JPH04186348A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、感光感圧シート及び顕色シートを使用して、
被写体に基づく画像を形成するようにした画像形成装置
に関するものである。

［従来技術］ 従来、この種の画像形成装置においては感光感圧シート
及び顕色シートを脱着する際に、圧力現像部の一対の加
圧ローラを分離せずに感光感圧シート及び顕色シートを
装着するか、あるいは一対の加圧ローラをわずかに分離
して、感光感圧シート及び顕色シートを装着していた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の画像形成装置においては、感光感
圧シート及び顕色シートの脱着時に装置に一対の加圧ロ
ーラが配置されていることにより、各シートの脱着時ロ
ーラ部が邪魔になったり、途　　′中交換時にはシート
を切断しなくてはならないことがあった。又、装置内で
加圧ローラが分離する方式のものは、シート脱着時多く
の操作をする必要があり、ユーザーに対して使い良いと
は言えなかった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、感光感圧シート及び顕色シートを切断や分離
することなく、あるいはシート脱着のために多くの操作
をすることなく容易にシート脱着ができるようにするこ
とを目的とする。

口課踊を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の画像形成装置は、ケ
ースの一側部に被写体と対向配置可能な露光用結像レン
ズを設け、前記ケース内には感光感圧シート及び顕色シ
ートの収納部と、前記結像レンズを介して感光感圧シー
トに形成された潜像を顕色シートに加圧現像するための
圧力現像部と、顕色シート上の画像を加熱定着するため
の熱定着部とを配設した画像形成装置において、感光感
圧シート及び顕色シートを画像形成装置に装填あるいは
取り出すために設けられた画像形成装置の開閉蓋体と、
前記開閉蓋体に圧力現像部の一対の加圧ローラの内の一
方のローラを配置した。

［作用］ 上記の構成を有する本発明の画像形成装置において、感
光感圧シート及び、顕色シートを脱着するために装置蓋
体を開ける二とにより加圧ローラも同時に退避し、シー
トの脱着を容易にする二とができる。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した画像形成装置の一実施例を、
図面に基づいて詳細に説明する。

第１図に示すように、画像形成装置のケース１はほぼ箱
型に形成され、その上面開口部には蓋体２が支軸３によ
り開閉回動可能に取着されている。

カセット４はケース１内に着脱可能に収容され、ケース
１及び蓋体２内に対設された各一対の挟持片５．６間に
位置決め配置されている。カセット４０本体７は外部か
らの光の進入を防くように遮光性材料で形成され、その
両側部には第１及び第２収納部８，９が所定間隔をおい
て形成されている。

画像形成シート１０は長尺状の感光感圧シート１１と顕
色シート１２とからなり、この感光感圧シート１１及び
顕色シート１２はそれぞれスプール１３．１４にロール
状に巻き付けられた状態で前記カセット本体７の第１収
納部ｓ内に並べて収納されている。第３図に示すように
、感光感圧シート１１は透明なベースシート１５上に感
光剤１６を塗布してなり、その感光剤１６面が外側とな
るように巻き付けられている。又、顕色シート１２は透
明又は白色のベースシート１７上に顕色剤１８を塗布し
てなり、その顕色剤１８面が内側となるように巻き付け
られている。

第１引き出し用開口部１９は前記第１収納部８の一側に
形成され、その内端部と対向するように第１収納部８内
にはガイドローラ２０が設けられている。そして、前記
感光感圧シート１１と顕色シート１２とは、ガイドロー
ラ２０上において感光剤１６面と顕色剤１８面とが互い
に接合するように重ね占わされ、この状態で第１引き出
し用開口部１９から外部へ引き出されるようになってい
る。

露光領域２１は前記第１引き出し用開口部１９の外端に
近接して、カセット本体７に設けられている。支持筒体
２２は露光領域２１に対向してケース１の一側部に貫設
され、この支持筒体２２には露光用結像レンズ２３が調
節筒体２４を介して被写体と対向配置可能に取着されて
いる。そして、この結像レンズ２３を被写体に対向配置
させて、調節筒体２４を回転させることにより、被写体
の位置に応じて結像レンズ２３を光軸方向へ移動調節す
ることができ、この状態で、被写体からの光が結像レン
ズ２３を介して露光領域２１にある画像形成シート１０
に達することにより、その感光感圧シート１１の一部が
ベースシート１５を介して露光されて被写体に基づく潜
像が形成される。

一対の加圧ローラ２６よりなる圧力現像部としての圧力
現像装置２５は前記ケース１内に設けられ、一対の加圧
ローラ２６の内、装置上方にあるローラは装置蓋体２側
に取付けられており、蓋体２の支軸３を中心とした回動
によって第４図に示す様に、上方の加圧ローラ２６が下
方の加圧ローラ２６より分離するようになっていてカセ
ット本体７が容易にケース１内に装置できるようになっ
ている。カセット本体７かケース１内に装着されたとき
、カセット本体７に設けられた透孔２７を介して画像形
成シート１０の移送経路内に加圧ローラ２６が配置され
る。そして、この圧力現像装置２５の加圧ローラ２６間
で感光感圧シート１１の露光部分と顕色シート１２とが
圧接されることにより、感光感圧シート１１上の潜像が
顕色紙１２に転写現像される。

巻取軸２８は前記カセット本体７内に設けられ、現像後
の感光感圧シート１１がこの巻取軸２８に巻き取られる
。サーマルヘッドよりなる熱定着部としての熱定着装置
２９はケースｌ内に設けられ、カセット本体７がケース
１内に装着されたとき、カセット本体７に設けられた透
孔３０を介して案内ローラ３１に圧接される。そして、
この熱定着装置２９により、案内ローラ２９に沿って移
送される顕色シート１２上の画像が加熱定着される。

両面粘着テープ３２はスプール３３にロール状に巻き付
けられた状態で、前記カセット本体７の第２収納部９内
に収納されている。第２引き出し用開口部３４は第２収
納部９の一側に形成され、その内端部と対向するように
第２収納部９内には案内部材としての案内ローラ３５及
びそれに圧接する突条３６が設けられている。そして、
画像形成後の顕色シート１２が第２引き出し用開口部３
４から引き出されるまでの間に、案内ローラ３５と突条
３６との間で、顕色シート１２の顕色剤１８面に両面粘
着テープ３２が貼り付けられ、二の状態で顕色シート１
２が第２引き出し用開口部３４及びケース１の排紙口３
７を通って排出される。

第２図に示すように、駆動用モータ３８は前記−ケース
１内に設けられ、二のモータ３８の駆動によりギヤ３９
．４０を介して圧力現像装置２５の一方の加圧ローラ２
６が回転されると共に、ギヤ４０に噛み合うギヤ４１を
介して巻取軸２８が回転される。又、この巻取軸２８の
回転に伴い、ギヤ４２．４３を介して熱定着装置２９と
対向する案内ローラ３１が回転されると共に、ギヤ４３
１；噛み合うギヤ４４．４５を介して両面粘着テープ３
２用の案内ローラ３５が回転される。

次に、前記のように構成された画像形成装置について動
作を説明する。

さて、この画像形成装置を使用して、被写体に基づく画
像を形成する場合には、まず、画像形成　−装置の蓋体
２を開けることにより加圧ローラ２６も第４図に示す様
に開放状態になり感光感圧シート１１と顕色シート１２
の通過する通路も開放されるので、カセット４を容易に
ケース１内にセットすることができ、蓋体２を閉じるこ
とにより再び加圧ローラ２６は加圧可能な状態になり、
露光準備は完了する。次に、ケース１の一側部に設けら
れた露光用結像レンズ２３を被写体に対向配置させると
共に、その被写体の位置に応じて調節筒体２４の回転操
作により、結像レンズ２３を光軸方向へ移動調節する。

この状態で、図示しないスタートスイッチを操作すると
、駆動用モータ３８が起動されて、画像形成シート１０
や両面粘着テープ３２の移送等が開始される。

そして、被写体から結像レンズ２３を介して露光領域２
１上の画像形成シート１０に達する光により、感光感圧
シート１１がベースシート１５を介して露光され、その
感光感圧シート１１上に被写体と対応する潜像が形成さ
れる。その後、圧力現像装置２５の加圧ローラ２６間で
感光感圧シート１１の露光部分と顕色シート１２とが圧
接されて、感光感圧シート１１上の潜像が顕色シート１
２に転写現像され、使用後の感光感圧シート１１は巻取
軸２８に巻き取られると共に、顕色シート１２上の画像
は熱定着装置２９により加熱定着される。

又、この画像形成後の顕色シート１２が第２引き出し用
開口部３４から引き出されるまでの間に、案内ローラ３
５と突条３６との間で、顕色シート１２の顕色剤１８面
に両面粘着テープ３２が貼り付けられ、この状態で顕色
シート１２が第２引き出し用開口部３４及びケース１の
排紙口３７を通って排出される。従って、この顕色シー
ト１２に形成された出力画像をシール等に使用すること
ができる。

又、カセット４内の感光感圧シート１１及び顕色シート
１２を使い終わった場合には蓋体２を第４図に示す様に
開けることにより加圧ローラ２６も開放され、容易にカ
セット４の取り出し交換ができる。

尚、二の発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば、第５図に示す様に加圧ローラ２６の一方
が蓋体２ではなくそれに連動するローラ支持部材４６に
配置されたものや、あるいは第６図に示す様に、蓋体２
の開放時に移動可能なローラ支持部材４６であっても良
く、その他この発明の趣旨から脱しない範囲で各部の構
成を任意に変更して具体化することも可能である。

［発明の効果コ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、感光感圧シートや顕色シートあるいはそれらを納めた
カセットを装置にセットする際に圧力ローラのローラ間
に通すためにめんどうな作業や複雑な機構を設ける必要
がなく、蓋体を開閉する作業だけでシート類やカセット
の脱着が可能となり、又、機構も単純化か可能となるメ
リットがある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化した画像形成装置の断面図、
第２図はその駆動構成を示す部分断面図、第３図は感光
感圧シートと顕色シートの一部を拡大して示す部分断面
図、第４図は蓋体を開けた状態の説明図、第５図は別の
実施例の蓋体に連動したローラ支持部材の構成を示す構
成図、第６図は別の実施例の蓋体に非連動したローラ支
持部材の構成を示す構成図である。 図中、１はケース、４はカセット、８は第一収納部、１
１は感光感圧シート、１２は顕色シート、２３は露光用
結像レンズ、２４は調節筒体、２５は圧力現像部として
の圧力現像装置、２９は熱定着部、４６はローラ支持部
材である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ケース（１）の一側部に被写体と対向配置可能な露
   光用結像レンズ（２３）を設け、前記ケース（１）内に
   は感光感圧シート（１１）及び顕色シート（１２）の収
   納部（８）と、前記結像レンズ（２３）を介して感光感
   圧シート（１１）に形成された潜像を顕色シート（１２
   ）に加圧現像するための圧力現像部（２５）と、顕色シ
   ート（１２）上の画像を加熱定着するための熱定着部（
   ２９）とを配設した画像形成装置において、感光感圧シ
   ート（１１）及び顕色シート（１２）を画像形成装置に
   装填あるいは取り出すために設けられた画像形成装置の
   開閉蓋体（２）と、前記開閉蓋体（２）に圧力現像部（
   ２５）の一対の加圧ローラの内の一方のローラを配置し
   たことを特徴とする画像形成装置。