JP6395635B2 - 状況通知制御装置および状況通知システム - Google Patents

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Description

この発明は、住宅の玄関において、帰宅者に対する宅内状況の通知、および、帰宅者の出迎え環境の提供を行うための制御を行う状況通知制御装置および状況通知システムに関するものである。
従来から、室内センサが異常検知動作をすることを契機に室内の状況をカメラ等で撮像し、その動画像を玄関のモニタ等に表示することで、帰宅前に宅外から宅内の状況を確認できるインターホンシステムおよびセキュリティシステムが知られている。
例えば、特許文献1には、室内に設置したセンサが動作すると、当該センサが動作した情報を集合住宅の玄関のインターフォンの表示部に表示することで、室内の異常を認識し、帰宅前に室内の状況を表示部で確認できる技術が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、室内センサが異常を検知すると、室内カメラが室内の状況を撮影し、当該室内動画像を居住者の所有する携帯端末に送信することで、宅外から居住者が宅内の異常状態を確認できる技術が開示されている。
また、帰宅する人に対する玄関での情報提供システムとしては、上記のようなセキュリティの観点からの宅内の状況情報の提示のほかに、帰宅時の出迎え環境の提供に関するシステムが知られている。
例えば、特許文献3には、帰宅する人を家に迎え入れるときの出迎え環境の提供として、居住者ごとに、帰宅時に提示する情報を設定し、テキストデータと図形データの少なくとも一方によって視覚的、聴覚的にメッセージ等の情報を提示する技術が開示されている。
特開2008−182346号公報 特開2000−40196号公報 特開2010−176572号公報
しかしながら、従来のインターホンシステムおよびセキュリティシステムについて、特許文献1に開示されているような技術では、その目的が、異常事態発生時に、より具体的な室内状況を知ることができるシステムの提供という点にあり、提供される情報表示は、動画像等、より具体的な状況を表示可能な手法を採用せざるを得ない構成となっている。そのため、集合住宅の玄関という公共の場で使用する情報通知方法としては、他者に見られた場合に、居住者のプライバシーを守ることができないという課題があった。また、情報の提供は異常事態発生時に限られ、異常事態のみならず、日常の宅内のさまざまな状況を提供することについては考慮されていないという課題があった。
この点に関し、特許文献2では、室内の状況の通知方法を居住者の所有する携帯端末としたことで、プライバシーへの配慮はできるようにはなっている。しかしながら、特許文献2においても、居住者への室内の状況の通知タイミングは、異常事態発生時に限られており、帰宅時に、室内の異常の有無によらず、室内の状況を確認するための情報を通知することについては考慮されていないという課題があった。また、携帯端末の有無を問わず、玄関に設置された通知装置において通知をしようとする場合のプライバシーの問題を解決するものでもなかった。
また、セキュリティの問題は家族全員に関わる共通のものでもあることから、提供するセキュリティ情報も家族全員に共通のものでよいため、特許文献1,2ともに、例えば、家族内の誰に対しての情報提示なのか等、各個人によって情報通知方法を切り替えて通知することができていないという課題があった。
玄関における出迎え環境を提供するシステムについても、特許文献3に開示されているような技術では、宅内の状況を提示するものではないという課題があった。また、居住者ごとに、帰宅時に提示する情報を設定することができたとしても、当該居住者ごとに設定された情報を提示する際の通知方法を、居住者ごとに変えて設定することはできないという課題があった。さらに、視覚的表示により、宅外の人に居住者の生活パターンを知られにくくなるという点は認識されているものの、テキスト等の情報は宅外者が見れば内容は分かるものであり、依然としてプライバシーの保護が十分に図れていないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、住宅の玄関において、帰宅する居住者に対して、居住者ごとに紐付けられた通知パターンにより、他者が見たとしてもその内容が分からない方法で宅内状況を通知することで、居住者各個人のプライバシーを守りつつ帰宅前に宅内の状況を通知することができる状況通知制御装置および状況通知システムを提供することができる状況通知制御装置および状況通知システムを提供することを目的としている。
この発明は、人感センサが住宅の玄関に近づく人を検出すると、住宅の玄関に近づく個人を特定する個人認証情報と検出された状況を示す状況情報とに基づき、個人ごとに状況と通知パターンとが紐付けられた設定情報を参照して、通知パターンを決定する通知パターン決定部と、通知パターン決定部が決定した通知パターンに応じた通知制御情報を作成して、玄関に設けられた通知装置に出力する通知制御部とを備え、設定情報には、個人ごとに宅内の状況と、玄関に近づく個人と玄関との距離と、通知パターンとが紐付けられており、通知パターン決定部は、宅内の状況を検出した宅内状況情報と玄関に近づく個人の玄関までの距離情報を取得し、個人認証情報と宅内状況情報と距離情報とに基づき、設定情報を参照して通知パターンを決定することを特徴とするものである。
この発明に係る状況通知制御装置および状況通知システムによれば、住宅の玄関において、帰宅する居住者に対して、居住者ごとに紐付けられた通知パターンにより、他者が見たとしてもその内容が分からない方法で宅内状況を通知することで、居住者各個人のプライバシーを守りつつ帰宅前に宅内の状況を通知することができる状況通知制御装置および状況通知システムを提供することができる状況通知制御装置および状況通知システムを提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置を搭載した状況通知装置を備えた状況通知システムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置を搭載した状況通知装置の構成を説明する構成図である。 この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置を搭載した状況通知装置の動作を説明するフローチャートである。 図3のステップST303における、通知パターン決定部の通知パターン決定処理の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1において、設定情報の内容の一例を説明する図である。 実施の形態1において、設定情報の内容の一例を説明する図である。 実施の形態1において、設定情報の内容の一例を説明する図である。 実施の形態1において、設定情報の内容の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置を搭載した状況通知装置のハードウェア構成を説明する図である。 玄関の近くに設置され、光によって通知を行うLED等の通知装置4の設置場所の例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る状況通知制御装置を搭載した状況通知装置を備えた状況通知システムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る状況通知制御装置を搭載した状況通知装置の構成を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る状況通知制御装置を搭載した状況通知装置の、通知パターン決定の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態2において、設定情報の内容の一例を説明する図である。 実施の形態2において、設定情報の内容の一例を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1を備えた状況通知システムの構成を説明する図である。
この実施の形態1において、状況通知システムは、玄関において、帰宅する居住者に宅内状況を通知するものである。
図1に示すように、状況通知システムは、状況通知装置1と、人検出装置2と、宅内状況検出装置3と、通知装置4とを備える。状況通知装置1と人検出装置2と宅内状況検出装置3と通知装置4とは、ネットワークを介して接続される。
人検出装置2は、玄関において、帰宅する居住者(以下、帰宅者とする)もしくは居住者以外の訪問者など、玄関に近づく人を検出して、人を特定するための情報を状況通知装置1に人検出情報として出力する。具体的には、例えば、人検出装置2は、玄関に設置された人感センサやカメラ等を備え、当該人感センサで人を検知した際に、カメラ等により撮像された撮影画像から人の顔を検出して出力する。また、例えば、人検出装置2は、静脈認証や指紋認証等の生体認証を行うための人の身体的特徴情報を検出して出力するものでもよい。また、スマートフォンやタブレット端末等の携帯デバイスに搭載されたNFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)、WiFi等の無線装置等の情報を検出して出力するものでもよく、人を特定するための情報を検出して出力できるものであればよい。
宅内状況検出装置3は、宅内の状況を検出して状況通知装置1に宅内状況情報として出力する。具体的には、宅内に配置された人感センサや、熱検知センサ、室温・湿度センサ、磁気センサ、電流センサ、カメラ等から宅内の各種情報を収集し、宅内の状況を検出して宅内状況情報を出力する。なお、この実施の形態1においては、当該宅内状況検出装置3によって検出された、宅内の状況を示す宅内状況情報を状況情報とする。
状況通知装置1は、人検出装置2が出力した人検出情報と、宅内状況検出装置3が出力した宅内状況情報とに基づき、通知装置4を通じて帰宅者に対して宅内状況を通知するための通知制御情報を作成する。また、状況通知装置1は、人検出装置2が検出した人検出情報に基づき、訪問者に対して、警報等の通知を行うための通知情報を作成する。
通知装置4は、玄関のドア等に設置され、状況通知装置1が作成した通知制御情報に応じた通知を行う。通知装置4は、例えば、玄関のドアの近くにあるLEDや蛍光灯、ランプ等の照明器具や、玄関のドアノブ付近あるいはドア枠部分に設置された発光部や表示装置、あるいは、ドアやドア付近に設置したインターフォン等の液晶表示による画像表示装置や映像表示を行う装置等である。なお、これは一例にすぎず、帰宅者、あるいは、訪問者に情報を通知できるものであればよい。
図2は、この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1の構成を説明する構成図である。
状況通知装置1は、図2に示すように、個人認証装置11と、状況通知制御装置12と、宅内状況判別部13と、認証情報DB14と、設定情報記憶部15と、個人情報受付部16と、設定情報受付部17とを備える。
個人認証装置11は、人検出装置2が検出した人検出情報を受信すると、認証情報DB14を参照して、居住者個人の認証を行う。なお、個人認証方法は、例えば、画像認証、生体認証、機器認証等があげられる。詳細については例をあげて後述する。
状況通知制御装置12は、通知パターン決定部121と、通知制御部122とを備える。
通知パターン決定部121は、個人認証装置11からの認証情報と、宅内状況判別部13からの宅内状況情報とを取得し、設定情報記憶部15に記憶された設定情報を参照して、通知装置4に通知させる通知パターンを決定する。なお、宅内状況情報については、宅内状況検出装置3から直接取得するようにしてもよい。
通知制御部122は、通知パターン決定部121が決定した通知パターンに応じて、通知装置4に通知させるための通知制御情報を作成する。
宅内状況判別部13は、宅内状況検出装置3から状況情報を取得し、宅内状況を判別する。
認証情報データベース(DB)14は、予め登録された、個人を特定できる情報(以下、個人特定用情報とする)を記憶する。個人特定用情報とは、具体的には、例えば、顔の画像等、画像認証を行うための情報や、指紋、掌形、静脈パターン等、生体認証を行うための情報をいう。その他、人検出装置2が検出した人検出情報と突き合わせて、玄関前の個人が特定できる情報であればよい。なお、個人特定用情報は、例えば父等、それが誰であるかの情報と紐付けられて記憶されている。個人特定用情報の登録、および、個人の特定方法の詳細については例をあげて後述する。
設定情報記憶部15は、個人ごとに、状況に応じて設定すべき通知パターンが紐付けられた設定情報を記憶する。なお、当該設定情報は、ユーザが、設定情報登録装置6から予め設定しておくようにする。また、当該設定情報は、特定のユーザのみがアクセスできるよう管理される。設定情報登録装置6とは、例えば、スマートフォン等の携帯端末等である。設定情報の設定方法の詳細については例をあげて後述する。
個人情報受付部16は、個人情報設定装置5においてユーザによって登録された個人特定用情報を受け付け、当該受け付けた個人特定用情報を認証情報DB14に登録する。
設定情報受付部17は、設定情報登録装置6においてユーザによって設定された設定情報を受け付け、当該受け付けた設定情報を設定情報記憶部15に記憶させる。
動作について説明する。
なお、ここでは、図1で説明したような情報通知制御システムにおいて、通知装置4は、玄関のドアノブに備えられたLEDとし、光の点滅あるいは点灯によって、ある住宅の帰宅者に対して宅内状況を通知するものとして以下説明する。
図3は、この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1の動作を説明するフローチャートである。
個人認証装置11は、人検出装置2から人検出情報を受信したかどうかを判断する(ステップST301)。
人検出装置2は、玄関における帰宅者もしくは訪問者、すなわち、玄関に近づく人を検出する。ここでは、人検出装置2は、人感センサおよびカメラを備え、人感センサで人を検出すると、カメラで玄関前の画像を撮像して、検出した人の顔を含む当該撮像画像を人検出情報として状況通知装置1に出力するものとする。
すなわち、ステップST301では、個人認証装置11は、人検出装置2から、人検出情報として、撮像画像を受信したかどうかを判断する。
ステップST301において、人検出情報を受信していないと判断した場合(ステップST301の“NO”の場合)、ステップST301の処理を繰り返す。すなわち、人検出装置2が人を検出するのを待機する。
ステップST301において、人検出情報を受信したと判断した場合(ステップST301の“YES”の場合)、個人認証装置11は、人検出装置2が検出した人検出情報に基づき、認証情報DB14を参照して、居住者の個人認証処理を行う(ステップST302)。
認証情報DB14には、予め、人検出装置2が検出した人検出情報と突合せをするための個人特定用情報が登録されている。
ここでは、人検出情報として、人検出装置2は、玄関前で検知した人の顔を含む撮像画像を出力するものとしているので、当該撮像画像と突合せをして居住者の認証が行えるよう、認証情報DB14には、居住者家族の顔画像がそれぞれ登録されているものとする。
なお、認証情報DB14への家族の顔画像の登録の詳細については後述する。
従って、ここでは、ステップST302において、個人認証装置11は、人検出情報、すなわち、撮像画像内に含まれる人の顔の画像を分析して、当該顔画像が認証情報DB14に登録されているかどうかの顔認証を行う。
そして、個人認証装置11は、撮像画像内の顔画像が認証情報DB14に登録されている顔画像に一致しない場合は、個人特定不可である旨の情報を通知パターン決定部121に送信する。
一方、撮像画像内の顔画像が認証情報DB14に登録されている顔画像と一致した場合は、個人を特定できたとし、個人特定できた旨の個人認証情報として、当該個人が誰であるかを示す認証情報DB14の登録情報を通知パターン決定部121に送信する。
通知パターン決定部121は、通知装置4で宅内状況を通知させる際の通知パターンの決定処理を行う(ステップST303)。
ここで、図4は、図3のステップST303における、通知パターン決定部121の通知パターン決定処理の動作を説明するフローチャートである。
通知パターン決定部121は、図3のステップST302において、個人認証装置11から受信した個人認証結果の情報から、個人を特定できたかどうか、すなわち、玄関前で検出された人が居住者であると特定できたかどうかを判定する(ステップST401)。
ステップST401において、居住者であると特定できた場合(ステップST401の“YES”の場合)、すなわち、個人認証装置11から、居住者であり、それが誰であるかの情報を受信した場合、通知パターン決定部121は、設定情報記憶部15を参照し、取得する宅内状況情報を特定する(ステップST402)。
ここでは、一例として、例えば、住宅には父と母と子供1人の家族が住んでいるものとし、家族の一員である父が帰宅したとして、ステップST401,402の動作を具体的に説明する。
なお、設定情報記憶部15には、一例として、図5に示す設定情報が予め設定されているものとする。設定情報とは、予めユーザによって設定された情報であり、図5に示すように、居住者内の個人ごとに、状況と通知パターンとが紐づけられたテーブルである。なお、この実施の形態1では、設定情報に設定されている状況とは、個人に通知すべき宅内状況のことをいう。
そして、個人単位で、状況には優先順位が設定されており、優先順位の上位の状況が優先して通知されるように設定されている。
図3のステップST302において、人検出装置2が玄関前での人を検知し、玄関前で撮像された人の顔を含む画像を人検出情報として個人認証装置11に送信すると、個人認証装置11では、受信した画像から人の顔を分析し、認証情報DB14に予め画像登録されている画像との画像認証を行って、玄関前で撮像された画像内の人の顔画像と、認証情報DB14に画像登録されている顔画像との一致により、人検出装置2で検出された人すなわち帰宅者は、父であることを特定する。
個人認証装置11が、帰宅者が父であることを特定すると(ステップST401の“YES”)、通知パターン決定部121は当該個人を特定できた旨の個人認証情報を受信し、図5の設定情報から、父に関しては、まず、侵入者有無に関する状況情報を、取得するべき宅内状況情報であると特定する(ステップST402)。
次に、通知パターン決定部121は、ステップST402で特定した宅内状況情報を、宅内状況検出装置3から取得する(ステップST403)。
宅内状況検出装置3では、宅内に配置された人感センサや、熱検知センサ、室温・湿度センサ、磁気センサ、電流センサ、カメラ等から宅内の状況情報を収集している。通知パターン決定部121は、当該宅内状況検出装置3が収集した宅内の状況情報のうち特定のものを宅内状況情報として取得する。
ここでは、侵入者有無に関する宅内状況情報を取得する。
侵入者に関しては、宅内状況検出装置3は、例えば、宅内の窓に設置された磁気センサあるいは人感センサにより、侵入者を検出する。通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から、当該侵入者の検出結果を宅内状況情報として取得する。
なお、ここでは、通知パターン決定部121が、宅内状況検出装置3から直接宅内状況情報を取得するようにしたが、これに限らず、宅内状況検出装置3が収集した情報を宅内状況判別部13が取得し、通知パターン決定部121は、宅内状況判別部13から宅内の状況情報を取得するようにしてもよい。
例えば、宅内状況検出装置3では宅内に設置されたカメラから宅内の画像を撮像し、宅内状況判別部13が、当該撮像画像を取得する。宅内状況判別部13では、宅内状況検出装置3から取得した画像から人の顔を検出し、認証情報DB14に登録されている家族の顔画像と突き合わせを行って、合致する顔画像がない場合、侵入者と判別し、当該侵入者の検出結果を宅内状況情報として、通知パターン決定部121に送信するようにしてもよい。
このように、侵入者有無の検出方法、および、通知パターン決定部121が侵入者の有無に関する宅内状況情報を取得する経路については、適宜設定可能である。
なお、ここでは一例として侵入者有無をあげているが、これに限らず、以降の説明においても、宅内状況の検出方法、および、通知パターン決定部121が宅内状況情報を取得する経路については、適宜設定可能であるものとする。
通知パターン決定部121は、設定情報記憶部15の設定情報に基づき、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報に応じた通知パターンを決定する(ステップST404)。
ここでは、例えば、宅内状況検出装置3から、侵入者が検出された旨の宅内状況情報を取得したとすると、通知パターン決定部121は、図5のbの設定情報より、父の帰宅時に侵入者がある場合の通知パターンとして、赤色の光を、早く点滅させるパターンを決定する。
そして、通知パターン決定後、図4の処理を終了する。
一方、ステップST401において、居住者であると特定できなかった場合(ステップST401の“NO”の場合)、すなわち、個人認証装置11から、検出された顔画像が認証情報DB14に登録されておらず、個人特定不可である旨の情報を受信した場合、通知パターン決定部121は、個人特定不可だった場合の通知パターンを設定する(ステップST405)。
居住者であると特定できなかった場合、不審人物が住宅に接近していることが考えられる。そこで、通知パターン決定部121は、警告になるような通知を行うための通知パターンを決定する。
なお、個人特定不可だった場合の通知パターンについては、予め、ユーザが設定情報に設定しておくことができる。
また、ここでは、ステップST401において居住者であると特定できなかった場合に、警告になるような通知を行うようにしたが、これに限らず、居住者であると特定できなかった場合には何もしないようにすることもできる。
図3のフローチャートに戻る。
ステップST303において、通知パターン決定部121が通知パターンを決定すると、通知パターン決定部121は、当該決定した通知パターンの情報を、通知制御部122に送信する(ステップST304)。
通知制御部122は、通知パターン決定部121が決定した通知パターンを受信し、通知装置4に対して、当該通知パターンに応じた通知を行わせるための通知制御情報を作成する(ステップST305)。
そして、通知制御部122は、ステップST305において作成した通知制御情報を、通知装置4に送信し、通知装置4に、通知パターン決定部121が決定した通知パターン通りに通知を行わせる。
ここでは、例えば、通知装置4は、玄関のドアノブに設置されたLEDであるとすると、父が帰宅した際に、侵入者が検出され、赤色の光を、早く点滅させることとしたので、ドアノブに設置されたLEDにおいて、赤色の光が早く点滅されることになる。
これにより、帰宅者は、侵入者が宅内にいる状況で、知らずに住宅内に入ってしまい、侵入者と鉢合わせしてしまうという危険を防ぐことができる。
なお、ここでは、設定情報に優先順位の項目を持つようにしたが、これに限らず、設定情報は、個人ごとにソートされ、優先順位の高いものから順番に並んでいるものとし、通知パターン決定部121は、個人のテーブルの上から順番に、取得する宅内状況を判断するようにしてもよい。また、優先順位を設定しなくてもよく、優先順位を設定しない場合は、全ての宅内状況の情報を取得し、設定情報で紐付けられている通知パターン全てによって通知するようにしてもよい。
ここで、認証情報DB14への個人特定用情報、すなわち、家族の顔画像の登録について説明する。
認証情報DB14への家族の顔画像の登録は、予め、個人情報設定装置5から行っておく。個人情報設定装置5は、例えば、PC、スマートフォン、タブレット端末等であり、ユーザが、当該PCから画像、および、それが誰の顔画像であるのかという情報を送信すると、個人情報受付部16が当該送信された顔画像を受け付け、認証情報DB14に、誰であるかを特定する情報と顔画像とを紐付けて登録する。
なお、これは一例にすぎず、個人情報受付部16が、個人情報設定装置5から、個人と個人特定用情報とを受け付け、認証情報DB14へ登録するようになっていればよい。
また、ここでは、個人情報設定装置5は状況通知装置1の外部に備えるものとしているが、これに限らず、個人情報設定装置5を状況通知装置1の内部に備えるようにしてもよい。
次に、設定情報記憶部15で記憶する設定情報の設定について説明する
設定情報の設定は、予め、設定情報登録装置6から行っておく。設定情報登録装置6は、例えば、PC、スマートフォン、タブレット端末等であり、ユーザが、当該スマートフォンやタブレット端末等から、設定情報を入力し、状況通知装置1へ送信する。状況通知装置1の設定情報受付部17は、設定情報登録装置6から入力された設定情報を受け付け、設定情報記憶部15に記憶させる。
なお、設定情報は、設定情報登録装置6から、ユーザによって、適宜追加、変更、削除することができる。また、設定情報は、特定のユーザのみがアクセス可能であり、設定情報において状況と通知パターンとがどのように紐付けされているかの内容については、設定したユーザ以外に知られることのないように管理される。
上述した動作説明では、宅内状況情報として、侵入者有無の情報を取得し、帰宅者に侵入者有無の宅内状況を伝える例をあげて、状況通知装置1の動作を説明したが、その他の宅内状況を伝えることについても、いくつか例をあげて説明する。
なお、人検出装置2において人を検出し、個人認証装置11が人検出情報を受信して個人認証を行う動作については、上記で説明した動作と同様とし、重複した説明を省略する。
同様に、通知制御部122が、通知パターン決定部121が決定した通知パターンを受信して通知装置4に通知させる動作については、上記で説明した動作を同様であるので、重複した説明を省略する。
以下、個人認証装置11から、個人が特定できた旨の個人認証情報を受けて、通知パターン決定部121が、宅内状況情報を受けて通知パターンを決定する他の例について説明する。すなわち、動作としては、図4のステップST403,ステップST404が該当する。
なお、設定情報については、図5で示したものであるとする。
まず、例えば、父の帰宅時を想定し、父の帰宅時に、住宅内に家族がいるかどうか、すなわち、在宅者有無の宅内状況を通知する例について説明する。
ここでは、宅内状況検出装置3では、例えば、宅内に設置されたカメラから宅内の画像を撮像し、収集しているものとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、父であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は在宅者有無の情報だと判断したとすると(ステップST402)、宅内状況判別部13は、宅内状況検出装置3が収集した宅内の撮像画像を取得する。
そして、宅内状況判別部13は、宅内状況検出装置3から取得した画像から人の顔を検出し、認証情報DB14に登録されている家族の顔画像と突き合わせを行って、合致する顔画像があれば、住宅内に家族がいるとし、在宅者ありとする宅内状況情報を通知パターン決定部121に送信する。ここでは、在宅者ありと判断されたとする。
通知パターン決定部121では、宅内状況判別部13から受信した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のaの設定情報より、父の帰宅時に在宅者がある場合の通知パターンとして、オレンジ色の光をゆっくり点滅させるパターンを決定する。
また、在宅者があるかどうかに加え、さらにその在宅者は家族の誰かによって通知パターンを変えて設定するようにしてもよい。この場合、予め、在宅者がある場合に、在宅する人によってそれぞれ通知パターンを設定情報として設定しておくようにする。
この場合の一例として、母の帰宅時を想定し、母の帰宅時に、住宅内に家族の誰がいるかどうかの宅内状況を通知する例を説明する。なお、設定情報については、図5で示したものであるとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、母であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は在宅者有無の状況だと判断したとすると(ステップST402)、宅内状況判別部13は、宅内状況検出装置3が収集した宅内の撮像画像を取得する。
そして、宅内状況判別部13は、宅内状況検出装置3から取得した画像から人の顔を検出し、認証情報DB14に登録されている家族の顔画像と突き合わせを行って、合致する顔画像があれば、さらに、誰の顔画像と合致したかを特定する。ここでは、例えば、子供と特定したとすると、宅内状況判別部13は、子供が在宅しているとする宅内状況情報を通知パターン決定部121に送信する。
通知パターン決定部121では、宅内状況判別部13から受信した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のfの設定情報より、母の帰宅時に子供が在宅している場合の通知パターンとして、紫色の光を点灯させるパターンを決定する。
このように、帰宅者は、家族が在宅中であるか、あるいは、家族の誰が在宅中であるかということを、住宅に入る前に知ることができ、宅内に入る心の準備ができる。
また、他の例として、例えば、住宅内の室内環境に関する宅内状況を通知するようにすることもできる。
この場合の一例として、母の帰宅時を想定し、母の帰宅時に、住宅内の室内環境、例えば、室内温度に関する宅内状況を通知する例について説明する。
なお、宅内状況検出装置3では、例えば、宅内に設置された室温センサから住宅内の室内温度を収集しているものとする。
また、室内温度は26℃が適温であるとされ、設定情報については、図5で示したように、26℃であるか26℃でないかによって、それぞれ通知パターンが予め設定されているものとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、母であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は室内温度の情報だと判断したとすると(ステップST402)、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から、宅内状況検出装置3が収集した宅内の室内温度の情報を、宅内状況情報として取得する。ここでは、室内温度26℃の情報を宅内状況情報として取得したとする。
そして、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のhの設定情報より、母の帰宅時に室内温度が26℃である場合の通知パターンとして、緑色の光をゆっくり点滅させるパターンを決定する。
このように、帰宅者は、住宅に入る前に室内環境の状況を知ることができ、例えば、宅外から操作可能な空調機器において、タイマ設定などで、宅外にいる時に空調を運転させる操作をしていた場合に、所望の設定温度で空調が作動しているかどうかを確認することができる。また、設定どおりの設定温度になっていなかったとしても、心の準備ができる。また、室内温度がどれぐらいであるかを事前に知ることで、宅内に入った際にどれぐらいの体感温度であるか、宅内に入る心の準備ができる。
なお、ここでは、住宅内の室内環境の例として、室内温度をあげたが、これに限らず、室内湿度等であってもよい。
また、他の例として、例えば、住宅内に設置された家電の運転状況に関する宅内状況を通知するようにすることもできる。
この場合の一例として、母の帰宅時を想定し、母の帰宅時に、住宅内の家電、例えば、炊飯器の稼動状況に関する宅内状況を通知する例について説明する。
なお、宅内状況検出装置3では、例えば、HEMS(Home Energy Management System)から宅内の家電の運転状況の情報を収集しているものとする。
また、設定情報については、図5に示したものとし、炊飯器が稼働しているかどうかによって、それぞれ通知パターンが予め設定されているものとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、母であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は炊飯器の稼働状況だと判断ると(ステップST402)、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から、宅内状況検出装置3がHEMSから収集した宅内の家電の運転状況の情報を、宅内状況情報として取得する。ここでは、炊飯器が運転している情報を含む家電の運転状況の情報を宅内状況情報として取得したとする。
なお、ここでは、通知パターン決定部121が、宅内状況検出装置3を経由してHEMSからの宅内の家電の運転状況の情報を取得することとしたが、これに限らず、通知パターン決定部121が、HEMSから直接宅内の家電の運転状況の情報を収集するようにしてもよい。
そして、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のiの設定情報より、母の帰宅時に炊飯器が稼働している通知パターンとして、白色の光を点灯させるパターンを決定する。
このように、帰宅者は、住宅に入る前に家電の運転状況を知ることができ、例えば、宅外から操作可能な家電において、タイマ設定などで、宅外にいる時に運転予約をしていた場合に、設定どおりに家電が稼働しているかどうかを確認することができ、設定どおりに家電が稼動していなかったとしても、心の準備ができ、宅内に入ってから慌てることを防ぐことができる。
なお、家電について、ここでは一例として、炊飯器をあげたが、加湿器等であってもよいし、HEMS等により稼働状況が取得できるものであればよい。
また、他の例として、例えば、住宅内の家族の睡眠状況を通知するようにすることもできる。
この場合の一例として、父の帰宅時を想定し、父の帰宅時に、住宅内の家族の睡眠状況に関する宅内状況を通知する例について説明する。
なお、宅内状況検出装置3では、例えば、宅内の寝室に設置された人感センサにより、人の在不在を検出し、また、HEMSからは寝室の照明の運転状況を収集しているものとする。
また、設定情報については、図5に示したものとし、家族が睡眠中かそうでないかによって、それぞれ通知パターンが予め設定されているものとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、父であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は家族の睡眠状況の情報だと判断したとすると(ステップST402)、宅内状況判別部13は、宅内状況検出装置3から、宅内状況検出装置3が寝室の人感センサにより人を検出したかどうかの情報と、HEMSから収集した寝室の照明の運転状況の情報とを取得し、当該取得した情報に基づき、人が検出され、かつ、照明が稼働していない場合に、睡眠中である旨の情報を宅内状況情報として通知パターン決定部121に送信する。ここでは、睡眠中であると判断されたとする。なお、ここでは、寝室の人感センサと照明の運転状況とから、睡眠中であるかどうかを判断するものとしたが、これに限らず、その判断方法は適宜設定可能である。
そして、通知パターン決定部121は、宅内状況判別部13から取得した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のdの設定情報より、父の帰宅時に家族が睡眠中である場合の通知パターンとして、青色の光をゆっくり点滅させるパターンを決定する。
このように、帰宅者は、住宅に入る前に宅内の家族の睡眠の状況を知ることができ、例えば、帰宅が遅い時間になった場合に、玄関で家族が就寝したかどうかの状況を把握することで、物音を立てずに帰宅する準備等ができるようになる。
また、他の例として、例えば、宅内状況情報として、住宅内のペットの生活状況を通知するようにすることもできる。
この場合の一例として、母の帰宅時を想定し、母の帰宅時に、住宅内で飼っているペットの生活状況を通知する例について説明する。
なお、宅内状況検出装置3では、例えば、宅内で飼っているペットの首輪に装着されたペット用運動量計測センサからペットの運動量の指数を収集しているものとする。
また、設定情報については、図5に示したものとし、ペットの運動量の指数が、10000〜15000の場合と、それ以外の場合で、それぞれ通知パターンが予め設定されているものとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、母であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報はペットの情報だと判断したとすると(ステップST402)、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から、ペットの運動量の指数を宅内状況情報として取得する。ここでは、運動量の指数12000を宅内状況情報として取得したとする。
そして、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のkの設定情報より、母の帰宅時にペットの運動量の指数が12000である場合の通知パターンとして、ピンクの光を点灯させるパターンを決定する。
このように、帰宅者は、住宅に入る前に宅内のペットの生活状況を知ることができ、留守中ペットの様子を把握して、宅内に入る準備等ができるようになる。
なお、ここでは、ペットの生活状況を、首輪に装着されたペット用運動量計測センサから運動量の指数を収集して判断するものとしたが、これに限らず、ペット用運動量計測センサから運動時間を収集して状況を判断するようにしてもよいし、ペット用排泄回数計測装置等からペットの排泄回数の情報を収集して生活状況を判断するようにしてもよいし、睡眠や食事状況からペットの生活状況を判断するようにしてもよく、予め決められたペットの生活状況を示す情報に基づき通知パターンが決定できるように、設定情報に、ペットの生活状況を示す情報と通知パターンとが紐づけられて設定されていればよい。
また、他の例として、例えば、宅配物の配達に関する宅内状況を通知するようにすることもできる。
この場合の一例として、母の帰宅時を想定し、母の帰宅時に、宅配物有無の宅内状況に関する通知を行う例について説明する。
なお、宅内状況検出装置3では、例えば、郵便受けに設置されたセンサから宅配物が検出されたかどうかの情報を収集しているものとする。
また、設定情報については、図5で示したものとし、郵便受けに宅配物があるかどうかによって、それぞれ通知パターンが予め設定されているものとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、母であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は宅配物有無の情報だと判断したとすると(ステップST402)、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から、宅内状況検出装置3が収集した郵便受けに宅配物があるかどうかの情報を、宅内状況情報として取得する。ここでは、宅配物を検出した旨の情報を宅内状況情報として取得したとする。
そして、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のjの設定情報より、母の帰宅時に宅配物がある場合の通知パターンとして、青色の光をゆっくり点滅させるパターンを決定する。
このように、帰宅者は、住宅に入る前に宅配物が届いているかの状況を知ることができ、例えば、宅内に入ってしまってから再び郵便受けを確認しに行くといった手間を省くことができる。
なお、ここでは、郵便受けに宅配物があるかどうかの状況を通知するようにしたが、これに限らず、運送会社の配送状況のデータと連携し、宅内状況検出装置3、あるいは、通知パターン決定部121が、当該配送状況の情報を取得して、取得した情報から通知パターンを決定するようにしてもよい。例えば、配送状況が、近くの配達店から持出し中となっており間もなく到着する場合と、そうでない場合によって通知パターンを設定しておくようにしてもよい。
また、他の例として、住宅内における在宅者の発話状況、例えば、家族の発話音量に関する宅内状況を通知するようにすることもできる。
この場合の一例として、父の帰宅時を想定し、父の帰宅時に、家族の発話音量に関する宅内状況を通知する例を説明する。
なお、宅内状況検出装置3では、例えば、宅内に設置された集音マイクから宅内の発話音量を収集しているものとする。
また、設定情報については、図5に示したものとし、発話音量が所定値以上であるかどうかによって、それぞれ通知パターンが予め設定されているものとする。ここでは、所定値は70dBとする。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、父であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は家族の発話音量だと判断したとすると(ステップST402)、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から、宅内状況検出装置3が収集した発話音量の情報を、宅内状況情報として取得する。ここでは、発話音量が75dBである旨の情報を宅内状況情報として取得したとする。
そして、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報から、図5の設定情報を参照し、図5のeの設定情報より、父の帰宅時に宅内の家族の発話音量が70dB以上である場合の通知パターンとして、紫色の光を早く点滅させるパターンを決定する。
このように、帰宅者は、住宅に入る前に、宅内の発話音量から会話の盛り上がり状況を知ることで、宅内の雰囲気を察することができ、宅内に入る心の準備をすることができる。
なお、ここでは、住宅内における在宅者の発話状況とは、集音マイクから集音した発話音量とし、当該発話音量から宅内状況を判断するようにしたが、これに限らず、在宅者の発話状況として、例えば、集音マイクから集音される発話回数から宅内状況を判断するようにしてもよく、予め決められた宅内の発話状況を示す情報に基づき通知パターンが決定できるように、設定情報に発話状況を示す情報と通知パターンとが紐づけられて設定されていればよい。
以上の例では、通知パターン決定部121が、宅内状況検出装置3あるいは宅内状況判別部13から宅内状況情報を取得し、個人ごとに、取得した宅内状況情報に紐づけられた通知パターンに応じて、帰宅者への通知を行うようにしていたが、これに限らず、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報に加え、宅内状況情報以外のその他の状況情報を取得し、個人ごとに、取得した宅内状況情報とその他の状況情報とに紐づけられた通知パターンに応じて、帰宅者への通知を行うようにすることもできる。
一例をあげると、例えば、宅内状況検出装置3から取得した宅内状況情報に加え、その他の状況情報として、玄関から帰宅者までの距離情報を取得し、個人ごとに、取得した宅内状況情報と玄関から帰宅者までの距離情報とに紐づけられた通知パターンに応じて、玄関から帰宅者までの距離によって通知パターンを変更して、帰宅者への通知を行うようにすることもできる。
なお、玄関から帰宅者までの距離は、例えば、玄関に設置された距離センサにより測定し、通知パターン決定部121は、距離センサから測定距離を取得するようにすればよい。
また、設定情報には、予め、個人ごとに、宅内状況とその他の状況と通知パターンとが紐づけられて設定されているものとする。
具体的に説明する。
ここでは、この場合の一例として、母の帰宅時を想定し、母の帰宅時に、取得すべき状況情報を特定すると、玄関と母との距離に応じて、通知パターンを変更する例について説明する。また、設定情報には、図6で示すような内容が設定されているものとする。
なお、人検出装置2において人を検出し、個人認証装置11が人検出情報を受信して個人認証を行う動作については、上記で説明した動作と同様とし、重複した説明を省略する。
同様に、通知制御部122が、通知パターン決定部121が決定した通知パターンを受信して通知装置4に通知させる動作については、上記で説明した動作を同様であるので、重複した説明を省略する。
図4のステップST401で、個人認証装置11から、母であると特定できた旨の個人認証情報を受信し、通知パターン決定部121が、取得する状況情報は宅配物有無の情報だと判断したとすると(ステップST402)、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から、宅内状況検出装置3が検出した宅配物有無の情報を、宅内状況情報として取得する。ここでは、宅配物があった旨の情報を宅内状況情報として取得したとする。
それとともに、通知パターン決定部121は、玄関に設置された距離センサから、帰宅者である母までの距離情報を取得する(ステップST403)。ここでは、例えば、距離センサは玄関から3m以内になると検知が可能で、現在距離2.5mとの距離情報を取得したとする。
通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3から取得した宅配物があった旨の宅内状況情報と、母と玄関までの距離2.5mとの距離情報とから、図6の設定情報を参照し、母の帰宅時に、玄関までの距離が2mである場合の通知パターンとして、青色の光をゆっくり点滅させるパターンを決定する。
なお、母がさらに玄関に近づき、玄関までの距離が2m未満になると、通知パターン決定部121は、図6の設定情報を参照し、通知パターンとして、黄色の光をゆっくり点滅させるパターンに決定する。
このように、帰宅者は、住宅に入る前に宅配物が届いているかの状況を知ることができ、例えば、宅内に入ってしまってから再び郵便受けを確認しに行くといった手間を省くことができる。また、玄関までの距離に応じて通知のパターンが変わるようにすることができ、より確実に注意喚起することができる。
なお、この例では、図5で説明したように、個人単位で、設定情報の状況には優先順位が設定されており、優先順位の上位の状況が優先して通知されることを前提とし、通知パターン決定部121が、どの宅内状況情報に関する通知を行うかをまず特定し、当該特定した宅内状況情報(上記例では宅配物有無の状況情報)とその他の状況情報(上記例では距離情報)とを取得して、先に特定された宅配物の状況情報の通知パターンの中から、さらに距離情報を考慮して通知パターンを決定するようにしたが、これに限らず、設定情報の優先順位には関係なく、通知パターン決定部121は、その他の状況情報を先に取得して、取得したその他の状況情報に応じて、どの宅内状況情報に関する通知を行うかを特定した上で、当該特定した宅内状況情報を取得し、通知パターンを決定するようにしてもよい。
具体的に説明すると、例えば、通知パターン決定部121は、図4のステップST402において、距離情報を取得して、取得した距離情報からどの宅内状況の情報を取得するかを特定し、ステップST403では、特定した宅内状況の宅内状況情報を取得して、当該取得した宅内状況情報から、設定情報を参照して、通知パターンを決定するようにしてもよい。
一例として、例えば、図4のステップST401では、個人認証装置11から、母であると特定できた旨の個人認証情報を受信したものとし、また、設定情報には、図7に示すような内容が設定されているものとする。また、距離センサからは、玄関から母までの距離2.5mとの距離情報が取得されたものとする。
通知パターン決定部121は、ステップST402において、距離センサが測定した距離情報を取得し、設定情報記憶部15に記憶された設定情報を参照して、どの宅内状況の情報を取得するかを特定する。ここでは、設定情報は図7に示すような内容であるので、通知パターン決定部121は、距離センサから、例えば、距離2.5mである旨の距離情報を取得すると、在宅車有無の情報を、取得すべき宅内状況の情報であると特定する。あるいは、距離センサから、例えば、距離1mである旨の距離情報を取得すると、宅配物有無の情報を、取得すべき宅内状況の情報であると特定する。
その後、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3、あるいは、宅内状況判別部13から、特定した宅内状況の情報を宅内状況情報として取得し、通知パターンを決定する。
このように、帰宅者の玄関までの距離に応じて、通知する宅内状況を変更することができ、帰宅者に対して、より効果的に宅内状況を通知することができる。
なお、上記例では、その他の状況情報とは、玄関から帰宅者までの距離とし、玄関から帰宅者までの距離に応じて、設定情報に基づき、通知する宅内状況を決定するようにしたが、これに限らない。例えば、その他の状況情報とは、玄関に設置された人感センサで検知された人の人数情報とし、帰宅者個人ごとに、帰宅時に一緒にいる人がいるかどうかによって、取得すべき宅内状況の情報を変更するようにしてもよい。
例えば、母が、友人を連れて帰宅した場合と友人を連れずに一人で帰宅した場合を例に具体的に説明する。なお、ここでは、人検出装置2において人検出情報を出力し、個人認証装置11で、検出された人の中に母がいると特定し、母の帰宅であると判断したものとする。また、設定情報には、図8に示すような内容が設定されているものとする。
図4のステップST401で、複数の玄関前の人が検知されている場合に、その中に個人認証装置11が帰宅者として母がいると特定できた旨の個人認証情報を受信すると、通知パターン決定部121は、ステップST402において、玄関に設置された人感センサで検知された人の人数情報を取得し、設定情報記憶部15に記憶された設定情報を参照して、どの宅内の状況の情報を取得するかを特定する。ここでは、例えば、母が友人1人を連れて2人で帰宅したとして、設定情報は図8に示すような内容であるので、通知パターン決定部121は、人感センサから、例えば、人数2人という情報を取得すると、在宅者有無の情報を、取得すべき宅内状況の情報であると特定する。あるいは、例えば、母が1人で帰宅したとして、人感センサから、人数1人であるという情報を取得すると、宅配物が有無の情報を、取得すべき宅内状況の情報であると特定する。
その後、通知パターン決定部121は、宅内状況検出装置3、あるいは、宅内状況判別部13から、特定した宅内状況の情報を宅内状況情報として取得し、図7に従って通知パターンを決定する。
このように、帰宅者が帰宅した際に、何人でいるかに応じて、通知する宅内状況を変更することができ、例えば、居住者が友人を連れて帰宅した際には、宅内の家族の在宅状況の通知を優先することで、帰宅者が客を連れてきた際に家族が在宅しているかの心の準備をすることができる。また、居住者が一人で帰宅した際には、宅配物の状況の通知を優先することで、宅内に入った後またすぐに郵便受けに宅配物の確認に出てくる手間を省くようにすることができる。すなわち、帰宅者の帰宅時の連れの有無に応じて、より効果的な宅内状況の通知を行うことができる。
なお、上記例では、複数人で帰宅した場合の例として、母のほかには友人1人である場合をあげて説明したが、これに限らず、母のほかに友人を複数連れて帰宅した場合でも、例えば、母が、母のほかに友人を1人連れて帰宅したか2人以上連れて帰宅したかによって異なる通知パターンを通知するようにすることもできる。その場合、設定情報には、帰宅人数に応じた通知パターンを設定しておくようにすればよい。
また、上記例では、通知パターン決定部121は、帰宅者が帰宅した際に何人でいるかに応じて取得する宅内状況の情報を特定するようにしたが、さらに、帰宅者が帰宅した際に複数人でいた場合に、その中に誰が含まれているかを特定し、当該特定した内容によって、取得する宅内状況の情報を特定するようにすることもできる。なお、誰が含まれているかの特定は、通知パターン決定部121が、玄関に設置されたカメラが撮像した画像を取得し、当該画像から人の顔を検出して、認証情報DBに登録された人と突き合わせを行うことにより行えばよい。
具体的には、例えば、母が子供と2人で帰宅した場合と、母が父と2人で帰宅した場合で、通知する宅内状況を変えるようにすることができる。
この場合、設定情報には、母が複数人で帰宅した場合であって、子供を同伴していた場合、または、父を同伴していた場合、それぞれに通知パターンが紐づけられて設定されているようにする。
なお、ここでは、母の帰宅が特定されたものとした場合を例に説明したが、これに限らない。その他にも、例えば、父の帰宅が特定された場合に、同伴者はいるか、いる場合その中に家族はいるか等の組み合わせに応じた通知パターンが紐付けられた設定情報を予め設定しておき、当該設定情報に基づいて父への通知を行うようにすることもできる。すなわち、認証情報DBに登録しておく個人ごとに、同伴者はいるか、いる場合その中に家族はいるか等の組み合わせに応じた通知パターンを紐付けて、設定情報を設定しておくことで、家族の誰であっても、帰宅者が特定できた際に、設定情報に応じて、所望の通知パターンで通知を行うことができる。
また、人検出装置2から、玄関前で検出した人検出情報を全て取得し、特定できた家族が複数いたらその中の誰かを中心とする通知パターンを、設定情報に基づいて設定するようにしてもよい。例えば、家族全員で帰宅した場合であって、父と母と子供1人が特定された場合に、父を中心として、父への通知パターンとして設定された設定情報に基づいた通知を行うようにすることができる。なお、誰を中心とするかについては、予め優先順位を設定しておくようにすればよい。
その他の状況情報については、上記の例で説明した玄関から帰宅者までの距離や、玄関で検出される人の人数の他にも、例えば、内部的に保有している時計で検出される時刻情報とし、帰宅者の帰宅時間帯によって、宅内状況の通知パターンを決定するようにすることもできるし、帰宅者の帰宅時間帯によって、どの宅内状況を通知するかを変えて通知パターンを決定するようにすることもでき、その他の状況情報は適宜設定可能とする。
また、帰宅時間帯と、宅内状況と、複数のその他の状況とから通知パターンを決定するようにしてもよい。例えば、母が帰宅した際に宅配物有無の宅内状況の通知を行う場合において、玄関までの距離と帰宅時間帯によって通知パターンを決定するようにしてもよいし、母が帰宅した際に、何人で帰宅したか、また、帰宅時間帯は何時ごろかによって通知パターンを決定するようにしてもよい。なお、この場合は、宅内状況と複数のその他の状況と通知パターンとが紐付けられた設定情報を設定しておくようにする。
図9は、この発明の実施の形態1に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1のハードウェア構成を説明する図である。
この発明の実施の形態1において、認証情報DB14、設定情報記憶部15は、HDD20を使用する。なお、これは一例にすぎず、認証情報DB14、設定情報記憶部15は、DVD、メモリ等によって構成されるものであってもよい。
個人認証装置11と、通知パターン決定部121と、通知制御部122と、宅内状況判別部13と、個人情報受付部16と、設定情報受付部17は、HDD20、メモリ19等に記憶されたプログラムを実行するCPU21、システムLSI等の処理回路により実現される。
また、複数の処理回路が連携して上記機能を実行してもよい。
なお、以上の説明では、人検出装置2では人感センサにより人を検出するとカメラで玄関前の画像を撮像して、個人認証装置11は、受信した撮像画像の中に、認証情報DB14に予め登録されている個人が検出されるかどうかの画像認証によって個人認証を行うようにしたが、これに限らない。例えば、人検出装置2は指紋センサとし、近づいた人が指紋センサに入力することでその者の指紋を検出し、個人認証装置11は、人検出装置2から指紋情報を人検出情報として受信すると、認証情報DB14に予め登録されている誰かの指紋と一致するかどうかの生体認証によって個人認証を行うようにしてもよいし、人検出装置2は、スマートフォンやタブレット端末等に搭載されたNFC等の無線装置とし、スマートフォン等を有した人が近づくと当該スマートフォン等の存在を検知、特定し、個人認証装置11は、人検出装置2から無線装置を特定する情報を人検出情報として受信すると、認証情報DB14に予め登録されている無線装置の情報と一致するかどうかの機器認証によって個人認証を行うようにしてもよい。また、人検出装置2はカメラであり、玄関前の画像を常に撮像しているものとし、個人認証装置11は、常時送信される撮像画像に、認証情報DB14に予め登録されている個人が検出されるかどうかの画像認証によって個人認証を行うようにしてもよい。人検出装置2では、個人を特定するために十分な情報が検出されればよい。
また、以上の説明では、個人認証装置11は顔認証により個人の認証を行うようにしたため、認証情報DB14には、家族の顔画像がそれぞれ登録されているものとしたが、これに限らず、例えば、個人認証装置11が、指紋認証によって居住者の認証を行うのであれば、家族の指紋が認証情報DB14に登録されていればよいし、個人認証装置11が機器認証によって個人認証を行うのであれば、家族それぞれが所有するスマートフォン等の機器情報が認証情報DB14に登録されていればよく、人検出装置2が出力した人検出情報と付き合わせることによって家族を特定できる情報が予め登録されていればよい。
また、以上の説明では、認証情報DB14には家族の顔画像がそれぞれ登録されているものとしたが、認証情報DB14に登録される情報は、家族のものに限らず、例えば、親戚、知人等の情報を登録してもよく、宅内状況の通知を行う対象とする個人の情報が登録されていればよい。
また、以上の説明では、宅内状況検出装置3がリアルタイムに収集した宅内状況の情報に基づき宅内状況の通知パターンを決定することを前提にしたが、これに限らず、宅内状況検出装置3は、収集した宅内状況の情報を、例えば、データベースに蓄積するようになっていて、当該蓄積された宅内状況の情報を取得して、通知パターンを決定するようにしてもよい。
具体的には、例えば、宅内状況検出装置3は、宅内の窓に設置された磁気センサあるいは人感センサにより、侵入者を検出し、当該検出した履歴を蓄積しておくようにし、宅内状況判別部13は、宅内状況検出装置3で蓄積された情報に基づき、一定期間内に侵入者を検出した旨の情報があるかどうかにより、侵入者検知履歴有無の判別を行うようにする。そして、判別結果を通知パターン決定部121に送信し、通知パターン決定部121では、受信した判別結果に応じて、設定情報に基づき、通知パターンを決定するようにする。なお、この場合、設定情報には、侵入者履歴有無に応じて、通知パターンが紐付けられて設定されている。
このようにすることで、例えば、帰宅時に住宅内に侵入者がいなくても、留守中に誰かが侵入したことを、宅内に入る前に知ることができ、例えば、知らずに宅内に入って、部屋が荒らされていたとしても、ある程度の心の準備をしておくことができる。
以上、いくつか例をあげて説明したとおり、この実施の形態1に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1では、住宅の玄関において、帰宅する居住者に対して、帰宅前の宅内の状況を通知することができる。また、通知の際には、居住者ごとに設定された色の光の点滅や点灯といった、他者が見たとしてもその内容が分からない方法で宅内状況を通知するので、居住者各個人のプライバシーを守りつつ通知を行うことができる。
なお、プライバシーの確保を目的とした通知システムとしては、携帯電話機等の着信を知らせる発光部のカスタマイズ設定などが知られているが、当該携帯電話機等の通知システムでは、携帯電話という個人向けの製品であることから利用者が個人に限定されており、複数人で利用することに配慮されていない。この実施の形態1に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1では、上述のとおり、利用者が、家族等、複数人であることを想定し、その通知が利用者の中でも特定の誰に向けた通知であるかということに応じて、他者には分からない通知を行うことができる。
図10は、玄関の近くに設置され、光によって通知を行うLED等の通知装置4の設置場所の例を示す図である。
以上の説明では、通知装置4は、玄関のドアノブに備えられたLEDとした。これは、例えば、図10(a)で示すように通知装置4が設置された場合である。しかしながら、通知装置4の設置場所はこれに限らない。
例えば、図10(b)に示すように、玄関のドアの枠に沿って備えられたLEDとしてもよいし、図10(c)に示すように、玄関のドアののぞき穴の周囲に備えられたLEDとしてもよい。また、図10(e)に示すように、玄関のドアの上の天井に設置されたランプ等の照明器具としてもよい。
また、これら図10(a)(b)(c)(e)に示した位置にLEDを設置することに加え、図10(d)に示すように、玄関のドアにも設置し、玄関のドアが開いたときに光るようにしてもよい。
通知装置4の設置場所については、帰宅者が玄関先で認識できる場所に設置されていればよい。
また、以上の説明では、通知装置4をLED等とし、光の色および点滅・点灯パターンによって宅内状況を帰宅者に通知するようにしたが、これに限らず、通知装置4をスピーカや映像装置等とし、音声やメロディを流すようにしてもよい。その場合、設定情報には、個人ごとに宅内状況と音声またはメロディによる通知パターンとが予め紐づけられて設定されているものとする。
また、光の色および点滅・点灯パターンによる通知と、音声またはメロディによる通知を同時に行うようにしてもよい。
このように、通知装置4は、その通知内容を他者が見たときに明示的にわからないように通知を行えるものであればよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、住宅の玄関において、帰宅する居住者に対して、居住者ごとに、他者が見たとしてもその内容が分からない方法で宅内状況を通知することで、居住者各個人のプライバシーを守りつつ、帰宅前に宅内の状況を通知することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1が、居住者の帰宅時に、通知装置4に宅内状況を通知させるための通知パターンを決定する実施の形態について説明した。
この実施の形態2では、状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1が、居住者の帰宅時の時刻等の状況に応じて、通知装置4に出迎え環境を提供する表示をさせるための通知パターンを決定する実施の形態について説明する。なお、この実施の形態2においては、帰宅者が帰宅したタイミングで検出された、時刻、日付、曜日等の帰宅タイミングに関する状況の情報を状況情報とする。
図11は、この発明の実施の形態2に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1を備えた状況通知システムの構成を説明する図である。
実施の形態1において、図1で説明した状況通知システムとは、宅内状況検出装置3を備えない点が異なるのみで、その他の構成については、図1で説明したものと同様であるため、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図12は、この発明の実施の形態2に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1の構成を説明する図である。
実施の形態1において、図2で説明した状況通知装置1とは、宅内状況判別部13を備えない点が異なるのみで、その他の構成については、図2で説明したものと同様であるため、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
この発明の実施の形態2に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1の動作について説明する。
なお、この実施の形態2の状況通知装置1の動作は、図3を用いて説明した実施の形態1の状況通知装置1の動作と、図3のステップST303の動作、すなわち、図4の動作が異なるのみである。
従って、実施の形態1とは異なる動作についてのみ、図13を用いて説明する。
図13は、この発明の実施の形態2に係る状況通知制御装置12を搭載した状況通知装置1の、通知パターン決定の動作を説明するフローチャートである。
図13のステップST1301の動作は、実施の形態1における図4のステップST401の動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
ここでは、一例として、例えば、住宅には父と母と子供1人の家族が住んでいるものとし、家族の一員である父が帰宅したとしたものとする。
また、帰宅時の状況は、状況通知装置1が内部的に保有している時計の時刻情報から判断するものとし、設定情報記憶部15には、図14に示すような設定情報が予め設定され記憶されているものとする。設定情報とは、実施の形態1同様、予めユーザによって設定された情報であり、図14に示すように、居住者等の個人ごとに状況と通知パターンとが紐づけられたテーブルである。なお、実施の形態1では、設定情報の状況とは宅内状況をいい、宅内状況に関する情報が設定されていたが、この実施の形態2では、状況とは、例えば、時刻、日付、曜日等、帰宅者の帰宅タイミングに関する状況をいい、設定情報としてはそのような帰宅時の状況に関する情報が設定されている。
ステップST1301において、個人が特定できた場合(ステップST1301の“YES”の場合)、すなわち、個人認証装置11から、居住者であり、それが父であると特定できた旨の個人認証情報を受信した場合、通知パターン決定部121は、内部的に保有している時計(図示を省略する)から、現在の時刻情報を、帰宅状況情報として取得する(ステップST1302)。ここでは、23:10との時刻情報を、帰宅状況情報として取得したものとする。
通知パターン決定部121は、設定情報記憶部15を参照し、通知パターンを決定する(ステップST1303)。
すなわち、ここでは、通知パターン決定部121は、図14の設定情報より、父の帰宅時刻が23:10である場合の通知パターンとして、水色の光を、ゆっくり点滅させるパターンを決定する。
そして、通知パターン決定後、図13の処理を終了する。
一方、ステップST1301において、個人が特定できなかった場合(ステップST1301の“NO”の場合)、通知パターン決定部121は、個人特定不可の場合の通知パターンを通知パターンとする(ステップST1304)。当該ステップST1304の動作は、実施の形態1における図4のステップST405の動作と同様である。
このように、帰宅者が帰宅した時間に応じて、通知装置4で通知する通知パターンを変更することで、帰宅者の好みに応じた出迎え環境を提供することができる。例えば、残業などで帰宅が遅くなった場合には、玄関のドアノブに備えられたLED等の通知装置4が好みの色で点滅するなど、癒しの効果が期待できる。
その他にも、例えば、住居者が帰宅した際に、住居者個人の生活パターンに応じて通知パターンを決定するようにしてもよい。
一例をあげると、例えば、住宅には父と母と子供の家族が住んでおり、家族の一員である父が帰宅したとしたものとし、帰宅時の状況は、状況通知装置1が予め内部的に保有しているカレンダー情報から判断するものとしてもよい。
以下、当該例について、具体的に説明する。なお、設定情報記憶部15には、図15に示すような設定情報が予め設定され記憶されているものとする。
ステップST1301において、個人が特定できた場合(ステップST1301の“YES”の場合)、すなわち、個人認証装置11から、居住者であり、それが父であると特定できた旨の個人認証情報を受信した場合、通知パターン決定部121は、内部的に保有しているカレンダー情報から、当日の曜日の情報を、帰宅状況情報として取得する(ステップST1302)。ここでは、平日との曜日の情報を、帰宅状況情報として取得したものとする。
通知パターン決定部121は、設定情報記憶部15を参照し、通知パターンを決定する(ステップST1303)。
すなわち、ここでは、通知パターン決定部121は、図15の設定情報より、父の帰宅した当日が平日である場合の通知パターンとして、青色の光を、点灯させるパターンを決定する。
このように、帰宅者が帰宅した日の曜日に応じて、通知装置4で通知する通知パターンを変更することで、帰宅者の生活パターンに応じた出迎え環境を提供することができる。
例えば、仕事のある平日は、和む色で通知装置4を点灯または点滅させて疲れを癒すようにしたり、仕事のない休日は、活気ある色で通知装置4を点灯または点滅させて元気が出るようにしたり、居住者個人ごとに、好みの出迎え環境を設定して、日常生活の中で励みにすることができる。
なお、上記の例では、曜日の情報に基づいて生活パターンを判断するようにしたが、これに限らず、予め個人ごとの誕生日を生活パターンとして設定情報に設定しておき、誕生日には、派手な色の通知を行ってお祝いの出迎え環境を提供するようにすることもできる。
また、上記は一例にすぎず、これ以外にも、帰宅時の状況を判断するための帰宅状況情報は適宜設定可能であり、設定された帰宅状況情報と通知パターンとが、個人ごとに紐づけられた設定情報が予め設定され、当該設定情報から通知パターンを決定できるようになっていればよい。
また、この実施の形態2においても、個人ごとに、複数の帰宅時状況を設定情報に設定しておき、これとともに、どの帰宅時状況を優先させるかの優先順位を設定するようにして、優先順位に従った通知パターンの決定を行うようにすることができる。
また、優先順位を設定せず、例えば、父の帰宅が、平日で、かつ、23:00以降の場合に、白色の光を点滅させる等、図14,15で示したような複数の帰宅時状況を組み合わせて、当該組み合わせた帰宅時状況と通知パターンとを紐づけた設定情報を設定しておくようにしてもよい。
また、個人によらず、玄関の前で人を検出した時間帯によって、通知パターンを決定するようにすることもできる。
例えば、玄関の前で人を検出した時間帯が深夜の1時までは、居住者個人ごとに帰宅時状況に応じて設定された設定情報に基づく通知パターンの決定を行い、玄関の前で人を検出した時間帯が深夜の1時以降であった場合は、人検出装置2で居住者個人が特定できてもできなくても、赤色の光が点滅する通知パターンを、通知装置4で通知させる通知パターンに決定するようにすることができる。
これにより、通知装置4による通知を、通常であれば帰宅者はいないと考えられる時間帯に玄関に近づく任意の者に対する警告灯として利用するようにすることができる。
また、実施の形態1と組み合わせ、例えば、玄関の前で人を検出した時間帯が深夜の1時までは、個人ごとに宅内状況に応じて設定された設定情報に基づく通知パターンの決定を行い、玄関の前で人を検出した時間帯が深夜の1時以降であった場合は、人検出装置2で個人が特定できてもできなくても、また、宅内状況がどのようなものであっても、赤色の光が点滅する通知パターンのみを通知装置4で通知させる通知パターンに決定するようにすることもできる。
なお、この実施の形態2における、家族の顔画像等、個人特定用情報の認証情報DB14への登録は、実施の形態1と同様の方法で、個人情報設定装置5より行うものとする。
また、この実施の形態2における、設定情報記憶部15への設定情報の設定についても、実施の形態1と同様の方法で、設定情報登録装置6から行うものとする。
なお、この実施の形態2における、状況通知装置1のハードウェア構成については、実施の形態1で図9を用いて説明したものと同様とする。
また、この実施の形態2における、通知装置4についても、実施の形態1同様、図10を用いて説明したように、帰宅者が認識できる位置に適宜設置されていればよい。
また、実施の形態1同様、通知装置4はLED等の表示装置に限らず、スピーカや映像装置等であってもよく、音声またはメロディを流すようにしてもよい。
また、光の色および点滅・点灯パターンによる通知と、音声またはメロディによる通知を同時に行うようにしてもよい。
以上のように、実施の形態2によれば、居住者の帰宅時に、帰宅時刻や生活パターンに応じて居住者ごとに設定された通知パターンによって、光の点滅等、その内容が他人に知られない方法で状況の通知を行うようにしたので、特許文献3で課題となっていたような、居住者ごとに通知方法を変えて設定することができない点や、宅外者に通知の内容が知られてしまうというような点を解決し、玄関において、帰宅する居住者に応じた、かつ、プライバシーの保護が十分に図れた出迎え環境を提供することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態1,2において、それぞれ、図2,図12に示すように、個人認証装置11、認証情報DB14、設定情報記憶部15、個人情報受付部16、設定情報受付部17は、状況通知装置1が備えるものとしたが、これに限らず、個人認証装置11、認証情報DB14、設定情報記憶部15、個人情報受付部16、設定情報受付部17は、状況通知装置1の外部に備えるものとしてもよい。
1 状況通知装置、2 人検出装置、3 宅内状況検出装置、4 通知装置、5 個人情報設定装置、6 設定情報登録装置、11 個人認証装置、12 状況通知制御装置、13 宅内状況判別部、14 認証情報DB、15 設定情報記憶部、16 個人情報受付部、17 設定情報受付部、19 メモリ、20 HDD、21 CPU。

Claims (18)

  1. 人感センサが住宅の玄関に近づく人を検出すると、前記住宅の玄関に近づく個人を特定する個人認証情報と検出された状況を示す状況情報とに基づき、個人ごとに状況と通知パターンとが紐付けられた設定情報を参照して、通知パターンを決定する通知パターン決定部と、
    前記通知パターン決定部が決定した前記通知パターンに応じた通知制御情報を作成して、前記玄関に設けられた通知装置に出力する通知制御部とを備え、
    前記設定情報には、個人ごとに宅内の状況と、前記玄関に近づく個人と前記玄関との距離と、前記通知パターンとが紐付けられており、
    前記通知パターン決定部は、
    前記宅内の状況を検出した宅内状況情報と前記玄関に近づく個人の前記玄関までの距離情報を取得し、前記個人認証情報と前記宅内状況情報と前記距離情報とに基づき、前記設定情報を参照して前記通知パターンを決定する
    ことを特徴とする状況通知制御装置。
  2. 人感センサが住宅の玄関に近づく人を検出すると、前記住宅の玄関に近づく個人を特定する個人認証情報と検出された状況を示す状況情報とに基づき、個人ごとに状況と通知パターンとが紐付けられた設定情報を参照して、通知パターンを決定する通知パターン決定部と、
    前記通知パターン決定部が決定した前記通知パターンに応じた通知制御情報を作成して、前記玄関に設けられた通知装置に出力する通知制御部とを備え、
    前記設定情報には、個人ごとに宅内の状況と前記玄関に近づく人の人数と前記通知パターンとが紐付けられており、
    前記通知パターン決定部は、
    前記宅内の状況を検出した宅内状況情報と前記玄関に近づく人の人数情報を取得し、前記個人認証情報と前記宅内状況情報と前記人数情報とに基づき、前記設定情報を参照して前記通知パターンを決定する
    ことを特徴とする状況通知制御装置。
  3. 前記通知パターン決定部は、
    前記玄関において近づく人が検出された時刻情報を取得し、当該時刻に応じて、前記設定情報を参照した通知パターンと他の通知パターンを切り替える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  4. 前記宅内の状況とは、前記宅内における在宅者有無に関する状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  5. 前記宅内の状況とは、前記宅内における侵入者有無に関する状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  6. 前記宅内の状況とは、前記宅内における室内環境に関する状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  7. 前記宅内の状況とは、前記宅内に設置された家電の稼動状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  8. 前記宅内の状況とは、前記宅内における在宅者の睡眠状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  9. 前記宅内の状況とは、前記宅内におけるペットの生活状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  10. 前記宅内の状況とは、前記宅内における宅配物有無に関する状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  11. 前記宅内の状況とは、前記宅内における在宅者の発話状況である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の状況通知制御装置。
  12. 前記通知制御部は、
    前記通知パターンに応じた色の光の点滅または点灯による通知制御情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の状況通知制御装置。
  13. 前記通知制御部は、
    前記通知パターンに応じた音の出力による通知制御情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の状況通知制御装置。
  14. 前記通知制御部は、
    前記通知パターンに応じた色の光の点滅または点灯と、前記通知パターンに応じた音の出力とによる通知制御情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の状況通知制御装置。
  15. 人感センサによって住宅の玄関に近づく人を検出して人検出情報を出力する人検出装置と、宅内の状況を検出して宅内状況情報を出力する宅内状況検出装置と、前記住宅の玄関に設けられて状況の通知を行う通知装置と、前記玄関において、当該玄関に近づく個人に対する通知を前記通知装置に行わせる状況通知制御装置とを有し、
    前記状況通知制御装置は、
    前記人感センサが前記玄関に近づく人を検出すると、前記人検出装置が出力した人検出情報から個人を特定した個人認証情報と、前記宅内状況検出装置が検出した前記宅内状況情報とに基づき、個人ごとに状況と通知パターンとが紐付けられた設定情報を参照して通知パターンを決定する通知パターン決定部と、
    前記通知パターン決定部が決定した前記通知パターンに応じた通知制御情報を作成して、前記通知装置に出力する通知制御部とを備え、
    前記設定情報には、個人ごとに前記宅内の状況と、前記玄関に近づく個人と前記玄関との距離と、前記通知パターンとが紐付けられており、
    前記通知パターン決定部は、
    前記宅内の状況を検出した前記宅内状況情報と前記玄関に近づく個人の前記玄関までの距離情報を取得し、前記個人認証情報と前記宅内状況情報と前記距離情報とに基づき、前記設定情報を参照して前記通知パターンを決定する
    ことを特徴とする状況通知システム。
  16. 前記通知装置は、
    前記玄関のドアあるいはドア周囲の前記近づく人の視界内に設置され、
    光による通知を行う発光装置または映像による通知を行う表示装置である
    ことを特徴とする請求項15記載の状況通知システム。
  17. 前記人検出装置は、撮像画像、人の身体的特徴の入力、所有する機器情報の検出のうちのいずれかにより前記近づく人を検出する
    ことを特徴とする請求項15の状況通知制御システム。
  18. 前記人検出装置が出力した人検出情報と、予め登録された個人特定用情報とを突き合わせて個人を特定する前記個人認証情報を出力する個人認証装置をさらに備え、
    前記状況通知制御装置は、
    前記個人認証装置が出力した前記個人認証情報に基づき、前記通知パターンを決定する
    ことを特徴とする請求項15記載の状況通知システム。
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