JP7305097B1 - 肉パテの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造工程が複雑とならず且つ歩留まりも良く、肉パテに対して特徴のある加工を施させて、肉汁の溢れ出るジューシーな肉製品を汚染リスク無しに提供できるようにする。【解決手段】 粗め若しくは細く挽き砕いた肉パテPの表面に対して、一次加熱処理1の際に使用されるジェットオーブン10庫内又はオーブン11庫内を250℃~280℃の温度で5分~7分の加熱時間とすることで、上記パテP表面のみ焼成して、パテP中心部を20℃~60℃未満とする上記一次加熱処理1を行い、次に真空包装3後、さらに加熱の担保のため中心部まで殺菌できる二次加熱処理4をして製造される肉パテの製造方法を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ハンバーグ等の肉パテの製造方法に関する。
女性が社会進出するに伴い、それにつれて食生活にも影響が及ぶようになり、料理に手間取る時間を減らすべく、出来合いの肉製品として(中食として)、加工したハンバーグ等が多く出回っている。このような一つとして、加熱後に包装される状態の加熱食肉製品(加熱後包装)のチルドハンバーグ等があり、人気が高まっている。
他方下記特許文献1に示される様な肉パテの表面の一部を焼成し、焼き目を付けたものを内部まで蒸し煮する(蒸煮処理)様にしてできたハンバーグ等の様に、味・品質の向上を志向するものも出てきている。
特許第4789781号
しかし、このような既存のチルドハンバーグは、肉質感はあるが、パサつきがあり、その加工の特性上、肉汁が出てくるようなジューシーなものはない。
また加熱後に包装される状態の加熱食肉製品のチルドハンバーグ等の製造方法では、添加物などを使用しても、ジューシーな感じを出せることには限界がある。
このようなチルドハンバーグの代替としては、焼けば肉汁が出るジューシーな食感が期待できる生ハンバーグも候補としてあがりそうであるが、冷蔵温度帯での流通は非常に困難な上、冷蔵保存での賞味期限の担保が出来ないという問題もある。
さらに、この生ハンバーグを冷凍させて、消費者が加熱調理することも考えられるが、個人で生ハンバーグを作って加熱する場合はともかく、商品として生ハンバーグを企業等が販売する場合は、消費者個人がこれを購入し、加熱調理する時に、加熱不良などの危険性も常にあり、製造者側に危険負担等の責任を強いられることになる。
他方、前出の上記先行技術によってできあがるハンバーグは、焼き目だけを付けて、包装せず蒸煮で加熱の担保を取っており、これでは、焼き目だけが表面につくだけで、表面を完全に焼成することが出来ない問題がある。またこの蒸煮処理することで、肉パテ自体が水分を吸い柔らかくなり、水っぽさが出てしまい、これは、肉汁が出るようなジューシー感ではなく、肉汁および油脂の漏出が起きているだけである(旨味が逃げる)。
加えて上記先行技術の構成では、特に細かい調整をしながら行う蒸煮処理を実行する工程により、製造過程で細かい調整が必要となって、歩留まりも悪い。さらにこの先行技術によれば、肉パテがむき出しのまま、蒸煮処理までの一連の工程を行うので、二次汚染リスクも高くなるという問題もある。
本発明は、以上のような問題に鑑み創案されたものであって、製造工程が複雑とならず且つ歩留まりも良く、肉パテに対して特徴のある加工を施させて、肉汁の溢れ出るジューシーな肉製品を汚染リスク無しに提供できる肉パテの製造方法を提供せんとするものである。
本発明に係る肉パテの製造方法を以下に説明する。
まず、図1に示すように、粗め若しくは細く挽き砕いた肉に副材等を加えて作成したパテPの表面に対して、上記パテP表面のみ全表面焼成して行う一次加熱処理1を、ジェットオーブン10又はオーブン11を用いて行う。その際、ジェットオーブン10の庫内又はオーブン11の庫内を250℃~280℃の温度で5分~7分間加熱することで、上記パテP表面のみ焼成して、パテP中心部を20℃~60℃未満とするのが、本願の一つ目の中心的事項である。
所謂肉を焼く時に、表面を高温で急速に焼いて(パテ表面のみ焼成)その表面内側(中心)に肉汁を閉じ込めるのである。
ただし、程良い肉汁がその内部に残るようにすることで、人が食べた時にジューシーと感じられなければならない。そのため、一次加熱処理1においてパテP中心部を20℃~60℃未満(これらの数値の根拠は後述する)とする必要がある。
パテP中心部の温度の下限を20℃としているが、これが20℃未満では、パテ表面の焼成が十分ではなく、二次加熱時にパテの割れや、表面の焼成不足により肉汁の漏出が起こり、肉が締まる現象によりパテPが固くなってしまい、製品において肉のジューシーさを人が感じることが出来ず、ただ脂っこさや水っぽさが残るように感じるからである。
一方、肉パテP中心温度が60℃に達すると肉に含まれるタンパク質に熱変性が起こると同時に、焼成中に水分の蒸発と脂肪の漏出が起こってしまう。このように水分と脂肪が漏出した場合、製品において肉のジューシー感を感じられなくなってしまう。そこでパテP中心温度の最高温度を60℃未満とした。従って表面のみを十分に焼成し焼き固め、肉パテPの中心部を生および半生である20℃~60℃未満とすることが重要であり、これにより二次加熱後の出来上がった製品にかぶりついた時に、あのジュワッとした肉汁のジューシー感が感じられるようになる。
以上のような一次加熱処理1後は、真空包装3を行い、加熱の担保の為の二次加熱処理4をして、製品としての製造を行う。この真空包装3及び二次加熱処理4を行うことで、肉汁がパテP内にとどまり、食する際にある程度温めることによって、外部にジュワッと溢れ出る様にする、これもまた本願構成の重要な事項である。この構成によって、肉汁がパテP内にとどまり、食する際にある程度温めることによって、パテPを切った(割った)際に外部にジュワッと溢れ出る様にすることが可能となる。
上記構成では、上記一次加熱処理1により、肉パテP表面を一気に(短時間)且つ強火で焼いて、表面のみ焼き固めて焼成(一次加熱処理)直後の芯温を20~60℃未満とすることで、肉パテPの中心部を生および半生に、肉汁を内部に留めている。そのため、一次加熱処理による表面が焼成される処理では、ジェットオーブン庫内温度又はオーブン庫内温度を250℃~280℃として、5~7分熱気を当て、肉パテP芯温を20~60℃未満とすることで、既存の方法に比べ水分および油が漏れ出なくなり、肉パテP芯部が生および半生の状態となるこの肉パテPを真空包装3した後に二次加熱処理4することで、その肉汁がパテP内にとどまり、食する際にある程度温めることによって、パテPを切った(割った)際に外部にジュワッと溢れ出る様にしている。
また、二次加熱処理4は、中心部まで加熱され、かつ肉汁を内部に留め、外部へ脂や水分が漏出しないようにしながら、同時に真空包装3された肉パテPを加熱食肉製品の規格基準(下記表1参照)に則したパテP中心部が63℃、30分以上と同等の殺菌条件を担保する加熱処理を行う必要がある。この様な条件の一例としては、実質80℃~100℃、30分~60分で肉パテPを加熱するなどが考えられるが、二次加熱処理4の熱処理としては上記殺菌条件を満たせれば、加熱時間などはこれに限定されない。以上のようにして、真空包装3後の上記二次加熱処理4では、加熱・表面焼成のコーティングおよび真空包装の効果のため肉パテPの中に水分と油が留まるので、食する際には、肉汁がたっぷり残った状態になる。
ここで、加熱食肉製品の加熱温度の基準について詳しく説明しておく。食品衛生法において、加熱食肉製品は微生物制御の観点から、下記表1(食品衛生法に基づく食肉製品の規格基準;抜粋)上の条件で殺菌しなければならないことになっている。しかし、中心温度を63℃30分保持することは、商品を63℃で加熱した場合、商品の中心温度が63℃に達するまでに何時間もかかってしまい非現実的である。従って、上述のように、通常は80℃から100℃で加熱し、63℃30分と同等の殺菌条件、すなわち二次加熱処理4の条件を満たす中心温度と保持時間にしている。
Figure 0007305097000002
本発明において、二次加熱処理4は真空包装3された肉パテPを蒸煮もしくは湯煮でおこない、食品衛生法で定められている中心温度63℃30分と同等以上の殺菌条件を満たす必要がある。しかし、二次加熱処理4(蒸煮もしくは湯煮)において、80℃未満の低温では中心温度がその基準に達するまでにかなりの時間を要することから、80℃を下限値とした。また、上限については100℃が水の沸点でるため、100℃を上限温度とした。加熱時間については、中心温度63℃30分と同等以上の条件を担保するのに20分から最大60分を必要とする。また、殺菌条件を満たした後に2時間同温を保持したが、品質に影響はなかったことから、60分以上の加熱も可能である。なお、食品衛生法上の基準63℃30分と同等以上の殺菌条件である、63℃30分、75℃1分、85℃4秒、95℃1秒を満たしたのちに、同温にて各々2時間維持した場合でも、肉質感・ジューシー感に影響はなかった。
以上の本願の構成をまとめると、次のようになる。即ち、粗め若しくは細く挽き砕いた肉パテPの表面に対して、250℃~280℃の温度で5分~7分間加熱、上記パテP表面のみ焼成して、パテP中心部を20℃~60℃未満とする一次加熱処理1を行い、次に真空包装3後、さらに殺菌条件を担保のための二次加熱処理4をして製造される、と言う構成である。
以上の本発明の処理工程を、上記先行技術と比べると、該先行技術では、焼き目だけを付けて、包装せず蒸煮で加熱(殺菌条件)の担保を取っているのに対し、本発明の製造法では、焼き目だけではなく表面を完全に焼成している点で異なっている(肉汁を内部に留めるための焼き目を全表面に作っている)。また、真空包装3してから二次加熱処理4(蒸煮もしくは湯煮)することで、加熱食肉製品の規格基準で定められた殺菌条件を担保している点でも先行技術と異なっている。さらに、本製造方法は包装3後に加熱し殺菌するため、加熱殺菌後に包装する方法のように、加熱殺菌後のむき出し状態から包装までの間に起こり得る微生物汚染リスクもない。
他方上述したように、先行技術の構成ではむき出しのパテを蒸煮することで肉汁や油脂の漏出があり、旨みが逃げてジューシー感がなくなり、蒸気の水分により水っぽくなるのに対し、本発明の製造方法によれば、肉パテP表面を(一次加熱処理1で)しっかり焼くので、焼成した表面部を十分にコーティング(保護)したものにすることができ、その後に真空包装3し、且つ加熱処理(二次加熱処理4)することで、肉汁及び油脂が肉パテP内にとどまり、旨みがあり、温めて食したときに、十分なジューシー感を堪能できることになる。
上述のように先行技術は、焼き目だけを付けて、包装せず蒸煮だけで加熱の担保を取っており、肉パテPが剥き出しの状態で加熱される製造方法なので、包装されるまでに汚染リスクがあるのに対し、本発明の製造方法では、真空包装3した後二次加熱処理4を行って加熱食肉製品の規格基準で定められた殺菌条件を担保しているので汚染リスクが無いという利点もある。また先行技術のように、むき出しで蒸煮により加熱し殺菌条件を担保する方法は、肉汁や脂が漏出してしまう他、肉パテPをむき出し状態での湯煮は、肉汁や脂が湯中に漏出するだけでなく、煮崩れを起こすため、完全に中心部まで加熱した製品以外この様な処理は実際には実行できない。
以上のような本発明の処理を行った肉パテPをある程度温めて食せば、肉汁の溢れ出るジューシーさを、消費者が手軽に味わうことが出来るようになる。
本発明では一次加熱処理1に加え、この熱処理後の肉パテPを真空包装3した後に二次加熱処理4を行う必要性があることも必要な構成である。特に本発明においては、表面を十分に焼成し、表面をコーティングした肉パテPを作成する工程、および真空包装をする工程、そして殺菌条件を満たす二次加熱処理4する工程の組み合わせが、肉パテに肉汁を閉じ込める重要な役割を果たす。
一次加熱処理1した肉パテPを真空包装せず、むき出しの状態で食品衛生法上の殺菌条件を満たすための二次加熱処理4を行った場合において、オーブンで二次加熱処理4することは、通常の加熱食肉製品のチルドハンバーグを製造する工程と同様であり、肉汁や脂が漏出してしまい歩留まりも悪く食感も通常の製品となんら変わらない。また、同様に真空包装せず、むき出しの状態で肉パテPをスチームによる二次加熱処理した場合、先行の技術の再現であり水っぽくなってしまい、本来の意図するパテのジューシー感が得られない。
本来意図するジューシー感あふれるハンバーグにするためには、殺菌条件として必要な二次加熱処理4の際に、加熱時に肉パテP内に肉汁および脂を閉じ込めておく必要性がある。その解決方法として、一次加熱処理1で表面のみを焼き固め、中心部を生および半生状態にすることで、肉パテP内の水分と脂を保持(確保する)する。さらに肉パテPを真空包装3することで二次加熱処理4の際における肉パテP外部への水分と脂の漏出を最小限に抑え、最終的に肉汁と脂を肉パテP内にとどめることができ、ジューシー感を演出することができる。
真空包装3をした後に二次加熱処理4をすることで、本構成では、食品衛生法上の殺菌条件を担保することになる。換言すれば、本発明法の二次加熱処理4によって、加熱時の歩留り改善にとどまらず、食品衛生法上の殺菌条件を代替するので、加熱後の汚染リスクが無くなり保存性の向上につながる。加熱後に包装する方法では、加熱後包装するまでの間に常に汚染のリスクが生じる。これを本発明法により解決することで、賞味期限の延長も可能となる。
本発明において、二次加熱処理4(蒸煮もしくは湯煮)を80℃~100℃で20分~60分行うことで、肉パテPの中心温度が食品衛生法で定められている中心温度63℃30分と同等以上の殺菌効果を得ることとしている。加熱温度において、80℃未満の低温では中心温度がその基準に達するまでにかなりの時間を要することから、下限温度を80℃とした。また、100℃は沸点であるため、蒸煮および湯煮の上限温度となる。他方、加熱時間については、80℃~100℃の加熱において殺菌条件を満たし、且つより安全を担保するためには、20分~60分の加熱時間を必要とした。
また、二つ目の発明では、一つ目の発明の製造方法において、図1に示す様に、一次加熱処理1と二次加熱処理4の間に粗熱を取る処理2を行う様にしても良い。なお、いずれの発明に用いられる上記肉パテPの中には、副材(例えば細かく刻んだ野菜および香辛料・調味料など)が含まれているか否かを問わない。
一つ目の本発明の構成によれば、上記一次加熱処理1により、肉パテP表面を一気に(短時間)且つ強火で焼くことで、芯部が生および半生の状態となり、既存の方法に比べ水分および油脂の漏出がなく肉汁を内部に留めており、そのため、真空包装3後に二次加熱処理4することで、食する際にある程度温めれば、パテPを切った(割った)際にその肉汁が外部にジュワッと溢れ出る様にできるという優れた効果を奏することが可能である。
二次加熱処理4は、過度の離水が無い様に真空包装3後、食品衛生法で定められている中心温度63℃30分と同等以上の殺菌効果を得るように加熱しており、真空包装3後の上記二次加熱処理4では、加熱・表面焼成のコーティングおよび真空包装の効果のため肉パテPの中に水分と油が留まるので、食する直前には、肉汁がたっぷり残った状態になる。
尚、この構成によれば、一次加熱処理1の際、ジェットオーブン10を使用して肉パテP表面にジェット噴射の火炎を当てる構成若しくは、オーブン11を使用して肉パテP表面に熱気を当てる構成などにより、上記パテP表面のみ焼成し、該肉パテPの芯部温度を特定の範囲内(生および半生状態)にすることで、肉パテPの表面を一気に焼成して、肉汁をパテP内に閉じ込めることが可能となる。
一次加熱処理1に加え、これら処理後の肉パテPを真空包装3した後に二次加熱処理4をおこなう工程によって本発明は構成されている。特に本発明においては、表面を十分に焼成し表面をコーティングした、該肉パテPの芯部温度を特定の範囲内(芯部が生もしくは半生の状態にできる温度範囲内)の肉パテPを作成する工程(一次加熱処理1)と真空包装3し二次加熱処理4する工程の連携した組み合わせ構成が、最終製品において、肉パテに肉汁を閉じ込める重要な役割を果たす。
また、本発明構成において、肉パテP真空包装3した後に二次加熱処理4を行うが、このような構成によって、上述のように、食品衛生法上の殺菌条件を担保することになる。このように真空包装3後、本発明の二次加熱処理4を行うことによって、加熱時の歩留り改善にとどまらず、その後に特段の殺菌処理を行わなくても加熱後の汚染リスクが無くなることで、保存性の向上につながり、賞味期限の延長も可能となる。従って真空包装3後この二次加熱処理4も本願の更なる中心的構成である。
1つ目の発明法と従来の製法の違いとして、従来の製法では加熱処理において、加熱食肉製品の規格基準に則し肉パテPの中心部まで加熱してしまうため重量比で約25~35%の水分と油が漏出してしまうという本発明法とは大きな違いがある。また2つ目の発明の様に一次加熱処理1と二次加熱処理4の間に粗熱を取る処理2を行う構成と従来の製法の違いとしては、一次加熱処理1後で肉パテPの中心部を生もしくは半生に維持するため、水分と油が漏出は重量比で約10~20%であり、粗熱を取る処理2工程をおいても、従来の製法よりも、水分と油の漏出量がより少なくすることが可能となる。
本発明に係る肉パテPの製造工程を示す工程図である。 挽肉および副材の混合の様子を示す説明図である。 ハンバーグパテPの打ちだしの状態を示す説明図である。 肉パテPの整形の状態を示す説明図である。 一次加熱処理1で用いられるジェットオーブン10の外観を示す説明図である。 同じく一次加熱処理1で用いられるオーブン11の外観を示す説明図である。 実施例1で一次加熱処理1の後にパテP中心温度を計測するところを示す説明図である。 一次加熱処理1後のパテPの中心温度30℃台(35℃)の該パテPの状態を示す説明図である。 同じく一次加熱処理1後のパテPの中心温度50℃台(57℃)のパテPの様子を示す説明図である。 実施例2において、粗熱を取る処理2工程が行われた場合に、同じく一次加熱処理1後の中心温度が30℃台であったパテPの粗熱除去直後の、中心部が生から半生の状態を維持している状態を示す説明図である。 同じく実施例2において、粗熱を取る処理2工程が行われた場合に、一次加熱処理1後に中心温度が40℃台であったパテPの粗熱除去直後の、中心部が半生の状態を維持している状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面と共に説明する。
図1は、本発明に係る肉パテPの製造工程を示している。この図のように、本実施例では、粗め若しくは細く挽き砕いた肉パテPに対して、表面のみ焼成して行う一次加熱処理1を行い、次に粗熱を取る処理2の工程を経て、真空包装3した後、加熱の担保のための二次加熱処理4をして、肉パテPを製造している。尚、本実施例では、一次加熱処理1の後、粗熱を取る処理2の工程を入れているが、実処理で、この粗熱を取る処理2を取り入れるか否かは任意である。
これらの工程で、まず、図2に示す様に、通常の生ハンバーグに相当する肉パテPを製造する(図2自身は挽肉及び副材の混合の状態を示している)。この肉パテPの内容物や製造工程には特に限定はない。但し、この肉パテPは、粗め若しくは細く挽き砕いたものを使用する。図3は、一次加熱処理1前のハンバーグパテPの打ち出しの様子を示し、また図4は、同じく一次加熱処理1前の上記肉パテPの整形の状態を、各々示している。
本発明者らは、上記考え方に従い、一次加熱処理1時のハンバーグの肉パテPの中心温度が、真空包装3後加熱(二次加熱処理4後)における製品の食感に与える影響が大きいと考えられることから、140gのハンバーグの肉パテPを250℃から280℃の温度条件[ジェットオーブン10(図5参照)及びオーブン11(図6参照)]で5分から7分で加熱した際のパテP中心温度を、図7に示す様に、計測した。このような温度条件と保持時間としたのは、250℃未満且つ5分未満の加熱では、十分な焼き色および焼固め(コーティング)効果が得られず、逆に280℃超え且つ7分超えの加熱では、焦げた見た目とパサついた食感しか得られないからである。
尚、上記ハンバーグの肉パテPに対し、250℃未満且つ7分超えの加熱処理を行った場合、製品として使用可能なものではあるが、肉パテP表面の焼き色、表面のコーティング、歩留りにおいて、十分な効果が得られなかった。他方280℃超え且つ5分未満の加熱処理を行った場合、加熱不足となり、表面のコーティングが不十分となって、製法の効果が得られなかった。加えて、200℃、220℃、250℃、280℃、300℃の全ての試験区において、加熱処理を5分未満(正確には3分)行った場合は、加熱不足で効果が無いとの結果を得た。
元に戻って、実施例1として、以下のようにして、実施した。即ち、上記図2に示す様に、畜肉(豚肉、牛肉、鶏、その他)を粗挽もしくは細挽したものに、副材を加え混合したものを、基本としてハンバーグの肉パテPを作成する。ハンバーグの肉パテPのサイズは、本実施例においては、図3及び図4に示す様に、140gと既存品と同じ量目に調整し成形した。
成形したハンバーグの肉パテPは、冷蔵庫において保管する。
その後、焼成工程(一次加熱処理1工程)においてジェットオーブン10 (図5参照)もしくはオーブン11 (図6参照)をもちいて、パテP表面の焼成を行った。一次加熱処理1の温度条件については、140gのパテPに合わせ、250℃から280℃の温度に設定し、5分から7分加熱した。パテPの中心温度の計測は、図7に示す様に、一次加熱処理1終了直後に中心温度計T(図7参照)を用いて計測した。
その結果、140gのハンバーグの肉パテPを、250℃から280℃に設定したジェットオーブン10もしくはオーブン11(上記図5及び図6参照)で加熱した場合、その加熱直後のパテP中心温度は、ジェットオーブン10で20.0℃から46.0℃の範囲、オーブン10での加熱においては加熱直後のパテP中心温度は40.0℃から59.5℃(60℃未満)の範囲であった。
この結果から明らかなように、いずれもパテP中心温度は60℃未満であることから、中心部の状態は、生若しくは半生の状態であることが示唆される。図8は、パテPの中心温度30℃台(35℃)の状態を、また図9は、中心温度50℃台(57℃)のパテPの様子を示している。
このことから、一次加熱処理1後のパテPの中心部が生もしくは半生であることを確認するため、ハンバーグパテPを割って確認した。その結果が図8~図11に示されている。
中心温度が30℃台(より正確には35℃)の状態は、図8に示すように、パテPの中心部は明らかに生の状態であった。
中心部が50℃後半(57℃)においても、図9に示すように、半生であった。
また、粗熱除去の際(粗熱を取る処理2の工程)に余熱で中心温度が上昇するが、図10及び図11に示す様に、生もしくは半生(わずかに赤みが残る)状態になった。正確には、上記図10は、一次加熱処理後の中心温度が30℃台であったパテPの粗熱除去2直後の状態を、また図11は、一次加熱処理1後に中心温度が40℃台であったパテPの粗熱除去2直後の状態を、各々示している。
同様に図6に示すオーブン11で焼成し中心温度が59.5℃に達したものでも一次加熱処理1直後に半生を維持していた。尚、一次加熱処理1において肉パテPの中心温度が60℃に達すると肉に含まれるタンパク質に熱変性が起こると同時に、焼成中に水分の蒸発と脂肪の漏出が起こってしまうため、肉パテPの中心温度を60℃未満としているので、本実施例1では肉パテPの中心温度を59.5℃としている。
従って、一次加熱処理1直後の肉パテPの中心温度条件については、ジェットオーブン10及びオーブン11共に20.0℃から59.5℃(60℃未満)が必要条件となる。
この対照として、パテP中心温度が70℃を超えた場合、既存ハンバーグの製法と同様になってしまい本実施例の製法としての効果が認められなかった。即ち、パテPの中心部が生もしくは半生の状態ではなく、全体的に熱が行き渡り、肉で言えば、ミディアムレアではなく、ウェルダンからベーリーウェルダンの様な状態となっていた。
また、一次加熱処理1直後において、中心温度60℃台前半(60℃から65℃)のパテPにおいては、本発明で規定した温度範囲である20℃から59.5℃あるのに対して、歩留り及び食感が低下してしまうが、使用は可能である。ただし、食感は既存の製法と本実施例製法の中間の様なものとなった。よって、本発明の範囲に入れないものとした。
その他、以上のパテPの中心温度条件は、240gの大型のパテPでも同様の結果が得られたことから、大きさ(重量)にかかわらず中心温度は同一の条件である必要があることが示唆される。
以上の実施例1の結果から、本発明の範囲内で製造されたものは、いずれも肉パテP表面のしっかりとした肉質感が高い上に、パテPを噛んだ後の表面の歯切れの良さと内部のジューシー感も高かった。本発明者らのさらなる追跡によれば、このジューシー感とパリッと感では、重量比で約10~20%の水分と油脂しか漏出していないことが明らかとなった。
この試験結果から、本発明の製造方法では、250℃~280℃の温度で5分~7分の時間、一次加熱処理1を行うことに決定した。
本発明構成のように、一次加熱処理1を250℃~280℃の庫内温度で5分~7分加熱するのは、肉パテP芯部温度を20℃~59.5℃を維持したうえで、肉パテP表面の焼成を十分おこなうためである。上記した様に、オーブン庫内温度250℃未満であると、たとえ7分を超えて加熱しても肉パテP表面の焼成が十分ではなくなって、パリッと感を出すコーティングが十分ではなく、二次加熱処理4の際に肉汁・油脂が肉パテから漏れ出してしまうからである。また、オーブン庫内温度250℃未満の低温では、焼き色が付きにくいだけではなく、十分な焼成、すなわちコーティングができるのに、250℃に比べ長く加熱する必要があり、歩留まりも悪くなる。これに対してオーブン庫内温度250℃以上では、肉パテP表面の焼き目が十分になり、肉汁・油脂が肉パテPから漏れ出ず、後に食する時の肉のジューシー感が十分保てるようになるからである。一方、オーブン庫内温度が280℃超えで且つ5分未満の加熱処理では、加熱不足で肉パテPの表面の焼成が不十分であった。
また250℃以上に一次加熱処理1が出来る(パテP芯部温度ではなくその処理を行うオーブン庫内の温度)にしても、5分未満の加熱時間では、肉汁・油脂が肉パテPから漏れ出ない表面の焼成が行われず、パリッと感が失われて、二次加熱処理4で水分と脂が漏出してしまい、後で食する時のジューシー感が失われるからである。
この点を更に詳しく延べると、肉パテP表面を十分に焼成し焼固められる温度帯として250℃~280℃としている。これは、250℃未満(200℃や220℃)では、焼き色、歩留まりを含め調整が困難に成ってしまうからである。一方、肉パテP表面の焼固めに加え、該肉パテPの中心温度を20℃から60℃未満に維持するためには、一次加熱処理1におけるオーブン庫内の温度と加熱時間において、上述のように、250℃から280℃で5分から7分の加熱が必要であるからである。逆にオーブン庫内温度が高温300℃では焦げ等の問題が発生し、調整が困難になってしまう。よって、肉パテPの中心温度が20℃~60℃未満になるストライクゾーンが250℃、280℃ともに5分から7分であった。
一方、庫内温度および加熱時間のそれぞれを280℃7分以内とするのは、上述のように、該温度(280℃;一次加熱処理1の温度)を超えて加熱及び7分を超えて加熱すると、肉パテP表面が焦げ付いたり、肉汁・油脂が焼きすぎで消失してしまい、いずれも表面が固くなってしまうだけではなく肉パテのジューシー感がなくなってしまうからである。
以上本実施例の結果から、実際の製造工程において、一次加熱処理1の焼成時のジェットオーブン10もしくはオーブン11の庫内温度を250℃~280℃とし、パテPの芯部温度は、20℃から59.5℃(60℃未満)にするのが、肉パテP表面を十分に焼成して、肉汁・油脂が最も外部に漏れ出ないことで、図8~図11に示す様に、より理想的であることが明らかとなった。
本発明の実施例において、この様な条件に至ったのは、オーブン庫内温度を250℃から280℃にし、それらの温度の保持時間として5分から7分とすることで、肉パテPの表面を焼固めるだけではなく、肉パテP芯温が20℃から59.5℃(60℃未満)の生もしくは半生で水分および油脂が内部に維持された状態のまま、二次加熱処理4の加熱食肉製品の規格基準に則した加熱による殺菌をすることができる様になる。換言すれば、肉パテP表面の焼固めが出来て、なおかつ肉パテP中心部を生もしくは半生で維持するためには、一次加熱処理1における焼成時のジェットオーブン10もしくはオーブン11の庫内温度を250℃~280℃とする条件で焼く必要がある。この250℃未満の条件では加熱不足になり、280℃以上の条件では過加熱であったり、歩留りが悪い等の問題がある。上記した様に、オーブン庫内温度250℃未満であると、たとえ7分を超えて加熱しても肉パテP表面の焼成が十分ではなくなって、パリッと感を出すコーティングが十分ではなく、二次加熱処理4の際に肉汁・油脂が肉パテから漏れ出してしまうからである。また、オーブン庫内温度250℃未満の低温では、焼き色が付きにくいだけではなく、十分な焼成、すなわちコーティングができるのに、250℃に比べ長く加熱する必要があり、歩留まりも悪くなる。これに対してオーブン庫内温度250℃以上では、肉パテP表面の焼き目が十分になり、肉汁・油脂が肉パテPから漏れ出ず、後に食する時の肉のジューシー感が十分保てるようになるからである。
従来の製法ではその製法で行われる加熱処理で中心部まで加熱してしまうため、肉パテPから重量比で約25~30%の水分と油が漏出するのに対し、一次加熱処理1後に粗熱を取る処理2を行う2つ目の発明の構成では、水分と油の漏出は重量比で約10~20%まで改善することが可能となった。さらに粗熱を取る処理2の工程をおくことで、二次加熱処理4の加熱による水分と油の漏出量を少なくすることが可能となった。
最初に強火(250℃~280℃)による一次加熱処理1の後、そのまま真空包装3の工程に入ってそのまま二次加熱処理4に移行してしまうと(即ち粗熱を取る処理2を行わないと)、パテPから水分(蒸気)が包材中に出て蒸れてしまうだけではなく、真空包装による身割れの可能性、余熱がある状態から加熱されてしまうため過加熱になってしまい水分や油脂が包材内へ漏出してしまう可能性、肉パテP内外の圧力差による身割れの危険性もある。従って、食する際に柔らかいだけでその肉汁が外部にジュワッと溢れ出る感覚が低下する。よって、本発明では、一次加熱処理1と二次加熱処理4の間に粗熱を取る処理2を行うことで、焼成された表面を冷却することで、焼成された肉が締まり、僅かではあるがパテP内部を包むコーティング効果が強化されるものと考えられる。それにより、表面は香ばしくしっかりとした肉質感がありながら、内部ではよりジューシー感を味わえる、との結果を得た。
比較例
一次加熱処理1の肉パテPの表面焼成後、真空包装3せずに(むき出しのまま)パテPをジェットオーブン10もしくはオーブン11にて、中心温度を既存製品と同等の温度条件(通常中心温度75℃にて1分保持以上程度)まで加熱した場合、歩留りは既存商品(一般的なチルドハンバーグと同様)と変わらず、食感においても既存品と同様であり、改善が認められなかった。また、先行技術の様にパテPをスチーム加熱(蒸煮)処理した場合においては、食感として柔らかさはあるものの、水っぽく肉汁があふれるジューシー感とは言えない食感であった。
この様な比較例に対して、表面は香ばしくしっかりとした肉質感がありながら、内部ではよりジューシー感を味わえる本発明の目的を達成するためには、一次加熱処理1で表面のみを焼成し固め、中心部を生および半生状態にすることで、肉パテP内の水分と脂を保持(確保する)するパテの製法に加え、さらに肉パテPを真空包装3することで加熱の際における肉パテP外部への水分と脂の漏出を最小限に抑える必要がある。
この様な製造方法によって、最終的に肉汁と脂を肉パテP内にとどめることができ、加熱後製品になった時点においてもジューシー感を演出することができる。
加えて上述したように、二次加熱処理4を行うことで、食品衛生法上の殺菌処理を代替することが可能となり、上記のように、安全にジューシーな肉パテPを食することが可能となる。
尚、本発明の肉パテの製造方法は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の肉パテの製造方法は、上記ハンバーグに限らず、あらゆる種類の肉パテPに適用可能である。
1 一次加熱処理
2 粗熱を取る工程
3 真空包装
4 二次加熱処理
10 ジェットオーブン
11 オーブン
P パテ
T 中心温度計

Claims (4)

  1. 粗め若しくは細く挽き砕いた肉パテの表面に対して、250℃~280℃の温度で5分~7分の時間加熱処理を行って、上記パテ表面のみ全表面を焼成し、パテ中心部を20℃~60℃未満とする一次加熱処理を行い、次に真空包装後、さらに肉パテ中心部まで殺菌できる二次加熱処理をして製造されることを特徴とする肉パテの製造方法。
  2. 粗め若しくは細く挽き砕いた肉パテの表面に対して、250℃~280℃の温度で5分~7分の時間加熱処理を行って、上記パテ表面のみ全表面を焼成し、パテ中心部を20℃~60℃未満とする一次加熱処理を行い、次に粗熱を取る処理を行って、その後に真空包装し、さらに肉パテ中心部まで殺菌できる二次加熱処理をして製造されることを特徴とする肉パテの製造方法。
  3. 上記請求項1又は2記載の製造方法において、上記肉パテに対する二次加熱処理として、80℃~100℃、20分~60分で肉パテを加熱することを特徴とする請求項1又は2記載の肉パテの製造方法。
  4. 上記肉パテの中に、副材が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1つに記載の肉パテの製造方法。
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