧延荷重を検出する荷重検出器を備え、
前記レベリング制御演算装置は、走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記i-1番目の圧延機Fi-1を抜けてから前記蛇行量測定装置を抜けるまでの制御区間Aにおいては、前記i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差Siを前記(1)式により演算することに代えて、前記荷重検出器で検出された操作側及び駆動側の圧延荷重から求まる操作側及び駆動側の差荷重と、前記蛇行量測定装置で測定された前記熱間圧延鋼帯の蛇行量とに基づいて、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロールギャップの開度差であるロール開度差Siを、蛇行制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1のうちのいずれかを抜けたときの蛇行量及び差荷重制御目標値を前記熱間圧延鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの差荷重とした(3)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出することを特徴とする請求項4に記載の熱間圧延鋼帯の蛇行制御装置。
Si=αAC(δ-δi-2、δi-3、・・・、δ1のうちのいずれか)+βAD(ΔP-ΔPi-1)+Si-1 …(3)
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、Si-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、αA:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量に対する制御ゲイン、βA:制御区間Aにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重に対する制御ゲイン、δi-2、δi-3、・・・、δ1:鋼帯の尾端部がi-2番目以前の圧延機Fi-2、Fi-3、・・・、F1を抜けたときの、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、ΔPi-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機に設けられた荷重検出器から検出された差荷重、δ:制御区間Aにおける、蛇行量測定装置によって測定された蛇行量、ΔP:制御区間Aにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、C:蛇行量に対するレベリング量の変化量、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅で決まる定数である。 - 前記レベリング制御演算装置は、走行する前記熱間圧延鋼帯の尾端部が前記蛇行量測定装置を抜けてからi番目の制御対象の圧延機Fiを抜けるまでの制御区間Bにおいて、前記荷重検出器で検出された操作側及び駆動側の圧延荷重から求められた差荷重に基づいて、前記i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差Siを(4)式により演算し、演算されたロール開度差をi番目の制御対象の圧延機Fiに設けられたレベリング装置に送出することを特徴とする請求項5に記載の熱間圧延鋼帯の蛇行制御装置。
Si=βBD(ΔP-ΔPi-1)+SB …(4)
ここで、Si:i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、SB:鋼帯の尾端部が蛇行量測定装置を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiにおける操作側及び駆動側のロール開度差、βB:制御区間Bにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重に対する制御ゲイン、ΔPi-1:鋼帯の尾端部がi-1番目の圧延機Fi-1を抜けたときの、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、ΔP:制御区間Bにおける、i番目の制御対象の圧延機Fiに設けられた荷重検出器から検出された差荷重、D:ロール径、ロール長、ロール本数、圧延材の幅で決まる定数である。 - 請求項4乃至6のうちいずれか一項に記載の熱間圧延鋼帯の蛇行制御装置を備えることを特徴とする熱間圧延設備。
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