JP2011134003A - 宅配物受取システム - Google Patents

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泉 薄木
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正博 城所
Takeshi Wanaka
剛 和中
Toshitaka Sato
俊孝 佐藤
Yasushi Shinyashiki
泰史 新屋敷
Tomiichi Imai
富一 今井
Kaoru Murakami
薫 村上
Junichi Furukawa
順一 古川
Tomohiro Oda
智宏 織田
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Abstract

【課題】住宅への来訪者が正規の宅配物の配達人であるか否かを2枚のICタグを用いることなく簡単に確認することを可能にする。
【解決手段】住宅の戸外に設けられカメラ12を備えたインターホン子機10と、宅内に設けられたインターホン親機20とを備える。宅配物40の伝票41をカメラ12に向けると、読取手段24が伝票41の画像から識別情報を取得する。インターホン親機20は広域網NTを介して情報管理サーバ30と通信する。情報管理サーバ30は、宅配物40の識別情報と宅配物40の移動経路に関する配達情報とを対応付けて記憶手段31に記憶している。インターホン親機20の読取手段24が取得した識別情報が情報管理サーバ30に送信されると、記憶手段31から配達情報が抽出され、インターホン親機20に設けられ表示手段23に宅配物40の識別情報と配達情報とが表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、宅配物を受け取る際に、正規の宅配物および正規の配達人であることを確認することができる宅配物受取システムに関するものである。
一般に、住宅において宅配物を受け取る際には、戸外に設置されたカメラ付きのインターホン子機を用いることにより、家人が、来訪者の服装や配送車などの画像を確認するとともに、通話中に会話の内容を確認することによって宅配物の配達人と判断し、配達人と対面して宅配物を受け取っている。
また、集合住宅においては、共用スペースに宅配ボックスが設置されている場合があり、配達人と対面することなく宅配物を受け取ることができる場合があるが、宅配ボックスが設置されていない集合住宅では、戸建て住宅と同様に、届け先の部屋の前で宅配物を受け取ることになる。
しかしながら、昨今では宅配物の配達人を装い玄関を開けさせて侵入する犯罪が増加しており、社会問題となっている。その結果、正規の宅配物を宅配業者が配達する場合であっても、玄関を開けてもらうまでに時間がかかり、配送業務の効率が悪化するという問題が生じている。
この種の問題を解決するために、特許文献1に記載された宅配物配達人確認システムでは、宅配業者が管理する業者端末と、届け先に設けられているインターホンシステムとの間で通信可能とし、インターホンシステムにおいて戸外に設置されるカメラにICタグの情報を読み取るためのセンサを設けている。
ICタグとしては、宅配物の発送時に送り主と届け先とを含む宅配情報が書き込まれ伝票とともに宅配物に貼着される第1のICタグと、業者端末に登録されている配達人の画像と配達人に関する情報とが書き込まれ宅配物の配達人が携帯する第2のICタグとを設けている。
このシステムでは、宅配物の配達前には、第1のICタグに書き込まれた宅配情報と、第2のICタグに書き込まれた配達人に関する情報とが、業者端末からインターホンシステムに送信され、インターホンシステムに記憶される。また、宅配物の配達時には、カメラに設けたセンサにより第1および第2のICタグに書き込まれた情報が読み取られ、インターホンシステムにあらかじめ記憶されている情報と照合される。したがって、宅配物の配達時に、正規の宅配物であり、かつ宅配業者からの配達人であることを確認することができるようになっている。
特開2005−292921号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、配達人と宅配物とを宅配業者において事前に関連付ける必要があり、配達人が交代するときには、配達人に関する情報をあらためて送信しなければならず、業者にとっては利便性に劣るという問題がある。また、配達人がICタグを持つだけでなはく、宅配物にもICタグを貼着する必要があるから、無駄が多い上に、カメラに付設したセンサで両ICタグを読み取らせるための作業負担が大きいという問題もある。しかも、インターホンシステムでは、つねに宅配情報を受信できるよう待ち受けている必要があり、通信における安全性および省エネルギーの観点で好ましいとは言えない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、住宅への来訪者が正規の宅配物の配達人であるか否かを2枚のICタグを用いることなく簡単に確認することを可能にした宅配物受取システムを提供することにある。
本発明は、上述の目的を達成するために、住宅の戸外に設けられ宅配物の伝票に表記された識別情報が入力される入力手段を備えたインターホン子機、および宅内に設けられインターホン子機と通信するインターホン親機を備えるインターホンシステムと、インターホンシステムとは広域網を介して通信可能であって宅配物の識別情報と宅配物の移動経路に関する配達情報とを記憶し宅配業者が管理する情報管理サーバとを有し、情報管理サーバは、識別情報と配達情報とを対応付けて記憶した第1の記憶手段と、識別情報が指定されると記憶手段から配達情報を抽出する検索手段とを有し、インターホンシステムは、入力手段から入力された識別情報を情報管理サーバに送信することにより配達情報を抽出させるとともに抽出された配達情報を受信する通信手段と、インターホン親機に設けられ情報管理サーバから受信した配達情報を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
配達情報は、宅配物の送り元と届け先との少なくとも一方を含むことが望ましい。
配達情報は、宅配物の現在位置を示す情報を含んでいてもよい。
また、インターホンシステムは、少なくとも入力手段から入力された識別情報を記憶する第2の記憶手段と、インターホン親機に設けられた操作手段とを有し、操作手段は、第2の記憶手段に記憶内容が存在するときに操作されると、第2の記憶手段に記憶された識別情報と情報管理サーバから取得した配達情報とを通知手段により通知することが望ましい。
この場合、操作手段は、第2の記憶手段に記憶された識別情報を通知手段により通知したときには宅配物の再配達を依頼する操作が可能であって、操作手段により再配達の依頼をする操作を行うと、通信手段は、第2の記憶手段に記憶された識別情報とともに再配達の要求を情報管理サーバへ送信することが望ましい。
入力手段は、インターホン子機に設けたカメラと、宅配物の伝票をカメラで撮像した画像内から宅配物の識別情報を読み取る読取手段とにより構成することが望ましい。
住宅に配達された宅配物が投入される宅配ボックスが付加されている場合、情報管理サーバの第1の記憶手段は宅配物の決済方法を識別情報に対応付けて記憶しており、インターホンシステムは、宅配物の識別情報を情報管理サーバに送信し、当該識別情報に対応する決済方法として、不在時の決済が承認されている代金引換であることを情報管理サーバから受信したときには、当該宅配物の宅配ボックスへの投入を許可する構成を採用してもよい。
本発明の構成によれば、宅配物の配達人が入力手段により宅配物の識別情報を入力すると、情報管理サーバから配達情報を取得しインターホン親機において通知するから、正規の宅配物か否かをインターホン親機の通知手段によって知ることができる。すなわち、2枚のICタグを用いることなく、インターホン子機を用いて配達人に宅配物の識別情報を入力させることによって、届け先の家人は正規の宅配物か否かを確認することができるから、安心して宅配物を受け取ることができるようになる。
配達情報として、送り元と届け先との少なくとも一方を含んでいる場合には、住宅の家人は、宅配物の移動経路の出発点と到着点との少なくとも一方を確認することによって、安心感が増すことになる。
配達情報として、宅配物の現在位置を示す情報を含んでいる場合には、正しい宅配物であるときには、移動経路における現在位置が届け先の住宅付近になることを確認できるから、宅配物に対する安心感が増すことになる。
インターホンシステムに、識別情報を記憶する第2の記憶手段を設けておき、第2の記憶手段に記憶内容が存在するときに操作手段を操作すると、第2の記憶手段に記憶された識別情報と情報管理サーバから取得した配達情報とを通知手段により通知する構成では、家人の不在時に宅配物が配達された場合に、宅配物の識別情報を第2の記憶手段に記憶しておくことによって、帰宅後に宅配物の識別情報および配達情報を確認することが可能になる。
宅配物の再配達の依頼を可能にした構成では、識別情報とともに再配達の依頼を行うから、電話などによって再配達の依頼をする必要がなく、再配達の依頼を簡単に行うことができる。
また、入力手段が、インターホン子機に設けたカメラと、宅配物の伝票をカメラで撮像した画像内から宅配物の識別情報を読み取る読取手段とにより構成されている場合には、配達人は伝票をカメラに向けるだけで特段の操作を行う必要がなく、配達人の手間を省くことができる。
宅配ボックスを用いるとともに、不在時の決済が承認された代金引換を決済方法として情報管理サーバに登録している場合には、家人の不在時でも代金引換の宅配物を受け取ることが可能になる。
実施形態1を示すブロック図である。 同上における表示手段の表示例を示す図である。 同上における表示手段の表示例を示す図である。 実施形態2を示すブロック図である。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、戸外に配置されるカメラ付きのインターホン子機10と、宅内に配置されインターホン子機10と通信線Lsを介して接続されたインターホン親機20とによりインターホンシステムが構築され、このインターホンシステムがインターネットのような広域網NTを介して情報管理サーバ30と通信可能になっている。
図示例では、インターホンシステムにおけるインターホン親機20に、広域網NTと接続するための通信手段25を設けた例を示しているが、インターホン子機10に通信手段を設けることも可能である。あるいはまた、インターホン子機10とインターホン親機20との両方に、情報管理サーバ30との通信を行うための通信手段を設けることも可能である。
インターホン子機10は、スピーカおよびマイクロホンを備える通話手段11と、来訪者の動画像を撮像するカメラ12とを備える。通話手段11およびカメラ12は、インターホン親機20との間で音声信号・映像信号・制御信号の伝送を行うための回路部を含んでいる。制御信号は、インターホン子機10に設けた呼出釦13を来訪者が操作したときにインターホン親機20に通知する信号、インターホン親機20からのカメラ12の起動・停止を指示する信号などである。
インターホン親機20は、スピーカおよびマイクロホンを備えインターホン子機10との間で双方向に通話を行うための通話手段21と、カメラ12の起動・停止などの指示を行う操作手段22と、カメラ12で撮像した画像を表示する液晶表示器あるいはCRTのような表示手段23とを備える。操作手段22は、表示手段23とは別に設けたスイッチのほか、表示手段23と一体化されたタッチパネルも含んでいる。インターホン子機10と同様に、通話手段21および表示手段23は、インターホン子機10との間で音声信号・映像信号・制御信号の伝送を行うための回路部を含んでいる。
また、インターホン親機20は、カメラ12で宅配物40の伝票41を撮像したときに、伝票41の記載から必要な情報を抽出する読取手段24を備える。読取手段24の機能については後述する。さらに、本実施形態のインターホン親機20は、情報管理サーバ30との間で広域網NTを介して通信するための通信手段25を備える。なお、通話手段11,21は、マイクロホンを省略し、スピーカがマイクロホンとして兼用される構成を採用してもよい。
情報管理サーバ30は、宅配業者が管理するコンピュータサーバであり、個々の宅配物に関する識別情報と、宅配物の受付から到着までの移動経路に関する情報である配達情報が記録される。配達情報は、移動経路における出発点である宅配物の送り主の住所・氏名・連絡先と、移動経路における到着点である届け先の住所・氏名・連絡先との少なくとも一方であればよい。また、配達情報は、移動経路における現在位置であってもよい。あるいはまた、移動経路の出発点と到着点との少なくとも一方と、宅配物の現在位置との両方を配達情報に用いることもできる。
一般に、宅配物40は、送り主から届け先に到着するまでの間に、取扱店、営業所、配送センタのような拠点を経由し、運行車、集配車などの輸送手段により搬送される。宅配物40が各拠点を通過した日時や各輸送手段で搬送されている場所は、宅配物40の識別情報を読み取った日時および輸送手段に装備したGSPのような位置検出手段により把握されており、各拠点や各輸送手段の名称は、識別情報を読み取った装置に付随する。これらの拠点や輸送手段の名称、拠点の通過日時の情報、輸送手段による移動中の場所は、配達情報として記憶手段31に記録される。
近年、多くの宅配業者では、情報管理サーバ30から広域網NTを通して宅配物の配達情報を提供するサービスを行っている。具体的には、情報管理サーバ30が提供するウェブページを表示することができる端末装置を用い、ウェブページ内で宅配物の識別情報(実際には、伝票番号)を端末装置から入力すると、入力した識別情報に対応する宅配物の配達情報を通知するのである。
このサービスにおいて広域網NTを通して利用者に提供されるのは、拠点の名称および通過日時のみであり、宅配物40の識別情報が指定されると、拠点の名称および当該拠点の通過日時(入荷時刻と出荷時刻)を利用者に提供できるようにしてある。すなわち、送り主および届け先は提示されない。インターホン親機20では、上述したサービスを提供している技術を流用することにより配達情報を取得する。
情報管理サーバ30は、識別情報および配達情報が登録される記憶手段31と、識別情報が与えられると当該識別情報を記憶手段31から検索する検索手段32と、インターホン親機20との間で広域網NTを介して通信するための通信手段33とを備えている。検索手段32への識別情報は、後述するように、通信手段33を通してインターホン親機20から与えられる。検索手段32は、識別情報に基づいて記憶手段31から配達情報を抽出し、通信手段33を通して配達情報をインターホン親機20に返送する機能を備える。インターホン親機20では、情報管理サーバ30から広域網NTを通して配達情報を受け取ると、配達情報を識別情報とともに記憶手段26に格納し、また配達情報を識別情報とともに表示手段23に表示する。
本実施形態のインターホン親機20は、上述した構成のほか、情報管理サーバ30から返送された配達情報を宅配物40の識別情報に対応付けて記憶するための内蔵メモリからなる記憶手段26を備えている。また、記憶手段26に加えて、後述するように、家人が不在であって宅配物40を受け取れないときに、あらかじめ登録されているメールアドレスに電子メールを送信する電子メール送信手段27を備えている。
ところで、宅配物40に貼付されている伝票41には、個々の宅配物40を識別するための識別情報が印刷により表記されている。識別情報は、通常は複数組の数字列をハイフンで結合した伝票番号であり、伝票番号を表すバーコードも並記される。ただし、宅配物40の識別情報としては、必ずしも伝票番号を用いなくてもよく、宅配物40を個々に識別可能な情報であればよい。
以下では、配達人により宅配物40が配達されたときの動作について説明する。配達人は、インターホン子機10に付設された呼出釦13を操作して宅内の家人に宅配物40の到着を通知する。呼出釦13が操作されると、カメラ12が起動される。ここで、宅配業者との間で、配達人が伝票41をカメラ12に向けるように取り決めておくことにより、宅配物40の伝票41をカメラ12に向けさせる。
インターホン親機20に設けた読取手段24は、カメラ12が起動されている間に画像内から伝票の候補を抽出し、伝票の記載様式から伝票か否かを判断するとともに、伝票内でバーコードの位置を特定し、かつバーコードの内容を読み取る機能を有している。すなわち、読取手段24は、カメラ12で撮像した画像からバーコードを読み取る画像処理手段であり、バーコードの内容から宅配物40の識別情報(本実施形態では、伝票番号)を取得する。また、読取手段24では、取得した宅配物40の識別情報に基づいて宅配業者を特定する。ここに、宅配業者の特定とは、広域網NTにおける宅配業者のアドレス(URL)を、あらかじめ登録してある複数の宅配業者のアドレスの中から抽出することを意味する。
次に、通信手段25では、読取手段24が特定した宅配業者のアドレスを用いて情報管理サーバ30にアクセスし、読取手段24が読み取った宅配物40の識別情報を情報管理サーバ30に送信する。上述したように、情報管理サーバ30の検索手段32では、通信手段33を通して受け取った宅配物40の識別情報を記憶手段31に照合し、当該識別情報に対応した配達情報を記憶手段31から抽出する。宅配物40の識別情報を用いて記憶手段31から抽出した情報は、インターホン親機20への応答として通信手段33を通して送信される。
インターホン親機20では、情報管理サーバ30から応答を受信すると、受信した情報をを表示手段23に表示することによって住宅の家人に通知する。すなわち、表示手段23には識別情報および配達情報が表示されるから、該当する宅配物40が存在し、しかも配達情報により正規の宅配物であることを確認することができる。ここに、家人はカメラ12で撮像された伝票の記載を確認することによって、送り主や届け先も同時に確認することができる。すなわち、宅配物40が正規のものかを判断することが可能になる。
また、非正規の宅配物40である場合には、情報管理サーバ30の記憶手段31には、宅配物40の識別情報に対応する配達情報が存在しないから、情報管理サーバ30では、インターホン親機20に対して非正規である旨の応答を行い、非正規の物品であることを表示手段23の画面に表示させる(たとえば、「登録がありません」というメッセージを表示する)。一般に、正規の宅配物40を部外者が入手して持参できる可能性はきわめて低いから、表示手段23の画面に非正規の物品であることが表示されることによって、配達人を不審者と判断することが可能になる。また、仮に正規の宅配物40であったとしても、配達情報に不審があると家人が判断したときには、非正規の物品である可能性が高いと言える。
なお、上述の例では、インターホン親機20が情報管理サーバ30から取得した配達情報を識別情報とともに表示手段23の画面に表示することにより、正規の宅配物40か否かを家人に通知しているが、表示手段23の画面に表示する情報を読み上げた音声をインターホン親機20の通話手段21から出力するようにしてもよい。読み上げた音声を用いると、視覚障害者であっても利用することが可能になる。このように、インターホン親機20は、情報管理サーバ30から取得した配達情報を家人に通知する通知手段として、通話手段21と表示手段23との少なくとも一方を用いることができる。
また、宅配物40の伝票41に印刷する識別情報は、通常の1次元のバーコードのほか、2次元バーコード、文字などの他の形式で表記することも可能である。文字を用いる場合には、光学式文字読取の技術を用いることにより、カメラ12で撮像した画像から文字を抽出する。
光学式文字読取(OCR)の技術を用いる場合、宅配物40の識別情報として伝票番号ではなく、送り主や届け先などの文字情報を読み取り、読み取った文字を情報管理サーバ30において照合してもよい。あるいは、宅配物40の識別情報をICタグ(RFID)に記録しておき、ICタグから情報を読み取る読取手段をインターホン子機10に設けてもよい。
上述の構成では、インターホン親機20に読取手段24を設けることによって宅配物40の識別情報を取得しているが、インターホン子機10に数字入力釦(図示せず)を設けておき、宅配物40の識別情報を配達人に入力させるようにしてもよい。すなわち、宅配物40の識別情報を取得する入力手段としては、読取手段24のほか、数字入力釦を用いることもできる。
読取手段24は、インターホン親機20に設ける代わりにインターホン子機10に設けることも可能である。また、読取手段24の機能を分割し、カメラ12から出力される映像信号から伝票41の画像を取り込む機能をインターホン子機10に設け、宅配物40の識別情報を認識する機能をインターホン親機20に設けるようにしてもよい。
読取手段24により認識した宅配物40の識別情報では、宅配業者を判断することができない場合には、識別情報および配達情報を提供しているすべての宅配業者の情報管理サーバ30にアクセスすることによって、識別情報および配達情報を検索してもよい。
さらに、インターホン親機20に届け先の住所・氏名・連絡先をあらかじめ登録しておき、読取手段24が読み取った届け先の情報と照合するとともに、届け先の情報が異なっているときに、インターホン親機20とインターホン子機10との通話を自動的に打ち切るようにしてもよい。この場合、情報管理サーバ30に問い合わせることなく非正規の宅配物40に対して迅速な対応が可能になる。ただし、伝票の文字が手書き文字である場合や誤字を含む場合など、読取手段24が届け先の情報を誤認識する可能性もある。したがって、届け先のみの情報で通話の打ち切りを行う場合には、誤認識の可能性を考慮した判定基準を設定しておくことが必要である。
また、宅配業者でなければ、伝票をカメラ12に向けることを知らない場合があるから、インターホン子機10の呼出釦13が操作されてから所定時間内に伝票41の提示がない場合には、家人は宅配業者ではないと判断することができる。さらに、上述の動作例では、呼出釦13が操作されてカメラ12が起動されると、カメラ12の動作中において伝票41を自動的に認識しているが、カメラ12の起動後に、表示手段23の画面に伝票41が映されているときに、家人がインターホン親機12を操作することによって、伝票41の画像を取り込むようにしてもよい。
ところで、インターホン親機20は、図1に示すように、記憶手段26を備え、記憶手段26は、情報管理サーバ30から返送された配達情報を読取手段24で読み取った宅配物40の識別情報に対応付けて記憶する。
上述したように、宅配物40の識別情報は、配達人が伝票41をカメラ12に向けることによって読取手段24が自動的に認識するが、家人が在宅中であって宅配物40を受け取った場合には、記憶手段26に識別情報を記憶させることはなく、家人が不在であって宅配物40を受け取らなかった場合に、記憶手段26に識別情報が記憶される。したがって、記憶手段26に識別情報を記憶させるには、宅配物40が配達されたか否かを識別する情報を発生させることが必要である。
インターホン子機10には、宅配物40が未受領であるときに配達人が操作する未受領釦14を設けてあり、未受領釦14が操作されると、宅配物40の識別情報と、識別情報に基づいて情報管理サーバ30から取得した配達情報とを記憶手段26に保存する。また同時に、識別情報を読み取ったときの伝票41の画像も記憶手段26に保存する。ここに、未受領釦14は、呼出釦13と間違えて誤操作されないように、小孔内に操作部が設けられており、ペン先などを用いて操作部を押す構成としてある。
記憶手段26に識別情報、配達情報を保存したときには、表示手段23の画面に宅配アイコンが表示される。つまり、不在時に宅配物40の配達があったときに宅配アイコンが表示手段23の画面に表示される。ここに、インターホン子機10に設けた呼出釦13が操作されると、表示手段23の画面にはカメラ12で撮像した画像が表示されるが、不在時には通話を行わないから、呼出釦13の操作から一定時間が経過するとカメラ12の画像は非表示になる。したがって、家人の帰宅時には、表示手段23の画面に操作手段22としての宅配アイコン(図示せず)のみが表示された状態になる。
上述のように、表示手段23にはタッチパネルとしての操作手段22が一体化されており、宅配アイコンに触れることによって、図2に示す画面が表示される。すなわち、不在時に宅配物40の配送があったことを示すメッセージが表示手段23の画面に表示され、宅配物40の識別情報(伝票番号)、宅配物40の現在の場所、伝票の静止画像が併せて表示される。このように、表示手段23には、記憶手段26に保存された情報が表示される。
この画面には、操作手段22として再配達依頼釦29も表示される。また、インターホン親機20は、再配達を依頼する場合の依頼先のアドレス(情報管理サーバ30において再配達を依頼するウェブページのURL)を再配達依頼釦29に対応付けて記憶している。したがって、再配達依頼釦29に触れることによって、宅配業者の管理する情報管理サーバ30において再配達を依頼するウェブページにアクセスするとともに、宅配物40の識別情報およびインターホン親機20にあらかじめ登録されている届け先の氏名、住所、連絡先を送信する。再配達依頼釦29の操作により情報管理サーバ30がアクセスされたときには、インターホン親機20の表示手段23には、再配達依頼画面が表示される。
再配達依頼画面には、識別情報が表示され(再配達依頼用のフォーマットの各項目に必要な情報が入力された状態の画面が表示され)、再配達を希望する日時のみを入力するとともに、再配達依頼画面に操作手段22として表示された送信釦(図示せず)に触れることによって、通信手段25から必要な情報が情報管理サーバ30に送信され、再配達の依頼手続が完了する。
上述のように、家人の不在時には、宅配物40の伝票41をカメラ12に向けた後に、未受領釦14を操作するだけで、インターホン親機20には不在時に宅配物40の配達があったことが宅配物40の識別情報とともに記録されるから、配達人は、不在伝票を発行する必要がなく、配達人の手間を省くことができる。一方、家人は、帰宅後にインターホン親機20の表示手段23を確認することによって、不在時に宅配物40の配達があったことを知ることができる上に、インターホン親機20の簡単な操作のみで再配達依頼を行うことができる。
なお、上述の動作では、宅配物40の配達時に、宅配物40の識別情報を用いて情報管理サーバ30から配達情報を取得して識別情報とともに記憶手段26に記憶しているが、宅配物40の識別情報のみを記憶手段26に記憶しておき、家人の帰宅後に宅配アイコンに触れたときに、広域網NTを通して情報管理サーバ30から配達情報を取得するようにしてもよい。
また、記憶手段26は、少なくともインターホン親機25からのアクセスが可能であれば、インターホン親機25とは別体でもよく、またインターホン子機10に設けてもよい。
電子メール送信手段27は、宅配物40の配達時に家人が不在であって宅配物40を受け取っていない場合に、指定されたメールアドレスに宅配物40の配達があったことを通知するために設けられている。電子メールの送信先は、電子メール送信手段27に設定したメールアドレスで決められる。実際の使用にあたっては家人が保有する移動体電話機28を電子メールの送信先に指定することが多い。
すなわち、配達人が宅配物40を配達したときに家人が不在であり、インターホン子機10に設けた未受領釦14が操作されたときには、インターホン親機20は未受領の宅配物40に関する情報を記憶手段26に保存するだけではなく、電子メール送信手段27を用いることにより、移動体電話機28に宅配物40の配達があった旨の電子メールを送信する。
電子メールの内容は、不在時に宅配物40が配達された旨の通知と、宅配業者の名称、宅配物40の識別情報、再配達を依頼する場合の依頼先のアドレス(情報管理サーバ30において再配達を依頼するウェブページのURL)である。また、宅配物40の画像を写真付きメールで送信してもよい。したがって、この内容の電子メールを確認した届け先の家人は、宅配物40の受取を急ぐ場合であれば、移動体電話機28から再配達の依頼を行うことが可能になる。
上述のようにして、宅配物40の配達時に家人が不在であった場合に、インターホン親機20と移動体電話機28とのどちらからでも再配達の依頼を行うことが可能になる。なお、外出先で移動体電話機28から再配達の依頼を行った場合には、インターホン親機20における再配達依頼の設定内容を消去できるように、インターホン親機20の表示手段23には、必要に応じてキャンセル釦を表示する。
また、移動体電話機28から再配達の依頼を行った後に、インターホン親機20からも再配達の依頼を行う可能性があるが、このような場合には、情報管理サーバ30において同じ宅配物40に関する再配達の依頼のうち日時の早いほうの依頼のみを受け付けるようにしておけばよい。
上述した構成例において、記憶手段26と電子メール送信手段27とは、必須というわけではなく、記憶手段26と電子メール送信手段27とを備えていない構成であってもよい。また、記憶手段26を備え、電子メール送信手段27を備えていない構成を採用してもよい。すなわち、再配達の依頼を行う機能を省略した構成を採用してもよい。
上述の例では、情報管理サーバ30として、宅配業者が宅配物40の追跡を行うサービスを提供している既存のサーバを用いる場合を例示したが、情報管理サーバ30が配達情報だけではなく、送り主および届け先に関する情報(送り主および届け先の住所・名前・連絡先の情報)をインターホン親機20に提供するサーバを用いることも可能である。
この場合、宅配物40の配達時に家人が不在であり、かつ配達人が未受領釦14を操作した場合であって、表示手段23の画面に表示された宅配アイコンに触れた後の画面は図3のようになる。すなわち、不在時に宅配物40の配送があったことを示すメッセージが表示手段23の画面に表示され、併せて、宅配物40の識別情報(伝票番号)、送り主、届け先、伝票の静止画像が表示される。このように、表示手段23には、配達情報だけではなく、送り主、届け先についても表示される。
なお、上述のように宅配物40に貼付された伝票41の画像に基づいて、正規の宅配物40であることを確認しているから、宅配物40を配達している配達人の身元確認が可能になるとともに、不在時の記録を記憶手段26に残すことによって再配達の手続を容易に行うことが可能になる。また、伝票41に代えて身分証明書などの情報を読み取る構成を採用すれば、来訪者の身元確認を行う用途にも利用可能である。
(実施形態2)
上述の実施形態は、図4に示すように、実施形態1の構成に宅配ボックス50を付加したものである。宅配ボックス50は、一般に集合住宅において普及しているが、本実施形態では、戸建て住宅用の宅配ボックス50を想定している。すなわち、在宅時には宅配ボックス50を使用せず、不在時であって宅配ボックス50に宅配物40が入っていなければ配達人が宅配物40を宅配ボックス50に投入することができる構成を想定している。
また、不在時において宅配ボックス50に通常の宅配物40が投入されていれば、家人は宅配ボックス50から宅配物40を取り出すだけであり、配達時において宅配ボックス50に宅配物40が入っていれば、実施形態1の技術を用いて再配達を依頼すればよい。したがって、本実施形態では、宅配物40が代金引換を伴う場合について説明する。
本実施形態のインターホン子機10には、宅配ボックス50の追加に対応するために、後述する表示を行う表示器15を追加している。また、宅配ボックス50は、宅配物40の伝票41を撮像して識別情報を読み取る取得手段51を設けている。つまり、取得手段51は、伝票41を撮像するためのカメラと、宅配ボックス50内で伝票41を照明する照明装置と、カメラで撮像した画像に基づいて宅配物40の識別情報を認識する画像処理装置を備えている。
代金引換は、たとえば通信販売で商品を購入する場合の決済方法の一つであり、商品の注文時に決済方法として代金引換を指定しておくと、商品を宅配業者から受け取る際に代金および手数料を支払うことになる。支払い方法には、現金での支払いと、クレジットカードによる支払いとの選択が可能な宅配業者もある。
本実施形態は、代金引換による決済を選択した場合であって、宅配物40の配達時に不在であることが予想される場合に対処できることを目的にしている。ただし、不在時決済の承認手続をあらかじめ行っておくことが必要である。
不在時決済にあたっては、クレジットカードによる支払いのみが利用でき、また、クレジットカードを提示することができないから、事前にクレジットカードのカード番号などの情報を登録する不在時決済の認証手続が必要である。不在時決済の承認手続は、宅配物40ごとに行われ、情報管理サーバ30において決済方法およびクレジットカードのカード番号などの情報が登録される。
本実施形態では、情報管理サーバ30の記憶手段31に、識別情報および配達情報とともに決済方法が対応付けて記憶され、不在時決済の承認手続が行われているときは、記憶手段31には、決済方法として、不在時の決済が承認された代金引換であることが記憶される。
配達人が代金引換による宅配物40を宅配ボックス50に投入する場合、まず、届け先の在宅時と同様に、呼出釦13の操作後に宅配物40の伝票41をカメラ12に向ける。したがって、インターホン親機20では、宅配物40の識別情報を取得し、さらに情報管理サーバ30から配達情報を取得する。このとき、決済方法も同時に取得される。
ここで、配達情報に含まれる届け先が、インターホン親機20にあらかじめ登録されている届け先と一致する場合であって、当該識別情報の宅配物40の決済方法として、不在時の決済が承認された代金引換である場合(不在時決済の承認手続が事前に行われている場合)には、インターホン子機10の表示器15には、たとえば、「不在時決済が可能です」のようなメッセージが表示される。すなわち、代金引換の宅配物40を宅配ボックス50に投入することが許可される。なお、このメッセージは、宅配ボックス50に宅配物40が入っている場合には表示されない。
上述のメッセージにより、配達人は不在時決済が可能であることを知ることになる。そこで、配達人は、宅配ボックス50に宅配物40を投入した後に、宅配ボックス50を閉じると、取得手段51が起動され、伝票41に記載された識別情報が取得手段51で読み取られる。ここで、インターホン親機20は、読取手段24で先に取得した宅配物40の識別情報と、取得手段51で読み取った識別情報とを照合し、両者が一致していれば、情報管理サーバ30に対して宅配物40の識別情報とともに受領通知を送信し、決済手続を実行させる。
ここで、識別情報が一致しない場合、カメラ12で撮像した宅配物40と、宅配ボックス40に投入した宅配物40とが異なっている可能性があるから、宅配ボックス50を開いて、正規の宅配物40を投入するように配達人に促すことになる(表示器15に表示する)。また、配達人は、宅配物40を宅配ボックス40に投入できなければ、実施形態1と同様に、不在時の手続を行い、宅配物40を持ち帰ればよい。
上述の例とは異なる手順として、不在時決済に用いる決済釦16を設ける構成を採用してもよい。すなわち、家人が不在であり宅配物40が受領されていない場合に、配達人が決済釦16を操作するようにしてもよい。決済釦16が操作されると、インターホン親機20は、すでに取得している宅配物40の識別情報を情報管理サーバ30に送信し、決済手続を行わせる。また、配達人は決済釦16の操作後に、宅配物40を宅配ボックス50に投入し、宅配ボックス50を閉じることによって配達を完了する。この場合、宅配ボックス50における取得手段51により宅配物40を確認した後、インターホン親機20から情報管理サーバ30に対して宅配物40の識別情報とともに受領通知を送信する。
上述したように、配達人は、届け先の家人が不在であっても、宅配ボックス50とクレジットカードとの利用によって、代金引換の宅配物40の配達を行うことが可能になる。なお、クレジットカードに代えて電子マネーを用いることも可能である。他の構成は実施形態1と同様であり、届け先の家人の在宅時や代金引換を伴わない不在時における動作は実施形態1と同様である。
10 インターホン子機
11 通話手段
12 カメラ
13 呼出釦
14 未受領釦
15 表示器
16 決済釦
20 インターホン親機
21 通話手段
22 操作手段
23 表示手段(通知手段)
24 読取手段(入力手段)
25 通信手段
26 記憶手段(第2の記憶手段)
27 電子メール送信手段
28 移動体電話機
30 情報管理サーバ
31 記憶手段(第1の記憶手段)
32 検索手段
33 通信手段
40 宅配物
41 伝票
50 宅配ボックス
NT 広域網

Claims (7)

  1. 住宅の戸外に設けられ宅配物の伝票に表記された識別情報が入力される入力手段を備えたインターホン子機、および宅内に設けられインターホン子機と通信するインターホン親機を備えるインターホンシステムと、インターホンシステムとは広域網を介して通信可能であって宅配物の識別情報と宅配物の移動経路に関する配達情報とを記憶し宅配業者が管理する情報管理サーバとを有し、情報管理サーバは、識別情報と配達情報とを対応付けて記憶した第1の記憶手段と、識別情報が指定されると記憶手段から配達情報を抽出する検索手段とを有し、インターホンシステムは、入力手段から入力された識別情報を情報管理サーバに送信することにより配達情報を抽出させるとともに抽出された配達情報を受信する通信手段と、インターホン親機に設けられ情報管理サーバから受信した配達情報を通知する通知手段とを備えることを特徴とする宅配物受取システム。
  2. 前記配達情報は、前記宅配物の送り元と届け先との少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1記載の宅配物受取システム。
  3. 前記配達情報は、前記宅配物の現在位置を示す情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の宅配物受取システム。
  4. 前記インターホンシステムは、少なくとも前記入力手段から入力された前記識別情報を記憶する第2の記憶手段と、前記インターホン親機に設けられた操作手段とを有し、操作手段は、第2の記憶手段に記憶内容が存在するときに操作されると、第2の記憶手段に記憶された識別情報と前記情報管理サーバから取得した配達情報とを前記通知手段により通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の宅配物受取システム。
  5. 前記操作手段は、前記第2の記憶手段に記憶された前記識別情報を前記通知手段により通知したときには前記宅配物の再配達を依頼する操作が可能であって、操作手段により再配達の依頼をする操作を行うと、前記通信手段は、第2の記憶手段に記憶された識別情報とともに再配達の要求を前記情報管理サーバへ送信することを特徴とする請求項4記載の宅配物受取システム。
  6. 前記入力手段は、前記インターホン子機に設けたカメラと、前記宅配物の伝票をカメラで撮像した画像内から宅配物の識別情報を読み取る読取手段とにより構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の宅配物受取システム。
  7. 前記住宅に配達された前記宅配物が投入される宅配ボックスが付加され、前記情報管理サーバの前記第1の記憶手段は前記宅配物の決済方法を前記識別情報に対応付けて記憶しており、前記インターホンシステムは、宅配物の識別情報を情報管理サーバに送信し、当該識別情報に対応する決済方法として、不在時の決済が承認されている代金引換であることを情報管理サーバから受信したときには、当該宅配物の宅配ボックスへの投入を許可することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の宅配物受取システム。
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