JPH0512463Y2 - - Google Patents

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JPH0512463Y2
JPH0512463Y2 JP1982046319U JP4631982U JPH0512463Y2 JP H0512463 Y2 JPH0512463 Y2 JP H0512463Y2 JP 1982046319 U JP1982046319 U JP 1982046319U JP 4631982 U JP4631982 U JP 4631982U JP H0512463 Y2 JPH0512463 Y2 JP H0512463Y2
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sunroof
motor
relay
closing
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサンルーフ開閉機構の安全装置に関
し、サンルーフの閉塞時に指その他を挟むことの
ないようにしたものである。
車輛又は船舶用りサンルーフ開閉機構には、サ
ンルーフをモータ等を有する駆動装置により自動
的に開閉するようにしたものがあるが、従来は閉
塞の際にサンルーフをスイツチ操作によりそのま
ま閉塞してたので、閉塞の際にサンルーフで指そ
の他を挟む惧れがあり、非常に危険であつた。
本考案は上記問題点を解消したもので、その特
徴とするところは、電源端子20,21間に、サ
ンルーフ4を開閉動作させる駆動装置5のモータ
7が設けられ、電源端子20,21と前記モータ
7との間に、前記モータ7のサンルーフ閉鎖駆
動、サンルーフ開放駆動及び駆動停止を切換える
操作スイツチ16が設けられ、前記操作スイツチ
16の閉塞側へのスイツチ操作時にサンルーフ4
が閉塞移動するように駆動装置5を閉塞動作させ
ると共に、操作スイツチ16の開放側へのスイツ
チ操作時にサンルーフ4が開放移動するように駆
動装置5を開放動作させるようにした車両又は船
舶用のサンルーフ開閉機構において、 サンルーフ4を閉塞するやや手前で検出してオ
ンする検出スイツチ12が設けられ、ホールドタ
イプのリレー17と前記検出スイツチ12との直
列回路が、前記モータ7に並列に接続され、前記
リレー17が信号を入力する毎にモータ7が駆動
と駆動停止とを順次切換えて、前記検出スイツチ
12の検出時に駆動装置5の閉塞動作を停止する
と共に操作スイツチ16の再度の閉塞側へのスイ
ツチ操作により駆動装置5の閉塞動作を再開させ
るように、前記リレー17の接点が前記モータ7
に直列に接続され、モータ7のサンルーフ開放駆
動時にリレー17が導通しないように、前記リレ
ー17にダイオード18が直列に介在されている
点にある。
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図において、1は車輛、2はその屋根で
あり、該屋根2には開口部3が設けられている。
4は開口部3を開閉自在に塞ぐサンルーフであり
開口部3に対して前後方向摺動自在に設けられて
いる。5はサンルーフ4の前後方向移動を行なわ
せる開閉駆動装置で、開口部3の前部に設けら
れ、該駆動装置5とサンルーフ4とはプツシユプ
ルケーブル6等の連結手段を介して連結されてい
る。この開閉駆動装置5は、第2図に示す如くモ
ータ7と、該モータ7にウオームとウオームホイ
ール等の伝動手段を介して連結された回転軸8に
套嵌された送りギヤ9とを有し、該送りギヤ9に
プツシユプルケーブル6が係合し、送りギヤ9の
回転をプツシユプルケーブル6の直線運動に変え
る。そして駆動装置5には、回転軸8に套嵌され
た間歇駆動ギヤ10と、該駆動ギヤ10に噛合す
る従動ギヤ11と、一時停止用のマイクロスイツ
チ12とが組込まれ、駆動ギヤ10は外周面に1
つ又は複数個の間歇歯13を有し、回転軸8の所
定回転数毎に従動ギヤ11を1歯ずつ送る。マイ
クロスイツチ12はその作動片14が従動ギヤ1
1に向けて付勢されており、サンルーフ4が閉塞
する100mm手前で従動ギヤ11に形成した凹部1
5に係合し、この係合時に第3図に示す如くその
可動接点12aが固定接点12bから固定接点1
2cに倒れ、これによりサンルーフ4を閉塞する
手前で検出する。
第3図はモータ7を正逆転制御する制御回路を
示し、同図において、16は操作スイツチで、矢
印a方向の押圧時(第4図参照)に可動接点16
a,16aが互いに連動して固定接点16b,1
6b側に倒れると共に、矢印b方向の押圧時(第
4図参照)に固定接点16c,16c側に倒れ、
また押圧を解除すると中立位置にバネ等の作用に
より自動的に戻るように構成されている。17は
ホールドタイプのリレーで信号を入力する毎に可
動接点17aが固定接点17b又は固定接点17
cに交互に倒れるように構成されている。このリ
レー17はダイオード18と共に駆動装置5の閉
塞動作を停止する一時停止回路19を構成してい
る。20,21は電源端子で、端子20,21間
には端子20側をプラス、端子21側をマイナス
として12Vの直流電源が接続される。22はフユ
ーズである。なお、モータ7は操作スイツチ16
の可動接点16a,16aが固定接点16b,1
6b側に倒れたとき、サンルーフ4を前方移動さ
せるように正転駆動し、また可動接点16a,1
6aが固定接点16c,16c側に倒れたときサ
ンルーフ4を後方移動させるように逆転駆動する
ようになつている。
次に動作を説明すると、サンルーフ4を閉塞す
る場合、操作スイツチ16を第4図に示す矢印
A,B,Cの順序で操作すればよい。即ち、サン
ルーフ4を開放した状態で操作スイツチ16を矢
印a方向に押圧すると、その可動接点16a,1
6aが固定接点16b,16b側に倒れるので、
モータ7が正転駆動してサンルーフ4が前方移動
する。このとき、可動接点17aが固定接点17
b側に倒れているため、ダイオード18及びリレ
ー17が可動接点17a及び固定接点17bによ
つて短絡された状態になつており、従つてこの時
点ではリレー17には電流が流れずリレー17は
作動しない。そして、サンルーフ4が閉塞する
100mm手前に達すると、従動ギヤ11の凹部15
が作動片14に対応する位置に回転し、作動片1
4が凹部15に係合してマイクロスイツチ12が
作動し、その可動接点12aが固定接点12c側
に倒れるので、リレー17が作動し、その可動接
点17aが固定接点17c側に倒れる。その結果
モータ7が停止し、サンルーフ4が閉塞する100
mm手前で止まる。次に操作スイツチ16の押圧を
解除して中立位置に戻した後再び矢印a方向に押
圧すると、リレー17が作動し、その可動接点1
7aが固定接点17cから固定接点17b側に倒
れる。このためモータ7が再び正転駆動し、サン
ルーフ4が閉塞する。従つて閉塞時にサンルーフ
4で指等を挟む惧れがなくなる。
またサンルーフ4を開放する場合は、操作スイ
ツチ16を第4図に示す矢印D,Eの順序で操作
すればよい。即ち、操作スイツチ16を矢印b方
向に押圧すると、可動接点16a,16aが固定
接点16c,16c側に倒れるので、モータ7が
逆転駆動し、サンルーフ4が後方移動する。そし
てこの場合途中で作動片14が凹部15に係合し
てマイクロスイツチ16の可動接点12aが固定
接点12c側に倒れるが、このときダイオード1
8がオフしているので、サンルーフ4はそのまま
後方移動を続け、スムーズに開放する。
第5図は他の実施例を示し、ダイオード18の
接続位置をリレー17側からマイクロスイツチ1
2側に変えたものである。その他の点は前記実施
例と同様であり、前記実施例と同様の作用効果を
奏する。
第6図はスライドチルトタイプのサンルーフ開
閉機構に本考案を応用した他の実施例を示し、同
図において、30はチルト用マイクロスイツチ
で、一時停止用マイクロスイツチ12と共に駆動
装置5に組込まれており、サンルーフ4をチルト
ダウンした閉塞位置で検出し、この検出時に可動
接点30aが固定接点30bから固定接点30c
側に倒れるように構成されている。なお、線31
はリレー17を作動状態にセツトするための補助
回路を形成している。また、この実施例の場合、
サンルーフ4はモータ7の正転駆動により前方移
動して閉塞し、さらにその後のモータ7の正転駆
動により屋根2と面一になるようにチルトアツプ
し、またサンルーフ4はモータ7の逆転駆動によ
りまずチルトダウンし、その後、後方移動して開
放するようになつている。
次に動作を説明する。サンルーフ4が開放した
状態で操作スイツチ16を接点16b,16b側
に操作すれば、接点17aを介してモータ7に電
流が流れ、モータ7が正転駆動してサンルーフ4
が前方移動する。このとき、可動接点17aが固
定接点17b側に倒れているため、リレー17が
可動接点17a及び固定接点17bによつて短絡
された状態になつており、従つてこの時点ではリ
レー17には電流が流れずリレー17は作動しな
い。そして、サンルーフ4が閉塞する100〜150mm
手前に達すると、一時停止用のマイクロスイツチ
12が作動し、ダイオード18を通して電流がリ
レー17に流れるので、その可動接点17aが固
定接点17c側に倒れ、その結果モータ7が停止
し、サンルーフ4が閉塞する100〜150mm手前で止
まる。次に操作スイツチ16を中立位置に戻した
後再び操作スイツチ16を固定接点16b,16
b側に操作すればマイクロスイツチ12が作動し
ているため、再びリレー17が作動し、可動接点
17aが固定接点17b側に戻るので、モータ7
が正転駆動し、サンルーフ4が前方移動により閉
塞する。サンルーフ4が閉塞すると、チルト用の
マイクロスイツチ30が作動し、その可動接点3
0aが固定接点30c側に倒れるので、リレー1
7が作動してその可動接点17aが固定接点17
c側に倒れ、モータ7が停止する。そこで、操作
スイツチ16を中立位置に戻して再び固定接点1
6b,16b側に操作すると、チルト用マイクロ
スイツチ30が作動しているため、リレー17が
作動し、その可動接点17aが固定接点17b側
に戻るので、モータ7がさらに正転駆動し、サン
ルーフ4がチルトアツプして屋根2と面一にな
る。
またサンルーフ4を開放する場合は、操作スイ
ツチ16を接点16c,16c側に操作すると、
モータ7が逆転駆動し、サンルーフ4がチルトダ
ウンする。このチルトダウンによりチルト用マイ
クロスイツチ30が作動し、リレー17に電流が
流れて可動接点17aが固定接点17c側に倒れ
るので、モータ7が停止する。次に操作スイツチ
16を中立位置に戻した後再び接点16c,16
c側に操作すれば、モータ7に可動接点17aを
介して電流が流れ、該モータ7が逆転駆動し、サ
ンルーフ4は後方移動する。そして途中で一時停
止用マイクロスイツチ12が作動するが、ダイオ
ード18が電流を阻止するので、リレー17は作
動せずサンルーフ4はスムーズに全開する。
本考案によれば、サンルーフ4を閉塞するやや
手前で検出してオンする検出スイツチ12が設け
られ、ホールドタイプのリレー17と前記検出ス
イツチ12との直列回路が、前記モータ7に並列
に接続され、前記リレー17の接点が前記モータ
7に直列に接続されており、前記検出スイツチ1
2の検出時に駆動装置5の閉塞動作を停止すると
共に操作スイツチ16の再度の閉塞側へのスイツ
チ操作により駆動装置5の閉塞動作を再開させる
ようになつているので、閉塞する際にサンルーフ
4を閉塞するやや手前で停止させることができ、
従つてサンルーフ4により指その他を挟む惧れが
なくなり、非常に安全である。しかも、上記の如
くサンルーフ4が閉塞する手前で停止した後、サ
ンルーフ4を完全に閉塞させるには、単に操作ス
イツチ16,23の閉塞側へのスイツチ操作を再
度し直せばよく、閉塞する際のスイツチ操作が単
純でわかり易く、スイツチ操作を簡単かつ確実に
なし得て、操作ミスの惧れがなくなるし、また閉
塞の際にサンルーフ4をやや手前で誤りなく常に
一時停止させることができ、この点からも安全性
をさらに向上させることができる。また、リレー
17と検出スイツチ12とを設けた非常に簡単な
回路構成によつて、サンルーフを開閉動作及び一
時停止させることができる。
さらに、モータ7のサンルーフ開放駆動時にリ
レー17が導通しないように、前記リレー17に
ダイオード18が直列に介在されているので、開
放する際にはサンルーフが無駄な停止をせずスム
ーズに開放し得ると共に、ダイオード18の追加
のみでよく、回路全体を構成簡単にして安価に提
供できる等その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同斜視図、第3図は同回路図、第4図は同ス
イツチ操作説明用の流れ図、第5図及び第6図は
夫々他の実施例の回路図である。 4……サンルーフ、5……開閉駆動装置、12
……マイクロスイツチ、19……一時停止回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電源端子20,21間に、サンルーフ4を開閉
    動作させる駆動装置5のモータ7が設けられ、電
    源端子20,21と前記モータ7との間に、前記
    モータ7のサンルーフ閉鎖駆動、サンルーフ開放
    駆動及び駆動停止を切換える操作スイツチ16が
    設けられ、前記操作スイツチ16の閉塞側へのス
    イツチ操作時にサンルーフ4が閉塞移動するよう
    に駆動装置5を閉塞動作させると共に、操作スイ
    ツチ16の開放側へのスイツチ操作時にサンルー
    フ4が開放移動するように駆動装置5を開放動作
    させるようにした車両又は船舶用のサンルーフ開
    閉機構において、 サンルーフ4を閉塞するやや手前で検出してオ
    ンする検出スイツチ12が設けられ、ホールドタ
    イプのリレー17と前記検出スイツチ12との直
    列回路が、前記モータ7に並列に接続され、前記
    リレー17が信号を入力する毎にモータ7が駆動
    と駆動停止とを順次切換えて、前記検出スイツチ
    12の検出時に駆動装置5の閉塞動作を停止する
    と共に操作スイツチ16の再度の閉塞側へのスイ
    ツチ操作により駆動装置5の閉塞動作を再開させ
    るように、前記リレー17の接点が前記モータ7
    に直列に接続され、モータ7のサンルーフ開放駆
    動時にリレー17が導通しないように、前記リレ
    ー17にダイオード18が直列に介在されている
    ことを特徴とするサンルーフ開閉機構の安全装
    置。
JP4631982U 1982-03-30 1982-03-30 サンル−フ開閉機構の安全装置 Granted JPS58148175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4631982U JPS58148175U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 サンル−フ開閉機構の安全装置

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JP4631982U JPS58148175U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 サンル−フ開閉機構の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS58148175U JPS58148175U (ja) 1983-10-05
JPH0512463Y2 true JPH0512463Y2 (ja) 1993-03-30

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ID=30057319

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JP4631982U Granted JPS58148175U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 サンル−フ開閉機構の安全装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60107419A (ja) * 1983-11-12 1985-06-12 Aisin Seiki Co Ltd 開口覆材の自動開閉装置
JPH0613357Y2 (ja) * 1986-03-26 1994-04-06 株式会社大井製作所 自動車用スライドドアの開閉装置
JPH06104416B2 (ja) * 1987-08-04 1994-12-21 アスモ株式会社 車輛用幌開閉装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581059Y2 (ja) * 1978-10-14 1983-01-10 本田技研工業株式会社 スライディングル−フ装置の作動回路

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JPS58148175U (ja) 1983-10-05

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