JP7298163B2 - 層転写システムおよび層転写装置 - Google Patents
層転写システムおよび層転写装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7298163B2 JP7298163B2 JP2019009274A JP2019009274A JP7298163B2 JP 7298163 B2 JP7298163 B2 JP 7298163B2 JP 2019009274 A JP2019009274 A JP 2019009274A JP 2019009274 A JP2019009274 A JP 2019009274A JP 7298163 B2 JP7298163 B2 JP 7298163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- sheet
- housing
- rotating body
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Labeling Devices (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
しかしながら、シートのトナー像が形成された面に多層フィルムを重ね、トナー像の上に多層フィルムの少なくとも一層を転写する層転写装置において、例えば、加圧ローラとの間でシートと多層フィルムを挟むヒートローラの表面をクリーニングするための構成を備えた層転写装置は知られていない。
そこで、層転写装置のヒートローラをクリーニングする構成が望まれる。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、ヒータによって加熱される回転体をクリーニングするクリーニング部材を常設する必要がなく、装置が大型化することを抑えることができる層転写装置およびこのような層転写装置を含む層転写システムを提供することを目的とする。
フィルムカートリッジは、複数の層からなる多層フィルムの一端が固定される供給リールおよび多層フィルムの他端が固定される巻取リールを備える。
層転写装置は、ヒータによって加熱される回転体と、加圧部材と、フィルムカートリッジがセット可能な筐体と、加圧部材によって回転体を加圧する第1位置と、回転体と加圧部材とを離間させる第2位置との間で、回転体を加圧部材に対して相対的に移動させる移動機構と、制御部とを備える。
制御部は、フィルムカートリッジが筐体にセットされており、かつ、クリーニング部材が筐体にセットされていないことを条件として、移動機構によって、回転体を加圧部材に対して第2位置から第1位置に相対的に移動させる処理と、ヒータを加熱する処理と、回転体を回転させる処理と、を実行することにより、回転体と加圧部材との間で、シートのトナー像が形成された面に多層フィルムを重ね、トナー像の上に多層フィルムの少なくとも一層を転写することが可能である。
また、制御部は、フィルムカートリッジが筐体にセットされておらず、かつ、クリーニング部材が筐体にセットされていることを条件として、回転体を回転させる処理を実行することにより、回転体に接触させたクリーニング部材で回転体の表面をクリーニングするクリーニング制御を実行する。
さらに、制御部は、第1検知部材および第2検知部材からの信号に基づいて、フィルムカートリッジが筐体に装着されておらず、かつ、クリーニングシートがシートトレイに載置されていると判断した場合には、クリーニング制御を実行し、第1検知部材および第2検知部材からの信号に基づいて、フィルムカートリッジが筐体に装着されておらず、かつ、クリーニングシートがシートトレイに載置されていないと判断した場合には、エラーを報知する構成とすることができる。
さらに、制御部は、クリーニング部材が第1保持部および第2保持部に装着されていることを示す信号を第3検知部材から受けていることを条件として、クリーニング制御を実行可能とすることができる。
さらに、制御部は、クリーニングシートが筐体にセットされている場合には、クリーニング制御において、ヒータをOFFにし、第2クリーニングシートが筐体にセットされている場合には、クリーニング制御において、ヒータをONにする構成とすることができる。
さらに、制御部は、フィルムカートリッジが筐体にセットされておらず、かつ、クリーニング部材が筐体にセットされていることを条件として、クリーニング開始ボタンを画面に表示し、クリーニング開始ボタンが押されたことを示す信号を操作パネルから受けることを条件として、クリーニング制御を実行可能とすることができる。
さらに、制御部は、フィルムカートリッジが筐体にセットされておらず、かつ、クリーニング部材が筐体にセットされ、かつ、カバーが閉じられていることを条件として、クリーニング制御を実行可能とすることができる。
層転写装置は、さらに、複数の層からなる多層フィルムを保持するフィルムカートリッジと、クリーニング部材のいずれか一方をセット可能な筐体を備える。
制御部は、フィルムカートリッジが筐体にセットされており、かつ、クリーニング部材が筐体にセットされていないことを条件として、移動機構によって、回転体を加圧部材に対して第2位置から第1位置に相対的に移動させる処理と、ヒータを加熱する処理と、回転体を回転させる処理と、を実行することにより、回転体と加圧部材との間で、シートのトナー像が形成された面に多層フィルムを重ね、トナー像の上に多層フィルムの少なくとも一層を転写することが可能である。
また、制御部は、フィルムカートリッジが筐体にセットされておらず、かつ、クリーニング部材が筐体にセットされていることを条件として、回転体を回転させる処理を実行することにより、回転体に接触させたクリーニング部材で回転体の表面をクリーニングするクリーニング制御を実行することが可能である。
フィルムカートリッジおよびクリーニング部材は、層転写装置の筐体本体に着脱可能であり、筐体本体に装着された状態で筐体にセットされる。
以下の説明において、方向は、図1に示す方向で説明する。すなわち、図1の右側を「前」とし、図1の左側を「後」とし、図1の紙面手前側を「左」とし、図1の紙面奥側を「右」とする。また、図1の上下を「上下」とする。
筐体本体21は、上部に開口21A(図2参照)を有している。開口21Aは、後述するように、ホルダ100に装着された状態で、フィルムカートリッジ200、第1クリーニングカートリッジ300および第2クリーニングカートリッジ400が通過可能な大きさを有している。
また、筐体本体21は、後述するように、ホルダ100に装着された状態のフィルムカートリッジ200、第1クリーニングカートリッジ300または第2クリーニングカートリッジ400を着脱可能に保持する第1保持部GD1と第2保持部GD2を有する。詳細には、第1保持部GD1は、後述するボス111Cを保持し、第2保持部GD2は、後述する巻取リール35,335,435の巻取軸部35A,335A,435Aを保持する。第1保持部GD1および第2保持部GD2は、筐体本体21の左右の側壁に設けられたレールであり、フィルムカートリッジ200、第1クリーニングカートリッジ300または第2クリーニングカートリッジ400が装着されたホルダ100を筐体本体21に装着する際に、ボス111Cと巻取軸部35A,335A,435Aをガイドし、ホルダ100が最後まで挿入されると、下端部でボス111Cと巻取軸部35A,335A,435Aを保持するように構成されている。
カバー22は、開口21Aを開閉するための部材である。カバー22の後端部は、筐体本体21に回動可能に支持されている。カバー22は、開口21Aを閉じる閉位置(図1の位置)と、開口21Aを開放する開位置(図2の位置)との間で回動可能となっている。
シートトレイ3は、用紙、OHPフィルム等のシートSが載置されるトレイである。シートトレイ3は、筐体2の後部に設けられている。なお、シートSは、トナー像が形成された面を下向きにしてシートトレイ3上に載置される。
支持層と、被支持層とを有する。支持層は、高分子材料からなるテープ状の透明な基材であり、被支持層を支持している。被支持層は、例えば、剥離層と、転写層と、接着層とを有する。剥離層は、支持層から転写層を剥離しやすくするための層であり、支持層と転写層との間に配置されている。剥離層は、支持層から剥離しやすい透明な材料、例えばワックス系樹脂を含んでいる。
接着層は、転写層をトナー像に接着しやすくするための層である。接着層は、後述する転写部50によって加熱されたトナー像に付着しやすい材料、例えば塩化ビニル系樹脂やアクリル系樹脂を含んでいる。
図3に示すように、巻取リール35は、巻取軸部35Aと、2つのフランジ35Bと、巻取ギヤ35Cとを有している。巻取軸部35Aのうち巻取リール35の軸方向端部は、筐体本体21に形成された第2保持部GD2(図2参照)でガイドされる部位であり、フランジ35Bよりも外側に突出している。巻取ギヤ35Cは、筐体本体21に支持された状態で層転写装置1に設けられる駆動源の駆動力を伝達するギヤと噛み合うことで、駆動力を巻取軸部35Aに伝達するためのギヤである。巻取ギヤ35Cは、軸方向において、フランジ35Bの外側に配置されている。巻取ギヤ35Cは、巻取軸部35Aと同軸に配置されている。駆動力が伝達されて巻取リール35が回転すると、多層フィルムFを巻き取ることができる。
第2案内軸42は、第1案内軸41で案内された多層フィルムFの進行方向を変更するための軸である。
第3案内軸43は、第2案内軸42で案内された多層フィルムFの進行方向を変更して巻取リール35に案内する軸である。
移動機構70は、加熱ローラ61を多層フィルムFに対して接触・離間させるため、加熱ローラ61を移動させる。移動機構70は、カバー22を閉じている状態においては、制御部80が後述する箔転写制御やクリーニング制御を行うときに、加熱ローラ61を多層フィルムFまたはクリーニングシート(後述する第1クリーニングシートCS1、第2クリーニングシートCS2)に接触する接触位置に移動させる。また、移動機構70は、カバー22が開けられた場合や、転写部50においてシートSに箔転写を行わない場合には、加熱ローラ61を多層フィルムFから離間する離間位置に位置させる。
操作パネル85は、後述する箔転写開始ボタン85Aやクリーニング開始ボタン85Bを表示可能な画面を有する(図8参照)。
具体的には、筐体本体21からフィルムユニットFUを取り外して、後述するように、フィルムカートリッジ200を第1クリーニングカートリッジ300または第2クリーニングカートリッジ400と交換する。そして、操作パネル85を操作して、制御部80にクリーニング制御を実行させる。
図3に示すように、フィルムユニットFUは、樹脂などからなるホルダ100と、ホルダ100に着脱可能なフィルムカートリッジ200とを備えている。フィルムカートリッジ200は、前述した多層フィルムF、供給リール31および巻取リール35と、供給ケース32とを備えている。フィルムカートリッジ200は、ホルダ100に取り付けられた状態で、筐体本体21に着脱可能となっている。
外周壁32Aには、3つの凹部32Dが供給リール31の軸方向に並んで形成されており、識別子としての当接片P1,P2,P3が各凹部32Dに固定されている。
各側壁32Bは、供給リール31の軸方向から見て長尺状の係合部32Cを有している。各係合部32Cは、後述するホルダ100の着脱ガイドGによってガイドされる部位であり、角丸長方形状に形成されている。
ベースフレーム110は、前述した第1案内軸41と第2案内軸42を回転可能に支持している。また、ベースフレーム110は、第1保持部111と、第2保持部112と、2つの連結部113と、2つの取手114とを有している。
規制フレーム120は、第3案内軸43を回転可能に支持している。
第1保持部111の両側壁111Bは、供給ケース32の着脱時に供給ケース32を所定方向にガイドする着脱ガイドGを有している。着脱ガイドGは、各側壁111Bの供給リール31の軸方向内側の面(供給ケース32と供給リール31の軸方向で対面する内面)に形成されている。着脱ガイドGは、係合部32Cが挿入される入り口が狭く形成されている。
また、両側壁111Bの供給リール31の軸方向外側には、ボス111Cが設けられている。各ボス111Cは、フィルムユニットFUの筐体本体21への着脱時において、筐体本体21に形成された第1保持部GD1(図2参照)で保持される部位である。
このように連結部113が形成されることで、ホルダ100は、供給リール31の軸方向に直交する直交方向に貫通する貫通穴100Aを有する。以下、供給リール31の軸方向に直交する直交方向を、単に「直交方向」と称することがある。
各取手114は、各連結部113の上に配置されている。各取手114は、ホルダ100のうち巻取リール35の軸方向両端にそれぞれ配置されている。
一方、フィルムカートリッジ200をホルダ100に装着する際は、供給ケース32を第1保持部111に装着し、巻取リール35を第2保持部112に装着する。供給ケース32の装着は、各係合部32Cが着脱ガイドGの入り口を通過できる角度で第1保持部111に挿入した後、供給リール31が外れないように、供給ケース32を少し回転させて、各係合部32Cを着脱ガイドGの奥側に位置させることで行う。巻取リール35の装着は、巻取リール35を第2保持部112に挿入した後、規制フレーム120を閉めることで行う。
このように、フィルムカートリッジ200は、ホルダ100に取り付けられた状態で、筐体本体21に着脱可能となっている。詳細には、供給リール31が供給ケース32およびホルダ100のボス111Cを介して第1保持部GD1に着脱可能であり、巻取リール35が第2保持部GD2に着脱可能となっている。
具体的には、第1クリーニングカートリッジ300は、クリーニングシートの一例である第1クリーニングシートCS1が巻回される供給リールおよび第1クリーニングシートCS1を巻き取るための巻取リール335と、供給ケース332とを備えている。
第1クリーニングシートCS1は、加熱ローラ61と加圧ローラ51との間で搬送可能なクリーニングシートである。第1クリーニングシートCS1は、搬送時に加熱ローラ61の表面に付着した埃、紙粉等を除去する。第1クリーニングシートCS1としては、例えば、箔転写に用いられるシートSの素地よりも表面粗さの粗いシートを用いることができる。第1クリーニングシートCS1は、一端が供給リールに固定され、他端が巻取リール335に固定されている。
第1クリーニングシートCS1は、Bekk平滑度が10未満の用紙種を使用する。一例として、竹尾株式会社製のヴァンヌーボシリーズ(登録商標、Bekk平滑度:6~10)を使用することができる。
具体的には、第2クリーニングカートリッジ400は、クリーニングシートの一例である第2クリーニングシートCS2が巻回される供給リールおよび第2クリーニングシートCS2を巻き取るための巻取リール435と、供給ケース432とを備えている。
第2クリーニングシートCS2は、加熱ローラ61と加圧ローラ51との間で搬送可能なクリーニングシートである。第2クリーニングシートCS2は、一端が第1シートリールの一例である供給リールに固定され、他端が第2シートリールの一例である巻取リール435に固定されている。
第2クリーニングシートCS2は、シートの画像形成範囲を含む範囲の全体にトナーを有しており、例えば、黒色で片面がベタ刷りされたシートを使用する。黒ベタ面は、箔転写に用いられるシートSの素地よりも表面粗さが粗いため、Bekk平滑度は25未満でもよい。一例として、ニーナ社(Neenah INC)製のNeenah Paper/Exact Index (登録商標、Bekk平滑度:17~25(実測値))の片面を黒色でベタ刷りしたものを使用することができる。
第1クリーニングカートリッジ300および第2クリーニングカートリッジ400は、ホルダ100を介して筐体本体21に装着されることで、層転写装置1にセットされる。
光センサLSは、発光素子LEと受光素子を備え、発光素子LMと受光素子の間には、アクチュエータAT1,AT2,AT3が位置している。光センサLSは、受光素子が発光素子LEからの光Lを受光すると、制御部80にLOWを表す信号を送る。また、光センサLSは、受光素子が発光素子LEからの光Lを受光しない場合、制御部80にHIGHを表す信号を送る。
各アクチュエータAT1,AT2,AT3は、受光素子が発光素子LEからの光Lを受光しない遮蔽位置(図6(a)参照)と、受光素子が発光素子LEからの光Lを受光する開放位置(図6(b)参照)との間で回動可能となっている。例えば、フィルムカートリッジ200が筐体本体21に装着されると、3つの当接片P1,P2,P3と当接して、すべてのアクチュエータAT1,AT2,AT3が、遮蔽位置から開放位置へと回動する。そして、第1クリーニングカートリッジ300または第2クリーニングカートリッジ400が筐体本体21に装着されると、2つの当接片P1,P3または1つの当接片P1と当接して、一部のアクチュエータAT1,AT3またはAT1のみが遮蔽位置から開放位置へと回動する。
本体部A1は、筐体本体21に回動可能に支持される回動軸A5を有している。第1脚部A2は、対応する当接片P1,P2,P3と当接可能な当接面A7を一端に有している。第2脚部A3は、発光素子LEと受光素子の間を遮る遮蔽面A8を有している。
また、各アクチュエータAT1,AT2,AT3は、バネにより、図6(a)に示す遮蔽位置に付勢されている。
このとき、アクチュエータAT2の遮蔽面A8は、発光素子LEと受光素子の間に位置しており、発光素子LEからの光Lを遮断しているので、受光素子は発光素子LEからの光Lを受光することができない。
一方、図6(b)に示すように、外周壁332Aに形成された3つの凹部332Dのうち、左側の凹部332Dには当接片P3が固定されているので、第1クリーニングカートリッジ300が筐体本体21に装着されると、当接片P3がアクチュエータAT3の当接面A7と当接して、アクチュエータAT3を図示時計回りに回動させる。その結果、アクチュエータAT3が遮蔽位置から開放位置へ回動して、遮蔽面A8で遮蔽されていた発光素子LEからの光Lが受光素子で受光されるようになる。
具体的には、図7の表に示すように、アクチュエータAT1に対応する光センサ(第1センサ)と、アクチュエータAT2に対応する光センサ(第2センサ)と、アクチュエータAT3に対応する光センサ(第3センサ)からの信号が、いずれもLOWである場合には、制御部80は、フィルムカートリッジ200が筐体本体21に装着されていると判断する。また、制御部80は、第1センサおよび第3センサからの信号がLOWで、第2センサからの信号がHIGHである場合には、第1クリーニングカートリッジ300が筐体本体21に装着されていると判断する。また、第1センサからの信号がLOWで、第2センサおよび第3センサからの信号がHIGHである場合には、制御部80は、第2クリーニングカートリッジ400が筐体本体21に装着されていると判断する。さらに、第1センサ、第2センサおよび第3センサからの信号がいずれもHIGHである場合には、制御部80は、フィルムユニットFU、第1クリーニングカートリッジ300および第2クリーニングカートリッジ400のいずれも筐体本体21に装着されていないと判断する。
そして、ユーザが層転写装置1のシートトレイ3にシートSをセットした後、操作パネル85の箔転写開始ボタン85Aを押すと、制御部80は、箔転写制御を行う。
具体的には、箔転写制御において、制御部80は、移動機構70によって加熱ローラ61を離間位置から接触位置に移動させる処理を実行して、加熱ローラ61を多層フィルムFと接触させて加熱ローラ61と加圧ローラ51との間で多層フィルムFを挟むとともに、加熱ローラ61のヒータを加熱する処理を実行する。また、制御部80は、加圧ローラ51を回転させることで、加熱ローラ61を従動回転させる処理を実行する。
そして、制御部80は、シート搬送部10、フィルム供給部30および転写部50を連動して駆動することで、加熱ローラ61と加圧ローラ51との間で、シートSのトナー像が形成された面に多層フィルムFを重ね、トナー像の上に多層フィルムFの少なくとも一層を転写することが可能となる。
つまり、制御部80は、フィルムカートリッジ200が第1保持部GD1および第2保持部GD2に装着されていることを示す信号を装着検知センサAS1,AS2,AS3から受けていることを条件として、箔転写制御を実行可能である。
そして、ユーザが操作パネル85のクリーニング開始ボタン85Bを押すと、制御部80は、クリーニング制御を実行する。
具体的には、制御部80は、クリーニング制御を実行する際に、移動機構70によって加熱ローラ61を離間位置から接触位置に移動させる処理を実行して、加熱ローラ61を第1クリーニングシートCS1または第2クリーニングシートCS2と接触させる。そして、加熱ローラ61を回転させる処理を実行することにより、加熱ローラ61に接触させた第1クリーニングシートCS1または第2クリーニングシートCS2で加熱ローラ61の表面をクリーニングする。
つまり、制御部80は、第1クリーニングカートリッジ300が第1保持部GD1および第2保持部GD2に装着されていることを示す信号または第2クリーニングカートリッジ400が第1保持部GD1および第2保持部GD2に装着されていることを示す信号を装着検知センサAS1,AS2,AS3から受けていることを条件として、クリーニング制御を実行可能である。
一方、制御部80は、第2クリーニングシートCS2によりクリーニング制御を行う場合には、加熱ローラ61のヒータを点灯して、第2クリーニングシートCS2の表面のトナーを再溶融させることで、加熱ローラ61の表面に付着した異物をトナーに付着させて回収する。
図9に示すように、制御部80は、まず、カバー22が閉じられているかどうか判断する(S101)。この判断は、例えば、カバー22の開閉を検知する開閉検知センサ24(図1および図2参照)からの信号に基づいて行う。ステップS101においてカバー22が閉じられていないと判断した場合には(No)、制御部80は、本制御を終了する。
ステップS105において制御部80が箔転写制御を開始すると、制御部80は、ステップS201において、加熱ローラ61のヒータを点灯させる。そして、制御部80は、ステップS202において、加熱ローラ61の温度が、箔転写に適切な所定温度以上になったかどうかを判断する。ステップS202において、加熱ローラ61の温度が所定温度に達していないと判断すると(No)、制御部80はステップS202を繰り返す。ステップS202において、加熱ローラ61の温度が所定温度以上であると判断すると(Yes)、ステップS203において、制御部80は、シート搬送部10を駆動して、シートトレイ3上に載置されたシートSを転写部50に向けて搬送する。このように、最初にヒータを点灯させることにより、ファーストプリントタイム(First Print Output Time)を短縮することができる。
ステップS109において制御部80がクリーニング制御を開始すると、制御部80は、ステップS301において、加熱ローラ61を離間位置(第2位置)から接触位置(第1位置)へ移動させて、加熱ローラ61をクリーニングシートと接触させる。その後、ステップS302において、制御部80は、ホルダ100を介して筐体本体21に装着されているのが第2クリーニングシートCS2であるかどうかを判断する。
ステップS302において第2クリーニングシートCS2が装着されていると判断した場合には(Yes)、制御部80は、ステップS303において、加熱ローラ61のヒータを点灯させる。そして、ステップS304において、制御部80は、加圧ローラ51を駆動源によって回転駆動させて、加圧ローラ51と第2クリーニングシートCS2を介して接触する加熱ローラ61を従動回転させるとともに、巻取リール435を駆動する。
一方、ステップS302において第1クリーニングシートCS1が装着されていると判断した場合には(No)、制御部80は、加熱ローラ61のヒータを点灯させることなく、ステップS304に進む。そして、ステップS304において、制御部80は、加圧ローラ51を駆動源によって回転駆動させて、加圧ローラ51と第1クリーニングシートCS1を介して接触する加熱ローラ61を従動回転させるとともに、巻取リール335を駆動する。
その後、制御部80は、ステップS305において、所定時間が経過したかどうかを判断する。例えば、制御部80は、所定時間として5秒間経過したかどうかを判断し、所定時間を経過していないと判断した場合には(No)、ステップS305を繰り返す。ステップS305において所定時間を経過したと判断した場合には(Yes)、制御部80は、ステップS306において終了処理を行う。具体的には、制御部80は、加圧ローラ51の駆動停止、巻取リール435または巻取リール335の駆動停止、加熱ローラ61のヒータの消灯、移動機構70の離間位置(第2位置)への移動等を行って、本制御を終了する。
なお、制御部80は、クリーニング制御が終了したことを操作パネル85の画面に表示させてもよい。また、第1クリーニングカートリッジ300または第2クリーニングカートリッジ400を取り外して、フィルムユニットFUを筐体本体21に装着することを操作パネル85の画面に表示させてもよい。
ホルダ100を介して、フィルムカートリッジ200、第1クリーニングカートリッジ300、第2クリーニングカートリッジ400のいずれかを層転写装置1の筐体本体21に装着し、フィルムカートリッジ200がセットされた場合には箔転写制御を、第1クリーニングカートリッジ300または第2クリーニングカートリッジ400がセットされた場合にはクリーニング制御を実行する。そのため、加熱ローラ61をクリーニングするクリーニング部材を層転写装置1に常設する必要がなく、層転写装置1が大型化することを抑えることができる。
さらに、クリーニング制御を実行する間、フィルムユニットFUが層転写装置1にセットされていないので、加熱ローラ61の表面をクリーニングする際に多層フィルムFが巻き出され、無駄に消費されることがなくなる。また、クリーニング部材によって加熱ローラ61の表面をクリーニングする際に、フィルムユニットFUが邪魔になりクリーニングし難くなる虞もない。
前記した実施形態では、クリーニング部材として、第1クリーニングシートCS1と、供給リールと、供給ケース332と、巻取リール335とを備えた第1クリーニングカートリッジ300、第2クリーニングシートCS2と、供給リールと、供給ケース432と、巻取リール435とを備えた第2クリーニングカートリッジ400の2つを例示した。しかしながら、クリーニング部材は、第1クリーニングシートCS1のみで構成してもよく、第2クリーニングシートCS2のみで構成してもよい。例えば、第1クリーニングシートCS1と第2クリーニングシートCS2は、シートトレイ3に載置することで層転写装置1の筐体2にセット可能な用紙としてもよい。
より詳細には、クリーニングシートの一例としての第1クリーニング用紙CS3と、第2クリーニングシートの一例としての第2クリーニング用紙CS4を用いる。
図12(c)に示すように、第2クリーニング用紙CS4は、シートトレイ3に載置することが可能であり、用紙の幅方向一端部にバーコードBC2が印刷されている。第2クリーニング用紙CS4は、シートの画像形成範囲を含む範囲の全体にトナーTを有しており、余白部分にバーコードBC2が印刷されている。バーコードBC2は、用紙が第2クリーニング用紙CS4であることを示す識別情報を含んでいる。
制御部80は、バーコードリーダーBRからの信号に基づいて、第1クリーニング用紙CS3または第2クリーニング用紙CS4がシートトレイ3に載置されているかどうかを判断する。制御部80は、第1クリーニング用紙CS3を示す信号をバーコードリーダーBRから受けると、シートトレイ3に第1クリーニング用紙CS3がセットされていると判断する。同様に、制御部80は、第2クリーニング用紙CS4を示す信号をバーコードリーダーBRから受けると、シートトレイ3に第2クリーニング用紙CS4がセットされていると判断する。
制御部80は、フィルムカートリッジ200が筐体本体21に装着されておらず、かつ、第1クリーニング用紙CS3または第2クリーニング用紙CS4がシートトレイ3に載置されていると判断した場合には、制御部80は、クリーニング制御を実行する。
一方、フィルムカートリッジ200が筐体本体21に装着されておらず、かつ、第1クリーニング用紙CS3および第2クリーニング用紙CS4のいずれもシートトレイ3に載置されていないと判断した場合には、制御部80は、操作パネル85にエラーを表示して、ユーザにエラーを報知する。
より詳細には、図9のステップS106では、バーコードリーダーBRからの信号に基づいてクリーニングシート(第1クリーニング用紙CS3または第2クリーニング用紙CS4)の装着の有無を判断する。図9のその他のステップは、前記した実施形態の各ステップと同じである。図10に示す箔転写制御は、前記した実施形態の各ステップと同じである。
図11に示すクリーニング制御では、ステップS302において、バーコードリーダーBRからの信号に基づいて第2クリーニング用紙SC4の有無を判断する。また、ステップS304において、シート搬送部10の駆動と、加圧ローラ51および巻取リール35の駆動を行う。その他の制御は、前記した実施形態の各ステップと同じである。
また、筐体本体に固定されたホルダに対して、フィルムカートリッジ200、第1クリーニングカートリッジ300、第2クリーニングカートリッジ400を直接着脱する構成とすることもできる。
また、フィルムカートリッジ200の供給ケース32、第1クリーニングカートリッジ300の供給ケース332、第2クリーニングカートリッジ400の供給ケース432に設けた識別子を、それぞれ厚さの異なる1つの当接片として設けることもできる。そして、当接片と当接して複数の異なる位置へ回動するアクチュエータを検知することで、1つのアクチュエータのみを備えた1つの検知部材とすることもできる。
また、クリーニング制御において、第2クリーニングシートCS2と第2クリーニング用紙CS4を加熱する際のヒータの温度は、箔転写制御において加熱ローラ61を加熱するときの温度と同じであっても、これよりも低い温度としてもよい。
2 筐体
31 供給リール
35 巻取リール
51 加圧ローラ
61 加熱ローラ
70 移動機構
80 制御部
200 フィルムカートリッジ
300 第1クリーニングカートリッジ
400 第2クリーニングカートリッジ
CS3 第1クリーニング用紙
CS4 第2クリーニング用紙
F 多層フィルム
S シート
Claims (10)
- 層転写システムであって、
複数の層からなる多層フィルムの一端が固定される供給リールおよび前記多層フィルムの他端が固定される巻取リールを備えたフィルムカートリッジと、
層転写装置であって、
ヒータによって加熱される回転体と、
加圧部材と、
前記フィルムカートリッジがセット可能な筐体と、
前記加圧部材によって前記回転体を加圧する第1位置と、前記回転体と前記加圧部材とを離間させる第2位置との間で、前記回転体を前記加圧部材に対して相対的に移動させる移動機構と、
制御部と、を備えた層転写装置と、
前記筐体にセット可能なクリーニング部材と、を備え、
前記制御部は、
前記フィルムカートリッジが前記筐体にセットされており、かつ、前記クリーニング部材が前記筐体にセットされていないことを条件として、
前記移動機構によって、前記回転体を前記加圧部材に対して前記第2位置から前記第1位置に相対的に移動させる処理と、
前記ヒータを加熱する処理と、
前記回転体を回転させる処理と、を実行することにより、前記回転体と前記加圧部材との間で、シートのトナー像が形成された面に前記多層フィルムを重ね、前記トナー像の上に前記多層フィルムの少なくとも一層を転写することが可能であり、
前記制御部は、
前記フィルムカートリッジが前記筐体にセットされておらず、かつ、前記クリーニング部材が前記筐体にセットされていることを条件として、
前記移動機構によって、前記回転体を前記加圧部材に対して前記第2位置から前記第1位置に相対的に移動させる処理と、
前記回転体を回転させる処理と、を実行することにより、前記回転体に接触させた前記クリーニング部材で前記回転体の表面をクリーニングするクリーニング制御を実行することを特徴とする層転写システム。 - 前記クリーニング部材は、前記回転体と前記加圧部材との間で搬送可能なクリーニングシートを含むことを特徴とする請求項1に記載の層転写システム。
- 前記層転写装置は、
前記筐体への前記フィルムカートリッジの装着の有無を検知する第1検知部材と、
前記クリーニングシートを載置可能なシートトレイと、
前記シートトレイ上の前記クリーニングシートの有無を検知する第2検知部材と、を備え、
前記制御部は、
前記第1検知部材および前記第2検知部材からの信号に基づいて、前記フィルムカートリッジが前記筐体に装着されておらず、かつ、前記クリーニングシートが前記シートトレイに載置されていると判断した場合には、前記クリーニング制御を実行し、
前記第1検知部材および前記第2検知部材からの信号に基づいて、前記フィルムカートリッジが前記筐体に装着されておらず、かつ、前記クリーニングシートが前記シートトレイに載置されていないと判断した場合には、エラーを報知することを特徴とする請求項2に記載の層転写システム。 - 前記クリーニング部材は、前記クリーニングシートの一端が固定される供給リールと、前記クリーニングシートの他端が固定される巻取リールと、を備え、
前記筐体は、前記フィルムカートリッジの前記供給リールおよび前記クリーニング部材の前記供給リールが着脱可能な第1保持部と、前記フィルムカートリッジの前記巻取リールおよび前記クリーニング部材の前記巻取リールが着脱可能な第2保持部と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の層転写システム。 - 前記層転写装置は、前記第1保持部および前記第2保持部への前記フィルムカートリッジまたは前記クリーニング部材の装着の有無を検知する第3検知部材を備え、
前記制御部は、
前記クリーニング部材が前記第1保持部および前記第2保持部に装着されていることを示す信号を前記第3検知部材から受けていることを条件として、前記クリーニング制御を実行可能であることを特徴とする請求項4に記載の層転写システム。 - 前記筐体にセット可能であり、かつ、前記シートの画像形成範囲を含む範囲の全体にトナーを有する第2クリーニングシートをさらに備え、
前記制御部は、
前記クリーニングシートが前記筐体にセットされている場合には、前記クリーニング制御において、前記ヒータをOFFにし、
前記第2クリーニングシートが前記筐体にセットされている場合には、前記クリーニング制御において、前記ヒータをONにすることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の層転写システム。 - 前記層転写装置は、クリーニング開始ボタンを表示可能な画面を有する操作パネルを備え、
前記制御部は、
前記フィルムカートリッジが前記筐体にセットされておらず、かつ、前記クリーニング部材が前記筐体にセットされていることを条件として、前記クリーニング開始ボタンを前記画面に表示し、
前記クリーニング開始ボタンが押されたことを示す信号を前記操作パネルから受けることを条件として、前記クリーニング制御を実行可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の層転写システム。 - 前記筐体は、前記フィルムカートリッジおよび前記クリーニング部材が通過可能な開口を有する筐体本体と、前記開口を開閉するカバーと、を備え、
前記制御部は、前記フィルムカートリッジが前記筐体にセットされておらず、かつ、前記クリーニング部材が前記筐体にセットされ、かつ、前記カバーが閉じられていることを条件として、前記クリーニング制御を実行可能であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の層転写システム。 - 前記回転体は、円筒状の加熱ローラであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の層転写システム。
- ヒータによって加熱される回転体と、
加圧部材と、
前記加圧部材によって前記回転体を加圧する第1位置と、前記回転体と前記加圧部材とを離間させる第2位置との間で、前記回転体を前記加圧部材に対して相対的に移動させる移動機構と、
制御部と、を備えた層転写装置であって、
複数の層からなる多層フィルムを保持するフィルムカートリッジと、クリーニング部材のいずれか一方をセット可能な筐体を備え、
前記制御部は、
前記フィルムカートリッジが前記筐体にセットされており、かつ、前記クリーニング部材が前記筐体にセットされていないことを条件として、
前記移動機構によって、前記回転体を前記加圧部材に対して前記第2位置から前記第1位置に相対的に移動させる処理と、
前記ヒータを加熱する処理と、
前記回転体を回転させる処理と、を実行することにより、前記回転体と前記加圧部材との間で、シートのトナー像が形成された面に前記多層フィルムを重ね、前記トナー像の上に前記多層フィルムの少なくとも一層を転写することが可能であり、
前記制御部は、
前記フィルムカートリッジが前記筐体にセットされておらず、かつ、前記クリーニング部材が前記筐体にセットされていることを条件として、
前記移動機構によって、前記回転体を前記加圧部材に対して前記第2位置から前記第1位置に相対的に移動させる処理と、
前記回転体を回転させる処理と、を実行することにより、前記回転体に接触させた前記クリーニング部材で前記回転体の表面をクリーニングするクリーニング制御を実行することを特徴とする層転写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019009274A JP7298163B2 (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 層転写システムおよび層転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019009274A JP7298163B2 (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 層転写システムおよび層転写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020117265A JP2020117265A (ja) | 2020-08-06 |
JP7298163B2 true JP7298163B2 (ja) | 2023-06-27 |
Family
ID=71889856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019009274A Active JP7298163B2 (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 層転写システムおよび層転写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7298163B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7432115B2 (ja) * | 2020-04-01 | 2024-02-16 | ブラザー工業株式会社 | 箔転写装置 |
JP7467634B2 (ja) | 2020-07-07 | 2024-04-15 | 日本製鉄株式会社 | 接着積層コア製造方法及び接着積層コア製造装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185995A (ja) | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Brother Ind Ltd | クリーニングシート、クリーニング方法および画像形成装置 |
JP2012048453A (ja) | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Nisca Corp | 画像形成装置 |
JP2013121709A (ja) | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 箔画像形成方法及び箔画像形成装置 |
JP2016090647A (ja) | 2014-10-30 | 2016-05-23 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0744069A (ja) * | 1993-07-27 | 1995-02-14 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2019
- 2019-01-23 JP JP2019009274A patent/JP7298163B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185995A (ja) | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Brother Ind Ltd | クリーニングシート、クリーニング方法および画像形成装置 |
JP2012048453A (ja) | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Nisca Corp | 画像形成装置 |
JP2013121709A (ja) | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 箔画像形成方法及び箔画像形成装置 |
JP2016090647A (ja) | 2014-10-30 | 2016-05-23 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020117265A (ja) | 2020-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN113552788B (zh) | 图像形成装置及图像形成系统 | |
JP7188142B2 (ja) | 層転写装置 | |
JP7298163B2 (ja) | 層転写システムおよび層転写装置 | |
JP7243231B2 (ja) | 層転写装置 | |
JP2019172453A (ja) | 層転写装置 | |
JP7298168B2 (ja) | 層転写装置 | |
US20220306416A1 (en) | Foil transfer film cartridge and foil transfer device | |
WO1997004967A1 (fr) | Original pour realisation de cliches et appareil a realiser les cliches | |
JP2022014644A (ja) | 画像形成装置、及び、画像形成システム | |
JP7467914B2 (ja) | 箔転写装置 | |
JP7283087B2 (ja) | 層転写装置 | |
JP7367528B2 (ja) | 箔転写装置 | |
JP2022069870A (ja) | 箔転写装置 | |
JP2021122963A (ja) | 印刷装置 | |
WO2023026349A1 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7238435B2 (ja) | 層転写装置 | |
JP7452073B2 (ja) | 画像形成装置 | |
WO2023095729A1 (ja) | 箔転写装置 | |
JP5300450B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20230026026A1 (en) | Foil transfer device | |
JP7380210B2 (ja) | 箔転写装置 | |
JP4604769B2 (ja) | 転写装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2022072745A (ja) | シート供給装置および箔転写装置 | |
JP2024147114A (ja) | ラミネート装置 | |
JP2024147116A (ja) | 箔転写装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230529 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7298163 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |