JP7266236B2 - 回路遮断器駆動システム、及び分電盤 - Google Patents
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本開示の一態様に係る回路遮断器駆動システムは、回路遮断器の外部に配置されて、前記回路遮断器を駆動する。前記回路遮断器駆動システムは、受信部と、駆動部と、を備える。前記受信部は、周囲環境における異常の発生を示す異常発生信号を外部から受け取る。前記駆動部は、前記異常発生信号に応じて前記回路遮断器のハンドルを移動させることで、前記回路遮断器の接点を開極させる。前記駆動部は、質量体を備える。前記駆動部は、前記質量体を重力落下させることにより、前記ハンドルを移動させる。前記質量体は、前記ハンドルの上側に配置される板材を備える。前記板材は、重力落下することにより前記ハンドルに上方から接触することで前記ハンドルを移動させる。
本開示の一態様に係る回路遮断器駆動システムは、回路遮断器の外部に配置されて、前記回路遮断器を駆動する。前記回路遮断器駆動システムは、受信部と、駆動部と、筐体と、を備える。前記受信部は、周囲環境における異常の発生を示す異常発生信号を外部から受け取る。前記駆動部は、前記異常発生信号に応じて前記回路遮断器のハンドルを移動させることで、前記回路遮断器の接点を開極させる。前記筐体は、前記受信部及び前記駆動部を保持する。
本実施形態の回路遮断器駆動システム100は、回路遮断器20の外部に配置されて回路遮断器20を駆動する、より詳細には、接点C1を開極させるシステムである。以下に説明する実施形態では、回路遮断器20が、分電盤1に設けられている主幹ブレーカ2であることを想定する。
以下、本実施形態の回路遮断器駆動システム100及び分電盤1について、図1~図8を用いて説明する。以下の説明では、特に断りがない限り、図2、図3に示す仮想的な矢印の方向によって、回路遮断器駆動システム100及び分電盤1の上下左右を規定する。また、図2の紙面から奥に向かう向きを「後方」、その逆を「前方」として説明する。ただし、これらの方向の規定は、回路遮断器駆動システム100及び分電盤1の使用態様を限定する趣旨ではない。
まず、分電盤1について、図2を用いて説明する。図2に示すように、分電盤1は、回路遮断器駆動システム100と、主幹ブレーカ2(回路遮断器20)と、複数の分岐ブレーカ3と、これらを収容するキャビネット10と、を備えている。本実施形態では、分電盤1は、一例として戸建住宅に設置される場合を例示するが、この例に限らない。分電盤1は、設置可能な施設であれば、例えば集合住宅の各住戸、事務所、店舗、工場、及び病院等の施設に設置されてもよい。
主幹ブレーカ2は、キャビネット10の内部に配置されている。ここでは、主幹ブレーカ2は、漏電保護機能を備えた、いわゆる漏電遮断器である。もちろん、主幹ブレーカ2は、漏電保護機能を備えていなくてもよいし、漏電保護機能に代えて或いは加えて、中性線欠相保護機能を備えていてもよい。
図2に示すように、複数の分岐ブレーカ3は、導電バー9の上側と下側とに分かれて、それぞれ複数個ずつ左右方向に並ぶように配置されている。各分岐ブレーカ3は、一対の一次側端子と、一対の二次側端子とを備えている。分岐ブレーカ3には100V用と200V用がある。100V用の分岐ブレーカ3が備える一対の一次側端子は、第1電圧極(L1相)の導電バー9及び第2電圧極(L2相)の導電バー9のうちの一方と、中性極(N相)の導電バー9とにそれぞれ電気的に接続される。200V用の分岐ブレーカ3が備える一対の一次側端子は、第1電圧極の導電バー9と、第2電圧極の導電バー9とにそれぞれ電気的に接続される。また、分岐ブレーカ3の二次側端子には、対応する配線が電気的に接続される。各分岐ブレーカ3の二次側端子に接続された配線には、例えば照明器具や空調機器、テレビ受像器、給湯設備等の機器、又は壁スイッチ等の配線器具が負荷B1として1つ以上接続可能である。なお、図2では、便宜上、3つの導電バー9を一つに纏めて図示している。
次に、回路遮断器駆動システム100について、図1、図7、図8を用いて説明する。
以下、本実施形態の回路遮断器駆動システム100の動作について説明する。
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
以上説明した実施形態及び変形例等から以下の態様が開示されている。
10 キャビネット
11 受信部
12 判定部
13 駆動部
131 質量体
1311 板材
14 入力部
151 電池
16 筐体
162 収容スペース
18 復旧部
20 回路遮断器
21 ハンドル
100 回路遮断器駆動システム
C1 接点
Claims (10)
- 回路遮断器の外部に配置されて前記回路遮断器を駆動する回路遮断器駆動システムであって、
周囲環境における異常の発生を示す異常発生信号を外部から受け取る受信部と、
前記異常発生信号に応じて前記回路遮断器のハンドルを移動させることで、前記回路遮断器の接点を開極させる駆動部と、
を備え、
前記異常発生信号に基づいて、前記回路遮断器を駆動させるか否かを判定する判定部を更に備え、
前記駆動部は、前記回路遮断器を駆動させると前記判定部が判定した場合に、前記ハンドルを移動させる、
回路遮断器駆動システム。 - 前記異常発生信号は、前記異常の程度に応じて区分けされた複数段階の異常区分情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記判定部は、前記異常発生信号に、前記複数段階の異常区分情報のうちのある段階以上の異常区分情報が含まれているとき、前記回路遮断器を駆動させると判定し、
前記回路遮断器駆動システムは、前記回路遮断器を駆動させると前記判定部が判定する際の異常区分情報の段階を設定するための入力を受け付ける、入力部を備える、
請求項1に記載の回路遮断器駆動システム。 - 回路遮断器の外部に配置されて前記回路遮断器を駆動する回路遮断器駆動システムであって、
周囲環境における異常の発生を示す異常発生信号を外部から受け取る受信部と、
前記異常発生信号に応じて前記回路遮断器のハンドルを移動させることで、前記回路遮断器の接点を開極させる駆動部と、
を備え、
前記駆動部は、質量体を備え、
前記駆動部は、前記質量体を重力落下させることにより、前記ハンドルを移動させ、
前記質量体は、前記ハンドルの上側に配置される板材を備え、
前記板材は、重力落下することにより前記ハンドルに上方から接触することで前記ハンドルを移動させる、
回路遮断器駆動システム。 - 回路遮断器の外部に配置されて前記回路遮断器を駆動する回路遮断器駆動システムであって、
周囲環境における異常の発生を示す異常発生信号を外部から受け取る受信部と、
前記異常発生信号に応じて前記回路遮断器のハンドルを移動させることで、前記回路遮断器の接点を開極させる駆動部と、
前記受信部及び前記駆動部を保持する筐体と、
を備える、
回路遮断器駆動システム。 - 前記筐体は、分電盤のキャビネットに、前記回路遮断器とともに収容される、
請求項4に記載の回路遮断器駆動システム。 - 前記筐体は、前記受信部に電力を供給する電池が収容される収容スペースを備える、
請求項4又は5に記載の回路遮断器駆動システム。 - 前記筐体は、磁力により分電盤のキャビネットに取り付けられる、
請求項4~6のいずれか1項に記載の回路遮断器駆動システム。 - 前記異常発生信号は、前記異常としての地震の発生を示す地震発生信号である、
請求項1~7のいずれか1項に記載の回路遮断器駆動システム。 - 前記受信部は、外部からの復旧信号を受け取り、
前記回路遮断器駆動システムは、前記復旧信号を受け取った場合に前記回路遮断器のハ
ンドルを移動させることで前記回路遮断器の接点を閉極させる、復旧部を備える、
請求項1~8のいずれか1項に記載の回路遮断器駆動システム。 - 請求項1~9のいずれか1項に記載の回路遮断器駆動システムと、
前記回路遮断器と、
前記回路遮断器を保持するキャビネットと、
を備える、
分電盤。
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JP2018206122A JP7266236B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 回路遮断器駆動システム、及び分電盤 |
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Family Applications (1)
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JP2018206122A Active JP7266236B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 回路遮断器駆動システム、及び分電盤 |
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JP3017091U (ja) | 1995-04-18 | 1995-10-17 | ケル株式会社 | 振動感知式ブレーカ作動装置 |
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JPH099489A (ja) * | 1995-06-19 | 1997-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電力遮断システム |
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