JPH05325773A - 回路遮断器の電動操作装置 - Google Patents

回路遮断器の電動操作装置

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JPH05325773A
JPH05325773A JP13223392A JP13223392A JPH05325773A JP H05325773 A JPH05325773 A JP H05325773A JP 13223392 A JP13223392 A JP 13223392A JP 13223392 A JP13223392 A JP 13223392A JP H05325773 A JPH05325773 A JP H05325773A
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JP
Japan
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handle
operating member
switch
operating
circuit breaker
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JP13223392A
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Inventor
Yoichi Kunimoto
洋一 国本
Masateru Ishibashi
誠輝 石橋
Hiroyuki Ono
宏之 大野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】点検作業時等の動作部材を手動でスライドさせ
て作業するときの安全性を確保できる回路遮断器の電動
操作装置を提供する。 【構成】上面にハンドル8を有する回路遮断器1の電動
操作装置であって、ハンドル8の動作方向と直交する方
向に係脱自在にハンドル8に係合してハンドル8をオン
またはオフに操作する動作部材32と、この動作部材3
2を係脱方向に移動可能に連結してハンドル8の動作方
向に動作部材32を駆動する駆動部2と、動作部材32
の離脱動作によりハンドル8から外れた状態を検出して
オフとなる検知スイッチ45と、この検知スイッチ45
を介して駆動部2を動作させる信号を出力する遠隔スイ
ッチ3,4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路遮断器のハンド
ルを遠隔で操作する回路遮断器の電動操作装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この回路遮断器の電動操作装置は、モー
タ等の駆動部の動力により回路遮断器のハンドルを操作
するものである。従来例を図15および図16に示すよ
うに、この回路遮断器100の電動操作装置103は、
回路遮断器100の側面に設置され、遠隔信号により回
路遮断器100のハンドル101をその操作方向に往復
運動する移動体に連結した動作部材102が電動操作装
置103より延びており、またその動作部材102はハ
ンドル101に係脱できるように移動体の動作方向と直
交する方向に手動でスライド可能であり、点検時等は、
まず電動操作装置103の表面に取付けてある点検スイ
ッチ105をオフにして、遠隔信号で動作しないように
してから動作部材02を手動でスライドさせて作業して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、点検等の作
業時にこの点検スイッチ105を入れ忘れて作業する
と、作業中に遠隔信号が入ることによって電動操作装置
103が動くので危険な状態になる。したがって、この
発明の目的は、点検作業時等の動作部材を手動でスライ
ドさせて作業するときの安全性を確保できる回路遮断器
の電動操作装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の回路遮断器の
電動操作装置は、上面にハンドルを有する回路遮断器の
電動操作装置であって、前記ハンドルの動作方向と直交
する方向に係脱自在に前記ハンドルに係合して前記ハン
ドルをオンまたはオフに操作する動作部材と、この動作
部材を係脱方向に移動可能に連結して前記ハンドルの動
作方向に前記動作部材を駆動する駆動部と、前記動作部
材の離脱動作により前記ハンドルから外れた状態を検出
してオフとなる検知スイッチと、この検知スイッチを介
して前記駆動部を動作させる信号を出力する遠隔スイッ
チとを備えたものである。
【0005】請求項2の回路遮断器の電動操作装置は、
請求項1において、前記動作部材は前記ハンドルの移動
方向となる両面の中間部につまみ部を有するものであ
る。
【0006】
【作用】請求項1の回路遮断器の電動操作装置によれ
ば、遠隔スイッチを操作すると駆動部が動作部材を駆動
してハンドルをオン位置またはオフ位置に駆動し、これ
によりハンドルが遠隔でオンまたはオフに操作されたこ
ととなる。点検作業時に動作部材を後退してハンドルか
ら外すと検知スイッチがオフとなり、遠隔スイッチを操
作しても駆動部が動作できずハンドルを駆動できない。
したがって、点検作業時に動作部材をハンドルから外す
ことによって、ハンドルを安全に手動操作することがで
きる。また振動等で動作部材が移動してハンドルから外
れかかったときにも、検知スイッチが自動的にオフとな
るので遠隔スイッチではハンドルが動作しなくなるた
め、事前のトラブルの予知ができ安全である。
【0007】請求項2の回路遮断器の電気操作装置によ
れば、つまみ部をつかむことにより動作部材を容易に操
作でき、動作部材の位置決めも容易になる。
【0008】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図8に
より説明する。すなわち、この回路遮断器の電気操作装
置は、回路遮断器1と、動作部材32と、駆動部2と、
検知スイッチ45と、遠隔スイッチ3,4とを有する。
回路遮断器1は、図3に示すように上面にハンドル8の
一部を突出し、ハンドル8の操作方向の両端部に端子1
0を有する。また機構部は図示しないが一般的に異常電
流検出部と、異常電流検出部に応動するトリップリンク
と、トリップリンクにラッチされるラッチリンクと、ラ
ッチリンクに支持された状態でハンドル8のオン,オフ
の動作により開閉しラッチリンクの釈放によりトリップ
開極する可動接触子とを有し、ハンドル8のリセット位
置はオフ位置よりもオン位置と反対側でハンドル8の回
動が規制される位置にあり、このリセット位置にハンド
ル8を操作することにより、釈放されているラッチリン
クを既に復帰しているトリップリンクにラッチさせるこ
とが可能となる。なお、トリップ動作を警報するため、
ラッチリンクのトリップ動作に連動する警報スイッチ4
6を有する。
【0009】動作部材32は、ハンドル8の動作方向と
直交する方向に係脱自在にハンドル8に係合してハンド
ル8をオンまたはオフに操作する。実施例では回路遮断
器1の上面に位置するように端子9の対向方向と直角な
方向に延びており、一端部に設けた切欠31が係脱自在
にハンドル8に係合している。すなわち動作部材32を
長手方向にハンドル8から引くと切欠31がハンドル8
から離れ、ハンドル8に接近するとハンドル8に係合す
る。ハンドル8に係合した状態で動作部材32を端子9
の対向方向に駆動するとそれに伴ってハンドル8が図1
に示すオン状態、または図7に示すオフ状態、さらには
リセットの状態にハンドル8を移動する。一方、動作部
材32がハンドル8から離れている状態でハンドル8を
直接手動操作することができる。
【0010】駆動部2は、動作部材32を係脱方向に移
動可能に連結してハンドル8の動作方向に動作部材32
を駆動する。実施例の駆動部2は回路遮断器1の操作方
向と直交する方向の側部に設けられ、動作部材32の後
端部を保持する操作部11を有している。本体16は図
2のようにベース13とカバー14をピン17により結
合してなり、接続手段(図示せず)により回路遮断器1
に一体に接続されている。本体16の内部には遠隔信号
により動作するモータ18と、モータ18を制御する図
4および図5の制御回路29と、操作部11の操作方向
に配設されモータ18に連動して操作部11を直線運動
させるねじ軸15と、このねじ軸15に平行で操作部1
1を摺動自在に支持するガイド軸19とを有する。モー
タ18は正逆回転用であり、ベース13の一端側に固定
されて、ハンドル8の突出方向に回転軸20の軸方向を
向けている。またモータ18の側部に基台21が立設さ
れ基台21にねじ軸15が回転自在に支持され、かつガ
イド軸19が支持されている。そして回転軸20にかさ
歯車22が連結され、かさ歯車22にかさ歯車23が噛
み合い、かさ歯車23にねじ軸15の一端が連結されて
いる。したがって、モータ18の回転軸20がモータ1
8の動作により正または逆に回転すると、かさ歯車2
2,23を介してねじ軸15が回転する。
【0011】操作部11はねじ軸15に螺合する従動体
24と、従動体24と一体になりガイド軸15に摺動自
在に支持される移動体25とを有し、移動体25の上面
の中央のガイド用凹部26に動作部材32の後端部を摺
動自在に保持している。したがって、ねじ軸15の回転
により操作部11がねじ軸15の長手方向に移動し、操
作部11に保持された動作部材32がハンドル8の動作
方向に移動する。このため、動作部材32がハンドル8
に係合しているときは動作部材32でハンドル8がオ
ン,オフまたはリセットに移動する。一方、動作部材3
2がハンドル8から離れているときは手動によって直接
ハンドル8を造作することができる。
【0012】制御回路29は、図4および図5に示すよ
うに、モータ18を正逆回転させるためのトランジスタ
Tr1〜Tr4からなるトランジスタブリッジにより構
成された正逆制御部30と、正逆制御部30のトランジ
スタTr1,Tr3を駆動する信号を供給するナンド回
路からなる正転用の信号ラッチ部31と、正逆制御部3
0のトランジスタTr2,Tr4を駆動する信号を供給
するナンド回路からなる逆転用の信号ラッチ部32とを
有する。正逆制御部30は入力端子39,40を有し、
出力端子をモータ18に接続している。信号ラッチ部3
1は遠隔オンスイッチ3のオン位置信号を入力して出力
信号を出力するための入力部50とオン位置検出スイッ
チ5の停止信号を受けて前記出力信号を停止するためリ
セット入力部51を有し、信号ラッチ部32は遠隔オフ
スイッチ4のオフ位置信号を入力して出力信号を出力す
るための入力部52とオフ位置検出スイッチ6またはリ
セット位置検出スイッチ7の停止信号を受けて前記出力
信号を出力するためのリセット入力部53を有する。3
3は電源であり、入力端子39,40間に接続されてい
る。したがって、正転用の信号ラッチ部31の出力信号
により正逆制御部30のトランジスタTr1,Tr3が
オンとなり、モータ18を正転させる方向に電流が流
れ、モータ18が正転する。反対に信号ラッチ部32の
出力信号により正逆制御部30のトランジスタTr2,
Tr4がオンとなり、モータ18に逆転させる方向に電
流が流れ、モータ18が逆転する。モータ18の正転に
よりねじ軸15が一方向に回転し、操作部11がハンド
ル8をオフ位置からオン位置へ押動する。またモータ1
8の逆転によりねじ軸15が反対方向に回転し、操作部
11がハンドル8をオン位置からオフ位置へ押動する。
41は警報スイッチ46に連動する発光ダイオードであ
る。
【0013】検知スイッチ45は、動作部材32の離脱
動作によりハンドル8から外れた状態を検出してオフと
なる。実施例では検知スイッチ45が動作部材32の側
部の近傍の駆動部2に設けられ、動作部材32の側部に
図6に示すようにスイッチ押圧部46を設け、図1およ
び図7に示すように動作部材32の切欠31がハンドル
8に係合している状態ではスイッチ押圧部46が検知ス
イッチ45から離れ、図8に示すようにハンドル8から
切欠31が離れた状態ではスイッチ押圧部46が検知ス
イッチ45を押している。そして、検知スイッチ45を
押した状態でオフとなり、検知スイッチ45から離れた
状態でオンとなるように常閉接点を用いている。
【0014】遠隔スイッチ3,4は、検知スイッチ45
を介して駆動部2を動作させる信号を出力するものであ
り、遠隔オンスイッチ3と、遠隔オフスイッチ4からな
る。遠隔オンスイッチ3は、ハンドル8をオン位置に操
作するオン位置用信号を出力するものであり、信号ラッ
チ部31の入力端子34に一端が接続され、他端が共通
端子36に接続され、共通端子36は入力端子39に接
続されている。
【0015】遠隔オフスイッチ4は、ハンドル8をオフ
位置に操作するオフ位置用信号を出力するものであり、
信号ラッチ部32の入力端子35に一端が接続され、他
端が共通端子36に接続される。オン位置検出スイッチ
5は、ハンドル8を前記オン位置に押動した操作部11
を検出して前記停止信号を出力するものであり、ベース
13内の移動体25の操作片37に対向する所定の位置
に配設され、入力端子39に一端が接続され他端が信号
ラッチ部31のリセット入力部51に接続されている。
停止信号をリセット入力部51に入力すると信号ラッチ
部31の出力信号が出力を停止し、正逆制御部30のト
ランジスタTr1,Tr3はオフとなり、モータ18へ
の給電が停止する。
【0016】オフ位置検出スイッチ6は、ハンドル8を
前記オフ位置に押動した操作部11を検出して前記停止
信号を出力するものであり、移動体25に設けられた操
作片38に対向してベース13内の基台21の所定位置
に設置されている。リセット位置検出スイッチ7は、ハ
ンドル8をオン位置からオフ位置を越えたリセット位置
に押動した操作部11を検出して前記停止信号を出力す
るものであり、移動体25に設けられた操作片49に対
向してベース13内の基台21に設置されている。
【0017】そして、回路遮断器1の通常状態でリセッ
ト位置検出スイッチ7の回路を開き、回路遮断器1のト
リップ状態でオフ位置検出スイッチ6の回路を開くよう
に、警報スイッチ9により前記両回路を切り換えるよう
にしている。すなわち、入力端子39に警報スイッチ9
の共通端子が接続され、その切換接点の一方がオフ位置
検出スイッチ6の一端に接続され、切換接点の他方がリ
セット位置検出スイッチ7の他端に接続され、オフ位置
検出スイッチ6およびリセット位置検出スイッチ7の他
端がそれぞれ逆転用の信号ラッチ部32のリセット入力
部53に接続されている。したがって、オフ位置検出ス
イッチ6およびリセット位置検出スイチ7の停止信号を
リセット入力部53に入力すると信号ラッチ部32の出
力信号が出力を停止し、正逆制御部30のトランジスタ
Tr2,Tr4はオフとなり、モータ18への給電が停
止し、ハンドル8の操作部11による押動が停止する。
【0018】63は点検スイッチであり検知スイッチ4
5に直列に接続されている。61は端子34,36に接
続されて点検スイッチ63,検知スイッチ45および遠
隔オンスイッチ3に並列に接続された点検オンスイッチ
であり、図3に示すように駆動部2の表面に設けられて
いる。62は端子35,36に接続されて点検スイッチ
63,検知スイッチ45および遠隔オフスイッチ4に並
列に接続された点検オフスイッチであり、図3に示すよ
うに駆動部2の表面に設けられている。したがって、点
検オンスイッチ61または点検オフスイッチ62を操作
することによっても駆動部2を動作させてハンドル8を
操作することができ、この場合点検スイッチ63をオフ
にすることにより遠隔スイッチ3,4による遠隔操作を
阻止することができる。
【0019】65は点検スイッチ63に連動して点灯す
る点検表示ランプである。この実施例によれば、遠隔オ
ンスイッチ3を操作するとモータ18の正回転により操
作部11を駆動してハンドル8をオン位置に押しオン位
置検出スイッチ5の検出動作によりモータ18が停止
し、これによりハンドル8が遠隔でオン操作されたこと
となる。
【0020】遠隔オフスイッチ4を操作するとモータ1
8の逆回転により操作部11を駆動してハンドル8をオ
フ位置に押しオフ位置検出スイッチ6の検出動作により
モータ18が停止し、これによりハンドル8が遠隔でオ
フ操作されたこととなる。ハンドル8のオン状態で回路
遮断器1がトリップ動作するとこれに連動して警報スイ
ッチ9が図5の実線の状態から破線の状態へ切換動作す
る。この状態で遠隔オフスイッチ4を操作するとモータ
18の逆回転により操作部11を駆動してハンドル8を
オフ位置に押すが、オフ位置検出スイッチ6の回路は警
報スイッチ9により開いているので停止信号は制御回路
29に入力されず、したがってハンドル8はリセット位
置まで押され続けてリセット位置検出スイッチ7の検出
動作によりモータ18が停止する。このため、回路遮断
器1のトリップ動作後に遠隔オフスイッチ4を操作する
とハンドル8はオン位置からリセット位置まで移動する
ので回路遮断器1はリセットされ、つぎに遠隔オンスイ
ッチ3を操作するとハンドル8はオン位置に移動するの
で回路遮断器1をトリップさせる事故が起こった回路が
復旧後に再投入されることとなる。
【0021】つぎに、点検作業時には、動作部材32を
後退してハンドル8から外すと図4に示すように検知ス
イッチ45がオフとなり、遠隔スイッチ3,4を操作し
ても駆動部2が動作できずハンドル8を駆動できない。
したがって、点検作業時に動作部材32をハンドル8か
ら外すことによって、ハンドル8を安全に手動操作する
ことができる。また振動等で動作部材32が移動してハ
ンドル8から外れかかったときにも、検知スイッチ45
が自動的にオフとなるので遠隔スイッチ3,4ではハン
ドル8が動作しなくなるため、事前のトラブルの予知が
でき安全である。
【0022】また点検等の作業時は、まず回路遮断器を
オフにするのであるが、その操作は電動操作装置の表面
についている点検オンスイッチ61または点検オフスイ
ッチ62で駆動部2を駆動してハンドル8を操作する
か、動作部材32をスライドさせてハンドル8から離脱
させて手動でハンドル8を操作することが可能である。
このとき、どちらの状態で作業していても遠隔信号で駆
動部2が動作するようなことがあっては危険である。そ
のため、前者に対し点検スイッチ63を駆動部2の表面
に設けて点検スイッチ63がオンのときは遠隔信号では
電動操作装置が動作しないようにし、後者に対しては動
作部材32が後退動作することにより検知スイッチ45
が動作して遠隔信号では電動操作装置が動作しないよう
にしている。したがって、この点検スイッチ63と検知
スイッチ45を直列に接続すれば、どちらか一方が動作
することにより遠隔信号では駆動部2が動作しないよう
になる。
【0023】この発明の第2の実施例を図9ないし図1
2に示す。すなわち、この回路遮断器の電動操作装置
は、第1の実施例において、動作部材32の動作方向の
両側につまみ部70を有するものである。つまみ部70
は指の収まる間隔に設けた突起を実施例としている。こ
の実施例によれば、つまみ部70をつかむことにより動
作部材32を容易に操作でき、動作部材32の位置決め
も容易になる。すなわち、動作部材32をハンドル8か
ら離脱するように動作部材32をスライドさせるとき、
動作部材32につまみ部70があるため、それをつかむ
ことにより動作部材32を操作しやすく、しかもつまみ
部70が目印となるので動作部材32の位置決めが容易
になる。また、動作部材32をハンドル8に係合させる
ように動作部材32をスライドするとき、動作部材32
に指が引っ掛かる程度のつまみ部70があるため容易に
引出すことができる。従来は、点検作業時に動作部材3
2をハンドル8から外すため動作部材32を手動でスラ
イドするとき、動作部材32の端を押していたが、動作
部材32が動作部材32を被覆するカバー14の側板に
当たってカバー14を損傷する可能性があった。逆に動
作部材32をハンドル8に係合するときは動作部材32
を引っ張らなければならないので手を掛けるところがな
く引張にくかった。しかし、この実施例では動作部材3
2が位置決め容易なためカバー14を損傷することもな
くなる。
【0024】この発明の第3の実施例を図13および図
14に示す。すなわち、この回路遮断器の電動操作装置
は、第2の実施例のつまみ部70の突起に代えて、切欠
状の凹みにより形成したものであり、第2の実施例と同
様の作用効果がある。なお、前記実施例はハンドルをオ
ン,オフ,リセットの位置に移動するものであったが、
オフをリセットに兼用するものでもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の回路遮断器の電気操作装置に
よれば、点検作業時に動作部材を後退してハンドルから
外すと検知スイッチがオフとなり、遠隔スイッチを操作
しても駆動部が動作できずハンドルを駆動できない。し
たがって、点検作業時に動作部材をハンドルから外すこ
とによって、ハンドルを安全に手動操作することができ
る。また振動等で動作部材が移動してハンドルから外れ
かかったときにも、検知スイッチが自動的にオフとなる
ので遠隔スイッチではハンドルが動作しなくなるため、
事前のトラブルの予知ができ安全であるという効果があ
る。
【0026】請求項2の回路遮断器の電気操作装置によ
れば、つまみ部をつかむことにより動作部材を容易に操
作でき、動作部材の位置決めも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のハンドルのオン状態
で電動操作装置のカバーを外した状態の平面図である。
【図2】その断面図である。
【図3】外観斜視図である。
【図4】制御回路のブロック図である。
【図5】制御回路の回路図である。
【図6】動作部材の斜視図である。
【図7】ハンドルのオフ状態の平面図である。
【図8】動作部材をハンドルから外した状態の平面図で
ある。
【図9】第2の実施例のカバーを外した状態の平面図で
ある。
【図10】その動作部材の斜視図である。
【図11】その正面図である。
【図12】その動作部材をハンドルから外した状態の平
面図である。
【図13】第3の実施例の動作部材の斜視図である。
【図14】その正面図である。
【図15】従来例の平面図である。
【図16】その側面図である。
【符号の説明】
1 回路遮断器 2 駆動部 3,4 遠隔スイッチ 8 ハンドル 32 動作部材 45 検知スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にハンドルを有する回路遮断器の電
    動操作装置であって、前記ハンドルの動作方向と直交す
    る方向に係脱自在に前記ハンドルに係合して前記ハンド
    ルをオンまたはオフに操作する動作部材と、この動作部
    材を係脱方向に移動可能に連結して前記ハンドルの動作
    方向に前記動作部材を駆動する駆動部と、前記動作部材
    の離脱動作により前記ハンドルから外れた状態を検出し
    てオフとなる検知スイッチと、この検知スイッチを介し
    て前記駆動部を動作させる信号を出力する遠隔スイッチ
    とを備えた回路遮断器の電動操作装置。
  2. 【請求項2】 前記動作部材は動作方向の両側につまみ
    部を有する請求項1記載の回路遮断器の電動操作装置。
JP13223392A 1992-05-25 1992-05-25 回路遮断器の電動操作装置 Pending JPH05325773A (ja)

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