JP7236634B2 - インターホンシステム、インターホン親機、インターホンシステムの制御方法、プログラム - Google Patents

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本発明は、インターホンシステム、インターホン親機、インターホンシステムの制御方法、プログラムに関する。
特許文献1には、インターホン親機と携帯型IP電話端末(端末装置)との間で無線通信し、携帯型IP電話端末とドアホン子器(子機)との間で音声信号を授受するようにしたインターホンシステムが記載されている。
特開2007-312242号公報
特許文献1に記載されたインターホンシステムは、携帯型IP電話端末が宅内にあるときにのみドアホン子器との間で通話が可能であり、携帯型IP電話端末が宅内にないときには、ドアホン子器との通話ができない。
本発明は、端末装置の場所にかかわらず子機の情報を確認できるようにしたインターホンシステムを提供することを目的とし、さらにインターホン親機、インターホンシステムの制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るインターホンシステムは、インターホン親機と子機と記録装置とを備える。前記インターホン親機は、建築物の所定スペースに設置される。前記子機は、前記所定スペースに対する来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を出力するように構成されている。前記記録装置は、前記子機が出力した前記情報を記録する。さらに、前記インターホン親機は、無線通信路を含むみ、かつ構内通信網を介さない伝送路を介して端末装置と通信する通信インターフェイスと、前記記録装置に記録されている前記情報を前記通信インターフェイスを通して前記端末装置に出力する処理部とを備える。前記子機は、ドアホン子機と、前記インターホン親機と前記構内通信網を介して接続されるロビーインターホンとを含む。
本発明の一態様に係るインターホン親機は、上述したインターホンシステムに備えられているインターホン親機である。
本発明の一態様に係るインターホンシステムの制御方法は、以下のステップを備える。すなわち、第1のステップは、子機が出力した建築物の所定スペースに対する来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を記録装置に記録するステップである。また、第2のステップは、前記所定スペースに設置されたインターホン親機が、前記記録装置に記録されている前記情報を無線通信路を含み、かつ構内通信網を介さない伝送路を介して端末装置に出力するステップである。前記子機は、ドアホン子機と、前記インターホン親機と前記構内通信網を介して接続されるロビーインターホンとを含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、上述したインターホンシステムにおける前記インターホン親機の前記処理部として機能させるためのプログラムである
本発明の構成によれば、端末装置の場所にかかわらず子機の情報を確認することが可能である。例えば、子機が来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を出力し、この情報にインターホン親機で対応できなかった場合でも、端末装置を用いて子機が出力した情報の確認が可能である。
図1は実施形態を示すシステム構成図である。 図2は同上が備えるインターホン親機の正面図である。 図3は同上の動作を説明するフローチャートである。
以下に説明するインターホンシステムは、インターホンシステムを設置する建築物が集合住宅である場合を想定して説明する。ただし、建築物についてとくに制限はなく、テナントビル、戸建て住宅、病院などの建築物において以下に説明するインターホンシステムを適用することを妨げない。戸建て住宅にインターホンシステムを適用する場合、以下に説明する制御装置などの構成は不要である。すなわち、インターホン親機と子機と記録装置とを除く構成要素は、以下に説明するインターホンシステムにおいて、選択的な構成要素であり必須ではない。
図1のように、インターホンシステム100は、インターホン親機10と子機21、22、23とを備えている。また、インターホンシステム100は、子機21、22、23が出力した情報を記録する記録装置24を備える。図1に示すインターホンシステム100では、インターホン親機10が記録装置24を備えているが、記録装置24をインターホン親機10が備えていることは必須ではない。
インターホン親機10は、集合住宅30の複数の住戸31の内部にそれぞれ設置されている。インターホン親機10は、住戸に設置されたセンサから警報の情報あるいはセンサが測定した情報などを含む信号を受信する機能を備えていてもよい。センサは、例えば、煙センサ、火災センサ、ガスセンサ、防犯センサ、電力メータなどから選択される。この種のインターホン親機10は、住宅情報盤、住戸端末などの名称で呼ばれることがある。建築物の所定スペースである個々の住戸31において、インターホン親機10が設置される場所は、台所、居間、玄関、寝室などから選択される。図1では、複数の住戸31それぞれに1台ずつのインターホン親機10を設けている。ただし、主となるインターホン親機10のほかに、1台以上の増設用のインターホン親機を備える住戸31があってもよい。主となるインターホン親機10と増設用のインターホン親機との間の伝送路は、有線通信路と無線通信路とのどちらであってもよい。
増設用のインターホン親機は、子機21、22、23との間で、主となるインターホン親機10を介して通信し、主となるインターホン親機10と同様の機能を実現する。住戸31で増設用のインターホン親機が使用されるか否かにかかわらず、以下に説明する機能が実現されるから、以下では、複数の住戸31それぞれに1台のインターホン親機10を備える場合を例として説明する。
子機21は、いわゆるドアホン子機であり、主となるインターホン親機10と信号線41を介して接続されている。子機21は、インターホン親機10との間で音声信号の伝送が可能であり、インターホン親機10に呼出信号を送信するための呼出ボタンを備える。子機21は、周囲を撮影するカメラを備える場合もある。以下では、子機21がカメラを備える場合を想定して説明する。
子機22は、いわゆるロビーインターホンであり、集合住宅30の共用部分32(共用玄関)に配置される。子機22は、子機21と同様に、インターホン親機10との間で音声信号の伝送が可能である。また、子機22は、複数の住戸31のうちで呼出信号を送信する相手先の住戸31を選択するための操作部と、集合住宅30の共用部分32への来訪者を撮影するためのカメラ221とを備える。
インターホン親機10は、集合住宅30に敷設されている構内通信網42を介して子機22との間で信号を伝送する。構内通信網42は、デジタル信号を伝送する。構内通信網42には制御装置25が接続されており、制御装置25は、子機22で選択された住戸31に設置されているインターホン親機10と子機22との間の通信を可能にする。また、構内通信網42には、個々のインターホン親機10が接続される箇所に分岐器43が設けられている。インターホン親機10と分岐器43とは接続線44を介して接続される。
子機23は、集合住宅の共用部分32に設置された受取用のボックス26に付属している。ボックス26は、郵便物を収容する郵便ボックス、あるいは宅配物を収容する宅配ボックスであり、郵便物あるいは宅配物のような配達物をボックス26に収容したことを検出するためのセンサ261を備える。子機23は、ボックス26への配達物の収容をセンサ261が検出すると、配達物の情報を構内通信網42に出力する。子機23は構内通信網42に接続されており、センサ261がボックス26への配達物の収容を検出すると、配達物の届け先である住戸31に設置されているインターホン親機10に対して、制御装置25を介して配達物の情報を通知する。
ボックス26が郵便物を受け取る郵便ボックスである場合、複数の住戸31それぞれに個別のボックス26が設けられる。したがって、郵便物が投函されるボックス26は住戸31と一対一に対応付けられており、ボックス26が備えるセンサ261が検出した配達物の情報は、ボックス26に一対一に対応した住戸31のインターホン親機10に通知される。
一方、ボックス26が宅配物を収容する宅配ボックスである場合、集合住宅30の複数の住戸31でボックス26を共用していることが多い。そのため、宅配物を収容するボックス26は宅配物の届け先を認識する機能を有している。子機23は、ボックス26から宅配物の届け先の情報を受け取り、宅配物の情報(配達物の情報)を届け先の住戸31に設置されたインターホン親機10に通知する。
本実施形態におけるインターホンシステム100は、集合住宅30での使用を想定しているから、建築物の中には住戸31及び共用部分32のほかに管理人室33がある。管理人室33には、構内通信網42に接続された管理用親機27が設置される。管理用親機27は、カメラ221で撮影した画像を子機22から受け取る機能、ボックス26への配達物の収容の状況を子機23から受け取る機能、集合住宅30の住戸31に設置されたインターホン親機10それぞれとの通信の機能などを備える。管理用親機27は、インターホン親機10に対して文字情報などを送信することも可能である。したがって、インターホン親機10は管理人からの連絡の情報などを受け取ることが可能である。制御装置25は、管理人室33に設置される。
インターホン親機10は、処理部11と通信インターフェイス12とを備える。また、インターホン親機10は、マイクロホン13及びスピーカ14を備え、子機21、22との間で音声信号を伝送する。さらに、インターホン親機10は、出力装置としてのモニタ装置15を備える。モニタ装置15は、液晶表示器、有機EL表示器(EL:Electroluminescence)などから選択される表示器を備える。子機21は、インターホン親機10が備える子機インターフェイス16に接続される。インターホン親機10は、カメラ221が撮影した画像の情報を含む映像信号を子機22から受け取ってモニタ装置15に表示する機能を有する。また、インターホン親機10は、子機21がカメラで撮影した画像の情報を含む映像信号を子機21から受け取ってモニタ装置15に表示する。ここに、モニタ装置15は、タッチセンサを備えるタッチパネルであってもよい。
本実施形態のインターホン親機10は、記録装置24を備える。記録装置24は、子機21、22が来訪者の情報を出力すると来訪者の情報を記録し、子機23が配達物の情報を出力すると配達物の情報を記録する。来訪者の情報は、子機21、22が呼出信号を出力したという情報を含み、配達物の情報は、子機23がボックス26への配達物の収容を認識したという情報を含む。記録装置24に記録される情報は、来訪者の情報あるいは配達物の情報が発生した時刻を含む。また、記録装置24には、子機21のカメラあるいは子機22のカメラ221で撮影された画像の情報も記録される。記録装置24に記録される画像の情報は、インターホン親機10が呼出信号を受信してから一定期間(例えば、10秒間から30秒間程度)の動画像が望ましい。あるいは、記録装置24に記録される画像は、所定時間(例えば、0.5秒から2秒程度)ごとに撮影された複数枚(例えば、5枚から10枚程度)の静止画像であってもよい。配達物について、差出人がわかる場合には、記録装置24に記録する配達物の情報に差出人の情報を含んでいてもよい。
インターホン親機10は、構内通信網42に接続するための接続インターフェイス17を備える。接続インターフェイス17は、構内通信網42との電気的かつ機械的な接続のための接続端子と、構内通信網42を通して伝送される信号を授受するための電気回路とを含む。また、インターホン親機10は、マイクロホン13及びスピーカ14を用いた通話の開始及び終了の際に操作される通話スイッチ18、共用玄関からの出入口の解錠の際に操作される解錠スイッチ19などを備える。
図2にインターホン親機10の外観を示す。図2に示すインターホン親機10は、筐体の前面中央部にモニタ装置15が配置され、筐体の前面下部に通話スイッチ18と解錠スイッチ19とを備える。また、スピーカ14が筐体の前面上部に配置されている。
処理部11は、プログラムを実行するプロセッサを主なハードウェア要素として備えている。プロセッサはメモリとともにコンピュータを構築する。プロセッサは、メモリを一体に備えるデバイスと、メモリの外付が必要なデバイスとのどちらであってもよい。ここに、本実施形態のインターホン親機10は記録装置24を備えているから、記録装置24を実現するメモリをプロセッサとは別に備えていることが望ましい。
プログラムは、コンピュータが備えるROM(Read Only Memory)に書き込まれているほか、光学ディスク、ハードディスク装置、外部メモリ装置のようなコンピュータで読取可能な記録媒体により提供されてもよい。また、プログラムは、インターネットあるいは移動体電話網のような電気通信回線を通じてコンピュータに提供されてもよい。プロセッサがプログラムを実行するとき、プログラムは、コンピュータが備えるRAM(Random Access Memory)あるいは書換可能な不揮発性メモリに書き込まれる。インターホン親機10は、記録媒体により提供されるプログラムを読み込むためのインターフェイスを備えていればよい。また、電気通信回線を通じてプログラムが提供される場合、インターホン親機10は、通信インターフェイス12を通してプログラムを読み込むように構成されていればよい。プログラムのアップデータは、構内通信網を通して提供されるように構成されていてもよい。
通信インターフェイス12は、無線通信路を含む伝送路を介して端末装置50と通信することが可能である。端末装置50は、スマートフォンあるいはタブレット端末のように無線通信路を通してインターネットあるいは移動体電話網のような電気通信回線との接続が可能である構成を想定している。端末装置50は、パーソナルコンピュータであってもよい。通信インターフェイス12と端末装置50との間の伝送路は、無線通信路のみである場合を想定しているが、一部に有線通信路を含むことを妨げない。無線通信路は、伝送媒体が電波である場合を想定しているが、伝送媒体が可視光あるいは赤外光のような光であってもよい。また、伝送媒体が電波である場合に、通信インターフェイス12は、WiFi(登録商標)、Bluetoorh(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy)、近距離無線通信などから選択される通信仕様を採用した無線局、あるいは特定小電力無線局として機能すればよい。
以下に、インターホン親機10の動作を説明する。処理部11は、通常時には、マイクロホン13、スピーカ14、モニタ装置15の動作を停止させており、子機21、22のいずれかからの呼出信号を受けると、スピーカ14及びモニタ装置15を起動させる。この状態で、ユーザが通話スイッチ18を操作すれば、マイクロホン13の機能が有効になり、マイクロホン13及びスピーカ14を通して子機21、22との間の通話が可能になる。また、子機21からの呼出信号を受け取ると子機21のカメラが撮影している画像をモニタ装置15に表示し、子機22からの呼出信号を受け取るとカメラ221が撮影している画像をモニタ装置15に表示する。
一方、処理部11は、呼出信号を受け取った後の所定時間内に通話スイッチ18が操作されないときには、呼出信号を受け取ったことを表す来訪者の情報を記録装置24に記録する。ここでの所定時間は、例えば1分間から2分間程度である。来訪者の情報は、子機21、22が呼出信号を出力したことを表す情報を含み、処理部11が呼出信号を受け取った時刻と合わせて記録装置24に記録される。子機21は呼出信号を出力するときにカメラを起動して映像信号をインターホン親機10に送り、また子機22は呼出信号を出力するときにカメラ221を起動して映像信号をインターホン親機10に送る。記録装置24には、子機21あるいは子機22から送られた映像信号も来訪者の情報として記録される。すなわち、子機21あるいは子機22からの呼出信号に対し、インターホン親機10で通話スイッチ18が操作されず、未対応であるときには、記録装置24に来訪者の情報が記録される。
処理部11は、子機23から配達物の情報を受け取った場合には、モニタ装置15を起動し、配達物がボックス26に収納されたことを表す内容をモニタ装置15の画面に表示する。配達物の情報は、配達人の画像の情報、配達物の差出人の情報などを含んでいてもよい。また、インターホン親機10が子機23から配達物の情報を受け取ると、配達物の情報を受け取った日時と併せて記録装置24に記録される。ボックス26に収容されている配達物を回収すると、子機23がセンサ261から配達物が回収されたことを示す情報を出力し、インターホン親機10がこの情報を受け取ると、記録装置24に記録された配達物の情報が消去される。したがって、子機23からの配達物の情報に対し、配達物の回収を行わないと、インターホン親機10では配達物の情報に対して未対応の情報として、記録装置24に配達物の情報が残される。
以上説明したように、子機21、22は来訪者の情報を出力し、子機23は配達物の情報を出力する。来訪者の情報をインターホン親機10が受け取った後に、通話スイッチ18が操作されると、この来訪者の情報は対応済として扱われ、記録装置24には記録されない。一方、来訪者の情報をインターホン親機10が受け取った後に、通話スイッチ18が操作されなければ、この来訪者の情報は未対応として扱われ、記録装置24に記録される。また、配達物の情報は、記録装置24に記録された後、配達物が回収されるまでは未対応として扱われ、記録装置24に残される。
記録装置24に記録された来訪者の情報と配達物の情報とは、インターホン親機10において確認することが可能である。インターホン親機10は、記録装置24の内容を確認するための操作部を備え、この操作部が操作されると、処理部11は、記録装置24に記録されている情報をモニタ装置15に表示する。
記録装置24に記録されている来訪者の情報がインターホン親機10のモニタ装置15に表示されると、モニタ装置15に表示された来訪者の情報は、通話スイッチ18が操作された情報と同様に、インターホン親機10で対応済の情報として扱われる。記録装置24に記録されている来訪者の情報には、未対応と対応済とを区別するデータを付加しておくことが望ましい。記録装置24に記録されている配達物について、配達物をボックス26から回収していなければ未対応であり、配達物をボックス26から回収していれば対応済である。記録装置24に記録されている配達物の情報は、配達物がボックス26から回収された後には上述したように消去すればよいが、来訪者の情報と同様に、未対応と対応済とを区別するデータを付加して記録装置24に残しておいてもよい。
ところで、この種の情報は、例えばインターホン親機10が設置されている住戸31に居住するユーザの不在期間に発生した情報が相当する。住戸31に居住するユーザが、入浴中、睡眠中、あるいはインターホン親機10が設置されていない場所での作業中であるなど、インターホン親機10からの呼出信号に応答できない場合に発生した情報も同様である。記録装置24に記録されているこれらの情報は、インターホン親機10の所定の操作部を操作することによって、適宜に消去することが可能である。
本実施形態のインターホンシステム100は、操作部が操作されたときの処理部11の動作を、端末装置50から行うことが可能である。端末装置50は、この操作を可能にするために、アプリケーションプログラム(いわゆる「アプリ」)によって、インターホン親機10に紐付けられている。すなわち、アプリケーションプログラムは、インターホン親機10が設置されている住戸31に居住するユーザが保有している端末装置50に、インターホン親機10を紐付ける機能を有している。
インターホン親機10は、上述したアプリケーションプログラムを搭載した端末装置50との間で、通信インターフェイス12を介して無線通信を行うことが可能である。ここで、インターホン親機10と端末装置50との少なくとも一方で、所定の操作を行うことによって、インターホン親機10と端末装置50との紐付けが自動的に行われる。なお、インターホン親機10と端末装置50とは、通信用の暗号キーを手動で入力することによって紐付けるように構成されていてもよい。
インターホン親機10との紐付け作業が終了した端末装置50は、インターホン親機10が設置された住戸31について、記録装置24に記録されている来訪者の情報と配達物の情報とを確認することが可能である。記録装置24に記録されている情報を端末装置50で確認する際には、端末装置50でアプリケーションプログラムが起動される。次に、端末装置50は、記録装置24に記憶されている来訪者の情報あるいは配達物の情報の確認を要求する通知をインターホン親機10に送信する。インターホン親機10の処理部11は、端末装置50の認証後に、記録装置24に記録されている情報の確認を要求する通知を端末装置50から受け取り、来訪者の情報あるいは配達物の情報を記録装置24から読み出して端末装置50に出力する。
記録装置24には、インターホン親機10が呼出信号に対して応答しなかった来訪者の情報、あるいはインターホン親機10に通知された配達物のうち未回収である配達物の情報が記録されている。したがって、インターホン親機10が通信インターフェイス12を通して端末装置50に出力する情報は、呼出信号に対して応答しなかった来訪者の情報と、ボックス26から未回収である配達物の情報とである。
ただし、来訪者の情報のうち、インターホン親機10のモニタ装置15に出力した情報は対応済であるから、対応済の情報は端末装置50に出力しなくてもよい。処理部11は、記録装置24に記録された情報の確認を、端末装置50から要求されたときに、来訪者の情報と配達物の情報とのうち未対応の情報のみを、端末装置50に出力してもよい。端末装置50に出力する情報を選択する場合、処理部11は、記録装置24に記録されている情報について、上述した未対応と対応済とを区別するデータを参照し、未対応の情報だけを端末装置50に出力すればよい。
インターホン親機10の処理部11が端末装置50との関係において行う処理を、図3を用いて説明する。なお、図3では、来訪者の情報あるいは配達物の情報がインターホン親機10に通知されたときに、ユーザがこれらの情報に対処した場合については記載していない。処理部11は、子機21、22から来訪者の情報を受け取るか(S11:Yes)、子機23から配達物の情報を受け取ると(S12:Yes)、これらの情報が記録装置24に記録される(S13)。来訪者の情報がなく(S11:No)、配達物の情報もなければ(S12:No)、子機21、22、23が情報を出力するまで待ち受ける。
処理部11は、記録装置24に記録されている情報の確認が、端末装置50から要求されると(S14:Yes)、インターホン親機10に出力していない情報があるか否かを確認する(S15)。処理部11は、インターホン親機10に出力していない情報が記録装置24にあれば(S15:Yes)、端末装置50に出力する(S16)。処理部11は、ステップS15で、インターホン親機10に出力していない情報が記録装置24になければ(S15:No)、端末装置50に出力する情報がない旨の応答を端末装置50に返す(S17)。
ところで、処理部11は、記録装置24に記録されている情報を端末装置50に出力しても、該当する情報を記録装置24から消去せずに残すように構成されていることが望ましい。この場合、インターホン親機10では、記録装置24から端末装置50に出力された情報を、インターホン親機10の所定の操作部を操作することにより、出力装置15であるモニタ装置15に再び出力することが可能である。
住戸31に複数人のユーザが居住している場合には、いずれかのユーザが記録装置24の情報をインターホン親機10で確認し、情報に応じた対処を行うことが可能である。情報に応じた対処とは、例えば、来訪者に連絡すること、配達物をボックス26から回収することなどを意味している。もっとも、端末装置50に出力したすべての情報を、モニタ装置15に再び出力すると、住戸31に居住するユーザにとって煩わしい場合もある。そのため、記録装置24に記録されている情報をモニタ装置15に出力する際には、モニタ装置15に出力するか否かを情報ごとに選択可能であることが望ましい。
そこで、処理部11は、記録装置24に記録された情報をモニタ装置15に出力する際に、来訪者の情報か配達物の情報かの区別と、情報に対応する日時とのリストをモニタ装置15に表示する。ここでは、リストにおいて1つの情報に対応した項目を「見出し」と呼ぶ。モニタ装置15にリストを表示している状態で、処理部11は、リストの中の見出から1つ以上の見出しの指定を待ち受ける。インターホン親機10の所定の操作部が操作されて、いずれかの見出し情報が指定されると、処理部11は、指定された見出しに対応した情報を記録装置24から読み出してモニタ装置15に表示する。
また、インターホン親機10の所定の操作部が操作されて、キャンセルが指示されると記録装置24から情報が読み出されず、消去が指示されると記録装置24から情報が消去される。記録装置24から消去される情報は、リストに表示された個々の見出しについて選択することが可能である。なお、処理部11は、記録装置24から読み出した情報をモニタ装置15に表示しても、記録装置24の情報は消去せず、消去の操作が行われた後に情報の消去を行うことが望ましい。
以上説明したように、処理部11は、記録装置24に記録されている情報をモニタ装置15に出力する際に、記録装置24に記録されている情報のうち、端末装置50に出力した情報をモニタ装置15に出力するか否かの指示を受け取るように構成されている。記録装置24に記録された情報のうち、端末装置50に出力されていない情報については、処理部11は、情報が発生した日時の順番でインターホン親機10のモニタ装置15に表示させることが望ましい。また、処理部11は、記録装置24に記録された情報のうち、端末装置50に出力されていない情報についても、端末装置50に出力された情報と同様にリストから選択させてもよい。
上述したインターホンシステム100では、記録装置24に記録されている情報をインターホン親機10から端末装置50に出力する際に、端末装置50から確認の要求を送信している。したがって、端末装置50は、住戸31のインターホン親機10との間で直接に通信しなくとも、インターホン親機10との間で通信を可能とする伝送路を確保できれば、記録装置24に記録された情報を確認することが可能である。例えば、インターホンシステム100が、インターネットのような広域網である電気通信回線に接続され、この電気通信回線を通してインターホン親機10が端末装置50と通信可能であれば、端末装置50は任意の場所で情報を確認することができる。
上述したインターホンシステム100では、集合住宅30の外部あるいは住戸31の外部である共用部分32などで端末装置50から情報の確認を要求できるように、端末装置50とインターホン親機10との間の伝送路を構築することが可能である。記録装置24に記録されている情報を、集合住宅30の外部あるいは共用部分32で確認することができれば、住戸31に戻らなくとも、共用部分32で配達物をボックス26から回収した後に住戸31に帰宅することが可能である。
一方、インターホン親機10の通信インターフェイス12が、端末装置50と直接に通信するように構成されている場合、住戸31の内部あるいは住戸31の近辺でのみ、記録装置24に記録されている情報を端末装置50で確認することが可能である。この場合、通信インターフェイス12と端末装置50との間の伝送路は無線通信路のみである。処理部11は、通信インターフェイス12と端末装置50との間で通信が可能か不能かを監視する。処理部11は、端末装置50が通信インターフェイス12と通信不能である領域から通信可能である領域に入ると、記録装置24に記録されている情報を自動的に読み出して端末装置50に出力するように構成される。すなわち、インターホン親機10は、端末装置50に対してプッシュ通信を行い、記録装置24に格納されている情報に対してユーザが未対応であれば、端末装置50に通知することによって、対応を促すことができる。
なお、端末装置50がインターホン親機10と直接に通信するのではなく、集合住宅30の共用部分32の近辺にアクセスポイントを設置したインターホンシステム100を構築してもよい。このインターホンシステム100では、端末装置50は、アクセスポイントを介してインターホン親機10と通信することが可能であり、アクセスポイントは通信インターフェイス12と同様に、端末装置50とは無線通信路を介して通信する。また、アクセスポイントは、端末装置50が通信不能である領域から通信可能である領域に入ると、プッシュ通信を行うことによって、記録装置24に記録された情報を端末装置50に出力することが望ましい。この構成では、端末装置50から確認の要求を行う場合と同様に、共用部分32において配達物があるか否かを確認でき、しかも端末装置50の操作を行うことなくプッシュ通信によって、端末装置50に自動的に情報が出力される。
ところで、上述したインターホンシステム100は、子機21がカメラを備えている場合を想定している。子機21がカメラを備えていない場合、子機21が呼出信号を出力したという情報と、インターホン親機10が呼出信号を受け取った日時との情報とが、来訪者の情報として記録装置24に記録される。なお、記録装置24は、来訪者の情報として、子機21が呼出信号を出力したという情報と併せて、子機21が呼出信号を出力してから一定時間(例えば、10秒間から30秒間程度)の音声信号を記録してもよい。
また、記録装置24がインターホン親機10に設けられていることは必須ではない。記録装置24は、制御装置25あるいは管理用親機27に設けられていてもよい。インターホンシステム100が、インターネットのような広域網である電気通信回線に接続されている場合、電気通信回線に接続されたコンピュータサーバで記録装置24を実現することも可能である。
上述したインターホンシステム100では、来訪者の情報と配達物の情報との両方を記録装置24に記録する場合を記載したが、来訪者の情報と配達物の情報との一方だけを記録装置24に記録してもよい。とくに、インターホン親機10との通話を行う子機21は集合住宅30に限らず、インターホンシステム100に必須であるから、記録装置24に来訪者の情報のみを記録することは有用である。また、インターホン親機10は、センサから警報の情報あるいはセンサが計測した情報を受け取ることができ、また管理人からの連絡の情報などを受け取ることができる。そのため、記録装置24にこの種の情報を記録しておき、この情報を端末装置50で確認できるようにしてもよい。なお、インターホンシステム100の用途によっては、子機22、23、制御装置25、管理用親機27、分岐器43などは設けなくてもよい。例えば、戸建て住宅用のインターホンシステム100は、インターホン親機10と子機21とを備えていればよい。
以上説明したインターホンシステム100、インターホン親機10、インターホンシステム100の制御方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、実施形態のインターホンシステム100、インターホン親機10、インターホンシステム100の制御方法の実行主体としての機能が実現される。
プログラムは、コンピュータシステムのメモリにあらかじめ記憶されていているほか、コンピュータシステムで読取可能な非一時的な記録媒体で提供されてもよい。この種の記録媒体は、例えば、光学ディスク、ハードディスク装置、外部メモリ装置などから選択される。また、プログラムは、インターネットあるいは移動体電話網のような電気通信回線を通じて提供されてもよい。
コンピュータシステムのプロセッサは、集積回路(IC)、大規模集積回路(LSI)などから選択される1個あるいは複数個の電子回路で構成される。複数個の電子回路は、1つのチップに集約されるか、複数のチップに分散して設けられる。複数のチップは、1つの装置に集約されるか、複数の装置に分散して設けられる。
また、1台のインターホン親機10が、処理部11の機能を集約して有することは必須ではなく、処理部11の機能は他の装置に分散して実現されてもよい。例えば、管理用親機27あるいはコンピュータサーバが処理部11の機能の一部を備えていてもよい。コンピュータサーバは、単独のコンピュータシステムで構築されるか、電気通信回線を通じて接続された複数台のコンピュータシステムで構築される。また、コンピュータサーバは、クラウドコンピューティングで構築されていてもよい。
本実施形態に係る一態様のインターホンシステム100は、インターホン親機10と子機21、22、23と、記録装置24とを備えている。インターホン親機10は、建築物(集合住宅30)の所定スペース(住戸31)に設置される。子機21、22、23は、所定スペースに対する来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を出力するように構成される。記録装置24は、子機21、22、23が出力した情報を記録する。インターホン親機10は、処理部11と通信インターフェイス12とを備える。通信インターフェイス12は、無線通信路を含む伝送路を介して端末装置50と通信する。処理部11は、記録装置24に記録されている情報を通信インターフェイス12を通して端末装置50に出力する。
本実施形態の一態様に係るインターホンシステム100の制御方法は、以下のステップを備える。第1のステップは、建築物(集合住宅30)の所定スペース(住戸31)に対する来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を子機21、22、23が出力すると情報を記録装置24に記録するステップである。第2のステップは、所定スペースに設置されたインターホン親機10が、記録装置24に記録されている情報を無線通信路を含む伝送路を介して端末装置50に出力するステップである。
すなわち、記録装置24に記録された情報を、インターホン親機10とは別の端末装置50に出力することが可能である。例えば、来訪者に対してインターホン親機10で応答できなかった場合の来訪者の情報を、来訪者があった時点の後に、端末装置50で確認することが可能である。また、端末装置50がスマートフォン、タブレット端末のような移動体端末であれば、所定スペースに固定されているインターホン親機10でしか確認できなかった情報の確認を、他箇所で確認することが可能になる。そのため、インターホン親機10で対応できなかった情報の確認が容易になる。
インターホン親機10は、記録装置24を備えていることが望ましい。
すなわち、インターホン親機10が記録装置24を備えることにより、情報をインターホン親機10に対応付ける必要がない。
子機21、22は、来訪者の画像を撮影するカメラ221を備えていてもよい。来訪者の情報は、カメラ221が撮影した来訪者の画像の情報を含むことが望ましい。
すなわち、来訪者をカメラで撮影し、来訪者の画像を端末装置50で確認することが可能である。
子機23は、郵便物と宅配物との少なくとも一方である配達物の収容を検出するセンサ261を備えた受取用のボックス26に付属していてもよい。配達物の情報は、センサ261が検出した配達物の収容の情報を含むことが望ましい。
すなわち、配達物がボックス26に収容されていることを端末装置50で確認することが可能である。
建築物は集合住宅30であり、所定スペースは住戸31であってもよい。この場合、インターホン親機10は、集合住宅30における複数の住戸31それぞれに設置される。子機22、23は、集合住宅30の共用部分32に設置される。また、子機22、23が出力した情報を複数の住戸31それぞれに対応付ける制御装置25を更に備えることが望ましい。
インターホンシステム100が集合住宅30に設置される場合に、制御装置25を通して共用部分32の子機22、23からの情報を、複数の住戸31それぞれに振り分けられる。したがって、住戸31ごとに来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を端末装置50で確認することが可能である。
処理部11は、記録装置24に記録されている情報のうち、インターホン親機10で未対応の情報を端末装置50に出力することが望ましい。
すなわち、未対応の情報のみを端末装置50に出力するから、端末装置50に出力する情報の増加が抑制される。
インターホン親機10は、情報を出力する出力装置(モニタ装置15)を備えることが望ましい。処理部11は、記録装置24に記録されている情報を出力装置に出力する際に、記録装置24に記録されている情報のうち、端末装置50に出力した情報を出力装置に出力するか否かの指示を受け取るように構成されていることが望ましい。
すなわち、記録装置24に記録された情報をインターホン親機10で確認する際に、すでに端末装置50に出力した情報について、インターホン親機10にも出力するか否かを確認することができる。そのため、インターホン親機10に出力する情報の増加を抑制できる。
伝送路は無線通信路であり、処理部11は、端末装置50が通信インターフェイス12との間で伝送路を通した通信が不能である領域から通信が可能である領域に入ると、記録装置24に記録されている情報を端末装置50に出力するように構成されていてもよい。
すなわち、インターホン親機10に端末装置50が近づくと、記録装置24に記録されている情報を端末装置50に自動的に出力することが可能である。そのため、端末装置50を操作しなくとも、記録装置24に記録された情報を確認することが可能である。
本実施形態の一態様に係るインターホン親機10は、上述したいずれかのインターホンシステム100に備えられている。
したがって、このインターホン親機10により上述した機能が実現される。
本実施形態の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、上述したいずれかのインターホンシステム100におけるインターホン親機10の処理部11として機能させるためのプログラムである。
したがって、このプログラムによりインターホン親機10の処理部11の機能が実現される。
以上説明した実施形態は、本発明の様々な実施形態の一部に過ぎない。また、以上説明した実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
10 インターホン親機
11 処理部
12 通信インターフェイス
15 モニタ装置(出力装置)
21 子機
22 子機
23 子機
24 記録装置
25 制御装置
26 ボックス
30 集合住宅(建築物)
31 住戸(所定スペース)
50 端末装置
100 インターホンシステム
221 カメラ
261 センサ

Claims (10)

  1. 建築物の所定スペースに設置されたインターホン親機と、
    前記所定スペースに対する来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を出力するように構成された子機と、
    前記子機が出力した前記情報を記録する記録装置とを備え、
    前記インターホン親機は、
    無線通信路を含み、かつ構内通信網を介さない伝送路を介して端末装置と通信する通信インターフェイスと、
    前記記録装置に記録されている前記情報を前記通信インターフェイスを通して前記端末装置に出力する処理部とを備え、
    前記子機は、ドアホン子機と、前記インターホン親機と前記構内通信網を介して接続されるロビーインターホンとを含む
    ことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記インターホン親機は、前記記録装置を備えている
    請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記子機は、前記来訪者の画像を撮影するカメラを備え、
    前記来訪者の情報は、前記カメラが撮影した前記来訪者の画像の情報を含む
    請求項1又は2記載のインターホンシステム。
  4. 前記建築物は集合住宅であり、前記所定スペースは住戸であって、
    前記インターホン親機は、前記集合住宅における複数の住戸それぞれに設置され、
    前記ロビーインターホンは、前記集合住宅の共用部分に設置され、
    前記ロビーインターホンが出力した前記情報を前記複数の住戸それぞれに対応付ける制御装置を更に備える
    請求項1~のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  5. 前記処理部は、
    前記記録装置に記録されている前記情報のうち、前記インターホン親機で未対応の情報を前記端末装置に出力する
    請求項1~のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  6. 前記インターホン親機は、
    前記情報を出力する出力装置を備え、
    前記処理部は、
    前記記録装置に記録されている前記情報を前記出力装置に出力する際に、前記記録装置に記録されている前記情報のうち、前記端末装置に出力した情報を前記出力装置に出力するか否かの指示を受け取るように構成されている
    請求項1~のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  7. 前記伝送路は無線通信路であり、
    前記処理部は、
    前記端末装置が前記通信インターフェイスとの間で前記伝送路を通した通信が不能である領域から通信が可能である領域に入ると、前記記録装置に記録されている前記情報を前記端末装置に出力するように構成されている
    請求項1~のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  8. 請求項1~のいずれか1項に記載のインターホンシステムに備えられているインターホン親機。
  9. 子機が出力した建築物の所定スペースに対する来訪者と配達物との少なくとも一方の情報を記録装置に記録するステップと、
    前記所定スペースに設置されたインターホン親機が、前記記録装置に記録されている前記情報を
    無線通信路を含み、かつ構内通信網を介さない伝送路を介して端末装置に出力するステップとを備え、
    前記子機は、ドアホン子機と、前記インターホン親機と前記構内通信網を介して接続されるロビーインターホンとを含む
    インターホンシステムの制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1~のいずれか1項に記載のインターホンシステムにおける前記インターホン親機の前記処理部として機能させるためのプログラム
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