JP2502215B2 - 回路遮断器の電気操作装置 - Google Patents

回路遮断器の電気操作装置

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JP2502215B2
JP2502215B2 JP17131991A JP17131991A JP2502215B2 JP 2502215 B2 JP2502215 B2 JP 2502215B2 JP 17131991 A JP17131991 A JP 17131991A JP 17131991 A JP17131991 A JP 17131991A JP 2502215 B2 JP2502215 B2 JP 2502215B2
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switch
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洋一 国本
誠輝 石橋
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Matsushita Electric Works Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路遮断器の電気操
作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠隔オンスイッチおよび遠隔オフスイッ
チと、前記遠隔オンスイッチの動作により回路遮断器の
ハンドルをオンに駆動し前記遠隔オフスイッチの動作に
より前記ハンドルをオフに駆動する駆動部と備えた回路
遮断器の電気操作装置がある。この電気操作装置によれ
ば、回路遮断器のハンドルを遠隔で操作することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この回路遮断
器の電気操作装置においては、電気系統の保守・点検時
に回路遮断器のハンドルを直接手動で操作する必要があ
るが、このようなとき遠隔より操作信号が入ると電気操
作装置が作動するので危険であった。またリモートコン
トロール式回路遮断器では点検ボタンを内蔵して、その
操作により遠隔操作によっては回路遮断器の主接点を閉
成できないようにしたものがあったが、遠隔操作による
電気操作装置の動作によりハンドルが動作するので点検
者を困惑させるという問題がある。
【0004】したがって、この発明の目的は、点検時に
遠隔操作を禁止することができる回路遮断器の電気操作
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の回路遮断器の
電気操作装置は、遠隔オンスイッチおよび遠隔オフスイ
ッチと、前記遠隔オンスイッチの動作により回路遮断器
のハンドルをオンに駆動し前記遠隔オフスイッチの動作
により前記ハンドルをオフに駆動する駆動部と、前記遠
隔オンスイッチおよび前記遠隔オフスイッチに直列に接
続された点検スイッチと、前記遠隔オンスイッチと前記
点検スイッチの直列回路に並列に接続された点検オンス
イッチと、前記遠隔オフスイッチと前記点検スイッチの
直列回路に並列に接続された点検オフスイッチとを備え
たものである。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、点検スイッチがオン
のときは遠隔オンスイッチを操作すると駆動部によりハ
ンドルをオンに動作でき、遠隔オススイッチを操作する
と駆動部によりハンドルをオフに動作できる。一方、点
検スイッチがオフに操作されると、遠隔オンスイッチお
よび遠隔オフスイッチの各回路が開くのでこれらを操作
しても駆動部は動作しないが、点検オンスイッチおよび
点検オフスイッチを操作するとハンドルを駆動すること
ができる。したがって、点検時に遠隔操作を禁止するこ
とができる。
【0007】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図7に
より説明する。すなわち、この回路遮断器の電気操作装
置は、遠隔オンスイッチ1と、遠隔オフスイッチ2と、
駆動部3と、点検スイッチ4と、点検オンスイッチ5
と、点検オフスイッチ6とを有する。
【0008】駆動部3は、遠隔オンスイッチ1の動作に
より回路遮断器7のハンドル8をオンに駆動し、遠隔オ
フスイッチ2の動作によりハンドル8をオフに駆動す
る。回路遮断器7は、図3に示すようにハンドル8の一
部を上面に突出し、両端部に端子9を設けたものであ
り、内部機構は公知であり図示しないが、一般的に異常
電流検出部と、この異常電流検出部の動作に応動するト
リップリンクと、このトリップリンクにラッチされたラ
ッチリンクと、このラッチリンクの支持のもとでハンド
ル8により開閉し前記ラッチリンクの釈放によりトリッ
プ開極する可動接触子とを有し、ハンドル8をオン位置
からオフ位置を越えたリセット位置に移動することによ
り、釈放されたラッチリンクを復帰状態のトリップリン
クにラッチさせることができる。そして、電気操作装置
は、図3のように回路遮断器7の側部に接続されてい
る。
【0009】駆動部3は、制御系について図2に示すよ
うに、モータ10と、モータ10の通電方向を制御する
トランジスタブリッジにより構成された正逆制御部11
と、正逆制御部11のトランジスタTr1,Tr3を駆
動する出力信号を出力するナンド回路により構成された
正転用の信号ラッチ部12と、正逆制御部11のトラン
ジスタTr2,Tr4を駆動する出力信号を出力する逆
転用の信号ラッチ部13とを有している。正逆制御部1
1の入力端子18,19が電源20に接続され、正逆制
御部11の出力端子がモータ10に接続されている。遠
隔オンスイッチ1は端子36を介して信号ラッチ部12
のセット入力部14に接続され、遠隔オフスイッチ2は
端子37を介して信号ラッチ部13のセット入力部16
に接続され、遠隔オンスイッチ1および遠隔オフスイッ
チ2の共通線が端子38を介して入力端子19に接続さ
れており、これらのオン動作により信号ラッチ部12,
13の出力信号がトランジスタTr1〜Tr4のベース
に供給され、トランジスタTr1,Tr3のオンにより
モータ10に一方向に通電され、トランジスタTr2,
Tr4のオンによりモータ10に他方向に通電され、こ
れらによりモータ10が正逆回転する。またオン位置検
出スイッチ21が入力端子19と信号ラッチ部12のリ
セット入力部15との間に接続され、オフ位置検出スイ
ッチ22が入力端子19と信号ラッチ部13のリセット
入力部17との間に接続されており、これらのオンによ
り信号ラッチ部12,13がそれぞれリセットされ、正
逆制御部11を動作させる出力信号の出力が停止する。
【0010】駆動部3の動力系について、図4および図
5に示すようにベースとカバーからなるケース23内に
設けられたモータ10と、このモータ10の回転軸24
に取付けられたかさ歯車25と、このかさ歯車25に噛
合するかさ歯車26と、このかさ歯車26に一端が連結
され基台27に支持されたねじ軸28と、基台27に支
持されてねじ軸26と平行なガイド軸29と、このガイ
ド軸29に摺動自在に支持されてねじ軸28に螺合した
移動体30と、この移動体30の凹部33に突部34が
摺動自在に取付けられた操作部32とを有し、操作部3
2の先端の切欠部31がハンドル8に図3のように係脱
自在に係合し、操作部32を移動体30に対して摺動す
ることにより切欠部31をハンドル8に対して係脱する
ことができる。オン位置検出スイッチ21およびオフ位
置検出スイッチ22はそれぞれハンドル8のオンとなる
操作部32の位置を検出し、オフ位置検出スイッチ22
はハンドル8のリセットとなる位置を検出するものでオ
フ位置検出を兼用している。したがって、遠隔オンスイ
ッチ21のオンによりモータ10が正転し、かさ歯車2
5,26によりねじ軸29が回転して操作部32が方向
XからYの方向に移動し、オン位置検出スイッチ21の
オンによりハンドル8がオン位置に停止し、このときハ
ンドル8は図7(b)から図7(c)への動作となる。
また遠隔オフスイッチ22のオンによりモータ10が逆
転し、かさ歯車25,26によりねじ軸29が逆転して
操作部32が方向YからXに移動し、オフ位置検出スイ
ッチ22のオンによりハンドル8がリセット位置に停止
し、図7(a)から図7(b)へ移動することとなる。
なお、回路遮断器7がトリップ動作したのち遠隔オフス
イッチ22を操作するとハンドル8はリセット位置に移
動するのでリセット動作が行われる。
【0011】点検スイッチ4は、図1のように遠隔オン
スイッチ1および遠隔オフスイッチ2に直列に接続され
ている。したがって、点検スイッチ4をオフに操作する
と遠隔オンスイッチ1および遠隔オフスイッチ2の回路
が開くのでこれらを操作しても駆動部3は動作しない。
点検オンスイッチ5は、図1のように遠隔オンスイッチ
1と点検スイッチ4の直列回路に並列に接続されてい
る。したがって、点検オンスイッチ5を操作すると遠隔
オンスイッチ1を操作したときの動作でモータ10が正
転動作する。
【0012】点検オフスイッチ6は、図1のように遠隔
オフスイッチ2と点検スイッチ4の直列回路に並列に接
続されている。したがって、点検オンスイッチ6を操作
すると遠隔オフスイッチ2を操作したときの動作でモー
タ10が逆転動作する。図6は点検スイッチ4、点検オ
ンスイッチ5、点検オフスイッチ6の各ボタンを示すと
ともに点検表示ランプ40、トリップ表示ランプ41を
示している。点検表示ランプ40は点検スイッチ4の別
接点を利用して点灯させる。トリップ表示ランプ41は
回路遮断器7のトリップ動作に連動する警報スイッチ
(図示せず)により点灯する。
【0013】この実施例によれば、点検スイッチ4がオ
ンのときは遠隔オンスイッチ1を操作すると駆動部3に
よりハンドル8をオンに動作でき、遠隔オススイッチ2
を操作すると駆動部3によりハンドル8をオフに動作で
きる。一方、点検スイッチ4がオフに操作されると、遠
隔オンスイッチ1および遠隔オフスイッチ2の各回路が
開くのでこれらを操作しても駆動部3は動作しないが、
点検オンスイッチ5および点検オフスイッチ6を操作す
るとハンドル8を駆動することができる。したがって、
点検時に遠隔操作を禁止することができる。
【0014】この発明の第2の実施例を図8により説明
する。すなわち、この回路遮断器の電気操作装置は、点
検スイッチ4を遠隔オンスイッチ1および遠隔オフスイ
ッチ2側と点検オンスイッチ5および点検オフスイッチ
6側とを切り換える切換構造にしたものである。この実
施例によれば、通常時には点検オンスイッチ5および点
検オフスイッチ6の回路が開くので通常時に点検オンス
イッチ5および点検オフスイッチ6を操作しても駆動部
3が動作せず、誤操作を防止することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明の回路遮断器の電気操作装置
は、遠隔オンスイッチおよび遠隔オフスイッチと、前記
遠隔オンスイッチの動作により回路遮断器のハンドルを
オンに駆動し前記遠隔オフスイッチの動作により前記ハ
ンドルをオフに駆動する駆動部と、前記遠隔オンスイッ
チおよび前記遠隔オフスイッチに直列に接続された点検
スイッチと、前記遠隔オンスイッチと前記点検スイッチ
の直列回路に並列に接続された点検オンスイッチと、前
記遠隔オフスイッチと前記点検スイッチの直列回路に並
列に接続された点検オフスイッチとを備えたため、点検
時に遠隔操作を禁止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のブロック回路図であ
る。
【図2】その詳細回路図である。
【図3】外観斜視図である。
【図4】ケースのカバーを外した状態の平面図である。
【図5】その断面図である。
【図6】点検スイッチのボタン等の配置を示す拡大図で
ある。
【図7】ハンドルの位置を説明する説明図である。
【図8】第2の実施例のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 遠隔オンスイッチ 2 遠隔オフスイッチ 3 駆動部 4 点検スイッチ 5 点検オンスイッチ 6 点検オフスイッチ 7 回路遮断器 8 ハンドル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔オンスイッチおよび遠隔オフスイッ
    チと、前記遠隔オンスイッチの動作により回路遮断器の
    ハンドルをオンに駆動し前記遠隔オフスイッチの動作に
    より前記ハンドルをオフに駆動する駆動部と、前記遠隔
    オンスイッチおよび前記遠隔オフスイッチに直列に接続
    された点検スイッチと、前記遠隔オンスイッチと前記点
    検スイッチの直列回路に並列に接続された点検オンスイ
    ッチと、前記遠隔オフスイッチと前記点検スイッチの直
    列回路に並列に接続された点検オフスイッチとを備えた
    回路遮断器の電気操作装置。
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