JP7267628B2 - 掴線器、および、掴線器の使用方法 - Google Patents

掴線器、および、掴線器の使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、掴線器、および、掴線器の使用方法に関する。
電線等の線状体を把持可能な掴線器が知られている。掴線器は、例えば、電線に弛み部等を形成にする目的で電線を引っ張る際に使用される。
関連する技術として、特許文献1には、掴線器が開示されている。特許文献1に記載の掴線器では、固定掴持体部に設けられた線状体押さえ部と、作動部材に接続された可動掴持体部材に設けられた線状体保持部とによって電線等の線状体が把持される。特許文献1には、略三角形状の作動部材と、フック等を引っ掛ける引張り穴が設けられたレバー部材とを、レバー部材回動軸を介して回動可能に連結することが記載されている。
国際公開第2017/119149号
ところで、一般に、掴線器は、工事中の架設された電線の張力を保持するとき、掴線器を構成する部品に過大な力がかかる。本発明の目的は、掴線器の揺動部材に作用する荷重に耐え得る掴線器、および、掴線器の使用方法を提供することである。
本発明は、以下に示す、掴線器、および、掴線器の使用方法に関する。
(1)掴線器本体と、
前記掴線器本体に第1軸まわりに揺動可能に接続された揺動部材と、
前記揺動部材に第2軸まわりに揺動可能に接続されたレバー部材と、
前記揺動部材および前記レバー部材に挿通され、前記第2軸に沿って配置される第1ピン部材と、
前記第1ピン部材に螺合されるとともに、前記揺動部材を補強する補強部材と、
前記第2軸に沿う方向における前記補強部材の位置を規制するストッパと
を具備する
掴線器。
(2)前記ストッパは、前記第1ピン部材の先端部を加締めることによって形成された鍔部である
上記(1)に記載の掴線器。
(3)前記揺動部材と前記レバー部材との間の揺動を許容する間隔は、1mm以上1.5mm以下である
上記(1)または(2)に記載の掴線器。
(4)前記揺動部材および前記レバー部材は、前記第1ピン部材の頭部と前記補強部材との間に前記揺動部材と前記レバー部材との間の揺動を許容する間隔が設けられた状態で、前記頭部と前記補強部材との間に配置され、
前記揺動部材と前記レバー部材との間の揺動を許容する間隔は、前記補強部材を前記第2軸に沿う方向に移動させることにより調整可能である
上記(1)乃至(3)のいずれか一つに記載の掴線器。
(5)前記第1軸と前記第2軸との間の距離を距離L3と定義し、前記補強部材の主面に垂直な方向からみて、前記第1軸と前記第2軸とを結ぶ線分と前記補強部材の外周縁との間の交点を交点C4と定義し、前記第2軸と前記交点C4との間の距離を距離L4と定義する時、距離L4の距離L3に対する比率は、0.2以上である
上記(1)乃至(4)のいずれか一つに記載の掴線器。
(6)上記(1)乃至(5)のいずれか一つに記載の掴線器の使用方法であって、
前記揺動部材と前記レバー部材との間の揺動を許容する間隔を、前記補強部材を前記第2軸に沿う方向に移動させることにより調整する工程と、
前記掴線器を用いて線状材を把持する線状材把持工程の実行後、前記補強部材を前記第2軸に沿う方向に移動させることにより、前記間隔を再調整する工程と
を具備する
掴線器の使用方法。
本発明により、掴線器のレバー部材に作用する高荷重に耐え得る掴線器、および、掴線器の使用方法を提供できる。
図1は、第1の実施形態における掴線器の概略2面図である。 図2は、揺動部材に作用する曲げ荷重および捩じり荷重について説明するための模式図である。 図3は、図1のA-A矢視断面図である。 図4は、揺動部材とレバー部材との間の揺動を許容する間隔について説明するための図である。 図5は、補強部材の大きさについて説明するための図である。 図6は、第1の実施形態における掴線器の概略2面図である。 図7は、第1の実施形態における掴線器の概略斜視図である。 図8は、第1ピン部材の近傍領域の概略断面図である。 図9は、ストッパの代替例を示す図であり、第1ピン部材の近傍領域の概略断面図である。 図10は、補強部材を第2ピン部材の周囲に配置した例を模式的に示す概略断面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態における掴線器1、および、掴線器1の使用方法について、詳しく説明する。なお、本明細書において、同種の機能を有する部材には、同一または類似の符号が付されている。そして、同一または類似の符号の付された部材について、繰り返しとなる説明が省略される場合がある。なお、以下の説明において、掴線器1によって把持される線状材が電線Wである場合の例が説明される。しかし、実施形態における掴線器1によって把持される線状材は、電線W以外の線状材であっても構わない。この場合、以下の説明における「電線」の記載は、「線状材」に読み替えられる。
(第1の実施形態)
図1乃至図5を参照して、第1の実施形態における掴線器1について説明する。図1は、第1の実施形態における掴線器の概略2面図である。図1の右側には、掴線器1の概略正面図が記載され、図1の左側には、掴線器1の概略側面図が記載されている。図2は、揺動部材20に作用する曲げ荷重および捩じり荷重について説明するための模式図である。図3は、図1のA-A矢視断面図である。図4は、揺動部材20とレバー部材40との間の揺動を許容する間隔Gについて説明するための図(断面図)である。図5は、補強部材60の大きさについて説明するための図である。
第1の実施形態における掴線器1は、掴線器本体10と、揺動部材20と、レバー部材40と、第1ピン部材50と、補強部材60と、ストッパSとを具備する。
掴線器本体10は、第1把持片11を備える。掴線器本体10は、1つの部材によって構成されていてもよいし、複数の部材を組み合わせることによって構成されていてもよい。
揺動部材20は、掴線器本体10に揺動可能に接続されている。そして、揺動部材20は、第1軸AX1まわりに、掴線器本体10に対して揺動可能である。
図1に記載の例では、揺動部材20に、第2把持片31が接続されている。第1把持片11と第2把持片31との間の間隔を小さくすることにより、電線Wが、第1把持片11と第2把持片31との間で把持される。他方、第1把持片11と第2把持片31との間の間隔を大きくすることにより、掴線器1を電線Wから取り外すことが可能である。
図1に記載の例では、第2把持片31は、第3軸AX3まわりに、揺動部材20に対して揺動可能である。
レバー部材40は、揺動部材20に揺動可能に接続されている。そして、レバー部材40は、第2軸AX2まわりに、揺動部材20に対して揺動可能である。
第1ピン部材50は、揺動部材20およびレバー部材40に挿通され、第2軸AX2に沿って配置される部材である。より具体的には、第1ピン部材50は、揺動部材20に設けられた第1貫通孔20hと、レバー部材40に設けられた貫通孔(レバー部材貫通孔40h)とを通るように配置され、第1ピン部材50は、レバー部材40が揺動部材20に対して揺動する際の揺動軸として機能する。
図1に示されるように、レバー部材40が第1方向(より具体的には、電線Wの延在する方向と略平行な方向)に引っ張られると、揺動部材20は、第1軸AX1まわりを揺動する。当該揺動部材20の揺動に伴い、第2把持片31が第1把持片11に近づく方向に移動し、その結果、電線Wが、第1把持片11および第2把持片31によっては把持される。
図1に記載の例において、レバー部材40が第1方向に引っ張られると、揺動部材20には引っ張り荷重に加えて、曲げ荷重(例えば、図2の軸線T1まわりの曲げ荷重)および/または捩じり荷重(例えば、図2の軸線T2まわりの捩じり荷重)が作用する。当該曲げ荷重または捩じり荷重が大きくとなると、揺動部材20が損傷または破壊されるおそれがある。
そこで、第1の実施形態における掴線器1は、図1に示されるように、揺動部材20を補強する補強部材60と、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置を規制するストッパSとを備える。
揺動部材20が曲げ変形および/または捩じり変形すると、揺動部材20は、直接的または間接的に、補強部材60を第2軸AX2に沿う方向に押圧する。補強部材60は、当該押圧に対して、揺動部材20に、直接的または間接的に反力を付与する。こうして、揺動部材20が受ける曲げ荷重または捩じり荷重の少なくとも一部が、補強部材60によって支持される。その結果、レバー部材40に高荷重が作用することより揺動部材20が曲げ変形および/または捩じり変形した場合であっても、揺動部材20が損傷または破壊されることが防止される。
図1に記載の例では、補強部材60は、揺動部材20およびレバー部材40のうちの揺動部材20側に配置されている。また、揺動部材20が曲げ変形および/または捩じり変形すると、揺動部材20が、直接的に、補強部材60に接触するように構成されている。この場合、補強部材60による揺動部材20の補強効果が強化される。ただし、第1の実施形態において、補強部材60が、揺動部材20およびレバー部材40のうちのレバー部材40側に配置されていても構わない。また、揺動部材20が曲げ変形および/または捩じり変形するとき、揺動部材20が、直接的ではなく間接的に、補強部材60を押圧するように構成されていても構わない。
また、図3に示されるように、補強部材60には、第1ピン部材50の軸部52の外周面に設けられた雄ネジ52tと螺合する雌ネジ60tが設けられている。このため、補強部材60を、第1ピン部材50に固定(螺合により固定)するのが容易である。また、第1ピン部材50に対する補強部材60のねじ込み量を調整するだけで、補強部材60の位置(第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置)を調整することが可能である。
なお、図3に記載の例では、補強部材60は1つの部材(1ピース)で構成されているが、補強部材60は、複数の部材の組み合わせ(複数ピース)で構成されていても構わない。
ストッパSは、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置を規制する。図3に記載の例では、補強部材60と、第1ピン部材50の頭部53との間に、揺動部材20およびレバー部材40が配置されている。また、図3に記載の例では、ストッパSと第1ピン部材50の頭部53との間に、(且つ、ストッパSと揺動部材20との間に)、補強部材60が配置されている。
図3に記載の例では、ストッパSは、第1ピン部材50の先端部51を加締めることによって形成された鍔部51aである。換言すれば、ストッパSは、第1ピン部材50の一部分によって構成されている。この場合、第1ピン部材50の頭部53とストッパSとの間の位置関係が変化しにくいため(換言すれば、ストッパSの位置が変動しにくいため)、第2軸AX2に沿う方向において、補強部材60の位置ずれが生じにくい。ただし、第1の実施形態において、ストッパSは、第1ピン部材50の一部分によって構成されたものではなく、第1ピン部材50とは別の部材によって構成されたものであっても構わない。
(揺動部材20とレバー部材40との間の揺動を許容する間隔G)
図4を参照して、揺動部材20とレバー部材40との間の揺動を許容する間隔Gについて説明する。揺動部材20とレバー部材40との間の遊び、換言すれば、揺動部材20とレバー部材40との間の揺動を許容する間隔Gは、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置を調整することによって変更可能である。
間隔Gは、より具体的には、第1ピン部材50の頭部53の位置規制面53sと、補強部材60の位置規制面63sの間の距離L1から、頭部53と補強部材60との間に配置される複数の部材(例えば、揺動部材20、レバー部材40)の厚さの総和L2を減じることによって得られる値を意味する。なお、位置規制面53sは、頭部53が有する面のうち補強部材60に対向する面(図4に記載の例では、レバー部材40と接触することとなる面)を意味する。また、位置規制面63sは、補強部材60が有する面のうち頭部53に対向する面(図4に記載の例では、揺動部材20と接触することとなる面)を意味する。
第1の実施形態において、揺動部材20とレバー部材40との間の揺動を許容する間隔Gは、例えば、1mm以上1.5mm以下である。間隔Gが1.5mm以上であると、揺動部材20とレバー部材40との間の遊びが過剰となり、揺動部材20とレバー部材40との間のガタ付きが大きくなる可能性がある。その結果、補強部材60による揺動部材20の補強効果が低下する可能性がある。また、間隔Gが1mm以下であると、揺動部材20とレバー部材40との間の遊びが過少となり、揺動部材20とレバー部材40との間の揺動運動が阻害されるおそれがある。
なお、第1の実施形態において、掴線器1が、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置を規制するストッパS(例えば、鍔部51a)を備える場合には、補強部材60が、第2軸AX2に沿う方向(より具体的には、頭部53から離れる方向)に移動することが防止される。このため、補強部材60が頭部53から離れる方向に移動することによって上述の間隔Gが過剰に大きくなることが抑制される。
図4に記載の例では、揺動部材20およびレバー部材40は、第1ピン部材50の頭部53と補強部材60との間に揺動部材20とレバー部材40との間の揺動を許容する間隔Gが設けられた状態で、第1ピン部材50の頭部53と補強部材60との間に配置されている。また、図4に記載の例では、間隔G(換言すれば、揺動部材20とレバー部材40との間の遊び)は、補強部材60を第2軸AX2に沿う方向に移動させることにより調整可能である。
また、掴線器1の使用方法において、掴線器1を用いて電線を把持する電線把持工程の実行前後で、揺動部材20とレバー部材40との間の遊び(換言すれば、間隔G)が変動することが想定される。例えば、揺動部材20とレバー部材40との間の摺動により、揺動部材20の摺動部および/またはレバー部材40の摺動部が摩耗し、当該摩耗により、揺動部材20とレバー部材40との間の遊び(換言すれば、間隔G)が拡大することが想定される。そこで、図4に記載の例では、補強部材60を第2軸AX2に沿う方向に移動させることにより(例えば、補強部材60を頭部53に向けてねじ込むことにより)、間隔Gを再調整することが可能である。なお、間隔Gの再調整後、第1ピン部材50の先端部51を再度加締めて鍔部51aを再成形すれば、再成形された鍔部51aによって補強部材60の位置(第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置)が規制されることとなる。なお、補強部材60の位置を規制するストッパSが、鍔部51aとは異なるストッパである場合には、間隔Gの再調整後、ストッパSの位置を変更することにより、補強部材60の位置(第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置)を規制してもよい。
(補強部材60の大きさ)
図5を参照して、補強部材60の大きさについて説明する。揺動部材20を補強する観点からは、補強部材60の大きさは大きい方が好ましい。特に、揺動部材20のうち第1軸AX1と第2軸AX2との間の領域には、曲げ荷重および/または捩じり荷重が作用するため、補強部材60は、第1軸AX1と第2軸AX2との間の領域を広く覆うように配置されることが好ましい。
図5に記載の例において、第1軸AX1と第2軸AX2との間の距離を距離L3と定義する。また、補強部材60の主面(例えば、位置規制面63s)に垂直な方向からみて、第1軸AX1と第2軸AX2とを結ぶ線分と補強部材60の外周縁65との間の交点を交点C4と定義し、第2軸AX2と交点C4との間の距離を距離L4と定義する。この時、距離L4の距離L3に対する比率RT(換言すれば、距離L4/距離L3)は、0.2以上であることが好ましい(例えば、比率RTは、0.2以上0.43以下であってもよい。)。比率RTが0.2以上であることにより、補強部材60は、第1軸AX1と第2軸AX2との間の領域を広く覆うこととなる。なお、補強部材60の外周縁65の形状が円形状以外の形状である場合、補強部材60が第2軸AX2まわりを回転することに伴い、比率RTが変動する。このため、比率RTの変動を抑制する観点から、補強部材60の外周縁65の形状は、円、正多角形(例えば、正六角形、正八角形)等のように、第2軸AX2まわりに点対称な形状であることが好ましい。
(第1の実施形態における掴線器1の各構成要素)
図6乃至図8を参照して、第1の実施形態における掴線器1の各構成要素の一例について説明する。図6は、第1の実施形態における掴線器1の概略2面図である。図7は、第1の実施形態における掴線器1の概略斜視図である。図8は、第1ピン部材50の近傍領域の概略断面図である。なお、以下の説明において、第1把持片11から第2把持片31に向かう方向を「下方」と呼ぶ。また、第1把持片11と第2把持片31との間の間隔が小さくなるようにレバー部材40が引っ張られる方向を「後方」または「第1方向」と呼ぶ。
(掴線器本体10)
図6に記載の例では、掴線器本体10は、第1把持片11と、レバー部材案内部15とを備える。第1把持片11は、電線Wに上方から接する部分であり、第1把持片11の下方部分には、例えば、電線Wの一部を受け入れるための凹溝11gが設けられる。当該凹溝11gの延在方向は、電線Wの延在方向と一致する。
レバー部材案内部15は、掴線器本体10の後方部分に設けられる。図6に記載の例では、レバー部材案内部15の上下方向位置は、第1軸AX1の上下方向位置と略一致しており、レバー部材案内部15は、第1軸AX1の後方側(第1方向側)に配置されている。図6に記載の例では、レバー部材案内部15は、第1把持片11から下方かつ後方に向かって延在している。
レバー部材案内部15は、レバー部材40をガイドするガイド壁を備える。図7に記載の例では、ガイド壁15wは、レバー部材40の中間部分43が挿通される貫通孔15hを規定する壁である。レバー部材案内部15は、レバー部材40の位置を規制することにより、レバー部材40が横方向(図6の紙面に垂直な方向)に過剰に位置ずれすることを抑制し、その結果、レバー部材40と揺動部材20との間の連結部分に過剰な荷重が作用することを抑制する。
掴線器本体10には、掴線器本体10と揺動部材20とを揺動可能に連結する第2ピン部材70を挿通するための貫通孔10hが設けられている。当該貫通孔10hは、例えば、掴線器本体10の前方部分(換言すれば、第1方向とは反対側の部分)の下方部分に設けられている。
(揺動部材20)
揺動部材20は、例えば、第2軸AX2に垂直な方向に延在する板状の部材である。揺動部材20は、例えば、正面視で、上方から下方に向かうにつれて幅が狭くなる先細り形状を有する(図6の右側の図を参照。)。より具体的には、図6に記載の例では、揺動部材20は、正面視で、略三角形形状を有する。なお、揺動部材20の形状は、図6に記載の形状に限定されない。揺動部材20の形状としては、掴線器本体10に揺動可能に連結可能であり、かつ、レバー部材40に揺動可能に連結可能である限りにおいて、任意の形状を採用可能である。
揺動部材20には、第2ピン部材70を挿通するための第2貫通孔26hが設けられている。当該第2貫通孔26hは、例えば、揺動部材20の前方部分(換言すれば、第1方向とは反対側の部分)の上端部に設けられている(必要であれば、図2を参照。)。第2貫通孔26hの中心軸(換言すれば、第2ピン部材70の中心軸)が、第1軸AX1と一致する。
揺動部材20には、第1ピン部材50を挿通するための第1貫通孔20hが設けられている。当該第1貫通孔20hは、例えば、揺動部材20の下端部に設けられている(必要であれば、図2を参照。)。第1貫通孔20hの中心軸(換言すれば、第1ピン部材50の中心軸)が、第2軸AX2と一致する。
図6に記載の例では、揺動部材20に、第3ピン部材80を挿通するための第3貫通孔28hが設けられている。なお、第3ピン部材80は、揺動部材20と第2把持片31とを第3軸AX3まわりに揺動可能に連結するピン部材である。第3貫通孔28hは、例えば、揺動部材20の後方部分(換言すれば、第1方向側の部分)の上端部に設けられている。第3貫通孔28hの中心軸(換言すれば、第3ピン部材80の中心軸)は、第3軸AX3と一致する。なお、図2に記載の例では、第1貫通孔20hが略三角形状の揺動部材20の一つの頂点部分に配置され、第2貫通孔26hが略三角形状の揺動部材20の他の頂点部分に配置され、第3貫通孔28hが略三角形状の揺動部材20の更に他の頂点部分に配置されている。なお、第1貫通孔20hの中心軸と第2貫通孔26hの中心軸とは平行であり、第1貫通孔20hの中心軸と第3貫通孔28hの中心軸とは平行である。
(第2把持片31)
図6に記載の例では、第2把持片31は、揺動部材20によって、第3軸AX3まわりを揺動可能に支持されている。第2把持片31は、電線Wに下方から接する部材であり、第2把持片31の上方部分には、例えば、電線Wの一部を受け入れるための凹溝31gが設けられる。当該凹溝31gの延在方向は、電線Wの延在方向と一致する。第2把持片31は、第1把持片11の下方に配置され、電線Wは、第1把持片11および第2把持片31によって上下から把持される。
第2把持片31には、第3ピン部材80を挿通するための貫通孔が設けられている。
(レバー部材40)
レバー部材40は、揺動部材20に揺動可能に接続される第1端部41と、自由端部である第2端部42とを備える。レバー部材40は、揺動部材20との間の連結部分から(換言すれば、第2軸AX2から)、上方かつ後方に向かって延在する細長い部材である。図6に記載の例では、レバー部材40は、円弧形状を有し、当該円弧形状の凸面44aが円弧形状の凹面44bの上方に位置している。
レバー部材40の第2端部42には、線材または棒材等の引っ張り部材を装着するための装着部42dが設けられている。図6に記載の例では、当該装着部42dは、貫通孔42hを備えたリング部である。
レバー部材40の第1端部41には、第1ピン部材50が挿通される貫通孔(レバー部材貫通孔40h)が設けられている。
(第1ピン部材50)
図8に記載の例では、第1ピン部材50は、頭部53と、頭部53から第2軸AX2に沿う方向に延在する軸部52とを備える。軸部52の外周面には、補強部材60の雌ネジ60tと螺合する雄ネジ52tが形成されている。また、軸部52の自由端部には、頭部53に向かって凹んだ凹部52hが形成されている。当該凹部52hの存在により、軸部52の自由端部の加締め加工が容易となる。ただし、当該凹部52hは、省略されても構わない。
第2軸AX2から頭部53の外周縁53eまでの距離L5の最大値は、例えば、14mm程度(13.5mm以上15mm以下)である。
軸部52の直径は、例えば、18mm程度(15mm以上25mm以下)である。軸部52のうち、雄ネジ52tが設けられた領域は、補強部材60が螺合可能な領域であり、補強部材60は、雄ネジ52tが設けられた領域の範囲内で位置調整可能である。レバー部材40の厚さと揺動部材20の厚さとの和を厚さDと定義するとき、頭部53の位置規制面53sから距離D以下の領域Rには、雄ネジ52tが設けられていなくてもよい。領域Rが非ネジ領域であることにより、揺動部材20とレバー部材40との間の遊びの確保が確実となる。ただし、軸部52の外周面のほぼ全体に、雄ネジ52tが形成されていても構わない。
第1ピン部材50に、補強部材60を固定するに際しては、第1に、第1ピン部材50の軸部52が、揺動部材20の第1貫通孔20h、および、レバー部材40のレバー部材貫通孔40hに挿入され、第2に、軸部52に設けられた雄ネジ52tに、補強部材60の雌ネジ60tが螺合されて、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置が調整される。その後、ストッパSにより、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置が規制される。当該位置規制は、例えば、第1ピン部材50の先端部51を加締めて鍔部51a(必要であれば、図3を参照。)を形成することによって行われる。
(補強部材60)
補強部材60は、第1ピン部材50が挿通される貫通孔60hを備え、当該貫通孔60hを規定する内壁面には、雄ネジ52tと螺合する雌ネジ60tが形成されている。補強部材60の厚さ(第2軸AX2に沿う方向における厚さ)は、10mm程度(8mm以上13mm以下)である。また、第2軸AX2から補強部材60の外周縁65までの距離L6の最大値は、例えば、15mm程度(12mm以上25mm以下)である。なお、距離L6の最大値は、距離L5の最大値よりも大きくてもよいし、距離L5の最大値と同程度であってもよい。
実施形態における掴線器1では、揺動部材20が補強部材60によって補強されている。このため、実施形態における掴線器1を、相対的に太径の電線(例えば、直径が20mm以上の電線)を把持して牽引する場合に使用することも可能である。相対的に太径の電線(例えば、直径が20mm以上の電線)を把持して牽引する場合、掴線器のレバー部材40には、約10トン以上の荷重が作用することがある。このような高荷重が、レバー部材40および揺動部材20に作用する場合であっても、実施形態では、揺動部材20が補強部材60によって補強されているため、揺動部材20が破壊されることがない。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施形態は適宜変形または変更され得ることが明らかである。また、実施形態において任意の構成要素を省略することも可能である。
例えば、上述の実施形態では、ストッパSが、第1ピン部材50の先端部51を加締めることによって形成された鍔部51aである例について説明された。代替的に、図9に例示されるように、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置を規制するストッパSは、第1ピン部材50に装着されるストッパ部材90であってもよい。
図9に記載の例では、ストッパ部材90は、補強部材60の位置を規制する頭部93と、軸部92とを備える。図9に記載の例では、軸部92の外周面に雄ネジが形成されており、当該雄ネジは、第1ピン部材50の内周面に形成された雌ネジと螺合する。より具体的には、図9に記載の例では、第1ピン部材50の軸部52の自由端部に、頭部53に向かって凹んだ凹部52hが形成されており、軸部92の外周面に形成された雄ネジは、凹部52hに形成された雌ネジと螺合する。
図9に記載の例では、ストッパ部材90を第1ピン部材50にねじ込むことにより、ストッパ部材90が、第1ピン部材50に装着される。こうして、ストッパ部材90は、第2軸AX2に沿う方向における補強部材60の位置を規制する。
また、上述の実施形態では、補強部材60が、第1ピン部材50が挿通される貫通孔60hを備え、第1ピン部材50の周囲に配置された補強部材60が、揺動部材20を補強する例について説明された。代替的に、あるいは、付加的に、図10に例示されるように、補強部材60’が、第2ピン部材70が挿通される貫通孔60h’を備え、第2ピン部材70の周囲に配置された補強部材60’が、揺動部材20を補強するように構成されてもよい。
図10に記載の例では、補強部材60’は、揺動部材20および掴線器本体10のうちの掴線器本体10側に配置されている。また、揺動部材20が曲げ変形および/または捩じり変形すると、揺動部材20が、掴線器本体10を介して間接的に、補強部材60に接触するように構成されている。ただし、実施形態において、補強部材60’が、揺動部材20および掴線器本体10のうちの揺動部材20側に配置されていても構わない。この場合、補強部材60’が、直接的に揺動部材20に接触可能なように構成されてもよい。
図10に記載の例では、補強部材60’には、第2ピン部材70の軸部72の外周面に設けられた雄ネジ72tと螺合する雌ネジ60t’が設けられている。このため、補強部材60’を、第2ピン部材70に固定(螺合により固定)するのが容易である。また、第2ピン部材70に対する補強部材60’のねじ込み量を調整するだけで、補強部材60’の位置(第1軸AX1に沿う方向における補強部材60’の位置)を調整することが可能である。
図10に記載の例では、第2ピン部材70は、頭部73と、頭部73から第1軸AX1に沿う方向に延在する軸部72とを備える。軸部72の外周面には、補強部材60’の雌ネジ60t’と螺合する雄ネジ72tが形成されている。また、軸部72の自由端部には、頭部73に向かって凹んだ凹部72hが形成されている。当該凹部72hの存在により、軸部72の自由端部の加締め加工が容易となる。ただし、当該凹部72hは、省略されても構わない。
図10に記載の例では、ストッパSは、第2ピン部材70の先端部71を加締めることによって形成される鍔部である。代替的に、図9に記載の例と同様に、第1軸AX1に沿う方向における補強部材60’の位置を規制するストッパSは、第2ピン部材70に装着されるストッパ部材90であってもよい。ストッパ部材90については、図9を用いて説明済みであるため、ストッパ部材90についての繰り返しとなる説明は省略する。
図10に記載の例において、第2ピン部材70の軸部72のうち、補強部材60’が装着される部分の半径を半径L7と定義する。また、補強部材60’の外周縁と、第1軸AX1との間の距離の最小値を距離L8と定義する。このとき、距離L8に対する半径L7の比率RT2(換言すれば、距離L8/半径L7)は、1.25以上1.75以下であることが好ましい。比率RT2が、1.25以上であることにより、補強部材60’は、効果的に揺動部材20を補強することができる。また、比率RT2が1.75以下であることにより、補強部材60’と他の部材との間の干渉が抑制される。換言すれば、補強部材60’の存在が邪魔にならない。
本発明の掴線器、および、掴線器の使用方法を用いると、相対的に細径の電線を把持して行う作業に加え、相対的に太径の電線を把持して行う作業を行うことも可能となる。したがって、掴線器を用いて作業を行う業者、および、掴線器を製造する製造業者にとって有用である。
1…掴線器、10…掴線器本体、10h…貫通孔、11…第1把持片、11g…凹溝、15…レバー部材案内部、15h…貫通孔、15w…ガイド壁、20…揺動部材、20h…第1貫通孔、26h…第2貫通孔、28h…第3貫通孔、31…第2把持片、31g…凹溝、40…レバー部材、40h…レバー部材貫通孔、41…第1端部、42…第2端部、42d…装着部、42h…貫通孔、43…中間部分、44a…凸面、44b…凹面、50…第1ピン部材、51…先端部、51a…鍔部、52…軸部、52h…凹部、52t…雄ネジ、53…頭部、53e…外周縁、53s…位置規制面、60、60’…補強部材、60h、60h’…貫通孔、60t、60t’…雌ネジ、63s…位置規制面、65…外周縁、70…第2ピン部材、71…先端部、72…軸部、72h…凹部、72t…雄ネジ、73…頭部、80…第3ピン部材、90…ストッパ部材、92…軸部、93…頭部、AX1…第1軸、AX2…第2軸、AX3…第3軸、S…ストッパ、W…電線

Claims (2)

  1. 掴線器本体と、
    前記掴線器本体に第1軸まわりに揺動可能に接続された揺動部材と、
    前記揺動部材に第2軸まわりに揺動可能に接続されたレバー部材と、
    前記揺動部材および前記レバー部材に挿通され、前記第2軸に沿って配置される第1ピン部材と、
    前記第1ピン部材に螺合されるとともに、前記揺動部材を補強する補強部材と、
    前記第2軸に沿う方向における前記補強部材の位置を規制するストッパと、
    を具備し、
    前記第1軸と前記第2軸との間の距離を距離L3と定義し、前記補強部材の主面に垂直な方向からみて、前記第1軸と前記第2軸とを結ぶ線分と前記補強部材の外周縁との間の交点を交点C4と定義し、前記第2軸と前記交点C4との間の距離を距離L4と定義する時、距離L4の距離L3に対する比率は、0.2以上である
    掴線器。
  2. 請求項に記載の掴線器の使用方法であって、
    前記揺動部材と前記レバー部材との間の揺動を許容する間隔を、前記補強部材を前記第2軸に沿う方向に移動させることにより調整する工程と、
    前記掴線器を用いて線状材を把持する線状材把持工程の実行後、前記補強部材を前記第2軸に沿う方向に移動させることにより、前記間隔を再調整する工程と
    を具備する
    掴線器の使用方法。
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