JP2005215838A - 監視システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】警戒解除モード設定中において端末器周辺の音声をモニタ可能とし、警戒解除モードの利用価値を高めた監視システムを提供するする。
【解決手段】定常または非定常の状態を監視する複数の端末器2〜4と、1台の中央処理装置1を有し、端末器2〜4と中央処理装置1にはそれぞれ定常状態または非定常状態に関するデータの送受信を行うデータ通信手段5、23と、音声信号の送受信を行う音声通信手段6、24を有し、中央処理装置1は監視状態を警戒モード15と警戒解除モード16に切り替えるモード設定手段17と、モード設定手段17で警戒解除モード16に設定した時に端末器2〜4の周辺の音声をモニタ可能とするモニタ設定手段20を備えることにより、警戒解除モード設定中において端末器周辺の音声をモニタできるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末器からの非定常信号に基づいて中央処理装置から自動通報を行う監視システムおよびプログラムに関するものである。
近年、窃盗犯罪の増加に伴い、住居における監視システムの需要が増加している。従来この種の監視システムは侵入者検知用の複数の端末器からの異常信号を中央処理装置が受信した時に警報を出力し通報する警戒モードを主に夜間に設定し、それ以外の時間帯は警報の出力や通報を行わない警戒解除モードに切り替え設定される(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−296283号公報
しかしながら前記従来の構成では警戒解除モード設定中においては、監視システムは何ら機能しておらず、警戒解除モードの利用価値がないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、警戒解除モード設定中において端末器周辺の音声をモニタ可能とすることで、警戒解除モードの利用価値を高めた監視システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の監視システムは、定常または非定常の状態を監視する複数の端末器と1台の中央処理装置を有し、前記端末器と前記中央処理装置にはそれぞれ前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段を有し、前記中央処理装置は監視状態をモード設定手段と警戒解除モードに切り替えるモード設定手段と、前記モード設定手段で警戒解除モードに設定した時に前記音声通信手段を通じて前記端末器の周辺の音声を中央処理装置または他の端末器にてモニタ可能とするモニタ設定手段を備えたものである。
これによって、モード設定手段で監視状態を設定した時には複数の端末器が定常または非定常の状態を監視し、モード設定手段で警戒解除モードに設定した時にはモニタ設定手段でモニタ設定することにより、端末器の周辺の音声を音声通信手段により中央処理装置または他の端末器に送信し、警戒解除モード中に端末器の周辺の音声をモニタすることが可能となる。
本発明の監視システムおよびプログラムは、警戒解除モード中に端末器の周辺の音声をモニタすることが可能となるので、子供の昼寝の監視や、介護老人の異常事態の監視などに利用することができ、警戒解除モードの利用価値を高めた監視システムを提供することができる。
第1の発明は、定常または非定常の状態を監視する複数の端末器と1台の中央処理装置を有し、前記端末器と前記中央処理装置にはそれぞれ前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段を有し、前記中央処理装置は監視状態を警戒モードと警戒解除モードに切り替えるモード設定手段と、前記モード設定手段で警戒解除モードに設定した時に前記音声通信手段を通じて前記端末器の周辺の音声を中央処理装置または他の端末器にてモニタ可能とするモニタ設定手段を備えたことにより、モード設定手段で監視状態を設定した時には複数の端末器が定常または非定常の状態を監視し、モード設定手段で警戒解除モードに設定した時にはモニタ設定手段でモニタ設定することにより、端末器の周辺の音声を音声通信手段を通じて中央処理装置または他の端末器に送信し、警戒解除モード中に端末器の周辺の音声をモニタすることが可能となり、子供の昼寝の監視や、介護老人の異常事態の監視などに利用することができ、警戒解除モードの利用価値を高めた監視システムを提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のモニタ設定手段に、モニタした音声を聞く場所として中央処理装置または端末器の少なくとも一台に設定する可聴場所設定手段を備えたので、可聴場所設定手段で中央処理装置または端末器の一台をモニタした音声を聞く場所として設定することができる。可聴場所を自由に設定できるため、設定した場所で家事などを行うことができ、使い勝手が良くなる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の端末器にモニタ開始スイッチを設け、モニタ開始スイッチの操作によって中央処理装置にモニタ開始信号を前記データ通信手段を通じて送信し、モニタ開始スイッチを操作した端末器周辺の音声のモニタを開始する構成としたので、モニタをする場所に行き、モニタ開始スイッチを操作してモニタを開始するので、モニタされる人の許可なく勝手にモニタを開始することを防止でき、モニタされる人のプライバシーを保護することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の端末器に可聴場所設定手段で設定した中央処理装置または端末器の一台がモニタ開始信号を受理できたことを知らせるモニタ開始報知手段を備えたことにより、モニタ開始スイッチの操作により送信されたモニタ開始信号を、可聴場所設定手段で設定した中央処理装置または端末器の一台が受理できたことをモニタ開始報知手段により知ることができるので、音声モニタが開始されたことをその場で確認することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つ発明のモニタ開始後、中央処理装置のモード設定手段を操作することによりモニタを終了するので、モード設定手段により警戒モードに設定するとモニタを終了してすぐに警戒モードに入り、警戒解除モードに設定するとモニタを終了し、本来の警戒解除モードに入るので、使い勝手が良い。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つ発明の中央処理装置はモニタ開始からの経過時間を計時する計時手段を備え、計時手段が所定時間を計時するとモニタを終了する構成としたので、計時手段により自動的にモニタを終了させることができる。
第7の発明は、特に、第6の発明の計時手段が計時するモニタ開始からの時間を設定する計時時間設定手段をモニタ設定手段に備えたので、計時時間設定手段により、モニタ開始から終了までの時間を都合に応じて設定することができる。
第8の発明は、特に、第5または第6の発明の中央処理装置および端末器がモニタ終了報知手段を有し、モニタ終了時に可聴場所設定手段で設定した中央処理装置および/または端末器のモニタ終了報知手段が報知音を出力する構成としたので、可聴場所において、モニタが終了したことを報知音により知ることができる。
第9の発明は、特に、第1〜8のいずれか1つの発明の監視システムをコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の監視システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における監視システムのシステムブロック図を示すものである。
図1において、中央処理装置1と、定常または非定常の状態を監視する複数の端末器2〜4の間は、後で述べる無線による通信手段によって通信が行われる。
図2は中央処理装置1の内部ブロック図である。中央処理装置1は、定常状態または非定常の状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段5、音声を変復調して通信を行う音声通信手段6、中央処理装置1全体の動作を制御する制御部7、データ通信手段5からの出力を受けて外線電話に接続して音声通信手段6を公衆回線に接続する公衆回線接続手段8、電話回線に接続するための外線接続部9、音声通信手段6から出力される音声を拡声する音声出力手段10、中央処理装置1から端末器2〜4に対して音声を送信するための音声入力手段11、中央処理装置1全体の動作を設定する設定部12、モニタ開始からの経過時間を計時する計時手段13、モニタの終了を報知するモニタ終了報知手段14を備えている。そして、設定部12は監視状態を警戒モード15と警戒解除モード16に切り替えるモード設定手段17と、モニタした音声を聞く場所の設定を行う可聴場所設定手段18、計時手段12が計時するモニタ開始からの時間を設定する計時時間設定手段19を有するモニタ設定手段20とを備えている。
図3は端末器2〜4の内部ブロック図である。侵入検知手段21は侵入者を検知する焦電型の赤外線センサである。端末制御部22は侵入検知手段21からの非定常信号、すなわち侵入が発生したという情報を、中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段23を用いて無線によって送信するものである。音声通信手段24は中央処理装置1との間で音声信号を通信する。音声出力手段25は、音声通信手段24によって受信・復調された音声信号を拡声するものである。音声入力手段26は端末器2〜4周辺の音声を集音し、集音された音声は音声通信手段24で変調されて中央処理装置1に送信される。モニタ開始スイッチ27は音声モニタを開始するスイッチで、これを操作することよってデータ通信手段23を用いて中央処理装置1にモニタ開始信号を無線によって送信するものである。モニタ開始報知手段28は可聴場所設定手段18で設定した中央処理装置1または端末器2〜4の一台がモニタ開始信号を受理できたこと視覚的に表示する表示手段である。モニタ終了報知手段29は可聴場所設定手段18で設定した端末器2〜4の一台においてモニタの終了を報知音で知らせる。
以上のように構成された監視システムについて、以下その作用と動作を説明する。
使用者の外出時において、中央処理装置1のモード設定手段17によって警戒モード15を設定することにより、警戒動作が開始する。警戒動作中において端末器2〜4の侵入検知手段10が侵入者を検知すると、データ通信手段23に対して非定常状態発生の信号が出力される。データ通信手段23はこの信号を受けると中央処理装置1のデータ通信手段5に対して信号を発信する。この信号は、まず自らの端末器の端末器コードと侵入が発生したという旨の状態コードを順次送信する。
中央処理装置1では、中央処理装置1のデータ通信手段5においてこの送信信号を受信し、どの端末器からの信号かを判別し、さらには侵入発生した旨の信号を受信する。この信号に基づき、制御部7は公衆回線接続手段8を動作させ、外線接続部9から予め登録された電話番号に対応した宅外の電話機または携帯電話機に侵入が発生した箇所名と侵入発生の旨を通知する音声メッセージを通報する。
次に宅外の電話機で通知を受けた使用者は、電話機から所定のトーン信号を送信し、制御部7によって音声通信手段6を動作させる。中央処理装置1からは、音声通信手段6によって複数の端末器2〜4に対して共通の呼び出し信号を発信するが、非定常信号を送信した端末器では端末制御部22によって音声通信手段24が予め待ち受け状態になっており、中央処理装置1の音声通信手段6からの共通呼び出し信号を受けると端末器の音声通信手段24が動作し、外部電話機との通話構成が確立する。
これによって端末器の周辺の音声を、音声入力手段26を通じて宅外の電話機でモニタすることができるようになり、周辺状況の傍受が可能となる。また、必要な場合は電話機を通じて音声出力手段25から使用者の音声によって侵入者に対して威嚇を行うことが可能となる。
次に、端末器の1台の周辺の音声を、中央処理装置1または他の端末器の1台の設置場所でモニタする場合について説明する。図4は端末器2の内部ブロック図、図5は端末器3の内部ブロック図であり、図3と同じ構成であるので説明は省略する。
中央処理装置1のモード設定手段17によって警戒解除モード16が設定されている時にのみ、モニタ設定手段20の設定が可能な構成となっており、警戒モード15が設定中にモニタ設定手段20を操作すると警戒中のため設定ができないという旨の報知がなされる。
警戒解除モード16が設定されている時は、モニタ使用者は可聴場所設定手段18で、モニタした音声を聞く場所として、中央処理装置1または端末器2〜4のうちの1台を選択設定する。そして、計時時間設定手段19で計時手段13が計時するモニタ時間を、例えば、設定なし、1時間、2時間、3時間、6時間の中から選択設定する。そして中央処理装置1はモニタ開始信号が送信されて来るのを待ち受ける待機状態となる。
まず、可聴場所設定手段18で中央処理装置1を可聴場所として設定し、端末機2周辺の音声を中央処理装置1でモニタする場合について説明する。使用者が端末機2の設置場所に行きモニタ開始スイッチ27Aを操作すると、端末制御部22Aは中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共にモニタ開始信号(状態コード)をデータ通信手段23Aを用いて無線によって送信する。
中央処理装置1では、データ通信手段5においてこの送信信号を受信し、どの端末器からのモニタ開始信号かを判別し、モニタ開始信号を受理したという受理信号を端末器2に送信する。端末器2では、データ通信手段23Aがこの受理信号を受信し、端末制御部22Aがモニタ開始報知手段である表示手段28Aを所定時間点滅させモニタを開始する。すなわち、端末器2の周辺の音声を音声入力手段26Aで集音し、音声通信手段24Aで変調して、中央処理装置1に送信する。そして、中央処理装置1の音声通信手段6で音声を復調して音声出力手段11から拡声する。このようにして、端末機2周辺の音声を中央処理装置1でモニタすることが可能となる。
モニタを終了させる場合、中央処理装置1のモード設定手段17を操作すると、制御部7はデータ通信手段5からモニタ停止信号を端末機2に対して送信する。端末機2はデータ通信手段23Aでモニタ停止信号を受信し、音声入力手段26A、音声通信手段24Aの機能を停止させる。また、中央処理装置1の制御部7は、音声出力手段10、音声通信手段6の機能を停止させ、モニタ終了報知手段14が報知音を出力し、モニタを終了する。
なお、モード設定手段17で警戒モード15が操作された場合は、この後すぐに、警戒動作に入り、警戒解除モード15が操作された場合は警戒動作及びモニタを行わない、解除状態に移行する。
また、中央処理装置1では、モニタ開始と同時に計時手段13がモニタ開始からの時間を計時しており、計時時間設定手段19で設定した時間になると制御部7はデータ通信手段5からモニタ停止信号を端末機2に対して送信する。端末機2はデータ通信手段23Aでモニタ停止信号を受信し、音声入力手段26A、音声通信手段24Aの機能を停止させる。また、中央処理装置1の制御部7は、音声出力手段10、音声通信手段6の機能を停止させ、モニタ終了報知手段14が報知音を出力し、モニタを終了する。そして、警戒動作及びモニタを行わない、解除状態に移行する。このように、計時手段により自動的にモニタを終了させることができる。
なお、計時時間設定手段19で設定する時間は、子供の睡眠時間など都合に応じて設定することができ、設定なしを選択した場合は連続モニタが可能となる。
次に、可聴場所設定手段18で端末機3を可聴場所として設定し、端末機2周辺の音声を端末機3でモニタする場合について説明する。使用者が端末機2の設置場所に行きモニタ開始スイッチ27Aを操作すると、端末制御部22Aは中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共にモニタ開始信号(状態コード)をデータ通信手段23Aを用いて無線によって送信する。中央処理装置1では、データ通信手段5においてこの送信信号を受信し、どの端末器からのモニタ開始信号かを判別し、可聴場所設定手段18で設定した端末器3のデータ通信手段23Bにモニタ開始信号を転送する。端末器3はモニタ開始信号を受理したという受理信号を中央処理装置1のデータ通信手段5を介して、端末機2のデータ通信手段23Aに送信する。端末器2では、データ通信手段23Aがこの受理信号を受信し、端末制御部22Aがモニタ開始報知手段である表示手段28Aを所定時間点滅させるとともに、端末器2の周辺の音声を音声入力手段26Aで集音し、音声通信手段24Aで変調して、中央処理装置1に送信する。そして中央処理装置1の音声通信手段6は端末器3の音声通信手段24Bにこの音声を転送する。端末器3の音声通信手段24Bは音声を受信し、復調して音声出力手段25Bから拡声する。このようにして、端末機2周辺の音声を中央処理装置1を介して端末器3でモニタすることが可能となる。
モニタを終了させる場合、中央処理装置1のモード設定手段17を操作すると、制御部7はデータ通信手段5からモニタ停止信号を端末機2及び端末器3に対して送信する。端末機2はデータ通信手段23Aでモニタ停止信号を受信し、音声入力手段26A、音声通信手段24Aの機能を停止させる。また、端末器3はデータ通信手段23Bでモニタ停止信号を受信し、音声出力手段25B、音声通信手段24Bの機能を停止させる。モード設定手段17で警戒モード15が操作されている場合は、この後すぐに、警戒動作に入るものとする。
モニタを終了させる場合、中央処理装置1のモード設定手段17を操作すると、制御部7はデータ通信手段5からモニタ停止信号を端末機2に対して送信する。端末機2はデータ通信手段23Aでモニタ停止信号を受信し、音声入力手段26A、音声通信手段24Aの機能を停止させる。また、制御部7はデータ通信手段5からモニタ停止信号を端末機3にも送信する。端末機3はデータ通信手段23Bでモニタ停止信号を受信し、音声出力手段25B、音声通信手段24Bの機能を停止させ、モニタ終了報知手段29Bが報知音を出力し、モニタを終了する。これにより、モニタの音声を聴いている人以外の第三者が、誤って中央処理装置1のモード設定手段17を操作してモニタを終了した場合であっても、モニタの音声を聴いている人は報知音によってモニタの終了を知ることができる。
また、中央処理装置1では、モニタ開始と同時に計時手段13がモニタ開始からの時間を計時しており、計時時間設定手段19で設定した時間になると制御部7はデータ通信手段5からモニタ停止信号を端末機2に対して送信する。端末機2はデータ通信手段23Aでモニタ停止信号を受信し、音声入力手段26A、音声通信手段24Aの機能を停止させる。また、制御部7はデータ通信手段5からモニタ停止信号を端末機3にも送信する。端末機3はデータ通信手段23Bでモニタ停止信号を受信し、音声出力手段25B、音声通信手段24Bの機能を停止させる。そして、モニタ終了報知手段29Bが報知音を出力し、モニタを終了する。
なお、本実施の形態においては、端末器2周辺の音声をモニタし、端末器3の設置場所でモニタ音声を聞く構成としたが、端末器を限定するものではなく、モニタする端末器も、モニタ音声を聞く端末器も自由に選択することができる。
また、端末器の台数は特に限定するものではなく、端末器の端末器コードと状態コードを特定できる限りにおいては、何台でも構わない。
以上のように、本実施の形態においては、モード設定手段で監視状態を設定した時には複数の端末器が定常または非定常の状態を監視し、モード設定手段で警戒解除モードに設定した時にはモニタ設定手段でモニタ設定することにより、端末器の周辺の音声を音声通信手段により中央処理装置または他の端末器に送信し、警戒解除モード中に端末器の周辺の音声をモニタすることが可能となり、子供の昼寝の監視や、介護老人の異常事態の監視などに利用することができ、警戒解除モードの利用価値を高めた監視システムを提供することができる。
また、可聴場所設定手段で中央処理装置または端末器の一台をモニタした音声を聞く場所として自由に設定することができるため、設定した場所で家事などを行うことができ、使い勝手が良くなる。
また、端末器にモニタ開始スイッチを設け、モニタ開始スイッチの操作によって中央処理装置にモニタ開始信号を送信し、モニタ開始スイッチを操作した端末器周辺の音声のモニタを開始する構成としたので、モニタをする場所に行き、モニタ開始スイッチを操作してモニタを開始するので、モニタされる人の許可なく勝手にモニタを開始することを防止でき、モニタされる人のプライバシーを保護することができる。
また、モニタ開始報知手段を備えたことにより、モニタ開始スイッチの操作により送信されたモニタ開始信号を、可聴場所設定手段で設定した中央処理装置または端末器の一台が受理できたことをモニタ開始報知手段により知ることができるので、音声モニタが開始されたことが、モニタ開始スイッチを操作したその場で確認することができる。
また、モニタ開始報知手段を視覚的に表示する表示手段で構成したので、例えば昼寝中の子供をモニタする際に報知音で子供を起こしてしまうことなく、音声モニタが開始されたことを視覚的にその場で確認することができる。
また、モニタ開始後、中央処理装置のモード設定手段を操作することによりモニタを終了するので、モード設定手段により警戒モードに設定するとモニタを終了してすぐに警戒モードに入り、警戒解除モードに設定するとモニタを終了し、本来の警戒解除モードに入るので、使い勝手が良い。
また、中央処理装置はモニタ開始からの経過時間を計時する計時手段を備え、計時手段が所定時間を計時するとモニタを終了する構成としたので、計時手段により自動的にモニタを終了させることができる。
また、計時手段が計時するモニタ開始からの時間を設定する計時時間設定手段をモニタ設定手段に備えたので、計時時間設定手段により、モニタ開始から終了までの時間を都合に応じて設定することができる。
また、モニタ終了時に可聴場所設定手段で設定した中央処理装置または端末器のモニタ終了報知手段が報知音を出力する構成としたので、可聴場所において、家事などをしていても、モニタが終了したことを報知音により知ることができる。
なお、本実施の形態はデータ通信手段と音声通信手段とを別々にして説明したが、一つの手段で兼ね備えても良い。通信手段を共通とし、通信する情報をデータ通信と音声通信に切り換える方法でも良い。
また、本発明は、監視システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものであり、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる監視システムおよびプログラムは、警戒解除モード設定中においてセンサ端末器周辺の音声のモニタが可能となるので、病院や介護福祉施設等のセキュリティ用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における監視システムのシステムブロック図 本発明の実施の形態1における中央処理装置の内部ブロック図 本発明の実施の形態1における端末器2〜4の内部ブロック図 本発明の実施の形態1における端末器2の内部ブロック図 本発明の実施の形態1における端末器3の内部ブロック図
符号の説明
1 中央処理装置
2〜4 端末器
5、23、23A、23B データ通信手段
6、24、24A、24B 音声通信手段
13 計時手段
15 警戒モード
16 警戒解除モード
17 モード設定手段
18 可聴場所設定手段
19 計時時間設定手段
20 モニタ設定手段
27、27A、27B モニタ開始スイッチ
28、28A、28B モニタ開始報知手段
29、29A、29B モニタ終了報知手段

Claims (9)

  1. 定常または非定常の状態を監視する複数の端末器と1台の中央処理装置を有し、前記端末器と前記中央処理装置にはそれぞれ前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段を有し、前記中央処理装置は監視状態を警戒モードと警戒解除モードに切り替えるモード設定手段と、前記モード設定手段で警戒解除モードに設定した時に前記音声通信手段を通じて前記端末器の周辺の音声を中央処理装置または他の端末器にてモニタ可能とするモニタ設定手段を備えた監視システム。
  2. モニタ設定手段はモニタした音声を聞く場所として中央処理装置または端末器の少なくとも一台に設定する可聴場所設定手段を備えた請求項1に記載の監視システム。
  3. 端末器にモニタ開始スイッチを設け、前記モニタ開始スイッチの操作によって中央処理装置にモニタ開始信号を前記データ通信手段を通じて送信し、前記モニタ開始スイッチを操作した端末器周辺の音声のモニタを開始する請求項1または2に記載の監視システム。
  4. 端末器は、可聴場所設定手段で設定した中央処理装置または端末器の一台がモニタ開始信号を受理できたことを知らせるモニタ開始報知手段を備えた請求項3に記載の監視システム。
  5. モニタ開始後、中央処理装置のモード設定手段を操作することによりモニタを終了する請求項1〜4のいずれか1項に記載の監視システム。
  6. 中央処理装置はモニタ開始からの経過時間を計時する計時手段を備え、前記計時手段が所定時間を計時するとモニタを終了する請求項1〜5のいずれか1項に記載の監視システム。
  7. モニタ設定手段は計時手段が計時するモニタ開始からの時間を設定する計時時間設定手段を備えた請求項6に記載の監視システム。
  8. 中央処理装置および/または端末器はモニタ終了報知手段を有し、モニタ終了時に可聴場所設定手段で設定した中央処理装置または端末器のモニタ終了報知手段が報知音を出力する請求項5または6に記載の監視システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか記載の監視システムにおいて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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