JPS6119013A - コロナ防止用ナツト - Google Patents

コロナ防止用ナツト

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JPS6119013A
JPS6119013A JP59138145A JP13814584A JPS6119013A JP S6119013 A JPS6119013 A JP S6119013A JP 59138145 A JP59138145 A JP 59138145A JP 13814584 A JP13814584 A JP 13814584A JP S6119013 A JPS6119013 A JP S6119013A
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JP
Japan
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nut
corona
split pin
fitting
corona prevention
Prior art date
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JP59138145A
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JPH0241135B2 (ja
Inventor
原田 知弘
田中 則雄
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Priority to FR8510139A priority patent/FR2567309B1/fr
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G7/00Overhead installations of electric lines or cables
    • H02G7/05Suspension arrangements or devices for electric cables or lines

Landscapes

  • Insulators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として送電線路において電圧が230KVを
越える架線金具装置に使用されるコロナ防止用ナツトに
関するものである。
(従来の技術) 電圧が230KVを越える送電線の架線金具装置におい
て、鉄塔の腕台に吊下した懸垂碍子連の下端部に対し第
8図に示すように連結金具21を連結し、該金具21に
対し連結ボルト22により吊下金具23を回動可能に連
結し、該連結ポル]・22にはナツト24を螺合し、連
結ボルト22の先端には割りピン25を挿通することが
考えられている。ところが、これは低圧用の架線金具装
置に使用されている。連結ボルト22及びナツト24の
ロック構造を適用したものであり、割りピン25のとが
ったところに電界が集中してコロナを発生し、夜間等に
おいて住民に不安を与えたり、コロナが発生ずると電波
にも影響を及ぼし、テレビやラジオ等への電波障害を誘
発するという問題がある。
前述したコロナの発生を防止するためには、割りピン2
5が構造的に鋭角部分をなくすることが不可能であるた
め、ナツト24に丸みをもたせ、さらに割りピン25を
ナツト24内に収めることにより、シールド効果をもた
せてコロナの発生を防止するようにしたコロナ防止用ナ
ツトが提案されている。この従来例を第9図及び第10
図について説明すると、これはナツト24の頭部側に割
りピン25の収容溝24aを形成するとともに、ナット
24全体に丸みをもたせている。ところが、このコロナ
防止用ナツト24は、頭部側において割りピン25を収
容するためナツト全体の形状を大ぎくしないと割りピン
25を包み込むことが難しく、又、特殊形状になるので
、材料費が高く製作が面倒であるという問題がある。
又、従来のコロナ防止用ナツトとして第11図及び第1
2図に示すように、ナツト24の中間部に割りピン25
を挿通し得る挿通孔241)を形成するとともに、ナッ
ト24全体をほぼ半球状に形成したものが提案されてい
る。このコロナ防止用ナツト24にも割りピン25をナ
ツトの中間部において包み込むようにしているため、吊
下金具23からナツト24の先端までの距離りが大きく
なり、これに比例してナツト頭部の曲率半径Rが大きく
なり、従ってナツトが大型化し製造コス1〜が高くなる
という問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来技術に存する問題点、すなわちコロナ
防止用ナツトが大型化しコストダウンを図ることができ
ないという問題点を解決しようとしている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、ナツトの底面から
互いに対向する位置において、頭部側へ切込を入れ割り
ピン収納溝を形成するという手段をとっている。
(作用) 本発明は上記手段により、ナツトの底面側に割りピンを
可及的に接近させて配置することができ、このため電界
集中の発生しない部分、すなわち連結金具等の本体によ
るシールド効果が得られる遮蔽角内空間に割りピンを位
置することができ、従ってナラ1〜全体が小型化される
(実施例) 以下、本発明を具体化した第一実施例を第1図〜第4図
に基づいて説明する。
第1図は送電線の架設装置全体を示し、鉄塔1には吊下
金具2を介して懸垂碍子3が吊下され、該懸垂碍子3の
下端部には同じく吊下金具4を介して送電線5の支持金
具6が装着されている。
第2図に示すように前記懸垂碍子3の最下端部には連結
金具7が支持され、その下端部には連結ボルト8を介し
て吊下金具9が回動可能に支持されている。そして、該
吊下金具9の下端部には前記支持金具6が吊下されてい
る。前記連結ボルト8のねじ部8aには本発明のコロナ
防止用ナツト10が螺合されている。該コロナ防止用ナ
ツト10は第4図に示すように一般に市販されている六
角ナツトから製造され、その底面10a側には該底面1
0aから互いに対向する位置において頭部側へ切込が形
成され、これにより割りピンの収納W410bが形成さ
れている。そして、前記連結ボルト8のねじ部8aに貫
通した挿通孔8bに対し割りピン11を挿通して、連結
ボルト8とコロナ防止用ナツト10の相対回動をなくし
、ナツト10が連結ボルト8から脱落しないようにして
いる。
又、前記コロナ防止用ナツト10の頭部外周縁は一般の
六角ナツトの頭部よりも若干大きい丸みをもつにうに面
取り10cが形成されている。
さらに、前記支持金具6の連結ヨーク6aに取着された
電線クランプ金具を支持する4つの連結ボルト8′〜8
′にもコロナ防止用ナツト10が使用されている。
次に、前記のように構成したコロナ防止用ナツト10の
作用を説明する。
第1図に示すように、懸垂碍子3と支持金具6との連結
部、例えば連結ボルト8.8′〜8′のような同電位部
分に囲まれていない連結構造部分では、電界集中を起し
易く、特に割りピン11先端などの鋭角部分からコロナ
が発生し易くなる。
ところが、コロナ防止用ナツト10は底面10a側に収
納溝14bを設は該溝10b−内に割りピン11を収容
し得るようにしたので、連結金具7自身によりシールド
効果が存在する空間、すなわち第3図に示すように電界
集中の起こらない遮蔽角αによって形成される領域内に
割りピン11を余裕をもって収めることができ、この結
果ナツト10あるいは割りピン11の鋭角部分による電
界集中を防止してコロナの発生をなくすことができる。
−〇− そして、該コロナ防止用ナツト10は割りピン11を連
結金具7によるシールド効果が得られる領域内に余裕を
もって収容することができることから、ナット10全体
を小型経世化することができ、この結果一般に使用され
る六角ナツトに収納溝1obを設け、頭部に面取り10
Gを形成するのみで簡単に製造できるとともに、取扱い
を容易に行いコストダウンを図ることができるのである
ところで、第9.10図に示す従来のコロナ防止用ナツ
ト24は、その頭部側に収容溝24aを形成してここに
割りピン25をその先端が外部へ露出しないように収納
しているので、ナツト24を大きくしなければならない
。しかし、本発明のコロナ防止用ナツト10は前述した
ように底面側に収納溝10bを形成したので、割りピン
11の先端を必ずしも収納溝10b内に収めなくても該
割りピン11を遮蔽角αの領域内に余裕をもって納める
こともでき、従ってナツトを大きくする必要がなく、又
、コロナの発生を確実に防止することができるのである
次に、本発明の第二実施例を第5図及び第6図について
説明する。なお、前記第一実施例と同一の機能を有する
部材については同一符号を付して説明を省略する。
第5図に示すように吊下金具4には連結板12がボルト
13により回動可能に連結され、該連結板12の両端に
は送電線の支持金具6が装着され、前記連結板12.と
支持金具6との間に第一実施例で述べた連結ボルト8、
コロナ防止用ナツト10及び割りピン11が装着されて
いる。
第5図において、2点鎖線で示す四角形部分について等
電位線による電界を計算したところ第6図に示すような
電界フィールドマツプを得た。これによればコロナ防止
用ナツト10の頭部付近及び割りピン11付近において
電界集中が発生していないことがわかる。これに対して
、第8図で述べた従来のナツト24の脱落防止構造にお
いては第7図に示すように割りピン25の先端付近にお
いて電界集中が生じていることがわかる。
なお、本発明は次のような実施例で具体化することもで
きる。
(1)コロナ防止用ナツト10に対し複数の割りピン収
納溝10bを形成すること。
(2)収納溝10bの形状をΩ状、Δ状等任意の形状に
すること。
発明の効果 以上詳述したように、本発明はコロナの発生を確実に防
止することができるとともに、ナツト全体を小型軽量化
して製作を簡単に行いコストダウンを図ることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第一実施例を示し、第1図は
送電線の吊下碍子装置を示す正面図、第2図は要部の拡
大正面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
コロナ防止用ナツトの斜視図、第5図及び第6図は本発
明の第二実施例を示し、第5図は送電線の吊下碍子装置
を示ず側面図、第6図は等電位線による電界フィールド
マツプ図、第7図は従来例における電界フィールドマツ
プ図、第8図は従来の低圧架線金具装置に使用されてい
一〇− る連結ボルト及びナラ1〜を示す正面図、第9図は従来
例を示す正面図、第10図は第9図のB−13線断面図
、第11図は同じ〈従来例を示す正面図、第12図は第
11図のC−C線断面図である。 7・・・連結金具、8・・・連結ボルト、8a・・・ね
じ部、8b・・・挿通孔、9・・・吊下金具、10・・
・コロナ防止用ナツト、10a・・・底面、10b・・
・収納溝、11・・・割りピン。 特 許 出 願 人  日本碍子 株式会社代 理 人
    弁理士  恩1)1専官第1図 第2図 第3図 第4図 第12図 24b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ナットの底面から頭部側へ直径方向へ延びる切込を
    入れ割りピン収納溝を形成したことを特徴とするコロナ
    防止用ナット。 2、ナットの頭部外周縁は丸く面取りされている特許請
    求の範囲第1項記載のコロナ防止用ナット。
JP59138145A 1984-07-04 1984-07-04 コロナ防止用ナツト Granted JPS6119013A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59138145A JPS6119013A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 コロナ防止用ナツト
FR8510139A FR2567309B1 (fr) 1984-07-04 1985-07-03 Dispositif de raccordement permettant d'empecher la formation d'une decharge par effet couronne
IT21436/85A IT1185189B (it) 1984-07-04 1985-07-04 Dispositivo di connessione atto ad impedire la formazione di scariche ad effetto corona

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JPH0241135B2 JPH0241135B2 (ja) 1990-09-14

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FR (1) FR2567309B1 (ja)
IT (1) IT1185189B (ja)

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