JP7259031B2 - 回転コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、回転コネクタに関する。
従来、自動車等の車両において、ステアリングホイールと車両本体との間に設けられた回転コネクタにより、ステアリングホイールに設けられた各種電気部品(例えば、スイッチ、センサ等。以下、「ステアリング側電気部品」と示す)と、車両本体に設けられた各種電気部品(例えば、ECU(Electronic Control Unit)等。以下、「車両側電気部品」と示す)とを、電気的に接続する技術が利用されている。
例えば、回転コネクタは、車両本体に対して固定的に取り付けられるケースと、ケースに対して回転自在であり、ステアリングホイールが装着されるロータと、ケースの収容空間内に巻回状態で設けられ、ステアリング側電気部品と車両側電気部品とを電気的に接続するフレキシブルケーブル(例えば、FPC(Flexible Printed Circuits)、フラットケーブル等)とを備えて構成されている。これにより、回転コネクタは、ステアリングホイールの回転操作が行われた際、ステアリングホイールとともにロータが回転しつつ、フレキシブルケーブルが巻き締め動作および巻き戻し動作をすることにより、ステアリング側電気部品と車両側電気部品とが、フレキシブルケーブルによって互いに電気的に接続した状態を維持できるようになっている。
また、このような回転コネクタは、フレキシブルケーブルの端部に、ケースに固定された外部接続端子が設けられており、ケースが車両本体に取り付けられると同時に、当該外部接続端子が接続相手(例えば、車両本体側のコネクタ)に接続されることで、フレキシブルケーブルを、車両側電気部品に電気的に接続できるようになっている。
また、このような回転コネクタに関し、下記特許文献1には、外部端子を保持するリードブロックを、メインフラットケーブルを固定する第1ブロックと、外部端子を固定する第2ブロックとの2つの部品により構成し、第1ブロックに対して第2ブロックを回動可能とした技術が開示されている。
国際公開第2019/038992号
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、ケースを車両本体に取り付ける際に、外部接続端子を接続相手(例えば、車両本体側のコネクタ)に対して正確に位置合わせすることが困難であった。特に、外部接続端子または接続相手に製造誤差が生じた場合、その製造誤差が大きくなるにつれて、外部接続端子の正確な位置合わせは、より困難なものとなる。
一実施形態の回転コネクタは、外筒部を有するケースと、外筒部の収容空間内に配置される内筒部を有し、ケースによって回転可能に保持されるロータと、収容空間内における外筒部と内筒部との間に巻回状態で収容される可撓性ケーブルと、可撓性ケーブルの端部に設けられる外部接続端子と、外部接続端子を、互いに交差する第1の軸方向および第2の軸方向の各々に移動可能、且つ、第1の軸方向に延びる回転中心軸の軸回りに回動可能に保持する端子保持部とを備える。
一実施形態によれば、回転コネクタが備える外部接続端子を、接続相手に対して容易に位置合わせすることができる。
一実施形態に係る回転コネクタ(ステアリングホイール側)の外観斜視図 一実施形態に係る回転コネクタ(車両本体側)の外観斜視図 一実施形態に係るステアリング装置の組み立て方法を説明するための図 一実施形態に係るステアリング装置の組み立て方法を説明するための図 一実施形態に係る回転コネクタの分解斜視図 一実施形態に係るFPCユニットが備える外部接続端子の動作を説明するための図 一実施形態に係るFPCユニットが備える外部接続端子の動作を説明するための図 一実施形態に係る端子部の上方且つ前方から見た外観斜視図 一実施形態に係る端子部の下方且つ後方から見た外観斜視図 一実施形態に係る端子部の分解斜視図 互いに連結されていない状態の第1ホルダおよび第2ホルダを示す斜視図 互いに連結された状態の第1ホルダおよび第2ホルダを示す斜視図 互いに連結された状態の第1ホルダおよび第2ホルダを示す平面図 第2ホルダの回動角度を規制する構成を説明するための図 互いに連結されていない状態の第2ホルダおよび第3ホルダを示す斜視図 第3ホルダのX軸負側の構成を示す斜視図 第3ホルダが第2ホルダに取り付けられる過程を示す断面図 第3ホルダが第2ホルダに取り付けられる過程を示す断面図 第3ホルダが第2ホルダに取り付けられる過程を示す断面図 互いに連結された状態の第2ホルダおよび第3ホルダを示す斜視図 図17に示す第2ホルダおよび第3ホルダのA-A断面図 互いに結合されていない状態の第3ホルダおよび外部接続端子および中継用FPCを示す斜視図 互いに結合された状態の第3ホルダおよび外部接続端子および中継用FPCを示す斜視図 中継用FPCの配置を説明するための、端子部の外観斜視図 中継用FPCの配置を説明するための、端子部の外観斜視図 図22に示す端子部の一部拡大図
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、以降の説明では、便宜上、図中Z軸正方向を上方向とし、図中Z軸負方向を下方向とする。また、図中X軸正方向を後方向(ステアリングホイール12側)とし、図中X軸負方向を前方向(車両本体14側)とする。また、図中Y軸正方向を左方向とし、図中Y軸負方向を右方向とする。また、Y軸方向を「第1の軸方向」の一例とし、Z軸方向を「第2の軸方向」の一例とする。
(回転コネクタ10の概要)
図1は、一実施形態に係る回転コネクタ10(ステアリングホイール12側)の外観斜視図である。図2は、一実施形態に係る回転コネクタ10(車両本体14側)の外観斜視図である。
図1および図2に示す回転コネクタ10は、自動車等の車両のステアリング装置20(図3参照)に組み込まれて、ステアリングホイール12(図3参照)に設けられた各種ステアリング側電気部品(例えば、パドルスイッチ、各種操作スイッチ、エアバッグ、各種検出センサ、振動発生装置、ヒータ等)を、車両本体14(図3参照)に設けられた各種車両側電気部品(例えば、ECU等)に対して、電気的に接続するためのものである。
図1および図2に示すように、回転コネクタ10は、全体的に、概ね薄型の円柱形状をなしている。回転コネクタ10は、その中央において、回転中心軸AX1に沿って延在する、円筒形状の貫通孔10Aが形成されている。貫通孔10Aには、ステアリングシャフト16(図3参照)が挿通される。
また、回転コネクタ10は、接続面10Bおよび接続面10Cを有している。接続面10Bは、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)の接続面である。接続面10Bは、概ね円形状をなす平面であり、その中央部が、上記貫通孔10Aによって円形状に開口している。接続面10Bには、コネクタ10Eが、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)に突出して設けられており、コネクタ10Eを構成するコネクタケース部116の突出部の奥底面に設けられた開口部116A(図4参照)を貫通して突出部内に突出する外部接続端子134Aを有している。コネクタ10Eは、コネクタケース部116の突出部の内壁によって、ステアリングホイール12に設けられたコネクタを保持し、外部接続端子134Aと接続する。
接続面10Cは、ハウジング150が有する車両本体14側(図中X軸負側)の接続面であり、図示しない固定部により車両本体14に固定される。接続面10Cは、その中央部が、上記貫通孔10Aによって円形状に開口している。接続面10Cには、コネクタ10Fが、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)に凹んで設けられている。コネクタ10Fは、ハウジング150に形成された凹部152と、凹部152の奥底面を貫通して凹部152内に突出して設けられた外部接続端子165とを有して構成されている。コネクタ10Fは、車両本体14に設けられたコネクタを凹部152の内壁によって保持し、外部接続端子165と接続する。
接続面10Bに設けられたコネクタ10Eと、接続面10Cに設けられたコネクタ10Fとは、回転コネクタ10の内部に設けられたFPC(フレキシブルプリントサーキット)ユニット130(図4参照)により、互いに電気的に接続されている。なお以下では、FPC(フレキシブルプリントサーキット)を単にFPCと記載する。
(ステアリング装置20の組み立て方法)
図3は、一実施形態に係るステアリング装置20の組み立て方法を説明するための図である。図3に示すように、ステアリング装置20は、回転コネクタ10、ステアリングホイール12、車両本体14、およびステアリングシャフト16を備えて構成されている。ステアリングシャフト16は、車両本体14から、回転中心軸AX1に沿ってステアリングホイール12に向って図中X軸正方向に延在する、丸棒状の部材である。
ステアリング装置20において、回転コネクタ10は、貫通孔10Aの内部に対し、ステアリングシャフト16が、回転中心軸AX1方向に挿通される。そして、回転コネクタ10は、接続面10Cが、車両本体14の接続面14Aと接合するように、車両本体14に対して固定的に取り付けられる。この際、接続面10Cに設けられたコネクタ10Fが、車両本体14に設けられたコネクタ(図示省略)と接続される。これにより、回転コネクタ10は、車両側電気部品に対して、電気的に接続されることとなる。
また、回転コネクタ10は、接続面10Bが、ステアリングホイール12の接続面12Aと接合するように、ステアリングホイール12が固定的に取り付けられる。この際、接続面10Bに設けられたコネクタ10Eが、ステアリングホイール12に設けられたコネクタ(図示省略)と接続される。これにより、回転コネクタ10は、ステアリング側電気部品に対して、電気的に接続されることとなる。
なお、回転コネクタ10は、接続面10Bが、ハウジング150の接続面10Cに対して、回転中心軸AX1の軸周り(図中矢印A方向)に回転自在となるように構成されている。これにより、回転コネクタ10は、ステアリング装置20に組み込まれた状態において、ステアリングホイール12の回転操作がなされたとき、接続面10Cが車両本体14に固定された状態のまま、ステアリングホイール12が取り付けられた接続面10Bを、ステアリングホイール12とともに回転させることができる。これにより、回転コネクタ10は、ステアリングホイール12の回転操作を妨げることなく、ステアリング側電気部品を、車両側電気部品に電気的に接続することができるようになっている。
(回転コネクタ10の構成)
図4は、一実施形態に係る回転コネクタ10の分解斜視図である。図4に示すように、回転コネクタ10は、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)から順に、ロータ110、ケース本体120、FPCユニット130、ケースカバー140、およびハウジング150を備えて構成されている。
ロータ110は、ステアリングホイール12が取り付けられ、ステアリングホイール12と一体的に回転する部材である。ロータ110は、平板部112および内筒部114を有する。平板部112は、回転中心軸AX1に垂直な方向に延在して、その表面が回転コネクタ10の接続面10Bとなる、円盤状の部分である。平板部112には、その接続面10Bとなる表面に、コネクタ10Eを構成するコネクタケース部116が、ステアリングホイール12側に突出して設けられている。コネクタケース部116の奥底面には、開口部116Aが形成されている。開口部116Aには、FPCユニット130の端子部134が備える外部接続端子134Aが、車両本体14側(図中X軸負側)から嵌め込まれる。これにより、開口部116Aに対して端子部134が備える外部接続端子134Aが位置決めされる。そして、コネクタケース部116内に、外部接続端子134Aが備える金属端子群が、コネクタケース部116の奥底面から突出した状態で配置される。平板部112は、図1に示すように、その中央に上記貫通孔10Aによって円形の開口部112Aが形成されている。内筒部114は、平板部112の裏面側において、開口部112Aの周縁部から、車両本体14方向(図中X軸負方向)に突出して設けられた円筒状の部分である。内筒部114の内筒部の内側には、ステアリングシャフト16が挿通される。これにより、内筒部114は、ロータ110の回転軸として機能する。ロータ110は、平板部112によってケース本体120のステアリングホイール12側(図中X軸正側)の開口を閉塞しつつ、ケース本体120に対して回転自在に取り付けられる。
ケース本体120は、「ケース」の一例である。ケース本体120は、ハウジング150に固定され、概ね円筒状をなす外筒部120Aを有する部材である。ケース本体120は、ロータ110の内筒部114と外筒部120Aとの間に円環状の収容空間120Bを有する。収容空間120Bの内部には、FPCユニット130が収容される。ケース本体120の収容空間120Bのステアリングホイール12側(図中X軸正側)は、X軸に直行する平面に広がる円環状の開口となっており、ケース本体120に対してX軸を回転中心として回転自在に取り付けられるロータ110の円環状の平板部112によって閉塞される。なお、実際には、ケース本体120の収容空間120Bには、FPCユニット130の他に、ステアリングホイール12の回転動作に伴う、FPC132の巻き締め動作や巻き戻し動作を案内する複数のローラと、複数のローラを回転自在に保持するローラホルダとが組み込まれているが、図示を省略する。
FPCユニット130は、FPC132、端子部134、および端子部160を有して構成されている。FPC132は、「可撓性ケーブル」の一例であり、帯状の導体配線(例えば、銅箔等)の両表面を、可撓性および絶縁性を有する素材(例えば、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)等)で覆うことによって構成される、可撓性を有する帯状の配線部材である。FPC132は、ケース本体120の収容空間120B内に巻回状態で設けられ、端子部134と、端子部160とを、電気的に接続する。端子部134は、FPC132の一端に設けられており、外部接続端子134Aを介して、ステアリング側電気部品と電気的に接続される。端子部160は、FPC132の他端に設けられており、外部接続端子165を介して、車両側電気部品と電気的に接続される。
ケースカバー140は、ケース本体120の収容空間120Bの車両本体14側(図中X軸負側)にX軸に直行する平面に広がる円環状の開口を閉塞する、概ね円環状をなす蓋を備えた部材である。ケースカバー140の周縁部には、爪状の複数のフック142が設けられている。複数のフック142の各々は、ケース本体120の周壁部に設けられた複数の係合爪122の各々に係合する。これにより、ケースカバー140は、ケース本体120に対して固定的に結合される。ケースカバー140には、円形の開口部140Aがロータ110の回転中心軸(X軸)を中心として形成されている。開口部140Aには、ステアリングシャフト16が挿通される。ケースカバー140の車両本体14側(図中X軸負側)の表面には、概ね直方体形状のコネクタケース部144が、車両本体14側(図中X軸負側)に突出して設けられている。コネクタケース部144は、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)が開口している。また、コネクタケース部144は、車両本体14側(図中X軸負側)の面に、矩形状の開口部144Aを有する。コネクタケース部144内には、FPCユニット130の端子部160が、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)の開口から挿入されて配置される。この際、端子部160が備える外部接続端子165は、開口部144Aを貫通して、コネクタケース部144の車両本体14側(図中X軸負側)の面から車両本体14側(図中X軸負側)に突出する。
ハウジング150は、回転コネクタ10が取り付けられる車両本体14の種類に応じて任意の形状を有する部材である。ハウジング150のステアリングホイール12側(図中X軸正側)には、ロータ110、FPCユニット130、およびケースカバー140が組み込まれた状態のケース本体120が固定される。ハウジング150の車両本体14側(図中X軸負側)の表面は、回転コネクタ10の接続面10Cとなり、すなわち、車両本体14の接続面14A(図3参照)と接合する。ハウジング150には、円形の開口部150Aが形成されている。開口部150Aには、ステアリングシャフト16が挿通される。ハウジング150の車両本体14側(図中X軸負側)の表面には、コネクタ10Fを構成する凹部152が、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)に凹んで形成されている。凹部152の奥底面には、矩形状の開口部152Aが形成されている。開口部152Aには、FPCユニット130の端子部160が備える外部接続端子165のターミナルブロック165A(図7~図9参照)が、ステアリングホイール12側(図中X軸正側)から、嵌め込まれる。これにより、開口部152Aに対して外部接続端子165が位置決めされる。そして、凹部152内に、外部接続端子165が備える金属端子群165B(図7~図9参照)が、凹部152の奥底面から突出した状態で配置される。
(外部接続端子165の動作)
図5および図6は、一実施形態に係るFPCユニット130が備える外部接続端子165の動作を説明するための図である。図5では、FPCユニット130がケース本体120に収容された状態を表している。図6では、FPCユニット130がケース本体120に収容された状態、且つ、ケース本体120にケースカバー140が取り付けられた状態を表している。
図5に示すように、FPCユニット130が備える端子部160は、全体的に、ケース本体120の下部から車両本体14側(図中X軸負側)に突出する形状を有している。端子部160は、車両本体14側(図中X軸負側)から順に、外部接続端子165、中継用FPC164、および端子保持部166を備えて構成されている。
端子部160において、外部接続端子165は、その底部(X軸正側の部分)が端子保持部166によって保持されており、Z軸正方向(図中D1方向)、Z軸負方向(図中D2方向)、Y軸正方向(図中D3方向)、およびY軸負方向(図中D4方向)の各々に移動可能となっている。また、外部接続端子165は、Y軸負側から見て、Y軸を回動中心とした反時計回り(図中D5方向)および時計回り(図中D6方向)の各々に回動可能となっている。なお、外部接続端子165の移動および回動可能な構造の詳細説明は後述する。
このため、外部接続端子165は、図6に示すように、コネクタケース部144の開口部144Aから、車両本体14側(図中X軸負側)に突出して配置された状態において、開口部144A内で、Z軸方向およびY軸方向の各々に移動可能であり、且つ、Y軸負側から見て、Y軸を回動中心とした反時計回りおよび時計回りの各々に回動可能である。
これにより、本実施形態の回転コネクタ10は、ケース本体120をハウジング150に取り付ける際に、外部接続端子165の位置及び姿勢を柔軟に変化させることができるため、外部接続端子165を、ハウジング150の凹部152の基準位置に設けた開口部152Aに容易に位置合わせして、当該開口部152Aに嵌め込み保持することができる。これにより、本実施形態の回転コネクタ10は、ケース本体120とハウジング150との結合時における開口部152Aの位置等に、関係する全部品寸法の公差の累積や組み立て時の製造誤差が生じた場合であっても、外部接続端子165が柔軟に位置を移動し、また回動して姿勢変化することで、この累積公差や製造誤差を吸収して、外部接続端子165を、ハウジング150の凹部152の基準位置にある開口部152Aに容易に位置合わせして、当該開口部152A内に嵌め込み保持することができる。
(端子部160の部品構成)
次に、図7~図9を参照して、端子部160の部品構成について説明する。図7は、一実施形態に係る端子部160の上方(Z軸正方向)且つ前方(X軸負方向)から見た外観斜視図である。図8は、一実施形態に係る端子部160の下方(Z軸負方向)且つ後方(X軸正方向)から見た外観斜視図である。図9は、一実施形態に係る端子部160の分解斜視図である。
図7~図9に示すように、端子部160は、第1ホルダ161、第2ホルダ162、第3ホルダ163、中継用FPC164、外部接続端子165を備えて構成されている。
第1ホルダ161は、「第1の保持部材」の一例であり、ケース本体120に固定される樹脂製の部材である。第1ホルダ161は、前側(X軸負側)の端部に、左右方向(Y軸方向)の同軸上に延在する一対の軸部161Aを有する。
第2ホルダ162は、「第2の保持部材」の一例であり、上端部に、左右方向(Y軸方向)の同軸上に延在する一対の保持腕162Dを有する樹脂製の部材である。第2ホルダ162は、一対の保持腕162Dの各々に、第1ホルダ161が有する一対の軸部161Aの各々が嵌め込まれることにより、第1ホルダ161によって、Y軸方向に移動可能、且つ、軸部161Aの中心を通る回転中心軸AX2(図10参照)の軸回りに回動可能に保持される。
第3ホルダ163は、「第3の保持部材」の一例であり、第2ホルダ162によって、Z軸方向に移動可能に保持される樹脂製の部材である。第3ホルダ163は、前側(X軸負側)に設置面163aを有している。設置面163aには、互いにY軸方向で対向する一対の係合爪163Cが設けられている。
中継用FPC164は、「中継用可撓性ケーブル」の一例であり、帯状の導体配線(例えば、銅箔等)の両表面を、可撓性および絶縁性を有する素材(例えば、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)等)で覆うことによって構成される、可撓性を有するフィルム状の配線部材である。中継用FPC164は、一端がFPC132の端部に接続され、他端が外部接続端子165に接続される。中継用FPC164は、当該中継用FPC164が配置される端子保持部166(第1ホルダ161、第2ホルダ162、および第3ホルダ163)の表面に沿って、折れ曲がった形状を有している。
外部接続端子165は、ターミナルブロック165Aおよび金属端子群165Bを有する。金属端子群165Bは、一端部が、ターミナルブロック165Aの前側(X軸負側)の面から、突出して設けられ、他端部が、ターミナルブロック165Aの後側(X軸正側)の面から、Z軸方向に折れ曲がった状態で設けられる。金属端子群165Bは、中継用FPC164が備える複数の配線(図示省略)の各々に他端部が電気的に接続される。ターミナルブロック165Aは、金属端子群165Bが整列した状態で、金属端子群165Bの中間部を保持する樹脂製の部材である。ターミナルブロック165Aは、金属端子群165Bとともに、中継用FPC164の第1平面部164Aの配線上に、リフロー方式による半田付けによって固定される。ターミナルブロック165Aは、中継用FPC164の第1平面部164Aとともに、第3ホルダ163の設置面163a上に設置される。固定されて一体となったターミナルブロック165Aおよび中継用FPC164の第1平面部164Aは、設置面163a上に立設された一対の係合爪163Cに対し、ターミナルブロック165Aの左右両側面に形成された係合溝165Cが係合することにより、第3ホルダ163によってともに保持される。
(第1ホルダ161および第2ホルダ162の連結構成)
次に、図10~図13を参照して、第1ホルダ161および第2ホルダ162の連結構成について説明する。図10は、互いに連結されていない状態の第1ホルダ161および第2ホルダ162を示す斜視図である。図11は、互いに連結された状態の第1ホルダ161および第2ホルダ162を示す斜視図である。図12は、互いに連結された状態の第1ホルダ161および第2ホルダ162を示す平面図である。図13は、第2ホルダ162の回動角度を規制する構成を説明するための図である。
図10に示すように、第1ホルダ161の前端部には、一対の軸部161Aが、Y軸方向に延在する回転中心軸AX2の同軸上に一定の間隔を有して並べて設けられている。一方で、第2ホルダ162の平面部162Aの上端部には、Y軸方向の同軸上に延在する一対の円筒状の保持腕162Dが、一定の間隔を有してY軸方向に並べて設けられている。保持腕162Dの各々の上部には、X軸方向に一定の幅を有してY軸方向に延在する切り欠き部162Eが形成されている。
第1ホルダ161の軸部161Aと、第2ホルダ162の保持腕162Dとは、いわゆるスナップフィット構造により連結される。第1ホルダ161に第2ホルダ162を取り付ける際には、保持腕162Dの切り欠き部162Eを、軸部161Aに押し当てて、さらに、保持腕162Dを、軸部161Aに向って押し込む。これにより、切り欠き部162Eが弾性変形によって押し広げられ、図11に示すように、保持腕162Dに軸部161Aが嵌め込まれる。これにより、第2ホルダ162は、第1ホルダによって、回転中心軸AX2の軸回りに、Y軸負側から見て時計回り(図11中D5方向)および反時計回り(図11中D6方向)の各々に回動可能に保持される。
ここで、図12に示すように、各保持腕162DのY軸方向の長さL2は、各軸部161AのY軸方向の長さL1よりも小さい。すなわち、第1ホルダ161において軸部161A両端部を支持する一対の壁面と、保持腕162Dの両端部との間には、隙間(長さ=L1-L2)が設けられており、この隙間分、保持腕162D(すなわち、第2ホルダ162)は、Y軸方向に移動可能となっている。
なお、第2ホルダ162は、第3ホルダ163を介して、外部接続端子165を保持するものである。このため、第2ホルダ162が、第1ホルダ161に対して、Y軸方向に移動可能、且つ、回転中心軸AX2の軸回りに回動可能となることにより、外部接続端子165も、第1ホルダ161に対して、Y軸方向に移動可能、且つ、回転中心軸AX2の軸回りに回動可能となる。
また、図10~図13に示すように、第2ホルダ162のY軸方向における両端部に設けられた側壁部162B,162Cの各々の上端面は、当接面162Fおよび当接面162Gを有する。
当接面162Fは、図13に示すように、第2ホルダ162がY軸負側から見て時計回りに最大に回動した状態において、第1ホルダ161の底面161a(Z軸負側の面)と当接する。これにより、当接面162Fは、第2ホルダ162の時計回りの回動角度を規制する。
当接面162Gは、当接面162Fよりも前側(X軸負側)に設けられており、図13に示すように、第2ホルダ162がY軸負側から見て反時計回りに略90°に回動した状態において、第1ホルダ161に形成されている規制面161Bと当接する。これにより、当接面162Gは、第2ホルダ162の反時計回りの回動角度を、略90°に規制する。
また、側壁部162B,162Cの各々の下端面における後側(X軸正側)の端部には、下方(Z軸負側)に突出したフック162Jが設けられている。各フック162Jは、図5に示すように、端子部160がケース本体120に組み込まれた状態において、ケース本体120の下部において上方(Z軸正方向)に突出して設けられた各フック124と所定量の隙間(図示せず)を介して係合することにより、第2ホルダ162の前後方向(X軸方向)の所定量以上の移動、ならびにY軸側から見て所定量以上の回動を規制された状態で、ケース本体120に保持される。
なお、本実施形態では、第2ホルダ162の回動可能角度を略90°としているが、これに限らず、例えば、規制面161B、当接面162F、および当接面162Gの少なくともいずれか一つの形成位置を変更することにより、第2ホルダ162の回動可能角度を、90°以上としてもよい。
このように、本実施形態の端子部160は、いわゆるスナップフィット構造により、第1ホルダ161の軸部161Aを、第2ホルダ162の保持腕162Dに対して押し込んで嵌め込むだけで、軸部161Aと保持腕162Dとを互いに連結し、外部接続端子165がY軸方向へ移動可能な構成、および、外部接続端子165が回転中心軸AX2の軸回りに回動可能な構成を実現することができる。
そして、本実施形態の端子部160は、第2ホルダ162が第1ホルダ161に対して90°回動可能であることにより、例えば、図21~図23を参照して後述するように、第1ホルダ161の底面161a(Z軸負側の面)において、FPC132と中継用FPC164とをピン161Cに重ねた状態で固定するために、かしめ装置による下方(Z軸負側)からの押圧かしめ作業を行ったり、FPC132と中継用FPC164の配線同士を半田付け接続するために、加熱装置による下方(Z軸負側)からの押圧加熱作業を行ったりする際に、図13に示すように、第2ホルダ162を反時計回りに略90°回動させることで、底面161aの作業領域を広くすることができるので、かしめ装置および加熱装置が、端子部160の各構成部品(第2ホルダ162、第3ホルダ163、中継用FPC164、および外部接続端子165)と干渉しないようにすることができる。
(第2ホルダ162および第3ホルダ163の連結構成)
次に、図14~図18を参照して、第2ホルダ162および第3ホルダ163の連結構成について説明する。図14は、互いに連結されていない状態の第2ホルダ162および第3ホルダ163を示す斜視図である。図15は、第3ホルダ163のX軸正側の構成を示す斜視図である。
図14および図15に示すように、第3ホルダ163は、YZ平面に略平行な平板状の平面部163Aを有する。平面部163AのX軸負側の表面は、外部接続端子165が設置される設置面163aとなっている。図14に示すように、設置面163aには、X軸負側に向って立設された一対の係合爪163Cが設けられている。また、平面部163AのY軸正側の側面およびY軸負側の側面の各々には、外側に突出した突起163Bが設けられている。また、平面部163Aの略中央には、レバー部163Dが、設置面163aとは反対側(X軸正側)に突出して設けられている。また、平面部163AのX軸正側の表面上には、Z軸方向に延在する一対のガイドリブ163Eが形成されている。
一方、図14に示すように、第2ホルダ162は、平面部162A、側壁部162B、および側壁部162Cを有する。平面部162Aは、YZ平面に略平行な平板状の部分である。側壁部162Bは、平面部162AのY軸正側の端部に設けられた、XZ平面に略平行な壁状の部分である。側壁部162Cは、平面部162AのY軸負側の端部に設けられた、XZ平面に略平行な壁状の部分である。
第2ホルダ162において、平面部162Aの上端部には、一対の保持腕162Dが設けられている。また、第2ホルダ162において、平面部162AのX軸負側の表面上には、Z軸方向に延在する一対のガイドリブ162Hが形成されている。また、第2ホルダ162において、平面部162AのY軸方向における両端部には、Z軸方向に延在する一対のガイド溝162Iが形成されている。また、第2ホルダ162において、平面部162AのY軸方向における中央部、且つ、Z軸方向における下端部近傍には、突起162Kが形成されている。
図16は、第3ホルダ163が第2ホルダ162に取り付けられる過程を示す断面図である。第2ホルダ162に第3ホルダ163を取り付ける際には、第2ホルダ162の下側から、第3ホルダ163を上方(Z軸正方向)にスライドさせる。このとき、第3ホルダ163に設けられた一対のガイドリブ163Eの内壁面に対して、第2ホルダ162に設けられた一対のガイドリブ162Hの外壁面を摺動させる。また、第2ホルダ162に設けられた一対のガイド溝162I内に対して、第3ホルダ163に設けられた一対の突起163Bを挿入して摺動させる。これにより、第3ホルダ163は、上方(Z軸正方向)へのスライド動作がY軸方向およびX軸方向でガイドされ、正しい位置および姿勢で上方(Z軸正方向)にスライドする。すなわち、一対のガイドリブ163Eおよび一対のガイドリブ162Hは、「ガイド機構」の一例である。また、一対のガイド溝162Iおよび一対の突起163Bは、「ガイド機構」の他の一例である。
ここで、図16Aに示すように、第3ホルダ163が、第2ホルダ162に対して所定の位置までスライドしたとき、第3ホルダ163のレバー部163Dの上側(Z軸正側)の傾斜面が、第2ホルダ162の突起162Kの下側(Z軸負側)の傾斜面に当接する。
さらに、図16Bに示すように、第3ホルダ163が上方に押し込まれると、レバー部163Dが、弾性変形しつつ突起162Kを乗り越える。
そして、図16Cに示すように、レバー部163Dが、突起162Kよりも上側(Z軸正側)に位置すると、レバー部163Dが元の状態に戻り、第2ホルダ162が第3ホルダ163に嵌め込まれた状態となり、よって、第2ホルダ162に対する第3ホルダ163の取り付けは完了する。
図17は、互いに連結された状態の第2ホルダ162および第3ホルダ163を示す斜視図である。図18は、図17に示す第2ホルダ162および第3ホルダ163のA-A断面図である。
図17および図18に示すように、第2ホルダ162に第3ホルダ163が取り付けられた状態において、第3ホルダ163の下方への移動は、レバー部163Dの先端面(Z軸負側の面)が突起162Kの上側の面(Z軸正側の面)に当接することによって規制される。これにより、第3ホルダ163は、第2ホルダ162から下方へ容易に抜け落ちないようになっている。
ここで、図17に示すように、レバー部163Dの先端面と、突起162Kの上側の面との間には、隙間L3が設けられている。これにより、第3ホルダ163は、第2ホルダ162に対し、レバー部163Dの先端面が突起162Kの上側の面に当接する位置を下限位置として、この隙間L3分、上方向(Z軸正方向,図中D1方向)および下方向(Z軸負方向,図中D2方向)へ移動できるようになっている。
この第3ホルダ163の上下方向の移動においても、第3ホルダ163の取り付け時と同様に、第3ホルダ163の上下方向の移動は、第2ホルダ162および第3ホルダ163が有するガイド機構により、ガイドされる。
なお、第3ホルダ163は、外部接続端子165を保持するものである。このため、第3ホルダ163が、第2ホルダ162によって、Z軸方向に移動可能に保持されることにより、第3ホルダ163が保持する外部接続端子165も、第2ホルダ162に対して、Z軸方向に移動可能となる。
なお、組み立て作業者は、第3ホルダ163が第2ホルダ162から取り外されている状態で、第3ホルダ163に外部接続端子165および中継用FPC164を取り付けることができる。これにより、組み立て作業者は、第3ホルダ163に対する外部接続端子165および中継用FPC164の取り付けを、容易に行うことができる。そして、組み立て作業者は、第3ホルダ163、外部接続端子165、および中継用FPC164を、第2ホルダ162に一括して取り付けることができる。
次に、図19および図20を参照して、第3ホルダ163に対する外部接続端子165および中継用FPC164の取り付け構成について説明する。図19は、互いに結合されていない状態の第3ホルダ163および外部接続端子165および中継用FPC164を示す斜視図である。図20は、互いに連結された状態の第3ホルダ163および外部接続端子165および中継用FPC164を示す斜視図である。
図19に示すように、中継用FPC164は、外部接続端子165側から順に、第1平面部164A、第2平面部164B、第3平面部164C、第4平面部164Dを有して構成されている。
第1平面部164Aは、YZ平面に対して平行な平面状の部分である。第1平面部164Aには、外部接続端子165が、リフロー方式による半田付けによって固定的に設置される。第2平面部164Bは、第1平面部164Aの下端部から後方に延在する、XY平面に対して平行な平面状の部分である。第3平面部164Cは、第2平面部164Bの後端部から上方に延在する、YZ平面に対して平行な平面状の部分である。第4平面部164Dは、第3平面部164Cの上端部から後方に延在する、XY平面に対して平行な平面状の部分である。
中継用FPC164と一体となっている外部接続端子165を第3ホルダ163に取り付ける際には、図19に示すように、第1平面部164Aに形成された一対の開口部164aに対し、第3ホルダ163が備える一対の係合爪163Cを、X軸正側からX軸負側へ貫通させつつ、第3ホルダ163を、中継用FPC164の第1平面部164A、第2平面部164B、および第3平面部164Cに囲まれた配置領域164b内に配置する。この際、中継用FPC164は、可撓性を有するため、必要であれば、配置領域164b内に第3ホルダ163を配置するために、配置領域164bを容易に拡大することができる。
これにより、図20に示すように、一対の係合爪163Cが、ターミナルブロック165Aの左右両側面に形成された係合溝165Cに係合する。その結果、図20に示すように、外部接続端子165が、中継用FPC164の第1平面部164Aとともに、第3ホルダ163の設置面163a上に固定され、第3ホルダ163によって保持されることとなる。すなわち、外部接続端子165が、中継用FPC164とともに第3ホルダ163と一体化される。したがって、第3ホルダ163を第2ホルダ162に取り付ける際には、図20に示すように、第3ホルダ163が外部接続端子165および中継用FPC164と一体化された状態で、これらの構成部品を一括して第2ホルダ162に取り付けることができる。
次に、図21~図23を参照して、端子部160における中継用FPC164の配置について説明する。図21および図22は、中継用FPC164の配置を説明するための、端子部160の外観斜視図である。図23は、図22に示す端子部160の一部拡大図である。図21では、端子保持部166(第1ホルダ161、第2ホルダ162、および第3ホルダ163)における中継用FPC164の設置面を示すために、中継用FPC164の図示が省略されている。
図21に示すように、第1ホルダ161の底面161a(Z軸負側の面)には、複数の円柱状のピン161Cが下方(Z軸負方向)に突出して設けられている。なお、図中のピン161Cは、初期状態(かしめ作業前)を表示してあるため、根元から先端まで直径が同じ円柱状であるが、FPC132や中継用FPC164を組み込んだ状態(かしめ作業後)では、先端部が潰されて直径が根元よりも大きい抜け止め形状部(図示せず)を有する。また、第3ホルダ163の後面(X軸正側の面)における下端部には、一対の円柱状のピン163Fが、後方(X軸正方向)に突出して設けられている。
図22に示すように、中継用FPC164は、端子保持部166(第1ホルダ161、第2ホルダ162、および第3ホルダ163)の表面に沿って配置される。
具体的には、中継用FPC164の第1平面部164Aは、第3ホルダ163の前側(X軸負側)の面である設置面163a上に配置される。
また、中継用FPC164の第2平面部164Bは、第3ホルダ163の下面(Z軸負側の面)から僅かに離間して配置される。
また、中継用FPC164の第3平面部164Cは、第3ホルダ163の後面(X軸正側の面)上、および、第2ホルダ162の後面(X軸正側の面)上に配置される。
また、中継用FPC164の第4平面部164Dは、第1ホルダ161の底面161a上に配置される。
図22および図23に示すように、第1ホルダ161の底面161aには、中継用FPC164の第4平面部164Dと、FPC132の端部とが、互いに直交するように重ねて設けられている。そして、第1ホルダ161の底面161a(Z軸負側の面)に設けられた複数のピン161Cの各々に対し、中継用FPC164の第4平面部164Dに形成された円形状の複数の開口部164Daの各々と、FPC132の端部に形成された円形状の複数の開口部132aの各々とが嵌め込まれる。
これにより、中継用FPC164の第4平面部164Dと、FPC132の端部とが、互いに重なり合った状態で、第1ホルダ161の底面161aに対して正確に位置決めされる。さらに、複数のピン161Cの各々の先端部が、下方からかしめ装置によって押し潰されて根元よりも直径が大きくなる(図示せず)ことにより、中継用FPC164の第4平面部164Dと、FPC132の端部とが、第1ホルダ161の底面161aに対して、密着した状態で確実に固定される。この際、図13に示すように、第2ホルダ162を反時計回りに略90°回動させることで、かしめ装置が、第2ホルダ162およびその他の構成部品(第3ホルダ163、中継用FPC164、および外部接続端子165)と干渉しないようにすることができる。
この状態で、中継用FPC164の第4平面部164Dに露出した状態で設けられている複数の配線の端子(図示省略)と、FPC132の端部に露出した状態で設けられている複数の配線の端子(図示省略)とが互いに接触しており、且つ、各端子には予め半田めっき加工が施されている。このため、各端子の周辺の領域を、下方から加熱装置によって押圧加熱することにより、中継用FPC164の各端子と、FPC132の各端子とを、互いに半田付けによって接続することができる。この際も、図13に示すように、第2ホルダ162を反時計回りに略90°回動させることで、加熱装置が、第2ホルダ162およびその他の構成部品(第3ホルダ163、中継用FPC164、および外部接続端子165)と干渉しないようにすることができる。
また、図22および図23に示すように、中継用FPC164の第3平面部164Cは、第3ホルダ163の後面(X軸正側の面)に設けられた一対のピン163Fの各々に対し、当該第3平面部164Cに形成された長穴形状の一対の開口部164Caの各々が嵌め込まれることよって、第3ホルダ163の後面に対して位置決めおよび保持される。
ここで、ピン163Fの外周面にはY軸方向に突出した一対の突起部163Faが設けられている。このため、ピン163FのY軸方向の最大幅は、開口部164CaのY軸方向の幅よりも大きくなっている。したがって、第3平面部164Cを配置する際には、ピン163Fに対して開口部164Caを押し広げながら突起部163Faより奥まで押し込む。これにより、突起部163Faが抜け止めとなってピン163Fに対して開口部164Caが嵌め込まれ、その結果、ピン163Fによって第3平面部164Cが位置決めおよび保持される。
また、開口部164Caは、上下方向(Z軸方向)を長手方向とする長穴形状を有している。これにより、第3ホルダ163のピン163Fは、第3平面部164Cを保持しつつ、開口部164Ca内を上下方向(Z軸方向)に移動可能となっている。本構成により、第3ホルダ163が第2ホルダ162に対して上下方向(Z軸方向)にスライドしたとき、第3平面部164Cに対して、ピン163Fによる上下方向(Z軸方向)の負荷がかかることを抑制することができる。
また、図23に示すように、第3ホルダ163の下面(Z軸負側の面)と、中継用FPC164の第2平面部164Bとの間には、隙間L4が設けられている。本構成により、第3ホルダ163が第2ホルダ162に対して下方向(Z軸負方向)にスライドしたとき、第2平面部164Bに対して、第3ホルダ163の下面による下方向(Z軸負方向)の負荷がかかることを抑制することができる。
また、図22および図23に示すように、中継用FPC164における第3平面部164Cと第4平面部164Dとがなす角部には、X軸方向およびZ軸方向に延在する、複数本のスリット164Eが形成されている。本構成により、第2ホルダ162が第1ホルダ161に対して左右方向(Y軸方向)にスライドしたとき、第3平面部164Cおよび第4平面部164Dにかかる左右方向(Y軸方向)の負荷を、複数本のスリット164Eによって逃がすことができる。
上記した各組立工程が実施されることにより、端子部160の組み立てが完了する。但し、上記各組立工程は、上記した順序とは異なる順序で実施されてもよい。
以上説明したように、一実施形態に係る回転コネクタ10は、外筒部120Aを有するケース本体120と、外筒部120Aの収容空間120B内に配置される内筒部114を有し、ケース本体120によって回転可能に保持されるロータ110と、収容空間120B内における外筒部120Aと内筒部114との間に巻回状態で収容されるFPC132と、FPC132の端部に設けられる外部接続端子165と、外部接続端子165を、互いに交差するY軸方向(第1の軸方向)およびZ軸方向(第2の軸方向)の各々に移動可能、且つ、Y軸方向に延びる回転中心軸AX2の軸回りに回動可能に保持する端子保持部166とを備える。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、外部接続端子165がY軸方向およびZ軸方向の各々に移動可能であるため、外部接続端子165を接続相手(実施形態では、ハウジング150の凹部152の基準位置に設けた開口部152A)に対して容易に位置合わせすることができる。
また、一実施形態に係る回転コネクタ10において、外部接続端子165は、金属端子群165Bと、金属端子群165Bを整列状態で保持するターミナルブロック165Aとを有する。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、金属端子群165Bを一括して、接続相手(実施形態では、ハウジング150の開口部152A)に対して容易に位置合わせすることができる。
また、一実施形態に係る回転コネクタ10において、端子保持部166は、第1ホルダ161と、第1ホルダ161に対して、Y軸方向に移動可能、且つ、Y軸方向に延びる回転中心軸AX2の軸回りに回動可能に保持される第2ホルダ162と、第2ホルダ162に対して、Z軸方向に移動可能に保持され、且つ、外部接続端子165を保持する第3ホルダ163とを有する。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、外部接続端子165がY軸方向およびZ軸方向の各々に移動可能、且つ、Y軸方向に延びる回転中心軸AX2の軸回りに回動可能な構成を、3つの部品(第1ホルダ161、第2ホルダ162、および第3ホルダ163)を組み合わせることにより、比較的簡単な構成で実現することができる。
また、一実施形態に係る回転コネクタ10において、第1ホルダ161は、回転中心軸AX2方向に延在する軸部161Aを有し、第2ホルダ162は、軸部161Aに対してスナップフィット構造により回動可能に連結される保持腕162Dを有する。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、第1ホルダ161に対する第2ホルダ162の取り付け作業を容易且つ確実に行うことができる。また、外部接続端子165が回動可能な構成を、比較的簡単な構成によって実現することができる。
また、一実施形態に係る回転コネクタ10において、第2ホルダ162の保持腕162Dは、第1ホルダ161の軸部161Aに対してY軸方向にスライド可能である。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、外部接続端子165がY軸方向に移動可能な構成を、比較的簡単な構成によって実現することができる。
また、一実施形態に係る回転コネクタ10において、第2ホルダ162および第3ホルダ163は、第2ホルダ162に対する第3ホルダ163のZ軸方向へのスライドをガイドするガイド機構(一対のガイドリブ163Eおよび一対のガイドリブ162H、ならびに、一対のガイド溝162Iおよび一対の突起163B)を有し、第3ホルダ163は、ガイド機構に従ってZ軸方向にスライドすることにより、第2ホルダ162に取り付け可能である。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、第2ホルダ162に対する第3ホルダ163の取り付け作業を容易且つ確実に行うことができる。
また、一実施形態に係る回転コネクタ10は、外部接続端子165とFPC132とを中継する中継用FPC164をさらに備え、第1ホルダ161は、FPC132の端部と中継用FPC164の端部とが重なった部分を、位置決めおよび保持する複数のピン161Cを有する。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、FPC132の端部および中継用FPC164の端部の位置決めおよび固定と、FPC132の端部と中継用FPC164の端部との接続とを、容易且つ確実に行うことができる。
また、一実施形態に係る回転コネクタ10において、中継用FPC164は、Y軸方向と交差する方向に延在するスリット164Eを有する。
これにより、一実施形態に係る回転コネクタ10は、外部接続端子165がY軸方向に移動したときに中継用FPC164に係る負荷を、スリット164Eによって逃がすことができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、FPC132の車両本体14側の端部に設けられている外部接続端子165が、移動可能且つ回動可能な構成を有しているが、これに限らず、例えば、FPC132のステアリングホイール12側の端部に設けられている外部接続端子が、移動可能且つ回動可能な構成を有してもよい。
本国際出願は、2019年6月19日に出願した日本国特許出願第2019-113911号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
10 回転コネクタ
10A 貫通孔
10B,10C 接続面
10E コネクタ
10F コネクタ
12 ステアリングホイール
12A 接続面
14 車両本体
14A 接続面
20 ステアリング装置
110 ロータ
112 平板部
114 内筒部
116 コネクタケース部
120 ケース本体(ケース)
120A 外筒部
120B 収容空間
122 係合爪
130 FPCユニット
132 FPC(可撓性ケーブル)
134 端子部
140 ケースカバー
142 フック
144 コネクタケース部
150 ハウジング
152 凹部
160 端子部
161 第1ホルダ(第1の保持部材)
161A 軸部
161C ピン
162 第2ホルダ(第2の保持部材)
162D 保持腕
162H ガイドリブ
162I ガイド溝
162J フック
163 第3ホルダ(第3の保持部材)
163E ガイドリブ
163B 突起
164 中継用FPC(中継用可撓性ケーブル)
164E スリット
165 外部接続端子
165A ターミナルブロック
165B 金属端子群(複数の金属端子)
166 端子保持部
AX1,AX2 回転中心軸

Claims (7)

  1. 外筒部を有するケースと、
    前記外筒部の収容空間内に配置される内筒部を有し、前記ケースによって回転可能に保持されるロータと、
    前記収容空間内における前記外筒部と前記内筒部との間に巻回状態で収容される可撓性ケーブルと、
    前記可撓性ケーブルの端部に設けられる外部接続端子と、
    前記外部接続端子を、互いに交差する第1の軸方向および第2の軸方向の各々に移動可能、且つ、前記第1の軸方向に延びる回転中心軸の軸回りに回動可能に保持する端子保持部と
    を備え
    前記端子保持部は、
    第1の保持部材と、
    前記第1の保持部材に対して、前記第1の軸方向に移動可能、且つ、前記第1の軸方向に延びる回転中心軸の軸回りに回動可能に保持される第2の保持部材と、
    前記第2の保持部材に対して、前記第2の軸方向に移動可能に保持され、且つ、前記外部接続端子を保持する第3の保持部材と
    を有する
    ことを特徴とする回転コネクタ。
  2. 前記外部接続端子は、
    複数の金属端子と、
    前記複数の金属端子を整列状態で保持するターミナルブロックと
    を有することを特徴とする請求項1に記載の回転コネクタ。
  3. 前記第1の保持部材は、前記回転中心軸の軸方向に延在する軸部を有し、
    前記第2の保持部材は、前記軸部に対してスナップフィット構造により回動可能に連結される保持腕を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の回転コネクタ。
  4. 前記第2の保持部材の前記保持腕は、前記第1の保持部材の前記軸部に対して前記第1の軸方向にスライド可能である
    ことを特徴とする請求項に記載の回転コネクタ。
  5. 前記第2の保持部材および前記第3の保持部材は、
    前記第2の保持部材に対する前記第3の保持部材の前記第2の軸方向へのスライドをガイドするガイド機構を有し、
    前記第3の保持部材は、
    前記ガイド機構に従って前記第2の軸方向にスライドすることにより、前記第2の保持部材に取り付け可能である
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の回転コネクタ。
  6. 前記外部接続端子と前記可撓性ケーブルとを中継する中継用可撓性ケーブルをさらに備え、
    前記第1の保持部材は、前記可撓性ケーブルの端部と中継用可撓性ケーブルの端部とが重なった部分を、位置決めおよび保持する複数のピンを有する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の回転コネクタ。
  7. 前記中継用可撓性ケーブルは、前記第1の軸方向と交差する方向に延在するスリットを有する
    ことを特徴とする請求項に記載の回転コネクタ。
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