JPH05325771A - 回路遮断器の電動操作装置 - Google Patents
回路遮断器の電動操作装置Info
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- JPH05325771A JPH05325771A JP12724592A JP12724592A JPH05325771A JP H05325771 A JPH05325771 A JP H05325771A JP 12724592 A JP12724592 A JP 12724592A JP 12724592 A JP12724592 A JP 12724592A JP H05325771 A JPH05325771 A JP H05325771A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】操作部をハンドルに着脱する際の操作性を良好
にでき機械的信頼性を高く維持することができる回路遮
断器の電動操作装置を提供する。 【構成】ハンドル8を押動する操作部11を有し操作部
11を駆動する駆動部12を有する駆動手段2と、駆動
部12を作動するオン信号出力手段31およびオフ信号
出力手段32と、操作部11が停止するオン位置検出ス
イッチ5およびオフ位置検出スイッチ6と、トリップ動
作を警報する警報スイッチ9に連動してオフ信号出力手
段32のリセットを規制するリセット規制信号出力手段
57と、リセット位置検出スイッチ7と、このリセット
位置検出スイッチ7に連動して駆動部12を反転しオフ
位置検出スイッチ6の動作により停止する反転動作出力
手段60とを備えている。
にでき機械的信頼性を高く維持することができる回路遮
断器の電動操作装置を提供する。 【構成】ハンドル8を押動する操作部11を有し操作部
11を駆動する駆動部12を有する駆動手段2と、駆動
部12を作動するオン信号出力手段31およびオフ信号
出力手段32と、操作部11が停止するオン位置検出ス
イッチ5およびオフ位置検出スイッチ6と、トリップ動
作を警報する警報スイッチ9に連動してオフ信号出力手
段32のリセットを規制するリセット規制信号出力手段
57と、リセット位置検出スイッチ7と、このリセット
位置検出スイッチ7に連動して駆動部12を反転しオフ
位置検出スイッチ6の動作により停止する反転動作出力
手段60とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路遮断器のハンド
ルを遠隔で操作する回路遮断器の電動操作装置に関する
ものである。
ルを遠隔で操作する回路遮断器の電動操作装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この回路遮断器の電動操作装置は、モー
タ等の駆動部の動力により回路遮断器のハンドルを操作
するものである。図6に提案例を示す。すなわち、この
回路遮断器の電動操作装置は、リセット操作が可能なハ
ンドル8を有するとともにトリップ動作に連動する警報
スイッチ9を有する回路遮断器1の電動操作装置であっ
て、ハンドル8を押動する操作部11を有するとともに
操作部11を駆動する駆動部12を有する駆動手段2
と、ハンドル8をオン位置に操作するオン位置用信号を
駆動部12に出力する遠隔オンスイッチ3を有するオン
信号出力手段31と、ハンドル8をオン位置に押動した
操作部11を検出してオン信号出力手段31をリセット
するオン位置検出スイッチ5と、ハンドル8をオフ位置
に操作するオフ位置用信号を駆動部2に出力する遠隔オ
フスイッチ4を有するオフ信号出力手段32と、ハンド
ル8をオフ位置に押動した操作部11を検出してオフ信
号出力手段32をリセットするオフ位置検出スイッチ6
と、ハンドル8をオン位置からオフ位置を越えたリセッ
ト位置に押動した操作部11を検出してオフ信号出力手
段32をリセットするリセット位置検出スイッチ7とを
備え、警報スイッチ9の動作によりオフ位置検出スイッ
チ6とリセット位置検出スイッチ7とを切り換えるよう
にしている。33は電源である。
タ等の駆動部の動力により回路遮断器のハンドルを操作
するものである。図6に提案例を示す。すなわち、この
回路遮断器の電動操作装置は、リセット操作が可能なハ
ンドル8を有するとともにトリップ動作に連動する警報
スイッチ9を有する回路遮断器1の電動操作装置であっ
て、ハンドル8を押動する操作部11を有するとともに
操作部11を駆動する駆動部12を有する駆動手段2
と、ハンドル8をオン位置に操作するオン位置用信号を
駆動部12に出力する遠隔オンスイッチ3を有するオン
信号出力手段31と、ハンドル8をオン位置に押動した
操作部11を検出してオン信号出力手段31をリセット
するオン位置検出スイッチ5と、ハンドル8をオフ位置
に操作するオフ位置用信号を駆動部2に出力する遠隔オ
フスイッチ4を有するオフ信号出力手段32と、ハンド
ル8をオフ位置に押動した操作部11を検出してオフ信
号出力手段32をリセットするオフ位置検出スイッチ6
と、ハンドル8をオン位置からオフ位置を越えたリセッ
ト位置に押動した操作部11を検出してオフ信号出力手
段32をリセットするリセット位置検出スイッチ7とを
備え、警報スイッチ9の動作によりオフ位置検出スイッ
チ6とリセット位置検出スイッチ7とを切り換えるよう
にしている。33は電源である。
【0003】したがって、リセット位置検出スイッチ7
によって回路遮断器1のトリップ時には操作部11がハ
ンドル8をリセット位置まで移動させて停止した状態と
なる。
によって回路遮断器1のトリップ時には操作部11がハ
ンドル8をリセット位置まで移動させて停止した状態と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この回路遮
断器のハンドル8のリセット位置はラッチリンクをトリ
ップリンクにラッチさせるための負荷がかかっている。
このため、ハンドル8のリセット位置で電動操作装置の
操作部11を着脱することが困難で、着脱時の操作性が
悪く、電動操作装置の機械的信頼性を損なうとともに、
電動操作装置の機構寿命にも悪影響を与えるおそれがあ
った。
断器のハンドル8のリセット位置はラッチリンクをトリ
ップリンクにラッチさせるための負荷がかかっている。
このため、ハンドル8のリセット位置で電動操作装置の
操作部11を着脱することが困難で、着脱時の操作性が
悪く、電動操作装置の機械的信頼性を損なうとともに、
電動操作装置の機構寿命にも悪影響を与えるおそれがあ
った。
【0005】したがって、この発明の目的は、操作部を
ハンドルに着脱する際の操作性を良好にでき機械的信頼
性を高く維持することができる回路遮断器の電動操作装
置を提供することである。
ハンドルに着脱する際の操作性を良好にでき機械的信頼
性を高く維持することができる回路遮断器の電動操作装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の回路遮断器の
電動操作装置は、リセット操作が可能なハンドルを有す
るとともにトリップ動作に連動する警報スイッチを有す
る回路遮断器の電動操作装置であって、前記ハンドルを
押動する操作部を有するとともに前記操作部を駆動する
駆動部を有する駆動手段と、前記ハンドルをオン位置に
操作するオン位置用信号を前記駆動部に出力する遠隔オ
ンスイッチを有するオン信号出力手段と、前記ハンドル
を前記オン位置に押動した前記操作部を検出して前記オ
ン信号出力手段をリセットするオン位置検出スイッチ
と、前記ハンドルをオフ位置に操作するオフ位置用信号
を前記駆動部に出力する遠隔オフスイッチを有するオフ
信号出力手段と、前記ハンドルを前記オフ位置に押動し
た前記操作部を検出して前記オフ信号出力手段をリセッ
トするオフ位置検出スイッチと、前記警報スイッチの警
報信号を入力して前記オフ信号出力手段のリセットを規
制するリセット規制信号出力手段と、前記オフ位置検出
スイッチを押したまま前記ハンドルの前記オフ位置を越
えてリセット位置に移動した前記操作部を検出して前記
リセット規制信号出力手段の規制を解除するリセット位
置検出スイッチと、このリセット位置検出スイッチの動
作信号を入力して前記ハンドルを前記オン位置の方向に
移動させる信号を前記駆動部に出力するとともに前記操
作部による前記オフ位置検出スイッチから離れる際の動
作によりリセットする反転動作出力手段とを備えたもの
である。
電動操作装置は、リセット操作が可能なハンドルを有す
るとともにトリップ動作に連動する警報スイッチを有す
る回路遮断器の電動操作装置であって、前記ハンドルを
押動する操作部を有するとともに前記操作部を駆動する
駆動部を有する駆動手段と、前記ハンドルをオン位置に
操作するオン位置用信号を前記駆動部に出力する遠隔オ
ンスイッチを有するオン信号出力手段と、前記ハンドル
を前記オン位置に押動した前記操作部を検出して前記オ
ン信号出力手段をリセットするオン位置検出スイッチ
と、前記ハンドルをオフ位置に操作するオフ位置用信号
を前記駆動部に出力する遠隔オフスイッチを有するオフ
信号出力手段と、前記ハンドルを前記オフ位置に押動し
た前記操作部を検出して前記オフ信号出力手段をリセッ
トするオフ位置検出スイッチと、前記警報スイッチの警
報信号を入力して前記オフ信号出力手段のリセットを規
制するリセット規制信号出力手段と、前記オフ位置検出
スイッチを押したまま前記ハンドルの前記オフ位置を越
えてリセット位置に移動した前記操作部を検出して前記
リセット規制信号出力手段の規制を解除するリセット位
置検出スイッチと、このリセット位置検出スイッチの動
作信号を入力して前記ハンドルを前記オン位置の方向に
移動させる信号を前記駆動部に出力するとともに前記操
作部による前記オフ位置検出スイッチから離れる際の動
作によりリセットする反転動作出力手段とを備えたもの
である。
【0007】請求項2の回路遮断器の電動操作装置は、
請求項1において、前記リセット位置検出スイッチが動
作して一定時間経過した後前記反転動作出力手段を動作
させるタイマ手段を有するものである。
請求項1において、前記リセット位置検出スイッチが動
作して一定時間経過した後前記反転動作出力手段を動作
させるタイマ手段を有するものである。
【0008】
【作用】請求項1の回路遮断器の電動操作装置によれ
ば、遠隔オンスイッチを操作するとオン信号出力手段に
よりオン位置用信号を駆動部に出力し、駆動部が動作し
て操作部がハンドルをオン位置に押し、オン位置検出ス
イッチが検出動作するとオン信号出力手段がリセットさ
れて駆動部が停止し、これによりハンドルが遠隔でオン
操作されたこととなる。また遠隔オフスイッチを操作す
るとオフ信号出力手段によりオフ位置用信号が駆動部に
出力し、駆動部が動作して操作部がハンドルをオフ位置
に押し、オフ位置検出スイッチが検出動作するとオフ信
号出力手段がリセットされて駆動部が停止し、これによ
りハンドルが遠隔でオフ操作されたこととなる。さらに
ハンドルのオン状態で回路遮断器がトリップ動作する
と、これに連動して警報スイッチが動作するのでリセッ
ト規制信号出力手段が出力信号を出力してオフ信号出力
手段のリセットを規制する。したがって、回路遮断器の
トリップ後にハンドルのリセットのため遠隔オフスイッ
チを操作すると、オフ信号出力手段のオフ位置用信号に
より駆動部が動作してハンドルがオフ位置の方向に移動
し、このとき操作部がオフ位置検出スイッチを押したま
まオフ位置を越えて操作部がリセット位置検出スイッチ
を押す。リセット位置検出スイッチの検出動作によりリ
セット規制信号出力手段がリセットされオフ信号出力手
段がリセット可能となるが、オフ位置検出スイッチは押
されたままであるのでオフ位置出力手段はリセットし、
駆動部が停止する。一方、リセット位置検出スイッチの
動作により反転動作出力手段が信号を出力して駆動部を
動作させ、これによりハンドルがオン位置の方向に移動
し、操作部がオフ位置検出スイッチから離れることによ
り前記反転動作出力手段がリセットされ駆動部が停止
し、これによりトリップ時にハンドルがリセット位置か
らオフ位置に停止することとなる。
ば、遠隔オンスイッチを操作するとオン信号出力手段に
よりオン位置用信号を駆動部に出力し、駆動部が動作し
て操作部がハンドルをオン位置に押し、オン位置検出ス
イッチが検出動作するとオン信号出力手段がリセットさ
れて駆動部が停止し、これによりハンドルが遠隔でオン
操作されたこととなる。また遠隔オフスイッチを操作す
るとオフ信号出力手段によりオフ位置用信号が駆動部に
出力し、駆動部が動作して操作部がハンドルをオフ位置
に押し、オフ位置検出スイッチが検出動作するとオフ信
号出力手段がリセットされて駆動部が停止し、これによ
りハンドルが遠隔でオフ操作されたこととなる。さらに
ハンドルのオン状態で回路遮断器がトリップ動作する
と、これに連動して警報スイッチが動作するのでリセッ
ト規制信号出力手段が出力信号を出力してオフ信号出力
手段のリセットを規制する。したがって、回路遮断器の
トリップ後にハンドルのリセットのため遠隔オフスイッ
チを操作すると、オフ信号出力手段のオフ位置用信号に
より駆動部が動作してハンドルがオフ位置の方向に移動
し、このとき操作部がオフ位置検出スイッチを押したま
まオフ位置を越えて操作部がリセット位置検出スイッチ
を押す。リセット位置検出スイッチの検出動作によりリ
セット規制信号出力手段がリセットされオフ信号出力手
段がリセット可能となるが、オフ位置検出スイッチは押
されたままであるのでオフ位置出力手段はリセットし、
駆動部が停止する。一方、リセット位置検出スイッチの
動作により反転動作出力手段が信号を出力して駆動部を
動作させ、これによりハンドルがオン位置の方向に移動
し、操作部がオフ位置検出スイッチから離れることによ
り前記反転動作出力手段がリセットされ駆動部が停止
し、これによりトリップ時にハンドルがリセット位置か
らオフ位置に停止することとなる。
【0009】このように、回路遮断器のトリップ時にオ
フ位置検出スイッチの操作によりハンドルがオフ位置を
越えてリセット位置から反転しオフ位置に停止するた
め、操作部をハンドルに着脱するのはオン位置またはオ
フ位置のみとなりいずれも安定しているので、操作性を
良好にでき機械的信頼性を高く維持することができる。
請求項2の回路遮断器の電動操作装置によれば、請求項
1において、前記リセット位置検出スイッチが動作して
一定時間経過した後前記反転動作出力部を動作させるタ
イマ手段を有するため、急峻な反転による駆動部の電圧
降下を防止し、駆動部の誤動作を防止することができる
ので、電動操作装置の信頼性を向上することができる。
フ位置検出スイッチの操作によりハンドルがオフ位置を
越えてリセット位置から反転しオフ位置に停止するた
め、操作部をハンドルに着脱するのはオン位置またはオ
フ位置のみとなりいずれも安定しているので、操作性を
良好にでき機械的信頼性を高く維持することができる。
請求項2の回路遮断器の電動操作装置によれば、請求項
1において、前記リセット位置検出スイッチが動作して
一定時間経過した後前記反転動作出力部を動作させるタ
イマ手段を有するため、急峻な反転による駆動部の電圧
降下を防止し、駆動部の誤動作を防止することができる
ので、電動操作装置の信頼性を向上することができる。
【0010】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図4に
より説明する。すなわち、この回路遮断器の電動操作装
置は、回路遮断器1と、駆動手段2と、駆動手段2を制
御する制御部品とを有する。回路遮断器1は、リセット
操作が可能なハンドル8を有するとともにトリップ動作
に連動する警報スイッチ9を有する。一般に回路遮断器
1は図2に示すように上面にハンドル8の一部を突出
し、ハンドル8の操作方向の両端部に端子10を有す
る。また機構部は図示しないが一般的に異常電流検出部
と、異常電流検出部に応動するトリップリンクと、トリ
ップリンクにラッチされるラッチリンクと、ラッチリン
クに支持された状態でハンドル8のオン,オフの動作に
より開閉しラッチリンクの釈放によりトリップ開極する
可動接触子とを有し、ハンドル8のリセット位置はオフ
位置よりもオン位置と反対側でハンドル8の回動が規制
される位置にあり、このリセット位置にハンドル8を操
作することにより、釈放されているラッチリンクを既に
復帰しているトリップリンクにラッチさせることが可能
となる。
より説明する。すなわち、この回路遮断器の電動操作装
置は、回路遮断器1と、駆動手段2と、駆動手段2を制
御する制御部品とを有する。回路遮断器1は、リセット
操作が可能なハンドル8を有するとともにトリップ動作
に連動する警報スイッチ9を有する。一般に回路遮断器
1は図2に示すように上面にハンドル8の一部を突出
し、ハンドル8の操作方向の両端部に端子10を有す
る。また機構部は図示しないが一般的に異常電流検出部
と、異常電流検出部に応動するトリップリンクと、トリ
ップリンクにラッチされるラッチリンクと、ラッチリン
クに支持された状態でハンドル8のオン,オフの動作に
より開閉しラッチリンクの釈放によりトリップ開極する
可動接触子とを有し、ハンドル8のリセット位置はオフ
位置よりもオン位置と反対側でハンドル8の回動が規制
される位置にあり、このリセット位置にハンドル8を操
作することにより、釈放されているラッチリンクを既に
復帰しているトリップリンクにラッチさせることが可能
となる。
【0011】駆動手段2は、ハンドル8を押動する操作
部11を有するとともに操作部11を駆動する駆動部1
2を有する。実施例の駆動手段2の本体16は図2のよ
うに回路遮断器1の操作方向と直交する方向の側部に設
けられ、図4のようにベース13とカバー14をピン1
7により結合してなり、接続手段(図示せず)により回
路遮断器1に一体に接続されている。
部11を有するとともに操作部11を駆動する駆動部1
2を有する。実施例の駆動手段2の本体16は図2のよ
うに回路遮断器1の操作方向と直交する方向の側部に設
けられ、図4のようにベース13とカバー14をピン1
7により結合してなり、接続手段(図示せず)により回
路遮断器1に一体に接続されている。
【0012】駆動部12は、遠隔信号により動作するモ
ータ18と、モータ18を制御する図1の制御回路29
と、操作部11の操作方向に配設されモータ18に連動
して操作部11を直線運動させるねじ軸15と、このね
じ軸15に平行で操作部11を摺動自在に支持するガイ
ド軸19とを有する。モータ18は正逆回転用であり、
ベース13の一端側に固定されて、ハンドル8の突出方
向に回転軸20の軸方向を向けている。またモータ18
の側部に基台21が立設され基台21にねじ軸15が回
転自在に支持され、かつガイド軸19が支持されてい
る。そして回転軸20にかさ歯車22が連結され、かさ
歯車22にかさ歯車23が噛み合い、かさ歯車23にね
じ軸15の一端が連結されている。
ータ18と、モータ18を制御する図1の制御回路29
と、操作部11の操作方向に配設されモータ18に連動
して操作部11を直線運動させるねじ軸15と、このね
じ軸15に平行で操作部11を摺動自在に支持するガイ
ド軸19とを有する。モータ18は正逆回転用であり、
ベース13の一端側に固定されて、ハンドル8の突出方
向に回転軸20の軸方向を向けている。またモータ18
の側部に基台21が立設され基台21にねじ軸15が回
転自在に支持され、かつガイド軸19が支持されてい
る。そして回転軸20にかさ歯車22が連結され、かさ
歯車22にかさ歯車23が噛み合い、かさ歯車23にね
じ軸15の一端が連結されている。
【0013】操作部11はねじ軸15に螺合する従動体
24と、従動体24と一体になりガイド軸15に摺動自
在に支持される移動体25と、移動体25の上面の中央
のガイド用凹部26に基端部が摺動自在に支持される動
作部材27からなり、動作部材27の先端部に図2のよ
うにハンドル8に係脱自在に係合する切欠部28が設け
られている。すなわち動作部材27を移動体25に対し
て摺動することにより、動作部材27の切欠部28がハ
ンドル8に対して係脱し、離脱状態でハンドル8を直接
手動操作することができる。
24と、従動体24と一体になりガイド軸15に摺動自
在に支持される移動体25と、移動体25の上面の中央
のガイド用凹部26に基端部が摺動自在に支持される動
作部材27からなり、動作部材27の先端部に図2のよ
うにハンドル8に係脱自在に係合する切欠部28が設け
られている。すなわち動作部材27を移動体25に対し
て摺動することにより、動作部材27の切欠部28がハ
ンドル8に対して係脱し、離脱状態でハンドル8を直接
手動操作することができる。
【0014】制御回路29は、モータ18を正逆回転さ
せるためのトランジスタTr1〜Tr4からなるトラン
ジスタブリッジにより構成され、入力端子39,40を
電源33に接続し、出力端子をモータ18に接続してい
る。オン信号出力手段31は、ハンドル8をオン位置に
操作するオン位置用信号を駆動部12に出力する遠隔オ
ンスイッチ3を有する。実施例ではトランジスタTr
1,Tr3を駆動する信号を供給するナンド回路からな
る正転用の信号ラッチ回路である。そして出力端がノア
回路54を介して制御回路29のトランジスタTr1,
Tr3の各ベースに接続されている。50はセット入力
部、51はオン位置検出スイッチ5の動作信号を受けて
オン信号出力手段31をリセットするためのリセット入
力部である。したがって、オン信号出力手段31の出力
信号によりトランジスタTr1,Tr3がオンとなり、
モータ18を正転させる方向に電流が流れ、モータ18
が正転する。こうして、モータ18の正転によりねじ軸
15が一方向に回転し、操作部11がハンドル8をオフ
位置からオン位置へ押動する。また遠隔オンスイッチ3
は、オン信号出力手段31の入力部50に接続された入
力端子34に一端が接続され、他端が共通端子36に接
続され、共通端子36は入力端子39に接続されてい
る。
せるためのトランジスタTr1〜Tr4からなるトラン
ジスタブリッジにより構成され、入力端子39,40を
電源33に接続し、出力端子をモータ18に接続してい
る。オン信号出力手段31は、ハンドル8をオン位置に
操作するオン位置用信号を駆動部12に出力する遠隔オ
ンスイッチ3を有する。実施例ではトランジスタTr
1,Tr3を駆動する信号を供給するナンド回路からな
る正転用の信号ラッチ回路である。そして出力端がノア
回路54を介して制御回路29のトランジスタTr1,
Tr3の各ベースに接続されている。50はセット入力
部、51はオン位置検出スイッチ5の動作信号を受けて
オン信号出力手段31をリセットするためのリセット入
力部である。したがって、オン信号出力手段31の出力
信号によりトランジスタTr1,Tr3がオンとなり、
モータ18を正転させる方向に電流が流れ、モータ18
が正転する。こうして、モータ18の正転によりねじ軸
15が一方向に回転し、操作部11がハンドル8をオフ
位置からオン位置へ押動する。また遠隔オンスイッチ3
は、オン信号出力手段31の入力部50に接続された入
力端子34に一端が接続され、他端が共通端子36に接
続され、共通端子36は入力端子39に接続されてい
る。
【0015】オン位置検出スイッチ5は、ハンドル8を
オン位置に押動した操作部11を検出してオン信号出力
手段31をリセットするものであり、ベース13内の移
動体25の操作片37に対向する所定の位置に配設さ
れ、入力端子39に一端が接続され他端がオン信号出力
手段31のリセット入力部51に接続されている。オン
位置検出スイッチ5がオンとなるとリセット信号がリセ
ット入力部51に入力し、オン信号出力手段31がリセ
ットされ、出力信号の出力を停止し、制御回路29のト
ランジスタTr1,Tr3はオフとなり、モータ18へ
の給電が停止する。その結果、操作部11が停止し、ハ
ンドル8がオン位置に停止することとなる。
オン位置に押動した操作部11を検出してオン信号出力
手段31をリセットするものであり、ベース13内の移
動体25の操作片37に対向する所定の位置に配設さ
れ、入力端子39に一端が接続され他端がオン信号出力
手段31のリセット入力部51に接続されている。オン
位置検出スイッチ5がオンとなるとリセット信号がリセ
ット入力部51に入力し、オン信号出力手段31がリセ
ットされ、出力信号の出力を停止し、制御回路29のト
ランジスタTr1,Tr3はオフとなり、モータ18へ
の給電が停止する。その結果、操作部11が停止し、ハ
ンドル8がオン位置に停止することとなる。
【0016】オフ信号出力手段32は、ハンドル8をオ
フ位置に操作するオフ位置用信号を駆動部12に出力す
る遠隔オフスイッチ4を有する。実施例ではトランジス
タTr2,Tr4を駆動する信号を供給するナンド回路
からなる逆転用の信号ラッチ回路である。そして出力端
がインバータ55を介して制御回路29のトランジスタ
Tr2,Tr4の各ベースに接続されている。52はセ
ット入力部、53はオフ位置検出スイッチ6の信号を受
けてリセットするためのリセット入力部でありオア回路
56の出力端を接続している。したがって、オフ信号出
力手段32の出力信号によりトランジスタTr2,Tr
4がオンとなり、モータ18を逆転させる方向に電流が
流れ、モータ18が逆転する。またモータ18の逆転に
よりねじ軸15が反対方向に回転し、操作部11がハン
ドル8をオン位置からオフ位置へ押動する。遠隔オフス
イッチ4はオフ信号出力手段32の入力部52に接続さ
れた入力端子35に一端が接続され、他端が共通端子3
6に接続されている。
フ位置に操作するオフ位置用信号を駆動部12に出力す
る遠隔オフスイッチ4を有する。実施例ではトランジス
タTr2,Tr4を駆動する信号を供給するナンド回路
からなる逆転用の信号ラッチ回路である。そして出力端
がインバータ55を介して制御回路29のトランジスタ
Tr2,Tr4の各ベースに接続されている。52はセ
ット入力部、53はオフ位置検出スイッチ6の信号を受
けてリセットするためのリセット入力部でありオア回路
56の出力端を接続している。したがって、オフ信号出
力手段32の出力信号によりトランジスタTr2,Tr
4がオンとなり、モータ18を逆転させる方向に電流が
流れ、モータ18が逆転する。またモータ18の逆転に
よりねじ軸15が反対方向に回転し、操作部11がハン
ドル8をオン位置からオフ位置へ押動する。遠隔オフス
イッチ4はオフ信号出力手段32の入力部52に接続さ
れた入力端子35に一端が接続され、他端が共通端子3
6に接続されている。
【0017】オフ位置検出スイッチ6は、ハンドル8を
オフ位置に押動した操作部11を検出してオフ信号出力
手段32をリセットするものであり、移動体25に設け
られた操作片38に対向してベース13内の基台21の
所定位置に設置されている。そして、入力端子39に一
端が接続され他端がオフ信号出力手段32のリセット入
力部53のオア回路56の入力端の一方に接続されてい
る。オフ位置検出スイッチ6がオンとなると動作信号が
オア回路56を通してリセット入力部53に入力し、オ
フ信号出力手段32がリセットされ、その出力信号の出
力を停止するので、制御回路29のトランジスタTr
2,Tr4はオフとなり、モータ18への給電が停止す
る。その結果、操作部11が停止し、ハンドル8がオフ
位置に停止することとなる。
オフ位置に押動した操作部11を検出してオフ信号出力
手段32をリセットするものであり、移動体25に設け
られた操作片38に対向してベース13内の基台21の
所定位置に設置されている。そして、入力端子39に一
端が接続され他端がオフ信号出力手段32のリセット入
力部53のオア回路56の入力端の一方に接続されてい
る。オフ位置検出スイッチ6がオンとなると動作信号が
オア回路56を通してリセット入力部53に入力し、オ
フ信号出力手段32がリセットされ、その出力信号の出
力を停止するので、制御回路29のトランジスタTr
2,Tr4はオフとなり、モータ18への給電が停止す
る。その結果、操作部11が停止し、ハンドル8がオフ
位置に停止することとなる。
【0018】リセット規制信号出力手段57は、警報ス
イッチ9の警報信号を入力してオフ信号出力手段32の
リセットを規制するものであり、ナンド回路からなるラ
ッチ回路により構成している。すなわち、その出力端は
オア回路56の入力端の他方に接続され、リセット規制
信号出力手段57の動作によってオフ信号出力手段32
のリセット入力端53がオフ位置検出スイッチ6のオフ
状態と同じになるよにしている。またセット入力端は警
報スイッチ9に接続され、警報スイッチ9は入力端子3
9に接続されている。
イッチ9の警報信号を入力してオフ信号出力手段32の
リセットを規制するものであり、ナンド回路からなるラ
ッチ回路により構成している。すなわち、その出力端は
オア回路56の入力端の他方に接続され、リセット規制
信号出力手段57の動作によってオフ信号出力手段32
のリセット入力端53がオフ位置検出スイッチ6のオフ
状態と同じになるよにしている。またセット入力端は警
報スイッチ9に接続され、警報スイッチ9は入力端子3
9に接続されている。
【0019】リセット位置検出スイッチ7は、オフ位置
検出スイッチ6を押したままハンドル8のオフ位置を越
えてリセット位置に移動した操作部11を検出してリセ
ット規制信号出力手段57をリセットし規制を解除する
ものであり、移動体25に設けられた操作片49に対向
してベース13内の基台21に設置されている。すなわ
ち、リセット位置検出スイッチ7の一端がリセット入力
部59に接続され、他端が入力端子39に接続されてい
る。リセット規制信号出力手段57のリセットによりオ
フ信号出力手段32のリセットが可能となるが、オフ位
置検出スイッチ6は操作部11に押されたままであるた
め、ただちにオフ信号出力手段32がリセットされ、こ
のため駆動部12が停止する。
検出スイッチ6を押したままハンドル8のオフ位置を越
えてリセット位置に移動した操作部11を検出してリセ
ット規制信号出力手段57をリセットし規制を解除する
ものであり、移動体25に設けられた操作片49に対向
してベース13内の基台21に設置されている。すなわ
ち、リセット位置検出スイッチ7の一端がリセット入力
部59に接続され、他端が入力端子39に接続されてい
る。リセット規制信号出力手段57のリセットによりオ
フ信号出力手段32のリセットが可能となるが、オフ位
置検出スイッチ6は操作部11に押されたままであるた
め、ただちにオフ信号出力手段32がリセットされ、こ
のため駆動部12が停止する。
【0020】反転動作出力手段60は、リセット位置検
出スイッチ7の動作信号を入力してハンドル8をオン位
置の方向に移動させる信号を駆動部12に出力するとと
もに操作部11によるオフ位置検出スイッチ6の検出動
作の復帰によりリセットする。実施例ではナンド回路に
よるラッチ回路により構成されており、出力端はノア回
路54の入力端の一方に接続されている。またセット入
力端61にリセット位置検出スイッチ7が接続され、リ
セット入力端62を反転インバータ63を介してオフ位
置検出スイッチ6に接続している。したがって、リセッ
ト位置検出スイッチ7の動作により駆動部12がハンド
ル8を反対向きに移動させ、操作部11がオフ位置検出
スイッチ6から離れることにより反転動作出力手段60
がリセットされ駆動部12が停止し、この結果ハンドル
8はオフ位置に停止することとなる。
出スイッチ7の動作信号を入力してハンドル8をオン位
置の方向に移動させる信号を駆動部12に出力するとと
もに操作部11によるオフ位置検出スイッチ6の検出動
作の復帰によりリセットする。実施例ではナンド回路に
よるラッチ回路により構成されており、出力端はノア回
路54の入力端の一方に接続されている。またセット入
力端61にリセット位置検出スイッチ7が接続され、リ
セット入力端62を反転インバータ63を介してオフ位
置検出スイッチ6に接続している。したがって、リセッ
ト位置検出スイッチ7の動作により駆動部12がハンド
ル8を反対向きに移動させ、操作部11がオフ位置検出
スイッチ6から離れることにより反転動作出力手段60
がリセットされ駆動部12が停止し、この結果ハンドル
8はオフ位置に停止することとなる。
【0021】この実施例によれば、遠隔オンスイッチ3
を操作するとオン信号出力手段31によりオン位置用信
号を駆動部12に出力し、駆動部12が動作して操作部
11がハンドル8をオン位置に押し、オン位置検出スイ
ッチ5が検出動作するとオン信号出力手段31がリセッ
トされて駆動部12が停止し、これによりハンドルが遠
隔でオン操作されたこととなる。
を操作するとオン信号出力手段31によりオン位置用信
号を駆動部12に出力し、駆動部12が動作して操作部
11がハンドル8をオン位置に押し、オン位置検出スイ
ッチ5が検出動作するとオン信号出力手段31がリセッ
トされて駆動部12が停止し、これによりハンドルが遠
隔でオン操作されたこととなる。
【0022】また遠隔オフスイッチ4を操作するとオフ
信号出力手段32によりオフ位置用信号が駆動部に出力
し、駆動部12が動作して操作部11がハンドル8をオ
フ位置に押し、オフ位置検出スイッチ6が検出動作する
とオフ信号出力手段32がリセットされて駆動部12が
停止し、これによりハンドル8が遠隔でオフ操作された
こととなる。
信号出力手段32によりオフ位置用信号が駆動部に出力
し、駆動部12が動作して操作部11がハンドル8をオ
フ位置に押し、オフ位置検出スイッチ6が検出動作する
とオフ信号出力手段32がリセットされて駆動部12が
停止し、これによりハンドル8が遠隔でオフ操作された
こととなる。
【0023】さらにハンドル8のオン状態で回路遮断器
1がトリップ動作すると、これに連動して警報スイッチ
9が動作するのでリセット規制信号出力手段57が出力
信号を出力してオフ信号出力手段32のリセットを規制
する。したがって、回路遮断器1のトリップ後にハンド
ル8のリセットのため遠隔オフスイッチ4を操作する
と、オフ信号出力手段32のオフ位置用信号により駆動
部12が動作してハンドル8がオフ位置の方向に移動
し、このとき操作部11がオフ位置検出スイッチ6を押
したままオフ位置を越えて操作部11がリセット位置検
出スイッチ7を押す。リセット位置検出スイッチ7の検
出動作によりリセット規制信号出力手段57がリセット
されオフ信号出力手段32がリセット可能となるが、オ
フ位置検出スイッチ6は押されたままであるのでオフ位
置出力手段32はリセットし、駆動部12が停止する。
一方、リセット位置検出スイッチ7の動作により反転動
作出力手段60が信号を出力して駆動部12を動作さ
せ、これによりハンドル8がオン位置の方向に移動し、
操作部11がオフ位置検出スイッチ6から離れることに
より反転動作出力手段60がリセットされ、駆動部12
が停止し、これによりトリップ時にハンドルがリセット
位置からオフ位置に停止することとなる。
1がトリップ動作すると、これに連動して警報スイッチ
9が動作するのでリセット規制信号出力手段57が出力
信号を出力してオフ信号出力手段32のリセットを規制
する。したがって、回路遮断器1のトリップ後にハンド
ル8のリセットのため遠隔オフスイッチ4を操作する
と、オフ信号出力手段32のオフ位置用信号により駆動
部12が動作してハンドル8がオフ位置の方向に移動
し、このとき操作部11がオフ位置検出スイッチ6を押
したままオフ位置を越えて操作部11がリセット位置検
出スイッチ7を押す。リセット位置検出スイッチ7の検
出動作によりリセット規制信号出力手段57がリセット
されオフ信号出力手段32がリセット可能となるが、オ
フ位置検出スイッチ6は押されたままであるのでオフ位
置出力手段32はリセットし、駆動部12が停止する。
一方、リセット位置検出スイッチ7の動作により反転動
作出力手段60が信号を出力して駆動部12を動作さ
せ、これによりハンドル8がオン位置の方向に移動し、
操作部11がオフ位置検出スイッチ6から離れることに
より反転動作出力手段60がリセットされ、駆動部12
が停止し、これによりトリップ時にハンドルがリセット
位置からオフ位置に停止することとなる。
【0024】このように、回路遮断器1のトリップ時に
オフ位置検出スイッチ6の操作によりハンドル8がオフ
位置を越えてリセット位置から反転しオフ位置に停止す
るため、操作部11をハンドル8に着脱するのはオン位
置またはオフ位置のみとなりいずれも安定しているの
で、操作性を良好にでき機械的信頼性を高く維持するこ
とができる。
オフ位置検出スイッチ6の操作によりハンドル8がオフ
位置を越えてリセット位置から反転しオフ位置に停止す
るため、操作部11をハンドル8に着脱するのはオン位
置またはオフ位置のみとなりいずれも安定しているの
で、操作性を良好にでき機械的信頼性を高く維持するこ
とができる。
【0025】この発明の第2の実施例を図5により説明
する。すなわち、この回路遮断器の電動操作装置は、第
1の実施例において、リセット位置検出スイッチ7をタ
イマ手段64を介して反転動作出力手段60のセット入
力部61に接続し、リセット位置検出スイッチ7が動作
して一定時間経過した後反転動作出力手段60が動作す
るようにしている。
する。すなわち、この回路遮断器の電動操作装置は、第
1の実施例において、リセット位置検出スイッチ7をタ
イマ手段64を介して反転動作出力手段60のセット入
力部61に接続し、リセット位置検出スイッチ7が動作
して一定時間経過した後反転動作出力手段60が動作す
るようにしている。
【0026】この実施例によれば、反転動作出力手段6
0の動作による操作部11およびこれに係合したハンド
ル8の反転動作を、タイマ手段64のブレーキング動作
によって遅延させることにより、急峻な反転による駆動
部12のモータ回路の電圧降下を防止し、駆動部12の
誤動作を防止することができ、これにより電動操作装置
の信頼性を向上することができる。
0の動作による操作部11およびこれに係合したハンド
ル8の反転動作を、タイマ手段64のブレーキング動作
によって遅延させることにより、急峻な反転による駆動
部12のモータ回路の電圧降下を防止し、駆動部12の
誤動作を防止することができ、これにより電動操作装置
の信頼性を向上することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の回路遮断器の電動操作装置に
よれば、回路遮断器のトリップ時にオフ位置検出スイッ
チの操作によりハンドルがオフ位置を越えてリセット位
置から反転しオフ位置に停止するため、操作部をハンド
ルに着脱するのはオン位置またはオフ位置のみとなりい
ずれも安定しているので、操作性を良好にでき機械的信
頼性を高く維持することができるという効果がある。
よれば、回路遮断器のトリップ時にオフ位置検出スイッ
チの操作によりハンドルがオフ位置を越えてリセット位
置から反転しオフ位置に停止するため、操作部をハンド
ルに着脱するのはオン位置またはオフ位置のみとなりい
ずれも安定しているので、操作性を良好にでき機械的信
頼性を高く維持することができるという効果がある。
【0028】請求項2の回路遮断器の電動操作装置によ
れば、請求項1において、前記リセット位置検出スイッ
チが動作して一定時間経過した後前記反転動作出力部を
動作させるタイマ手段を有するため、急峻な反転による
駆動部の電圧降下を防止し、駆動部の誤動作を防止する
ことができるので、電動操作装置の信頼性を向上するこ
とができる。
れば、請求項1において、前記リセット位置検出スイッ
チが動作して一定時間経過した後前記反転動作出力部を
動作させるタイマ手段を有するため、急峻な反転による
駆動部の電圧降下を防止し、駆動部の誤動作を防止する
ことができるので、電動操作装置の信頼性を向上するこ
とができる。
【図1】この発明の第1の実施例の制御回路図である。
【図2】回路遮断器の電動操作装置の外観斜視図であ
る。
る。
【図3】本体のカバーを外した状態の平面図である。
【図4】その断面図である。
【図5】第2の実施例の制御回路図である。
【図6】提案例の制御回路図である。
1 回路遮断器 2 駆動手段 3 遠隔オンスイッチ 4 遠隔オフスイッチ 5 オン位置検出スイッチ 6 オフ位置検出スイッチ 7 リセット位置検出スイッチ 8 ハンドル 9 警報スイッチ 11 操作部 12 駆動部 18 モータ 31 オン信号出力手段 32 オフ信号出力手段 57 リセット規制信号出力手段 60 反転動作出力手段
Claims (2)
- 【請求項1】 リセット操作が可能なハンドルを有する
とともにトリップ動作に連動する警報スイッチを有する
回路遮断器の電動操作装置であって、前記ハンドルを押
動する操作部を有するとともに前記操作部を駆動する駆
動部を有する駆動手段と、前記ハンドルをオン位置に操
作するオン位置用信号を前記駆動部に出力する遠隔オン
スイッチを有するオン信号出力手段と、前記ハンドルを
前記オン位置に押動した前記操作部を検出して前記オン
信号出力手段をリセットするオン位置検出スイッチと、
前記ハンドルをオフ位置に操作するオフ位置用信号を前
記駆動部に出力する遠隔オフスイッチを有するオフ信号
出力手段と、前記ハンドルを前記オフ位置に押動した前
記操作部を検出して前記オフ信号出力手段をリセットす
るオフ位置検出スイッチと、前記警報スイッチの警報信
号を入力して前記オフ信号出力手段のリセットを規制す
るリセット規制信号出力手段と、前記オフ位置検出スイ
ッチを押したまま前記ハンドルの前記オフ位置を越えて
リセット位置に移動した前記操作部を検出して前記リセ
ット規制信号出力手段の規制を解除するリセット位置検
出スイッチと、このリセット位置検出スイッチの動作信
号を入力して前記ハンドルを前記オン位置の方向に移動
させる信号を前記駆動部に出力するとともに前記操作部
による前記オフ位置検出スイッチから離れる際の動作に
よりリセットする反転動作出力手段とを備えた回路遮断
器の電動操作装置。 - 【請求項2】 前記リセット位置検出スイッチが動作し
て一定時間経過した後前記反転動作出力手段を動作させ
るタイマ手段を有する請求項1記載の回路遮断器の電動
操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12724592A JPH05325771A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 回路遮断器の電動操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12724592A JPH05325771A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 回路遮断器の電動操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05325771A true JPH05325771A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14955294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12724592A Pending JPH05325771A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 回路遮断器の電動操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05325771A (ja) |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP12724592A patent/JPH05325771A/ja active Pending
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