JP2743578B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2743578B2
JP2743578B2 JP31750490A JP31750490A JP2743578B2 JP 2743578 B2 JP2743578 B2 JP 2743578B2 JP 31750490 A JP31750490 A JP 31750490A JP 31750490 A JP31750490 A JP 31750490A JP 2743578 B2 JP2743578 B2 JP 2743578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
light
image
sheet
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP31750490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04186329A (ja
Inventor
守和 岩瀬
卓 中田
洋一 洞口
玲子 澤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP31750490A priority Critical patent/JP2743578B2/ja
Publication of JPH04186329A publication Critical patent/JPH04186329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2743578B2 publication Critical patent/JP2743578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像形成装置に関するものである。
[従来の技術] 本件出願人は先に特願平2-210979号の願書に添付した
明細書及び図面によって、被写体が大きいものや移動で
きないものであっても、装置側を露光位置に移動させる
ことのできる画像形成装置を提供した。この画像形成装
置はケースの一即部に被写体と対向配置可能な露光用結
像レンズを設け、ケース内には感光感圧シート(感光性
記録媒体)及び顕色シートの収納部と、露光用結像レン
ズを介して感光感圧シートに形成された潜像を顕色シー
トに加圧現像するための圧力現像部と、顕色シート上の
画像を加熱定着するための熱定着部を備えたものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の画像形成装置においては、被写体
上に本体を置くと複写する領域が隠れてしまい、複写し
たい領域と実際に画像出力される領域が異なってしまう
虞れがあり、尚一層の改善が要望されている。
本発明は上述した問題点を解決する為に成されたもの
であり、複写したい領域と実際に画像出力される領域と
を確実に一致させることのできる画像形成装置を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため請求項1の画像形成装置は、
光源と、感光性記録媒体と、前記光源から発光され、且
つ被写体で反射された反射光を前記感光性記録媒体上に
結像させ、前記感光性記録媒体上に潜像を形成する画像
形成用光路を形成するための、少なくとも一枚の反射鏡
を備えた光学手段と、前記潜像を現像する現像手段とを
内部に備えた本体ケースを有する画像形成装置であっ
て、前記被写体を確認するための、前記本体ケースを貫
通する確認用光路と、画像形成時には前記反射鏡を移動
させて前記確認用光路に挿入することにより、前記被写
体からの反射光を前記画像形成用光路に導くための移動
手段とを備えている。
また、請求項2の画像形成装置は、前記反射鏡は、前
記確認用光路から退避したときに前記画像形成用光路を
遮光するように構成されている。
また、請求項3の画像形成装置は、前記本体ケースに
は、前記確認用光路内に外部の光を採光する採光部を設
けている。
[作用] 上記の構成を有する請求項1の画像形成装置において
は、被写体の上に本体ケースを置いて確認用光路を通し
て複写したい領域を確認した後、露光を開始する。露光
が開始されると光学手段の反射鏡が移動手段によって確
認用光路内に挿入され、光源からの光は被写体で反射し
その反射光が前記反射鏡によって反射され、画像形成用
光路に導かれる。前記反射光は画像形成用光路を通って
感光性記録体上で結像し、この感光性記録媒体上に潜像
を形成する。そしてこの潜像は現像手段で現像される。
また、請求項2の画像形成装置においては、前記反射
鏡が確認用光路から退避しているとき、つまり作業者が
確認用光路を通して被写体の複写したい領域を直接確認
するときは、画像形成用光路を遮光する。確認時の光に
より感光性記録媒体が感光されないので、シャッターを
別に設ける必要がない。
また、請求項3の画像形成装置においては、前記本体
ケースの採光部から確認用光路内に外部の光が採光され
るので、被写体の複写領域の確認が容易になる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説
明する。
第1図は第1の実施例の画像記録装置の概略構成図で
ある。
ケース1はほぼ箱型に形成され、その上面開口部には
蓋体2が支軸3により開閉回動可能に取着されている。
また、ケース1左下部には被写体の画像を取り込む為の
画像取り込み用開口部56が設けられ、蓋体2の開口部56
に対向する位置には、視認用開口部55が設けられてい
る。カセット4はケース1内に着脱可能に収容され、ケ
ース1及び蓋体2内に対設された各一対の挾持片5,6間
に位置決め配置されている。カセット4の本体7は外部
からの光の進入を防ぐように遮光性材料で形成され、そ
の両側部には第1及び第2収納部8,9が所定間隔をおい
て形成されている。
画像形成シート10は長尺状の感光感圧シート11と顕色
シート12とからなり、この感光感圧シート11及び顕色シ
ート12はそれぞれスプール13,14にロール状に巻き付け
られた状態でカセット本体7の第1収納部8内に並べて
収納されている。第3図に示すように、感光感圧シート
11は透明なベースシート15上に感光剤16を塗布してな
り、その感光剤16面が外側となるように巻き付けられて
いる。又、顕色シート12は透明又は白色のベースシート
17上に顕色剤18を塗布してなり、その顕色剤18面が内側
となるように巻き付けられている。
第1引き出し用開口部19は第1収納部8の一側に形成
され、その内端部と対向するように第1収納部8内には
ガイドローラ20が設けられている。そして、感光感圧シ
ート11と顕色シート12とは、ガイドローラ20上において
感光剤16面と顕色剤18面とが互いに接合するように重ね
合わされ、この状態で第1引き出し用開口部19から外部
へ引き出されるようになっている。
露光領域21は第1引き出し用開口部19の外端に近接し
て、カセット本体7に設けられている。支持筒体22は露
光領域21に対向して設けられ、この支持筒体22には露光
用結像レンズ23が調節筒体24を介して取着されている。
そして、調節筒体24を回転させることにより、被写体の
位置に応じて結像レンズ23を光軸方向へ移動調節するこ
とができる。反射鏡としてのミラー78は常には点線で描
かれた位置にあって、ケース1の一部分53,54ととも
に、外光が感光紙を感光しないようにシャッターの役目
をする。そして画像形成時には、画像取り込み用開口部
56と視認用開口部55とを結ぶ光路中に挿入され、結像レ
ンズ24の下方に配設されたミラー79とともに、原稿50か
らの反射光を結像レンズ23に導く。
このミラー78の移動装置60について、第5図を参照し
て説明する。
ミラー78の両端は間隔をおいて配置されたプレート61
に固定され、プレート61はケース1の両側に固定された
2本のスライドバー62上に左右に移動可能に設けられて
いる。また一対のプーリ63,64間にはワイヤ66が掛けら
れており、プレート61はワイヤ66に固定されている。ま
たプーリ64はモータ65により駆動される。そしてモータ
65によりプーリ64が駆動され、プーリ63,64間でワイヤ6
6が移動し、プレート61が移動することによりミラー78
は移動される。
更にミラー78の右下方には、原稿50を照射する為の光
源52及びリフレクタ57が設けられている。そして光源52
からの光がリフレクタ57で反射され、更に被写体で反射
され、この反射光がミラー78,39,結像レンズ23を介して
露光領域21にある感光感圧シート11に達することによ
り、その感光感圧シート11の一部がベースシート15を介
して露光されて被写体に基づく潜像が形成される。
一対の加圧ローラ26よりなる現像手段としての圧力現
像装置25はケース1内に設けられ、カセット本体7がケ
ース1内に装着されたとき、カセット本体7に設けられ
た透孔27を介して画像形成シート10の移送経路内に配置
される。そして、この圧力現像装置25の加圧ローラ26間
で感光感圧シート11の露光部分と顕色シート12とが圧接
されることにより、感光感圧シート11上の潜像が顕色シ
ート12に転写現像される。
巻取軸28はカセット本体7内に設けられ、現像後の感
光感圧シート11がこの巻取軸28に巻き取られる。サーマ
ルヘッドよりなる熱定着部としての熱定着装置29はケー
ス1内に設けられ、カセット本体7がケース1内に装着
されたとき、カセット本体7に設けられた透孔30を介し
て案内ローラ31に圧接される。そして、この熱定着装置
29により、案内ローラ29に沿って移送される顕色シート
12上の画像が加熱定着される。両面粘着テープ32はスプ
ール33にロール状に巻き付けられた状態で、カセット本
体7の第2収納部9内に収納されている。第2引き出し
用開口部34は第2収納部9の一側に形成され、その内端
部と対向するように第2収納部9内には案内部材として
の案内ローラ35及びそれに圧接する突条36が設けられて
いる。そして、画像形成後の顕色シート12が第2引き出
し用開口部34から引き出されるまでの間に、案内ローラ
35と突条36との間で、顕色シート12の顕色剤18面に両面
粘着テープ32が貼り付けられ、この状態で顕色シート12
が第2引き出し用開口部34及びケース1の排紙口37を通
って排出される。
第2図に示すように、駆動用モータ38はケース1内に
設けられ、このモータ38の駆動によりギヤ39,50を介し
て圧力現像装置25の一方の加圧ローラ26が回転されると
共に、ギヤ40に噛み合うギヤ41を介して巻取軸28が回転
される。又、この巻取軸28の回転に伴い、ギヤ42,43を
介して熱定着装置29と対向する案内ローラ31が回転され
ると共に、ギヤ43に噛み合うギヤ44,45を介して両面粘
着テープ32用の案内ローラ35が回転される。
次に作用を説明する。
まず装置を被写体の上において視認用開口部55から画
像取り込み用開口部56を見て、複写したい画像領域を決
める。この時、ミラー78は、右方に移動しているので視
認用開口部55から画像領域を見る時に遮ぎる物はなく、
位置決めは容易である。また、この時光源52で露光時よ
りも低い電圧で被写体を照射するようにすれば、暗い所
で使用しても全く問題がなく位置決めができる。
そしてケース1の一側部に設けられた露光用結像レン
ズ23を調節筒体24の回転操作により、光軸方向へ移動調
節し、図示しないスタートスイッチを操作すると、移動
装置60によってミラー78は左方へ移動され、原稿50から
露光領域21までの光路が確保された後、光源52が点灯
し、リフレクタ57とともに原稿50を照射する。
被写体からミラー78,39、結像レンズ23を介して露光
領域21上の画像形成シート10に達する光により、感光感
圧シート11がベースシート15を介して露光され、その感
光感圧シート11上に被写体と対応する潜像が形成され
る。露光が終了すると光源52は消灯し、ミラー78は右方
へ移動し、シャッターとしての役目をはたす。次に、駆
動用モータ38が起動されて、画像形成シート10や両面粘
着テープ32の移送等が開始される。
その後、圧力現像装置25の加圧ローラ26間で感光感圧
シート11の露光部分と顕色シート12とが圧接されて、感
光感圧シート11上の潜像が顕色シート12に転写現像さ
れ、使用後の感光感圧紙11は巻取軸28に巻き取られると
共に顕色シート12上の画像が熱定着装置29により加熱定
着される。
又、この画像形成後の顕色シート12が第2引き出し用
開口部34から引き出されるまでの間に案内ローラ35と突
条36との間で、顕色シート12の顕色剤18面に両面粘着テ
ープ32が貼り付けられ、この状態で顕色シート12が第2
引き出し用開口部34及びケース1の排紙口37を通って排
出される。従って、この顕色シート12に形成された出力
画像をシール等に使用することができる。
次に第2の実施例の画像形成装置を第4図に示す。
この実施例の画像形成装置は、第1の実施例の画像形
成装置と主要名部分は同一であるためその詳細な説明は
省略するが、ケース1の側面の画像取り込み用開口部56
近傍に採光部としての扉51を設け、画像の位置合わせ時
に扉51を開けることにより外部の光を取入れ、暗い所で
の被写体の確認を容易にするという効果を有する。
以上、詳述したことから明らかなように、本実施例の
画像形成装置においては、被写体の上に装置を置いて、
視認用開口部55及び画像取り込み用開口部56を通して複
写したい領域を確認した後、露光を開始するので、複写
したい領域と実際に画像出力される領域とを確実に一致
させることができる。更にケース1の側面に、外部の光
を入れる扉51を設けることにより、暗い所での被写体の
確認が容易になる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は可能である。
例えば、ミラーは平行移動ではなく、回動して移動す
るようにしても良い。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、請求項1の画
像形成装置においては、被写体の上に本体ケースを置い
て確認用光路を通して複写したい領域を確認した後、露
光を開始するので、複写したい領域と実際に画像出力さ
れる領域とを確実に一致させることができる。
また、請求項2の画像形成装置においては、請求項1
の効果に加え、前記反射鏡が確認用光路から退避してい
るとき、つまり作業者が確認用光路を通して被写体の複
写したい領域を直接確認するときは、画像形成用光路を
遮光するので、確認時の光により感光性記録媒体が感光
されないので、シャッターを別に設ける必要がなく、装
置構成を簡単にできしかも安価にできる。
また、請求項3の画像形成装置においては、請求項1
または2の効果に加え、本体ケースの採光部から確認用
光路内に外部の光が採光されるので、被写体の複写領域
の確認を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は第1の実施例の画像形成装置の概略
構成図、第2図は駆動系の構成を示す断面図、第3図は
感光感圧シートと顕色シートの一部を拡大した断面図、
第4図は第2の実施例の画像形成装置の概略構成図、第
5図はミラーの駆動装置の構成図である。 図中、1はケース、11は感光感圧シート、12は顕色シー
ト、23は露光用結像レンズ、24は調節筒体、25は圧力現
像装置、29は熱定着部、51は扉、52は光源、55は視認用
開口部、56は画像取り込み用開口部、60は移動装置、7
8,79はミラーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−12149(JP,A) 特開 平2−210951(JP,A) 特開 昭52−110016(JP,A) 実開 昭59−156241(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、 感光性記録媒体と、 前記光源から発光され、且つ被写体で反射された反射光
    を前記感光性記録媒体上に結像させ、前記感光性記録媒
    体上に潜像を形成する画像形成用光路を形成するため
    の、少なくとも一枚の反射鏡を備えた光学手段と、 前記潜像を現像する現像手段と を内部に備えた本体ケースを有する画像形成装置であっ
    て、 前記被写体を確認するための、前記本体ケースを貫通す
    る確認用光路と、 画像形成時には前記反射鏡を移動させて前記確認用光路
    に挿入することにより、前記被写体からの反射光を前記
    画像形成用光路に導くための移動手段と を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記反射鏡は、前記確認用光路から退避し
    たときに前記画像形成用光路を遮光するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記本体ケースには、前記確認用光路内に
    外部の光を採光する採光部を設けたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像形成装置。
JP31750490A 1990-11-21 1990-11-21 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2743578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31750490A JP2743578B2 (ja) 1990-11-21 1990-11-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31750490A JP2743578B2 (ja) 1990-11-21 1990-11-21 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04186329A JPH04186329A (ja) 1992-07-03
JP2743578B2 true JP2743578B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=18088972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31750490A Expired - Lifetime JP2743578B2 (ja) 1990-11-21 1990-11-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2743578B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04186329A (ja) 1992-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2743578B2 (ja) 画像形成装置
JPH03192344A (ja) インスタント写真式複写装置
JPH01306827A (ja) 画像形成装置
JP2961879B2 (ja) 画像形成装置
JP3006079B2 (ja) 画像形成装置
JP2789797B2 (ja) 画像形成装置
EP0345264B1 (en) Transfer cartridge with light seal
US5148215A (en) Magazine unit of image recording apparatus for accommodating image recording medium
US5051771A (en) Image forming apparatus having control unit for controlling rewinding operation of recording medium
JP2534155Y2 (ja) 画像形成シート用カセット
JP2571643B2 (ja) 画像形成装置
JPS6131326Y2 (ja)
JPH04331944A (ja) 画像形成装置
JPH04367839A (ja) 画像形成装置
JP2913910B2 (ja) 携帯用複写機
JPH04340948A (ja) 画像形成装置
JPS62148938A (ja) 撮影投影装置
JPH04355447A (ja) 画像形成装置
JP2959452B2 (ja) 写真処理装置用フィルム搬送装置
JPH04359240A (ja) 画像形成装置
JPH04186348A (ja) 画像形成装置
JPH0229743A (ja) 画像形成装置
JPH04310937A (ja) 画像形成装置
JPH02118629A (ja) 画像記録装置
JPH054150U (ja) 画像形成装置