JPH0130745Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130745Y2 JPH0130745Y2 JP1982057865U JP5786582U JPH0130745Y2 JP H0130745 Y2 JPH0130745 Y2 JP H0130745Y2 JP 1982057865 U JP1982057865 U JP 1982057865U JP 5786582 U JP5786582 U JP 5786582U JP H0130745 Y2 JPH0130745 Y2 JP H0130745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- corona
- metal fitting
- fitting
- fittings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 11
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主に超高圧送電線用がいし装置のコロ
ナ防止補助金具に関する。
ナ防止補助金具に関する。
一般に超高圧送電線用がいし装置は、導体側に
アークホーンを取付けてがいし装置の導体側連結
金具のコロナ発生を防止するように配慮してい
る。しかし、送電容量の増大等によりがいし装置
が大型になると、アークホーンによるコロナシー
ルド効果が低下することがある。例えば導体間隔
400mmの小束径4導体容量がいし装置では、第1
図に示す如く導体側碍子端(図示せず)から耐張
クランプ1に至る間の導体側連結金具は、導体側
アークホーン2によりコロナシールド仮想線3で
示す如く十分にシールドできたが、例えば導体間
隔800mmとか1000mmといつた大束径4導体容量が
いし装置では、第2図に示す如くアークホーン2
よりも1段と大きいアークホーン4でなければ十
分にシールドすることができない。しかし、アー
クホーンが大型になると装置が嵩張るだけでなく
製作し難いためコスト高を招く。又、アークホー
ンはそのままにしてこれでシールドできない導体
側連結金具を補助シールドリングでシールドした
ものが一部提案された。しかし、シールドリング
が大型で且つその数が増えるのでかえつてコスト
高となる。
アークホーンを取付けてがいし装置の導体側連結
金具のコロナ発生を防止するように配慮してい
る。しかし、送電容量の増大等によりがいし装置
が大型になると、アークホーンによるコロナシー
ルド効果が低下することがある。例えば導体間隔
400mmの小束径4導体容量がいし装置では、第1
図に示す如く導体側碍子端(図示せず)から耐張
クランプ1に至る間の導体側連結金具は、導体側
アークホーン2によりコロナシールド仮想線3で
示す如く十分にシールドできたが、例えば導体間
隔800mmとか1000mmといつた大束径4導体容量が
いし装置では、第2図に示す如くアークホーン2
よりも1段と大きいアークホーン4でなければ十
分にシールドすることができない。しかし、アー
クホーンが大型になると装置が嵩張るだけでなく
製作し難いためコスト高を招く。又、アークホー
ンはそのままにしてこれでシールドできない導体
側連結金具を補助シールドリングでシールドした
ものが一部提案された。しかし、シールドリング
が大型で且つその数が増えるのでかえつてコスト
高となる。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、導
体用がいし装置の導体側連結金具の尖り部の側面
に当接する取付面を除く外表面を曲面で形成して
この曲面部にボルト孔に連通してボルト頭又はナ
ツトを収納する凹部を形成してなる一対の取付金
具と、両取付金具を連結するボルト及びナツトか
らなるコンパクトで安価なコロナ防止補助金具を
提供せんとするものである。
体用がいし装置の導体側連結金具の尖り部の側面
に当接する取付面を除く外表面を曲面で形成して
この曲面部にボルト孔に連通してボルト頭又はナ
ツトを収納する凹部を形成してなる一対の取付金
具と、両取付金具を連結するボルト及びナツトか
らなるコンパクトで安価なコロナ防止補助金具を
提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図及び第4図において、送電線用がいし
装置の導体側連結金具のうち、即ち、導体側碍子
端(図示せず)から導体クランプ1に至る間の連
結金具のうち、上向きの尖り部をもつ連結金具、
例えば長さ調整用の扇形金具5の上部両側面に、
2個の取付金具8をボルト9、ナツト10で取付
ける。この取付金具8は、取付面を除く外表面を
半球状に形成すると共に、半球面の中央にボルト
孔7に連通してボルト頭又はナツトを収納するた
めの凹部6を形成している。尚、本実施例では扇
形金具5の調節孔を利用して扇形金具に取付ける
ため、扇形金具5から突き出る部分は扇形金具の
頂部上端面側へ突出せしめて、この突起縁部1
1,11で扇形金具5の頂部上端面をカバーして
いる。
る。第3図及び第4図において、送電線用がいし
装置の導体側連結金具のうち、即ち、導体側碍子
端(図示せず)から導体クランプ1に至る間の連
結金具のうち、上向きの尖り部をもつ連結金具、
例えば長さ調整用の扇形金具5の上部両側面に、
2個の取付金具8をボルト9、ナツト10で取付
ける。この取付金具8は、取付面を除く外表面を
半球状に形成すると共に、半球面の中央にボルト
孔7に連通してボルト頭又はナツトを収納するた
めの凹部6を形成している。尚、本実施例では扇
形金具5の調節孔を利用して扇形金具に取付ける
ため、扇形金具5から突き出る部分は扇形金具の
頂部上端面側へ突出せしめて、この突起縁部1
1,11で扇形金具5の頂部上端面をカバーして
いる。
コロナ防止補助金具は、連結金具に取付けて連
結金具からコロナが発生しないようにするもので
あるから、その形状は前記半球形に限定されな
い。例えば第5図及び第6図に示す如く、懸垂ク
ランプ(図示せず)を取付けた2連ヨーク14の
両翼上部に取付けるものでは、両端部が球形部分
で中間がかまぼこ状の取付金具13としている。
この取付金具では、ヨークの尖り部上端の平坦面
15に取付金具13の中間部上端縁16を沿わ
せ、尖り部の曲面17に端部端縁18を沿わせる
ことによつて、ヨーク14の尖り部をなくしてい
る。
結金具からコロナが発生しないようにするもので
あるから、その形状は前記半球形に限定されな
い。例えば第5図及び第6図に示す如く、懸垂ク
ランプ(図示せず)を取付けた2連ヨーク14の
両翼上部に取付けるものでは、両端部が球形部分
で中間がかまぼこ状の取付金具13としている。
この取付金具では、ヨークの尖り部上端の平坦面
15に取付金具13の中間部上端縁16を沿わ
せ、尖り部の曲面17に端部端縁18を沿わせる
ことによつて、ヨーク14の尖り部をなくしてい
る。
本考案は前記するような構成であるから、コロ
ナ防止補助金具を連結金具の尖り部の両側面にコ
ンパクトに取付けてコロナ発生を防止することが
できる。従つて、アークホーンの大型化を回避で
きて重量の軽減及びコストの低減を図ることがで
きる。又、取付け取外しが自在で簡単に取替えで
きるほか、連結金具から突き出さずに取付けでき
るので、取付けに制限をうけることがなく、しか
も外形形状が簡潔であるので、安価に製作できる
等の効果を有する。
ナ防止補助金具を連結金具の尖り部の両側面にコ
ンパクトに取付けてコロナ発生を防止することが
できる。従つて、アークホーンの大型化を回避で
きて重量の軽減及びコストの低減を図ることがで
きる。又、取付け取外しが自在で簡単に取替えで
きるほか、連結金具から突き出さずに取付けでき
るので、取付けに制限をうけることがなく、しか
も外形形状が簡潔であるので、安価に製作できる
等の効果を有する。
第1図及び第2図は導体側アークホーンによる
導体側連結金具のコロナシールド説明図、第3図
は本考案の実施例の側面図、第4図は第3図に示
すコロナ防止補助金具取付部の縦断面図、第5図
は本考案の他の実施例の側面図、第6図は第5図
のA−A線断面図である。 2,4……アークホーン、5……扇形金具、6
……凹部、8,13……取付金具、9……ボル
ト、10……ナツト、14……ヨーク。
導体側連結金具のコロナシールド説明図、第3図
は本考案の実施例の側面図、第4図は第3図に示
すコロナ防止補助金具取付部の縦断面図、第5図
は本考案の他の実施例の側面図、第6図は第5図
のA−A線断面図である。 2,4……アークホーン、5……扇形金具、6
……凹部、8,13……取付金具、9……ボル
ト、10……ナツト、14……ヨーク。
Claims (1)
- 一対の取付金具とこれらを連結するボルトナツ
トからなり、前記取付金具は、導体用がいし装置
の導体側連結金具の尖り部の側面に当接する取付
面を除く外表面を曲面で形成すると共に、この曲
面部にボルト孔に連通してボルト頭又はナツトを
収納する凹部を形成したことを特徴とするコロナ
防止補助金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5786582U JPS58160420U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | コロナ防止補助金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5786582U JPS58160420U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | コロナ防止補助金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58160420U JPS58160420U (ja) | 1983-10-26 |
JPH0130745Y2 true JPH0130745Y2 (ja) | 1989-09-20 |
Family
ID=30068288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5786582U Granted JPS58160420U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | コロナ防止補助金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58160420U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615694Y2 (ja) * | 1980-12-16 | 1986-02-21 |
-
1982
- 1982-04-21 JP JP5786582U patent/JPS58160420U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58160420U (ja) | 1983-10-26 |
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