JP7298614B2 - プローブ、検査治具、検査装置、及びプローブの製造方法 - Google Patents

プローブ、検査治具、検査装置、及びプローブの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、検査に用いられるプローブ、検査治具、検査装置、及びプローブの製造方法に関する。
従来、回路や配線等が形成された半導体チップや基板等の検査対象物を検査するために、検査対象物に複数の針状のプローブを当接させて、そのプローブ間に電気信号を付与したり、プローブで信号を検出したりすることによって、検査対象物を検査することが行われている。このようなプローブとして、針先部と、該針先部に続く針中間部と、該針中間部に続く針後部とを含み、針中間部を板状に平坦な形状としたプローブが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001-74779号公報
ところで、上述のプローブは、検査対象物にプローブを当接させる際に、針先部と針中間部の境界に対してプローブに加わる歪みが集中しやすい。
本発明の目的は、歪みが集中しにくいプローブ、これを用いた検査治具、検査装置、及びこのプローブの製造方法を提供することである。
本発明に係るプローブは、略棒状形状であり、一端部と、他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し前記略棒状の軸方向と直交する厚み方向の厚さが前記一端部よりも薄い胴体部と、を備え、前記胴体部は、前記一端部に連なり前記厚さが前記一端部から離れるにつれて徐々に薄くなる方向に前記軸方向に対して傾斜する第1スロープ面を含み、前記第1スロープ面の少なくとも一部には、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第1領域が設けられている。
また、本発明に係る検査治具は、上述のプローブ複数と、前記複数のプローブを支持する支持部材とを備える。
また、本発明に係る検査装置は、上述のプローブを、検査対象物に接触させることによって、当該検査対象物を検査する。
また、本発明に係るプローブの製造方法は、上述のプローブの製造方法であって、前記厚み方向に互いに対向し、前記胴体部の形状に対応すると共に前記第1領域に対応した凹みを有する第1金型及び第2金型を用い、前記第1金型と前記第2金型との間に棒状部材を挟んでプレス加工する。
本発明の一実施形態に係るプローブを備えた半導体検査装置の構成を概略的に示す概念図である。 図1に示すプローブの一例の正面図と側面図である。 図2に示すプローブの第1接続領域付近を拡大して示す部分拡大斜視図である。 図2に示すプローブの側面図における第1接続領域付近を拡大して示す部分拡大図である。 図2に示すプローブの正面図における第1接続領域付近を拡大して示す部分拡大図である。 図5に示す領域の変形例を示す正面図である。 図5に示す領域の変形例を示す正面図である。 図4に示す領域の変形例を示す側面図である。 図4に示す領域の変形例を示す側面図である。 図4に示す領域の変形例を示す側面図である。 図1に示す検査治具、第一ピッチ変換ブロック、及び第二ピッチ変換ブロックの断面図である。 図1に示す検査治具の構成の一例を示す断面図である。 図12に示す検査治具に半導体ウェハが当接され、半導体ウェハ表面に形成された検査点が各プローブの先端部に接触した状態を示す説明図である。 図2に示すプローブの製造方法の一例を説明するための説明図である。 プレス加工によって生じる歪みのシミュレーション結果を示す説明図である。 第1領域が設けられていない比較例のシミュレーション結果を示す説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。また、説明の都合により、同一の構成であっても、図面相互間で、その特徴部分の専有比率、縦、横、及び長さの比率、厚み、幅、及び長さの比率等を、異ならして記載している場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係るプローブを備えた半導体検査装置1の構成を概略的に示す概念図である。半導体検査装置1は検査装置の一例に相当している。図1に示す半導体検査装置1は、検査対象物の一例である半導体ウェハ100に形成された回路を検査するための検査装置である。
半導体ウェハ100には、例えばシリコンなどの半導体基板に、複数の半導体チップに対応する回路が形成されている。なお、検査対象物は、半導体チップ、CSP(Chip size package)、半導体素子(IC:Integrated Circuit)等の電子部品であってもよく、その他電気的な検査を行う対象となるものであればよい。
また、検査装置は半導体検査装置に限られず、例えば基板を検査する基板検査装置であってもよい。検査対象物となる基板は、例えばプリント配線基板、ガラスエポキシ基板、フレキシブル基板、セラミック多層配線基板、半導体パッケージ用のパッケージ基板、インターポーザ基板、フィルムキャリア等の基板であってもよく、液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、タッチパネルディスプレイ等のディスプレイ用の電極板や、タッチパネル用等の電極板であってもよく、種々の基板であってよい。
図1に示す半導体検査装置1は、検査部4と、試料台6と、検査処理部8とを備えている。試料台6の上面には、半導体ウェハ100が載置される載置部6aが設けられており、試料台6は、検査対象の半導体ウェハ100を所定の位置に固定するように構成されている。
載置部6aは、例えば昇降可能にされており、試料台6内に収容された半導体ウェハ100を検査位置に上昇させたり、検査済の半導体ウェハ100を試料台6内に格納したりすることが可能にされている。また、載置部6aは、例えば半導体ウェハ100を回転させて、オリエンテーション・フラットを所定の方向に向けることが可能にされている。また、半導体検査装置1は、図略のロボットアーム等の搬送機構を備え、その搬送機構によって、半導体ウェハ100を載置部6aに載置したり、検査済の半導体ウェハ100を載置部6aから搬出したりする。
検査部4は、検査治具3、第一ピッチ変換ブロック35、第二ピッチ変換ブロック36、及び接続プレート37を備えている。検査治具3は、半導体ウェハ100に複数のプローブPrを接触させて検査するための治具であり、例えば、いわゆるプローブカードとして構成されている。
半導体ウェハ100には、複数のチップが形成されている。各チップには、複数のパッドやバンプ等の検査点が形成されている。検査治具3は、半導体ウェハ100に形成された複数のチップのうち一部の領域(例えば図1にハッチングで示す領域、以下、検査領域と称する)に対応して、検査領域内の各検査点に対応するように、複数のプローブPrを保持している。
検査領域内の各検査点にプローブPrを接触させて当該検査領域内の検査が終了すると、載置部6aが半導体ウェハ100を下降させ、試料台6が平行移動して検査領域を移動させ、載置部6aが半導体ウェハ100を上昇させて新たな検査領域にプローブPrを接触させて検査を行う。このように、検査領域を順次移動させつつ検査を行うことによって、半導体ウェハ100全体の検査が実行されるようになっている。
なお、図1は、半導体検査装置1の構成の一例を、発明の理解を容易にする観点から簡略的及び概念的に示した説明図であり、プローブPrの本数、密度、配置や、検査部4及び試料台6の各部の形状、大きさの比率、等についても、簡略化、概念化して記載している。例えば、プローブPrの配置の理解を容易にする観点で、一般的な半導体検査装置よりも検査領域を大きく強調して記載しており、検査領域はもっと小さくてもよく、もっと大きくてもよい。
接続プレート37は、第二ピッチ変換ブロック36を着脱可能に構成されている。接続プレート37には、第二ピッチ変換ブロック36と接続される図略の複数の電極が形成されている。接続プレート37の各電極は、例えば図略のケーブルや接続端子等によって、検査処理部8と電気的に接続されている。第一ピッチ変換ブロック35及び第二ピッチ変換ブロック36は、プローブPr相互間の間隔を、接続プレート37の電極ピッチに変換するためのピッチ変換部材である。
検査治具3は、後述する先端部Paと基端部Pbとを有する複数のプローブPrと、複数のプローブPrを、先端部Pa又は基端部Pbを半導体ウェハ100へ向けて保持する支持部材31とを備えている。
第一ピッチ変換ブロック35には、各プローブPrの基端部Pb又は先端部Paと接触して導通する後述の電極352が設けられている。検査部4は、接続プレート37、第二ピッチ変換ブロック36、及び第一ピッチ変換ブロック35を介して、検査治具3の各プローブPrを、検査処理部8と電気的に接続したり、その接続を切り替えたりする図略の接続回路を備えている。
これにより、検査処理部8は、接続プレート37、第二ピッチ変換ブロック36、及び第一ピッチ変換ブロック35を介して、任意のプローブPrに対して検査用信号を供給したり、任意のプローブPrから信号を検出したりすることが可能にされている。第一ピッチ変換ブロック35及び第二ピッチ変換ブロック36の詳細については後述する。
プローブPrは、全体として略棒状の形状を有している。支持部材31は、半導体ウェハ100と対向して配置される検査側支持体32(第二プレート)と、この検査側支持体32の半導体ウェハ100側とは反対側に対向配置される電極側支持体33(第一プレート)と、これらの検査側支持体32および電極側支持体33を所定距離隔てて互いに平行に保持する連結部材34とを備えている。
検査側支持体32及び電極側支持体33には、プローブPrを支持する複数の貫通孔が形成されている。各貫通孔は、検査対象となる半導体ウェハ100の配線パターン上に設定された検査点の位置と対応するように配置されている。これにより、プローブPrの先端部Paが半導体ウェハ100の検査点に接触するようにされている。例えば、複数のプローブPrは、互いに平行な複数の第一直線と、互いに平行な複数の第二直線とが格子状に交差するその各交点に配置されている。検査点は、例えば電極、配線パターン、半田バンプ、接続端子等とされている。
検査治具3は、検査対象の半導体ウェハ100に応じて取り替え可能にされている。
図2は、図1に示すプローブPrの正面図FVと側面図SVを示している。図2に示すプローブPrは、全体として略棒状の形状を有している。プローブPrは、略円柱状の先端部Paと、先端部Paに連なる胴体部PCと、胴体部PCに連なる基端部Pbとを含んでいる。
先端部Paは一端部の一例に相当し、基端部Pbは他端部の一例に相当している。なお、先端部Paを他端部とし、基端部Pbを一端部としてもよい。プローブPrは、先端部Paを検査対象物に接触させ、基端部Pbを第一ピッチ変換ブロック35の電極352に接触させて用いてもよく、先端部Paを第一ピッチ変換ブロック35の電極352に接触させ、基端部Pbを検査対象物に接触させて用いてもよい。
先端部Paの先端である頂部Pp1、及び基端部Pbの先端である頂部Pp2の形状は、平坦であってもよく、円錐状、球面状、あるいは複数の突起が設けられたいわゆるクラウン状であってもよく、種々の形状とすることができる。頂部Pp1と頂部Pp2とは、形状が異なっていてもよい。
プローブPrは、導電性を有する金属材料等の、例えば略円柱形状の丸棒線材(ワイヤー)を、プレス加工等により扁平に加工した部分を胴体部PCとし、その両側のプレスされていない部分を先端部Pa及び基端部Pbとして用いることができる。プローブPrは、扁平に加工された胴体部PCを含むため、プローブPrの表面積を増加できる。このため、電流の表皮効果がより大きくなり、プローブPrが電流を通しやすい。
胴体部PCは、厚さが略一定で、その両面が平坦な平坦面Fwとされた平坦部Pfと、平坦部Pfと先端部Paとの間を繋ぐ第1接続領域Pc1と、平坦部Pfと基端部Pbとの間を繋ぐ第2接続領域Pc2とを含んでいる。
図3は、図2に示すプローブPrの第1接続領域Pc1付近を拡大して示す部分拡大斜視図である。図4は、図2に示すプローブPrの側面図SVにおける第1接続領域Pc1付近を拡大して示す部分拡大図である。図5は、図2に示すプローブPrの正面図FVにおける第1接続領域Pc1付近を拡大して示す部分拡大図である。
第1接続領域Pc1と第2接続領域Pc2とは、先端部Paに連なっているか基端部Pbに連なっているかが異なる点を除き、ほぼ同様に構成されている。また、プローブPrの表裏はほぼ同様に構成されている。図3~図10は、第2接続領域Pc2付近の説明、及びプローブPrの表裏の説明を兼ねており、第2接続領域Pc2付近の構成、及び第1接続領域Pc1の裏側の構成を示す符号を括弧書きで示している。
胴体部PCの第1接続領域Pc1には、先端部Paに連なると共に、プローブPrの軸方向と直交する厚み方向の厚さTが先端部Paから離れるに従って徐々に薄くなる方向に軸方向に対して傾斜し、厚み方向及び軸方向の両方と直交する幅方向の幅Wを有するスロープ面Fs1(第1スロープ面)が形成されている。スロープ面Fs1の一部には、外側に向かって膨らんだ曲面形状を有する領域B1(第1領域)が設けられている。
スロープ面Fs1及び領域B1は、胴体部PCの厚み方向の一方の側に設けられている。胴体部PCの他方の側には、スロープ面Fs1及び領域B1と同様に構成されたスロープ面Fs2(第2スロープ面)及び領域B2(第2領域)が設けられている。スロープ面Fs1とスロープ面Fs2とに挟まれた部分の厚さTは、先端部Paから離れるに従って徐々に薄くなり、平坦部Pfの厚さTと等しくなって、スロープ面Fs1及びスロープ面Fs2が、平坦部Pfの両面の平坦面Fwと連なるようになっている。
領域B1,B2の表面b1,b2は、先端部Paの外周面paと連なっている。領域B1,B2は、スロープ面Fs1,Fs2における幅方向の中心線CL上に位置している。領域B1,B2の幅方向の幅Wbが、先端部Paから離れるに従って、徐々に狭くなる。なお、領域B1,B2は、先端部Paから所定距離離間する迄の間、幅Wbが一定の部分を含み、先端部Paから所定距離離間した位置から、先端部Paから離れるに従って徐々に狭くなる形状であってもよい。
スロープ面Fs1,Fs2は、幅Wが、先端部Paから離れるに従って、直線状又は曲線状に徐々に拡がる形状を有している。
胴体部PCの第2接続領域Pc2には、基端部Pbに連なると共に、厚さTが基端部Pbから離れるに従って徐々に薄くなる方向に軸方向に対して傾斜し、厚み方向及び軸方向と直交する幅方向の幅Wを有するスロープ面Fs3(第3スロープ面)が形成されている。スロープ面Fs3の一部には、外側に向かって膨らんだ曲面形状を有する領域B3(第3領域)が設けられている。
スロープ面Fs3及び領域B3は、胴体部PCにおける、スロープ面Fs1と同じ側に設けられている。スロープ面Fs2と同じ側には、スロープ面Fs3及び領域B3と同様に構成されたスロープ面Fs4(第3スロープ面)及び領域B4(第3領域)が設けられている。スロープ面Fs3とスロープ面Fs4とに挟まれた部分の厚さTは、基端部Pbから離れるに従って徐々に薄くなり、平坦部Pfの厚さTと等しくなって、スロープ面Fs3,Fs4が、平坦部Pfの両面の平坦面Fwと連なるようになっている。
領域B3、領域B4の表面b3,b4は、基端部Pbの外周面pbと連なっている。領域B3,B4は、スロープ面Fs3,Fs4における幅方向の中心線CL上に位置している。領域B3,B4の幅方向の幅Wbが、基端部Pbから離れるに従って、徐々に狭くなる。なお、領域B3,B4は、基端部Pbから所定距離離間する迄の間、幅Wbが一定の部分を含み、基端部Pbから所定距離離間した位置から、基端部Pbから離れるに従って徐々に狭くなる形状であってもよい。
スロープ面Fs3,Fs4は、幅Wが、基端部Pbから離れるに従って、直線状又は曲線状に徐々に拡がる形状を有している。
平坦部Pfは、厚さtが幅Wよりも小さい扁平な形状にされている。そのため平坦部Pfは、幅方向よりも厚み方向に撓みやすい。これにより、プローブPrは、撓み方向を制御可能にされている。また、平坦部Pfの幅Wが先端部Pa及び基端部Pbの直径Dよりも大きくされているので、撓み方向を制御しつつ、その幅Wによって、胴体部PCに強度を付与することができる。
プローブPrの長さLは、例えば3.0~8.0mmである。先端部Pa及び基端部Pbの長さは、例えば0.8~1.6mmであり、あるいは0.3~0.6mmである。なお、先端部Paの長さと、基端部Pbの長さは異なっていてもよい。先端部Pa及び基端部Pbの直径Dは、例えば30~100μmであり、あるいは50~65μmである。
プローブPrの平坦部Pfは、扁平な帯状(ribbon)形状を有し、その幅W及び厚さTが軸方向に対して略一定にされている。平坦部Pfの厚さTは、例えば直径Dの略1/2とされ、あるいは直径Dの1/3以上、2/3以下とされ、例えば30μm程度とされている。
平坦部Pfの幅Wは、例えば40~120μmであり、あるいは60~90μmである。なお、平坦部Pfの幅Wは、必ずしも軸方向に対して略一定に限らない。
第1接続領域Pc1の長さL1すなわちスロープ面Fs1,Fs2の軸方向の長さL1、及び第2接続領域Pc2の長さL2すなわちスロープ面Fs3,Fs4の軸方向の長さL2は、例えば20~600μmである。長さL1,L2は、互いに異なっていてもよい。
上述のプローブPrの各部の長さ、幅、及び厚さは一例であって、適宜設定することができる。
なお、スロープ面Fs1~Fs4の一部が領域B1~B4とされている例を示したが、スロープ面Fs1~Fs4の全体が、領域B1~B4となっていてもよい。
図6、図7は、図5に示す領域B1~B4の変形例を示す正面図である。図6に示すように、領域B1~B4の幅Wbは、先端部Pa又は基端部Pbから離れるに従って、直線的に徐々に狭くなってもよい。また、図7に示すように、領域B1~B4は、軸方向の位置変化に対して幅Wbが略一定の部分領域A1とされていてもよく、領域B1~B4の一部が部分領域A1とされていてもよい。
図8~図10は、図4に示す領域B1~B4の変形例を示す側面図である。上述の例では、領域B1~B4が、スロープ面Fs1~Fs4上のみに設けられる例を示したが、例えば図8に示すように、領域B1~B4は、スロープ面Fs1~Fs4と平坦面Fwとに跨がって設けられていてもよい。
また、例えば図9に示す領域B1,B3のように、領域の稜線(側面視外縁)が直線状に延び、領域B1,B3が、スロープ面Fs1,Fs3と平坦面Fwとに跨がって設けられていてもよい。
また例えば図10に示す領域B1~B4のように、軸方向の位置変化に対して前記棒状の軸心からの距離が略一定の部分領域A2を含んでいてもよい。
また、胴体部PCは、必ずしもスロープ面Fs1~Fs4及び領域B1~B4を備えていなくてもよい。胴体部PCは、スロープ面Fs1~Fs4のうち少なくとも一つを備え、領域B1~B4のうち少なくとも一つを備えていればよい。
また、例えば図9に示す領域B1,B3と領域B2,B4や、図10に示す領域B1,B3と領域B2,B4のように、プローブPrの表裏で各領域の形状が異なっていてもよい。また、領域B1,B2と、領域B3,B4の形状が異なっていてもよい。スロープ面Fs1~Fs4及び領域B1~B4は、互いに異なる構成を有していてもよく、上述の構成を任意に組み合わせてプローブPrとすることができる。
スロープ面Fs1~Fs4の傾斜は、直線的な傾斜であってもよく、曲面的な傾斜であってもよい。
また、平坦部Pfは、必ずしも厚さtが一定でなくてもよく、その表面も、平坦な形状に限らない。また、スロープ面Fs1~Fs4の幅Wは、必ずしも先端部Pa、基端部Pbの幅W(直径D)よりも拡がっている例に限られず、先端部Pa、基端部Pbの幅W(直径D)と同程度であってもよい。
また、プローブPrは、直線状に延びる形状に限られず、曲がった形状であってもよく、例えば曲線状、円弧状、S字状等に曲がっていてもよい。
図11は、図1に示す検査治具3、第一ピッチ変換ブロック35、及び第二ピッチ変換ブロック36の断面図である。図11では、検査治具3と第一ピッチ変換ブロック35とを分離した状態で示している。検査側支持体32は、半導体ウェハ100と対向して配置される対向面F1を有している。電極側支持体33は、第一ピッチ変換ブロック35の下面と密着される背面F2を有している。背面F2からは、プローブPrの頂部Pp2が僅かに突出している。
第一ピッチ変換ブロック35及び第二ピッチ変換ブロック36は、それぞれ、例えば軸方向に扁平な略円筒形状を有している。背面F2に密着される第一ピッチ変換ブロック35の下面には、各プローブPrの頂部Pp2の配置に対応して、複数の電極352が形成されている。第一ピッチ変換ブロック35の上面には、複数の電極352よりも間隔を拡げて配置された複数の電極が形成されている。第一ピッチ変換ブロック35の、下面の電極352と上面の電極とは、配線351で接続されている。
第二ピッチ変換ブロック36の下面には、第一ピッチ変換ブロック35上面の電極配置に対応して、複数の電極が形成されている。第二ピッチ変換ブロック36の上面には、上述の接続プレート37の電極配置に対応して形成された複数の電極362が形成されている。第二ピッチ変換ブロック36の下面の電極と上面の電極362とは、配線361で接続されている。
これにより、検査治具3、第一ピッチ変換ブロック35、及び第二ピッチ変換ブロック36を組み立てて、第二ピッチ変換ブロック36を接続プレート37に取り付けることによって、検査処理部8が、各プローブPrに対して信号を入出力することが可能になる。
第一ピッチ変換ブロック35及び第二ピッチ変換ブロック36は、例えば、MLO(Multi-Layer Organic)又はMLC(Multi-Layer Ceramic)等の多層配線基板を用いて構成することができる。
図12は、図1、図11に示す検査治具3の構成の一例を示す断面図である。検査側支持体32は、対向プレート322と案内プレート323とが積層されることにより構成されている。対向プレート322は、半導体ウェハ100と対向して配置される対向面F1を有している。対向プレート322は、案内プレート323に対してボルト等の脱着可能な固定手段によって一体に固定されている。
検査側支持体32には、プローブPrの先端部Paが挿通される複数のプローブ挿通孔324(第二貫通孔)が形成されている。各プローブ挿通孔324は、半導体ウェハ100に設けられた複数の検査点に対してそれぞれプローブPrの頂部Pp1を案内する。プローブ挿通孔324内に、プローブPrにおける、第1接続領域Pc1の少なくとも一部が位置するように、各プローブPrが配置されている。
電極側支持体33は、支持プレート331と、スペーサプレート332とがこの順に、対向面F1とは反対側から積層されて構成されている。支持プレート331における、対向面F1とは反対側の面は、背面F2とされている。電極側支持体33には、複数のプローブ挿通孔324と対応する複数のプローブ支持孔333(第一貫通孔)が形成されている。
電極側支持体33は第一プレートの一例に相当し、検査側支持体32は第二プレートの一例に相当し、プローブ支持孔333は第一貫通孔の一例に相当し、プローブ挿通孔324は第二貫通孔の一例に相当している。なお、電極側支持体33を第二プレート、検査側支持体32を第一プレート、プローブ支持孔333を第二貫通孔、プローブ挿通孔324を第一貫通孔としてもよい。
プローブ支持孔333には、プローブPrの基端部Pbが挿入されている。基端部Pbの頂部Pp2が、背面F2からわずかに突出するようにされている。これにより、各プローブPrの基端部Pbが、第一ピッチ変換ブロック35の電極352に当接されて、検査処理部8と導通接続可能にされる。
プローブ支持孔333内に、プローブPrにおける、第2接続領域Pc2の少なくとも一部が位置するように、各プローブPrが配置されている。
なお、検査側支持体32及び電極側支持体33は、それぞれ、複数のプレートが積層されて構成される例に限られず、単一のプレート等によって構成されていてもよい。また、検査側支持体32のプローブ挿通孔324に基端部Pbが挿通され、電極側支持体33のプローブ支持孔333に先端部Paが挿通される構成であってもよい。そして、基端部Pbが検査対象物に当接され、先端部Paが第一ピッチ変換ブロック35の電極352に当接される構成であってもよい。
図12は、各プローブPrの厚み方向に沿って切断した断面図を示しており、紙面左右方向が各プローブPrの厚み方向、紙面奥行き方向が各プローブPrの幅方向に対応している。各プローブPrは、厚み方向(幅方向)が、同じ方向を向くように、向きが揃えられている。
検査側支持体32と、電極側支持体33とは、対応するプローブ挿通孔324とプローブ支持孔333とが、各プローブPrの厚み方向にずれた位置に位置するように、配置されている。これにより、対応するプローブ挿通孔324とプローブ支持孔333とに挿通されたプローブPrは、検査側支持体32と電極側支持体33との間で、対向面F1及び背面F2の垂線に対して傾斜又は湾曲した状態で保持される。
なお、互いに対応するプローブ挿通孔324とプローブ支持孔333とは、必ずしも各プローブPrの厚み方向にずれた位置に位置する例に限らない。対向面F1の垂線上に、互いに対応するプローブ挿通孔324とプローブ支持孔333とが位置する構成であってもよい。対向面F1の垂線上に、互いに対応するプローブ挿通孔324とプローブ支持孔333とが位置する構成であれば、プローブ挿通孔324とプローブ支持孔333とにプローブPrを挿通することが容易であり、例えばプローブPrの挿通作業を機械化することが容易となる。
図13は、図12に示す検査治具3の検査側支持体32に半導体ウェハ100が当接され、半導体ウェハ100の表面に形成された検査点101が各プローブPrの先端部Paに接触した状態を示している。図13に示すように、先端部Paに検査点101が押圧されて先端部Paの突出部分がプローブ挿通孔324に押し込まれると、各プローブPrの胴体部PCが撓む。
図12に示すように、各プローブPrは、対向面F1及び背面F2の垂線に対して傾斜又は湾曲した状態で保持されているので、対向面F1から突出している頂部Pp1が検査点に当接されて押された際に、その押圧力によりスムーズに胴体部PCが撓む。プローブPrは、撓むことによってバネ性を生じる。その結果、胴体部PCの弾性力により、検査点に対して頂部Pp1を弾性的に接触させることができ、接触安定性を向上させることができる。
ここで、先端部Paを検査点101に押圧させることでプローブPrが撓む際、プローブPrを撓ませようとする力は、プローブPrの太さが変化する箇所である第1接続領域Pc1と第2接続領域Pc2とに集中しやすい。そのため、もし仮にプローブPrが領域B1、領域B3を備えていない場合、第1接続領域Pc1、第2接続領域Pc2において、歪みが集中しやすい。
しかしながら、プローブPrは、第1接続領域Pc1、第2接続領域Pc2におけるスロープ面Fs1~Fs4に、領域B1~B4を備えている。従って、スロープ面Fs1~Fs4が平坦な斜面である場合と比べて、領域B1~B4による膨らみによって、第1接続領域Pc1、第2接続領域Pc2が補強される。その結果、プローブPrを撓ませようとする力が第1接続領域Pc1、第2接続領域Pc2に集中した場合であっても、第1接続領域Pc1、第2接続領域Pc2において歪みが集中しにくい。
また、領域B1~B4は、外側に向かって膨らんだ曲面形状を有するので、軸方向の位置の変化に対して領域B1~B4の形状が滑らかに連続的に変化することになる。従って、プローブPrを撓ませようとする力は、領域B1~B4の特定箇所に集中することがない。その結果、領域B1~B4において歪みが集中しにくい。
また、先端部Paとスロープ面Fs1,Fs2との接続位置すなわち境界位置、及び基端部Pbとスロープ面Fs3,Fs4との接続位置すなわち境界位置では、軸方向の位置変化に対する形状の変化が不連続になるため、プローブPrを撓ませようとする力が集中しやすい。
しかしながら、領域B1,B2の表面b1,b2が、先端部Paの外周面paと連続的に連なるようにされているので、先端部Paとスロープ面Fs1,Fs2との境界位置における軸方向の位置変化に対する形状の変化における不連続性が低減される。さらに領域B3,B4の表面b3,b4が、基端部Pbの外周面pbと連続的に連なるようにされているので、基端部Pbとスロープ面Fs3との境界位置における軸方向の位置変化に対する形状の変化における不連続性が低減される。
その結果、先端部Paとスロープ面Fs1との境界位置、及び基端部Pbとスロープ面Fs3との境界位置に対して加わる力が低減されるので、この境界位置で歪みが集中しにくい。
また、スロープ面Fs1と平坦部Pfとの接続位置すなわち境界位置、及びスロープ面Fs3と平坦部Pfとの接続位置すなわち境界位置では、軸方向の位置変化に対する形状の変化が不連続になるため、プローブPrを撓ませようとする力が集中しやすい。
しかしながら、領域B1,B2を、スロープ面Fs1,Fs2と平坦面Fwとに跨がって設け、領域B3,B4を、スロープ面Fs3,Fs4と平坦面Fwとに跨がって設けた場合には、スロープ面Fs1,Fs2と平坦部Pfとの境界位置、及びスロープ面Fs3,Fs4と平坦部Pfとの境界位置が、領域B1~B4の膨らみによって補強されるので、この境界位置で歪みの集中が生じにくい。
また、丸棒部材をプレス加工することによって、プローブPrを成形する場合には、後述するように、金型に、領域B1~B4に対応する凹部が設けられることになる。そうすると、プレス加工の際、金型の凹部にプレスの圧力が逃げるので、領域B1~B4に加わる圧力が緩和される。その結果、プローブPrのプレス加工の際に、第1接続領域Pc1及び第2接続領域Pc2において、プレス加工の歪みが集中しにくくなる。すなわち、プローブPrに、領域B1~B4を備えることによって、プレス加工時に歪みが集中するおそれを低減することができる。
図14は、図2に示すプローブPrの製造方法の一例を説明するための説明図である。プローブPrは、例えば、導電性を有する金属材料等の丸棒の棒状線材Mを、プレス面Kfが、胴体部PCの形状に対応して例えば略台形状等に突出した一対の第1金型K1と第2金型K2との間に挟んでプレス加工することにより、製造することができる。
プレス面Kfには、領域B1に対応する凹部Bc1と、領域B2に対応する凹部Bc2と、領域B3に対応する凹部Bc3と、領域B4に対応する凹部Bc4とが形成されている。このように、凹部Bc1~Bc4が形成された第1金型K1と第2金型K2との間に棒状線材Mを挟んでプレスすると、凹部Bc1~Bc4にプレスの圧力が逃げるので、領域B1~B4に加わる圧力が緩和される。その結果、プレス加工の際に、第1接続領域Pc1及び第2接続領域Pc2において、プレス加工による歪みが集中しにくい。
第1接続領域Pc1及び第2接続領域Pc2のように、位置に対する形状の変化が大きい箇所に対しては、プレス加工の際に、プレス圧力が集中し易く、歪みの集中が生じやすい。
しかしながら、胴体部PCの形状に対応し、凹部Bc1~Bc4が形成された第1金型K1と第2金型K2とを用いて棒状線材Mをプレス加工してプローブPrを製造することによって、第1接続領域Pc1及び/又は第2接続領域Pc2に歪みが集中しにくい。
図15は、プレス加工によって第1接続領域Pc1付近に生じる歪みのシミュレーション結果を示す説明図である。図16は、第1接続領域Pc1に領域B1が設けられていない比較例のシミュレーション結果を示す説明図である。図15、図16では、最も濃度が濃い部分が「歪み大」、その次に濃度が濃い部分が「歪み中」、その次に濃度が濃い部分が「歪み小」というように、歪みの大きさを濃度によって、三段階で示している。
図16に示すように、領域B1が設けられていない比較例では、第1接続領域Pc1に、「歪み大」となる部分があり、その周辺に「歪み中」の部分、さらにその周辺に「歪み小」の部分がある。
一方、図15に示すように、領域B1を備えた場合には、「歪み大」となる部分が存在しない。さらに、図16の領域B1を備えない場合よりも、「歪み中」及び「歪み小」の部分の領域も狭くなっている。このように、シミュレーションによっても、領域B1を備えることによって、プレス加工により生じる歪みの発生が低減されることが確認できた。
図14の製造方法において、プレスは1回で行う例に限られず、例えば第1金型K1と第2金型K2との間隔を順次狭めながら複数回プレスを行うことにより、プローブPrを成型するようにしてもよい。この場合、一回毎のプレスによる棒状線材Mの変形量を減少させることができるので、プローブPrに加わる歪みを減少させることができる。
また、例えば図14に示す第1金型K1を、先端部Paと基端部Pbの長さの合計を僅かに超える程度の間隔を空けて複数、棒状線材Mの軸方向に沿って並べて一体化し、同様に第2金型K2を、先端部Paと基端部Pbの長さの合計を僅かに超える程度の間隔を空けて複数、棒状線材Mの軸方向に沿って並べて一体化し、これら複数の第1金型K1が一体化された金型と複数の第2金型K2が一体化された金型とでプレス加工することにより、複数のプローブPrの形状を成型してもよい。そして、このようなプレス加工の後に個々のプローブPrを切り離すことによって、複数のプローブPrを製造するようにしてもよい。
なお、図14に示すプレス加工によれば、第1金型K1及び第2金型K2によって押し潰された胴体部PCは、図2に示す正面図FVのように、幅方向に拡がった形状となる。このようなプレス加工の後、図2に示す正面図FVにおける正面視で胴体部PCの両側又は一方側を切断する等することによって、胴体部PCの形状を調節してもよい。
図1に示す検査処理部8は、例えば信号生成回路、信号検出回路、電源回路、電圧計、電流計、及びマイクロコンピュータ等を用いて構成することができる。検査処理部8は、半導体ウェハ100の検査点101に対して、プローブPrを介して検査用の信号を出力し、プローブPrを介して半導体ウェハ100に生じた信号を検出する。そして、例えば予め記憶された基準信号パターンと検出された信号とを比較することによって、半導体ウェハ100の検査を行うことができる。
あるいは、検査処理部8は、例えば基板を検査対象とする場合、プローブPrを介して測定対象の二つの検査点間に電流を供給し、その二つの検査点間の電圧を測定する。その供給電流と測定電圧に基づいて、オームの法則により、当該二つの検査点間の抵抗値を算出する。検査処理部8は、このようにして各検査点間の抵抗値を検出することによって、
基板の検査を実行することができる。
なお、検査処理部8は、種々の方法によって検査対象物の検査を行うことができ、その検査方法は限定されない。
すなわち、本発明に係るプローブは、略棒状形状であり、一端部と、他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し前記略棒状の軸方向と直交する厚み方向の厚さが前記一端部よりも薄い胴体部と、を備え、前記胴体部は、前記一端部に連なり前記厚さが前記一端部から離れるにつれて徐々に薄くなる方向に前記軸方向に対して傾斜する第1スロープ面を含み、前記第1スロープ面の少なくとも一部には、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第1領域が設けられている。
この構成によれば、厚みが変化する第1スロープ面の設けられている箇所は、プローブを検査対象物に押圧した際に歪みの集中が生じやすい箇所である。この歪みの集中が生じやすい箇所に、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第1領域が設けられているので、第1領域の膨らみによって、その歪みの集中が生じやすい箇所が補強される。その結果、歪みを集中しにくくすることができる。
また、前記胴体部は、前記第1スロープ面とは前記厚み方向反対側の第2スロープ面をさらに含み、前記第2スロープ面の少なくとも一部には、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第2領域が設けられることが好ましい。
この構成によれば、プローブの両側がバランスよく補強される。
また、前記胴体部は、前記他端部に連なると共に、前記厚さが前記他端部から離れるにつれて徐々に薄くなる方向に前記軸方向に対して傾斜する第3スロープ面をさらに含み、前記第3スロープ面の少なくとも一部には、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第3領域が設けられることが好ましい。
この構成によれば、プローブの他端部側に設けられた第3スロープ面に対しても、第3領域によって、第1領域と同様の補強を行うことができる。
前記第1及び第2領域の少なくとも1つは、前記一端部に近づくにつれて徐々に膨らんでいることが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2領域の少なくとも1つは、その厚みが連続的に変化するので、第1及び第2領域において歪みが生じるおそれが低減される。
また、前記第1及び第2領域の少なくとも1つの前記軸方向及び前記厚み方向と直交する幅方向の幅は、前記一端部から離れるにつれて徐々に狭くなることが好ましい。
第1領域の幅が、第1領域の一端部と反対側の端部においても胴体部の幅の大部分を占めていた場合、当該反対側の第1領域の端部で歪みの集中が生じやすくなるおそれがある。この構成によれば、第1領域の幅が、一端部から離れるに従って徐々に狭くなるので、一端部と反対側の第1領域の端部における膨らみの影響が小さくなり、その結果、一端部と反対側の第1領域の端部において歪みの集中が生じるおそれが低減される。
また、前記第1~第3領域の少なくとも1つは、前記軸方向の位置変化に対して前記棒状の軸心からの距離が略一定の部分領域を含むことが好ましい。
一端部と第1スロープ面との境界部分は形状が変化する部分であるため歪みの集中が生じやすい。この構成によれば、その歪みの集中が生じやすい部分に、棒状の軸心からの距離が略一定であり、従って強度が高い部分領域が設けられている。その結果、歪みの集中が生じやすい箇所の強度が高められる。
また、前記第1~第3領域の少なくとも1つは、前記軸方向の位置変化に対して前記幅方向の幅が略一定の部分領域を含むことが好ましい。
一端部と第1スロープ面との境界部分は形状が変化する部分であるため歪みの集中が生じやすい。この構成によれば、その歪みの集中が生じやすい部分において、第1~第3領域の少なくとも1つは、幅が略一定の部分領域を含み、従って強度が高い部分領域が設けられている。その結果、歪みの集中が生じやすい箇所の強度が高められる。
また、前記第1領域は、前記第1スロープ面に設けられることが好ましい。
この構成によれば、第1スロープ面の強度が向上する。
また、本発明に係る検査治具は、上述のプローブ複数と、前記複数のプローブを支持する支持部材とを備える。
この構成によれば、歪みの集中が生じるおそれを低減することができる。
また、本発明に係る検査装置は、上述のプローブを、検査対象物に接触させることによって、当該検査対象物を検査する。
この構成によれば、プローブに歪みが集中しにくい検査装置を提供できる。
また、本発明に係るプローブの製造方法は、上述のプローブの製造方法であって、前記厚み方向に互いに対向し、前記胴体部の形状に対応すると共に前記第1領域に対応した凹みを有する第1金型及び第2金型を用い、前記第1金型と前記第2金型との間に棒状部材を挟んでプレス加工する。
この構成によれば、歪みが集中しにくいプローブを製造することができる。
このような構成のプローブ、検査治具、及び検査装置は、歪みを集中しにくくすることができる。また、このようなプローブの製造方法は、歪みを集中しにくくすることができるプローブを製造することができる。
この出願は、2018年7月18日に出願された日本国特許出願特願2018-134857を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。なお、発明を実施するための形態の項においてなされた具体的な実施態様又は実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、本発明は、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではない。
1 半導体検査装置(検査装置)
3 検査治具
4 検査部
6 試料台
6a 載置部
8 検査処理部
31 支持部材
32 検査側支持体(第二プレート,第一プレート)
33 電極側支持体(第一プレート,第二プレート)
34 連結部材
35 第一ピッチ変換ブロック
36 第二ピッチ変換ブロック
37 接続プレート
100 半導体ウェハ
101 検査点
322 対向プレート
323 案内プレート
324 プローブ挿通孔(第二貫通孔,第一貫通孔)
331 支持プレート
332 スペーサプレート
333 プローブ支持孔(第一貫通孔,第二貫通孔)
351,361 配線
352,362 電極
B1 領域(第1領域)
B2 領域(第2領域)
B3 領域(第3領域)
B4 領域(第3領域)
b1,b2,b3,b4 表面
Bc1,Bc2,Bc3,Bc4 凹部
CL 中心線
D 直径
F1 対向面
F2 背面
Fs1 スロープ面(第1スロープ面)
Fs2 スロープ面(第2スロープ面)
Fs3 スロープ面(第3スロープ面)
Fs4 スロープ面(第3スロープ面)
FV 正面図
Fw 平坦面
K1 第1金型
K2 第2金型
Kf プレス面
M 棒状線材
pa,pb 外周面
Pa 先端部
Pb 基端部
PC 胴体部
Pc1 第1接続領域
Pc2 第2接続領域
Pf 平坦部
Pp1,Pp2 頂部
Pr プローブ
SV 側面図
W,Wb 幅

Claims (11)

  1. 略棒状形状であり、一端部と、他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し前記略棒状の軸方向と直交する厚み方向の厚さが前記一端部よりも薄い胴体部と、を備え、
    前記胴体部は、前記一端部に連なり前記厚さが前記一端部から離れるにつれて徐々に薄くなる方向に前記軸方向に対して傾斜する第1スロープ面を含み、
    前記第1スロープ面の少なくとも一部には、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第1領域が設けられるプローブ。
  2. 前記胴体部は、前記第1スロープ面とは前記厚み方向反対側の第2スロープ面をさらに含み、
    前記第2スロープ面の少なくとも一部には、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第2領域が設けられる、請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記胴体部は、前記他端部に連なると共に、前記厚さが前記他端部から離れるにつれて徐々に薄くなる方向に前記軸方向に対して傾斜する第3スロープ面をさらに含み、
    前記第3スロープ面の少なくとも一部には、外側に向かって膨らんだ面形状を有する第3領域が設けられる、請求項1又は2に記載のプローブ。
  4. 前記第1領域は、前記一端部に近づくにつれて徐々に膨らんでいる、請求項1~3のいずれか1項に記載のプローブ。
  5. 前記第1領域の前記軸方向及び前記厚み方向と直交する幅方向の幅は、前記一端部から離れるにつれて徐々に狭くなる請求項1~4のいずれか1項に記載のプローブ。
  6. 前記第1領域は、前記軸方向の位置変化に対して前記棒状の軸心からの距離が略一定の部分領域を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載のプローブ。
  7. 前記第1領域は、前記軸方向の位置変化に対して前記幅方向の幅が略一定の部分領域を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のプローブ。
  8. 前記第1領域は、前記第1スロープ面に設けられる、請求項1~7のいずれか1項に記載のプローブ。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載のプローブ複数と、
    前記複数のプローブを支持する支持部材とを備える検査治具。
  10. 請求項1~8のいずれか1項に記載のプローブを、検査対象物に接触させることによって、当該検査対象物を検査する検査装置。
  11. 請求項1~8のいずれか1項に記載のプローブの製造方法であって、
    前記厚み方向に互いに対向し、前記胴体部の形状に対応すると共に前記第1領域に対応した凹みを有する第1金型及び第2金型を用い、
    前記第1金型と前記第2金型との間に棒状部材を挟んでプレス加工するプローブの製造方法。
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