JP7307452B2 - ラベル発行装置 - Google Patents
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Description
製造作業指示を登録する登録手段と、
前記登録手段で登録された前記製造作業指示を指定可能に表示する製造作業指示表示手段と、
前記製造作業指示に対する編集を行う編集手段と、
前記製造作業指示表示手段で同一の前記製造作業指示が指定されたとき、再発行であるかを報知する報知手段とを備え、
前記編集手段を利用して前記製造作業指示を編集した場合に、前記報知手段で報知しないことを特徴とする。
また、本発明によれば、製造作業指示の再発行指示であるのか否かを操作者に確実に確認することができ、誤操作を防止することが可能なラベル発行装置を提供することができる。
指示ラベル発行後、その指示ラベルが少し破れてしまった等の理由で、同じ製造作業指示の指示ラベルを再発行した場合、再発行した指示ラベルを見た作業者等は、二枚目以降の指示ラベル(再発行の指示ラベル)であると容易に認識することができる。
また、このラベル発行装置は、商品情報を印字したラベルを発行することができ、且つ、上記製造作業指示を示すラベルを発行することができるものであってもよい。
制御部11には、バス等の通信線を介して記憶手段2、計量部3、発行部4、表示部5、スキャナ6、操作入力部7、通信部8、ラベル種類検出部9などが電気的に接続されている。
可変長ラベルの場合は情報量に応じた位置で適宜切ることができるので、通常の製造作業指示ラベルと再発行の製造作業指示ラベルはその都度カットするのがよい。
ラベル発行装置により発行される、製造作業指示が記載されたラベルLには、図3に示す例では、商品の品番(001等)、指示ラベル発行日時情報、商品の名称(豚ロース生姜焼用等)、製造予定のパック数(150g×15パック等)、使用トレー情報(TERA-A17-30等)、指示者から作業者への製造作業指示のコメント(お買い得シールを貼ってください等)、商品を呼び出す商品コード(バーコード)、指示者の氏名等が印字されている。バーコードの形態はCODE128、CODE39、NW7等何でもよい。
商品コードは製造に関する様々な情報を記録できる。この情報としては、例えば、品番、パック数、枚数、重量や製造日などを挙げることができる。作業者がバーコードリーダー等でこの商品コードを読み込むことにより、ラベル発行装置や上位管理装置等と連携して製造作業指示の確認等に使用できる。さらに、製造が終了したときのラベル発行時の呼出し用やパック数入力用の商品コードとしても使える。
商品コードに品番とパック数を紐づけておけば、その日の総生産数や残りの残数、POS端末の情報から出た数に対してどの程度陳列されているのかの判断も可能である。
また、商品コードの先頭数字を発行枚数情報として印字しておけば作業者は数字からも判断できる。図4の例では商品コードのバーコードの先頭02は2枚目であることがわかる。
ラベル発行装置により発行される、製造作業指示が記載されたラベルLRには、図4に示す例では、図3に示す例と同じ指示内容である、商品の品番、指示ラベル発行日時情報、商品の名称、製造予定のパック数、使用トレー情報、指示者から作業者への製造作業指示のコメント、発行枚数や品番やパック数等の商品コード、指示者の氏名等が印字されており、さらに、「2枚目」などの再発行であることを示す再発行表示部LRa、「1枚目発行時刻 14:10:00」などの1枚目のラベル(最初の指示ラベル(再発行の元のラベル))の発行時刻情報表示部LRb等が印字されている。
再発行表示部LRaは、例えば、白黒反転表示であってもよいし、網掛け表示、通常印字部分と異なる色の印字表示、等であってもよい。また、再発行表示部LRaは、再発行の回数に応じて「3枚目」、「4枚目」、・・・等と表示してもよい。
また、2枚目であっても、指示者からの同じ製造作業指示で2度目の発行であることがわかっている場合にはそれがわかるような表示があってもよい。
固定長ラベルの場合は一枚ごとに再発行表示部を設ける必要がある。ラベルを一枚一枚はがして使う可能性があるので、作業者が見落とさないためである。
制御部11は、発行部4により、上記指示ラベルや、再発行の指示ラベルを発行する処理を行う。
ラベル発行装置1の制御部11は、ラベル種類検出部9(判定手段)により、本体部1bに設けられたラベルの種類が固定長ラベルと検出した場合、一枚の固定長ラベルに一件の製造作業指示を発行部4により印刷する処理を行う。
また、制御部11は、ラベル種類検出部9(判定手段)によりラベルの種類を可変長ラベル(台紙レスラベル)と判定した場合に、固定長ラベルで印刷したときに発生する余白部分、及びラベルギャップの長さ部分を縮小して、可変長ラベルに複数の製造作業指示を発行部4により印刷する処理を行う。例えば、図5に示すように、複数の製造作業指示をまとめて1つ可変長ラベルLVが発行される。可変長ラベルでは、固定長ラベルと比べて、ラベルの使用量を低減することができる。
また、図6に示すように、再発行の可変長ラベルLVRには、さらに、「2枚目」などの再発行であることを示す再発行表示部LRa、「1枚目発行時刻 14:10:00」などの1枚目のラベル(最初の指示ラベル)の発行時刻情報表示部LRb等が印字されている。
特に、可変長ラベルである台紙レスラベルでは、再発行表示部をラベルのヘッダ部分にわかりやすく表示するのが好ましい。台紙レスラベルは内容量によってラベルの長さが変わるため、常にヘッダに再発行表示部を設ければ作業者の見落としを防ぐことができる。
なお、再発行表示部をラベルのフッタに設けてもよい。
制御部11は、登録手段111、製造作業指示表示手段112、第1の出力手段113、第2の出力手段114、報知手段115、編集手段116、選択手段117等を有する。制御部11は、例えば、記憶部に記憶されているプログラムを実行することにより、上記各機能をコンピュータとしてのラベル発行装置に実現する。
また、報知手段115にて再発行である旨を確認したとき、第1の出力手段113にて再発行である旨を出力する。詳細には、第1の出力手段113は、発行部4による印字、表示部5による表示等の処理を行う。
一覧表の中ですでに発行している製造作業指示がある場合には表の製造作業指示欄を白抜き文字にしたり斜線で表示したりすることで指示者が発行したことの確認ができ、さらに一旦発行済であっても製造作業指示に変更があった場合には元に戻すことで新規の製造作業指示であることを確認できる。
一括発行は指示者に未発行の製造作業指示ラベルを一括で発行できるメリットがあるとともに、その中に再発行の製造作業指示ラベルがある場合には再発行かを確認できる表示が出るので重複発行を防ぐことができるメリットがある。
本発明の実施形態に係るラベル発行装置では、一度、所定の製造作業指示を選択して指示ラベルを発行後、例えば、指示ラベルの破損等が発生するなどして、再度、同じ内容(同じリスト番号)の製造作業指示を選択して発行可能である。
その際、制御部11は、図11に示す例では、例えば番号2の製造作業指示が発行済みであることを表示し(報知手段115)、製造作業指示ラベルを再発行するか、中止するかを選択可能な画面を操作可能に表示する処理を行う。つまり、報知手段115は、製造作業指示表示手段112で同一の製造作業指示が指定されたとき、再発行であるかを報知する。
また、制御部11は、報知手段115に対応して製造作業指示の発行処理を選択する選択手段117を有する。
図11に示した、はいボタンB31、いいえボタンB32は、上記選択手段117の一例である。
詳細には、はいボタンB31が操作された場合、制御部11は、その選択された製造作業指示を示すラベル(指示ラベル)を、例えば図4に示すように、ラベルに再発行であることを示す表示、具体的には「2枚目」、一枚目発行時刻等を追加して再発行する処理を行う。
つまり、制御部11は、上記選択手段117にて再発行である旨を選択した場合に、製造作業指示ラベルに再発行である旨を表示する出力手段(第1の出力手段113)を有する。
図11に示した、いいえボタンB32が操作された場合、制御部11はラベルの再発行を中止する。
新規発行したい場合、数量を更新したことを条件に発行できることを「いいえ」のボタン押下後にメッセージ等で操作案内をしてもよい。
すなわち、同内容の製造作業指示を新規でラベルを発行する場合、簡単な操作により、再発行表示せずに、新規で指示ラベルを発行することができる。
例えば、図10に示すように、一覧の1番目と2番目の製造作業指示のラベルが発行済みであり、2番目の製造作業指示の内容を変更した場合、発行済情報はクリアされ、図13に示すように、「発行済み」であることを示す表示を「未発行」であるように表示を変更する。例えば「発行済み」を示す白黒反転表示、網掛け表示、通常の表示色とは異なる色表示などを、「未発行」を示すように通常表示に変更する。
図13に示す例では、一覧の2番目の製造作業指示の製造トレーを小トレーから中トレーに変更した場合を示している。前述のように数量を同じ値で変更した場合でも「未発行」の表示に切り替えてもよい。
例えば、この一覧の2番目の製造作業指示のラベルを発行する場合、制御部は「2枚目」等の再発行表示を行わずに、指示ラベルを発行する処理を行う。
図14に示す例では、ラベル発行装置の製造作業指示のラベルの設定画面(値付け画面を兼ねている)は、現在日時表示部D1、商品の名称設定表示部D2、商品コード設定表示部D3、内容量設定表示部D4、内容量単位設定表示部D5、風袋量設定表示部D6、重さ設定表示部D7、単価設定表示部D8、値段設定表示部D9、印字イメージ表示領域D10、製造作業指示の設定画面を終了するための製造作業指示終了ボタンB1、製造数設定表示部D11、トレー設定表示部D12、製造コメント設定表示部D13、印字イメージの言語表示を切替えるための言語表示切替えボタンB2、設定モードを終了するための終了ボタンB3、各種モード切替えボタン(FモードボタンBF、LモードボタンBL、MJモードボタンBMJ)等を有する。値付画面でMJモードボタンBMJを押下すると製造作業指示一覧画面(図8)へと移行する。
製造数は初期値0で必ず入力後に発行する。製造数設定表示部D11からの入力と印字イメージ表示領域D10の印字イメージの数量の表示領域をタッチしても入力できるようにしてもよい。
図14は値付けの操作ができる画面でもあるがこの画面からでも製造作業指示ラベルの発行指示ができることで値付けの操作終了後すぐに発行ができる。
ここでの発行操作はメカキーの発行ボタン押下や画面上で通常の値付けラベル発行と同じ方法をおこなう。発行中はポップアップ表示を出してもよい。
図14の発行動作は、通常の値付けラベルの発行動作と同じ操作を行わせることで指示者が操作しやすいようにしている。
ただし、図14の値付画面は図8の製造作業指示一覧画面に示すように一括発行するわけでないので一括発行のような表示を出さないが発行動作が値付けラベルの発行時とは異なるので、製造作業指示ラベルの発行開始後は画面最下部のステータスバーに「製造作業指示中」と点滅表示させる。
一方、値付画面では新規再発行で同一の数量でも新規発行できる。その場合に連続で同じ数量を発行する場合や呼出した商品の数量と今回の数量が同じ場合には指示者に同じ数であることの表示や報知をしてもよい。
制御部11は、操作入力部からの信号に応じて各設定を変更し、その設定に基づいて製造作業指示を示すラベルの印字イメージを生成し、印字イメージ表示領域D10に表示する処理を行う。
詳細には、印字イメージ表示領域D10には、製造作業指示のラベルの印字イメージが表示されており、その表示領域の下部分に更新日時が表示され、「製造作業指示ラベル」の印字イメージが表示されている。
また、本発明の実施形態に係るラベル発行装置では、Fタブ(通常値付けを行うタブ)内で「製造作業指示開始」ボタンを操作された場合、制御部11は、現在の呼び出し中の商品データの値に基づいて製造作業指示を発行する処理を行う。この画面は追加での作業指示を行うことを想定した画面なので、指示ラベルに「二枚目」表示を行わない。他の商品データを呼び出す場合は所有のコードを入力して呼び出すこともできる。
ただし、本発明の実施形態に係るラベル発行装置では、二回連続で発行ボタンが押されて意図せず同じラベルを出すことを防ぐために、以下の動作を行う。
製造作業指示ラベルが発行された後、制御部11は、図15に示すように、自動的に指示製造数を「0」に変更して、製造数設定表示部D11に表示する。「0」ではなく初期設定状態に戻したり「Null」に変更したりしてもよい。
製造数0は、現在は「数を指定せずとにかく発行を指示する(作れるだけ作るなどを想定)」の動きですが、スペック設定などにより指示数がなければラベルが発行できないなども選択可能にすることで、二回連続での同一の製造作業指示を示すラベル(指示ラベル)の発行を防ぐことができる。製造数は「0」だけでなく「Null桁」、「All」、「9999」などでも可能である。
図14の画面では製造作業指示終了ボタンB1を押すまでは品番切り替えで製造作業指示のラベルを発行できる。
すなわち、本発明によれば、以前に指定され且つ発行された製造作業指示と同一の製造作業指示が指定されたとき、操作者にその指定が再発行であるか否かを確実に報知するラベル発行装置1を提供することができる。つまり、製造作業指示の再発行指示であるのか否かを操作者に確実に確認することができ、誤操作を防止することが可能なラベル発行装置を提供することができる。
すなわち、製造作業指示を示すラベルの再発行、又は再発行中止などを操作者に容易に選択させるラベル発行装置1を提供することができる。
すなわち、製造作業指示を示すラベル(指示ラベル)を再発行する場合、容易にそのラベルを再発行することができ、且つ、作業者等にとって再発行したラベルであることが容易に認識できるラベルを発行可能な、ラベル発行装置1を提供することができる。
すなわち、製造作業指示が編集された場合、その編集された製造作業指示が製造作業指示表示手段により指定されたとしても、報知手段115による再発行であるか否かの報知を行わないので、誤操作等を防止するラベル発行装置1を提供することができる。
また、ラベル発行装置1は、第2の出力手段114で製造作業指示を出力するとき、編集手段116が有効となる。第2の出力手段114は例えば編集画面であり、容易に編集作業を行うことができる。なお、実際は編集が必要ではなくとも、第2の出力手段114は「追加発行専用」となる。よって、詳細には強制的に編集画面を表示することで、ラベルの記載内容を編集したことにする。
すなわち、出力手段(第1の出力手段113)により、ラベルに再発行であることがわかる表示(例えば網掛け表示、白黒反転表示等の区別可能な表示)やマーク等を印字することで、作業者にその指示ラベルが再発行であることを容易に認識させることができる。
すなわち、再発行した指示ラベルに、最初に指示ラベルを発行した時間や指示者(発行者)の氏名等を印字することで、作業者は再発行した指示ラベルを見ることで、その再発行した指示ラベルの内容を指示者に確認する等、容易に確認作業を行うことができる。
なお、ラベル発行装置は、例えば、当日の累積製造枚数と再発行の製造枚数をラベルに印字してもよく、この場合、現在の状況を容易に確認することができる。よって、紛失したラベル(重複した内容)がみつかっても、製造指示を重複して作業することを防止することができる。
すなわち、ラベルを発行したことを画面上で分かるように表示し、編集手段116で未編集であれば再発行に該当するので、再発行の注意を促すことができる。
なお、第1の出力手段113は、例えば製造作業指示を示すラベルの製造作業指示一覧画面である。この発行画面には発行履歴を記憶する機能があり、例えば一定期間(1日)発行すると発行済フラグが付与される。よって、2回以降は、同じ印字内容であれば再発行の可能性があるので、確認手段が行われる。製造作業指示が編集されていれば新規発行とする。具体的には、例えば指示数を間違えてしまい、製造作業指示を示すラベルを再発行する場合、間違えて発行した指示ラベルに関し、発行した操作者(指示者)は間違いを把握しているのでその指示ラベルを破棄する。
また、バーコードチェッカーで再発行のラベルを読み込んだ際に、音声で「再発行」を報知することや音で作業者に認識させることも可能である。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
2…記憶手段
2A…ROM
2B…RAM
4…発行部
5…表示部(表示手段)
7…操作入力部
11…制御部(制御手段)
111…登録手段
112…製造作業指示表示手段
113…第1の出力手段
114…第2の出力手段
115…報知手段
116…編集手段
117…選択手段
Claims (4)
- 製造作業指示を登録する登録手段と、
前記登録手段で登録された前記製造作業指示を指定可能に表示する製造作業指示表示手段と、
前記製造作業指示に対する編集を行う編集手段と、
前記製造作業指示表示手段で同一の前記製造作業指示が指定されたとき、再発行であるかを報知する報知手段とを備え、
前記編集手段を利用して前記製造作業指示を編集した場合に、前記報知手段で報知しない
ことを特徴とするラベル発行装置。 - 前記報知手段に対応して前記製造作業指示の発行処理を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1に記載のラベル発行装置。
- 前記選択手段にて再発行である旨を選択したとき、製造作業指示ラベルに再発行である旨を表示する出力手段を有する
ことを特徴とする請求項2に記載のラベル発行装置。 - 前記製造作業指示を出力したことを記憶する記憶手段を備え、
前記記憶手段で前記製造作業指示が発行済と記憶され、且つ、前記編集手段にて前記製造作業指示が未編集の場合に、前記報知手段が有効となる
ことを特徴とする請求項1に記載のラベル発行装置。
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