JPH0139236Y2 - - Google Patents

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JPH0139236Y2
JPH0139236Y2 JP2495885U JP2495885U JPH0139236Y2 JP H0139236 Y2 JPH0139236 Y2 JP H0139236Y2 JP 2495885 U JP2495885 U JP 2495885U JP 2495885 U JP2495885 U JP 2495885U JP H0139236 Y2 JPH0139236 Y2 JP H0139236Y2
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JP
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motor
contact
knob
retractor
contact plate
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JPS61139837U (ja
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【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、自動車等におけるヘツドライトの格
納、露出を行なわせるリトラクタブルヘツドライ
ト駆動制御装置に関する。
従来技術 一般に、リトラクタブルヘツドライトにあつて
は駆動制御装置によりヘツドライトの点、滅操作
に応じてランプユニツトが露出、格納するように
なつているが、その駆動制御装置が故障したとき
などにランプユニツトの露出、格納を手動で行な
わせることができるようにしている。
第4図はランプユニツトを昇降させるリトラク
タ駆動機構部の一構成例を示すもので、一方向回
転のモータ1を駆動源としてリンク2およびロツ
ド3を介して下端が枢軸4により回動自在に軸支
されたランプユニツト5の上端を押したり引いた
りすることによつてランプユニツト5の格納、露
出を行なわせることができるようにしている。図
中、6はランプユニツト5側に取り付けられたリ
ツドを示している。
また第5図はモータ1の駆動制御をなすリトラ
クタ制御部の一構成例を示すもので、ライテイン
グスイツチL−SWの操作状態と、モータ1と連
動して回転するコンタクトプレート7とUPおよ
びDOWN側の各コンタクト接点8,9との接触
状態とに応じてモータ1の通電制御を行なわせる
ことができるようになつている。図中R−SWは
ライテイングスイツチL−SWと連動したリトラ
クタスイツチで、ライテイングスイツチL−SW
がオフ位置にあるときにはDOWN側に閉成し、
ライテイングスイツチL−SWがオン位置にある
ときにはUP側に閉成するようになつている。ま
たM−SWはリトラクタのマニユアルスイツチ
を、RLはモータ駆動用リレーをそれぞれ示して
いる。
第6図にモータ1およびコンタクトプレート7
部分の構成を示しており、モータ1の回転軸部分
に設けられたウオームギヤ11に噛合して回転す
るウオームホイル12にコンタクトプレート7が
一体に取り付けられている。そのコンタクトプレ
ート7には切欠部13が形成されており、コンタ
クトプレート7の半回転ごとにその切欠部13の
作用によつて中立側のコンタクト接点10とUP
側のコンタクト接点8またはDOWN側のコンタ
クト接点9との接続切換えが交互に行なわれるよ
うになつている。
従来、このようなリトラクタブルヘツドライト
駆動制御装置にあつて、第4図に示すようにモー
タ1の回転軸にノブ14を設け、コンタクトプレ
ート7によるコンタクト接点8,9への通電切換
えが行なわれることがないように、そのノブ14
の操作によりモータ軸を通電時とは逆方向に回動
させて手動でランプユニツト5の格納、露出を行
なわせることができるようにしているが、電源投
入状態のまま誤まつてノブ14を指定とは逆の方
向に回してしまうと不意にモータ1が駆動されて
しまうことがあつた。
すなわち、例えばランプユニツト5が格納され
ている第5図の回路状態にあつてノブ14の手動
操作によりランプユニツト5を露出させようとす
る際、ノブ14を指定方向に回したときにはコン
タクトプレート7が通電時とは逆の方向(図中点
線矢印で示す方向)に回動し、それによりコンタ
クトプレート7の切欠部13のA側がDOWN側
のコンタクト接点9と接触することになるが、そ
のときリトラクタブルヘツドライト駆動制御装置
がたまたま正常に動作してモータ1が駆動された
としてもその場合にはコンタクトプレート7が図
中矢印方向に回動するために、コンタクト接点9
が瞬時にしてコンタクトプレート7から離されて
モータ1への通電がしや断される。したがつてこ
の場合、ノブ14はそれを操作してもすぐ元の位
置に戻されることになる。
しかしその際ノブ14を指定とは逆の方向に回
してしまつたとき、コンタクトプレート7が図中
矢印で示す通電方向に回動してその切欠部13の
B側がコンタクト接点9と接触してモータ1が駆
動されてしまうと、この場合にはコンタクトプレ
ート7が1回転してその切欠部13においてコン
タクト接点9が離脱するまでモータ1への通電が
継続して行なわれ、その間ランプユニツト5が一
度露出したのち再び格納されるという1サイクル
分の動作が不意に行なわれてしまうことになる。
したがつて従来ではリトラクタブルヘツドライ
ト駆動制御装置の故障時などに手動操作によつて
ランプユニツト5の格納または露出を行なわせる
際には、操作ノブ14を指定とは逆の方向に回し
たときに不意にモータ1が駆動されることがない
ように、バツテリの一端子またはヒユージブルリ
ンクを外してシステムへの電源供給を断つてから
ノブ14の操作を行なう必要がある。
目 的 本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
手動操作によつてランプユニツトの格納または露
出を行なわせる際、システムへの電源供給を断つ
ことなく、モータが不意に通電されて駆動される
ようなことを安全に防止することができるように
したリトラクタブルヘツドライト駆動制御装置を
提供するものである。
構 成 本考案はその目的達成のため、一方向回転のモ
ータを駆動源としたリトラクタ駆動機構部と、そ
のモータと連動して回転するコンタクトプレート
とUPおよびDOWN側の各コンタクト接点との接
触状態とに応じてモータの通電制御を行なわせる
リトラクタ制御部とからなるリトラクタブルヘツ
ドライト駆動制御装置にあつて、故障時などにノ
ブ操作によつてリトラクタ駆動用モータの回転軸
を強制的に回してランプユニツトの格納または露
出を行なわせる際、ノブを指定された方向すなわ
ちモータの通電時における回転軸の回転とは逆の
方向に回したときのみその駆動力をモータの回転
軸に伝えるワンウエイクラツチ手段を設けるよう
にしたものである。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に
ついて詳述する。
本考案は、第4図に示すリトラクタ駆動機構部
と第5図に示すリトラクタ制御部とを有するリト
ラクタブルヘツドライト駆動制御装置にあつて、
第1図に示すように、リトラクタ駆動用モータ1
の回転軸を回す操作ノブ14′自体に、そのノブ
14′を指定された方向以外に回すことができな
いワンウエイクラツチ機構を一体的に組み込むよ
うにしている。すなわちそのワンウエイクラツチ
機構が組み込まれたノブ14′としては、一辺が
なだらかに傾斜し他辺が垂直に立上がる複数の山
形からなる噛合部15からなる付合せ部分によつ
て2分割された各部分16,17からなつてい
る。
またそのノブ14′は、第2図に示すように、
その下側の部分16がモータ1の回転軸18部分
に取り付けられているとともに、その上側の部分
17が下側の部分16に対してスプリング19が
装架された軸20を介して取り付けられている。
なお、上側の部分17はスプリング19により常
時下側の部分16に押し付けられているととも
に、そのスプリング19に抗して上側の部分17
を上方に引き上げることができるようになつてい
る。その上側部分17の上方への引上げ量は、噛
合部15の山形をのり越えるのに充分なように設
定されている。
しかしてこのようにワンウエイクラツチ機構が
一体的に組み込まれた操作ノブ14′では、第1
図中矢印で示す指定方向すなわち前述したモータ
1の通電時とは逆の方向に上側部分17の操作部
が回されたときには噛合部15が引つ掛つてその
駆動力が下側部分16に伝えられてモータ1の回
転軸が回転され、その指定方向とは逆の方向すな
わち噛合部15における山形のなだらかに傾斜す
る方へ上側部分17を回すとそれが空回りして駆
動力が下側部分16に伝えられなくなる。
したがつて、このようなワンウエイクラツチ機
構が一体に組み込まれた操作ノブ14′を使用す
れば、リトラクタブルヘツドライト駆動制御装置
の故障時などにノブ14′による手動操作によつ
てランプユニツトの格納または露出を行なわせる
際、前述したようにリトラクタ制御部においてモ
ータ1の回転軸と連動したコンタクトプレート7
がUP側のコンタクト接点8またはDOWN側のコ
ンタクト接点9と接触してモータ1が不意に1サ
イクル分駆動されるような方向にモータ1の回転
軸を回すことができなくなり、常に指定された方
向にのみ操作ノブ14′を回してリトラクタ機構
部の手動操作を行なわせることができるようにな
る。
またこのようなワンウエイクラツチ機構を操作
ノブ14′に一体的に組み込む以外に、第3図に
示すように、操作ノブ14とモータ1との間の回
転軸部分、モータ1とウオームギヤ11との間
における回転軸部分、またはウオームギヤ11
の先の回転軸部分にそれぞれ同様なワンウエイ
クラツチ機構を直接設けるようにしてもよいこと
はいうまでもない。
なお別案として、手動操作時にはリトラクタ制
御部において、モータ1の回転軸の回転方向の如
何にかかわらず、いかなる場合にあつてもUP側
のコンタクト接点8またはDOWN側のコンタク
ト接点9に電圧がかからないような制御手段をと
つてモータ1が通電により駆動されることがない
ようにすることが考えられるが、その場合にはリ
トラクタ制御部の回路構成が複雑になり、信頼性
が低下したりするものになつてしまう。この点本
考案によるものでは、簡単なワンウエイクラツチ
機構を設けるだけで、手動操作時におけるモータ
1の通電による不意な駆動を完全に防止させるこ
とができるようになる。
効 果 以上、本考案によるリトラクタブルヘツドライ
ト駆動制御装置にあつては、操作ノブによりリト
ラクタ駆動用モータの回転軸を回してランプユニ
ツトの格納または露出を手動で行なわせる際、そ
の操作ノブによるモータ回転軸の回転方向をワン
ウエイクラツチにより規制してモータが不意に通
電されて駆動されるようなことを完全に防止する
ことができるという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す操作ノブおよ
びリトラクタ駆動用モータ部分の構造を示す正面
図、第2図は同実施例における操作ノブの正断面
図、第3図はリトラクタモータの回転軸における
ワンウエイクラツチ機構の取付可能部分を示す
図、第4図はリトラクタ駆動機構部の一構成例を
示す斜視図、第5図はリトラクタ制御部の一構成
例を示す電気的結線図、第6図はリトラクタ駆動
用モータおよびコンタクトプレート部分の一構成
例を示す正面図である。 1……リトラクタ駆動用モータ、5……ランプ
ユニツト、7……コンタクトプレート、8……
UP側コンタクト接点、9……DOWN側コンタク
ト接点、11……ウオームギヤ、12……ウオー
ムホイル、14,14′……操作ノブ、15……
ワンウエイクラツチ機構の噛合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向回転のモータを駆動源としたリトラクタ
    駆動機構部と、そのモータと連動して回転するコ
    ンタクトプレートとUPおよびDOWN側の各コン
    タクト接点との接触状態とに応じてモータの通電
    制御を行なわせるリトラクタ制御部とからなるも
    のにおいて、モータの回転軸を手動によつて回す
    ことができるノブを設けるとともに、そのノブを
    モータの通電時における回転軸の回転とは逆の方
    向に回したときのみその駆動力をモータの回転軸
    に伝えるワンウエイクラツチ手段を設けるように
    したことを特徴とするリトラクタブルヘツドライ
    ト駆動制御装置。
JP2495885U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH0139236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2495885U JPH0139236Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JP2495885U JPH0139236Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JPS61139837U JPS61139837U (ja) 1986-08-29
JPH0139236Y2 true JPH0139236Y2 (ja) 1989-11-24

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ID=30519595

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2495885U Expired JPH0139236Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JPS61139837U (ja) 1986-08-29

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