JP7027223B2 - 見守りシステム - Google Patents
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Description
本発明の目的は、見守り者および見守り対象者の双方または一方に対して、現実空間の状況をそのまま表示して見守りを行なう場合に比べて、心理的抵抗感を軽減することができる見守りサービスを提供することを目的とする。
また、本発明が適用される見守りシステムは、見守り対象者の状況を把握する把握手段と、前記把握手段により把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える置換手段と、前記置換手段により置き換えられる前記第1の音を用いて報知する際に前記第2の音による報知を行うことが可能な報知手段と、を備え、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、時系列に得られた活動量の要素を、音の聞こえ方に影響を及ぼす音要素に反映することで実現され、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、前記活動量の要素を前記時系列における複数の期間で区切り、区切った当該複数の期間の各々の前記活動量の要素を前記音要素に反映することで実現され、前記報知手段は、前記複数の期間のうち近い方の前記音要素による音を遠い方よりも先に再生して前記報知を行うことを特徴とする見守りシステムである。
また、本発明が適用される見守りシステムは、見守り対象者の状況を把握する把握手段と、前記把握手段により把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える置換手段と、前記置換手段により置き換えられる前記第1の音を用いて報知する際に前記第2の音による報知を行うことが可能な報知手段と、前記報知手段による報知を受ける見守り者に対して会話を行う会話手段と、を備え、前記置換手段により前記第1の音に置き換えられる前記第1状況と前記第2の音に置き換えられる前記第2状況の少なくともいずれか一方は、前記見守り対象者の健康状態であり、前記会話手段による前記見守り者との会話に前記見守り対象者に関するものがあった場合、当該見守り者の健康状態に関する情報を当該情報に対応する音に置き換えて当該見守り対象者側に伝える、ことを特徴とする見守りシステムである。
<システム構成>
図1は、本実施形態による見守りシステムの全体構成を示す図である。見守りシステムは、見守り対象者および見守り者に対する見守りサービスを実現するシステムである。図1に示す見守りシステムは、対象者システム100と、センターサーバ200と、見守り者端末300とを備える。対象者システム100、センターサーバ200および見守り者端末300の各々は、ネットワーク400を介して接続されている。
図2は、対象者システム100の構成を示す図である。対象者システム100は、見守り対象者の状況を把握する把握手段の一例である。対象者システム100は、図2に示す構成例において、対象者システム100は、カメラ101と、マイクロフォン102と、センサ103と、通信サーバ104とを備える。カメラ101、マイクロフォン102およびセンサ103は、通信サーバ104に接続されている。通信サーバ104は、さらにネットワーク400を介してセンターサーバ200と接続される。
センターサーバ200は、カメラ101、マイクロフォン102またはセンサ103等の情報取得デバイスで取得された見守り対象者の状況を音に置き換え、置き換えた音を見守り者端末300に提供するサーバである。具体的には、センターサーバ200は、把握した見守り対象者の状況を予め定められた項目に分解し、分解した状況の各々について、状況に応じた音に置き換え、これらを合成して報知に用いる報知音を生成する。これにより、見守り対象者の状況を正確に見守り者に報知するのではなく、見守り対象者の状況を見守り者が何となく分かるように報知される。
見守り対象者の属性に合わせたテーマとすることで、それによる報知音を聞いた見守り者が見守り対象者個人を想起し易くなることが期待される。また、見守り者の属性に合わせたテーマとする場合、見守り報知を聞く見守り者の心理的負担を軽減させることが可能になる。報知を行う際に見守り対象者と見守り者のどちらの属性に合わせたテーマとするかを選択可能にすることで、より良好な見守りサービスを提供することができる。
例えば、音楽鑑賞が好みである場合を想定し、テーマとして、クラシック、ジャズ、歌謡曲、童謡等の複数の音楽ジャンルを用意しても良く、また、異なるテンポ、キー、コード、楽器の種類の楽曲を複数用意しても良い。また、見守り対象者にとって特別な日(例えば誕生日や結婚記念日など)に対応する特別な楽曲を用意しても良い。さらには、見守り対象者の属性によって見守り対象者独自の楽曲を作成しておいても良い。また、季節ごとの記念日例えば春分の日や秋分の日、クリスマスなどの季節を感じることができる記念日に対応する楽曲を用意しても良い。
なお、楽曲を出力する部品は、楽曲の全部ではなく、一部例えばサビの部分やイントロの部分だけの場合としても良い。また、楽曲には、音楽の曲のほか、和音(協和音、不協和音)を含ませても良い。
また、自然の音や乗り物に関する音は、見守り対象者や見守り者の様々な趣味や嗜好を想定し、それをテーマとして用意しても良い。例えば海がテーマであれば、波打ち際の音やカモメの鳴き声等を用意しても良い。また、同じテーマであっても、例えば曲調が異なる複数の部品群を用意しても良い。例えば、同じテーマに関して、全体的におとなしい楽曲であるアコースティック系の部品群とリズム感のあるスタンダード系の部品群とを用意しても良い。
なお、音情報DB207に保存される部品データを用いて報知を行うが、報知に用いる音は、音情報DB207に保存される部品データに限られず、対象者システム100のマイクロフォン102が検知した音(例えば生活音)を含ませても良い。
ここにいう活動量の要素とは、対象者システム100のカメラ101やセンサ103(図2参照)等で検出される見守り対象者の情報をいい、例えば呼吸数、心拍数、移動の回数などである。呼吸数とは、単位時間当たりの呼吸の回数をいい、心拍数とは、単位時間当たりの拍動の回数をいう。
また、移動の回数とは、動きのデータの一つであり、単位時間当たりの移動の回数をいう。ここにいう移動の回数を、前回報知してから今回報知するまでの間における移動の回数としても良く、また、一日の累積移動の回数としても良い。
ここにいう音要素とは、音の大きさ、高さ、音色をいい、振幅幅の大きさを変えることで音の大きさが変わり、周波数を変えることで音程が変わり、音の波形を変えることで音色が変わる。より詳細には、楽曲の場合、ここにいう音要素には、キー、コード、テンポ、楽器の情報が含まれる。キーとはその曲の調をいい、コードとは和音をいい、テンポとはその曲の速さをいい、楽器の情報とは、その楽曲で使われる楽器を特定する情報をいう。
なお、見守り対象者の呼吸数の評価は、前回報知した際の値との比較を行う例、前日の同じ時間帯の値との比較を行う例、前週の値との比較を行う例、直近の値10回分の平均値との比較を行う例が考えられる。このような評価は、呼吸数以外の場合にも適用することができる。
一般的に音のテンポを速くすると高音、遅くすると低音になるが、本実施の形態では、音の高低を変えずにテンポを変更するタイムストレッチ処理を行うことで、楽曲を聴く見守り者が違和感を覚えることを防止できる。なお、テンポ情報の反映として、音置換部208において楽曲データを変更する態様のほか、音置換部208では楽曲データにテンポ情報を付加情報として付加し、報知音生成部209が付加情報を基に報知音を生成する態様も考えられる。
キー情報に反映させる場合には、呼吸数が予め定められた範囲よりも大きい場合には、キーが高くなるようにし、予め定められた範囲よりも小さい場合には、キーが低くなるようにする。この場合、ピッチシフト処理により、テンポを変えずにキーを変更する。
また、見守り対象者の呼吸数の状況をコード情報に反映させる場合、呼吸数が予め定められた範囲を超えている場合、メジャーコードの楽曲をマイナーコードになるようにコード情報を変更する。また、呼吸数が予め定められた範囲内の場合、マイナーコードの楽曲をメジャーコードになるようにコード情報を変更する。
付言すると、見守り対象者の状況を、楽曲を改変して置き換える場合、楽曲について著作権(例えば同一性保持権)の処理を行っておく必要がある。なお、異なるテンポ、キー、コード、楽器の種類の楽曲を複数用意しておき、そのいずれかを選択することで、見守り対象者の状況を置き換える場合には、そのような著作権処理を省略することができる。付言すると、見守り対象者の具体が良好でないという状況では、不協和音の楽曲を選択し、報知音にその楽曲を含ませることで、見守り者にその状況を報知する。
見守り者端末300は、対象者システム100およびセンターサーバ200により取得された見守り対象者の情報を見守り者に提示する提示手段である。見守り者端末300は、見守り対象者の情報を音として出力するための出力手段を有する。
制御部302による音響出力部304からの報知音の出力(あるいはセンターサーバ200の出力部210から見守り者端末300への出力)は、見守り者による操作が行われた場合に実行される。例えば、見守り者端末300に対する音声入力の操作があったときや、見守り者端末300が持つセンサにより予め定められた見守り者のジェスチャー操作を検知したとき等である。
また、報知音の出力は、予め定められた条件の具備が確認された場合に実行されるようにしても良い。予め定められた条件として、例えば指定された時刻が到来したことを挙げることができ、また、何らかの行動があったことを挙げることができる。ここにいう何らかの行動としては、見守り者の生活の何らかの行動であり、例えば玄関ドアを開けたとき、リビングドアを開けたとき、照明器具の点灯やエアコンの始動があったとき等を挙げることができる。これにより、見守り者が望むタイミングで報知音による報知を行うことができ、自動で報知されることで見守りに対する見守り者の心理的負担を軽減させることができる。
図5は、報知音の第1生成例を説明する図であり、見守り対象者としての対象者Aについての報知例を示す。
同図に示す例では、対象者Aの情報が呼吸数Kaおよび移動の回数Daである場合について説明する。センターサーバ200の音置換部208(図3参照)は、対象者Aの楽曲の好みに合わせたテーマに沿って音情報DB207に保存されている楽曲のうち第1楽曲および第二楽曲を選択する。そして、対象者Aの呼吸数Kaを第1楽曲のテンポ情報に反映し、移動の回数Daを第2楽曲の楽器情報に反映させる。
また、楽器情報への反映は、上述したように、移動回数Daと予め定められた値とを比較し、移動回数Daが予め定められた値よりも大きい場合は、聴く側が活動的な印象を受け易い例えばトランペットを特定し、トランペットがソロになる部分を持つ楽曲部分を抽出する。また、移動回数Daが予め定められた値よりも小さい場合は、聴く側が安静の印象を受け易い例えばチェロを特定し、チェロがソロになる部分を持つ楽曲部分を抽出する。
このように生成される報知音を用いた見守り者へ報知は、報知する内容が具体的なものではなく、見守り対象者や見守り者の心理的抵抗感を軽減させることができる。また、報知は、見守り者の視覚ではなく聴覚により状況把握を行うことができるので、見守り者はほかのことをしながら状況把握することが可能になる。また、一度に再生する音で複数の状況の報知を行うことができ、見守り者の負担を軽減することができる。
図6に示す例では、対象者Aの情報が呼吸数Kaおよび移動の回数Daであり、対象者Bの情報が呼吸数Kbおよび移動の回数Dbである場合について説明する。対象者Aと対象者Bの呼吸数の合計を「Ka+Kb」と示し、対象者Aと対象者Bの移動回数の合計を「Da+Db」と示している。
そして、合計の呼吸数「Ka+Kb」を第1楽曲のテンポ情報に反映し、合計の移動回数「Da+Db」を第2楽曲の楽器情報に反映させる。
報知音生成部209は、音置換部208により置き換えられた第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音を生成する。
図7に示す例では、音置換部208(図3参照)は、音情報DB207に用意された楽曲のうち第1楽曲および第二楽曲を選択し、対象者Aの呼吸数Kaを第1楽曲のテンポ情報に反映し、対象者Bの呼吸数Kbを第2楽曲の楽器情報に反映させた後、報知音生成部209は、第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音を生成する。これにより、複数の見守り対象者の各々の状況を乗せた音で報知することが可能である。
見守り対象者が複数の場合、上述した第1生成例、第2生成例および第3生成例のいずれかによる見守り者への報知を行うことが可能であるが、いずれか一つに固定して報知する態様のほか、報知する度に例えば第1生成例、第2生成例および第3生成例の順に変更して報知する態様も考えられる。また、第1生成例、第2生成例および第3生成例のうち、見守り者により任意に指定された生成例で報知する態様も考えられる。
同図に示す例では、時間t1から時間t2までの時間帯T12と、時間t2から時間t3までの時間帯T23に分ける。時間帯T12,T23は、例えば6時間としても良い。
そして、時間帯T12の呼吸数K1aを第1楽曲のテンポ情報に反映し、時間帯T23の呼吸数K2aを第2楽曲のテンポ情報に反映し、反映した第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音を生成する。
第4生成例によれば、時間を調整した報知により、報知時間長さの調整が可能になる。例えば、対象者Aの呼吸数に関する一日分を集約して短い時間の曲にして報知する。これにより、見守り者は、短い時間で対象者Aの呼吸数の傾向すなわち対象者Aの状況を分かるようになる(時短効果)。
図9(a)に示す例では、時間帯T12における呼吸数K1aを第1楽曲のテンポ情報に反映し、移動回数D1aを第2楽曲の楽曲情報に反映した上で、時間帯T12の第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音H12を生成する。また、時間帯T23における呼吸数K2aを第1楽曲のテンポ情報に反映し、移動回数D2aを第2楽曲の楽曲情報に反映した上で、時間帯T23の第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音H23を生成する。このように、逐次得られる対象者Aの呼吸数および移動の回数を基にした報知音の生成を行っていく。
また、図9(c)に示す例では、同図(b)の場合と異なり、時系列の順すなわち報知音H12,H23で報知音を出力する。これにより、見守り対象者の生活の様子を時間経過に沿って知ることができ、生活の流れを把握し易くなる。
見守り対象者独自の楽曲を、第1楽曲と第2楽曲のいずれか一方または両方として用いることで、見守り者に見守り対象者個人を想起させることが可能になる。また、見守り対象者の誕生日や結婚記念日などの特別な日が到来する前あるいはその当日に、通常では用いられない特別な楽曲による報知音で報知することで、見守り者に見守り対象者の記念日を想起させることが可能になる。
このように生活音を報知音に含ませる場合には、見守り対象者がそれを許可したこと或いは拒否していないことを前提とする。これにより、見守り対象者のプライバシーに配慮する音の作成が可能になり、見守り者の心理的抵抗感を軽減させることが可能になる。
見守り対象者の生活音が見守り者に聞かれることを良しとする場合には、許可することあるいは拒否しないことが見守り対象者により選択操作され、そうでない場合には、許可しないことあるいは拒否することが選択操作される。このような選択操作は、都度求めて行ってもらうことが望ましいが、これに限られず、選択操作されないときには、いずれか一方が自動的に選択されるように設定することが考えられる。
見守り対象者の体調に将来的に影響を及ぼし得る状況として、見守り対象者が居住する地域および/または居住する室内の環境に関する情報によるものがある。具体的には、見守り対象者の居住地域の気象情報、各種警報(大雨、洪水、暴風、光化学スモッグ等)、各種指数(ヒートショック指数、不快指数等)、室内環境(温度、湿度等)の情報を挙げることができる。したがって、かかる情報をセンターサーバ200の情報取得部201が取得すると、音置換部208はその状況を音に置き換える。例えば、通常ではない状況のときには、警告音や注意を促す音声等に置き換えられる。
上記の実施形態による見守りシステムは、対象者システム100から見守り者端末300へのみ情報を送る一方向の情報伝達を行う構成であった。これに対し、見守り者端末300から対象者システム100へも情報を送る双方向の情報伝達を実現する構成としても良い。
例えば、見守り対象者の健康状態を見守り者に報知すると共に、見守り者の健康状態を見守り対象者に通知するようにしても良い。この場合、見守り者端末300が、例えば見守り者の健康状態が入力される手段(不図示)と、入力された見守り者の健康状態をセンターサーバ200に送信する手段(不図示)とを設け、それをセンターサーバ200で音に置き換え、置き換えた音を対象者システム100に送信する。ここにいう見守り者の健康状態としては、体重計や血圧計の測定データ等の変化具合を挙げることができる。これにより、見守り対象者が見守り者の体調を気にする気持ちに配慮することができる。なお、このような音の置き換えは、上述した音置換部208により行われる。
また、見守り者端末300が人工知能を活用した見守り者との会話が可能な場合、見守り者端末300において人工知能の会話が見守り者の見守り対象者に関するものであったときに、それを対象者システム側で報知する構成を採用しても良い。このような報知を、対象者システム100側で音、画像あるいは光により行うことが考えられる。
また、本実施の形態では、見守り対象者の複数の状況をそれぞれ音に置き換え、一つの楽曲で同時に報知する例を説明したが、これに限られず、置き換えた音を同時ではなく、時間差をもって報知しても良い。
また、見守り対象者の状況に応じて音を追加することで、報知音に反映させることも考えられ、また、報知音を聞き易くしたり親しみを持たせたりするために、見守り対象者の状況を反映していない音を含んでも良い。
また、本実施の形態および他の実施形態では、視覚以外の感覚である聴覚に訴える音による報知形態を採用するが、これに限られず、視覚以外の臭覚に訴える香りの報知形態を採用することも考えられる。
Claims (3)
- 見守り対象者の状況を把握する把握手段と、
前記把握手段により把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える置換手段と、
前記置換手段により置き換えられる前記第1の音を用いて報知する際に前記第2の音による報知を行うことが可能な報知手段と、
を備え、
前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、時系列に得られた活動量の要素を、音の聞こえ方に影響を及ぼす音要素に反映することで実現され、
前記見守り対象者が複数存在する場合、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、当該見守り対象者の各々の前記活動量の要素の合計を、前記音要素に反映することで実現されることを特徴とする、見守りシステム。 - 見守り対象者の状況を把握する把握手段と、
前記把握手段により把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える置換手段と、
前記置換手段により置き換えられる前記第1の音を用いて報知する際に前記第2の音による報知を行うことが可能な報知手段と、
を備え、
前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、時系列に得られた活動量の要素を、音の聞こえ方に影響を及ぼす音要素に反映することで実現され、
前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、
前記活動量の要素を前記時系列における複数の期間で区切り、区切った当該複数の期間の各々の前記活動量の要素を前記音要素に反映することで実現され、
前記報知手段は、前記複数の期間のうち近い方の前記音要素による音を遠い方よりも先に再生して前記報知を行うことを特徴とする見守りシステム。 - 見守り対象者の状況を把握する把握手段と、
前記把握手段により把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える置換手段と、
前記置換手段により置き換えられる前記第1の音を用いて報知する際に前記第2の音による報知を行うことが可能な報知手段と、
前記報知手段による報知を受ける見守り者に対して会話を行う会話手段と、
を備え、
前記置換手段により前記第1の音に置き換えられる前記第1状況と前記第2の音に置き換えられる前記第2状況の少なくともいずれか一方は、前記見守り対象者の健康状態であり、
前記会話手段による前記見守り者との会話に前記見守り対象者に関するものがあった場合、当該見守り者の健康状態に関する情報を当該情報に対応する音に置き換えて当該見守り対象者側に伝える、ことを特徴とする見守りシステム。
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