JP7314569B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、トナー像形成部と、定着装置と、本体基板と、制御装置とを備える。トナー像形成部は、シートにトナー像を形成する。定着装置は、定着液によってトナー像をシートに定着させる。定着装置は、ノズルを有するノズルユニットと、対向電極とを備える。ノズルは、定着液を噴霧する。対向電極は、シートに対してノズルユニットの反対側に位置する(下記特許文献1参照)。
特開2017-68098号公報
上記した特許文献1に記載されるような画像形成装置において、ノズルや対向電極が汚れるなどして、定着液の噴霧が異常になる場合がある。
そこで、本開示の目的は、定着液の噴霧異常を検出できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、トナー像形成部と、定着装置と、本体基板と、制御装置とを備える。トナー像形成部は、シートにトナー像を形成する。定着装置は、定着液によってトナー像をシートに定着させる。定着装置は、ノズルを有するノズルユニットと、対向電極とを備える。ノズルは、定着液を噴霧する。対向電極は、シートに対してノズルユニットの反対側に位置する。本体基板は、第1回路と、第2回路と、第1電流検出回路と、第1電圧検出回路とを備える。第1回路は、ノズルユニットと電気的に接続される。第2回路は、対向電極と電気的に接続される。第1電流検出回路は、第1回路に流れる電流または第2回路に流れる電流を検出する。第1電圧検出回路は、第1回路に印加される電圧または第2回路に印加される電圧を検出する。
制御装置は、電流検出処理と、電流判定処理と、電流制御処理と、電圧検出処理と、電圧判定処理とを実行する。電流検出処理において、制御装置は、第1電流検出回路に流れる電流を検出する。電流判定処理において、制御装置は、電流検出処理で検出した電流が第1閾値の範囲内であるか否かを判定する。電流制御処理において、制御装置は、電流判定処理において電流検出処理で検出した電流が第1閾値の範囲外である場合に、第1電流検出回路に流れる電流が第1閾値の範囲内になるように、第1回路および第2回路に電流を流す。電圧検出処理において、制御装置は、電流制御処理によって第1回路および第2回路に電流が流れた状態において、第1電圧検出回路に印加される電圧を検出する。電圧判定処理において、制御装置は、電圧検出処理において第1電圧検出回路に印加された電圧が第2閾値を超えているか、または、第2閾値を下回っているかを判定する。
このような構成によれば、第1回路に流れる電流および第2回路に流れる電流の少なくとも一方、および、第1回路に印加される電圧および第2回路に印加される電圧の少なくとも一方をモニターすることにより、モニターしている電流の値が、第1閾値の範囲内であるか否か、および、モニターしている電圧の値が、第2閾値の範囲内であるか否か、判定できる。
そのため、モニターしている電流が第1閾値の範囲から外れるか、または、モニターしている電圧が第2閾値の範囲から外れれば、定着液の噴霧が異常であると、判定できる。
その結果、定着液の噴霧異常を検出できる。
(2)第1電流検出回路は、第1回路と接続されてもよい。制御装置は、電流制御処理において電流検出回路に流れる電流が第1閾値の範囲内になるように、第1回路に電流を流してもよい。
(3)第1電圧検出回路は、第2回路に印加される電圧を検出してもよい。この場合、電圧検出処理において、制御装置は、第1回路および第2回路に電流が流れた状態において、第1電圧検出回路に印加される電圧を検出する。電圧判定処理において、制御装置は、第1電圧検出回路に印加された電圧が第2閾値を超えているか、または、第2閾値を下回っているかを判定する。
(4)本体基板は、第2電圧検出回路を、さらに有してもよい。第2電圧検出回路は、第1回路に印加される電圧を検出する。この場合、電圧検出処理において、制御装置は、第1回路および第2回路に電流が流れた状態において、第2電圧検出回路に印加される電圧を検出する。電圧判定処理において、制御装置は、第2電圧検出回路に印加された電圧が第3閾値を超えているか、または、第3閾値を下回っているかを判定する。
(5)第1電流検出回路は、第1回路と接続されてもよい。制御装置は、電流制御処理において第1電流検出回路に流れる電流が第1閾値の範囲内になるように、第2回路に電流を流してもよい。
(6)第1電流検出回路は、第2回路と接続されてもよい。制御装置は、電流制御処理において第1電流検出回路に流れる電流が第1閾値の範囲内になるように、第1回路に電流を流してもよい。
(7)第1電流検出回路は、第2回路と接続されてもよい。制御装置は、電流制御処理において第1電流検出回路に流れる電流が第1閾値の範囲内になるように、第2回路に電流を流してもよい。
(8)第1電流検出回路は、第1回路に流れる電流を検出してもよい。本体基板は、第2電流検出回路を、さらに有してもよい。第2電流検出回路は、第2回路に流れる電流を検出する。電流制御処理は、第1電流検出回路に流れる電流が第1閾値の範囲内になるように、第1回路に電流を流し、第2電流検出回路に流れる電流が第4閾値の範囲内になるように、第2回路に電流を流す。
(9)定着装置は、筐体と、供給パイプと、圧力センサとを有してもよい。筐体は、定着液を収容する。供給パイプは、筐体からノズルユニットに定着液を供給する。圧力センサは、ノズルユニット内に位置する。圧力センサは、ノズルユニット内の圧力を検出する。制御装置は、圧力判定処理を実行する。圧力判定処理において、制御装置は、圧力センサによって検出された圧力が第5閾値を超えているか、または、第5閾値を下回っているかを判定する。
このような構成によれば、さらに、ノズルユニット内の圧力もモニターし、モニターしている圧力が第5閾値の範囲内であるか否か、判定している。
そのため、圧力が第5閾値の範囲からはずれた場合も、定着液の噴霧が異常であると、判定できる。
その結果、定着液の噴霧異常を、より検出できる。
(10)制御装置は、電圧判定処理の結果により、ノズルが詰まっていることが疑われる場合、ノズルユニットから定着液をパージするパージ処理を実行してもよい。
(11)画像形成装置は、ディスプレイ、または、スピーカを備えてもよい。制御装置は、電圧判定処理の結果により、エラーを回復できないと判定した場合、ディスプレイ、または、スピーカにエラーを報知するエラー報知処理を実行してもよい。
(12)制御装置は、電圧検出処理と、電圧判定処理と、電圧制御処理と、電流検出処理と、電流判定処理とを実行してもよい。電圧検出処理において、制御装置は、電圧検出回路に印加される電圧を検出する。電圧判定処理において、制御装置は、電圧検出処理で検出した電圧が第6閾値の範囲内であるか否かを判定する。電圧制御処理において、制御装置は、電圧判定処理において電圧検出処理で検出した電圧が第6閾値の範囲外である場合に、電圧検出回路に印加される電圧が第6閾値の範囲内になるように、第1回路および第2回路に電圧を印加する。電流検出処理において、制御装置は、電圧制御処理によって第1回路および第2回路に電圧が印加された状態において、電流検出回路に流れる電流を検出する。電流判定処理において、制御装置は、電流検出処理において電流検出回路に流れた電流が第7閾値を超えているか、または、第7閾値を下回っているかを判定する。
本開示の画像形成装置によれば、定着液の噴霧異常を検出できる。
図1は、第1実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 図2は、図1に示す画像形成装置のブロック図である。 図3は、画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図4は、図3に示す噴霧異常判定ルーチンを示すフローチャートである。 図5は、図4に示す噴霧制御ルーチンを示すフローチャートである。 図6は、異常パターンの判定基準を示す表である。 図7は、第2実施形態の噴霧制御ルーチンを示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態における異常パターンの判定基準を示す表である。 図9は、第3実施形態の噴霧制御ルーチンを示すフローチャートである。 図10は、第3実施形態における異常パターンの判定基準を示す表である。 図11は、第4実施形態の噴霧制御ルーチンを示すフローチャートである。 図12は、第4実施形態における異常パターンの判定基準を示す表である。 図13は、第5実施形態の噴霧制御ルーチンを示すフローチャートである。 図14は、第6実施形態の噴霧制御ルーチンを示すフローチャートである。 図15は、第6実施形態における異常パターンの判定基準を示す表である。
1.画像形成装置1の概略
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
画像形成装置1は、本体筐体2と、シート供給部3と、トナー像形成部4と、定着装置5とを備える。
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シート供給部3と、トナー像形成部4と、定着装置5とを収容する。
1.2 シート供給部3
シート供給部3は、トナー像形成部4にシートSを供給する。詳しくは、シート供給部3は、シートSを、トナー像形成部4の感光ドラム9に向かって搬送する。感光ドラム9については、後で説明する。シート供給部3は、シートカセット6と、ピックアップローラ7と、搬送ローラ8とを備える。シートカセット6は、シートSを収容する。シートSは、例えば、印刷用紙である。ピックアップローラ7は、シートカセット6内のシートSを搬送ローラ8に向かって搬送する。搬送ローラ8は、ピックアップローラ7からのシートSを感光ドラム9に向かって搬送する。
1.3 トナー像形成部
トナー像形成部4は、トナーを用いて、シートSにトナー像を形成する。トナー像形成部4は、感光ドラム9と、帯電装置10と、露光装置11と、現像装置12と、転写装置13とを有する。
感光ドラム9は、軸Aについて回転可能である。感光ドラム9は、軸Aに沿って延びる円筒形状を有する。
帯電装置10は、感光ドラム9の表面を帯電させる。帯電装置10は、具体的には、帯電ローラである。なお、帯電装置10は、スコロトロン型帯電器であってもよい。帯電装置10が帯電ローラである場合、帯電装置10は、感光ドラム9の表面に接触する。帯電装置10がスコロトロン型帯電装置である場合、帯電装置10は、感光ドラム9の表面に対して間隔を隔てて位置する。
露光装置11は、感光ドラム9の表面を露光する。詳しくは、露光装置11は、帯電装置10によって帯電された感光ドラム9の表面を露光する。これにより、感光ドラム9の表面に静電潜像が形成される。露光装置11は、具体的には、レーザースキャンユニットである。なお、露光装置11は、LEDアレイであってもよい。
現像装置12は、感光ドラム9の表面にトナーを供給する。これにより、静電潜像が現像され、感光ドラム9の表面にトナー像が形成される。現像装置12は、トナー収容部14と、現像ローラ15とを有する。
トナー収容部14は、トナーを収容する。トナーは、トナー粒子と、必要により、外添剤とを含有する。トナー粒子は、結着樹脂と、必要により、着色剤、顔料分散剤、離型剤、磁性体および帯電制御剤を含有する。結着樹脂は、トナー粒子のベースである。結着樹脂は、トナー粒子に含まれる成分を結着する。結着樹脂は、トナー用定着液が付与されることによって軟化し、その後、硬化することにより、シートSに固着する。トナー用定着液については、後述する。着色剤は、トナー粒子に所望の色を付与する。着色剤は、結着樹脂中に分散する。顔料分散剤は、着色剤の分散性を向上させる。帯電制御剤は、トナー粒子に帯電性を付与する。帯電性は、正帯電性および負帯電性のいずれであってもよい。外添剤は、トナー粒子の帯電性、流動性、保存安定性を調節する。
現像ローラ15は、トナー収容部14内のトナーを感光ドラム9の表面に供給する。現像ローラ15は、感光ドラム9と接触する。なお、現像ローラ15は、感光ドラム9と接触しなくてもよい。
現像装置12は、感光ドラム9および帯電装置10とともに、1つのプロセスユニットとして構成されてもよい。プロセスユニットは、本体筐体2に対して装着可能であってもよい。
また、現像装置12は、感光ドラム9および帯電装置10を有するドラムユニットに対して装着可能な現像カートリッジであってもよい。ドラムユニットは、本体筐体2に対して装着可能であってもよい。
また、現像装置12は、現像ローラ15を備える現像器と、現像器に対して装着可能なトナーカートリッジとを備えてもよい。この場合、トナーカートリッジは、トナー収容部14を備える。また、現像器は、ドラムユニットに設けられてもよい。現像器は、ドラムユニットに対して装着可能であってもよい。
転写装置13は、トナー像を、感光ドラム9からシートSに転写する。これにより、シートSに、トナー像が、形成される。転写装置13は、感光ドラム9と接触する。なお、転写装置13は、感光ドラム9と接触しなくてもよい。転写装置13は、具体的には、転写ローラである。なお、転写装置13は、転写ベルトであってもよい。
1.4 定着装置5
定着装置5は、定着液によってトナー像をシートに定着させる。詳しくは、定着装置5は、イオン化された定着液を静電噴霧によりシートS上のトナー像に向けて噴霧することで、定着液をトナー像に付与し、シートSにトナー像を定着させる。トナー像が定着されたシートSは、本体筐体2の上面に排紙される。
2.定着装置5の詳細
次に図2を参照して、定着装置5の詳細について説明する。
定着装置5は、図2に示すように、ノズルユニット5Aと、対向電極5Bと、筐体5Cと、供給パイプ5Dと、ポンプ5Eと、圧力センサ5Fとを備える。
2.1 ノズルユニット5A
ノズルユニット5Aは、定着液を収容可能である。ノズルユニット5Aは、ノズル電極51と、ノズル52とを有する。ノズルユニット5A内の定着液は、ノズル電極51に供給される電力より帯電される。ノズル52は、ノズルユニット5A内の定着液を排出可能である。ノズルユニット5A内で帯電された定着液は、ノズル52の先端を通るときにミスト化する。つまり、ノズル52は、定着液を噴霧する。
2.2 対向電極5B
対向電極5Bは、ノズルユニット5Aと間隔を隔てて位置する。対向電極5Bは、シートSに対してノズルユニット5Aの反対側に位置する。ノズル52から噴霧された定着液は、対向電極5Bに引き寄せられて、シートSに付着する。
2.3 筐体5C
筐体5Cは、ノズルユニット5Aに供給される定着液を収容する。
2.4 供給パイプ5D
供給パイプ5Dは、筐体5Cとノズルユニット5Aとに接続される。供給パイプ5Dは、筐体5Cからノズルユニット5Aに定着液を供給する。
2.5 ポンプ5E
ポンプ5Eは、送液ポンプである。ポンプ5Eは、筐体5C内の定着液をノズルユニット5Aに向かって送る。ポンプ5Eは、供給パイプ5Dの途中に設けられる。ポンプ5Eは、制御装置22によって制御される。制御装置22については、後で説明する。
2.6 圧力センサ5F
圧力センサ5Fは、ノズルユニット5A内に位置する。圧力センサ5Fは、ノズルユニット5A内の圧力を検出する。圧力センサ5Fは、検出した圧力に応じた電気信号を発信する。圧力センサ5Fが発信した電気信号は、制御装置22に伝わる。
3.画像形成装置1の詳細
次に、図2を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
画像形成装置1は、本体基板21と、制御装置22とを備える。また、画像形成装置1は、ディスプレイ23、または、スピーカ24を備える。
3.1 本体基板21
本体基板21は、第1回路21Aと、第2回路21Bと、電流検出回路211、212と、電圧検出回路213、214を備える。
2.1.1 第1回路21A
第1回路21Aは、ノズルユニット5Aと電気的に接続される。詳しくは、第1回路21Aは、ノズルユニット5Aのノズル電極51と電気的に接続される。また、第1回路21Aは、電源P1と電気的に接続される。第1回路21Aは、電源P1に対して、ノズルユニット5Aと直列に接続される。第1回路21Aは、電源P1からの電力をノズルユニット5Aに供給可能である。第1回路21Aは、制御装置22によって制御され、ノズルユニット5Aに印加される電圧を調節可能である。第1回路21Aは、ノズルユニット5Aに印加される電圧を調節することにより、ノズルユニット5Aに流れる電流を調節する。
2.1.2 第2回路21B
第2回路21Bは、対向電極5Bと電気的に接続される。また、第2回路21Bは、電源P2と電気的に接続される。第2回路21Bは、電源P2に対して、対向電極5Bと直列に接続される。第2回路21Bは、電源P2からの電力を対向電極5Bに供給可能である。第2回路21Bは、制御装置22によって制御され、対向電極5Bに印加される電圧を調節可能である。第2回路21Bは、対向電極5Bに印加される電圧を調節することにより、対向電極5Bに流れる電流を調節する。
2.1.3 電流検出回路211、212
電流検出回路211は、第1回路21Aと電気的に接続される。詳しくは、電流検出回路211は、電源P1に対して、第1回路21Aと直列に接続される。電流検出回路211は、第1回路21Aに流れる電流を検出する。これにより、電流検出回路211は、ノズルユニット5Aに流れる電流を検出する。電流検出回路211は、検出した電流に応じた電気信号を発信する。電流検出回路211が発信した電気信号は、制御装置22に伝わる。
電流検出回路212は、第2回路21Bと電気的に接続される。詳しくは、電流検出回路212は、電源P2に対して、第2回路21Bと直列に接続される。電流検出回路212は、第2回路21Bに流れる電流を検出する。これにより、電流検出回路212は、対向電極5Bに流れる電流を検出する。電流検出回路212は、検出した電流に応じた電気信号を発信する。電流検出回路212が発信した電気信号は、制御装置22に伝わる。
2.1.4 電圧検出回路213、214
電圧検出回路213は、第1回路21Aと電気的に接続される。詳しくは、電圧検出回路213は、第1回路21Aに対して、ノズルユニット5Aと並列に接続される。これにより、電圧検出回路213は、第1回路21Aに印加される電圧を検出する。
電圧検出回路214は、第2回路21Bと電気的に接続される。詳しくは、電圧検出回路214は、第2回路21Bに対して、対向電極5Bと並列に接続される。これにより、電圧検出回路214は、第2回路21Bに印加される電圧を検出する。
2.2 制御装置22
制御装置22は、圧力センサ5Fによって検出した圧力に基づいて、ポンプ5Eを制御する。
また、第1実施形態では、制御装置22は、電流検出回路211によって検出される電流Aが第1閾値の範囲内になるように、第1回路21Aを制御して、第1回路21Aがノズルユニット5Aに印可する電圧Vを制御する。すなわち、制御装置22は、ノズルユニット5Aに対して、一定の電流Aを流す定電流制御を実行する。第1閾値は、下限値A1L以上、上限値A1H以下の数値範囲である。
また、第1実施形態では、制御装置22は、電圧検出回路214によって検出される電圧が第2閾値の範囲内になるように、第2回路21Bを制御して、第2回路21Bが対向電極5Bに印可する電圧Vを制御する。すなわち、制御装置22は、対向電極5Bに対して、一定の電圧Vを印加する定電圧制御を実行する。第2閾値は、下限値V2L以上、上限値V2H以下の数値範囲である。
なお、ノズルユニット5Aには、第3閾値の範囲内の電圧Vが印加される。第3閾値は、下限値V1L以上、上限値V1H以下の数値範囲である。また、対向電極5Bには、第4閾値の範囲内の電流Aが流れる。第4閾値は、下限値A2L以上、上限値A2H以下の数値範囲である。
2.3 ディスプレイ23またはスピーカ24
ディスプレイ23は、制御装置22によって制御され、メッセージを表示可能である。
スピーカ24は、制御装置22によって制御され、音声を発することができる。
3.噴霧異常の判定
図2に示すように、制御装置22は、ノズルユニット5A内の圧力Pと、ノズルユニット5Aに流れる電流Aと、ノズルユニット5Aに印加される電圧Vと、対向電極5Bに流れる電流Aと、対向電極5Bに印加される電圧Vとをモニターする。
制御装置22は、モニターした圧力P、電流A、電圧V、電流Aおよび電圧Vを用いて、噴霧異常を判定する。
以下、図3から図6を参照して、噴霧異常の判定について詳しく説明する。
図3に示すように、制御装置22は、画像形成装置1が起動した後、噴霧異常判定ルーチン(S2)を実行する。制御装置22は、噴霧異常判定ルーチン(S2)において、定着装置5による定着液の噴霧に異常があるか否か、判定する。制御装置22は、例えば、画像形成装置1が起動した後、画像形成装置1の動作確認を開始(S1)する。制御装置22は、動作確認を開始(S1)した後、画像形成装置1の動作に異常があるか否か、判定する。制御装置22は、動作確認において、噴霧異常判定ルーチン(S2)を実行する。その後、制御装置22は、画像形成装置1の動作に異常が無ければ、動作確認を終了(S3)し、受信した印刷ジョブがある場合(S4:YES)、印刷処理(S5)を実行する。すなわち、制御装置22は、画像形成装置1が起動した後、シートSに画像を印刷する印刷処理(S5)の前に、噴霧異常判定ルーチン(S2)を実行する。なお、制御装置22が噴霧異常判定ルーチン(S2)を実行するタイミングは、動作確認中に限られない。例えば、制御装置22は、印刷ジョブが無くなった後、所定の時間が経過した後に、噴霧異常判定ルーチン(S2)を実行してもよい。また、制御装置22は、画像形成装置1の累積印刷枚数が所定枚数に達した場合に、噴霧異常判定ルーチン(S2)を実行してもよい。
噴霧異常判定ルーチン(S2)は、図4に示すように、噴霧制御ルーチン(S11)と、第1判定処理(S12)と、第2判定処理(S13)と、エラー報知処理(S14)と、回復処理(S15)とを含む。
3.1 噴霧制御ルーチン(S11)
噴霧異常判定ルーチン(S2)において、制御装置22は、まず、噴霧制御ルーチン(S11)を実行する。
噴霧制御ルーチン(S11)は、図5に示すように、電流検出処理(S21)と、電圧検出処理(S22)と、電流判定処理(S23)と、電流制御処理(S24)と、電流検出処理(S26)と、電圧検出処理(S27)と、電圧判定処理(S28)と、電圧制御処理(S29)と、圧力検出処理(S31)と、圧力判定処理(S32)と、圧力制御処理(S33)とを含む。
3.1.1 電流検出処理(S21)および電圧検出処理(S22)
噴霧制御ルーチン(S11)において、制御装置22は、まず、電流検出処理(S21)と、電圧検出処理(S22)とを実行する。
電流検出処理(S21)において、制御装置22は、ノズルユニット5Aに流れる電流Aを検出する。具体的には、制御装置22は、電流検出回路211(図2参照)からの電気信号により、電流検出回路211に流れる電流Aを検出する。
電圧検出処理(S22)において、制御装置22は、ノズルユニット5Aに印加される電圧Vを検出する。詳しくは、電圧検出処理(S22)において、制御装置22は、第1回路21Aおよび第2回路21Bに第1閾値の電流Aが流れた状態で、電圧検出回路213(図2参照)に印加される電圧Vを検出する。具体的には、制御装置22は、電圧検出回路213からの電気信号により、電圧検出回路213に印加される電圧Vを検出する。なお、電圧Vは、第1判定処理(S12、図4参照)および第2判定処理(S13、図4参照)で用いられる。
3.1.2 電流判定処理(S23)
次に、制御装置22は、電流判定処理(S23)を実行する。
電流判定処理(S23)において、制御装置22は、電流検出処理(S21)で検出した電流Aが第1閾値の範囲内であるか否かを判定する。
3.1.3 電流制御処理(S24)
次に、電流検出処理(S21)で検出した電流Aが、第1閾値の範囲外である場合(S22:NO)、制御装置22は、電流制御処理(S24)を実行する。
電流制御処理(S24)において、制御装置22は、電流判定処理(S23)において電流検出処理(S21)で検出した電流Aが第1閾値の範囲外である場合(S23:NO)に、電流検出回路211に流れる電流Aが第1閾値の範囲内となるように、第1回路21Aに電流を流す。詳しくは、制御装置22は、第1回路21Aを制御して、電流検出回路211およびノズルユニット5Aに流れる電流Aが第1閾値の範囲内となるように、ノズルユニット5Aに印加される電圧Vを調節する。
3.1.4 電流検出処理(S26)および電圧検出処理(S27)
次に、電流検出処理(S21)で検出した電流Aが、第1閾値の範囲内である(S23:YES)か、または、電流検出処理(S21)で検出した電流Aが、第1閾値の範囲外であるまま所定の時間tを経過した(S23:NO、S25:YES)場合、制御装置22は、電流検出処理(S26)と、電圧検出処理(S27)とを実行する。
電流検出処理(S26)において、制御装置22は、対向電極5Bに流れる電流Aを検出する。具体的には、制御装置22は、電流検出回路212からの電気信号により、電流検出回路212(図2参照)に流れる電流Aを検出する。なお、電流Aは、第1判定処理(S12、図4参照)および第2判定処理(S13、図4参照)で用いられる。
電圧検出処理(S27)において、制御装置22は、対向電極5Bに印加される電圧Vを検出する。電圧検出処理(S27)において、制御装置22は、第1回路21Aおよび第2回路21Bに電流Aが流れた状態で、電圧検出回路214(図2参照)に印加される電圧Vを検出する。具体的には、制御装置22は、電圧検出回路214からの電気信号により、電圧検出回路214に印加される電圧Vを検出する。
3.1.5 電圧判定処理(S28)
次に、制御装置22は、電圧判定処理(S28)を実行する。
電圧判定処理(S28)において、制御装置22は、電圧検出処理(S27)において電圧検出回路214に印加された電圧Vが第2閾値の範囲内であるか否かを判定する。
3.1.6 電圧制御処理(S29)
次に、電圧検出処理(S27)で検出した電圧Vが第2閾値の範囲外である場合(S28:NO)、制御装置22は、電圧制御処理(S29)を実行する。
電圧制御処理(S29)において、制御装置22は、第2回路21Bを制御して、電圧検出回路214に印加される電圧Vが第2閾値の範囲内となるように、対向電極5Bに印加される電圧Vを調節する。
3.1.7 圧力検出処理(S31)
次に、電圧検出処理(S27)において検出された電圧Vが第2閾値の範囲外である(S28:YES)か、または、電圧検出処理(S27)において検出された電圧Vが第2閾値の範囲外であるまま所定の時間tが経過した(S28:NO、S30:YES)場合、制御装置22は、圧力検出処理(S31)を実行する。
圧力検出処理(S31)において、制御装置22は、圧力センサ5Fからの電気信号により、ノズルユニット5A内の(図2参照)圧力Pを検出する。
3.1.8 圧力判定処理(S32)
次に、制御装置22は、圧力判定処理(S32)を実行する。
圧力判定処理(S32)において、制御装置22は、圧力センサ5Fによって検出された圧力Pが第5閾値の範囲内であるか否かを判定する。
3.1.9 圧力制御処理(S33)
次に、圧力検出処理(S31)で検出した圧力Pが第5閾値の範囲外である場合(S32:NO)、制御装置22は、圧力制御処理(S33)を実行する。
圧力制御処理(S33)において、制御装置22は、ポンプ5Eを制御して、ノズルユニット5A内の圧力Pが第5閾値となるように、ポンプ5Eの回転数を調節する。
そして、圧力検出処理(S31)において検出された圧力Pが第5閾値の範囲内である(S32:YES)か、または、圧力検出処理(S31)において検出された圧力Pが第5閾値の範囲外であるまま所定の時間tが経過した(S32:NO、S34:YES)場合、制御装置22は、噴霧制御ルーチン(S11)を終了し、噴霧異常判定ルーチン(S2)に復帰する。
3.2 第1判定処理(S12)
次に、噴霧異常判定ルーチン(S2)において、制御装置22は、第1判定処理(S12)を実行する。
第1判定処理(S12)において、制御装置22は、噴霧異常の有無を判定する。
具体的には、電流検出処理(S21)で検出した電流Aが第1閾値の範囲外である場合、電圧検出処理(S27)で検出した電圧Vが第2閾値の範囲外である場合、電圧検出処理(S22)で検出した電圧Vが第3閾値の範囲外である場合、電流検出処理(S26)で検出した電流Aが第4閾値の範囲外である場合、もしくは、圧力検出処理(S31)で検出した圧力Pが第5閾値の範囲外である場合のいずれかに該当する場合、制御装置22は、噴霧異常があると判定する(S12:NO)。
一方、電流検出処理(S21)で検出した電流Aが第1閾値の範囲内であり、電圧検出処理(S27)で検出した電圧Vが第2閾値の範囲内であり、電圧検出処理(S22)で検出した電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流検出処理(S26)で検出した電流Aが第4閾値の範囲内であり、かつ、圧力検出処理(S31)で検出した圧力Pが第5閾値の範囲内である場合、制御装置22は、噴霧異常がないと判定する(S12:YES)。
すなわち、第1判定処理(S12)において、制御装置22は、電圧検出回路214に印加された電圧Vが第2閾値を超えているか、または、第2閾値を下回っているかを判定する。すなわち、制御装置22は、電圧判定処理を実行する。また、電圧判定処理において、制御装置22は、電圧検出回路213に印加された電圧Vが第3閾値を超えているか、または、第3閾値を下回っているかを判定する。また、制御装置22は、圧力センサ5Fによって検出された圧力Pが第5閾値を超えているか、または、下回っているかを判定する圧力判定処理を実行する。
噴霧異常がない場合(S12:YES)、制御装置22は、噴霧異常判定ルーチン(S2)を終了し、動作確認(S1、図3参照)に復帰する。
3.3 第2判定処理(S13)
一方、噴霧異常がある場合(S12:NO)、制御装置22は、第2判定処理(S13)を実行する。
第2判定処理(S13)において、制御装置22は、噴霧異常を回復可能か否か、判定する。詳しくは、図6に示すように、制御装置22は、電流検出処理(S21)で検出した電流A、電圧検出処理(S22)で検出した電圧V、電流検出処理(S26)で検出した電流A2、電圧検出処理(S27)で検出した電圧V、および、圧力検出処理(S31)で検出した圧力Pの組み合わせによって、噴霧異常のパターンを判定する。
具体的には、第1パターンでは、電流Aが第1閾値の範囲内であり、電圧Vが第2閾値よりも低く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値の範囲内であり、圧力Pが第5閾値よりも高い。第1パターンでは、ポンプ5Eの異常により、ノズルユニット5Aに定着液が過度に供給されている状態が疑われる。この場合、回復するには、ポンプ5Eを修理する必要があり、画像形成装置1の制御によって回復できない(S13:NO)。
第2パターンでは、電流Aが第1閾値よりも低く、電圧Vが第2閾値よりも高く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値よりも低く、圧力Pが第5閾値よりも低い。第2パターンでは、供給パイプ5Dから定着液が漏れており、かつ、ポンプ5Eの制御によって圧力Pを維持することができない状態が疑われる。この場合、回復するには、供給パイプ5Dを修理する必要があり、画像形成装置1の制御によって回復できない(S13:NO)。
第3パターンでは、電流Aが第1閾値の範囲内であり、電圧Vが第2閾値よりも低く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値よりも低く、圧力Pが第5閾値の範囲内である。第3パターンでは、供給パイプ5Dから定着液が漏れていることにより電流Aがリークしており、ポンプ5Eの制御によって圧力Pを維持できている状態が疑われる。この場合、回復するには、供給パイプ5Dを修理する必要があり、画像形成装置1の制御によって回復できない(S13:NO)。
第4パターンでは、電流Aが第1閾値の範囲内であり、電圧Vが第2閾値よりも低く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値よりも低く、圧力Pが第5閾値よりも低い。第4パターンでは、供給パイプ5Dから定着液が漏れていることにより電流Aがリークしており、かつ、ポンプ5Eの制御によって圧力Pを維持できない状態が疑われる。この場合、回復するには、供給パイプ5Dを修理する必要があり、画像形成装置1の制御によって回復できない(S13:NO)。
第5パターンでは、電流Aが第1閾値の範囲内であり、電圧Vが第2閾値よりも低く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値の範囲内であり、圧力Pが第5閾値よりも低い。第5パターンでは、ノズル52から定着液が漏れており、かつ、ポンプ5Eの制御によって圧力Pを維持できない状態が疑われる。この場合、回復するには、ノズル52を修理する必要があり、画像形成装置1の制御によって回復できない(S13:NO)。
第6パターンでは、電流Aが第1閾値よりも低く、電圧Vが第2閾値よりも高く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値よりも低い、圧力Pが測定できない。第6パターンでは、ポンプ5Eが停止していたり、供給パイプ5Dが詰まっていたりして、ノズルユニット5Aに定着液が供給されない状態が疑われる。この場合、回復するには、ポンプ5Eや供給パイプ5Dを修理する必要があり、画像形成装置1の制御によって回復できない(S13:NO)。
第7パターンでは、電流Aが第1閾値よりも低く、電圧Vが第2閾値よりも高く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値よりも低い、圧力Pが第5閾値の範囲内である。第7パターンでは、ノズルユニット5Aに定着液が供給されているが、ノズル52が詰まっている状態が疑われる。この場合、ノズル52から定着液をパージすることによりノズル52の詰まりが解消する可能性があるので、画像形成装置1の制御による回復案が、有る(S13:YES)。
第8パターンでは、電流Aが第1閾値の範囲内であり、電圧Vが第2閾値よりも低く、電圧Vが第3閾値の範囲内であり、電流Aが第4閾値の範囲内であり、圧力Pが第5閾値の範囲内である。第8パターンでは、ノズル52が汚れている状態が疑われる。この場合、第2閾値の設定を変更することにより電圧Vを調節できる可能性があるので、画像形成装置1の制御による回復案が、有る(S13:YES)。
第9パターンでは、電流Aが第1閾値よりも低いかまたは第1閾値の範囲内であり、電圧Vが第2閾値よりも高く、電圧Vが第3閾値よりも低く、電流Aが第4閾値よりも高く、圧力Pが第5閾値の範囲内である。第9パターンでは、対向電極5Bが汚れている状態が疑われる。この場合、対向電極5Bの清掃が必要であり、画像形成装置1の制御によって回復できない(S13:NO)。
3.4 エラー報知処理(S14)
次に、第2判定処理(S13)において噴霧異常を回復できないと判定した場合(S13:NO)、制御装置22は、エラー報知処理(S14)を実行する。すなわち、制御装置22は、第1判定処理(S12)における電圧判定処理の結果により、エラーを回復できないと判定した場合、エラー報知処理(S14)を実行する。
エラー報知処理(S14)において、制御装置22は、ディスプレイ23またはスピーカ24にエラーを報知する。具体的には、制御装置22は、ディスプレイ23にエラーメッセージを表示するか、スピーカ24によって音声を発することによりエラーを報知する。
その後、制御装置22は、印刷処理(S5、図3参照)を実行しないで、画像形成装置1の動作を終了する。
3.5 回復処理(S15)
一方、第2判定処理(S13)において噴霧異常を回復できる回復案が有ると判定した場合(S13:YES)、制御装置22は、回復処理(S15)を実行する。
具体的には、第2判定処理(S13)において異常パターンが第7パターンであると判定した場合、制御装置22は、回復処理(S15)として、パージ処理を実行する。すなわち、制御装置22は、第1判定処理(S12)における電圧判定処理の結果により、ノズル52が詰まっていることが疑われる場合、パージ処理を実行する。
パージ処理において、制御装置22は、ポンプ5Eを制御して、ノズルユニット5Aから定着液をパージする。ノズルユニット5Aから定着液をパージすることにより、ノズル52の詰まりが解消する場合がある。
また、第2判定処理(S13)において異常パターンが第8パターンであると判定した場合、制御装置22は、回復処理(S15)として、電圧Vの目標値としての第2閾値を変更して、電圧Vを調節する。
なお、一度、回復処理(S15)を実行した後、再度、噴霧異常があると判定され(S12:NO)、さらに、第2判定処理(S13)において噴霧異常を回復できる回復案が有ると判定された(S13:YES)場合、既に回復処理(S15)を試みており、一度目の回復処理ではない(S16:NO)ため、制御装置22は、回復処理(S15)を実行しないで、エラー報知処理(S14)を実行する。
4.作用効果
画像形成装置1によれば、図6に示すように、少なくとも、第1回路21Aに流れる電流A、および、第2回路21Bに印加される電圧Vをモニターすることにより、モニターしている電流Aの値が、第1閾値の範囲内であるか否か、および、モニターしている電圧Vの値が、第2閾値の範囲内であるか否か、判定できる。
そのため、モニターしている電流Aが第1閾値の範囲から外れるか、または、モニターしている電圧Vが第2閾値の範囲から外れれば、定着液の噴霧が異常であると、判定できる。
その結果、定着液の噴霧異常を検出できる。
また、画像形成装置1によれば、さらに、ノズルユニット5A内の圧力Pもモニターし、モニターしている圧力Pが第5閾値の範囲内であるか否か、判定している。
そのため、圧力Pが第5閾値の範囲からはずれた場合も、定着液の噴霧が異常であると、判定できる。
その結果、定着液の噴霧異常を、より検出できる。
5.第2実施形態
次に、図2、図7および図8を参照して、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態では、制御装置22は、ノズルユニット5Aに印加される電圧Vをモニターして、ノズルユニット5Aに対して、一定の電圧を印加する定電圧制御を実行する。また、制御装置22は、ノズルユニット5Aに流れる電流Aをモニターして、対向電極5Bに対して、一定の電流を流す定電流制御を実行する。
詳しくは、制御装置22は、図7に示すように、電圧制御処理(S42)において、電圧検出回路213(図2参照)に印加される電圧Vが第3閾値の範囲内になる(S41:YES)ように、第1回路21A(図2参照)に電圧を印加する。
そして、制御装置22は、電流制御処理(S44、図5参照)において、電流検出回路211(図2参照)に流れる電流Aが第1閾値の範囲内になる(S43)ように、第2回路21B(図2参照)に電流を流す。
この場合、制御装置22は、第2判定処理(S13、図4参照)において、図8に示す判定基準で、上記した第1パターンから第9パターンまでの異常を判定する。
第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
6.第3実施形態
次に、図2、図9および図10を参照して、第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態では、制御装置22は、対向電極5Bに流れる電流Aをモニターして、ノズルユニット5Aに対して、一定の電流を流す定電流制御を実行する。また、制御装置22は、対向電極5Bに印加される電圧Vをモニターして、対向電極5Bに対して、一定の電圧を印加する定電圧制御を実行する。
詳しくは、制御装置22は、図9に示すように、電流制御処理(S54)において、電流検出回路212(図2参照)に流れる電流Aが第1閾値の範囲内になる(S53:YES)ように、第1回路21A(図2参照)に電流を流す。なお、第3実施形態における第1閾値は、第1実施形態における第4閾値と同じである。
そして、制御装置22は、電圧制御処理(S29、図5参照)において、電圧検出回路214(図2参照)に流れる電圧Vが第3閾値の範囲内になる(S28:YES)ように、第2回路21B(図2参照)に電圧を印加する。
この場合、制御装置22は、第2判定処理(S13、図4参照)において、図10に示す判定基準で、上記した第1パターンから第9パターンまでの異常を判定する。
第3実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
7.第4実施形態
次に、図2、図11および図12を参照して、第4実施形態について説明する。なお、第4実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態では、制御装置22は、ノズルユニット5Aに印加される電圧Vをモニターして、ノズルユニット5Aに対して、一定の電圧を印加する定電圧制御を実行する。また、制御装置22は、対向電極5Bに流れる電流Aをモニターして、対向電極5Bに対して、一定の電流を流す定電流制御を実行する。
詳しくは、制御装置22は、図11に示すように、電圧制御処理(S62)において、電圧検出回路213(図2参照)に印加される電圧Vが第3閾値の範囲内になる(S61:YES)ように、第1回路21A(図2参照)に電圧を印加する。
そして、制御装置22は、電流制御処理(S64)において、電流検出回路212(図2参照)に流れる電流Aが第1閾値となるように、第2回路21B(図2参照)に電流を流す。なお、第3実施形態における第1閾値は、第1実施形態における第4閾値と同じである。
この場合、制御装置22は、第2判定処理(S13、図4参照)において、図12に示す判定基準で、上記した第1パターンから第9パターンまでの異常を判定する。
第4実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
8.第5実施形態
次に、図2、図13を参照して、第5実施形態について説明する。なお、第5実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第5実施形態では、制御装置22は、ノズルユニット5Aに流れる電流Aをモニターして、ノズルユニット5Aに対して、一定の電流を流す定電流制御を実行する。また、制御装置22は、対向電極5Bに流れる電流Aをモニターして、対向電極5Bに対して、一定の電流を流す定電流制御を実行する。
詳しくは、制御装置22は、図13に示すように、電流制御処理(S72)において、電流検出回路212(図2参照)に流れる電流Aが第4閾値となるように、第2回路21B(図2参照)に電流を流す。
第5実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
9.第6実施形態
次に、図2、図4、図14、図15を参照して、第6実施形態について説明する。なお、第6実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第6実施形態では、制御装置22は、ノズルユニット5Aに印加される電圧Vをモニターして、ノズルユニット5Aに対して、一定の電圧を印加する定電圧制御を実行する。また、制御装置22は、対向電極5Bに印加される電圧Vをモニターして、対向電極5Bに対して、一定の電圧を印加する定電圧制御を実行する。
詳しくは、制御装置22は、図14に示すように、電圧制御処理(S82)において、電圧検出回路213(図2参照)に印加される電圧Vが第6閾値となるように、第1回路21A(図2参照)に電圧を印加する。なお、第6実施形態における第6閾値は、第1実施形態における第3閾値と同じである。
すなわち、電圧制御処理(S82)において、制御装置22は、電圧判定処理(S81)において電圧検出処理(S22)で検出した電圧Vが第6閾値でない場合に、電圧検出回路213に印加される電圧が第6閾値となるように、第1回路21Aおよび第2回路21Bに電圧を印加する。
そして、制御装置22は、電流検出処理(S26)において、電圧制御処理(S82)によって第1回路21Aおよび第2回路21Bに電圧が印加された状態において、電流検出回路212に流れる電流Aを検出する。
そして、制御装置22は、第1判定処理(S12、図4参照)において、電流検出回路212に流れた電流Aが第7閾値を超えているか、または、第7閾値を下回っているかを判定する。なお、第6実施形態における第7閾値は、第1実施形態における第4閾値と同じである。
第6実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 画像形成装置
4 トナー像形成部
5 定着装置
5A ノズルユニット
5B 対向電極
5C 筐体
5D 供給パイプ
5F 圧力センサ
21 本体基板
21A 第1回路
21B 第2回路
22 制御装置
23 ディスプレイ
24 スピーカ
52 ノズル
211 電流検出回路
212 電流検出回路
213 電圧検出回路
214 電圧検出回路
S シート
S14 エラー報知処理
S21 電流検出処理
S23 電流判定処理
S24 電流制御処理
S27 電圧検出処理
S28 電圧判定処理
S31 圧力検出処理
S32 圧力判定処理

Claims (14)

  1. シートにトナー像を形成するトナー像形成部と、
    定着液によって前記トナー像を前記シートに定着させる定着装置であって、定着液を噴霧するノズルを有するノズルユニットと、前記シートに対して前記ノズルユニットの反対側に位置する対向電極とを備える定着装置と、
    前記ノズルユニットと電気的に接続された第1回路と、前記対向電極と電気的に接続された第2回路と、前記第1回路に流れる電流または前記第2回路に流れる電流を検出する第1電流検出回路と、前記第1回路に印加される電圧または前記第2回路に印加される電圧を検出する第1電圧検出回路と、を備える本体基板と、
    制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1電流検出回路に流れる電流を検出する電流検出処理と、
    前記電流検出処理で検出した電流が第1閾値の範囲内であるか否かを判定する電流判定処理と、
    前記電流判定処理において、前記電流検出処理で検出した電流が前記第1閾値の範囲外である場合に、前記第1電流検出回路に流れる電流が前記第1閾値の範囲内になるように、前記第1回路および前記第2回路の少なくとも一方を制御する電流制御処理と、
    前記電流制御処理によって、前記第1回路および前記第2回路に電流が流れた状態において、前記第1電圧検出回路に印加される電圧を検出する電圧検出処理と、
    前記電圧検出処理において、前記第1電圧検出回路に印加された電圧が、第2閾値を超えているか、または、前記第2閾値を下回っているかを判定する電圧判定処理と、を実行し、
    前記電流検出処理で検出した電流が前記第1閾値の範囲外である場合、または、前記電圧検出処理で検出した電圧が、前記第2閾値を超えているか、あるいは、前記第2閾値を下回っている場合、前記定着装置において前記定着液の噴霧異常があると判断し、
    噴霧異常があると判定した場合、前記電流検出処理で検出した電流、および、前記電圧検出処理で検出した電圧に基づいて、噴霧異常のパターンを判別することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記第1電流検出回路は、前記第1回路に流れる電流を検出し、
    前記制御装置は、
    前記電流制御処理において、前記第1電流検出回路が検出した電流が前記第1閾値の範囲内になるように、前記第1回路を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1電圧検出回路は、前記第2回路に印加される電圧を検出し、
    前記電圧検出処理において、前記制御装置は、前記第1回路および前記第2回路に電流が流れた状態で、前記第1電圧検出回路に印加される電圧を検出し、
    前記電圧判定処理において、前記制御装置は、前記第1電圧検出回路に印加された電圧が、前記第2閾値を超えているか、または、前記第2閾値を下回っているかを判定することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記本体基板は、
    前記第1回路に印加される電圧を検出する第2電圧検出回路を、さらに有し、
    前記電圧検出処理において、前記制御装置は、前記第1回路および前記第2回路に電流が流れた状態で、前記第2電圧検出回路に印加される電圧を、さらに検出し、
    前記電圧判定処理において、前記制御装置は、前記第2電圧検出回路に印加された電圧が、第3閾値を超えているか、または、前記第3閾値を下回っているかを、さらに判定することを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1電流検出回路は、前記第1回路に流れる電流を検出し、
    前記制御装置は、
    前記電流制御処理において、前記第1電流検出回路が検出する電流が前記第1閾値の範囲内になるように、前記第2回路を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1電流検出回路は、前記第2回路に流れる電流を検出し
    前記制御装置は、
    前記電流制御処理において、前記第1電流検出回路が検出する電流が前記第1閾値の範囲内になるように、前記第1回路を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1電流検出回路は、前記第2回路に流れる電流を検出し
    前記制御装置は、
    前記電流制御処理において、前記第1電流検出回路が検出する電流が前記第1閾値の範囲内になるように、前記第2回路を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1電流検出回路は、前記第1回路に流れる電流を検出し、
    前記本体基板は、
    前記第2回路に流れる電流を検出する第2電流検出回路を、さらに有し、
    前記制御装置は、前記電流制御処理において
    前記第1電流検出回路が検出する電流が前記第1閾値の範囲内になるように、前記第1回路を制御し、
    前記第2電流検出回路が検出する電流が第4閾値の範囲内になるように、前記第2回路を制御することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記定着装置は、
    前記定着液を収容する筐体と、
    前記筐体から前記ノズルユニットに前記定着液を供給する供給パイプと、
    前記ノズルユニット内に位置する圧力センサであって、前記ノズルユニット内の圧力を検出する圧力センサと、を有し、
    前記制御装置は、
    前記圧力センサによって検出された圧力が、第5閾値を超えているか、または、前記第5閾値を下回っているか、を判定する圧力判定処理を実行することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御装置は、
    前記噴霧異常のパターンにより、前記ノズルが詰まっていることが疑われる場合、前記ノズルユニットから前記定着液をパージするパージ処理を実行することを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置は、
    ディスプレイ、または、スピーカを備え、
    前記制御装置は、
    前記噴霧異常のパターンにより、エラーを回復できないと判定した場合、前記ディスプレイ、または、前記スピーカにエラーを報知するエラー報知処理を実行することを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、
    ディスプレイ、または、スピーカを備え、
    前記制御装置は、
    前記噴霧異常のパターンに基づいて噴霧異常を回復可能か否かを判断し、噴霧異常を回復可能と判断した場合、噴霧異常を回復するための回復処理を実行し、噴霧異常を回復できないと判断した場合、前記ディスプレイ、または、前記スピーカにエラーを報知するエラー報知処理を実行することを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. シートにトナー像を形成するトナー像形成部と、
    定着液によって前記トナー像を前記シートに定着させる定着装置であって、定着液を噴霧するノズルユニットと、前記シートに対して前記ノズルユニットの反対側に位置する対向電極と、を備える定着装置と、
    前記ノズルユニットと電気的に接続された第1回路と、前記対向電極と電気的に接続された第2回路と、前記第1回路に印加される電圧または前記第2回路に印加される電圧を検出する電圧検出回路と、前記第1回路に流れる電流または前記第2回路に流れる電流を検出する電流検出回路と、を備える本体基板と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記電圧検出回路に印加される電圧を検出する電圧検出処理と、
    前記電圧検出処理で検出した電圧が第6閾値の範囲内であるか否かを判定する電圧判定処理と、
    前記電圧判定処理において、前記電圧検出処理で検出した電圧が前記第6閾値の範囲外である場合に、前記電圧検出回路に印加される電圧が前記第6閾値の範囲内になるように、前記第1回路および前記第2回路に電圧を印加する電圧制御処理と、
    前記電圧制御処理によって、前記第1回路および前記第2回路に電圧が印加された状態において、前記電流検出回路に流れる電流を検出する電流検出処理と、
    前記電流検出処理において、前記電流検出回路に流れた電流が、第7閾値を超えているか、または、前記第7閾値を下回っているかを判定する電流判定処理と、を実行し、
    前記電圧検出処理で検出した電圧が前記第6閾値の範囲外である場合、または、前記電流検出処理で検出した電流が前記第7閾値を超えているか、あるいは、前記第7閾値を下回っている場合、前記定着装置において前記定着液の噴霧異常があると判断し、
    噴霧異常があると判定した場合、前記電圧検出処理で検出した電圧、および、前記電流検出処理で検出した電流に基づいて、噴霧異常のパターンを判別することを特徴とする、画像形成装置。
  14. 前記画像形成装置は、
    ディスプレイ、または、スピーカを備え、
    前記制御装置は、
    前記噴霧異常のパターンに基づいて噴霧異常を回復可能か否かを判断し、噴霧異常を回復可能と判断した場合、噴霧異常を回復するための回復処理を実行し、噴霧異常を回復できないと判断した場合、前記ディスプレイ、または、前記スピーカにエラーを報知するエラー報知処理を実行することを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
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