JP7218590B2 - 層転写装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体本体の開口を開閉するカバーを備えた層転写装置に関する。
従来、画像形成装置として、カバーを閉じる際にカバーにブレーキ力を付与するためのブレーキ機構を備えたものが知られている(特許文献1参照)。ブレーキ機構は、カバーに設けられるラックギヤと、カバーに対してブレーキ力を付与するためのトルクリミッタと、ラックギヤからトルクリミッタへの力の伝達を許可・禁止するスイングユニットと、カバーを開位置にロックするロック部材とを備えている。
スイングユニットは、互いに噛み合う2つのギヤと、各ギヤを連結し、一方のギヤの回転軸を中心に回動するスイングアームとを備えている。一方のギヤは、ラックギヤと噛み合い、他方のギヤは、トルクリミッタに連結された連結ギヤに噛み合う位置と、連結ギヤから外れた位置とに移動可能となっている。
この技術では、カバーを開く際には、カバーを開いていく途中で他方のギヤが連結ギヤから外れて、カバーにブレーキ力が作用しない。カバーを閉じる際には、カバーを閉めていく途中で他方のギヤが連結ギヤに噛み合って、カバーにブレーキ力が作用する。
特開2007-251934号公報
ところで、従来技術では、ロック部材によってカバーを開位置にロックしているときには、他方のギヤが連結ギヤから外れているため、カバーが開位置に位置するときには、ロック部材でカバーの移動を規制する他に、ブレーキ機構とは別のダンパアームを設けることで、カバーが閉まるのを抑えている。ここで、ダンパアームは、カバーと筐体に連結されており、カバーが開く動作に連動してカバーに対して徐々に垂直な姿勢となることで、カバーに対して開く方向に力を作用させるものである。
そのため、従来技術では、カバーを開位置に保持するために、ロック部材およびブレーキ機構の他に、ダンパアームを設けているので、カバーを開位置に保持するための構成が複雑化するという問題が生じる。
そこで、本発明は、カバーを開位置に保持するための構成を簡易化することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る層転写装置は、シートのトナー像の上に多層フィルムの少なくとも一層を転写する層転写装置であって、開口を有する筐体本体と、前記開口を閉じる閉位置と前記開口を開放する開位置との間で回動可能なカバーと、前記カバーとともに回動するカバーギヤと、前記カバーギヤに連結され、前記カバーが閉じる過程において、前記カバーにブレーキ力を付与するブレーキ機構と、前記開位置において、前記カバーをロックするロック部材と、を備える。
前記ブレーキ機構は、前記開位置において前記カバーにブレーキ力を付与し、前記カバーは、前記開位置において、前記ロック部材と前記ブレーキ機構とにより、前記閉位置へ向けての移動を規制されている。
この構成によれば、ロック部材とブレーキ機構とでカバーを開位置に保持することによって、従来のようなダンパアームが不要となるので、カバーを開位置に保持するための構成を簡易化することができる。
また、前記ブレーキ機構は、前記カバーギヤから伝わってくる力に対して反力を発生するトルクリミッタと、前記カバーが閉じる過程において前記カバーギヤからの力を前記トルクリミッタに伝達し、前記カバーが開く過程において前記カバーギヤからの力を前記トルクリミッタに伝達しないワンウェイクラッチと、を備えていてもよい。
これによれば、カバーが開く際には、ワンウェイクラッチによってカバーに対してブレーキ機構のブレーキ力が働かないので、カバーを容易に開けることができる。また、カバーが開位置から閉位置に動き出そうとすると、カバーギヤからの力をワンウェイクラッチがトルクリミッタに即座に伝達するので、ブレーキ機構の力をカバーのロックに有効に利用することができる。
また、前記ブレーキ機構は、前記カバーギヤに噛み合う本体ギヤと、前記本体ギヤの回転速度を増速して前記ワンウェイクラッチに伝達する増速ギヤと、を備えていてもよい。
これによれば、増速ギヤにより本体ギヤの回転速度を増速させることで、ワンウェイクラッチおよびトルクリミッタに加わるトルクを小さくすることができるので、ワンウェイクラッチおよびトルクリミッタとして低コストのタイプや小型のタイプを用いることができる。
また、前記カバーは、前記開位置よりも前記閉位置からの角度が大きい最大開放位置まで移動可能であってもよい。
これによれば、最大開放位置から開位置にカバーが動く際に、ブレーキ機構によるブレーキ力がカバーに対して働くので、より確実にブレーキ力をカバーのロックに利用することができる。
また、前記カバーギヤは、円弧状の内歯歯車であり、前記カバーギヤの外周面に向けて前記ロック部材を付勢するバネをさらに備え、前記ロック部材は、前記カバーギヤの端部に係合することで、前記カバーの前記閉位置への移動を規制してもよい。
これによれば、例えばロック部材をカバーギヤとは別の部位に係合させるものに比べ、構造を簡易化することができる。
また、前記カバーギヤは、前記カバーの回動軸を中心とする外周面と、当該外周面から延びる平面と、を有し、前記ロック部材は、前記カバーが前記閉位置に位置するときに、前記外周面から離間し、前記カバーが前記閉位置から前記開位置に回動する過程において、前記平面と接触することで、前記バネの付勢力に抗して移動し、前記カバーが前記開位置に位置するときに、前記平面から外れることで、前記バネの付勢力によって前記カバーギヤの前記端部に係合してもよい。
これによれば、カバーを閉位置から開位置に向けて回動させるときにおいて、ロック部材が平面と接触するまでの間、ロック部材がカバーギヤから離間しているので、カバーを開ける際にロック部材が抵抗とならず、カバーを容易に開けることができる。
また、前記ロック部材は、前記筐体本体に回動可能に設けられ、前記バネは、前記ロック部材の回動軸部に設けられるトーションバネであってもよい。
また、前記層転写装置は、複数の層からなる多層フィルムの一端が固定される供給リールと、前記多層フィルムの他端が固定される巻取リールを備えたフィルムカートリッジを備え、前記フィルムカートリッジは、前記供給リールの軸方向に直交する直交方向において、前記開口を通過して前記筐体本体に着脱可能であってもよい。
供給リールの軸方向に直交する直交方向にフィルムカートリッジを着脱する構成では、カバーの回動角度が大きくなりやすいが、このような構成であっても、カバーギヤが内歯歯車である場合には、ユーザがカバーギヤとブレーキ機構との噛み合い部分に触れるのを抑えることができる。
本発明によれば、カバーを開位置に保持するための構成を簡易化することができる。
本発明の一実施形態に係る層転写装置を示す図である。 層転写装置のカバーを開けた状態を示す図である。 フィルムユニットを分解して示す斜視図である。 最大開放位置でのカバーギヤ、ブレーキ機構およびロック部材を示す図である。 カバーギヤとブレーキ機構を示す斜視図である。 ブレーキ機構を支持するプレートを示す図である。 閉位置でのカバーギヤ、ブレーキ機構およびロック部材を示す図である。 閉位置から開位置に向けてカバーを回動する過程において、カバーギヤがロック部材に接触した状態を示す図である。 開位置でのカバーギヤ、ブレーキ機構およびロック部材を示す図である。
本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、層転写装置の全体構成を簡単に説明した後、本願発明の特徴部分の構成について説明する。
以下の説明において、方向は、図1に示す方向で説明する。すなわち、図1の右側を「前」とし、図1の左側を「後」とし、図1の紙面手前側を「左」とし、図1の紙面奥側を「右」とする。また、図1の上下を「上下」とする。
図1に示すように、層転写装置1は、例えばレーザプリンタ等の画像形成装置でシートSにトナー像を形成した後、シートSのトナー像の上にアルミニウム等の箔を転写するための装置である。つまり、層転写装置1は、シートSのトナー像の上に箔を転写することで、シートSに箔の画像を形成している。層転写装置1は、筐体2と、シートトレイ3と、シート搬送部10と、フィルム供給部30と、転写部50とを備えている。
筐体2は、樹脂などからなり、筐体本体21と、カバー22とを備えている。筐体本体21は、上部に開口21A(図2参照)を有している。開口21Aは、筐体本体21に後述するフィルムユニットFUを着脱するための開口である。カバー22は、開口21Aを開閉するための部材である。カバー22の後端部は、筐体本体21に回動可能に支持されている。カバー22は、開口21Aを閉じる閉位置(図1の位置)と、開口21Aを開放する開位置(図2の位置)との間で回動可能となっている。
シートトレイ3は、用紙、OHPフィルム等のシートSが載置されるトレイである。シートトレイ3は、筐体2の後部に設けられている。なお、シートSは、トナー像が形成された面を下向きにしてシートトレイ3上に載置される。
シート搬送部10は、シート供給機構11と、シート排出機構12とを備えている。シート供給機構11は、シートトレイ3上のシートSを一枚ずつ転写部50に向けて搬送する機構である。シート供給機構11は、ピックアップローラと搬送ローラを備えている。
シート排出機構12は、転写部50を通過したシートSを筐体2の外部に排出する機構である。シート排出機構12は、複数の搬送ローラを備えている。
フィルム供給部30は、シート供給機構11から搬送されたシートSに重ねるように多層フィルムFを供給する部分である。フィルム供給部30は、フィルムユニットFUと、モータ等の駆動源80を備えている。
フィルムユニットFUは、図2に示すように、後述する供給リール31の軸方向に直交する方向において、開口21Aを通過して筐体本体21に着脱可能となっている。フィルムユニットFUは、供給リール31と、巻取リール35と、第1案内軸41と、第2案内軸42と、第3案内軸43とを備えている。フィルムユニットFUの供給リール31には、多層フィルムFが巻回されている。
多層フィルムFは、複数の層からなるフィルムである。詳しくは、多層フィルムFは、
支持層と、被支持層とを有する。支持層は、高分子材料からなるテープ状の透明な基材であり、被支持層を支持している。被支持層は、例えば、剥離層と、転写層と、接着層とを有する。剥離層は、支持層から転写層を剥離しやすくするための層であり、支持層と転写層との間に配置されている。剥離層は、支持層から剥離しやすい透明な材料、例えばワックス系樹脂を含んでいる。
転写層は、トナー像に転写される層であり、箔を含んでいる。箔とは、金、銀、銅、アルミニウム等の金属であって薄く延された金属である。また、転写層は、金色、銀色、赤色などの着色材料と、熱可塑性樹脂とを含む。転写層は、剥離層と接着層との間に配置されている。接着層は、転写層をトナー像に接着しやすくするための層である。接着層は、後述する転写部50によって加熱されたトナー像に付着しやすい材料、例えば塩化ビニル系樹脂やアクリル系樹脂を含んでいる。
供給リール31は、樹脂などからなり、多層フィルムFが巻回される供給軸部31Aを有している。供給軸部31Aには、多層フィルムFの一端が固定されている。多層フィルムFは、支持層を外側、被支持層(転写層)を内側にして、供給リール31に巻回されている。
巻取リール35は、樹脂などからなり、多層フィルムFを巻き取るための巻取軸部35Aを有している。巻取軸部35Aには、多層フィルムFの他端が固定されている。多層フィルムFは、支持層を外側、被支持層(転写層)を内側にして、巻取リール35に巻回されている。
なお、図1等においては、便宜上、供給リール31および巻取リール35の両方に多層フィルムFが最大に巻回された状態を図示することとする。実際には、フィルムユニットFUが新品の状態においては、供給リール31に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最大となっており、巻取リール35には多層フィルムFが巻回されていない、もしくは、巻取リール35に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最小となっている。また、フィルムユニットFUの寿命時(多層フィルムFを使い切ったとき)においては、巻取リール35に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最大となり、供給リール31には多層フィルムFが巻回されていない、もしくは、供給リール31に巻回されたロール状の多層フィルムFの径は最小となる。
第1案内軸41は、供給リール31から引き出される多層フィルムFの進行方向を変更するための軸である。第1案内軸41は、樹脂などからなっている。
第2案内軸42は、第1案内軸41で案内された多層フィルムFの進行方向を変更するための軸である。第2案内軸42は、樹脂などからなっている。
第3案内軸43は、第2案内軸42で案内された多層フィルムFの進行方向を変更して巻取リール35に案内する軸である。第3案内軸43は、樹脂などからなっている。
フィルムユニットFUを層転写装置1に装着した状態において、巻取リール35は、筐体2に設けられた駆動源80によって図示反時計回りに回転駆動される。巻取リール35が回転すると、供給リール31に巻回された多層フィルムFが引き出され、引き出された多層フィルムFが巻取リール35に巻き取られていく。詳しくは、箔転写中において、後述する加圧ローラ51と加熱ローラ61によって多層フィルムFが送り出されることで、供給リール31から多層フィルムFが引き出される。そして、加圧ローラ51と加熱ローラ61から送り出された多層フィルムFが、巻取リール35に巻き取られていく。
第1案内軸41は、トナー像を下にした状態で搬送されるシートSに対して、供給リール31から引き出された多層フィルムFを下から重ねるように案内している。第1案内軸41は、供給リール31から引き出された多層フィルムFの搬送方向を変えて、シートSの搬送方向と略平行に多層フィルムFを案内する。
第2案内軸42は、転写部50を通過した多層フィルムFと接触し、転写部50を通過した多層フィルムFの搬送方向をシートSの搬送方向とは異なる方向に変更している。転写部50を通過してシートSと重なった状態で搬送された多層フィルムFは、第2案内軸42を通過する際にシートSとは異なる方向に案内され、シートSから剥離される。
転写部50は、シートSと多層フィルムFを重ねた状態で加熱および加圧することで、シートSに形成されたトナー像の上に転写層を転写するための部分である。転写部50は、加圧ローラ51と、加熱ローラ61とを備えている。転写部50は、加圧ローラ51と加熱ローラ61のニップ部において、シートSと多層フィルムFを重ねて加熱および加圧する。
加圧ローラ51は、円筒状の芯金の周囲をシリコンゴムからなるゴム層で被覆したローラである。加圧ローラ51は、多層フィルムFの上側に配置され、シートSの裏面(トナー像が形成された面と反対側の面)と接触可能となっている。
加圧ローラ51は、両端部がカバー22に回転可能に支持されている。加圧ローラ51は、加熱ローラ61との間でシートSおよび多層フィルムFを挟み、駆動源80によって回転駆動されることで加熱ローラ61を従動回転させる。
加熱ローラ61は、円筒状に形成された金属管の内部にヒータを配置したローラであり、多層フィルムFおよびシートSを加熱している。加熱ローラ61は、多層フィルムFの下側に配置され、多層フィルムFと接触している。
なお、本実施形態では、加熱ローラ61を多層フィルムFに対して接触・離間させるための接離機構70によって加熱ローラ61を移動させている。接離機構70は、カバー22を閉じている状態においては、シートSが転写部50に供給されるタイミングに合わせて加熱ローラ61を、多層フィルムFに接触する接触位置に移動させている。また、接離機構70は、カバー22が開けられた場合や、転写部50においてシートSに箔転写を行わない場合には、加熱ローラ61を、多層フィルムFから離間する離間位置に位置させている。
このように構成された層転写装置1では、シートSの表面を下向きにしてシートトレイ3に載置されたシートSが、シート供給機構11により一枚ずつ転写部50に向けて搬送される。シートSは、転写部50のシート搬送方向における上流側で、供給リール31から供給された多層フィルムFと重ねられ、シートSのトナー像と多層フィルムFが接触した状態で転写部50に搬送される。
転写部50においては、シートSと多層フィルムFが加圧ローラ51と加熱ローラ61の間のニップ部を通過する際に、加熱ローラ61と加圧ローラ51により加熱および加圧され、トナー像の上に箔が転写される。
箔が転写された後、シートSと多層フィルムFは密着した状態で第2案内軸42まで搬送される。シートSと多層フィルムFが第2案内軸42を通過すると、多層フィルムFの搬送方向がシートSの搬送方向と異なる方向に変わるため、シートSから多層フィルムFが剥離される。
シートSから剥離された多層フィルムFは、巻取リール35に巻き取られていく。一方、多層フィルムFが剥離されたシートSは、シート排出機構12によって、箔が転写された表面を下に向けた状態で、筐体2の外部に排出される。
図3に示すように、フィルムユニットFUは、樹脂などからなるホルダ100と、ホルダ100に着脱可能なフィルムカートリッジ200とを備えている。フィルムカートリッジ200は、前述した多層フィルムFが巻回された供給リール31および巻取リール35と、供給ケース32とを備えている。
供給リール31を収容する供給ケース32および巻取リール35は、ホルダ100に対して、供給リール31の軸方向に直交する方向に着脱可能となっている。そして、フィルムカートリッジ200は、ホルダ100に取り付けられた状態において、筐体本体21に着脱可能となっている。
供給ケース32は、供給リール31を収容する中空のケースである。供給ケース32は、樹脂などからなり、略円筒状の外周壁32Aと、外周壁32Aの両端に設けられる略円板状の2つの側壁32Bとを有する。供給リール31は、供給ケース32の各側壁32Bに回転可能に支持されている。
巻取リール35は、前述した巻取軸部35Aと、巻取ギヤ35Cとを有している。巻取ギヤ35Cは、駆動源80から駆動力を受け、駆動力を巻取軸部35Aに伝達するためのギヤである。巻取ギヤ35Cは、軸方向において、巻取軸部35Aの端部に設けられている。巻取ギヤ35Cは、巻取軸部35Aと同軸に配置されている。そして、巻取ギヤ35Cと、筐体本体2に支持され駆動源80の駆動力を伝達するギヤとが噛み合うことで、巻取リール35が駆動し、多層フィルムFが巻き取られるようになっている。
ホルダ100は、ベースフレーム110と、ベースフレーム110に回動可能(移動可能)に支持される規制フレーム120とを有している。ベースフレーム110は、第1保持部111と、第2保持部112と、2つの連結部113と、2つの取手114とを有している。
第1保持部111は、供給ケース32を保持する部位である。第1保持部111は、供給ケース32を介して供給リール31を保持している。
第2保持部112は、巻取リール35を保持する部位である。詳しくは、第2保持部112は、規制フレーム120とともに、中空のケースを構成しており、中空のケース内に巻取リール35を収容している。
2つの連結部113は、第1保持部111と第2保持部112とを連結する部位である。詳しくは、各連結部113は、供給リール31の軸方向に間隔を開けて配置されている。
このように連結部113が形成されることで、ホルダ100は、供給リール31の軸方向に直交する直交方向に貫通する貫通穴100Aを有している。各取手114は、各連結部113の上に配置されている。各取手114は、ホルダ100のうち巻取リール35の軸方向両端にそれぞれ配置されている。
図4に示すように、カバー22は、左右の両端にカバーギヤCGを有している。ここで、図4に示すカバーギヤCG周りの構造は、カバー22の左右の両端に設けられている。なお、以下の説明では、左右の一方側の構造を代表して説明し、他方側の構造については説明を省略する。
カバーギヤCGは、カバー22の回動軸X1を中心とする円弧状の内歯歯車である。カバーギヤCGは、カバー22とともに回動する。
カバーギヤCGは、ギヤ歯CG1と、外周面CG2と、平面CG3と、端部CG4とを有している。ギヤ歯CG1は、歯先を回動軸X1に向けた状態で、回動軸X1を中心とする円弧に沿った方向に複数並んでいる。
外周面CG2は、回動軸X1を中心とする円弧状に形成されている。平面CG3は、外周面CG2の周方向の一端から延びている。詳しくは、平面CG3は、カバー22を閉じる方向において、外周面CG2の下流端に接続されている。また、平面CG3は、外周面CG2の下流端での接線に沿っている。端部CG4は、カバー22を閉じる方向において、平面CG3の下流端に位置している。
筐体本体21は、ロック部材90と、バネの一例としてのトーションバネSPと、ブレーキ機構300とを備えている。なお、図4においては、ブレーキ機構300を構成する一部品の一部(後述する本体ギヤ310の小径ギヤ311)のみを図示している。
ロック部材90は、カバー22が開位置に位置するときにおいて、カバー22をロックする部材である。ロック部材90は、筐体本体21に回動可能に設けられている。
ロック部材90は、樹脂などからなり、回動軸部91と、ベース部92と、係合爪93と、フック94とを有している。回動軸部91は、筐体本体21に回動可能に支持されている。
ベース部92は、回動軸X1に沿った方向から見て略三角形となる部位である。ベース部92は、回動軸部91から後方に向けて延びている。
係合爪93は、カバーギヤCGの端部CG4に係合することで、カバー22の閉位置への移動を規制する部位である。係合爪93は、ベース部92の後部上側の角部から上に向けて突出している。
フック94は、トーションバネSPの一端が係合する部位である。フック94は、ベース部92の後部下側の角部付近に配置されている。
図7に示すように、ロック部材90は、カバー22が閉位置に位置するときにおいて、図示せぬ規制部材によって図示時計回りへの回動が規制されることで、図7に示す位置で止まっている。つまり、ロック部材90は、図7に示す位置から図示反時計回りのみに回動可能となっている。
ロック部材90は、カバー22が閉位置に位置するときには、カバーギヤCGの外周面CG2から離間している。そして、ロック部材90は、図8に示すように、カバー22が閉位置から開位置に回動する過程において、カバーギヤCGの平面CG3と接触することによって、トーションバネSPの付勢力に抗して図示反時計回りに回動するように構成されている。さらに、ロック部材90は、図9に示すように、カバー22が開位置に位置するときには、カバーギヤCGの平面CG3から外れることで、トーションバネSPの付勢力によってカバーギヤCGの端部CG4に係合するように構成されている。
ここで、カバー22は、開位置よりも閉位置からの角度が大きい最大開放位置まで回動可能となっている。最大開放位置は、図4に示す位置である。
図4に戻って、トーションバネSPは、カバー22が閉位置(図7の位置)に位置するときにおいて、カバーギヤCGの外周面CG2に向けてロック部材90を付勢する部材である。
トーションバネSPは、金属などからなり、コイル部SP1と、第1アーム部SP2と、第2アーム部SP3とを有している。コイル部SP1は、ロック部材90の回動軸部91に設けられている。
第1アーム部SP2は、コイル部SP1の一端から延びてロック部材90のフック94に係合している。第2アーム部SP3は、コイル部SP1の他端から延びて、筐体本体21に形成されたバネ係合部21Sに係合している。
ブレーキ機構300は、カバー22が閉じる過程において、カバー22にブレーキ力を付与する機構である。図5に示すように、ブレーキ機構300は、本体ギヤ310と、第1増速ギヤ320と、第2増速ギヤ330と、ワンウェイクラッチ340と、トルクリミッタ350とを備えている。
本体ギヤ310は、2段ギヤであり、小径ギヤ311と、小径ギヤ311よりも大径となる大径ギヤ312とを有している。小径ギヤ311は、カバーギヤCGに噛み合っている。言い換えると、ブレーキ機構300は、カバーギヤCGに連結されている。
第1増速ギヤ320および第2増速ギヤ330は、本体ギヤ310の回転速度を増速してワンウェイクラッチ340に伝達するためのギヤである。第1増速ギヤ320は、小径ギヤ321と、小径ギヤ321よりも大径となる大径ギヤ322とを有している。第1増速ギヤ320の小径ギヤ321は、本体ギヤ310の大径ギヤ312と噛み合っている。
第2増速ギヤ330は、第1増速ギヤ320の大径ギヤ322と噛み合っている。第2増速ギヤ330の径は、第1増速ギヤ320の大径ギヤ322の径よりも小さい径となっている。そして、上述したカバーギヤCG、本体ギヤ310、第1増速ギヤ320および第2増速ギヤ330は、常時噛み合っている。言い換えると、各ギヤCG,310,320,330は、カバー22が閉位置から最大開放位置までの回動範囲のいずれの位置に位置していても、外れることなく噛み合っている。
ワンウェイクラッチ340は、カバー22が閉じる過程においてカバーギヤCGからの力をトルクリミッタ350に伝達し、カバー22が開く過程においてカバーギヤCGからの力をトルクリミッタ350に伝達しないように構成されたワンウェイクラッチである。なお、ワンウェイクラッチ340としては、スプラグ式、カム式など様々なタイプのものを使用することができる。
トルクリミッタ350は、カバーギヤCGから伝わってくる力に対して反力を発生する部材である。トルクリミッタ350は、ワンウェイクラッチ340を介して第2増速ギヤ330に連結されている。なお、トルクリミッタ350としては、オイルや空気を利用したものなどを使用することができる。
図6に示すように、本体ギヤ310、第1増速ギヤ320および第2増速ギヤ330は、金属製のプレートPLに回転可能に支持されている。プレートPLは、筐体本体21に固定されている。なお、図6では、便宜上、本体ギヤ310、第1増速ギヤ320および第2増速ギヤ330をピッチ円で示すとともに、カバーギヤCGのうちプレートPLで隠された部分をピッチ円弧で示す。
プレートPLは、回動軸X1に沿った軸方向において、カバーギヤCGを覆うように配置されている。ブレーキ機構300の大部分は、プレートPLに対してカバーギヤCGとは反対側に配置されている。
本体ギヤ310の小径ギヤ311は、プレートPLに形成された図示せぬ穴を通って、プレートPLに対してカバーギヤCGと同じ側に配置されている。これにより、本体ギヤ310の小径ギヤ311が、カバーギヤCGと噛み合うことが可能となっている。
以上のように構成されるブレーキ機構300は、カバー22が開位置に位置するときにおいて、カバー22にブレーキ力を付与することが可能となっている。以下に、ブレーキ機構300やロック部材90の作用効果について、詳細に説明する。
図7および図8に示すように、ユーザがカバー22を閉位置から開位置に向けて回動させていくときには、ワンウェイクラッチ340(図6参照)の作用によって、カバー22からの力がトルクリミッタ350に伝達されないので、カバー22を持ち上げるための力が少なくて済み、ユーザはカバー22を容易に開けることができる。
また、図7に示すように、カバー22が閉位置に位置するときには、ロック部材90がカバーギヤCGの外周面CG2から離れた位置に保持されている。そのため、カバー22を閉位置から開位置に向けて回動させていくと、しばらくの間、詳しくはロック部材90の係合爪93がカバーギヤCGの外周面CG2に対向している間は、ロック部材90がカバーギヤCGに接触しない。これにより、カバー22を閉位置から開位置に向けて回動させるときにおいて、ロック部材90が平面CG3と接触するまでの間は、ロック部材90が抵抗とならないので、ユーザがカバー22をより容易に開けることができる。
図8に示すように、カバー22を開位置に向けて回動していく過程において、カバーギヤCGの平面CG3がロック部材90の係合爪93に接触すると、平面CG3がロック部材90をトーションバネSPの付勢力に抗して図示反時計回りに回動する。そして、図9に示すように、カバー22が開位置まで回動すると、ロック部材90の係合爪93が平面CG3から外れる。これにより、ロック部材90がトーションバネSPの付勢力によって図示時計回りに回動して、ロック部材90の係合爪93がカバーギヤCGの端部CG4に係合する。
この状態で、ユーザがカバー22から手を離すと、カバー22が自重により閉方向に向けて回動しようとする。しかし、カバー22が閉方向に向けて回動しようとすると、カバー22からの力をワンウェイクラッチ340がトルクリミッタ350に即座に伝達するため、カバー22は、トルクリミッタ350からのブレーキ力とロック部材90からの力によって、開位置に良好に保持される。つまり、カバー22は、開位置において、ロック部材90とブレーキ機構300とにより、閉位置へ向けての移動を規制される。
なお、ユーザがカバー22を開ける際において、カバー22を開位置よりも閉位置からの角度が大きい位置(例えば図4に示す最大開放位置)まで回動させた場合には、その位置から開位置までカバー22を下げていく過程において、カバー22からの力をワンウェイクラッチ340を介して確実にトルクリミッタ350に伝達することができる。そのため、この場合には、ブレーキ機構300のブレーキ力をより確実にカバー22のロックに利用することができる。
なお、図9に示す開位置に位置するカバー22を閉める場合には、ユーザがカバー22を強く押し下げることで、カバーギヤCGの端部CG4によってロック部材90の係合爪93が押される。これにより、ロック部材90が、トーションバネSPの付勢力に抗して図示反時計回りに回動して、カバーギヤCGの端部CG4から外れる。
ロック部材90がカバーギヤCGの端部CG4から外れると、カバー22を閉位置に向けて回動することが可能となる。カバー22を閉位置に向けて回動させている間は、ブレーキ機構300からのブレーキ力がカバー22に働くため、カバー22が勢いよく閉まることを抑制することができる。
なお、図9、図8、図7の順に示すように、カバー22を閉めていく過程において、ロック部材90の係合爪93は、カバーギヤCGの端部CG4から外れた後、トーションバネSPの付勢力によってカバーギヤCGの平面CG3に接触し、その後カバーギヤCGの外周面CG2から離間した位置に保持される。
以上、本実施形態によれば、前述した効果に加え、以下のような効果を得ることができる。
ロック部材90とブレーキ機構300とでカバー22を開位置に保持することによって、従来のようなダンパアームが不要となるので、カバー22を開位置に保持するための構成を簡易化することができる。
増速ギヤ320,330により本体ギヤ310の回転速度を増速させることで、ワンウェイクラッチ340およびトルクリミッタ350に加わるトルクを小さくすることができるので、ワンウェイクラッチ340およびトルクリミッタ350として低コストのタイプや小型のタイプを用いることができる。
ロック部材90がカバーギヤCGの端部CG4に係合することでカバー22の閉位置への回動を規制するので、例えばロック部材をカバーギヤとは別の部位に係合させるものに比べ、構造を簡易化することができる。
供給リール31の軸方向に直交する直交方向にフィルムユニットFUを着脱する構成では、カバー22の回動角度が大きくなりやすいが、このような構成であっても、カバーギヤCGを内歯歯車とすることで、ユーザがカバーギヤCGとブレーキ機構300との噛み合い部分に触れるのを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、箔を含む転写層を例示したが、本発明はこれに限定されず、転写層は、例えば、箔や着色材料を含まず、熱可塑性樹脂から形成されていてもよい。
前記実施形態では、多層フィルムFを4層で構成したが、本発明はこれに限定されず、多層フィルムは、転写層と支持層を有していれば、層の数はいくつであってもよい。
前記実施形態では、フィルムカートリッジ200がホルダ100とともに筐体本体21に着脱される構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、フィルムカートリッジが直接筐体本体に着脱されるように構成されていてもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ等の画像形成装置とは別の装置として層転写装置1を構成したが、本発明はこれに限定されず、層転写装置は画像形成装置と一体に構成されていてもよい。
前記実施形態では、トルクリミッタ350によってブレーキ力を発生させるようにブレーキ機構300を構成したが、本発明はこれに限定されず、ブレーキ機構は、例えば、ディスクブレーキを本体ギヤ310の側面に当接させることによってブレーキ力を発生させるものや、クラッチによってブレーキ力を発生させるものであってもよい。
前記実施形態では、増速ギヤの数を2つとしたが、本発明はこれに限定されず、増速ギヤの数は、1または3つ以上であってもよい。
前記実施形態では、本体ギヤ310および第1増速ギヤ320を2段ギヤとしたが、本発明はこれに限定されず、1段ギヤであってもよい。また、第2増速ギヤを2段ギヤとしてもよい。
前記実施形態では、回動可能なロック部材90を例示したが、本発明はこれに限定されず、ロック部材は、例えば直線に沿って移動可能に構成されていてもよい。
前記実施形態では、バネとしてトーションバネSPを例示したが、本発明はこれに限定されず、バネは、例えばコイルバネ、板バネ、線バネなどであってもよい。
前記実施形態では、閉位置においてロック部材90をカバーギヤCGの外周面CG2から離間させたが、本発明はこれに限定されず、閉位置においてロック部材をカバーギヤの外周面に接触させてもよい。
前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 層転写装置
21 筐体本体
21A 開口
22 カバー
90 ロック部材
300 ブレーキ機構
CG カバーギヤ
S シート

Claims (7)

  1. シートのトナー像の上に多層フィルムの少なくとも一層を転写する層転写装置であって、
    開口を有する筐体本体と、
    前記開口を閉じる閉位置と前記開口を開放する開位置との間で回動可能なカバーと、
    前記カバーとともに回動するカバーギヤであって、円弧状の内歯歯車であるカバーギヤと、
    前記カバーギヤに連結され、前記カバーが閉じる過程において、前記カバーにブレーキ力を付与するブレーキ機構と、
    前記開位置において、前記カバーをロックするロック部材と、
    前記カバーギヤの外周面に向けて前記ロック部材を付勢するバネと、
    を備え、
    前記ブレーキ機構は、前記開位置において前記カバーにブレーキ力を付与し、
    前記カバーは、前記開位置において、前記ロック部材と前記ブレーキ機構とにより、前記閉位置へ向けての移動を規制され
    前記ロック部材は、前記カバーギヤの端部に係合することで、前記カバーの前記閉位置への移動を規制することを特徴とする層転写装置。
  2. 前記ブレーキ機構は、
    前記カバーギヤから伝わってくる力に対して反力を発生するトルクリミッタと、
    前記カバーが閉じる過程において前記カバーギヤからの力を前記トルクリミッタに伝達し、前記カバーが開く過程において前記カバーギヤからの力を前記トルクリミッタに伝達しないワンウェイクラッチと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の層転写装置。
  3. 前記ブレーキ機構は、
    前記カバーギヤに噛み合う本体ギヤと、
    前記本体ギヤの回転速度を増速して前記ワンウェイクラッチに伝達する増速ギヤと、を備えることを特徴とする請求項2に記載の層転写装置。
  4. 前記カバーは、前記開位置よりも前記閉位置からの角度が大きい最大開放位置まで移動可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の層転写装置。
  5. 前記カバーギヤは、前記カバーの回動軸を中心とする外周面と、当該外周面から延びる平面と、を有し、
    前記ロック部材は、
    前記カバーが前記閉位置に位置するときに、前記外周面から離間し、
    前記カバーが前記閉位置から前記開位置に回動する過程において、前記平面と接触することで、前記バネの付勢力に抗して移動し、
    前記カバーが前記開位置に位置するときに、前記平面から外れることで、前記バネの付勢力によって前記カバーギヤの前記端部に係合することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の層転写装置。
  6. 前記ロック部材は、前記筐体本体に回動可能に設けられ、
    前記バネは、前記ロック部材の回動軸部に設けられるトーションバネであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の層転写装置。
  7. 複数の層からなる多層フィルムの一端が固定される供給リールと、前記多層フィルムの他端が固定される巻取リールを備えたフィルムカートリッジを備え、
    前記フィルムカートリッジは、前記供給リールの軸方向に直交する直交方向において、前記開口を通過して前記筐体本体に着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の層転写装置。
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