JP7298168B2 - 層転写装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート上のトナー像に転写層を転写する層転写装置に関する。
従来、層転写装置として、多層フィルムが巻回された供給リールと、多層フィルムを巻き取るための巻取リールと、多層フィルムおよびシートを加熱する加熱ローラと、加熱ローラとの間で多層フィルムおよびシートを挟む加圧ローラと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、供給リールと巻取リールがフィルムユニットとして構成されており、このフィルムユニットは、層転写装置の筐体に着脱可能となっている。
特開平7-290685号公報
ところで、本願発明者は、筐体を、開口を有する筐体本体と、開口を開閉するカバーとで構成し、筐体本体に加熱ローラを設け、カバーに加圧ローラを設ける構造を検討している。さらに、この構造において、加熱ローラおよび加圧ローラの状態を、加熱ローラと加圧ローラとの間で多層フィルムを挟んだ圧接状態と、加熱ローラおよび加圧ローラの少なくとも一方を多層フィルムから離間させる離間状態とに切替可能な構造も検討している。
しかしながら、この場合、各ローラの状態を切り替える際に、カバーに対して加わる力が変化して、カバーが振動するおそれがある。
そこで、本発明は、加熱ローラおよび加圧ローラの状態の切り替え時におけるカバーの振動を抑えることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る層転写装置は、シートのトナー像が形成された面に、転写層を有する多層フィルムを重ね、前記トナー像の上に前記転写層を転写する層転写装置である。
前記層転写装置は、開口を有する筐体本体と、前記開口を開放する開位置と、前記開口を閉じる閉位置との間で移動可能なカバーと、前記カバーを前記閉位置にロック可能なロック部材であって、前記カバーがロックされた状態において、前記カバーが前記閉位置よりも前記筐体本体に近づく方向に移動するのを許容するロック部材と、前記多層フィルムおよび前記シートを加熱する加熱部材と、前記加熱部材との間で前記多層フィルムおよび前記シートを挟む加圧部材と、前記加熱部材および前記加圧部材の状態を、前記加熱部材および前記加圧部材で前記多層フィルムを挟んだ圧接状態と、前記加熱部材および前記加圧部材の少なくとも1つが前記多層フィルムから離れた離間状態とに切り替え可能な切替機構であって、前記カバーが前記ロック部材でロックされた状態において、前記離間状態から前記圧接状態への切り替え時に前記カバーを前記開位置に向けて付勢する力が生じる切替機構と、前記カバーが前記ロック部材でロックされた状態において、前記カバーを前記開位置に向けて付勢するバネと、を備える。
この構成によれば、カバーがロック部材でロックされた状態においてバネによってカバーを開位置に向けて付勢するので、切替機構がどのような状態であっても、ロック部材をロック状態のままに維持することができ、カバーが切替機構の切り替えに応じて振動することを抑えることができる。
また、前記カバーは、前記筐体本体に対して回動可能であり、前記カバーの回動軸から前記バネまでの距離L1は、前記カバーの回動軸から前記カバーの重心までの距離L2よりも大きくてもよい。
これによれば、例えばL2>L1となる構成に比べ、てこの原理により、バネ荷重を小さくすることができる。
また、前記カバーは、前記加圧部材を備え、前記カバーの重心は、前記加圧部材の範囲内に位置していてもよい。
また、前記カバーは、前記バネを備えていてもよい。
また、前記層転写装置は、前記多層フィルムが巻回される供給リールと、前記多層フィルムを巻き取るための巻取リールと、を備え、かつ、前記カバーが前記開位置に位置するときに開放された前記開口を通って前記筐体本体に着脱可能なフィルムユニットを備え、前記カバーが前記閉位置に位置するときに、前記バネが、前記フィルムユニットを前記筐体本体に向けて付勢するように構成されていてもよい。
これによれば、筐体本体に振動が加わっても、フィルムユニットががたつくのを抑えることができる。また、カバーの位置決めとフィルムユニットの位置決めを1つのバネで行うことができる。
また、前記フィルムユニットは、前記供給リールおよび前記巻取リールを保持するホルダを備え、前記ホルダは、前記供給リールに対応した位置に配置され、前記筐体本体に回動可能に支持される突起を有し、前記突起から前記バネまでの距離L3は、前記突起から前記加熱部材までの距離L4よりも大きくてもよい。
これによれば、例えばL4>L3となる構成に比べ、てこの原理により、バネ荷重を小さくすることができる。
また、前記層転写装置は、前記多層フィルムを案内する導電性の案内軸を備え、前記バネは、導電性を有し、前記案内軸に電気的に接続されていてもよい。
これによれば、多層フィルムに溜まる静電気を、バネを介して逃がすことができる。
また、前記案内軸は、前記シートから前記多層フィルムを剥離させるための軸であってもよい。
これによれば、多層フィルムを剥離させるための案内軸に溜まる静電気をバネで逃がすことができるので、シートから多層フィルムを良好に剥離させることができる。
本発明によれば、加熱部材および加圧部材の状態の切り替え時におけるカバーの振動を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る層転写装置を示す図である。 層転写装置のカバーを開けた状態を示す図である。 ロック機構を拡大して示す図である。 トーションバネ周りの構造を拡大して示す図である。 フィルムユニットを分解して示す斜視図である。 第2案内軸の端部付近の構造を示す図である。 トーションバネと各部位との位置関係を示す図である。
次に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、層転写装置の全体構成を簡単に説明した後、本願発明の特徴部分の構成について説明する。
以下の説明において、方向は、図1に示す方向で説明する。すなわち、図1の右側を「前」とし、図1の左側を「後」とし、図1の紙面手前側を「左」とし、図1の紙面奥側を「右」とする。また、図1の上下を「上下」とする。
図1に示すように、層転写装置1は、例えばレーザプリンタ等の画像形成装置でシートSにトナー像を形成した後、シートSのトナー像の上に金箔等の箔を転写するための装置である。つまり、層転写装置1は、シートSのトナー像の上に箔を転写することで、シートSに箔の画像を形成している。層転写装置1は、筐体2と、シートトレイ3と、シート搬送部10と、フィルム供給部30と、転写部50とを備えている。
筐体2は、樹脂などからなり、筐体本体21と、カバー22とを備えている。筐体本体21は、上部に開口21A(図2参照)を有している。開口21Aは、筐体本体21に後述するフィルムユニットFUを着脱するための開口である。カバー22は、開口21Aを開閉するための部材である。カバー22の後端部は、筐体本体21に回動可能に支持されている。カバー22は、開口21Aを閉じる閉位置(図1の位置)と、開口21Aを開放する開位置(図2の位置)との間で回動可能となっている。
カバー22は、筐体本体21に係合可能なロックレバー81を備えている。ロックレバー81は、ロック部材の一例であり、カバー22の前端部に位置している。ロックレバー81は、カバー22に回動可能に支持されるシャフト82の両端に固定されている。シャフト82の中央には、ユーザによって操作されるハンドル83が固定されている。これにより、ユーザがハンドル83を操作することで、ロックレバー81が回動するようになっている。
シートトレイ3は、用紙、OHPフィルム等のシートSが載置されるトレイである。シートトレイ3は、筐体2の後部に設けられている。なお、シートSは、トナー像が形成された面を下向きにしてシートトレイ3上に載置される。
シート搬送部10は、シート供給機構11と、シート排出機構12とを備えている。シート供給機構11は、シートトレイ3上のシートSを一枚ずつ転写部50に向けて搬送する機構である。シート供給機構11は、ピックアップローラと搬送ローラを備えている。
シート排出機構12は、転写部50を通過したシートSを筐体2の外部に排出する機構である。シート排出機構12は、複数の搬送ローラを備えている。
フィルム供給部30は、シート供給機構11から搬送されたシートSに重ねるように多層フィルムFを供給する部分である。フィルム供給部30は、フィルムユニットFUと、図示せぬモータ等の駆動源を備えている。
フィルムユニットFUは、図2に示すように、後述する供給リール31の軸方向に直交する方向において、カバー22が開位置に位置するときに開放された開口21Aを通過して筐体本体21に着脱可能となっている。フィルムユニットFUは、供給リール31と、巻取リール35と、第1案内軸41と、第2案内軸42と、第3案内軸43とを備えている。供給リール31には、多層フィルムFが巻回されている。
多層フィルムFは、複数の層からなるフィルムである。詳しくは、多層フィルムFは、
支持層と、被支持層とを有する。支持層は、高分子材料からなるテープ状の透明な基材であり、被支持層を支持している。被支持層は、例えば、剥離層と、転写層と、接着層とを有する。剥離層は、支持層から転写層を剥離しやすくするための層であり、支持層と転写層との間に配置されている。剥離層は、支持層から剥離しやすい透明な材料、例えばワックス系樹脂を含んでいる。
転写層は、トナー像に転写される層であり、箔を含んでいる。箔とは、金、銀、銅、アルミニウム等の金属であって薄く延された金属である。また、転写層は、金色、銀色、赤色などの着色材料と、熱可塑性樹脂とを含む。転写層は、剥離層と接着層との間に配置されている。接着層は、転写層をトナー像に接着しやすくするための層である。接着層は、後述する転写部50によって加熱されたトナー像に付着しやすい材料、例えば塩化ビニル系樹脂やアクリル系樹脂を含んでいる。
供給リール31は、樹脂などからなり、多層フィルムFが巻回される供給軸部31Aを有している。供給軸部31Aには、多層フィルムFの一端が固定されている。多層フィルムFは、支持層を外側、被支持層を内側にして、供給リール31に巻回されている。
巻取リール35は、樹脂などからなり、多層フィルムFを巻き取るための巻取軸部35Aを有している。巻取軸部35Aには、多層フィルムFの他端が固定されている。多層フィルムFは、支持層を外側、被支持層を内側にして、巻取リール35に巻回されている。
なお、図1等においては、便宜上、供給リール31および巻取リール35の両方に多層フィルムFが最大に巻回された状態を図示することとする。実際には、フィルムユニットFUが新品の状態においては、供給リール31に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最大となっており、巻取リール35には多層フィルムFが巻回されていない、もしくは、巻取リール35に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最小となっている。また、フィルムユニットFUの寿命時(多層フィルムFを使い切ったとき)においては、巻取リール35に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最大となり、供給リール31には多層フィルムFが巻回されていない、もしくは、供給リール31に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最小となる。
第1案内軸41は、供給リール31から引き出される多層フィルムFの進行方向を変更するための軸である。第1案内軸41は、導電性の樹脂や金属などからなっている。
第2案内軸42は、第1案内軸41で案内された多層フィルムFの進行方向を変更するための軸である。第2案内軸42は、導電性の樹脂や金属などからなっている。
第3案内軸43は、第2案内軸42で案内された多層フィルムFの進行方向を変更して巻取リール35に案内する軸である。第3案内軸43は、導電性の樹脂や金属などからなっている。
第1案内軸41は、トナー像を下にした状態で搬送されるシートSに対して、供給リール31から引き出された多層フィルムFを下から重ねるように案内している。第1案内軸41は、供給リール31から引き出された多層フィルムFの搬送方向を変えて、シートSの搬送方向と略平行に多層フィルムFを案内する。
第2案内軸42は、シートSから多層フィルムFを剥離させるための軸である。第2案内軸42は、転写部50を通過した多層フィルムFと接触し、転写部50を通過した多層フィルムFの搬送方向をシートSの搬送方向とは異なる方向に変更している。転写部50を通過してシートSと重なった状態で搬送された多層フィルムFは、第2案内軸42を通過する際にシートSとは異なる方向に案内され、シートSから剥離される。
転写部50は、シートSと多層フィルムFを重ねた状態で加熱および加圧することで、シートSに形成されたトナー像の上に転写層を転写するための部分である。転写部50は、加圧部材の一例としての加圧ローラ51と、加熱部材の一例としての加熱ローラ61とを備えている。転写部50は、加圧ローラ51と加熱ローラ61のニップ部において、シートSと多層フィルムFを重ねて加熱および加圧する。
加圧ローラ51は、円筒状の芯金の周囲をシリコンゴムからなるゴム層で被覆したローラである。加圧ローラ51は、多層フィルムFの上側に配置され、シートSの裏面(トナー像が形成された面と反対側の面)と接触可能となっている。
加圧ローラ51は、両端部がカバー22に回転可能に支持されている。加圧ローラ51は、加熱ローラ61との間でシートSおよび多層フィルムFを挟み、図示せぬ駆動源によって回転駆動されることで加熱ローラ61を従動回転させる。
加熱ローラ61は、円筒状に形成された金属管の内部にヒータを配置したローラであり、多層フィルムFおよびシートSを加熱している。加熱ローラ61は、多層フィルムFの下側に配置され、多層フィルムFと接触している。
切替機構70は、加圧ローラ51および加熱ローラ61の状態を、加圧ローラ51と加熱ローラ61で多層フィルムFを挟んだ圧接状態と、加圧ローラ51および加熱ローラ61の少なくとも1つが多層フィルムFから離れた離間状態とに切り替えるための機構である。本実施形態では、切替機構70は、加熱ローラ61を、実線で示す圧接位置と、二点鎖線で示す離間位置との間で移動させることで、加熱ローラ61を多層フィルムFに対して接触・離間させている。つまり、切替機構70は、加熱ローラ61を多層フィルムFから離すことで、加圧ローラ51および加熱ローラ61の状態を、離間状態にする。また、切替機構70は、加熱ローラ61を多層フィルムFに圧接させることで、加圧ローラ51および加熱ローラ61の状態を、圧接状態にする。
切替機構70は、カバー22を閉じている状態においては、シートSが転写部50に供給されるタイミングに合わせて加熱ローラ61を圧接位置に移動させている。また、切替機構70は、カバー22が開けられた場合や、転写部50においてシートSに箔転写を行わない場合には、加熱ローラ61を離間位置に位置させている。
この切替機構70では、離間状態から圧接状態への切り替え時において、カバー22を開位置に向けて付勢する力が生じる。詳しくは、切替機構70でカバー22を付勢する力は、カバー22を持ち上げることが可能な大きさとなっている。
このように構成された層転写装置1では、シートSの表面を下向きにしてシートトレイ3に載置されたシートSが、シート供給機構11により一枚ずつ転写部50に向けて搬送される。シートSは、転写部50のシート搬送方向における上流側で、供給リール31から供給された多層フィルムFと重ねられ、シートSのトナー像と多層フィルムFが接触した状態で転写部50に搬送される。
転写部50においては、シートSと多層フィルムFが加圧ローラ51と加熱ローラ61の間のニップ部を通過する際に、加熱ローラ61と加圧ローラ51により加熱および加圧され、トナー像の上に転写層が転写される。なお、以下の説明では、トナー像への転写層の転写を、単に「層転写」とも称する。
層転写が行われた後、シートSと多層フィルムFは密着した状態で第2案内軸42まで搬送される。シートSと多層フィルムFが第2案内軸42を通過すると、多層フィルムFの搬送方向がシートSの搬送方向と異なる方向に変わるため、シートSから多層フィルムFが剥離される。
シートSから剥離された多層フィルムFは、巻取リール35に巻き取られていく。一方、多層フィルムFが剥離されたシートSは、シート排出機構12によって、転写層が転写された表面を下に向けた状態で、筐体2の外部に排出される。
図3に示すように、ロックレバー81は、ロックピンRPとともに、ロック機構80を構成している。ロックレバー81は、先端部がフック形状となっており、先端部が筐体本体21に設けられるロックピンRPに係合可能となっている。ロックレバー81は、実線で示すロック位置と、破線で示すアンロック位置との間で回動可能となっている。ロックレバー81は、カバー22が実線で示す閉位置に位置した状態において、ロック位置に位置するときに、筐体本体21のロックピンRPと係合することでカバー22を閉位置にロックしている。また、ロックレバー81は、カバー22が閉位置に位置した状態において、アンロック位置に位置するときに、カバー22が閉位置から開位置へ移動するのを許容する。さらに、ロックレバー81は、カバー22をロックした状態において、カバー22が閉位置よりも筐体本体21に近づく方向に移動するのを許容するように構成されている。
言い換えると、カバー22は、実線で示す閉位置よりも開位置から遠い、二点鎖線で示す最終位置まで回動することが可能となっている。最終位置においては、ロックレバー81の先端部とロックピンRPとの間に隙間が形成される。これにより、ロックレバー81の先端部をロックピンRPにスムーズに係合させることが可能となっている。
このようにロック機構80が構成されることで、カバー22は、ロック機構80でロックされた状態において、閉位置と最終位置との間で回動可能となっている。そのため、切替機構70の状態の切り替えを頻繁に行う場合、例えば複数枚のシートSに対して連続して層転写を行う場合などには、カバー22に加わる重力とカバー22に対して切替機構70から加わる付勢力の作用によって、カバー22が振動するおそれがある。これに対し、本実施形態では、図4に示すように、バネの一例としてのトーションバネ90を、カバー22と筐体本体21との間に設けることで、カバー22の振動を抑えている。
トーションバネ90は、導電性の樹脂または金属で形成されている。トーションバネ90は、カバー22に設けられ、カバー22と一体に動くことが可能となっている(図2参照)。
トーションバネ90は、コイルバネ部91と、コイルバネ部91の一端から延びる第1アーム部92と、コイルバネ部91の他端から延びる第2アーム部93とを有している。コイルバネ部91は、カバー22に設けられるバネ支持軸22Aに支持されている。第1アーム部92の先端は、カバー22に設けられる係止部22Bに固定されている。第2アーム部93の先端は、カバー22が閉位置にある状態で、フィルムユニットFUに接触している。
このように構成されるトーションバネ90は、閉位置に位置するカバー22がロック機構80でロックされた状態において、カバー22を開位置に向けて付勢している。ここで、トーションバネ90からカバー22に加わる付勢力は、カバー22を持ち上げることが可能な大きさとなっている。これにより、切替機構70が離間状態である場合でも、カバー22が自重により閉位置から最終位置まで下がるのを、トーションバネ90の付勢力によって抑えることが可能となっている。そのため、層転写時において、常にカバー22が閉位置に位置し、ロックレバー81の先端部がロックピンRPと係合した状態に保たれるようになっている。
また、トーションバネ90は、閉位置に位置するカバー22がロック機構80でロックされた状態において、フィルムユニットFUを筐体本体21に向けて付勢している。これにより、トーションバネ90の付勢力によって、フィルムユニットFUを位置決めすることが可能となっている。
図5に示すように、トーションバネ90は、フィルムユニットFUのうち第2案内軸42の付近に接触するように配置されている。以下、フィルムユニットFUの構造について説明した後に、トーションバネ90とフィルムユニットFUの関係を詳細に説明する。
フィルムユニットFUは、樹脂などからなるホルダ100と、ホルダ100に着脱可能なフィルムカートリッジ200とを備えている。フィルムカートリッジ200は、前述した多層フィルムFが巻回された供給リール31および巻取リール35と、供給ケース32とを備えている。
供給リール31(詳しくは、供給ケース32)および巻取リール35は、ホルダ100に対して、供給リール31の軸方向に直交する方向に着脱可能となっている。そして、フィルムカートリッジ200は、ホルダ100に取り付けられた状態において、筐体本体21に着脱可能となっている。
供給ケース32は、供給リール31を収容する中空のケースである。供給ケース32は、樹脂などからなり、略円筒状の外周壁32Aと、外周壁32Aの両端に設けられる略円板状の2つの側壁32Bとを有する。供給リール31は、供給ケース32の各側壁32Bに回転可能に支持されている。
ホルダ100は、ベースフレーム110と、ベースフレーム110に回動可能(移動可能)に支持される規制フレーム120とを有している。ベースフレーム110は、第1保持部111と、第2保持部112と、2つの連結部113と、2つの取手114とを有している。
第1保持部111は、供給ケース32を保持する部位である。第1保持部111は、供給ケース32を介して供給リール31を保持している。第1保持部111は、断面視略円弧状の外周壁111Aと、2つの側壁111Bとを有する。
外周壁111Aは、供給ケース32の外周面に沿って配置されている。各側壁111Bは、供給リール31の軸方向において、外周壁111Aの各端部に配置されている。
各側壁111Bは、第1案内軸41を軸方向で挟んでおり、第1案内軸41を回転可能に支持している。各側壁111Bは、突起の一例としての円柱状のボス111Cを有している。
各ボス111Cは、各側壁111Bから軸方向外側に突出している。各ボス111Cは、フィルムユニットFUの筐体本体21への装着時において、筐体本体21に形成された第1ガイドGD1(図2参照)でガイドされて、位置決めされるようになっている。各ボス111Cは、供給リール31がホルダ100に装着された状態において、供給リール31に対応した位置に配置されている。詳しくは、各ボス111Cは、供給リール31がホルダ100に装着された状態において、供給リール31の回転軸と同軸に配置されている。
各ボス111Cは、第1ガイドGD1(図2参照)によって、回動可能に支持されている。これにより、フィルムユニットFUを装着する際において、ボス111Cを中心にしてフィルムユニットFUを回動させながら、装着することが可能となっている。
第2保持部112は、巻取リール35を保持する部位である。詳しくは、第2保持部112は、規制フレーム120とともに、中空のケースを構成しており、中空のケース内に巻取リール35を収容している。巻取リール35の巻取軸部35Aの端部A1は、中空のケース(第2保持部112および規制フレーム120)に形成された穴から軸方向外側に突出しており、筐体本体21に形成された第2ガイドGD2(図2参照)でガイドされて、位置決めされるようになっている。また、第2保持部112は、第2案内軸42を回転可能に支持している。
2つの連結部113は、第1保持部111と第2保持部112とを連結する部位である。詳しくは、各連結部113は、供給リール31の軸方向に間隔を開けて配置されている。
このように連結部113が形成されることで、ホルダ100は、供給リール31の軸方向に直交する直交方向に貫通する貫通穴100Aを有している。各取手114は、各連結部113の上に配置されている。各取手114は、ホルダ100のうち巻取リール35の軸方向両端にそれぞれ配置されている。
図6に示すように、第2保持部112は、導電性の樹脂や金属などからなる、ベアリング112A、導電バネ112Bおよび保持部材112Cを備えている。ベアリング112Aは、第2案内軸42を回転可能に支持する部材であり、第2案内軸42と電気的に接続されている。導電バネ112Bは、ベアリング112Aと保持部材112Cとの間に配置され、ベアリング112Aと保持部材112Cとを電気的に接続している。
保持部材112Cは、導電バネ112Bを保持する部材であり、導電バネ112Bを収容する収容部C1と、収容部C1から延びる延出部C2とを有している。延出部C2は、収容部C1から、第2案内軸42から遠ざかる方向に向けて、軸方向に沿って延びている。
図5および図6に示すように、トーションバネ90は、保持部材112Cの延出部C2に接触している。これにより、トーションバネ90は、保持部材112C、導電バネ112Bおよびベアリング112Aを介して第2案内軸42に電気的に接続されている。なお、トーションバネ90は、カバー22および筐体本体21に設けられる導電性の部材を介して、接地されている。
図7に示すように、カバー22の重心CGは、加圧ローラ51の範囲内に位置している。詳しくは、カバー22の重心CGは、加圧ローラ51の回転軸X1に位置している。カバー22の回動軸X2からトーションバネ90(詳しくは、トーションバネ90とフィルムユニットFUとの接点)までの距離L1は、カバー22の回動軸X2からカバー22の重心CGまでの距離L2よりも大きくなっている。ここで、仮にL1<L2となるようにトーションバネが配置される場合には、トーションバネの付勢力によってカバー22を閉位置に保持するためには、本実施形態のトーションバネ90よりも大きなバネ荷重が必要になる。本実施形態では、L1>L2となるようにトーションバネ90を配置するので、てこの原理により、小さなバネ荷重であっても、トーションバネ90によってカバー22を閉位置に良好に保持することができる。
また、フィルムユニットFUのボス111Cからトーションバネ90(詳しくは、トーションバネ90とフィルムユニットFUとの接点)までの距離L3は、ボス111Cから加熱ローラ61(詳しくは加熱ローラ61の回転軸X3)までの距離L4よりも大きくなっている。ここで、フィルムユニットFUは、ボス111Cが第1ガイドGD1に回動可能に支持された状態において、トーションバネ90の付勢力によって、ボス111Cを中心にしてフィルムユニットFUが図示時計回りに付勢されることで、巻取軸部35Aの端部A1が第2ガイドGD2に押し付けられて筐体本体21に位置決めされる。
そのため、トーションバネ90の位置がボス111Cから遠いほど、てこの原理を利用して、トーションバネ90のバネ荷重を小さくすることができる。そのため、L3>L4とすることで、例えばL3<L4とする構造よりも、トーションバネ90のバネ荷重を小さくすることができる。
次に、トーションバネ90の作用について説明する。
図1に示すように、複数枚のシートSに連続して層転写を行う場合には、例えば、シートSが転写部50を通過している間だけ切替機構70を圧接状態とし、転写部50にシートSが存在しない際には切替機構70を離間状態とするような制御が行われる。このような場合には、切替機構70が圧接状態と離間状態とに頻繁に切り替えられる。そのため、本実施形態のようなトーションバネ90を設けない場合には、カバー22が閉位置と最終位置との間で振動してしまう。
これに対し、本実施形態では、トーションバネ90によってカバー22を開位置に向けて付勢することで、切替機構70がどのような状態であっても、ロックレバー81の先端部をロックピンRPに係合させた状態のままに維持することができるので、カバー22が切替機構70の切り替えに応じて振動することを抑えることができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
トーションバネ90の付勢力によって、カバー22が常に閉位置に保持されるので、カバー22の振動を抑えることができる。
カバー22の回動軸X2からトーションバネ90までの距離L1を、回動軸X2からカバー22の重心CGまでの距離L2よりも大きくしたので、例えばL2>L1となる構成に比べ、てこの原理により、トーションバネ90のバネ荷重を小さくすることができる。
トーションバネ90によってフィルムユニットFUを筐体本体21に向けて付勢するので、筐体本体21に振動が加わっても、フィルムユニットFUががたつくのを抑えることができる。また、カバー22の位置決めとフィルムユニットFUの位置決めを1つのトーションバネ90で行うことができる。
フィルムユニットFUのボス111Cからトーションバネ90までの距離L3を、ボス111Cから加熱ローラ61までの距離L4よりも大きくしたので、例えばL4>L3となる構成に比べ、てこの原理により、トーションバネ90のバネ荷重を小さくすることができる。
トーションバネ90を第2案内軸42に電気的に接続したので、多層フィルムFに溜まる静電気を、第2案内軸42およびトーションバネ90を介して逃がすことができる。また、多層フィルムFを剥離させるための第2案内軸42に溜まる静電気をトーションバネ90で逃がすことができるので、シートSから多層フィルムFを良好に剥離させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、トーションバネ90をカバー22に設けたが、本発明はこれに限定されず、筐体本体21にトーションバネ90を設けてもよい。
前記実施形態では、加熱部材として円筒状の加熱ローラ61を例示したが、本発明はこれに限定されず、加熱部材は、例えば、ヒータによって加熱される板状の部材であってもよい。また、加圧部材としては、加圧ローラ51に限らず、例えば、無端状のベルトなどであってもよい。
前記実施形態では、バネとしてトーションバネ90を例示したが、本発明はこれに限定されず、バネは、例えば、板バネやコイルバネなどであってもよい。
前記実施形態では、箔を含む転写層を例示したが、本発明はこれに限定されず、転写層は、例えば、箔や着色材料を含まず、熱可塑性樹脂から形成されていてもよい。
前記実施形態では、多層フィルムFを4層で構成したが、本発明はこれに限定されず、多層フィルムは、転写層と支持層を有していれば、層の数はいくつであってもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ等の画像形成装置とは別の装置として層転写装置1を構成したが、本発明はこれに限定されず、層転写装置は画像形成装置と一体に構成されていてもよい。
前記実施形態では、ロック部材としてロックレバー81を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ロック部材は、カバーに形成した穴に係合する係合位置と、カバーの穴から離脱する離脱位置との間で移動可能なプランジャを有するソレノイドであってもよい。また、前記実施形態では、ロックレバー81をカバー22に設けたが、本発明はこれに限定されず、ロックレバーを筐体本体に設け、ロックピンをカバーに設けてもよい。
前記実施形態では、フィルムユニットFUを、ホルダ100とフィルムカートリッジ200とを備える構成としたが、本発明はこれに限定されず、フィルムユニットは、例えば、前記実施形態のようなフィルムカートリッジ200のみから構成されていてもよい。この場合、前記実施形態に係るホルダ100を筐体本体21に一体に設けることで、フィルムカートリッジ200からなるフィルムユニットが、筐体本体21に着脱可能となる。
前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 層転写装置
21 筐体本体
21A 開口
22 カバー
51 加圧ローラ
61 加熱ローラ
70 切替機構
81 ロックレバー
90 トーションバネ
F 多層フィルム
S シート

Claims (8)

  1. シートのトナー像が形成された面に、転写層を有する多層フィルムを重ね、前記トナー像の上に前記転写層を転写する層転写装置であって、
    開口を有する筐体本体と、
    前記開口を開放する開位置と、前記開口を閉じる閉位置と、前記開位置に対して前記閉位置よりも遠い最終位置との間で移動可能なカバーと、
    前記カバーが前記閉位置から前記最終位置に移動するのを許容しつつ、前記カバーが前記閉位置から前記開位置に移動しないように前記カバーをロック可能なロック部材と、
    前記多層フィルムおよび前記シートを加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材との間で前記多層フィルムおよび前記シートを挟む加圧部材と、
    前記加熱部材および前記加圧部材の状態を、前記加熱部材および前記加圧部材で前記多層フィルムを挟んだ圧接状態と、前記加熱部材および前記加圧部材の少なくとも1つが前記多層フィルムから離れた離間状態とに切り替え可能な切替機構であって、前記カバーが前記ロック部材でロックされた状態において、前記離間状態から前記圧接状態への切り替え時に前記カバーを前記開位置に向けて付勢する力が生じる切替機構と、
    前記カバーが前記ロック部材でロックされた状態において、前記カバーを前記開位置に向けて付勢するバネと、を備えたことを特徴とする層転写装置。
  2. 前記カバーは、前記筐体本体に対して回動可能であり、
    前記カバーの回動軸から前記バネまでの距離L1は、前記カバーの回動軸から前記カバーの重心までの距離L2よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の層転写装置。
  3. 前記カバーは、前記加圧部材を備え、
    前記カバーの重心は、前記加圧部材の範囲内に位置することを特徴とする請求項2に記載の層転写装置。
  4. 前記カバーは、前記バネを備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の層転写装置。
  5. 前記多層フィルムが巻回される供給リールと、前記多層フィルムを巻き取るための巻取リールと、を備え、かつ、前記カバーが前記開位置に位置するときに開放された前記開口を通って前記筐体本体に着脱可能なフィルムユニットを備え、
    前記カバーが前記閉位置に位置するときに、前記バネが、前記フィルムユニットを前記筐体本体に向けて付勢することを特徴とする請求項4に記載の層転写装置。
  6. 前記供給リールおよび前記巻取リールを保持するホルダを備え、
    前記ホルダは、前記供給リールに対応した位置に配置され、前記筐体本体に回動可能に支持される突起を有し、
    前記突起から前記バネまでの距離L3は、前記突起から前記加熱部材までの距離L4よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の層転写装置。
  7. 前記多層フィルムを案内する導電性の案内軸を備え、
    前記バネは、導電性を有し、前記案内軸に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の層転写装置。
  8. 前記案内軸は、前記シートから前記多層フィルムを剥離させるための軸であることを特徴とする請求項7に記載の層転写装置。
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