JP7367528B2 - 箔転写装置 - Google Patents

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Description

本発明は、箔フィルムから箔を転写する箔転写装置に関する。
従来、箔転写装置として、箔フィルムおよびシートを加熱する加熱ローラと、加熱ローラとの間で箔フィルムおよびシートを挟む加圧ローラと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。
特開平7-290685号公報
箔転写装置には、箔フィルムの上にシートを重ねた状態で、シートを搬送して箔を転写する構成のものがある。このような箔転写装置においては、複数種類の幅の箔フィルムを装着可能な装置である場合、シートを箔転写のために搬送したとしても、箔フィルムの上にシートが重ならなかったり、箔フィルムとシートが重なる部分が少なくなったりしてしまうことがある。シートを搬送したときに、箔フィルムの上にシートが重ならなかったり、箔フィルムとシートが重なる部分が少なくなったりしてしまうと、シートが搬送経路から外れてしまい、適切に箔転写することができない虞がある。
そこで、本発明は、シートが搬送経路から外れてしまうのを抑制することを目的とする。
前記課題を解決するための箔転写装置は、第1の幅の箔フィルムを装着可能であるとともに、第1の幅の箔フィルムが装着される領域の幅方向における一方に寄せた片寄せ領域に、第1の幅よりも狭い第2の幅の箔フィルムを装着可能であり、箔フィルムの上にシートを重ねて、前記シートに箔を転写する装置である。この箔転写装置は、シートを搬送する搬送ローラと、箔フィルムと搬送ローラにより搬送されるシートとを挟んだ状態で加熱する転写部と、片寄せ領域を通過するシートを検知可能なシート幅センサと、制御部と、を備える。制御部は、箔の転写の指示を受けた場合において、シート幅センサがシートを検知していないことを条件に、エラー処理を実行する。
この構成によれば、第1の幅の箔フィルムより幅の狭い第2の幅の箔フィルムが片寄せ領域に装着されたとしても、片寄せ領域に位置するシート幅センサがシートを検知しないことを条件にエラー処理を実行するので、箔フィルムの上にシートが重ならなかったり、箔フィルムとシートが重なる部分が少なくなったりしてしまった状態でシートSを搬送することを抑制することができる。このため、シートSが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
前記した構成において、箔転写装置は、装着されている箔フィルムの幅を検知する箔フィルムセンサをさらに備え、制御部は、箔の転写の指示を受けた場合において、箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムが装着されていることを検知し、かつ、シート幅センサがシートを検知していないことを条件に、エラー処理を実行する構成としてもよい。
この構成によれば、制御部は、シートを搬送したときに、シート幅センサがシートを検知しておらず、かつ、箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムFが装着されていることを検知していれば、エラー処理を実行する。一方、制御部は、シートを搬送したときに、シート幅センサがシートを検知していなくても、箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムFが装着されていない、すなわち箔フィルムセンサが第1の幅の箔フィルムが装着されていることを検知していれば、エラー処理を実行せず、箔転写動作を実行する。このため、制御部は、エラー処理を適切な場面において実行することができる。
前記した構成において、箔転写装置は、第1の幅の箔フィルムが装着される領域の幅方向における中央に寄せた中央領域に、第2の幅の箔フィルムをさらに装着可能であり、箔フィルムセンサは、第2の幅の箔フィルムが片寄せ領域および中央領域のうちいずれの領域に装着されているかを、さらに検出可能であり、制御部は、箔の転写の指示を受けた場合において、箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムが片寄せ領域に装着されていることを検知し、かつ、シート幅センサがシートを検知していないことを条件に、エラー処理を実行する構成としてもよい。
この構成によれば、制御部は、シートを搬送したときに、シート幅センサがシートを検知しておらず、かつ、箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムが片寄せ領域に装着されていることを検知していれば、エラー処理を実行する。一方、制御部は、シートを搬送したときに、シート幅センサがシートを検知しておらず、かつ、箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムが装着されていることを検知していても、箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムが片寄せ領域に装着されていない、すなわち箔フィルムセンサが第2の幅の箔フィルムが中央領域に装着されていることを検知していければ、エラー処理を実行せず、箔転写動作を実行する。このため、制御部は、エラー処理を適切な場面において実行することができる。
前記した構成において、箔転写装置は、シートを載置するシートトレイと、シートトレイに載置されたシートをピックアップするピックアップローラとをさらに備え、搬送ローラは、ピックアップローラによってピックアップされたシートを転写部に搬送可能であり、シート幅センサは、シートの搬送方向において、ピックアップローラと転写部の間に位置する構成としてもよい。
前記した構成において、制御部は、エラー処理において、駆動している搬送ローラを停止させる構成としてもよい。
この構成によれば、制御部は、エラー処理において、駆動している搬送ローラを停止させるので、シートが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
前記した構成において、箔転写装置は、シートを載置するシートトレイと、シートトレイに載置されたシートをピックアップするピックアップローラとをさらに備え、搬送ローラは、ピックアップローラによってピックアップされたシートを転写部に搬送可能であり、シート幅センサは、シートの搬送方向において、ピックアップローラよりシートの搬送方向の上流側に位置する構成としてもよい。
前記した構成において、制御部は、エラー処理において、ピックアップローラを駆動させない構成としてもよい。
この構成によれば、制御部は、ピックアップローラより搬送方向の上流側に位置しているシート幅センサがシートを検知していないと判定した場合、ピックアップローラを駆動させない。このように、ピックアップローラの駆動を開始させる前にシート幅センサがシートを検知しているか否かを判定することができるので、箔フィルムの上にシートが重ならなかったり、箔フィルムとシートが重なる部分が少なくなったりしてしまった状態でシートを搬送することを確実に抑制することができる。このため、シートが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
前記した構成において、制御部は、エラー処理において、エラー情報を通知する構成としてもよい。
この構成によれば、制御部は、ピックアップローラより搬送方向の上流側に位置しているシート幅センサがシートを検知していないと判定した場合、ディスプレイにエラー表示させるので、このままシートを搬送すると、箔フィルムの上にシートが重ならなかったり、箔フィルムとシートが重なる部分が少なくなったりしてしまった状態でシートを搬送してしまう状況であることにユーザが気づきやすく、このような状況をユーザが解消しやすくなる。このため、シートが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
前記した構成において、転写部は、ヒータによって加熱される加熱ローラと、加熱ローラとの間で箔フィルムおよびシートを挟んだ状態で搬送する加圧ローラとを有する構成としてもよい。
本発明によれば、シートが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る箔転写装置を示す図(a)と、箔フィルムの構成を示す断面図(b)である。 箔転写装置のカバーを開けた状態を示す図である。 フィルムユニットを分解して示す斜視図である。 第1フィルムカートリッジ(a)と、第2フィルムカートリッジ(b)と、第3フィルムカートリッジ(c)を示す斜視図である。 3つのフィルムセンサを示す図(a)と、各センサの検知内容を示す表(b)である。 シートの搬送経路に配置されたシートセンサの位置を説明する図である。 箔転写装置を上から見た図であり、箔フィルム、各シートセンサ、ピックアップローラ、搬送ローラの位置を説明する図である。 制御部の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における図7に対応する図である。 第2実施形態における制御部の処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、箔転写装置の全体構成を簡単に説明した後、本願発明の特徴部分の構成について説明する。
以下の説明において、方向は、図1に示す方向で説明する。すなわち、図1の右側を「前」とし、図1の左側を「後」とし、図1の紙面手前側を「左」とし、図1の紙面奥側を「右」とする。また、図1の上下を「上下」とする。
図1(a)に示すように、箔転写装置1は、例えばレーザプリンタ等の画像形成装置でシートSにトナー像を形成した後、シートSのトナー像の上にアルミニウム等の箔を転写するための装置である。箔転写装置1は、箔フィルムFの上にシートSを重ねて、シートSに箔を転写する装置である。箔転写装置1は、筐体2と、シートトレイ3と、シート搬送部10と、フィルム供給部30と、転写部50と、制御部300とを備えている。
筐体2は、樹脂などからなり、装置本体21と、カバー22と、を備えている。装置本体21は、上部に開口21A(図2参照)を有している。開口21Aは、装置本体21に後述するフィルムユニットFUを着脱するための開口である。カバー22は、開口21Aを開閉するための部材である。カバー22の後端部は、装置本体21に回動可能に支持されている。カバー22は、開口21Aを閉じる閉位置(図1(a)の位置)と、開口21Aを開放する開位置(図2の位置)との間で回動可能となっている。
筐体2には、カバー22の開閉を検知するカバー開閉センサ23と、ディスプレイ24が設けられている。カバー開閉センサ23は、カバー22が閉じられている場合(図1(a)参照)には、ON信号を示し、カバー22が開けられた場合(図2参照)にはOFF信号を示す。カバー22が開けられた状態から閉じられると、カバー開閉センサ23の信号がOFF信号からON信号に変わる。ディスプレイ24は、後述する制御部300の指令に基づいて、各種メッセージを表示する。また、本実施形態では、ディスプレイ24は、選択画面を表示し、ユーザが箔転写を実行することを選択した場合に、選択結果を制御部300に送る操作画面も兼ねている。
シートトレイ3は、用紙、OHPフィルム等のシートSが載置されるトレイである。シートトレイ3は、筐体2の後部に設けられている。なお、シートSは、トナー像が形成された面を下向きにしてシートトレイ3上に載置される。
シート搬送部10は、シート供給機構11と、シート排出機構12とを備えている。シート搬送部10は、図示せぬモータによって回転駆動されることでシートSを搬送する。シート供給機構11は、シートトレイ3上のシートSを一枚ずつ転写部50に向けて搬送する機構である。シート供給機構11は、ピックアップローラ11Aと、リタードローラ11Bと、搬送ローラの一例としての上流側搬送ローラ11Cとを備えている。
ピックアップローラ11Aは、シートトレイ3に載置されたシートSをピックアップするローラである。リタードローラ11Bは、ピックアップローラ11Aによって搬送されるシートSを1枚に分離するためのローラである。ピックアップローラ11Aは、シートSをピックアップする場合には、所定時間だけ駆動する。所定時間は、例えば、ピックアップローラ11Aが1回転する時間である。
リタードローラ11Bは、ピックアップローラ11Aの上に配置されている。リタードローラ11Bは、ピックアップローラ11Aで送り出されるシートSの上に重なっているシートSをシートトレイ3に向けて戻す方向に回転可能となっている。
上流側搬送ローラ11Cは、2つのローラからなり、これらのローラの間でシートSを挟んだ状態で各ローラが回転することで、シートSを搬送可能となっている。上流側搬送ローラ11Cは、ピックアップローラ11Aと転写部50との間に配置され、ピックアップローラ11AによってピックアップされたシートSを転写部50に搬送する。
シート排出機構12は、転写部50を通過したシートSを筐体2の外部に排出する機構である。シート排出機構12は、下流側搬送ローラ12Aと、排出ローラ12Bとを備えている。
下流側搬送ローラ12Aおよび排出ローラ12Bは、それぞれ、2つのローラからなり、これらのローラの間でシートSを挟んだ状態で各ローラが回転することで、シートSを搬送可能となっている。下流側搬送ローラ12Aは、転写部50と排出ローラ12Bとの間に配置され、転写部50から送り出されるシートSを排出ローラ12Bに搬送する。排出ローラ12Bは、シートSの搬送方向において下流側搬送ローラ12Aの下流側に配置され、下流側搬送ローラ12Aで送り出されるシートSを筐体2の外に排出する。
フィルム供給部30は、シート供給機構11から搬送されたシートSに重ねるように箔フィルムFを供給する部分である。フィルム供給部30は、フィルムユニットFUとを備えている。
フィルムユニットFUは、図2に示すように、後述する供給リール31の軸方向に直交する方向において、開口21Aを通過して装置本体21に着脱可能となっている。フィルムユニットFUは、供給リール31と、巻取リール35と、第1案内軸41と、第2案内軸42と、第3案内軸43とを備えている。フィルムユニットFUの供給リール31には、箔フィルムFが巻回されている。
図1(b)に示すように、箔フィルムFは、複数の層からなるフィルムである。詳しくは、箔フィルムFは、支持層F1と、被支持層F2とを有する。支持層F1は、高分子材料からなるテープ状の透明な基材であり、被支持層F2を支持している。被支持層F2は、例えば、剥離層F21と、転写層F22と、接着層F23とを有する。剥離層F21は、支持層F1から転写層F22を剥離しやすくするための層であり、支持層F1と転写層F22との間に配置されている。剥離層F21は、支持層F1から剥離しやすい透明な材料、例えばワックス系樹脂を含んでいる。
転写層F22は、トナー像に転写される層であり、箔を含んでいる。箔とは、金、銀、銅、アルミニウム等の薄い金属である。また、転写層F22は、金色、銀色、赤色などの着色材料と、熱可塑性樹脂とを含む。転写層F22は、剥離層F21と接着層F23との間に配置されている。
接着層F23は、転写層F22をトナー像に接着しやすくするための層である。接着層F23は、後述する転写部50によって加熱されたトナー像に付着しやすい材料、例えば塩化ビニル系樹脂やアクリル系樹脂を含んでいる。
供給リール31は、樹脂などからなり、箔フィルムFが巻回される供給軸部31Aを有している。供給軸部31Aには、箔フィルムFの一端が固定されている。
巻取リール35は、樹脂などからなり、箔フィルムFを巻き取るための巻取軸部35Aを有している。巻取軸部35Aには、箔フィルムFの他端が固定されている。
なお、図1等においては、便宜上、供給リール31および巻取リール35の両方に箔フィルムFが最大に巻回された状態を図示している。
第1案内軸41は、供給リール31から引き出される箔フィルムFの進行方向を変更するための軸である。
第2案内軸42は、第1案内軸41で案内された箔フィルムFの進行方向を変更するための軸である。
第3案内軸43は、第2案内軸42で案内された箔フィルムFの進行方向を変更して巻取リール35に案内する軸である。
第1案内軸41は、トナー像を下にした状態で搬送されるシートSに対して、供給リール31から引き出された箔フィルムFを下から重ねるように案内している。第1案内軸41は、供給リール31から引き出された箔フィルムFの搬送方向を変えて、シートSの搬送方向と略平行に箔フィルムFを案内する。
第2案内軸42は、転写部50を通過した箔フィルムFと接触し、転写部50を通過した箔フィルムFの搬送方向をシートSの搬送方向とは異なる方向に変更している。転写部50を通過してシートSと重なった状態で搬送された箔フィルムFは、第2案内軸42を通過する際にシートSとは異なる方向に案内され、シートSから剥離される。
転写部50は、シートSと箔フィルムFを挟んだ状態で加熱および加圧することで、シートSに形成されたトナー像の上に転写層F22を転写するための部分である。転写部50は、加圧ローラ51と、加熱ローラ61と、切替機構70とを備えている。転写部50は、加圧ローラ51と加熱ローラ61のニップ部において、シートSと箔フィルムFを重ねて加熱および加圧する。
加圧ローラ51は、円筒状の芯金の周囲をシリコンゴムからなるゴム層で被覆したローラである。加圧ローラ51は、箔フィルムFの上側に配置され、シートSの裏面(トナー像が形成された面と反対側の面)と接触可能となっている。
加圧ローラ51は、両端部がカバー22に回転可能に支持されている。加圧ローラ51は、加熱ローラ61との間でシートSおよび箔フィルムFを挟み、図示せぬモータによって回転駆動されることで加熱ローラ61を従動回転させる。このように加圧ローラ51と加熱ローラ61との間でシートSおよび箔フィルムFを挟んだ状態で、加圧ローラ51および加熱ローラ61が回転することで、シートSおよび箔フィルムFが搬送される。
加熱ローラ61は、円筒状に形成された金属管の内部にヒータHを配置したローラであり、ヒータHによって加熱され、箔フィルムFおよびシートSを加熱している。加熱ローラ61は、箔フィルムFの下側に配置され、箔フィルムFと接触している。
切替機構70は、加圧ローラ51および加熱ローラ61の状態を、加圧ローラ51と加熱ローラ61で箔フィルムFを挟んだ圧接状態と、少なくとも1つのローラが箔フィルムFから離れた離間状態とに切り替えるための機構である。本実施形態では、切替機構70は、加熱ローラ61を、図1に実線で示す圧接位置と、図1に仮想線で示す離間位置との間で移動させることで、加熱ローラ61を箔フィルムFに対して接触・離間させている。つまり、切替機構70は、加熱ローラ61を箔フィルムFから離すことで、加圧ローラ51および加熱ローラ61の状態を、離間状態にする。また、切替機構70は、加熱ローラ61を箔フィルムFに圧接させることで、加圧ローラ51および加熱ローラ61の状態を、圧接状態にする。
制御部300は、CPU、RAM、ROM、入出力回路など、を備えている。制御部300は、RAM、ROMなどに記憶されたプログラムやデータに基づいて各種演算処理を行うことによって、制御を実行する。
このように構成された箔転写装置1では、シートSの表面を下向きにしてシートトレイ3に載置されたシートSが、シート供給機構11により一枚ずつ転写部50に向けて搬送される。シートSは、転写部50のシート搬送方向における上流側で、供給リール31から供給された箔フィルムFと重ねられ、シートSのトナー像と箔フィルムFが接触した状態で転写部50に搬送される。
転写部50においては、シートSと箔フィルムFが加圧ローラ51と加熱ローラ61の間のニップ部を通過する際に、加熱ローラ61と加圧ローラ51により加熱および加圧され、トナー像の上に転写層F22が転写される。なお、以下の説明では、トナー像への転写層F22の転写を、単に「箔転写」とも称する。
箔転写が行われた後、シートSと箔フィルムFは密着した状態で第2案内軸42まで搬送される。シートSと箔フィルムFが第2案内軸42を通過すると、箔フィルムFの搬送方向がシートSの搬送方向と異なる方向に変わるため、シートSから箔フィルムFが剥離される。
シートSから剥離された箔フィルムFは、巻取リール35に巻き取られていく。一方、箔フィルムFが剥離されたシートSは、シート排出機構12によって、箔が転写された表面を下に向けた状態で、筐体2の外部に排出される。
図3に示すように、フィルムユニットFUは、ホルダ100と、ホルダ100に着脱可能なフィルムカートリッジFCとを備えている。フィルムカートリッジFCは、箔フィルムF、供給リール31および巻取リール35と、供給ケース32とを備えている。フィルムカートリッジFCは、カバー22が開いた状態で開口21Aを通って、筐体2に着脱可能となっている。なお、ホルダ100に設けられていた各部材が装置本体21に設けられ、フィルムカートリッジFCが直接、装置本体21に着脱可能な構成としてもよい。
供給リール31(詳しくは、供給ケース32)および巻取リール35は、ホルダ100に対して、供給リール31の軸方向に直交する方向に着脱可能となっている。
供給ケース32は、供給リール31を収容する中空のケースである。供給ケース32は、略円筒状の外周壁32Aと、外周壁32Aの両端に設けられる略円板状の2つの側壁32Bとを有する。供給リール31は、供給ケース32の各側壁32Bに回転可能に支持されている。
外周壁32Aには、3つの凹部32Dが供給リール31の軸方向に並んで形成されており、識別子としての係合片P1,P2,P3が各凹部32Dに固定可能である。
ホルダ100は、ベースフレーム110と、ベースフレーム110に回動可能(移動可能)に支持される規制フレーム120とを有している。
ベースフレーム110は、前述した第1案内軸41と第2案内軸42を回転可能に支持している。また、ベースフレーム110は、第1保持部111と、第2保持部112と、2つの連結部113と、2つの取手114とを有している。
規制フレーム120は、第3案内軸43を回転可能に支持している。
第1保持部111は、供給ケース32を保持する部位である。第1保持部111は、供給ケース32を介して供給リール31を保持している。
第2保持部112は、巻取リール35を保持する部位である。詳しくは、第2保持部112は、規制フレーム120とともに、中空のケースを構成しており、中空のケース内に巻取リール35を収容している。
巻取リール35は、前述した巻取軸部35Aと、2つのフランジ35Bと、巻取ギヤ35Cとを有している。フランジ35Bは、巻取軸部35Aに巻回される箔フィルムFの幅方向の移動を規制するための部位である。フランジ35Bは、巻取軸部35Aよりも大径の円板状に形成されており、巻取軸部35Aの両端部に設けられている。
巻取ギヤ35Cは、箔転写装置1に設けられる図示せぬモータから駆動力を受け、駆動力を巻取軸部35Aに伝達するためのギヤである。巻取ギヤ35Cは、軸方向において、フランジ35Bの外側に配置されている。巻取ギヤ35Cは、巻取軸部35Aと同軸に配置されている。
2つの連結部113は、第1保持部111と第2保持部112とを連結する部位である。各連結部113は、供給リール31の軸方向に間隔を開けて配置されている。
このように連結部113が形成されることで、ホルダ100は、供給リール31の軸方向に直交する直交方向に貫通する貫通穴100Aを有する。
各取手114は、各連結部113の上に配置されている。各取手114は、ホルダ100のうち巻取リール35の軸方向両端にそれぞれ配置されている。
ここで、箔転写装置1は、図4(a)~(c)に示すような複数種類の幅の箔フィルムFを装着可能である。本実施形態では、ホルダ100には、箔フィルムFの幅と位置が異なるフィルムカートリッジFCを装着することが可能である。
具体的に、箔転写装置1は、第1の幅H1の箔フィルムFを装着可能であるとともに、第1の幅H1よりも狭い第2の幅H2の箔フィルムFを装着可能である。そして、箔転写装置1は、第2の幅H2の箔フィルムFを中央領域R2と、片寄せ領域R3に装着可能である(図7参照)。中央領域R2とは、第1の幅H1の箔フィルムFが装着される領域R1の幅方向における中央に寄せた領域をいう。片寄せ領域R3とは、第1の幅H1の箔フィルムFが装着される領域R1の幅方向における一方側(図7における左側)に寄せた領域をいう。
さらに具体的に、ホルダ100には、図4(a)に示す第1フィルムカートリッジFC1、図4(b)に示す第2フィルムカートリッジFC2、または、図4(c)に示す第3フィルムカートリッジFC3を装着可能である。
図4(a)に示すように、幅がH1である箔フィルムFを有する第1フィルムカートリッジFC1が装着されたフィルムユニットFUを第1フィルムユニットFU1と呼ぶ。なお、第1の幅H1は、フィルムユニットFUに配置可能な箔フィルムFの最大幅であり、一例として、220mmである。第1フィルムユニットFU1は、搬送可能なサイズのシートSの全般の使用に適しており、特に幅の大きいシートSの幅方向全域に亘って箔転写を行いたい場合に最適である。
第1フィルムユニットFU1は、外周壁32Aに形成された3つの凹部32Dのすべてに係合片P1,P2,P3が固定されている。
図4(b)に示すように、幅がH2である箔フィルムFを有し、箔フィルムFが中央に寄せられて配置された第2フィルムカートリッジFC2が装着されたフィルムユニットを第2フィルムユニットFU2と呼ぶ。なお、第2の幅H2は、第1の幅H1より小さく、一例として、110mmである。第2フィルムユニットFU2は、幅の小さいシートや、幅の大きいシートの中央領域R2のみに箔転写を行いたい場合に適しており、箔フィルムFを節約できる(図7参照)。
第2フィルムユニットPU2は、外周壁32Aに形成された3つの凹部32Dのうち、左右両側の2つの凹部32Dには係合片P1,P3が固定されており、中央の凹部32Dには係合片が固定されていない。
図4(c)に示すように、幅がH2である箔フィルムFを有し、箔フィルムFが箔フィルムFの幅方向の片側に寄せられて配置された第3フィルムカートリッジFC3が装着されたフィルムユニットFUを第3フィルムユニットFU3と呼ぶ。
第2フィルムユニットFU2は、幅の大きいシートの片寄せ領域R3のみに箔転写を行いたい場合に適しており、箔フィルムFを節約できる(図7参照)。
第3フィルムユニットPU3は、外周壁32Aに形成された3つの凹部32Dのうち、中央の凹部32Dと、左右片側の凹部32Dに係合片P2,P3が固定されており、左右片側のもう一方の凹部32Dには係合片が固定されていない。
図5(a)に示すように、箔転写装置1は、箔フィルムFの幅を検出する箔フィルムセンサを備えている。箔フィルムセンサは、第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3の3つのセンサを有している。
第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3は、フィルムユニットFUが装置本体21に装着された状態で、供給ケース32の外周壁32Aに形成された3つ凹部32Dに対応する位置に配置されている。
第1センサAS1は、フィルムユニットFUの係合片P1を検知したときに制御部300にLOWを表す信号を送り、係合片P1を検知しないときに制御部300にHIGHを表す信号を送る。
第2センサAS2は、フィルムユニットFUの係合片P2を検知したときに制御部300にLOWを表す信号を送り、係合片P2を検知しないときに制御部300にHIGHを表す信号を送る。
第3センサAS3は、フィルムユニットFUの係合片P3を検知したときに制御部300にLOWを表す信号を送り、係合片P3を検知しないときに制御部300にHIGHを表す信号を送る。
制御部300は、第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3からの信号を受けることで、第1フィルムユニットFU1、第2フィルムユニットFU2または第3フィルムユニットFU3のどれが装置本体21に装着されているのか判断することができる。
具体的には、図5(b)の表に示すように、第1センサAS1と、第2センサAS2と、第3センサAS3からの信号が、いずれもLOWである場合には、制御部300は、第1フィルムユニットFU1が装置本体21に装着されていると判断する。
また、制御部300は、第1センサAS1および第3センサAS3からの信号がLOWで、第2センサAS2からの信号がHIGHである場合には、第2フィルムユニットFU2が装置本体21に装着されていると判断する。
また、第2センサAS2および第3センサAS3からの信号がLOWで、第1センサAS1からの信号がHIGHである場合には、制御部300は、第3フィルムユニットFU3が装置本体21に装着されていると判断する。
さらに、第1センサAS1、第2センサAS2および第3センサAS3からの信号がいずれもHIGHである場合には、制御部300は、第1フィルムユニットFU1、第2フィルムユニットFU2または第3フィルムユニットFU3のいずれも装置本体21に装着されていないと判断する。
次に、図6を参照して、シートSの搬送経路(図6では二点鎖線で示している。)に設けられているシートセンサについて説明する。図6においては、便宜上、箔転写装置1の構成を簡略化して図示している。
図6に示すように、箔転写装置1は、第1シートセンサSS1と、第2シートセンサSS2と、シートトレイセンサSS3と、シート幅センサSS4とを有している。
第1シートセンサSS1は、シートSの搬送方向(以下の説明では、単に「搬送方向」という。)において、ピックアップローラ11Aと転写部50の間に位置する。より具体的には、第1シートセンサSS1は、搬送方向において、ピックアップローラ11Aと上流側搬送ローラ11Cの間に位置する。第1シートセンサSS1は、シートSの幅方向(図7の左右方向)における中心Cに位置している(図7参照)。第1シートセンサSS1は、転写部50に向けて搬送されるシートSの通過を検知可能である。第1シートセンサSS1がシートSを検知している間は、制御部300にON信号が送られる。
第2シートセンサSS2は、搬送方向において、ピックアップローラ11Aと排出ローラ12Bとの間、より具体的には下流側搬送ローラ12Aと排出ローラ12Bの間に位置する。第2シートセンサSS2は、シートSの幅方向(図7の左右方向)における中心Cに位置している(図7参照)。第2シートセンサSS2は、転写部50から送り出されるシートSの通過を検知可能である。第2シートセンサSS2がシートSを検知している間は、制御部300にON信号が送られる。
シートトレイセンサSS3は、シートトレイ3に設けられている(図1、図7参照)。シートトレイセンサSS3は、シートSの幅方向(図7の左右方向)における中心Cに位置している(図7参照)。シートトレイセンサSS3は、シートトレイ3にシートSが載置されているか否かを検知可能である。シートトレイセンサSS3がシートトレイ3にシートSが載置されている間は、制御部300にON信号が送られる。
シート幅センサSS4は、搬送方向において、ピックアップローラ11Aと転写部50の間に位置する。図7に示すように、シート幅センサSS4は、転写部50に向けて搬送されて片寄せ領域を通過するシートを検知可能である。本実施形態では、シート幅センサSS4は、片寄せ領域R3に位置し、第1シートセンサSS1より少しだけ搬送方向の上流側に位置している。シート幅センサSS4は、シートSの幅方向(図7の左右方向)における中心Cから一方側に寄って配置されている。シート幅センサSS4がシートSを検知している間は、制御部300にON信号が送られる。
なお、本実施形態では、シート幅センサSS4は、中心Cから図7における左側に75~77mm離れた位置に配置されている。
シート幅センサSS4は、A5サイズ(幅148.5mm)より大きな幅のシートS1が中央寄せで搬送されてきた場合には、シートS1を検知可能である。
シート幅センサSS4は、A5サイズ(幅148.5mm)以下の幅のシートS2が中央寄せで搬送されてきた場合には、シートS2を検知不能である。
前述したように、制御部300は、箔フィルムセンサ(第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3)によって、第1フィルムユニットFU1が装置本体21に装着されていると判断した場合、第1の幅H1の箔フィルムFが領域R1(図7参照)に装着されているとわかる。
また、制御部300は、箔フィルムセンサ(第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3)によって、第2フィルムユニットFU2が装置本体21に装着されていると判断した場合、第2の幅H2の箔フィルムFが中央領域R2(図7参照)に装着されているとわかる。
また、制御部300は、箔フィルムセンサ(第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3)によって、第3フィルムユニットFU3が装置本体21に装着されていると判断した場合、第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3(図7参照)に装着されているとわかる。
このようにして、箔フィルムセンサ(第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3)は、第1の幅H1の箔フィルムFが領域R1に装着されているか、または、第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3および中央領域R2のうちいずれの領域に装着されているかを、検出可能である。
次に、制御部300が実行する制御について説明する。
制御部300は、転写開始の指示があった場合に、箔転写動作を実行する。
制御部300は、シートトレイセンサSS3からON信号が送られてきた場合に、シートトレイ3にシートSが載置されていると判定する。
制御部300は、シートトレイ3にシートSが載置されていると判定した状態で、箔の転写の指示を受けると、箔転写動作を実行する。言い換えると、制御部300は、箔転写装置1が箔転写動作を行うための処理を実行する。まず、上流側搬送ローラ11Cと、加圧ローラ51と、巻取リール35と、シート排出機構12を駆動させる。その後、制御部300は、ピックアップローラ11Aを所定時間だけ駆動させて、シートトレイ3に載置されたシートSをピックアップする。ピックアップローラ11AによってピックアップされたシートSは、上流側搬送ローラ11Cによって、転写部50に向けて搬送される。転写部50に搬送されたシートSは、転写部50で箔を転写される。制御部300は、シートトレイ3に載置されているシートSが無くなるまで、繰り返しピックアップローラ11Aを所定時間だけ駆動させてシートSを1枚ずつピックアップさせるとともに、上流側搬送ローラ11Cと、加圧ローラ51と、巻取リール35と、シート排出機構12の駆動を継続させる。制御部300は、シートトレイ3に載置されているシートSが無くなり、最後のシートSがシート排出機構12を通過すると、上流側搬送ローラ11Cと、加圧ローラ51と、巻取リール35と、シート排出機構12の駆動を停止させる。
ここで、制御部300は、箔の転写の指示を受けた場合において、箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3に装着されていることを検知し、かつ、シート幅センサSS4がシートSを検知していないことを条件に、エラー処理として、駆動している上流側搬送ローラ11Cを停止させ、ディスプレイ24にエラー表示をする。
具体的には、制御部300は、第3フィルムカートリッジFC3が装着されていることを検知し、かつ、シート幅センサSS4からの信号がOFF信号のままであれば、エラーと判断する。
エラー表示は、例えば、「詰まったシートを引き抜いて下さい。使用されるシートが、内部に装着されている箔フィルムの用途と合っていません。」とすればよい。
次に、制御部300が実行する処理の一例について、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、図8のフローチャートおよび以下の説明では、上流側搬送ローラ11C、加圧ローラ51、巻取リール35、およびシート排出機構12に対する駆動や駆動の停止については、代表して上流側搬送ローラ11Cのみを単に搬送ローラといって説明する。
制御部300は、転写開始の指示を受けた場合、図8の処理を開始し、シートトレイ3にシートがあるかを判定する(S1)。制御部300は、シートトレイセンサSS3からON信号が送られてきた場合に、シートトレイ3にシートSがあると判定する。
ステップS1において、制御部300は、シートトレイ3にシートがないと判定した場合(S1,No)、シートトレイ3にシートが載置されるまで待つ。
ステップS1において、制御部300は、シートトレイ3にシートSがあると判定した場合(S1,Yes)、箔フィルムFは第1の幅H1であるかを判定する(S2)。
ステップS2において、制御部300は、箔フィルムFは第1の幅H1であると判定した場合、すなわち第1フィルムユニットFU1が装着されていると判定した場合(S2,Yes)、ステップS11~S14の箔転写動作を実行する。
箔転写動作を実行する場合には、制御部300は、搬送ローラ11Aを駆動させる(S11)。その後、制御部300は、ピックアップローラ11Aを所定時間駆動させ、シートトレイ3に載置されているシートSをピックアップさせる(S12)。ピックアップローラ11AにピックアップされたシートSは、搬送ローラ11Cによって転写部50に搬送され、箔を転写される。
ステップS12の後、制御部300は、シートトレイ3にシートSがあるかを判定し(S13)、シートトレイ3にシートがあると判定した場合(S13,Yes)、箔転写を継続するためステップS12に移行する。制御部300は、シートトレイ3にシートがないと判定した場合(S13,No)、搬送ローラ11Cを停止させ(S14)、処理を終了する。
ステップS2において、制御部300は、箔フィルムFは第1の幅H1でない、すなわち第2の幅H2と判定した場合(S2,No)、箔フィルムFは、片寄せであるかを判定する(S3)。
ステップS3において、制御部300は、箔フィルムFは、片寄せでないと判定した場合(S3,No)、箔フィルムFは中央寄せである、すなわち第2フィルムユニットFU2が装着されているので、ステップS11~S14の箔転写動作を実行する。
ステップS3において、制御部300は、箔フィルムFは、片寄せである、すなわち第3フィルムユニットFU3が装着されていると判定した場合(S3,Yes)、搬送ローラ11Cを駆動させる(S21)。
ステップS21の後、制御部300は、ピックアップローラ11Aを所定時間駆動させ、シートトレイ3に載置されているシートSをピックアップさせる(S22)。ピックアップローラ11AにピックアップされたシートSは、搬送ローラ11Cによって転写部50に向けて搬送される。
ステップS22の後、制御部300は、第1シートセンサSS1がシートSを検知したときに、シート幅センサSS4がシートSを検知したかどうかを判定する(S23)。
ステップS23において、制御部300は、第1シートセンサSS1がシートSを検知したときに、シート幅センサSS4がシートSを検知したと判定した場合(S23,Yes)、ステップS13に移行し、箔転写動作を実行する。
一方、ステップS23において、制御部300は、第1シートセンサSS1がシートSを検知したときに、シート幅センサSS4がシートSを検知していないと判定した場合(S23,No)、搬送ローラ11Cを停止し、ディスプレイ24にエラー表示をする(S24)。
ステップS24の後、制御部300は、第1シートセンサSS1がシートSを検知しているかを判定する(S25)。
ステップS25において、制御部300は、第1シートセンサSS1がシートSを検知していると判定した場合(S25,Yes)、シートが搬送経路に残っているので、第1シートセンサSS1がシートSを検知しなくなるまで待つ。
ステップS25において、制御部300は、第1シートセンサSS1がシートSを検知していないと判定した場合(S25,No)、シートが搬送経路に残っていないので、エラー表示を解除し(S26)、処理を終了する。
以上に説明した、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
シートSを搬送したときに、箔フィルムFの上にシートSが重ならなかったり、箔フィルムFとシートSが重なる部分が少なくなったりしてしまうと、シートSの先端が加熱ローラ61に巻き付いてしまったり、第1案内軸41と加熱ローラ61との間や加熱ローラ61と第2案内軸42の間に入り込んでしまい、シートSが搬送経路から外れてしまうことがある。
しかし、箔転写装置1によれば、第1の幅H1の箔フィルムFより幅の狭い第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3に装着されたとしても、片寄せ領域R3に位置するシート幅センサSS4がシートSを検知しないことを条件にエラー処理を実行するので、箔フィルムFの上にシートSが重ならなかったり、箔フィルムFとシートSが重なる部分が少なくなったりしてしまった状態でシートSを搬送することを抑制することができる。このため、シートSが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
また、制御部300は、シートSを搬送したときに、シート幅センサSS4がシートSを検知しておらず、かつ、箔フィルムセンサ(第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3)が第2の幅H2の箔フィルムFが装着されていることを検知していれば、エラー処理を実行する。一方、制御部300は、シートSを搬送したときに、シート幅センサSS4がシートSを検知していなくても、箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが装着されていない、すなわち箔フィルムセンサが第1の幅H1の箔フィルムFが装着されていることを検知していれば、エラー処理を実行せず、箔転写動作を実行する。
第1の幅H1の箔フィルムが装着されているときには、箔フィルムがシートSの搬送経路の幅方向のほとんどを覆うように位置する。このため、シートSの先端が加熱ローラ61に巻き付いてしまったり、第1案内軸41と加熱ローラ61との間や加熱ローラ61と第2案内軸42の間に入り込んでしまう可能性は低い。しかし、第2の幅H2の箔フィルムが装着されているときには、箔フィルムFの幅方向においてシートSの搬送経路に箔フィルムが位置しない範囲があるので、シートSの先端が加熱ローラ61に巻き付いてしまったり、第1案内軸41と加熱ローラ61との間や加熱ローラ61と第2案内軸42の間に入り込んでしまう可能性が高くなるからである。このため、制御部300は、エラー処理を適切な場面において実行することができる。
また、制御部300は、シートSを搬送したときに、シート幅センサSS4がシートSを検知しておらず、かつ、箔フィルムセンサ(第1センサAS1、第2センサAS2、第3センサAS3)が第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3に装着されていることを検知していれば、エラー処理を実行する。一方、制御部300は、シートSを搬送したときに、シート幅センサSS4がシートSを検知しておらず、かつ、箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが装着されていることを検知していても、箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3に装着されていない、すなわち箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが中央領域R2に装着されていることを検知していければ、エラー処理を実行せず、箔転写動作を実行する。
箔フィルムが中央寄せで装着されているときには、シートSの幅方向の中心が箔フィルムFの上にある可能性が高い。このため、シートSの先端が加熱ローラ61に巻き付いてしまったり、第1案内軸41と加熱ローラ61との間や加熱ローラ61と第2案内軸42の間に入り込んでしまう可能性は低い。しかし、箔フィルムが片寄せで装着されているときには、シートSの幅方向の中心が箔フィルムFの上にないか、箔フィルムFの端部の上にある可能性があるので、シートSの先端が加熱ローラ61に巻き付いてしまったり、第1案内軸41と加熱ローラ61との間や加熱ローラ61と第2案内軸42の間に入り込んでしまう可能性が高くなるからである。このため、制御部300は、エラー処理を適切な場面において実行することができる。
また、制御部300は、エラー処理において、駆動している上流側搬送ローラ11Cを停止させるので、シートSが搬送経路より下側に移動したり、シートSが加熱ローラ61に巻き付いてしまうことを抑制できるので、シートSが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、シート幅センサの位置が第1実施形態と異なる。以下の説明においては、第1実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すように、第2実施形態におけるシート幅センサSS5は、搬送方向において、ピックアップローラ11Aより搬送方向の上流側に位置する。より詳しくは、シート幅センサSS5は、シートトレイ3に設けられている。シート幅センサSS5は、片寄せ領域R3に位置している。シート幅センサSS5は、シートSの幅方向における中心Cから一方側に寄って配置されている。シート幅センサSS5がシートSを検知している間は、制御部300にON信号が送られる。
なお、本実施形態では、シート幅センサSS5のシートSの幅方向における中心Cからの位置は、第1実施形態におけるシート幅センサSS4のシートSの幅方向における中心Cからの位置と同じである。
シート幅センサSS5は、ピックアップローラ11Aより搬送方向の上流側に位置していればよく、装置本体21に位置していてもよい。
この第2実施形態においては、制御部300は、箔の転写の指示を受けた場合において、箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3に装着されていることを検知し、かつ、シート幅センサSS5がシートSを検知していないことを条件に、エラー処理として、ピックアップローラ11Aを駆動させず、ディスプレイ24にエラー表示をする。エラー表示は、例えば、「使用されるシートが、内部に装着されている箔フィルムの用途と合っていません」とすればよい。
次に、第2実施形態における制御部300が実行する処理の一例について、図10のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1~3、ステップS11~S14については、第1実施形態と同様の処理であるため、説明を省略する。
図10に示すように、制御部300は、ステップS3において、箔フィルムが片寄せであると判定した場合(S3,Yes)、シート幅センサSS5がシートSを検知したかを判定する(S31)。
ステップS31において、制御部300は、シート幅センサSS5がシートSを検知したと判定した場合(S31,Yes)、ピックアップローラ11Aを所定時間駆動し(S11)、箔転写動作を実行する(S12)。
一方、ステップS31において、制御部300は、シート幅センサSS5がシートSを検知していないと判定した場合(S31,No)、エラー表示(S32)をして処理を終了する。
以上のように説明した第2実施例によれば、制御部300は、ピックアップローラ11Aより搬送方向の上流側に位置しているシート幅センサSS5がシートSを検知していないと判定した場合、ピックアップローラ11Aの駆動を開始させない。このように、ピックアップローラ11Aの駆動を開始させる前にシート幅センサSS5がシートSを検知しているか否かを判定することができるので、箔フィルムFの上にシートSが重ならなかったり、箔フィルムFとシートSが重なる部分が少なくなったりしてしまった状態でシートSを搬送することを確実に抑制することができる。このため、シートSが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
制御部300は、ピックアップローラ11Aより搬送方向の上流側に位置しているシート幅センサSS5がシートSを検知していないと判定した場合、ディスプレイ24にエラー表示させるので、このままシートSを搬送すると、箔フィルムFの上にシートSが重ならなかったり、箔フィルムFとシートSが重なる部分が少なくなったりしてしまった状態でシートSを搬送してしまう状況であることにユーザが気づきやすく、このような状況をユーザが解消しやすくなる。このため、シートSが搬送経路から外れてしまうのを抑制することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、制御部300は、箔の転写の指示を受けた場合において、箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが片寄せ領域R3に装着されていることを検知し、かつ、シート幅センサSS4がシートSを検知していないことを条件に、エラー処理を実行していたが本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、制御部300は、箔の転写の指示を受けた場合において、箔フィルムセンサが第2の幅H2の箔フィルムFが装着されていることを検知し、かつ、シート幅センサSS4がシートSを検知していないことを条件に、エラー処理を実行する構成であってもよい。
また、制御部300は、箔の転写の指示を受けた場合において、シート幅センサSS4がシートSを検知していないことを条件に、エラー処理を実行する構成であってもよい。
前記実施形態では、シートトレイセンサSS3は、シートトレイ3に設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、シートトレイセンサSS3は、シートトレイ3とピックアップローラ11Aの間に設けられていてもよい。すなわち、シートトレイセンサSS3は、ピックアップローラ11Aより搬送方向の上流側であれば、装置本体21に設けられていてもよい。
前記実施形態では、シート幅センサSS4は、第1シートセンサSS1より少しだけ搬送方向の上流側に位置していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、シート幅センサSS4は、搬送方向において、第1シートセンサSS1と同じ位置に配置されている構成であってもよい。
前記実施形態では、箔転写装置は、予め印刷されたトナー像の上にアルミニウム等の箔を転写する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、インクリボンを用いて熱によって転写を行ういわゆるサーマルヘッド方式の箔転写装置に適用することもできる。この場合には、箔を転写する転写部は、サーマルヘッドとプラテンローラから構成される。
前記実施形態では、シート幅センサSS4によって、シートSの幅を検知していたが、シートSの幅は、ユーザが設定するよう構成されていてもよい。
前記実施形態では、加圧ローラ51がモータによって駆動され、加熱ローラ61が従動回転していたが、加熱ローラ61がモータによって駆動され、加圧ローラ51が従動回転する構成であってもよい。
前記実施形態では、箔転写装置1は、第1フィルムカートリッジFC1、第2フィルムカートリッジFC2、第3フィルムカートリッジFC3の3種類の箔フィルムFが装着可能であったが、例示したもの以外の他のサイズの箔フィルムFを装着してもよい。
前記実施形態では、箔フィルムFを4層で構成したが、本発明はこれに限定されず、箔フィルムは、転写層と支持層を有していれば、層の数はいくつであってもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ等の画像形成装置とは別の装置として箔転写装置1を構成したが、本発明はこれに限定されず、箔転写装置は画像形成装置と一体に構成されていてもよい。
前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 箔転写装置
3 シートトレイ
11A ピックアップローラ
11C 上流側搬送ローラ
24 ディスプレイ
50 転写部
51 加圧ローラ
61 加熱ローラ
300 制御部
AS1 第1センサ
AS2 第2センサ
AS3 第3センサ
C 中心
F 箔フィルム
FC フィルムカートリッジ
FC1 第1フィルムカートリッジ
FC2 第2フィルムカートリッジ
FC3 第3フィルムカートリッジ
H1 第1の幅
H2 第2の幅
SS1 第1シートセンサ
SS2 第2シートセンサ
SS3 シートトレイセンサ
SS4 シート幅センサ

Claims (9)

  1. 第1の幅の箔フィルムを装着可能であるとともに、前記第1の幅の箔フィルムが装着される領域の幅方向における一方に寄せた片寄せ領域に、前記第1の幅よりも狭い第2の幅の箔フィルムを装着可能であり、前記箔フィルムの上にシートを重ねて、前記シートに箔を転写する箔転写装置であって、
    前記シートを搬送する搬送ローラと、
    前記箔フィルムと、前記搬送ローラにより搬送される前記シートと、を挟んだ状態で加熱する転写部と、
    前記片寄せ領域を通過するシートを検知可能なシート幅センサと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記箔の転写の指示を受けた場合において、前記シート幅センサが前記シートを検知していないことを条件に、エラー処理を実行することを特徴とする箔転写装置。
  2. 前記箔転写装置は、装着されている前記箔フィルムの幅を検知する箔フィルムセンサをさらに備え、
    前記制御部は、前記箔の転写の指示を受けた場合において、
    前記箔フィルムセンサが前記第2の幅の箔フィルムが装着されていることを検知し、かつ、前記シート幅センサが前記シートを検知していないことを条件に、前記エラー処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の箔転写装置。
  3. 前記箔転写装置は、前記第1の幅の箔フィルムが装着される領域の幅方向における中央に寄せた中央領域に、前記第2の幅の箔フィルムをさらに装着可能であり、
    前記箔フィルムセンサは、前記第2の幅の箔フィルムが前記片寄せ領域および前記中央領域のうちいずれの領域に装着されているかを、さらに検出可能であり、
    前記制御部は、前記箔の転写の指示を受けた場合において、
    前記箔フィルムセンサが前記第2の幅の箔フィルムが前記片寄せ領域に装着されていることを検知し、かつ、前記シート幅センサが前記シートを検知していないことを条件に、前記エラー処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の箔転写装置。
  4. 前記箔転写装置は、前記シートを載置するシートトレイと、前記シートトレイに載置された前記シートをピックアップするピックアップローラとをさらに備え、
    前記搬送ローラは、前記ピックアップローラによってピックアップされた前記シートを前記転写部に搬送可能であり、
    前記シート幅センサは、前記シートの搬送方向において、前記ピックアップローラと前記転写部の間に位置することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
  5. 前記制御部は、前記エラー処理において、駆動している前記搬送ローラを停止させることを特徴とする請求項4に記載の箔転写装置。
  6. 前記箔転写装置は、前記シートを載置するシートトレイと、前記シートトレイに載置された前記シートをピックアップするピックアップローラとをさらに備え、
    前記搬送ローラは、前記ピックアップローラによってピックアップされた前記シートを前記転写部に搬送可能であり、
    前記シート幅センサは、前記シートの搬送方向において、前記ピックアップローラより前記シートの搬送方向の上流側に位置することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
  7. 前記制御部は、前記エラー処理において、前記ピックアップローラを駆動させないことを特徴とする請求項6に記載の箔転写装置。
  8. 前記制御部は、前記エラー処理において、エラー情報を通知することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の箔転写装置。
  9. 前記転写部は、ヒータによって加熱される加熱ローラと、前記加熱ローラとの間で前記箔フィルムおよび前記シートを挟んだ状態で搬送する加圧ローラと、を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の箔転写装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006130926A (ja) 2005-12-05 2006-05-25 Olympus Corp 画像形成装置
JP2018150110A (ja) 2017-03-10 2018-09-27 キヤノン株式会社 シート供給装置およびプリント装置
JP2019171611A (ja) 2018-03-27 2019-10-10 ブラザー工業株式会社 層転写装置

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