JP7188731B2 - 印刷システム及びプログラム - Google Patents
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Description
先行技術文献の印刷システムにおいては、商品情報が記載された棚ラベル(POP広告等)と、その商品の顧客吸引力を上げるためのPOPシート(スポッター等)を棚ラベル用のプリンタとPOPシート用のプリンタからそれぞれ印刷していた。
(商品情報出力システムの全体構成)
図1は、本実施形態に関する商品情報出力システムの全体構成を示す模式図である。
なお、本部サーバ1と印刷データ出力装置2と印刷手段3とを接続するネットワーク4は、有線のものに限らず、無線によって接続されてもよい。
CPU211は、ソフトウエアプログラムの命令を実行する素子である。
ROM212は、コントローラ21上で動作するためのプログラム等が予め記憶された記憶素子である。なお、プログラム等は、CD-ROMなどの可搬型記憶媒体に記憶させ、CD-ROMドライブなどの外部装置により読み取るように構成してもよい。
メモリ214は、ハードディスク装置等から構成され棚札やPOP広告の印刷等に使用される印刷データの生成、出力、管理等の処理を行うための情報が記憶される記憶手段である。
ネットワークI/F215は、ネットワーク4上に接続された手段とデータのやり取りを行うための回路である。
入力手段I/F216は、入力手段22との入出力を行うための回路である。
表示手段I/F217は、表示手段23との入出力を行うための回路である。
接続手段218は、インターネットとの接続を行う手段である。
コントローラ31は、CPU311、ROM312、メモリ313、ネットワークI/F314を有する。
図2は、本実施形態に関する印刷データ出力装置2及び印刷手段3の機能ブロック図である。
印刷データ出力装置2は、印刷データ出力手段(商品情報出力手段)201、印刷データ生成手段(商品情報出力データ生成手段)202、用紙選択手段203、商品情報記憶手段204、カード情報記憶手段205、用紙情報記憶手段206、通信部207を備える装置として機能する。
印刷手段3は、印刷制御手段301、エンジン制御手段302、用紙検出手段303等を備え、印刷データを展開し用紙に印刷する装置として機能する。
用紙検出手段303は、給紙カセット等に収納されている用紙の情報を検出する。
ここで、図3ないし図5を参照して、本実施形態に関する印刷システムにおいて処理される商品情報ファイル、カード情報ファイル、用紙情報ファイルについて説明する。初めに、図3を参照して、商品情報ファイルについて説明する。
商品情報ファイルは、各商品に対して定義された項目を記憶した商品情報のファイルである。商品情報ファイルは、各店舗の印刷データ出力装置2により、所定の条件(例えば、明日が「特売開始日」である商品など)を設定して本部サーバ1等の各サーバ(商品マスターデータを記憶する商品マスタサーバや特売スケジュール等を記憶する企画マスタサーバ等)に問い合わせをすることなどで、各サーバが保持する商品情報や売価情報、特売スケジュール情報等を取得して生成される。商品情報ファイルは、例えばテキストファイルに保存し、各店舗の印刷データ出力装置2の商品情報記憶手段204に記憶されている。
なお、上記商品情報ファイルにおいては、商品情報に関連付ける印刷フォーマットとして、「カード1」、「カード2」の項目を有しているが、例えば「カード1」から「カード5」のように、さらに多くの印刷フォーマットを設けてもよい。
また、同2行目の商品情報には、印刷フォーマット2(カード2)に「広告B」、印刷フォーマット(カード)2による印刷枚数に「1」が設定されている。
次に、図4を参照して、カード情報ファイルについて説明する。カード情報ファイルは、各商品を印刷する際に使用する印刷フォーマット情報(カード情報)のファイルである。カード情報ファイルは、例えば本部等において作成されてクラウドサーバに保存された情報を、各店舗の印刷データ出力装置2により取得して、テキストファイルとして、印刷データ出力装置2のカード情報記憶手段205に記憶されている。
また、カード属性は、図示しないシステム設定画面において、任意に登録することができ、例えば新しく複数税率に対応させた印刷フォーマットを作成した場合に、カード属性として「複数税率」というカード属性を新規に登録して新しいカードに定義することができる。
また、同2行目のカード情報として、さらに「組合せ条件1」が「特別ポイント1≧1」組合せカード1が「スポッター用」、であることが設定されている。
また、同6行のカード情報として、用紙切替条件が「特売終了日=特売開始日」、切替用紙が「A4 黄色」であることが設定されている。
次に、図5を参照して、用紙情報ファイルについて説明する。用紙情報ファイルは、各商品を印刷する際に使用する用紙(印刷媒体)情報のファイルである。
前記用紙情報は、「用紙名」、「用紙サイズ」、「表面情報」、「収納場所」、「残数」等の項目からなり、各用紙に対して各項目が関連付けられたデータである。
また、同2行目の用紙情報として、用紙名が「A3白色」、用紙サイズが「A3」、収納場所が「カセット2」、残数が「500(枚)」が設定されている。
また、同3行の用紙情報として、用紙名が「A4黄色」、用紙サイズが「A4」、収納場所が「カセット3」、残数が「100(枚)」が設定されている。
また、同4行の用紙情報として、用紙名が「A4事前」、用紙サイズが「A4」、収納場所が「手差し」、残数が「0(枚)」が設定されている。
図6は、本実施形態に関する印刷システムにおける印刷処理の全体の流れを示すフローチャートの一例である。
まず、印刷データ出力手段201は、ユーザーが、入力手段22を操作して商品を選択し、印刷(商品情報出力)の指示を入力するのを待つ(手順S101)。
印刷データの生成に際しては、印刷データ生成手段202は、商品情報を印刷するカード(印刷フォーマット)を変更するカード変更処理(手順S105)、通常印刷するカードに特別カードを組み合わせる組合せカード設定処理(手順S106)、用紙選択手段203により選択された用紙が不足している場合などに行われる代替用紙設定処理(手順S107)などの処理を行う。
前記印刷データ及び前記用紙情報を受信した前記印刷手段3は、印刷データ及び用紙情報に基づいて用紙(印刷媒体)に印刷して(手順S109)、商品情報の印刷(出力)を終了する。なお、本発明は、上記手順の全てを備えていなければならないものではない。
図7は、本実施形態の印刷データ出力装置2における用紙の選択処理(手順S104)の流れを示すフローチャートの一例である。
なお、上記用紙切替条件は、日付を条件とするものに限られるものではなく、ユーザーが適宜設定できる。
以上、本実施形態に係る印刷データ出力装置2における用紙の選択処理の手順S104の一例の説明を行った。
カード変更とは、商品情報を印刷する際に該印刷する商品情報が所定の条件を満たす場合に、商品情報を印刷するカード(印刷フォーマット)を他のカード(印刷フォーマット)に変更することなどをいう。例えば、印刷する商品情報に複数税率の対象商品であることが設定されている場合には、棚札等を印刷する際に、通常使用している商品情報を印刷するカード(印刷フォーマット)とは異なる、複数の税率を共に印刷することができるカード(印刷フォーマット)に変更するなど印刷形態を異ならせて、棚札等を印刷するための印刷データを生成することなどをいう。
次に、印刷データ生成手段202は、読み込んだ複数の商品情報からn番目の商品情報に設定されたカード情報にカード変更条件の設定がされているか否かを検出する(手順S1052)。
以上、本実施形態に係る印刷データ出力装置2における商品情報の所定の条件に伴ってカード(印刷形態)を変更する印刷データ生成処理の手順S104の一例について説明を行った。
組合せカードとは、商品情報を印刷する際に該印刷する商品情報が所定の条件を満たす場合に、通常印刷するカード(印刷フォーマット)に加えて特別なカード(印刷フォーマット)等を組み合わせて印刷することであり、例えば、印刷する商品情報に特別ポイントが付与されることが設定されている場合などに、商品情報を印刷するカードとともに特別ポイントが付与されることを強調するカード等を組み合わせて印刷する場合などがある。
一方、印刷データ生成手段202は、読み込まれたカード情報にカード組合せ条件の設定がされていないことを検出した場合には、処理を終了する。
そして、印刷データ生成手段202は、変数nがn1以上か否かを検出し(手順S1065)、変数nがn1以上であれば処理を終了し、変数nがn1未満であれば、n=n+1として(手順S1066)、手順S1062に戻り、上記手順S1062から手順S1065を、印刷のために選択された商品情報の数だけくり返す。
また、カードの組合せ条件として、特別ポイントの値を設定するなどして、所定の値以上の場合にだけカードを組合せて印刷データの生成するようにしてもよく、ポイント数に応じて組合せるカードを異ならせて印刷データを生成するなどしてもよい。
以上、本実施形態の印刷データ出力装置2における組合せカードに関する印刷データの生成処理の一例の説明を行った。
代替用紙設定とは、用紙選択手段203等によって選択された用紙が不足するなどして給紙不能である場合に、選択された用紙に代替できる代替用紙が存在するか否かを検出して、代替用紙が給紙可能であれば、印刷に用いる用紙を代替用紙に切り替えて選択して印刷処理を行うことである。
次に、印刷データ生成手段202は、先に選択されていた用紙に事前印刷情報があるか否かを検出する(手順S1704)。事前印刷情報とは、用紙にあらかじめ印刷されている情報をいい、例えば、黄色のA4の用紙であれば、黄色の背景色情報であり、製造者のロゴ等が記入された事前印字用紙であれば、ロゴ等のイラスト情報等の印字情報ある。なお、事前印刷情報は、用紙情報ファイル等に記憶しておくことができる。
一方、先に選択されていた用紙に事前印刷情報がないことを検出した場合には、処理を終了する。
以上、本実施形態の印刷データ出力装置2における代替用紙の設定処理を伴う印刷データの生成の一例について説明を行った。
なお、本実施形態においては、用紙情報を印刷手段3の複数の給紙カセットや手差しトレイに関連付けて、用紙の情報を検出して使用する用紙を切替えているが、例えば印刷データ出力装置2に用紙の種類を検出するセンサー等を設けて、用紙検出手段によって用紙の表面の情報等を検出して、用紙の種類や残量等を検出してもよい。
また、POP広告等の発行予定が決定している場合等には、必要な特別な用紙をシミュレーションによって算出することもでき、必要な特別な用紙を把握することができる。そのような場合には、特別な用紙を印刷に必要な枚数分を予め給紙トレイに収納しておき、各給紙トレイに収納した特別な用紙の枚数の情報等を印刷データ出力装置2の記憶手段に記憶することによって、記憶された枚数が印刷されたことを検出することで、選択された用紙が給紙不可能であることを検出することもできる。
その際には、予め給紙カセットに収納する特別な用紙の枚数を設定する入力手段を設けて、該特別な用紙の枚数を管理してもよい。
これによって、例えば複数税率が設定されている商品に対しては、複数の税率が表示された棚札等を準備することができ、顧客に対して顧客が購入する時の税率を容易に理解させることができる。
これによって、特別なPOPによって広告する商品情報のPOPを簡単に理解することができ、特別なPOPの取り扱い、配置等がやりやすくなる。
そして、前記給紙不能である用紙が、事前に印刷がなされた用紙など特別な表面情報を有する用紙であった場合には、印刷データ生成手段202は、印刷データに特別な用紙に事前に印刷されていた事前印刷情報もしくはそれに準ずる情報を含ませて印刷データを生成する。
それにより、ユーザーは、事前印刷用紙によって印刷してのと同等の印刷をお行うことができPOP等の印刷を続けることができ作業効率の低下を防ぐことができる。
本実施形態の印刷データ出力装置2において、ユーザーは、表示手段23に表示される操作画面を操作することで、印刷の指示、商品情報ファイルの商品情報の追加、修正当、及び、カード情報ファイルのカード情報の追加、修正等を行う。
以下に、本実施形態の印刷データ出力装置2において、表示手段23に表示される表示画面について説明する。
印刷データ出力装置2の印刷データ出力手段201は、表示手段23に、印刷する商品情報の選択、商品情報の追加、修正、及び印刷の指示をするための一覧入力画面5を表示する。
一覧入力画面5は、ユーザーが、本実施形態のプログラムのメニュー画面に表示される「一覧入力」ボタンなどを操作することなどにより、表示手段23に表示される。
ユーザーは、「プレビュー」欄541によって、商品情報の印刷状態を確認することができ、「前の商品」ボタン542及び「後の商品」ボタン543を操作することで、「プレビュー」欄541に表示される商品情報を変更することができる。
ユーザーが「新規」ボタン556を操作すると、印刷データ出力手段201は、「一覧表示」欄53に、データを一行追加する。また、ユーザーが「一覧表示」欄53の商品情報を選択して「商品削除」ボタン557を操作すると、印刷データ出力手段201は、選択された商品情報の表示を削除する。ユーザーが「一覧表示」欄53の商品情報を選択して「プレビュー」ボタン558を操作すると、印刷データ出力手段201は、表示手段23に、選択された商品情報の印刷状態の印刷プレビュー画面7を表示する。なお、印刷プレビュー画面7については、後述する。
また、「一覧表示」欄53の2行及び4行の商品情報は、「カード2」欄に「広告B」が設定され、「印刷指示2」欄にカード2による印刷が設定されている。印刷するカード2の枚数は、1枚である。
印刷データ出力手段201は、ユーザーが、一覧入力画面5の「カード1」列53a、「カード2」列53bをクリックすると、カード選択ウインドウ56を表示する。ユーザーは、カード選択ウインドウ56で、商品情報を印刷するための印刷フォーマット(カード情報)を設定することができる。
このように、本実施形態の印刷データ出力装置2においては、印刷情報を印刷するカード(印刷フォーマット)情報を設定する際に、カード情報を絞り込むことができるので、使用者のカードの選択を容易にしている。
印刷データ出力手段201は、ユーザーが、メニュー画面もしくは一覧入力画面5に表示される「カード入力」ボタン503を操作すると、表示手段23にカード入力画面6を表示する。
図14に、カード入力画面6の一例を示す。カード入力画面6は、「カードプレビュー」欄61、「商品情報」欄62、「カード選択」欄63を有する。カード入力画面6の上方位置には、「メニュー」ボタン601、「一覧入力」ボタン602、「カード入力」ボタン603、「カード設定」ボタン604を有する。ユーザーが「メニュー」ボタン601を操作すると、印刷データ出力手段201は、表示手段23に、メニュー画面を表示する。同様に、「一覧入力」ボタン602を操作すると、表示手段23に、一覧入力画面5を表示する。同様に、「カード設定」ボタン604を操作すると、表示手段23に、後述するカード設定画面9を表示する。
また、ユーザーが「カードプレビュー」欄61の印刷項目61aをクリックすると、印刷データ出力手段201は、「商品情報」欄62の対応する箇所62aを編集可能状態とする。ユーザーは、編集可能状態となった箇所のデータを変更することができる。
印刷データ出力手段201は、ユーザーが、一覧入力画面5において、「選択」列によって商品情報を選択して、「プレビュー」ボタン558を操作すると、選択した商品について、印刷データ生成手段202が生成した印刷データを印刷プレビュー画面7に表示する。
図15に、印刷プレビュー画面7の一例を示す。印刷プレビュー画面7は、「印刷プレビュー」欄71を有する。印刷データ出力手段201は、印刷プレビュー画面7に、表示された印刷データを修正する「修正」ボタン721を表示する。
印刷プレビュー画面7は、上方位置に、「メニュー」ボタン701、「一覧入力」ボタン702、「カード入力」ボタン703、「カード設定」ボタン704を有する。
印刷データ出力手段201は、ユーザーが、「印刷プレビュー」欄71に表示されたカード(図中、点線71aで示す。)の印刷形態を変更するなどのために、該カードを選択して「修正」ボタン721を操作すると、カード修正画面8を表示する。
図16に、カード修正画面8の一例を示す。カード修正画面8は、「カードプレビュー」欄81、「商品情報」欄82を有する。
「カードプレビュー」欄81は、印刷等に用いる印刷データの出力状態をカードの形で表示する。「商品情報」欄82は、「カードプレビュー」欄81に表示される商品情報の項目の一覧を表示する。「商品情報」欄82の上方位置には、「修正」ボタン821、「戻る」ボタン822を有する。
カード修正画面8は、上方位置に、「メニュー」ボタン801、「一覧入力」ボタン802、「カード入力」ボタン803、「カード設定」ボタン804を有する。
そして、ユーザーが、「戻る」ボタン822を操作すると、印刷データ出力手段201は、変更した内容を商品情報記憶手段204に記憶して、前画面である印刷プレビュー画面7を表示する。
印刷データ出力手段201は、ユーザーが、メニュー画面等に表示される「カード設定」ボタンを操作すると、表示手段23に、カード設定画面9を表示する。ユーザーは、カード設定画面9で、商品情報の印刷に使用するカード(印刷フォーマット)情報の設定、修正をすることができる。
カード情報欄93は、「(カード)名称」欄931、「用紙」欄932、「用紙切替設定」欄933、「カード属性情報」欄934、「カード寸法」欄935、「使用期限」欄936等を有する。
カード設定画面9の上方位置には、メニュー画面に移行するための「メニュー」ボタン901、「一覧入力」ボタン902、「カード入力」ボタン903、「カード設定」ボタン904を有する。
例えば、商品の製造会社や商品が属する部門、店舗における企画等に応じて適宜設定することができる。
なお、図21(a)において、印刷A1と印刷A2は、左右方向に隣接し、印刷B1と印刷B2は、上下方向に隣接しているように、「カードA」のレイアウトによる商品情報の通常の印刷データ(右側)と「スポッター用」のレイアウトによる特別情報の印刷データが隣接する方向は限定されない。
また、図21(b)において、印刷A1と印刷A2は、天地を入れ替えて印刷されているように、「カードA」のレイアウトによる商品情報の通常の印刷データ(右側)と「スポッター用」のレイアウトによる特別情報の印刷データの向きについても限定されない。
上記のように、向きや隣接する方向を適宜制御することで、用紙の無駄をなくすことができる。
ただし、ユーザーが予め隣接する方向や印刷する向きを予め設定しておくことで、設定した方向や印刷する向きに印刷できるようにしてもよい。
また、印刷データ出力手段201は、例えば飲料品に関する商品情報を示すカードと、食品に関する商品情報を示すカードが混在しないように、商品の種類に応じて順番に出力することもでき、図21における印刷状態の例では、組合せカードを有する商品情報について先に出力し、その後に、飲料品に関する商品情報、食料品に関する商品情報の順番に出力している。
カードデザイン欄91に示すように、当該商品には、イートイン(購入した商品を店内で飲食する場合)とイートアウト(購入した商品を持ち帰る場合)の2つの購買条件についての税率が設定されていることが表示されている。
このように、複数の税率が設定されている商品に対しては、棚札やPOP等に、通常税率と軽減税率とが並べて印刷されているので、購入する顧客は、各人の状況にあった商品の価格を容易に認識することができる。
また、複数税率の表示を、店舗情報等の所定の条件にリンクさせるなどして、所定の条件を満たす場合には、通常税率のみ、もしくは軽減税率のみを印刷するカードを自動的に設定するように制御することもできる。
以上のように、本実施形態の印刷データ出力装置においては、購買条件によって複数の税率が設定されている商品については、自動的に複数の税率の対象商品であることが分かるような通常の印刷態様とは異なる印刷態様によって印刷するので、購買者に対して、購買時の税率を容易に理解させることができる。
なお、以上の実施形態は,請求項に記載された発明を限定するものではなく,例示として取り扱われることは言うまでもない。
2 :印刷データ出力装置
3 :印刷手段
21 :コントローラ
201 :印刷データ出力手段
202 :印刷データ生成手段
203 :用紙選択手段
204 :商品情報記憶手段
205 :カード情報記憶手段
206 :用紙情報記憶手段
207 :通信部
22 :入力手段
23 :表示手段
31 :コントローラ
32 :プリンタエンジン
301 :印刷制御手段
302 :エンジン制御手段
303 :用紙検出手段
Claims (4)
- 指定された商品情報を印刷媒体に印刷するための印刷システムであって、
前記商品情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が前記商品情報に関連する特別情報を併せて記憶している場合に、前記特別情報を前記商品情報と隣接する何れの位置に配置するかの設定を受け付ける受付手段と、
前記商品情報、前記特別情報及び前記受付手段により受け付けた設定に基づいて当該商品情報と当該特別情報とが関連していることが分かる態様で印刷データを生成する印刷データ生成手段と、を備える印刷システム。 - 前記印刷データ生成手段は、前記商品情報に基づく印刷データと前記特別情報に基づく印刷データとを隣接するように配置する
請求項1に記載の印刷システム。 - 前記特別情報と前記商品情報とが関連した印刷データを一つの媒体に複数配置する配置手段を備える
請求項1又は2に記載の印刷システム。 - 指定された商品情報を印刷媒体に印刷するためのプログラムであって、
コンピュータを、
前記商品情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段が前記商品情報に関連する特別情報を併せて記憶している場合に、前記特別情報を前記商品情報と隣接する何れの位置に配置するかの設定を受け付ける受付手段、
前記商品情報、前記特別情報及び前記受付手段により受け付けた設定に基づいて当該商品情報と当該特別情報とが関連していることが分かる態様で印刷データを生成する印刷データ生成手段、
として機能させるためのプログラム。
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