JP2019175371A - 見守りシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】見守り者および見守り対象者の双方または一方に対して、現実空間の状況をそのまま表示して見守りを行なう場合に比べて、心理的抵抗感を軽減することができる見守りサービスを提供する。【解決手段】見守り対象者の状況を把握する対象者システムと、対象者システムにより把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える音置換部208と、音置換部208により置き換えられる第1の音を用いて報知する際に第2の音による報知を行うことが可能な報知音生成部209および出力部210と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、見守りシステムに関する。
カメラで撮影した画像や各種センサにより取得したデータを用いて、高齢者や傷病者、子供、ペットの動物等を離れた場所から見守るシステムがある。下記の特許文献1には、見守り対象となるユーザによるユーザ機器の操作の状況を判定して見守り通知情報を生成するサーバ装置と、前記サーバ装置から送信される見守り通知情報に基づく出力処理を行う通信端末とを備える見守りシステムにおいて、前記サーバ装置は、ユーザ機器の操作に係る内容を示す操作通知を受信する手段と、ユーザの周囲環境の検知結果を受信する手段と、受信した操作通知及び検知結果に基づき、ユーザの状況に係る危険度を判定する手段と、判定した危険度ごとに相違する種類の出力処理を規定した見守り通知情報を生成する手段とを備え、前記通信端末は、前記見守り通知情報を受信した場合、その見守り通知情報が規定した種類に応じた出力処理を行う手段を備える見守りシステムが開示されている。
特開2016−085645号公報
見守られる者(見守り対象者)にとって、カメラで撮影された画像等の現実空間における自身の状況をそのまま他者である見守りを行なう者(見守り者)に伝達することは、心理的抵抗感がある。また、見守り者にとっても、現実空間における見守り対象者の状況を継続的に見続けることは、心理的負担が大きいことが想定される。
本発明の目的は、見守り者および見守り対象者の双方または一方に対して、現実空間の状況をそのまま表示して見守りを行なう場合に比べて、心理的抵抗感を軽減することができる見守りサービスを提供することを目的とする。
本発明が適用される見守りシステムは、見守り対象者の状況を把握する把握手段と、前記把握手段により把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える置換手段と、前記置換手段により置き換えられる前記第1の音を用いて報知する際に前記第2の音による報知を行うことが可能な報知手段と、を備えることを特徴とする、見守りシステムである。
ここで、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、時系列に得られた活動量の要素を、音の聞こえ方に影響を及ぼす音要素に反映することで実現されることを特徴としても良い。そして、前記見守り対象者が複数存在する場合、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、当該見守り対象者の各々の前記活動量の要素の合計を、前記音要素に反映することで実現されることを特徴としても良い。また、前記見守り対象者が複数存在する場合、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、当該見守り対象者ごとに前記活動量の要素を前記音要素に反映し、反映した当該見守り対象者ごとの当該音要素による音を重ね合わせることで実現されることを特徴としても良い。さらに、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、前記活動量の要素を前記時系列における複数の期間で区切り、区切った当該複数の期間の各々の前記活動量の要素を前記音要素に反映し、反映した当該音要素による音を重ね合わせることで実現されることを特徴としても良い。またさらに、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、前記活動量の要素を前記時系列における複数の期間で区切り、区切った当該複数の期間の各々の前記活動量の要素を前記音要素に反映することで実現されることを特徴としても良い。この場合、前記報知手段は、前記複数の期間のうち遠い方の前記音要素による音を近い方よりも先に再生して前記報知を行うことを特徴としても良く、前記報知手段は、前記複数の期間のうち近い方の前記音要素による音を遠い方よりも先に再生して前記報知を行うことを特徴としても良い。
ここで、前記報知手段は、前記第1の音と前記第2の音を同時に報知することを特徴としても良い。
また、前記報知手段による前記報知は、当該報知を受ける見守り者による操作または予め定められる条件の具備が確認されたときに行われることを特徴としても良い。
また、前記見守り対象者が居住する地域および/または居住する室内の環境に関する情報を取得する取得手段をさらに備え、前記置換手段は、前記取得手段により取得される前記情報を、前記報知手段による報知に用いられる音に置き換えることを特徴としても良い。
さらに、前記置換手段は、前記見守り対象者が属する世帯のエネルギー使用に関する情報を分析して得た分析情報の少なくとも一部を、前記報知手段による報知に用いられる音に置き換えることを特徴としても良い。
またさらに、前記置換手段により前記第1の音に置き換えられる前記第1状況と前記第2の音に置き換えられる前記第2状況の少なくともいずれか一方は、前記見守り対象者の健康状態であり、前記報知手段による報知を受ける見守り者の健康状態に関する情報を取得した場合、当該健康状態に関する情報を当該情報に対応する音に置き換えて前記見守り対象者側に伝える、ことを特徴としても良い。
さらにまた、前記報知手段による報知が行われた場合に当該報知が行われたことを前記見守り対象者に通知することを特徴としても良い。
また、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、前記見守り対象者にとって特別な日の到来を示す情報を取得した場合に行われる、ことを特徴としても良い。
ここで、前記報知手段による報知は、前記見守り対象者の生活に伴って生じる音である生活音を含む音で実行される、ことを特徴としても良い。そして、前記生活音を含む音の前記報知は、当該報知の許容を示す操作が行われたときまたは当該報知の拒否を示す操作が行われなかったときに実行される、ことを特徴としても良い。
ここで、前記置換手段は、前記見守り対象者が有する属性に応じた前記第1の音および/または前記第2の音への置き換えを行う、ことを特徴としても良い。
本発明によれば、見守り者および見守り対象者の双方または一方に対して、現実空間の状況をそのまま表示して見守りを行なう場合に比べて、心理的抵抗感を軽減することができる見守りサービスを提供することができる。
本実施形態による見守りシステムの全体構成を示す図である。 対象者システムの構成を示す図である。 センターサーバの機能構成を示す図である。 見守り者端末の機能構成を示す図である。 報知音の第1生成例を説明する図である。 報知音の第2生成例を説明する図である。 報知音の第3生成例を説明する図である。 報知音の第4生成例を説明する図である。 報知音の第5生成例を説明する図であり、(a)は報知音の生成を説明する図であり、(b)および(c)は報知音の出力順を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態による見守りシステムの全体構成を示す図である。見守りシステムは、見守り対象者および見守り者に対する見守りサービスを実現するシステムである。図1に示す見守りシステムは、対象者システム100と、センターサーバ200と、見守り者端末300とを備える。対象者システム100、センターサーバ200および見守り者端末300の各々は、ネットワーク400を介して接続されている。
対象者システム100は、見守り対象者の情報を取得するシステムである。対象者システム100は、複数の装置群により構成される。センターサーバ200は、対象者システム100により得られた見守り対象者の情報を処理し加工して見守り者端末300に提供するサーバである。図1に示す例では、一つのセンターサーバ200が示されているが、センターサーバ200は、単体のサーバマシンに限定されず、ネットワーク上に設けられた複数のサーバマシンに分散させてセンターサーバ200の機能を実現しても良い(いわゆるクラウド環境等)。見守り者端末300は、見守り者にセンターサーバ200から送られた情報を提示する端末装置である。見守り者端末300は、単体の装置として構成しても良いし、複数の装置により構成しても良い。ネットワーク400は、各システムおよび装置の間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等として良い。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。また、ゲートウェイ装置やルータ等の中継装置を用い、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続するように構成しても良い。
<対象者システムの構成>
図2は、対象者システム100の構成を示す図である。対象者システム100は、見守り対象者の状況を把握する把握手段の一例である。対象者システム100は、図2に示す構成例において、対象者システム100は、カメラ101と、マイクロフォン102と、センサ103と、通信サーバ104とを備える。カメラ101、マイクロフォン102およびセンサ103は、通信サーバ104に接続されている。通信サーバ104は、さらにネットワーク400を介してセンターサーバ200と接続される。
カメラ101は、見守り対象者および見守り対象者の周囲の空間の画像を取得する撮像装置である。カメラ101により取得された画像は、デジタル・データとして通信サーバ104へ送られる。カメラ101により取得される画像は、動画および静止画のいずれであっても良い。動画の場合、動画フォーマットによる動画データの他、一定時間ごとに撮影された時系列の静止画データの集合を取得する構成としても良い。カメラ101としては、使用環境に応じて種々の構成のものを用いて良い。例えば、可搬型のカメラであっても良いし、固定カメラであっても良い。また、周囲の広い空間の画像を取得する広角カメラや全周カメラ、特定の対象物や場所を様々な角度で撮影する複数のカメラ群等を用いても良い。例えば、見守り対象者が複数の部屋を移動する場合、部屋ごとにカメラ101を設置しても良い。さらに、取得される画像のデータ形式に着目すれば、デジタル画像として画像を取得するデジタル・カメラであっても良いし、アナログ画像として画像を取得するアナログ・カメラであっても良い。アナログ・カメラの場合、アナログ画像として取得された画像は、デジタル・データに変換して出力される。対象者システム100における具体的なカメラ101の構成は、画像の取得が行われる環境や場面、使用可能な機器の制約等に応じて特定される。
マイクロフォン102は、情報としての音(音響情報)を収録する録音装置である。マイクロフォン102としては、収録しようとする場所や音響情報の種類等に応じて種々の特性や構成を有するものを用いて良い。例えば、部屋の音声や環境音、生活音を収録する場合は、無指向性や指向性の低いマイクロフォン102が用いられる。また、見守り対象者や特定の対象物の作動音を収録する場合は、音声や作動音の音域に合わせた音域特性を有し、指向性の高いマイクロフォン102が用いられる。マイクロフォン102により収録された音響情報は、デジタル・データとして通信サーバ104へ送られる。また、マイクロフォン102自体の構成としては、固定マイクや集音マイク、個人が装着するピン・マイク、強い指向性を持つマイクロフォン・アレイ等、様々な構成を取り得る。対象者システム100における具体的なマイクロフォン102の構成は、収録が行われる環境や場面、使用可能な機器の制約等に応じて特定される。
センサ103は、見守り対象者や見守り対象者の周囲の環境から様々な情報を物理量として検出する検出装置である。センサ103としては、検出しようとする情報の種類に応じて様々な種類のものを用いて良い。例えば、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、速度センサ、振動センサ等が単体で、あるいは組み合わせて用いられる。そして、これらのセンサ103により、室温や部屋の明るさ等の環境情報、血圧や脈拍、呼吸等の生体情報、水道やガス、電気等の設備、電気製品、家具など生活に伴って使用される対象の使用状況、対象物の位置や動作状態を特定する情報等の様々な情報が取得される。対象者システム100における具体的なセンサ103の構成は、情報を取得しようとする対象や取得しようとする情報の種類に応じて特定される。センサ103により取得された情報は、デジタル・データとして通信サーバ104へ送られる。
通信サーバ104は、カメラ101、マイクロフォン102およびセンサ103により取得した情報をセンターサーバ200へ送信する通信制御装置である。通信サーバ104としては、例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)等が用いられる。また、カメラ101、マイクロフォン102およびセンサ103(以下、これらをまとめて「情報取得デバイス」と呼ぶ)が接続されたLANを構成するルータに情報処理機能および通信制御機能を持たせたものを用いても良い。さらに、ネットワーク400に接続する機能および情報処理機能を備えた各種の情報機器(テレビ受像機やファクシミリ装置等)を用いても良い。
通信サーバ104は、設定に応じて、各情報取得デバイスから情報を収集する。具体的には、常時連続的に情報を取得しても良いし、一定の時間間隔で断続的に情報を取得しても良いし、予め定められた事象(イベント)が発生したことを契機(トリガー)として情報を取得しても良い。情報取得デバイスからプッシュ型通信で情報を送っても良いし、通信サーバ104から情報取得デバイスへ問い合わせるプル型通信で情報を取得しても良い。通信が衝突(コリジョン)しない範囲において、個々の情報取得デバイスごとに異なる方式や態様で通信サーバ104へ情報を送るように構成しても良い。
また、通信サーバ104は、設定に応じて、取得した情報をセンターサーバ200へ送信する。具体的には、常時センターサーバ200と接続して連続的に情報を送信しても良いし、一定の時間間隔で断続的にセンターサーバ200と接続して情報を送信しても良い。また、予め定められた事象(イベント)が発生したことを契機(トリガー)としてセンターサーバ200と接続して情報を送信しても良い。例えば、見守り対象者に異常事態(部屋で昏倒した等)が発生したことを表す情報が得られた場合に、非常通報を行うようにしても良い。また、情報を取得したデバイスの種類に応じて異なる方式や態様でセンターサーバ200へ情報を送信するように構成しても良い。例えば、カメラ101で取得された動画は連続的に送信し、設備や電気製品の使用状況を表す情報は一定時間ごとにまとめて送信するようにしても良い。
また、通信サーバ104は、制御手段および処理手段としてのコンピュータと記憶手段としての記憶装置(メモリや磁気ディスク装置等)を備え、情報取得デバイスから取得した情報を蓄積すると共に、設定に基づいてデータを加工する。例えば、複数のセンサ103から取得した情報を組み合わせて見守り対象者の行動(例えば、起床、部屋の移動等)を表す情報や、特定の事象が発生したことを表す情報を生成しても良い。また、情報取得デバイスから連続的に取得したデータを間引いたり、数値を丸めたり、簡単な統計処理を行ったりしても良い。蓄積された情報は、センターサーバ200へ送信された後に削除しても良いし、一定期間または記憶装置の記憶容量に応じて保存しても良い。情報を取得したデバイスの種類に応じて個別に定められた消去条件に基づいて、個々の情報を消去しても良い。
なお、図1に示したカメラ101、マイクロフォン102およびセンサ103は、情報取得デバイスの一例に過ぎない。情報取得デバイスは、情報を収集する環境や収集しようとする情報の種類等に応じて、適宜取捨選択される。また、図1に示したカメラ101、マイクロフォン102およびセンサ103以外のデバイスにより情報を取得しても良い。例えば、電気製品のスイッチのオン・オフや機能調整等の操作履歴を、通信サーバ104において情報として蓄積しても良い。
さらに、Wi−Fi等で用いられる電波をセンサとして利用して、屋内の人や物品の移動や動きを検知しても良い。例えば、Wi−Fiの電波の反射経路と屋内環境との間には相関関係を見出すことができる。そこで、電波の反射状況の変化から屋内環境の変化を検知することができる。カメラ101に加えてこのWi−Fiの電波を用いた検知技術を用いることにより、カメラ101の撮影範囲から外れる領域に関しても、人や物品の移動や動きを検知することができ、カメラ101を用いて取得される情報を補完することができる。また、カメラ101に替えてこのWi−Fiの電波を用いた検知技術を用いれば、可視化したくない場所に関してプライバシーに配慮した検知を行うことができる。
なお、カメラ101に替えてこのWi−Fiの電波を用いた検知技術やセンサ103によるセンサ・データを用いて人や物品の移動や動きを検知する場合、カメラ101で撮影した撮影画像から検知される動きよりも大きい動きしか検知できないことが考えられる。例えば、人が顔の向きを変えるような動作は、撮影画像からは抽出できても、Wi−Fiの電波を用いた検知技術では検知できない可能性がある。しかし、見守りシステムの利用態様に着目すれば、人の移動や体勢(立っているか、座っているか、横になっているか等)がわかる程度の検知ができれば良い場合が多い。したがって、カメラ101による撮影画像に基づく検知を、Wi−Fiの電波を用いた検知技術等に基づく検知に置き換えても良い。
<センターサーバの構成>
センターサーバ200は、カメラ101、マイクロフォン102またはセンサ103等の情報取得デバイスで取得された見守り対象者の状況を音に置き換え、置き換えた音を見守り者端末300に提供するサーバである。具体的には、センターサーバ200は、把握した見守り対象者の状況を予め定められた項目に分解し、分解した状況の各々について、状況に応じた音に置き換え、これらを合成して報知に用いる報知音を生成する。これにより、見守り対象者の状況を正確に見守り者に報知するのではなく、見守り対象者の状況を見守り者が何となく分かるように報知される。
図3は、センターサーバ200の機能構成を示す図である。センターサーバ200は、取得手段として情報取得部201を備え、画像解析部202と、動作認識部203と、音響解析部204と、音声解析部205と、センサ・データ解析部206とを備える。また、センターサーバ200は、音情報データベース(DB)207と、置換手段としての音置換部208と、報知手段としての報知音生成部209および出力部210と、を備える。なお、センターサーバ200は、単体のサーバマシンに限定されず、複数のサーバにより上記の機能を分散させたシステムであっても良い。
情報取得部201は、ネットワーク400を介して対象者システム100の通信サーバ104から情報を取得する通信手段である。通信態様としては、常時通信サーバ104と接続して連続的に情報を受信しても良いし、一定の時間間隔で断続的に通信サーバ104と接続して情報を受信しても良い。また、通信方式としては、通信サーバ104からプッシュ型通信で情報を送っても良いし、センターサーバ200から通信サーバ104へ問い合わせるプル型通信で情報を取得しても良い。情報取得部201は、見守り対象者の情報を取得する取得手段の一例である。
画像解析部202は、対象者システム100から取得された情報のうち、カメラ101により撮影された撮影画像を解析する処理手段である。画像解析部202は、撮影画像を解析し、撮影された領域を3次元空間として認識する。また、画像解析部202は、撮影された対象物のうち人物と人物以外の物とを識別する。また、画像解析部202は、撮影された人物のうち、少なくとも見守り対象者を識別する。さらに、画像解析部202は、見守り対象者以外の個々の人物を識別しても良い。また、画像解析部202は、人物以外の物のうち、動物を識別しても良い。また、家具や建具、その他の物品等を識別しても良い。画像解析による人物やその他の物の識別は、画像認識に係る既存技術を用いて行うことができる。なお、見守り対象者や特定の人物の識別に関しては、画像解析部202による画像解析に加えてまたは画像解析に替えて、個人識別情報(ID)を記録したIC(integrated circuit)カードを所持させ、このICカードから取得される個人識別情報に基づいて識別しても良い。
動作認識部203は、画像解析部202により識別された人物等の動作を認識する処理手段である。動作認識部203は、画像解析部202による撮影画像の解析結果に基づき、人物(少なくとも見守り対象者)として識別された対象の動作を認識する。具体的には、動作認識部203は、例えば、撮影画像における人物として識別された対象の部分の時間経過に伴う形状変化に基づいて、対象の部分に対応する人物が動作を行っていることを認識する。なお、どのような動作を行っているかを認識するために、例えば、パターン認識や骨格モデルに基づく動作の特定等、既存の種々の技術を用いて良い。また、画像解析部202が動物を識別する場合、動作認識部203は、識別された動物の動作を認識しても良い。
音響解析部204は、対象者システム100から取得された情報のうち、マイクロフォン102により収録された音響情報を解析する処理手段である。音響解析部204は、収録された音響情報を解析し、人の音声を識別する。また、音響解析部204は、音響情報から、環境情報として予め定められた特定の音や動物の鳴き声を識別しても良い。
音声解析部205は、音響解析部204により識別された人の音声を解析する処理手段である。音声解析部205は、音声を解析して発話内容を認識する。音声解析部205は、発話内容の認識結果に基づき、音声命令を抽出しても良い。音声命令とは、音声により発せられた命令である。例えば、照明のスイッチをオンにする「電気をつけて」という音声、エアコンの設定温度を調整する「部屋の温度を下げて」という音声等である。また、音声解析部205は、音声を解析して発話者を識別しても良い。
センサ・データ解析部206は、対象者システム100から取得された情報のうち、センサ103により取得されたデータ(センサ・データ)を解析する処理手段である。センサ・データ解析部206は、センサ・データの種類(あるいは、センサ・データを取得したセンサ103の種類)に応じて、予め設定されたデータ処理を行い、情報を抽出する。抽出された情報は、音に置き換えられて見守り者端末300に提供される。
音情報DB207は、報知音を構築するのに用いられる部品データを保存するデータベースである。音情報DB207には、見守り対象者の状況を置き換えるための種々の部品データが保存されている。具体的には、例えば、楽曲を出力する部品、音声を出力する部品、警告音(注意を喚起するアラーム音等)を出力する部品、自然の音(清流のせせらぎや虫の音等)を出力する部品、乗り物に関する音(自動車のエンジン音や電車の走行音等)を出力する部品等のデータが保存されている。
これらの部品は、見守り対象者や見守り者の属性に合わせた様々なテーマに沿って用意しても良い。ここにいう属性とは、見守り対象者や見守り者が持っている性質や特徴であって、ある決まりに従って分類された項目に属するか否かの情報をいい、例えば誕生日や性別、好み等が含まれる。
見守り対象者の属性に合わせたテーマとすることで、それによる報知音を聞いた見守り者が見守り対象者個人を想起し易くなることが期待される。また、見守り者の属性に合わせたテーマとする場合、見守り報知を聞く見守り者の心理的負担を軽減させることが可能になる。報知を行う際に見守り対象者と見守り者のどちらの属性に合わせたテーマとするかを選択可能にすることで、より良好な見守りサービスを提供することができる。
例えば、音楽鑑賞が好みである場合を想定し、テーマとして、クラシック、ジャズ、歌謡曲、童謡等の複数の音楽ジャンルを用意しても良く、また、異なるテンポ、キー、コード、楽器の種類の楽曲を複数用意しても良い。また、見守り対象者にとって特別な日(例えば誕生日や結婚記念日など)に対応する特別な楽曲を用意しても良い。さらには、見守り対象者の属性によって見守り対象者独自の楽曲を作成しておいても良い。また、季節ごとの記念日例えば春分の日や秋分の日、クリスマスなどの季節を感じることができる記念日に対応する楽曲を用意しても良い。
なお、楽曲を出力する部品は、楽曲の全部ではなく、一部例えばサビの部分やイントロの部分だけの場合としても良い。また、楽曲には、音楽の曲のほか、和音(協和音、不協和音)を含ませても良い。
また、音声のテーマとして、属性の性別を考慮し、男性の声、女性の声のほか、子どもの声等のバリエーションを用意しても良く、そのほか、動物の一般的な鳴き声や、見守り対象者あるいは見守り者のペットの鳴き声を用意しても良い。
また、自然の音や乗り物に関する音は、見守り対象者や見守り者の様々な趣味や嗜好を想定し、それをテーマとして用意しても良い。例えば海がテーマであれば、波打ち際の音やカモメの鳴き声等を用意しても良い。また、同じテーマであっても、例えば曲調が異なる複数の部品群を用意しても良い。例えば、同じテーマに関して、全体的におとなしい楽曲であるアコースティック系の部品群とリズム感のあるスタンダード系の部品群とを用意しても良い。
なお、音情報DB207に保存される部品データを用いて報知を行うが、報知に用いる音は、音情報DB207に保存される部品データに限られず、対象者システム100のマイクロフォン102が検知した音(例えば生活音)を含ませても良い。
音置換部208は、音情報DB207に保持されている部品データを用いて報知音を構築する処理手段である。具体的には、音置換部208は、見守り対象者の状況を部品データの音に置き換える。かかる置き換えは、時系列に得られた活動量の要素を、音の聞こえ方に影響を及ぼす音要素に反映することで実現される。
ここにいう活動量の要素とは、対象者システム100のカメラ101やセンサ103(図2参照)等で検出される見守り対象者の情報をいい、例えば呼吸数、心拍数、移動の回数などである。呼吸数とは、単位時間当たりの呼吸の回数をいい、心拍数とは、単位時間当たりの拍動の回数をいう。
また、移動の回数とは、動きのデータの一つであり、単位時間当たりの移動の回数をいう。ここにいう移動の回数を、前回報知してから今回報知するまでの間における移動の回数としても良く、また、一日の累積移動の回数としても良い。
ここにいう音要素とは、音の大きさ、高さ、音色をいい、振幅幅の大きさを変えることで音の大きさが変わり、周波数を変えることで音程が変わり、音の波形を変えることで音色が変わる。より詳細には、楽曲の場合、ここにいう音要素には、キー、コード、テンポ、楽器の情報が含まれる。キーとはその曲の調をいい、コードとは和音をいい、テンポとはその曲の速さをいい、楽器の情報とは、その楽曲で使われる楽器を特定する情報をいう。
本実施の形態では、音置換部208は、音情報DB207における第1楽曲および第2楽曲に置き換える場合、その一例として、見守り対象者の例えば呼吸数の状況を第1楽曲のテンポ情報に反映させ、また、見守り対象者の例えば移動の回数を第2楽曲の楽器情報に反映させる。第1楽曲と第2楽曲が互いに異なるものであるが、互いに同じ場合であっても良い。見守り対象者の呼吸数は第1状況の一例であり、第1楽曲は第1の音の一例である。また、見守り対象者の移動の回数は第2状況の一例であり、第2楽曲は第2の音の一例である。
なお、見守り対象者の呼吸数の評価は、前回報知した際の値との比較を行う例、前日の同じ時間帯の値との比較を行う例、前週の値との比較を行う例、直近の値10回分の平均値との比較を行う例が考えられる。このような評価は、呼吸数以外の場合にも適用することができる。
テンポ情報の反映として、呼吸数が予め定められた範囲よりも大きい場合には、テンポが上がるようにし、予め定められた範囲よりも小さい場合には、テンポが下がるようにする。
一般的に音のテンポを速くすると高音、遅くすると低音になるが、本実施の形態では、音の高低を変えずにテンポを変更するタイムストレッチ処理を行うことで、楽曲を聴く見守り者が違和感を覚えることを防止できる。なお、テンポ情報の反映として、音置換部208において楽曲データを変更する態様のほか、音置換部208では楽曲データにテンポ情報を付加情報として付加し、報知音生成部209が付加情報を基に報知音を生成する態様も考えられる。
また、移動回数の反映として、移動の回数に応じて楽器の種類を特定し、特定した楽器の楽曲情報の楽曲に置き換える。移動回数と予め定められた値とを比較し、比較結果に応じて楽器を特定する。その一例としては、移動回数が予め定められた値よりも大きい場合は、活動的な印象を与え易い例えば管楽器を特定し、管楽器だけの楽曲あるいは、管楽器がソロになる部分を持つ楽曲に置き換える。また、移動回数が予め定められた値よりも小さい場合は、安静の印象を与え易い例えば弦楽器を特定し、弦楽器だけの楽曲あるいは、弦楽器がソロになる部分を持つ楽曲に置き換える。
なお、見守り対象者の呼吸数の状況をテンポ情報に反映させる場合について上述したが、見守り対象者の呼吸数の状況を他の音要素に反映させる場合について言及する。
キー情報に反映させる場合には、呼吸数が予め定められた範囲よりも大きい場合には、キーが高くなるようにし、予め定められた範囲よりも小さい場合には、キーが低くなるようにする。この場合、ピッチシフト処理により、テンポを変えずにキーを変更する。
また、見守り対象者の呼吸数の状況をコード情報に反映させる場合、呼吸数が予め定められた範囲を超えている場合、メジャーコードの楽曲をマイナーコードになるようにコード情報を変更する。また、呼吸数が予め定められた範囲内の場合、マイナーコードの楽曲をメジャーコードになるようにコード情報を変更する。
付言すると、見守り対象者の状況を、楽曲を改変して置き換える場合、楽曲について著作権(例えば同一性保持権)の処理を行っておく必要がある。なお、異なるテンポ、キー、コード、楽器の種類の楽曲を複数用意しておき、そのいずれかを選択することで、見守り対象者の状況を置き換える場合には、そのような著作権処理を省略することができる。付言すると、見守り対象者の具体が良好でないという状況では、不協和音の楽曲を選択し、報知音にその楽曲を含ませることで、見守り者にその状況を報知する。
報知音生成部209は、音置換部208により置き換えられた2つの部品データ(例えば上述の第1楽曲および第2楽曲)により報知音データを生成する。報知音データとして、第1楽曲と第2楽曲のデータとそれぞれの出力タイミングを示す情報とを合わせて生成しても良く、また、第1楽曲と第2楽曲を合成して報知音データを生成しても良い。このような合成は、楽曲と楽曲の場合には、楽曲同士が重ねて出力されるように合成して一つの楽曲とする方法を採用する。音声の場合には、音情報DB207に保存される部品データとしての録音された音声の断片を連結して合成する方法を採用しても良く、また、録音された音声を使用せず、基底周波数、音色、雑音レベルなどのパラメータを調整して波形を作り、人工的な音声を作る方法を採用しても良い。
出力部210は、報知音生成部209により生成された報知音データを見守り者端末300へ出力する処理手段である。出力部210は、ネットワーク400を介して見守り者端末300に接続し、リアルタイムあるいは所定条件を満たしたときに報知音データを送信する。これにより、見守り対象者の呼吸数の状況を反映した上述の第1楽曲を用いて報知する際、見守り対象者の移動の回数を反映した上述の第2楽曲による報知を行うことが可能になる。
<見守り者端末の構成>
見守り者端末300は、対象者システム100およびセンターサーバ200により取得された見守り対象者の情報を見守り者に提示する提示手段である。見守り者端末300は、見守り対象者の情報を音として出力するための出力手段を有する。
図4は、見守り者端末300の機能構成を示す図である。見守り者端末300は、報知音取得部301と、制御部302と、音響出力部303とを備える。なお、特に図示していないが、見守り者端末300は、センターサーバ200から取得した見守り対象者の情報を保持する記憶装置を備えても良い。見守り者端末300は、例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)やタブレット型情報端末、携帯情報端末等の種々の情報処理装置により実現されるほか、人工知能を活用するスマートスピーカないしAIスピーカにより実現される。
報知音取得部301は、センターサーバ200から見守り対象者の状況を反映した報知音データを取得する処理手段である。報知音取得部301は、ネットワーク400を介してセンターサーバ200と接続し、報知音データを取得する。見守り者端末300が記憶装置を有する場合は、取得した報知音データを記憶装置に保持しても良い。
制御部302は、報知音取得部301により取得した報知音データの出力(再生)制御を行う制御手段である。音響出力部304は、報知音データに基づく音響出力を行う出力手段である。
制御部302による音響出力部304からの報知音の出力(あるいはセンターサーバ200の出力部210から見守り者端末300への出力)は、見守り者による操作が行われた場合に実行される。例えば、見守り者端末300に対する音声入力の操作があったときや、見守り者端末300が持つセンサにより予め定められた見守り者のジェスチャー操作を検知したとき等である。
また、報知音の出力は、予め定められた条件の具備が確認された場合に実行されるようにしても良い。予め定められた条件として、例えば指定された時刻が到来したことを挙げることができ、また、何らかの行動があったことを挙げることができる。ここにいう何らかの行動としては、見守り者の生活の何らかの行動であり、例えば玄関ドアを開けたとき、リビングドアを開けたとき、照明器具の点灯やエアコンの始動があったとき等を挙げることができる。これにより、見守り者が望むタイミングで報知音による報知を行うことができ、自動で報知されることで見守りに対する見守り者の心理的負担を軽減させることができる。
ここで、例えば、見守り者端末300にて報知音による報知が行われたタイミングで、対象者システム100側のデバイスで音、画像あるいは照明色の変化等を行う制御を採用しても良い。すなわち、見守り者端末300で報知音による報知がなされたときにその事実を音等で通知する手段(不図示)を対象者システム100が備える構成を採用する。このような構成を採用することで、見守り者が見守り対象者への関心を示したことを伝えることができる。
<報知音の生成例>
図5は、報知音の第1生成例を説明する図であり、見守り対象者としての対象者Aについての報知例を示す。
同図に示す例では、対象者Aの情報が呼吸数Kaおよび移動の回数Daである場合について説明する。センターサーバ200の音置換部208(図3参照)は、対象者Aの楽曲の好みに合わせたテーマに沿って音情報DB207に保存されている楽曲のうち第1楽曲および第二楽曲を選択する。そして、対象者Aの呼吸数Kaを第1楽曲のテンポ情報に反映し、移動の回数Daを第2楽曲の楽器情報に反映させる。
このようなテンポ情報への反映は、上述したように、対象者Aの呼吸数Kaが予め定められた範囲よりも大きい場合にはテンポが上がるようにし、予め定められた範囲よりも小さい場合にはテンポが下がるようにする。なお、テンポの変更は、音の高低を変えずに行われる。
また、楽器情報への反映は、上述したように、移動回数Daと予め定められた値とを比較し、移動回数Daが予め定められた値よりも大きい場合は、聴く側が活動的な印象を受け易い例えばトランペットを特定し、トランペットがソロになる部分を持つ楽曲部分を抽出する。また、移動回数Daが予め定められた値よりも小さい場合は、聴く側が安静の印象を受け易い例えばチェロを特定し、チェロがソロになる部分を持つ楽曲部分を抽出する。
そして、センターサーバ200の報知音生成部209は、音置換部208により置き換えられた第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音を生成する。報知音の生成は、上述したように、楽曲同士が重ねて出力されるように合成されて行われる。
このように生成される報知音を用いた見守り者へ報知は、報知する内容が具体的なものではなく、見守り対象者や見守り者の心理的抵抗感を軽減させることができる。また、報知は、見守り者の視覚ではなく聴覚により状況把握を行うことができるので、見守り者はほかのことをしながら状況把握することが可能になる。また、一度に再生する音で複数の状況の報知を行うことができ、見守り者の負担を軽減することができる。
図6は、報知音の第2生成例を説明する図であり、見守り対象者としての対象者Aおよび対象者Bについての報知例を示す。すなわち、見守り対象者が複数の場合であり、対象者Aと対象者Bの合計活動量を音に変換して報知音を生成する例である。対象者Aおよび対象者Bの一例は、例えば見守り者の両親である場合である。
図6に示す例では、対象者Aの情報が呼吸数Kaおよび移動の回数Daであり、対象者Bの情報が呼吸数Kbおよび移動の回数Dbである場合について説明する。対象者Aと対象者Bの呼吸数の合計を「Ka+Kb」と示し、対象者Aと対象者Bの移動回数の合計を「Da+Db」と示している。
音置換部208(図3参照)は、音情報DB207に用意された楽曲のうち第1楽曲および第二楽曲を選択する。この場合、対象者Aや対象者Bの属性に共通のものがある場合には、その共通する属性に合わせたテーマに沿う楽曲を選択することができるが、共通する属性が存在しない場合は、季節や時期に合わせたテーマに沿う楽曲を選択することができる。
そして、合計の呼吸数「Ka+Kb」を第1楽曲のテンポ情報に反映し、合計の移動回数「Da+Db」を第2楽曲の楽器情報に反映させる。
報知音生成部209は、音置換部208により置き換えられた第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音を生成する。
ここで、このような合計の反映は、対象者Aと対象者Bの個別の状況を直接反映するものではないが、対象者Aと対象者Bの居住する空間の雰囲気を伝えることが可能である。例えば、合計の呼吸数が平均よりも多く、合計の移動回数が平均よりも多い場合、そのような報知音を聴いた見守り者は、対象者Aと対象者Bが協同して例えば家事を行っていることを推測できる。また、合計の呼吸数が少なく、合計の移動回数が少ない場合は、見守り者は、対象者Aと対象者Bはいずれも安静に過ごしていることを推測できる。その他の場合は、対象者Aと対象者Bのいずれかまたは両方に注意を払う必要があるかもしれないことを見守り者は推測できる。
図7は、報知音の第3生成例を説明する図であり、見守り対象者としての対象者Aおよび対象者Bについての報知例を示す。見守り対象者が複数の場合であるが、上述の第2生成例とは異なり、対象者Aと対象者Bの個別の活動量を音に変換し、重ね合わせた報知音を生成する例である。
図7に示す例では、音置換部208(図3参照)は、音情報DB207に用意された楽曲のうち第1楽曲および第二楽曲を選択し、対象者Aの呼吸数Kaを第1楽曲のテンポ情報に反映し、対象者Bの呼吸数Kbを第2楽曲の楽器情報に反映させた後、報知音生成部209は、第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音を生成する。これにより、複数の見守り対象者の各々の状況を乗せた音で報知することが可能である。
なお、第3生成例では、見守り対象者が複数の場合、対象者Aと対象者B個別の活動量の一つである呼吸数を報知音に反映させているが、これに限られない。すなわち、個別の活動量のうちの複数(例えば呼吸数と移動の回数)を報知音に反映させるときには、第1生成例にならって、対象者A個別の報知音と対象者B個別の報知音を生成し、対象者A個別の報知音に続けて対象者B個別の報知音で報知する例を採用しても良い。この場合、対象者Aおよび対象者Bの各々に対応する音で分けて報知しても良い。言い換えると、見守り対象者に応じてメロディーを決めておき、状況ないし状態をアレンジで表す。
見守り対象者が複数の場合、上述した第1生成例、第2生成例および第3生成例のいずれかによる見守り者への報知を行うことが可能であるが、いずれか一つに固定して報知する態様のほか、報知する度に例えば第1生成例、第2生成例および第3生成例の順に変更して報知する態様も考えられる。また、第1生成例、第2生成例および第3生成例のうち、見守り者により任意に指定された生成例で報知する態様も考えられる。
図8は、報知音の第4生成例を説明する図であり、時系列に得られる対象者Aの呼吸数に基づく報知例を示す。同図の時系列(時間軸)は、左から右に時間が流れるように示している。
同図に示す例では、時間t1から時間t2までの時間帯T12と、時間t2から時間t3までの時間帯T23に分ける。時間帯T12,T23は、例えば6時間としても良い。
そして、時間帯T12の呼吸数K1aを第1楽曲のテンポ情報に反映し、時間帯T23の呼吸数K2aを第2楽曲のテンポ情報に反映し、反映した第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音を生成する。
第4生成例によれば、時間を調整した報知により、報知時間長さの調整が可能になる。例えば、対象者Aの呼吸数に関する一日分を集約して短い時間の曲にして報知する。これにより、見守り者は、短い時間で対象者Aの呼吸数の傾向すなわち対象者Aの状況を分かるようになる(時短効果)。
図9は、報知音の第5生成例を説明する図であり、時系列に得られる対象者Aの呼吸数および移動の回数に基づく報知例を示す。図9(a)は、報知音H12,H23の生成を説明する図であり、(b)および(c)は、報知音H12,H23の出力順を説明する図である。図9は、図8の場合と同じ時系列で示しており、時間帯T12に続いて時間帯T23が存在する。
図9(a)に示す例では、時間帯T12における呼吸数K1aを第1楽曲のテンポ情報に反映し、移動回数D1aを第2楽曲の楽曲情報に反映した上で、時間帯T12の第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音H12を生成する。また、時間帯T23における呼吸数K2aを第1楽曲のテンポ情報に反映し、移動回数D2aを第2楽曲の楽曲情報に反映した上で、時間帯T23の第1楽曲および第2楽曲を合成して報知音H23を生成する。このように、逐次得られる対象者Aの呼吸数および移動の回数を基にした報知音の生成を行っていく。
このように生成した報知音H12,H23の出力は、リアルタイムではなく見守り者が望むタイミングで行われる場合、時系列の順ではなく、直近の報知音を先に出力し、次に、過去にさかのぼるという順番であり、時系列とは逆の順で報知音を出力する。具体的には、図9(b)に示すように、まず、直近の時間帯T23の報知音H23を出力し、次に、時間帯T12の報知音H12を出力する。これにより、見守り者がより関心のある対象者Aの最近の状況をより早く報知することができる。
また、図9(c)に示す例では、同図(b)の場合と異なり、時系列の順すなわち報知音H12,H23で報知音を出力する。これにより、見守り対象者の生活の様子を時間経過に沿って知ることができ、生活の流れを把握し易くなる。
ここで、上述した実施の形態では、センターサーバ200の音情報DB207に、見守り対象者の属性によって作成した見守り対象者独自の楽曲を保存しておいたり、見守り対象者にとって特別な日に対応する特別な楽曲や季節を感じることができる季節感のある楽曲を保存しておいたりする構成を説明した。
見守り対象者独自の楽曲を、第1楽曲と第2楽曲のいずれか一方または両方として用いることで、見守り者に見守り対象者個人を想起させることが可能になる。また、見守り対象者の誕生日や結婚記念日などの特別な日が到来する前あるいはその当日に、通常では用いられない特別な楽曲による報知音で報知することで、見守り者に見守り対象者の記念日を想起させることが可能になる。
また、上述した実施の形態では、第1楽曲および第2楽曲により報知音を生成する構成であったが、見守り対象者の生活音を報知音に含ませても良い。すなわち、対象者システム100のマイクロフォン102による生活音をセンターサーバ200の情報取得部201が取得する構成とする。そして、取得した生活音の状況を上述の第1楽曲および/または第2楽曲ではなく、生活音自体に音置換部208が置き換え、報知音生成部209が、生活音を含む報知音を生成する。また、報知音生成部209が、上述の第1楽曲および第2楽曲と共に取得した生活音を用いて報知音を生成しても良い。
このように生活音を報知音に含ませる場合には、見守り対象者がそれを許可したこと或いは拒否していないことを前提とする。これにより、見守り対象者のプライバシーに配慮する音の作成が可能になり、見守り者の心理的抵抗感を軽減させることが可能になる。
見守り対象者の生活音が見守り者に聞かれることを良しとする場合には、許可することあるいは拒否しないことが見守り対象者により選択操作され、そうでない場合には、許可しないことあるいは拒否することが選択操作される。このような選択操作は、都度求めて行ってもらうことが望ましいが、これに限られず、選択操作されないときには、いずれか一方が自動的に選択されるように設定することが考えられる。
ここで、上述した実施の形態では、対象者システム100の情報取得デバイスにより取得した見守り対象者の状況を音に置き換え、置き換えた音を見守り者端末300に提供する構成を備える。ここにいう見守り対象者の状況として、見守り対象者の体調に将来的に影響を及ぼし得る状況や、過去のデータから現在の見守り対象者の生活状態を推測した状況を含んでも良い。これにより、見守り対象者への注意喚起を見守り者に促すことを可能にする。
見守り対象者の体調に将来的に影響を及ぼし得る状況として、見守り対象者が居住する地域および/または居住する室内の環境に関する情報によるものがある。具体的には、見守り対象者の居住地域の気象情報、各種警報(大雨、洪水、暴風、光化学スモッグ等)、各種指数(ヒートショック指数、不快指数等)、室内環境(温度、湿度等)の情報を挙げることができる。したがって、かかる情報をセンターサーバ200の情報取得部201が取得すると、音置換部208はその状況を音に置き換える。例えば、通常ではない状況のときには、警告音や注意を促す音声等に置き換えられる。
また、過去のデータから現在の見守り対象者の生活状態を推測した状況としては、見守り対象者が属する世帯のエネルギー使用に関する情報を分析して得た分析情報によるものがある。具体的には、ガスや電気等の使用量を検知可能なスマートメータ等のセンサ103が検知し、その検知情報によるエネルギー使用量から、どのような電気機器やガス機器が使用されているかを分解して推測する手法である用途分解(ディスアグリゲーション)を行って得た情報を挙げることができる。したがって、通常ではないと推測されるときに、警告音や注意を促す音声等に置き換えられる。なお、用途分解としては、特徴が似通ったクラスタ(群)に分類する負荷パターン分類や例えば在不在の判定を行う生活パターン推定等を採用しても良い。
<他の実施形態>
上記の実施形態による見守りシステムは、対象者システム100から見守り者端末300へのみ情報を送る一方向の情報伝達を行う構成であった。これに対し、見守り者端末300から対象者システム100へも情報を送る双方向の情報伝達を実現する構成としても良い。
例えば、見守り対象者の健康状態を見守り者に報知すると共に、見守り者の健康状態を見守り対象者に通知するようにしても良い。この場合、見守り者端末300が、例えば見守り者の健康状態が入力される手段(不図示)と、入力された見守り者の健康状態をセンターサーバ200に送信する手段(不図示)とを設け、それをセンターサーバ200で音に置き換え、置き換えた音を対象者システム100に送信する。ここにいう見守り者の健康状態としては、体重計や血圧計の測定データ等の変化具合を挙げることができる。これにより、見守り対象者が見守り者の体調を気にする気持ちに配慮することができる。なお、このような音の置き換えは、上述した音置換部208により行われる。
また、見守り者端末300が人工知能を活用した見守り者との会話が可能な場合、見守り者端末300において人工知能の会話が見守り者の見守り対象者に関するものであったときに、それを対象者システム側で報知する構成を採用しても良い。このような報知を、対象者システム100側で音、画像あるいは光により行うことが考えられる。
また、本実施の形態では、見守り対象者の複数の状況をそれぞれ音に置き換え、一つの楽曲で同時に報知する例を説明したが、これに限られず、置き換えた音を同時ではなく、時間差をもって報知しても良い。
上述した本実施の形態および他の実施形態において、見守り対象者の状況を音に置き換える際、活動量の要素のうち2つを反映させる例を説明したが、これに限られず、3つ以上の活動量の要素を反映させても良い。また、一つの音に対して複数の活動量の要素を反映させることも考えられる。
また、見守り対象者の状況に応じて音を追加することで、報知音に反映させることも考えられ、また、報知音を聞き易くしたり親しみを持たせたりするために、見守り対象者の状況を反映していない音を含んでも良い。
また、本実施の形態および他の実施形態では、視覚以外の感覚である聴覚に訴える音による報知形態を採用するが、これに限られず、視覚以外の臭覚に訴える香りの報知形態を採用することも考えられる。
また、本実施の形態では、見守り対象者を見守るシステムについて説明したが、ペットの見守りについても適用することができる。また、音による報知という点に着目すると、比較的広い空間にいる人に対して伝えるべき状況がある場合、その状況を反映させた音で報知するシステムに応用することができる。例えば、売り場の混み具合やブラックリストの人物来店を店舗のスピーカから音で報知することで、来店者に知られずに店員間での情報共有が可能になる。その他、本発明の技術思想の範囲から逸脱しない様々な変更や構成の代替は、本発明に含まれる。
100…対象者システム、101…カメラ、102…マイクロフォン、103…センサ、104…通信サーバ、200…センターサーバ、201…情報取得部、202…画像解析部、203…動作認識部、204…音響解析部、205…音声解析部、206…センサ・データ解析部、207…音情報データベース(DB)、208…音置換部、209…報知音生成部、210…出力部、300…見守り者端末、301…報知音取得部、302…制御部、303…音響出力部

Claims (18)

  1. 見守り対象者の状況を把握する把握手段と、
    前記把握手段により把握される見守り対象者の状況のうち第1状況を第1の音に置き換え、第2状況を第2の音に置き換える置換手段と、
    前記置換手段により置き換えられる前記第1の音を用いて報知する際に前記第2の音による報知を行うことが可能な報知手段と、
    を備えることを特徴とする、見守りシステム。
  2. 前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、時系列に得られた活動量の要素を、音の聞こえ方に影響を及ぼす音要素に反映することで実現されることを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  3. 前記見守り対象者が複数存在する場合、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、当該見守り対象者の各々の前記活動量の要素の合計を、前記音要素に反映することで実現されることを特徴とする請求項2に記載の見守りシステム。
  4. 前記見守り対象者が複数存在する場合、前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、
    当該見守り対象者ごとに前記活動量の要素を前記音要素に反映し、反映した当該見守り対象者ごとの当該音要素による音を重ね合わせることで実現されることを特徴とする請求項2に記載の見守りシステム。
  5. 前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、
    前記活動量の要素を前記時系列における複数の期間で区切り、区切った当該複数の期間の各々の前記活動量の要素を前記音要素に反映し、反映した当該音要素による音を重ね合わせることで実現されることを特徴とする請求項2に記載の見守りシステム。
  6. 前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、
    前記活動量の要素を前記時系列における複数の期間で区切り、区切った当該複数の期間の各々の前記活動量の要素を前記音要素に反映することで実現される、ことを特徴とする請求項2に記載の見守りシステム。
  7. 前記報知手段は、前記複数の期間のうち遠い方の前記音要素による音を近い方よりも先に再生して前記報知を行うことを特徴とする請求項6に記載の見守りシステム。
  8. 前記報知手段は、前記複数の期間のうち近い方の前記音要素による音を遠い方よりも先に再生して前記報知を行うことを特徴とする請求項6に記載の見守りシステム。
  9. 前記報知手段は、前記第1の音と前記第2の音を同時に報知することを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  10. 前記報知手段による前記報知は、当該報知を受ける見守り者による操作または予め定められる条件の具備が確認されたときに行われることを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  11. 前記見守り対象者が居住する地域および/または居住する室内の環境に関する情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記置換手段は、前記取得手段により取得される前記情報を、前記報知手段による報知に用いられる音に置き換えることを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  12. 前記置換手段は、前記見守り対象者が属する世帯のエネルギー使用に関する情報を分析して得た分析情報の少なくとも一部を、前記報知手段による報知に用いられる音に置き換えることを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  13. 前記置換手段により前記第1の音に置き換えられる前記第1状況と前記第2の音に置き換えられる前記第2状況の少なくともいずれか一方は、前記見守り対象者の健康状態であり、
    前記報知手段による報知を受ける見守り者の健康状態に関する情報を取得した場合、当該健康状態に関する情報を当該情報に対応する音に置き換えて前記見守り対象者側に伝える、ことを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  14. 前記報知手段による報知が行われた場合に当該報知が行われたことを前記見守り対象者に通知することを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  15. 前記置換手段による前記第1の音および前記第2の音への置き換えは、前記見守り対象者にとって特別な日の到来を示す情報を取得した場合に行われる、ことを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  16. 前記報知手段による報知は、前記見守り対象者の生活に伴って生じる音である生活音を含む音で実行される、ことを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
  17. 前記生活音を含む音の前記報知は、当該報知の許容を示す操作が行われたときまたは当該報知の拒否を示す操作が行われなかったときに実行される、ことを特徴とする請求項16に記載の見守りシステム。
  18. 前記置換手段は、前記見守り対象者が有する属性に応じた前記第1の音および/または前記第2の音への置き換えを行う、ことを特徴とする請求項1に記載の見守りシステム。
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