JP2006323768A - 楽曲データ生成装置、楽音再生システムおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 相手方ユーザに特段の機器操作を強いることなく、そのユーザのプライバシを保護しつつ、その生活状況の全体像を把握することを可能にする。
【解決手段】 家屋内の家具や電気製品、その家屋の窓や扉、所定の場所に設けられたセンサから出力される信号を受信する受信手段と、その時間変化を解析して相手方ユーザの行動を特定する特定手段と、楽曲データを構成する複数の楽曲要素データおよびその組み合わせ規則を表す作曲テンプレートが上記ユーザの行動毎に格納されている作曲ライブラリと、特定手段により特定された行動に対応付けて作曲ライブラリに格納されている作曲テンプレートにしたがって楽曲要素データを組み合わせ、楽曲データを生成する生成手段とを備える楽曲データ生成装置を提供する。
【選択図】 図6
【解決手段】 家屋内の家具や電気製品、その家屋の窓や扉、所定の場所に設けられたセンサから出力される信号を受信する受信手段と、その時間変化を解析して相手方ユーザの行動を特定する特定手段と、楽曲データを構成する複数の楽曲要素データおよびその組み合わせ規則を表す作曲テンプレートが上記ユーザの行動毎に格納されている作曲ライブラリと、特定手段により特定された行動に対応付けて作曲ライブラリに格納されている作曲テンプレートにしたがって楽曲要素データを組み合わせ、楽曲データを生成する生成手段とを備える楽曲データ生成装置を提供する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、コミュニケーション相手の生活状況を遠隔地から把握する技術に関し、特に音楽を介してその生活状況を把握する技術に関する。
近年、核家族化および高齢化の進展に伴い、高齢者がその子供や孫などの家族とは個別に生活する世帯が増加してきている。このように高齢者がその家族とは個別に生活している場合、その家族には、病気やけがにより身動きできなくなるなどの事態の発生に備えて、その生活状況を遠隔地から把握したいといったニーズがあった。
そこで、このようなニーズに応えるための技術が従来より種々提案されており、その一例としては特許文献1や2に開示された技術が挙げられる。
そこで、このようなニーズに応えるための技術が従来より種々提案されており、その一例としては特許文献1や2に開示された技術が挙げられる。
特許文献1には、住居内および住居周辺に複数台設置され人の存在を検出する人検出センサによる検出結果から住人の生活行動を判定するための指標を求め、現在の指標と過去の指標とを比較して、所定の条件を満足していない場合には「平常ではない」と判断してその判断結果を表示する生活行動遠隔確認装置が開示されている。このような生活行動遠隔確認装置によれば、例えば単身で生活している老人などの監視対象者に発信器を常時携帯させたり、何らかの機器操作をその監視対象者に行わせたりすることなく、その監視対象者が自然に日常生活を営んで行くだけで、その監視対象者の健康状態を確認することが可能になる。
一方、特許文献2には、人が触れたことを検出するタッチセンサを有しそのタッチセンサにより人の接触が検出されたことを示す信号を含むパケットをネットワーク経由で送信する送信端末と、その送信端末から送信されたパケットを受信する受信端末とを備え、パケットを少なくとも1回受信した場合にはLEDによりその受信を上記受信端末に報知させるとともに、外部からの要求に応じてパケットの受信回数に応じた音楽曲をその受信端末に出力させるコミュニケーションシステムが開示されている。このようなコミュニケーションシステムによれば、例えば上記タッチセンサをドアノブなどに設けておき、上記パケットの受信回数が多くなるほど賑やかな音楽曲が出力されるように設定しておくことによって、監視対象者などの一方のユーザに特別な機器操作を行わせることなく、そのユーザの外出回数など特定動作の回数を音楽曲を介して他方のユーザに把握させ、両ユーザ間のつながり間を醸成すること(すなわち、両ユーザ間のコミュニケーションを実現すること)が可能になる。
特開平10−257204号公報
特開2004−70744号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術により自らの健康状態を監視されている(或いは、見守られている)という状況は、不測の事態に対する備えとして監視対象者に安心感を抱かせる反面、プライバシが保護されないといった不快感を抱かせる場合がある。一方、特許文献2に開示された技術では、音楽曲の曲調を介してコミュニケーション相手の特定動作の回数を把握するため、そのコミュニケーション相手のプライバシは保護されるが、その生活状況の全体像を把握することはできない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、コミュニケーション相手であるユーザに特段の機器操作を強いることなく、そのユーザのプライバシを保護しつつ、その生活状況の全体像を把握することを可能にする技術を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、コミュニケーション相手であるユーザに特段の機器操作を強いることなく、そのユーザのプライバシを保護しつつ、その生活状況の全体像を把握することを可能にする技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、家屋の建具に設けられその開閉を検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の所定の場所に設けられ検出対象である人若しくは動物がその場所を通過したことを検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の家具若しくは電気製品に設けられそれらに対して為された操作を検出して所定の信号を出力するセンサ、から出力される信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信される信号の時間変化に基づいて前記検出対象の行動を特定する特定手段と、楽曲の構成要素を表す楽曲要素データが複数格納されているとともに、それら楽曲要素データの組み合わせ方を示す作曲テンプレートが前記特定手段により特定される各行動別に格納されている作曲ライブラリと、前記特定手段により特定された行動に対応する作曲テンプレートを前記作曲ライブラリから読み出し、前記作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレートの示す組み合わせ方で組み合わせて楽曲データを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする楽曲データ生成装置を提供する。
このような楽曲データ生成装置によれば、コミュニケーション相手であるユーザが暮らす家屋に設けられている上記各センサから出力される信号の時間変化に基づいてそのユーザの行動が特定され、その特定結果に応じた楽曲データが生成される。そして、このようにして生成された楽曲データに応じた楽音を、例えば、他方のユーザの家屋内に設けられたスピーカなど所定の放音装置から放音させることによって、そのコミュニケーション相手の行動の全体像を音楽を介して把握することが可能になる。
このような楽曲データ生成装置によれば、コミュニケーション相手であるユーザが暮らす家屋に設けられている上記各センサから出力される信号の時間変化に基づいてそのユーザの行動が特定され、その特定結果に応じた楽曲データが生成される。そして、このようにして生成された楽曲データに応じた楽音を、例えば、他方のユーザの家屋内に設けられたスピーカなど所定の放音装置から放音させることによって、そのコミュニケーション相手の行動の全体像を音楽を介して把握することが可能になる。
より好ましい態様においては、前記作曲ライブラリには、各々異なるジャンルに属する楽曲の楽曲データを前記生成手段に生成させる複数の作曲テンプレートが前記特定手段により特定される各行動に対応付けて格納されており、前記特定手段により特定された行動に対応する複数の作曲テンプレートのうちから1の作曲テンプレートを選択する選択手段をさらに備え、前記生成手段は、前記特定手段により特定された前記選択手段により選択された作曲テンプレートの示す組み合わせ方で前記作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データを組み合わせて楽曲データを生成することを特徴としている。
このような態様においては、上記複数の作曲テンプレートのうちから上記選択手段によって選択された作曲テンプレートにしたがって楽曲データが生成される。このため、コミュニケーション相手の行動に応じて生成される楽曲データを、ユーザの好みに応じたジャンルの楽曲データにすることが可能になる。
このような態様においては、上記複数の作曲テンプレートのうちから上記選択手段によって選択された作曲テンプレートにしたがって楽曲データが生成される。このため、コミュニケーション相手の行動に応じて生成される楽曲データを、ユーザの好みに応じたジャンルの楽曲データにすることが可能になる。
また、上記課題を解決するために、本発明は、(A)第1の家屋の建具に設けられその開閉を検出して所定の信号を出力するセンサ、または、前記第1の家屋内の所定の場所に設けられ検出対象である人若しくは動物がその場所を通過したことを検出して所定の信号を出力するセンサ、または、前記第1の家屋内の家具若しくは電気製品に設けられそれらに対して為された操作を検出して所定の信号を出力するセンサ、のうちの少なくとも1つのセンサと、(B)前記建具に設けられたセンサから出力される信号、または、前記所定の場所に設けられたセンサから出力される信号、または、前記家具若しくは電気製品に設けられたセンサから出力される信号、を受信する受信手段と、前記受信手段により受信される信号の時間変化に基づいて前記検出対象の行動を特定する特定手段と、楽曲の構成要素を表す楽曲要素データが複数格納されているとともに、それら楽曲要素データの組み合わせ方を示す作曲テンプレートが前記特定手段により特定される各行動別に格納されている作曲ライブラリと、前記特定手段により特定された行動に対応する作曲テンプレートを前記作曲ライブラリから読み出し、前記作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレートの示す組み合わせ方で組み合わせて楽曲データを生成する生成手段と、を有する楽曲データ生成装置と、(C)前記楽曲データ生成装置により生成された楽曲データに応じた楽音を放音する放音装置と、を備え、前記放音装置は、前記第1の家屋とは異なる第2の家屋に配備されるスピーカ、または、予め定められた通信アドレスで特定される携帯端末に設けられているスピーカであることを特徴とする楽音再生システムを提供する。
このような楽音再生システムによれば、検出対象である第1のユーザ(すなわち、上記第1の家屋で暮らしているユーザ)がその生活を営んで行く過程で行う動作(例えば、窓や扉や戸等の建具を開け閉めする、上記所定の場所を通過する、上記家具や電気製品に対して何らかの操作を行うなどの動作)に応じて上記各センサから出力される信号の時間変化に基づいて特定される上記第1のユーザの行動に応じた楽曲データが上記楽曲データ生成装置によって生成され、その楽曲データに応じた楽音が上記放音装置から放音される。
このような楽音再生システムによれば、検出対象である第1のユーザ(すなわち、上記第1の家屋で暮らしているユーザ)がその生活を営んで行く過程で行う動作(例えば、窓や扉や戸等の建具を開け閉めする、上記所定の場所を通過する、上記家具や電気製品に対して何らかの操作を行うなどの動作)に応じて上記各センサから出力される信号の時間変化に基づいて特定される上記第1のユーザの行動に応じた楽曲データが上記楽曲データ生成装置によって生成され、その楽曲データに応じた楽音が上記放音装置から放音される。
また、上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータ装置に、家屋の建具に設けられその開閉を検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の所定の場所に設けられ検出対象である人若しくは動物がその場所を通過したことを検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の家具若しくは電気製品に設けられそれらに対して為された操作を検出して所定の信号を出力するセンサ、から出力される信号を受信し、その時間変化に基づいて前記検出対象の行動を特定する第1のステップと、楽曲の構成要素を表す楽曲要素データが予め格納されているとともに、それら楽曲要素データの組み合わせ方を示す作曲テンプレートが前記第1のステップにて特定される各行動別に予め格納されている作曲ライブラリから、前記第1のステップにて特定された作曲テンプレートを読み出し、該作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレートの示す組み合わせ方で組み合わせて楽曲データを生成する第2のステップと、を実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
このようなプログラムを一般的なコンピュータ装置にインストールすることによって、そのコンピュータ装置に本発明に係る楽曲データ生成装置と同一の機能を付与することが可能になる。また、コンピュータ装置読取り可能な記録媒体に上記プログラムを書き込んで配布するとしても勿論良い。
このようなプログラムを一般的なコンピュータ装置にインストールすることによって、そのコンピュータ装置に本発明に係る楽曲データ生成装置と同一の機能を付与することが可能になる。また、コンピュータ装置読取り可能な記録媒体に上記プログラムを書き込んで配布するとしても勿論良い。
本発明によれば、コミュニケーション相手に特段の機器操作を強いることなく、そのコミュニケーション相手のプライバシを保護しつつ、その生活状況の全体像を把握することが可能になる、といった効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(A:構成)
(A−1:楽音再生システムの構成)
図1は、本発明の1実施形態に係る楽曲データ生成装置100Aおよび100Bを含んでいる楽音再生システムの構成例を示すブロック図である。
図1の家屋200Aは、上記楽音再生システムの第1のユーザであるユーザAが暮らす家屋であり、楽曲データ生成装置100Aと、この楽曲データ生成装置100Aに接続された放音装置であるスピーカ300Aと、が設置されている。一方、図1の家屋200Bは、上記楽音再生システムの第2のユーザであるユーザBが暮らす家屋であり、楽曲データ生成装置100Bと、この楽曲データ生成装置100Bに接続された放音装置であるスピーカ300Bと、が設置されている。なお、図1では、本実施形態に係る楽音再生システムに2台の楽曲データ生成装置が含まれている場合について例示されているが、3台以上の楽曲データ生成装置が含まれているとしても良いことは勿論である。
(A:構成)
(A−1:楽音再生システムの構成)
図1は、本発明の1実施形態に係る楽曲データ生成装置100Aおよび100Bを含んでいる楽音再生システムの構成例を示すブロック図である。
図1の家屋200Aは、上記楽音再生システムの第1のユーザであるユーザAが暮らす家屋であり、楽曲データ生成装置100Aと、この楽曲データ生成装置100Aに接続された放音装置であるスピーカ300Aと、が設置されている。一方、図1の家屋200Bは、上記楽音再生システムの第2のユーザであるユーザBが暮らす家屋であり、楽曲データ生成装置100Bと、この楽曲データ生成装置100Bに接続された放音装置であるスピーカ300Bと、が設置されている。なお、図1では、本実施形態に係る楽音再生システムに2台の楽曲データ生成装置が含まれている場合について例示されているが、3台以上の楽曲データ生成装置が含まれているとしても良いことは勿論である。
楽曲データ生成装置100Aと楽曲データ生成装置100Bとは、図1に示すように、例えばインターネットなどの通信網400により接続されている。この通信網400は、楽曲データ生成装置100Aと100Bとの間の通信を仲介するためのものである。本実施形態では、通信網400がインターネットである場合について説明するが、例えばISDN回線などの専用線や一般公衆回線などの電話網などであっても良いことは勿論である。なお、以下では、楽曲データ生成装置100Aと楽曲データ生成装置100Bとを区別する必要がない場合には、単に「楽曲データ生成装置100」と表記する。また、家屋200Aと200Bとについても両者を区別する必要がない場合には、単に「家屋200」と表記し、スピーカ300Aと300Bとについても両者を区別する必要がない場合には、「スピーカ300」と表記する。
家屋200の窓や扉、戸等の建具には、その開閉を検出して所定の無線信号を発信する自己発電型のセンサが設けられている。また、家屋200内に配備されている家具(例えば、箪笥や戸棚)や電気機器(例えば、電子炊飯器やテレビ)などには、それらに対するユーザ(すなわち、家屋200AにおいてはユーザA、家屋200BにおいてはユーザB)の操作を検出し所定の無線信号を発信する自己発電型のセンサが貼り付けられている。そして、家屋200の廊下や階段などの所定の場所には、人がその場所を通過したことを検出し所定の無線信号を発信するセンサが設けられている。例えば、図1においては、家屋200Aおよび200Bの窓や扉に設けられているセンサ500が例示されている。上記各センサには、予め固有の識別子(以下、センサ識別データ)が記憶されており、上記各センサは、上記窓や扉の開閉、上記家具や電気製品に対する操作、上記所定の場所を人が通過したこと、を検出すると、所定の周波数の搬送波に上記センサ識別データを重畳して無線で発信する。
上記各センサは、家屋200で暮らす人の各種行動を検出するためのものである。より詳細に説明すると、家屋200内でユーザが、その生活を営んでゆく過程で、家屋200の扉や窓を開けたり、家具や電気機器などを使用したり、廊下や階段などの所定の場所を通過するなどの動作を行うと、各動作に応じた無線信号が順次各センサから発信され、これら各無線信号の時間変化を解析することによってそのユーザの行動が特定される。例えば、ユーザの自室の扉が開けられたことを示す無線信号に引き続いて、ユーザが廊下を移動したことを示す無線信号およびユーザが玄関の扉を開けたことを示す無線信号が出力された場合には、そのユーザの行動として「外出」が特定される。なお、以下では、上記窓や扉に設けられているセンサ、家具や電気製品に設けられているセンサ、および、家屋200内の所定の場所に設置されているセンサを一括して「センサ群」と呼ぶ。また、本実施形態では、上記センサ群を構成する各センサが自己発電型のセンサである場合について説明するが、外部から電力の供給を受けて作動するセンサで上記センサ群を構成するとしても良いことは勿論である。
そして、図1に示す楽音再生システムでは、上記センサ群から発信された無線信号が家屋200内に設置されている楽曲データ生成装置100によって受信され、その無線信号に重畳されているセンサ識別データが通信網400を介して相手装置(本実施形態では、楽曲データ生成装置100Aにとっての相手装置は楽曲データ生成装置100Bであり、楽曲データ生成装置100Bにとっての相手装置は楽曲データ生成装置100Aである)へ送信される一方、通信網400を介して送信されてくるセンサ識別データの時間変化に応じた楽曲データが楽曲データ生成装置100によって生成され、その楽曲データに応じた楽音がスピーカ300から放音されるようになっている。
つまり、図1に示す楽音再生システムにおいては、ユーザAの行動を表す一連のセンサ識別データが楽曲データ生成装置100Aから楽曲データ生成装置100Bへと送信され、それら一連のセンサ識別データに応じて特定されるユーザAの行動(例えば、上記「外出」など)に応じた楽音がスピーカ300Bから放音される。一方、楽曲データ生成装置100Bから送信された一連のセンサ識別データに応じて特定されるユーザBの行動に応じた楽音を表す楽曲データが楽曲データ生成装置100Aによって生成され、その楽曲データに応じた楽音がスピーカ300Aから放音される。このような構成としたため、本実施形態に係る楽音再生システムにおいては、ユーザAは、ユーザBの生活行動を音楽を介して把握することが可能である一方、ユーザBは、ユーザAの生活行動を音楽を介して把握することが可能である。つまり、図1に示す楽音再生システムによれば、音楽を介して互いの生活状況の全体像を把握しあうといった音楽コミュニケーションを行うことが可能になる。以下、本実施形態に係る楽音再生システムにおいて中心的な役割を担っている楽曲データ生成装置100について詳細に説明する。
(A−2:楽曲データ生成装置100の構成)
図2は、楽曲データ生成装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、楽曲データ生成装置100は、制御部110と、信号受信部120と、通信インターフェイス(以下、「IF」)部130と、楽音演奏部140と、記憶部150と、これら構成要素間のデータ授受を仲介するバス160とを備えている。
図2は、楽曲データ生成装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、楽曲データ生成装置100は、制御部110と、信号受信部120と、通信インターフェイス(以下、「IF」)部130と、楽音演奏部140と、記憶部150と、これら構成要素間のデータ授受を仲介するバス160とを備えている。
制御部110は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部150に格納されている各種プログラムにしたがって楽曲データ生成装置100の各部の作動制御を行うものである。
信号受信部120は、前述した無線信号を受信するアンテナや同期回路(何れも図示省略)を含んでおり、楽曲データ生成装置100が配備されている家屋200内に設けられている各センサから出力される無線信号を受信し、受信した無線信号に応じたデータ(例えば、上記センサ識別データ)を制御部110へ引き渡すものである。なお、本実施形態では、上記センサ群を構成する各センサと信号受信部120とが無線通信を行う場合について説明するが、上記各センサと信号受信部120とを有線接続し有線通信を行わせるとしても良いことは勿論である。
通信IF部130は、通信網400に接続されており、通信網400を介してデータを受信し制御部110へと引き渡す一方、制御部110から引き渡されたデータを通信網400へと送出するためのものである。
楽音演奏部140は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)音源やA/D変換回路(いずれも図示略)を備えており、楽曲データ生成装置100とともに家屋200内に配置されているスピーカ300に接続されている。この楽音演奏部140は、制御部110から供給されるMIDI形式の楽曲データに基づいて上記MIDI音源およびA/D変換回路により楽音信号を生成し、これをスピーカ300へ供給してその楽曲データに応じた楽音を放音させるためのものである。
信号受信部120は、前述した無線信号を受信するアンテナや同期回路(何れも図示省略)を含んでおり、楽曲データ生成装置100が配備されている家屋200内に設けられている各センサから出力される無線信号を受信し、受信した無線信号に応じたデータ(例えば、上記センサ識別データ)を制御部110へ引き渡すものである。なお、本実施形態では、上記センサ群を構成する各センサと信号受信部120とが無線通信を行う場合について説明するが、上記各センサと信号受信部120とを有線接続し有線通信を行わせるとしても良いことは勿論である。
通信IF部130は、通信網400に接続されており、通信網400を介してデータを受信し制御部110へと引き渡す一方、制御部110から引き渡されたデータを通信網400へと送出するためのものである。
楽音演奏部140は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)音源やA/D変換回路(いずれも図示略)を備えており、楽曲データ生成装置100とともに家屋200内に配置されているスピーカ300に接続されている。この楽音演奏部140は、制御部110から供給されるMIDI形式の楽曲データに基づいて上記MIDI音源およびA/D変換回路により楽音信号を生成し、これをスピーカ300へ供給してその楽曲データに応じた楽音を放音させるためのものである。
記憶部150は、図2に示すように、揮発性記憶部151と不揮発性記憶部152とを含んでいる。揮発性記憶部151は、例えばRAM(Random Access Memory)であり、各種プログラムにしたがって作動している制御部110によってワークエリアとして利用される。一方、不揮発性記憶部152は、例えばハードディスクであり、本発明に係る楽曲データ生成装置に特有な機能を制御部110に実現させるためのデータやプログラムなどのソフトウェアを格納しておくためのものである。
不揮発性記憶部152に格納されているデータの一例としては、相手装置の通信アドレスや、以下に述べる行動判別テーブルや作曲ライブラリに格納されているデータが挙げられる。
図3は、行動判定テーブルの一例を示す図である。図3に示すように、行動判別テーブルには、ユーザの行動の内容を表す行動内容データ(例えば、「外出」については“01”、「炊事」については“02”など、ユーザの行動毎に予め定められたコードデータ)に対応付けて、その行動内容データの表す行動をユーザが行った場合に、その行動の過程で行われる各動作を検出し所定の無線信号を出力するセンサとその出力順序とを表すデータ(例えば、無線信号を出力するセンサのセンサ識別データがその出力順に配列されたリスト:以下、検出内容データ)が書き込まれている。例えば、家屋200の廊下に設けられているセンサおよび家屋200の玄関の扉に設けられているセンサからこの順に無線信号が出力されたことを表す検出内容データには、「外出」を意味する行動内容データが対応付けられている。また、家屋200の台所の入口に設けられているセンサおよび電子炊飯器に設けられているセンサからこの順に無線信号が出力されたことを表す検出内容データには、「炊事」を意味する行動内容データが対応付けられている。詳細については後述するが、この行動判定テーブルは、通信IF部130を介して受信したデータ(本実施形態ではセンサ識別データ)の時間変化に基づいて、ユーザの行動内容を制御部110に特定させる際に利用される。
図3は、行動判定テーブルの一例を示す図である。図3に示すように、行動判別テーブルには、ユーザの行動の内容を表す行動内容データ(例えば、「外出」については“01”、「炊事」については“02”など、ユーザの行動毎に予め定められたコードデータ)に対応付けて、その行動内容データの表す行動をユーザが行った場合に、その行動の過程で行われる各動作を検出し所定の無線信号を出力するセンサとその出力順序とを表すデータ(例えば、無線信号を出力するセンサのセンサ識別データがその出力順に配列されたリスト:以下、検出内容データ)が書き込まれている。例えば、家屋200の廊下に設けられているセンサおよび家屋200の玄関の扉に設けられているセンサからこの順に無線信号が出力されたことを表す検出内容データには、「外出」を意味する行動内容データが対応付けられている。また、家屋200の台所の入口に設けられているセンサおよび電子炊飯器に設けられているセンサからこの順に無線信号が出力されたことを表す検出内容データには、「炊事」を意味する行動内容データが対応付けられている。詳細については後述するが、この行動判定テーブルは、通信IF部130を介して受信したデータ(本実施形態ではセンサ識別データ)の時間変化に基づいて、ユーザの行動内容を制御部110に特定させる際に利用される。
作曲ライブラリには、複数の楽曲要素データと、テンプレートテーブルとが格納されている。ここで、楽曲要素データとは、楽曲の構成要素を表すデータであり、具体的には、以下に述べるフレーズループおよびパターンループという2種類のループ(繰り返し再生される一定期間の楽曲要素)の夫々を表すデータ(以下、ループデータ)と、各種楽器の音色を規定する音の波形を表すディジタルデータとである。ここで、フレーズループとは、音階を表現可能な楽器(例えばピアノやベース)によって演奏される一定期間のメロディラインであり、パターンループとは、音階を表現しない楽器(例えばドラムなどの打楽器)による一定期間の発音タイミング(リズム)である。
図4は、テンプレートテーブルの一例を表す図である。図4に示すように、テンプレートテーブルには、前述した楽曲要素データを組み合わせて楽曲データを生成する際の規則を表す作曲テンプレートに対応付けて前述した行動内容データが格納されている。図5は、テンプレートテーブルに格納されている作曲テンプレートの一例を示す図である。図5に示すように、作曲テンプレートには、例えばロック、ダンス、ポップス・・・というような特定のジャンルに属する楽曲に適したフレーズループおよびパターンループの組み合わせを示すループ指定データと、そのフレーズループの表すメロディラインを奏でる楽器やそのパターンループの表すリズムを刻む楽器、およびそれら楽器の音量や音程を指定する楽器指定データとが記述されている。
以上が作曲ライブラリの構成である。この作曲ライブラリは、上記行動判別テーブルを参照することによって特定された行動に応じた楽曲を表すMIDI形式の楽曲データを制御部110に生成させる際に利用される。
図4は、テンプレートテーブルの一例を表す図である。図4に示すように、テンプレートテーブルには、前述した楽曲要素データを組み合わせて楽曲データを生成する際の規則を表す作曲テンプレートに対応付けて前述した行動内容データが格納されている。図5は、テンプレートテーブルに格納されている作曲テンプレートの一例を示す図である。図5に示すように、作曲テンプレートには、例えばロック、ダンス、ポップス・・・というような特定のジャンルに属する楽曲に適したフレーズループおよびパターンループの組み合わせを示すループ指定データと、そのフレーズループの表すメロディラインを奏でる楽器やそのパターンループの表すリズムを刻む楽器、およびそれら楽器の音量や音程を指定する楽器指定データとが記述されている。
以上が作曲ライブラリの構成である。この作曲ライブラリは、上記行動判別テーブルを参照することによって特定された行動に応じた楽曲を表すMIDI形式の楽曲データを制御部110に生成させる際に利用される。
次いで、不揮発性記憶部152に格納されているプログラムについて説明する。不揮発性記憶部152に格納されているプログラムの一例としては、制御部110にOS(Operating System)を実現させるためのOSプログラムや、OSの支配下で前述した音楽コミュニケーションを制御部110に実現させる制御プログラムが挙げられる。以下、これらプログラムを実行することによって制御部110に付与される機能について説明する。
楽曲データ生成装置100の電源(図示省略)が投入されると、制御部110は、まず、前述したOSプログラムを不揮発性記憶部152から読み出しこれを実行する。OSプログラムにしたがって作動している制御部110には、楽曲データ生成装置100の各部の作動制御を行う機能や他のプログラムを不揮発性記憶部152から読み出して実行する機能が付与される。本実施形態においては、制御部110は、OSプログラムの実行を完了し、OSを実現している状態になると、即座に、上記制御プログラムを不揮発性記憶部152から読み出しこれを実行する。この制御プログラムにしたがって作動している制御部110には、以下に述べる4つの機能が付与される。
楽曲データ生成装置100の電源(図示省略)が投入されると、制御部110は、まず、前述したOSプログラムを不揮発性記憶部152から読み出しこれを実行する。OSプログラムにしたがって作動している制御部110には、楽曲データ生成装置100の各部の作動制御を行う機能や他のプログラムを不揮発性記憶部152から読み出して実行する機能が付与される。本実施形態においては、制御部110は、OSプログラムの実行を完了し、OSを実現している状態になると、即座に、上記制御プログラムを不揮発性記憶部152から読み出しこれを実行する。この制御プログラムにしたがって作動している制御部110には、以下に述べる4つの機能が付与される。
第1に、信号受信部120から引き渡されたセンサ識別データを通信IF部130によって相手装置へ順次送信する送信機能である。具体的には、制御部110は、信号受信部120から引渡されたセンサ識別データを、不揮発性記憶部152に格納されている通信アドレス宛てに順次送信する。
第2に、通信IF部130によって受信されたセンサ識別データの時間変換を解析してコミュニケーション相手であるユーザの行動を特定する特定機能である。より詳細に説明すると、制御部110は、通信IF部130によって受信したセンサ識別データをその受信順に揮発性記憶部151へ書き込んで前述した検出内容データを生成し、その検出内容データに対応する行動内容データを行動判別テーブル(図3参照)から読み出すことによって、上記コミュニケーション相手のユーザの行動を特定する。
第3に、上記特定機能によって読み出された行動内容データに対応する作曲テンプレートを上記テンプレートテーブル(図4参照)から読み出し、作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレート(図5参照)にしたがって組み合わせてMIDI形式の楽曲データを生成する楽曲データ生成機能である。
そして、第4に、上記楽曲データ生成機能により生成された楽曲データを楽音演奏部140へ引き渡し、その楽曲データに応じた楽音をスピーカ300から放音させる楽音再生機能である。
第2に、通信IF部130によって受信されたセンサ識別データの時間変換を解析してコミュニケーション相手であるユーザの行動を特定する特定機能である。より詳細に説明すると、制御部110は、通信IF部130によって受信したセンサ識別データをその受信順に揮発性記憶部151へ書き込んで前述した検出内容データを生成し、その検出内容データに対応する行動内容データを行動判別テーブル(図3参照)から読み出すことによって、上記コミュニケーション相手のユーザの行動を特定する。
第3に、上記特定機能によって読み出された行動内容データに対応する作曲テンプレートを上記テンプレートテーブル(図4参照)から読み出し、作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレート(図5参照)にしたがって組み合わせてMIDI形式の楽曲データを生成する楽曲データ生成機能である。
そして、第4に、上記楽曲データ生成機能により生成された楽曲データを楽音演奏部140へ引き渡し、その楽曲データに応じた楽音をスピーカ300から放音させる楽音再生機能である。
以上に説明したように楽曲データ生成装置100のハードウェア構成は、一般的なコンピュータ装置のハードウェア構成と同一であり、本発明に係る楽曲データ生成装置に特有な機能はソフトウェアモジュール(すなわち、制御部110を上記制御プログラムにしたがって作動させること)で実現されている。このように、本実施形態では、本発明に係る楽曲データ生成装置に特有な上記各機能をソフトウェアモジュールで実現する場合について説明したが、これら各機能を担っているハードウェアモジュールを組み合わせて本発明に係る楽曲データ生成装置を構成するとしても良いことは勿論である。
(B:動作)
次いで、楽曲データ生成装置100が行う動作のうち、その特徴を顕著に示している動作について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する動作例において、楽曲データ生成装置100Aと100Bの構成要素を区別する必要がある場合には、以下のように表記する。すなわち、楽曲データ生成装置100Aの構成要素については、「制御部110A」、「信号受信部120A」、「通信IF部130A」、「楽音演奏部140A」、「記憶部150A」、「揮発性記憶部151A」および「不揮発性記憶部152A」と表記し、楽曲データ生成装置100Bの構成要素については、「制御部110B」、「信号受信部120B」、「通信IF部130B」、「楽音演奏部140B」、「記憶部150B」、「揮発性記憶部151B」および「不揮発性記憶部152B」と表記する。また、以下に説明する動作例では、制御部110Aと制御部110Bとは、何れも上記制御プログラムにしたがって作動しているものとする。
次いで、楽曲データ生成装置100が行う動作のうち、その特徴を顕著に示している動作について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する動作例において、楽曲データ生成装置100Aと100Bの構成要素を区別する必要がある場合には、以下のように表記する。すなわち、楽曲データ生成装置100Aの構成要素については、「制御部110A」、「信号受信部120A」、「通信IF部130A」、「楽音演奏部140A」、「記憶部150A」、「揮発性記憶部151A」および「不揮発性記憶部152A」と表記し、楽曲データ生成装置100Bの構成要素については、「制御部110B」、「信号受信部120B」、「通信IF部130B」、「楽音演奏部140B」、「記憶部150B」、「揮発性記憶部151B」および「不揮発性記憶部152B」と表記する。また、以下に説明する動作例では、制御部110Aと制御部110Bとは、何れも上記制御プログラムにしたがって作動しているものとする。
図1に示す家屋200Aにおいて、ユーザAが廊下を通り玄関の扉を開けて外へ出る、といった動作を行うと(すなわち、ユーザAが外出すると)、上記廊下や玄関の扉に設けられている各センサから順次所定の無線信号が発信される。これら無線信号は信号受信部120Aによって順次受信され、各無線信号に応じたデータ(すなわち、その無線信号の送信元であるセンサのセンサ識別データ)が制御部110Aによって順次通信網400へと送出される。このようにして送信されたデータは、通信網400を介して楽曲データ生成装置100Bへ順次到達する。以下、このようなデータを受信した場合に、制御部110Bが行う楽音再生処理について図面を参照しつつ説明する。
図6は、制御部110Bが上記制御プログラムにしたがって行う楽音再生処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、制御部110Bは、通信網400を介して送信されてくるセンサ識別データを通信IF部130Bにより受信(ステップSA100)すると、その時間変化に基づいてユーザAの行動を特定する(ステップSA110)。具体的には、制御部110Bは、通信IF部130Bにより受信したセンサ識別データをその受信順に揮発性記憶部151Bへ書き込み、前述した検出内容データを生成する。そして、制御部110は、その検出内容データを検索キーとして行動判別テーブル(図3参照)を検索し、その検出内容データに対応付けて行動判別テーブルに格納されている行動内容データを読み出す。これにより、コミュニケーション相手であるユーザ(本動作例では、ユーザA)の行動内容(本動作例においては、「外出」)が特定される。
次いで、制御部110Bは、ステップSA110にて特定したユーザの行動に対応する楽曲データを生成する(ステップSA120)。具体的には、制御部110Bは、ステップSA110にて行動判別テーブルから読み出した行動内容データに対応付けてテンプレートテーブル(図4参照)に格納されている作曲テンプレートを読み出し、その作曲テンプレートに記述されているループ指定データおよび楽器指定データの表す楽曲要素データを作曲ライブラリから読み出し、その作曲テンプレートにしたがって組み合わせて楽曲データを生成する。具体的には、制御部110Bは、作曲テンプレートに記述されているループ指定データの表すフレーズループおよびパターンループを表す楽曲要素データに、その作曲テンプレートに記述されている楽器指定データの表す楽器音を表す楽曲要素データを組み合わせてメロディラインとリズムとを構成しMIDI形式の楽曲データを生成する。
そして、制御部110Bは、上記ステップSA120にて生成した楽曲データを楽音演奏部140Bへ引き渡し、その楽曲データに応じた楽音信号をスピーカ300Bへ供給させる。その結果、スピーカ300Bからは、楽音演奏部140Bから供給された楽音信号に応じた楽音が放音される。これにより、スピーカ300Bからは、ユーザAの一連の行動に応じた楽音が放音されることになる。
このように、本実施形態においては、ユーザAの一連の動作に応じた楽音がスピーカ300Bから放音されるのであるから、その楽音を聴くことによってユーザBは、ユーザAの一連の動作、すなわち、それら一連の動作によって特定される行動の全体像を把握することが可能になる。なお、本動作例においては詳細な説明は省略したが、図1に示すスピーカ300Aからは、ユーザBの一連行動に応じた楽音が放音され、その楽音を聴くことによってユーザBの行動の全体像を把握することができる点については言うまでもない。
つまり、本実施形態によれば、ユーザAとユーザBとは、互いに他方の行動の全体像を音楽を介して把握すること、すなわち、音楽コミュニケーションを行うことが可能になる。加えて、本実施形態においては、家屋200内に設けられたセンサ群によってその家屋200に暮らすユーザの行動が検出されるのであるから、ユーザは何らの機器操作を行う必要はない。また、音楽を介して互いの行動を把握しあうのであるから、各ユーザのプライバシが保護されることは言うまでもない。
つまり、本実施形態によれば、ユーザAとユーザBとは、互いに他方の行動の全体像を音楽を介して把握すること、すなわち、音楽コミュニケーションを行うことが可能になる。加えて、本実施形態においては、家屋200内に設けられたセンサ群によってその家屋200に暮らすユーザの行動が検出されるのであるから、ユーザは何らの機器操作を行う必要はない。また、音楽を介して互いの行動を把握しあうのであるから、各ユーザのプライバシが保護されることは言うまでもない。
(C:変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(C−1:変形例1)
上述した実施形態では、楽曲データ生成装置100の不揮発性記憶部152に、相手方ユーザの行動に応じた楽曲を生成する際に利用する各種データ(楽曲要素データや作曲テンプレート)が格納された作曲ライブラリを書き込んでおく場合について説明した。しかしながら、通信網400に接続されたコンピュータ装置に上記作曲ライブラリを記憶させておき、相手方ユーザの行動に応じた楽曲を生成する度にそのコンピュータ装置へアクセスして上記楽曲要素データや作曲テンプレートを取得させるようにしても良いことは勿論である。また、上述した実施形態では、MIDI規格に準拠した楽曲データを用いたが、楽曲データの形式はこれに限られない。例えば、楽音の信号波形をサンプリングして得られた楽曲要素データを用いて楽曲データを生成しても良い。なお、楽曲の音色はピアノやドラムなどの楽器に限らず、例えば川の流れる音や動物の鳴き声といった自然音を用いても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(C−1:変形例1)
上述した実施形態では、楽曲データ生成装置100の不揮発性記憶部152に、相手方ユーザの行動に応じた楽曲を生成する際に利用する各種データ(楽曲要素データや作曲テンプレート)が格納された作曲ライブラリを書き込んでおく場合について説明した。しかしながら、通信網400に接続されたコンピュータ装置に上記作曲ライブラリを記憶させておき、相手方ユーザの行動に応じた楽曲を生成する度にそのコンピュータ装置へアクセスして上記楽曲要素データや作曲テンプレートを取得させるようにしても良いことは勿論である。また、上述した実施形態では、MIDI規格に準拠した楽曲データを用いたが、楽曲データの形式はこれに限られない。例えば、楽音の信号波形をサンプリングして得られた楽曲要素データを用いて楽曲データを生成しても良い。なお、楽曲の音色はピアノやドラムなどの楽器に限らず、例えば川の流れる音や動物の鳴き声といった自然音を用いても良い。
(C−2:変形例2)
上述した実施形態では、行動内容データに1つの作曲テンプレートを対応付けてテンプレートテーブルに格納しておく場合について説明したが、各行動内容データ毎に、例えば、ロック、ジャズ、クラッシックまたは雅楽など各ジャンルに属する楽曲を生成する作曲テンプレートを対応付けてテンプレートテーブルに格納しておき、それら複数の作曲テンプレートのうちから所望のジャンルに属する1の作曲テンプレートをユーザに選択させ、その作曲テンプレートにしたがって楽曲データを生成するようにしても良い。このようにすると、コミュニケーション相手の行動に応じてスピーカ300から放音される楽曲のジャンルをユーザに選択させることが可能になる。
上述した実施形態では、行動内容データに1つの作曲テンプレートを対応付けてテンプレートテーブルに格納しておく場合について説明したが、各行動内容データ毎に、例えば、ロック、ジャズ、クラッシックまたは雅楽など各ジャンルに属する楽曲を生成する作曲テンプレートを対応付けてテンプレートテーブルに格納しておき、それら複数の作曲テンプレートのうちから所望のジャンルに属する1の作曲テンプレートをユーザに選択させ、その作曲テンプレートにしたがって楽曲データを生成するようにしても良い。このようにすると、コミュニケーション相手の行動に応じてスピーカ300から放音される楽曲のジャンルをユーザに選択させることが可能になる。
(C−3:変形例3)
上述した実施形態では、楽曲データ生成装置100の制御部110に、信号受信部120から引き渡されたセンサ識別データ(自装置が設置されている家屋内のセンサ群から発信された無線信号に応じたデータ)を通信網400を介して相手装置へと送信させる一方、通信網400を介して送信されてきたセンサ識別データ(すなわち、相手装置が設置されている家屋内のセンサ群から発信された無線信号に応じたデータ)の時間変化に応じた楽曲データを生成させる場合について説明した。しかしながら、楽曲データ生成装置100の制御部110に、信号受信部120から引き渡されたセンサ識別データの時間変化に応じて楽曲データを生成させ、その楽曲データを通信網400を介して相手装置へと送信させ、通信網400を介して相手装置から送信されてくる楽曲データを楽音演奏部140へ引き渡しその楽曲データに応じた楽音をスピーカ300から放音させるようにしても勿論良い。
上述した実施形態では、楽曲データ生成装置100の制御部110に、信号受信部120から引き渡されたセンサ識別データ(自装置が設置されている家屋内のセンサ群から発信された無線信号に応じたデータ)を通信網400を介して相手装置へと送信させる一方、通信網400を介して送信されてきたセンサ識別データ(すなわち、相手装置が設置されている家屋内のセンサ群から発信された無線信号に応じたデータ)の時間変化に応じた楽曲データを生成させる場合について説明した。しかしながら、楽曲データ生成装置100の制御部110に、信号受信部120から引き渡されたセンサ識別データの時間変化に応じて楽曲データを生成させ、その楽曲データを通信網400を介して相手装置へと送信させ、通信網400を介して相手装置から送信されてくる楽曲データを楽音演奏部140へ引き渡しその楽曲データに応じた楽音をスピーカ300から放音させるようにしても勿論良い。
(C−4:変形例4)
上述した実施形態では、ユーザAとユーザBとの両者に、そのコミュニケーション相手(例えば、ユーザAにとってはユーザB、逆に、ユーザBにとってはユーザA)の生活状況の全体像を音楽を介して把握させる場合について説明した。しかしながら、本発明に係る楽曲データ生成装置を用いて、一方のユーザが他方のユーザの生活状況の全体像を音楽を介して把握すること(すなわち、一方のユーザが他方のユーザの生活状況を音楽を介して監視する(見守る)こと)を可能にする監視システムを構築することも可能である。
上述した実施形態では、ユーザAとユーザBとの両者に、そのコミュニケーション相手(例えば、ユーザAにとってはユーザB、逆に、ユーザBにとってはユーザA)の生活状況の全体像を音楽を介して把握させる場合について説明した。しかしながら、本発明に係る楽曲データ生成装置を用いて、一方のユーザが他方のユーザの生活状況の全体像を音楽を介して把握すること(すなわち、一方のユーザが他方のユーザの生活状況を音楽を介して監視する(見守る)こと)を可能にする監視システムを構築することも可能である。
例えば、ユーザAが監視対象者であり、ユーザBが監視者である場合には、図1に示す楽音再生システムにおいて、楽曲データ生成装置100Aにはセンサ識別データの送信を行わせる一方、楽曲データ生成装置100Bにはセンサ識別データの送信を行わせないようにする。これにより、図1に示す楽音再生システムを、ユーザBにユーザAの生活状況の全体像を音楽を介して把握させる監視システムへと転用することが可能になる。
また、上述した変形例3にて説明したように、楽曲データ生成装置100Aの制御部110Aに、信号受信部120Aから引き渡されたセンサ識別データの時間変化に応じて楽曲データを生成させ、その楽曲データを通信網400を介して楽曲データ生成装置100Bへと送信させ、楽曲データ生成装置100Bの制御部110Bに、通信IF部130Bを介して受信した楽曲データを楽音演奏部140Bへ引き渡してその楽曲データに応じた楽音をスピーカ300Bから放音させるようにしても上記監視システムを構築することが可能である。このような態様にあっては、上記楽曲データの送信先として、楽音演奏部とスピーカとを備えた携帯電話機やPHS(登録商標)などの携帯端末を指定するようにしても良い。このようにすると、監視者は、監視対象者の生活状況を職場などから監視する(見守る)ことが可能になる。
また、本変形例では、図1に示す楽音再生システムにおいて、楽曲データ生成装置100Aにはセンサ識別データの送信を行わせる一方、楽曲データ生成装置100Bにはセンサ識別データの送信を行わせないようにして、その楽音再生システムを、ユーザAの生活状況をユーザBに監視させるための監視システムへと転用する場合について説明した。しかしながら、楽曲データ生成装置100Bの制御部110に、信号受信部120Bにより受信された無線信号の時間変化に基づいて楽曲データを生成させ、その楽曲データをユーザBが使用する携帯端末へ転送させるように変形すれば、家屋200Bへの侵入者の有無などをユーザBに遠隔地から監視させる監視システムへ転用することも可能である。また、上記のように変形することによって、ユーザBが室内犬や猫などの動物をペットとして飼っている場合には、そのペットの行動を遠隔地から把握する監視システムに転用することも可能である。なお、ペットの行動を監視するための監視システムに転用する場合には、上記センサ群を以下に述べるように設けておけば良い。すなわち、玄関や窓にセンサを設けることに替えて、上記ペットが出入りするペットドアにその開閉を検出するセンサを設けておくとともに、家屋内の所定の場所を上記ペットが通過したことを検出するセンサをそのペットの体高に応じた鉛直位置に設けておけば良い。
(C−5:変形例5)
上述した実施形態では、本発明に係る楽曲データ生成装置100に特有な機能を制御部110に実現させるためのプログラムやデータを予め不揮発性記憶部152に書き込んでおく場合について説明した。しかしながら、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)に代表される各種の光ディスクや可搬型の磁気ディスクなどコンピュータ装置が読取り可能な記録媒体に上記プログラムやデータを書き込んで配布し、その記録媒体を用いて一般的なコンピュータ装置に上記プログラムやデータをインストールするようにしても良い。また、通信網400のような電気通信回線に接続されたコンピュータ装置に上記プログラムやデータを記憶させておき、他のコンピュータ装置からの要求に応じて上記プログラムを電気通信回線経由で配信し、そのプログラムをインストールさせるようにしても良い。このようにすると、一般的なコンピュータ装置に、本発明に係る楽曲データ生成装置100と同一の機能を付与することが可能になる。
上述した実施形態では、本発明に係る楽曲データ生成装置100に特有な機能を制御部110に実現させるためのプログラムやデータを予め不揮発性記憶部152に書き込んでおく場合について説明した。しかしながら、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)に代表される各種の光ディスクや可搬型の磁気ディスクなどコンピュータ装置が読取り可能な記録媒体に上記プログラムやデータを書き込んで配布し、その記録媒体を用いて一般的なコンピュータ装置に上記プログラムやデータをインストールするようにしても良い。また、通信網400のような電気通信回線に接続されたコンピュータ装置に上記プログラムやデータを記憶させておき、他のコンピュータ装置からの要求に応じて上記プログラムを電気通信回線経由で配信し、そのプログラムをインストールさせるようにしても良い。このようにすると、一般的なコンピュータ装置に、本発明に係る楽曲データ生成装置100と同一の機能を付与することが可能になる。
100,100A、100B…楽曲データ生成装置、110…制御部、120…信号受信部、130…通信IF部、140…楽音演奏部、150…記憶部、151…揮発性記憶部、152…不揮発性記憶部、160…バス、200,200A,200B…家屋、300,300A,300B…スピーカ、400…通信網、500…センサ。
Claims (4)
- 家屋の建具に設けられその開閉を検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の所定の場所に設けられ検出対象である人若しくは動物がその場所を通過したことを検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の家具若しくは電気製品に設けられそれらに対して為された操作を検出して所定の信号を出力するセンサ、から出力される信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信される信号の時間変化に基づいて前記検出対象の行動を特定する特定手段と、
楽曲の構成要素を表す楽曲要素データが複数格納されているとともに、それら楽曲要素データの組み合わせ方を示す作曲テンプレートが前記特定手段により特定される各行動別に格納されている作曲ライブラリと、
前記特定手段により特定された行動に対応する作曲テンプレートを前記作曲ライブラリから読み出し、前記作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレートの示す組み合わせ方で組み合わせて楽曲データを生成する生成手段と、
を備えることを特徴とする楽曲データ生成装置。 - 前記作曲ライブラリには、各々異なるジャンルに属する楽曲の楽曲データを前記生成手段に生成させる複数の作曲テンプレートが前記特定手段により特定される各行動に対応付けて格納されており、
前記特定手段により特定された行動に対応する複数の作曲テンプレートのうちから1の作曲テンプレートを選択する選択手段をさらに備え、
前記生成手段は、
前記特定手段により特定された前記選択手段により選択された作曲テンプレートの示す組み合わせ方で前記作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データを組み合わせて楽曲データを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の楽曲データ生成装置。 - (A)第1の家屋の建具に設けられその開閉を検出して所定の信号を出力するセンサ、または、前記第1の家屋内の所定の場所に設けられ検出対象である人若しくは動物がその場所を通過したことを検出して所定の信号を出力するセンサ、または、前記第1の家屋内の家具若しくは電気製品に設けられそれらに対して為された操作を検出して所定の信号を出力するセンサ、のうちの少なくとも1つのセンサと、
(B)前記建具に設けられたセンサから出力される信号、または、前記所定の場所に設けられたセンサから出力される信号、または、前記家具若しくは電気製品に設けられたセンサから出力される信号、を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信される信号の時間変化に基づいて前記検出対象の行動を特定する特定手段と、
楽曲の構成要素を表す楽曲要素データが複数格納されているとともに、それら楽曲要素データの組み合わせ方を示す作曲テンプレートが前記特定手段により特定される各行動別に格納されている作曲ライブラリと、
前記特定手段により特定された行動に対応する作曲テンプレートを前記作曲ライブラリから読み出し、前記作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレートの示す組み合わせ方で組み合わせて楽曲データを生成する生成手段と、を有する楽曲データ生成装置と、
(C)前記楽曲データ生成装置により生成された楽曲データに応じた楽音を放音する放音装置と、
を備え、
前記放音装置は、
前記第1の家屋とは異なる第2の家屋に配備されるスピーカ、または、予め定められた通信アドレスで特定される携帯端末に設けられているスピーカである
ことを特徴とする楽音再生システム。 - コンピュータ装置に、
家屋の建具に設けられその開閉を検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の所定の場所に設けられ検出対象である人若しくは動物がその場所を通過したことを検出して所定の信号を出力するセンサ、または、その家屋内の家具若しくは電気製品に設けられそれらに対して為された操作を検出して所定の信号を出力するセンサ、から出力される信号を受信し、その時間変化に基づいて前記検出対象の行動を特定する第1のステップと、
楽曲の構成要素を表す楽曲要素データが予め格納されているとともに、それら楽曲要素データの組み合わせ方を示す作曲テンプレートが前記第1のステップにて特定される各行動別に予め格納されている作曲ライブラリから、前記第1のステップにて特定された作曲テンプレートを読み出し、該作曲ライブラリに格納されている楽曲要素データをその作曲テンプレートの示す組み合わせ方で組み合わせて楽曲データを生成する第2のステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005148413A JP2006323768A (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 楽曲データ生成装置、楽音再生システムおよびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2005148413A Pending JP2006323768A (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 楽曲データ生成装置、楽音再生システムおよびプログラム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013246742A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Azone Co Ltd | 受動型出力装置及び出力データ生成システム |
JP2019135802A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | 三菱電機株式会社 | 制御システム及び制御方法、並びにプログラム及び記録媒体 |
JP2019175371A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 東京瓦斯株式会社 | 見守りシステム |
-
2005
- 2005-05-20 JP JP2005148413A patent/JP2006323768A/ja active Pending
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