JP2019105053A - 設備機器作動システム - Google Patents
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Abstract
Description
マンションシステム側は、上記帰宅した居住者により入力された認証情報等と、予め管理している認証情報等とを照合して認証を行い、認証成功であれば、共同玄関扉を解錠する。
このように、マンションシステムは、居住者以外の第三者がマンション内に勝手に侵入しないよう、通常は共同玄関扉を施錠し、認証情報等を設定して、防犯上のセキュリティを確保している。
特許文献1に開示のシステムにおいては、マンションの居住者が指紋データを登録しておき、マンションに入室する際、指紋照合端末器によって指紋データを読み取ることにより、共同玄関の電気錠が解錠さるようになっている。
また、特許文献1のシステムにおいては、指紋照合端末器によって指紋データを読み取ることにより、エレベータホールにエレベータを移送させることができる。
特許文献1のシステムでは、このように構成されていることから、従来のようなキー操作を軽減でき、防犯面で優れ、且つ利便性にも優れたシステムを提供することが可能となっている。
また、仮に無人で居住者の指紋の登録を行うシステムを構築したとしても、悪意のある第三者が居住者になりすまして登録を行う恐れもある。
(第1の実施の形態の概要)
本発明の第1の実施の形態における設備機器作動システムは、施設に居住又は当該施設を利用するユーザに対して所定のサービスを提供する設備機器を、ユーザが利用可能とするために認証情報として使用する生体情報を、上記施設に設置されている収納装置を用いて生体情報管理装置に登録するものである。
また、管理サーバは当該生体情報とは別のユーザの認証情報を用いて上記ユーザの認証を行い、当該認証が成功した場合に、ユーザが自身の生体情報を上記生体情報管理装置に登録することを許可する。
(1)設備機器作動システムの全体構成
図1は、本発明の第1の実施の形態における設備機器作動システムの構成を示す図である。
図に示すように、設備機器作動システムは、集合住宅等の施設の共用部等に設置され、複数の居住者宛の物品を施錠状態で保管する等、当該複数の居住者等により共同で使用される収納装置10と、集合住宅等の共同玄関扉やエレベータ等の設備機器20と、上記設備機器20を作動させるための生体情報を登録するための第1,第2の認証情報及び上記収納装置10を解錠する第3の認証情報を管理する管理サーバ30と、上記設備機器20を作動させる際に生体情報等を入力する生体情報入力装置40と、ユーザが施設に入って来たことの連絡先であるユーザの関係者が操作する連絡先端末50と、上記生体情報を管理する生体情報管理装置60と、上記生体情報を生体情報管理装置60に登録する際に入力する生体情報登録装置70と、上記生体情報の登録の際に用いられる第1の認証情報及び収納装置10の収納ボックスを解錠させるための第3の認証情報が記録されている認証媒体90とを有して構成される。
これら第1〜第3の認証情報については後述する。
また、収納装置10は、上記ネットワーク100を介して管理サーバ30及び連絡先端末50とそれぞれ通信可能に接続されているとともに、LAN等のネットワークを介して、設備機器20及び生体情報管理装置60とそれぞれ通信可能に接続されている。
また、生体情報管理装置60は、上述のように、収納装置10と通信可能に接続されているとともに、生体情報入力装置40及び生体情報登録装置70ともLAN等のネットワークを介してそれぞれ通信可能に接続されている。
登録後、ユーザは、設備機器20近傍に設置された生体情報入力装置40又は生体情報登録装置70に接近すると、生体情報入力装置40又は生体情報登録装置70がユーザの顔画像を読み取り、生体情報管理装置60はその読み取った顔画像に基づく生体情報と上記登録済みの生体情報との間で認証を行い、認証が成功すると、当該ユーザによる設備機器20利用が許可される。
収納装置10は、複数の施錠可能な収納ボックスを備え、当該収納ボックスにユーザ宛の物品を収納するものである。収納装置10は、例えば、居住利用施設の共用部(エントランス)に設置される。
また、図3は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10の正面側の外観図である。
図に示すように、収納装置10は、CPU等から構成され収納装置10全体を制御する制御部11と、各種情報を格納する情報格納部12と、ネットワーク100を介して管理サーバ30と通信を行う通信部13と、各種情報を表示する表示部14と、各種キーを備え情報入力が可能であるとともに、収納ボックスの解錠用の認証情報の読取り等をする操作部15と、ユーザ宛の物品を収納する収納ボックスを複数備えた収納部16とを有して構成される。
各部11〜16は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部11の制御の下、種々の処理が実行される。
制御部11は、情報格納部12から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部12に情報の書込みを実行する。
情報格納部12は、制御部11で実行するプログラムを記憶する領域や制御部11が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部11は、その情報格納部12に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
図に示す例では、認証DB121は、収納ボックスを解錠するための認証情報である第3の認証情報と、ユーザの居住又は利用する部屋の部屋番号情報と、ユーザが利用可能な設備機器20を示すユーザの設備機器の利用許可情報と、ユーザの居住する階又は利用する階を示す各ユーザの居住階/利用階情報とを各ユーザを識別するユーザID又は各作業員を識別する作業員IDに対応付けて管理している。
認証が成功した場合、制御部11は、該当する収納部16の収納ボックスを解錠させ、ユーザは、その解錠した収納ボックスから物品(例えば自分宛の配送物)を取り出すことができる。
例えば、認証DB121は、上記設備機器の利用許可情報として、設備機器20個々を特定する設備機器20の識別情報あるいはその設備機器20の利用の際に生体情報を入力する生体情報入力装置40又は生体情報登録装置70の識別情報を管理してもよい。
例えば、あるユーザが、集合玄関扉からの入場及び1階及び5階からのエレベータの利用が許可されている場合には、認証DB121は、当該集合玄関扉ならびに1階及び5階のエレベータ乗り場に設置されている生体情報入力装置40の識別情報を、当該ユーザのユーザIDに対応付けて上記設備機器の利用許可情報として管理する。
認証DB121は、集合玄関扉については、上記設備機器の利用許可情報として、当該集合玄関扉を示す設備機器20の識別情報又は集合玄関扉近傍に設置されている生体情報入力装置40の識別情報を管理してもよい。
また、認証DB121は、エレベータ乗り場に設置されている生体情報入力装置40の識別情報に代えて、当該エレベータを示す設備機器20の識別情報及び生体情報入力装置40の設置階の情報を上記設備機器の利用許可情報として管理してもよい。
収納装置10の制御部11は、ユーザがエレベータを利用する際に生体情報の認証において成功した旨の情報を生体情報管理装置60から受信すると、当該生体情報の認証に成功したユーザが、生体情報を入力した生体情報入力装置40の設置階からエレベータを利用することが許可されているか否かを上記設備機器の利用許可情報に基づいて判断する。
収納装置10の制御部11は、当該ユーザが、生体情報を入力した生体情報入力装置40の設置階からエレベータを利用することが許可されていると判断した場合には、上記居住階/利用階情報に示される階へエレベータかごを移動させる又は移動を許可する制御信号を設備機器20であるエレベータへ送信する。
図に示す例では、収納ボックスDB122は、各収納ボックスを示すボックス番号に対応付けて、収納ボックスの種類(保冷機能付きの有無等)と、収納ボックスのサイズと、収納ボックスに物品を入庫した入庫者と、収納ボックス内の物品の取出し(解錠)が許可されている取出許可者と、物品の収納状況(「使用中(入庫)」か「未使用(空き)」か)とをそれぞれ示す情報を管理している。
上記入庫者及び取出許可者がユーザの場合には、当該ユーザの部屋番号が記録されている。また、上記入庫者及び取出許可者が配送事業者の場合には、当該配送事業者のIDが記録されている。
これはあくまでも一例であり、入庫者及び取出許可者がある程度特定できる情報であれば、他の情報でもよく、部屋番号に代えてユーザIDでもよい。
通信部13は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
制御部11は、情報格納部12から画像を読み出し、画像出力処理を実行して画面情報を生成する。また、制御部11は、通信部13が管理サーバ30から受信した画像情報に対して画像出力処理を実行して画面情報を生成する。
制御部11は、上記生成した画像情報を表示部14へ出力する。
表示部14は、上記入力した画像情報をディスプレイ等に画面表示する。
また、制御部11は、制御信号を表示部14へ出力し、表示部14が有するランプを点灯させることもできる。
制御部11は、上記操作内容を示す信号を入力すると、当該信号の内容に応じて、表示部14へその操作内容に応じた画面表示を行う旨の制御信号を表示部14へ出力する。
表示部14は、その制御信号を入力すると、当該制御信号に応じて画面表示を行う。
なお、上記表示部14と操作部15は一体に構成され、タッチパネルを形成してもよい。
ユーザは、上記収納ボックスの解錠用の第3の認証情報が記録されている認証媒体90を操作部15(情報読取装置)にかざす等して所定距離内まで接近させると、操作部15は、上記認証媒体90から上記第3の認証情報を読み取る。
各収納ボックスは、例えば、少なくとも一部に扉等が設けられており、扉が解錠及び開扉することにより、当該扉の部分が開口し、ユーザ又は事業者は当該開口部から物品を取り出したり、入庫したりすることが可能に構成されている。
制御部11は、物品が未入庫の収納ボックスについては、ユーザ又は事業者が例えば所定のキーを押下する等して操作部15が操作されると、認証処理を行うことなく、当該収納ボックスを解錠する。
一方、制御部11は、物品が入庫されている収納ボックスについては、操作部15により入力されたユーザ又は事業者(作業員)の第3の認証情報に基づいて認証処理を行い、成功したときのみ、該当する収納ボックスを解錠する。
ユーザは、当該解錠した収納ボックス内の自身宛の配送物やクリーニング済みの衣類を取り出したり、配送を希望する配送物や未クリーニングの衣類等を入庫したりすることができる。
また、事業者は、ユーザ宛の配送物やクリーニング品等を入庫したり、上記ユーザが入庫した配送を希望する配送物や未クリーニングの衣類等を取り出したりすることができる。
施解錠装置は、例えば、制御部11から送出される制御信号により施解錠される電気錠で、収納ボックスの扉の施錠・解錠状態を検知することができる。
収納ボックスの扉には、開く方向に付勢力が作用しており、施解錠装置により解錠されると、扉は自動で開くようになっている。
また、ユーザ又は事業者が収納ボックスの扉を上記記付勢力に抗して閉じると、施錠が自動で行われる。
施解錠装置は、上記のような電気錠又は施錠用のレバー機構に限らず、従来から存在するあらゆる一般的な施解錠装置を適用することが可能である。
この場合、制御部11は、当該物品検知センサからの入力信号に基づいて、物品が収納ボックスに収納されていることを確認(検出)することができる。
上記物品検知センサは、例えば、赤外線等の光学センサや重量センサ等により構成される。
ユーザ又は作業員は、収納装置10に設けられている1以上の収納ボックスのうち、空いている未使用のものを解錠して配送物(物品)を入庫する。
その後、ユーザ又は作業員は、当該収納装置10の収納ボックスに入庫された配送物を取り出す。
一方、収納装置10の収納ボックスにユーザ宛の配送物が既に入庫され、閉扉及び施錠されている場合には、当該ユーザ(同じ住戸のユーザを含む)のみが当該収納装置10の収納ボックスを解錠可能であり、他の住戸のユーザ及び作業員は解錠することができない。
収納装置10の収納ボックスは、収納中の物品を1度取り出して空の状態になってはじめて、他の物品を収納することが許可される。
設備機器は、集合住宅等の施設に設置される設備又は機器であり、認証が成功した場合に当該施設において居住者等のユーザに対して所定のサービスを提供するものである。
例えば、設備機器20は、集合玄関扉、エレベータ、電動車両等の充電器、宅配ボックス等の収納装置(収納装置10)等である。
本実施の形態では、設備機器20は、一例として、集合玄関扉、エレベータ及び収納装置(収納装置10)であるとして、以下、説明を進める。
図に示すように、設備機器20は、CPU等から構成され設備機器20全体を制御する制御部21と、物理的に作動することによりユーザに対してサービスを提供する作動部22と、ネットワークを介して収納装置10と通信を行う通信部23とを有して構成される。
各部21〜23は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部21の制御の下、種々の処理が実行される。
また、例えば、設備機器20がエレベータである場合、上記作動部22は、エレベータかご、駆動機構及びその他一般的なエレベータを構成する部品等から構成され、制御部21からの制御信号により、エレベータかごを現在ユーザがいる階まで呼び込み、また、ユーザがエレベータかごに乗った後は、ユーザが居住又は利用する階まで自動的に昇降する。
また、例えば、設備機器20が収納装置(収納装置10)である場合、上記作動部22は収納装置本体及びその他一般的な収納装置を構成する部品等から構成され、制御部21からの制御信号により、収納装置の収納ボックスを解錠する。
管理サーバ30は、設備機器20を作動させるための生体情報を管理する情報処理装置であって、居住/利用施設の内部又は外部いずれに設置されていてもよい。
図に示すように、管理サーバ30は、管理サーバ30全体を制御する制御部31と、ユーザの情報及び物品の状況等の情報を格納する情報格納部32と、収納装置10及び連絡先端末50との間で各種情報の送受信を行う通信部33とを有して構成される。
各部31〜33は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部31の制御の下、種々の処理が実行される。
制御部31は、情報格納部32から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部32に情報の書込みを実行する。
情報格納部32は、制御部31で実行するプログラムを記憶する領域や制御部31が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部31は、その情報格納部32に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
通信部33は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
また、図7には、本発明の第1の実施の形態における管理サーバ30の情報格納部32が格納する各データベース321,323,324が示されている。
図に示すように、情報格納部32は、設備機器20を作動させるために必要な生体情報の登録の際に用いられるパスワード等の認証情報等を管理するユーザDB321と、収納装置10の収納ボックスを解錠するための認証情報(第3の認証情報を含む)を管理する認証DB323と、収納装置10の収納ボックスにおける物品の収納状況を管理する収納ボックスDB324とを格納する。
すなわち、認証DB121,323同士、収納ボックスDB122,324同士で情報の同期がとられ、最新の情報に更新される。
図に示す例では、ユーザDB321は、ユーザ名と、ユーザの住所情報(部屋番号、施設の居住階・利用階を含む)と、認証媒体90に記録されている認証情報であって生体情報の登録の際に用いられる第1の認証情報と、ユーザが記憶しているパスワード等の認証情報であって生体情報の登録の際に用いられる第2の認証情報と、収納ボックス解錠用の認証情報である第3の認証情報と、ユーザ帰宅時の連絡先を示す連絡先情報(メールアドレス等)とをそれぞれユーザを識別するID(ユーザID)に対応付けて管理している。
生体情報入力装置40は、集合住宅等の施設内に設置され、近傍にいる又は通過するユーザの生体情報又は生体情報の元となるデータを入力する。
生体情報入力装置40は、その入力した生体情報又は生体情報の元となるデータを生体情報管理装置60へ送信する。
生体情報管理装置60は、その生体情報入力装置40から受信した生体情報又は受信した元となるデータに基づいて生成した生体情報と、生体情報DB621内の生体情報とを照合して認証を行い、認証成功であれば、認証成功であることを示す情報を収納装置10へ送信する。
収納装置10は、上記認証成功の情報を生体情報管理装置60から受信すると、該当する設備機器20を作動させるよう制御信号を設備機器20へ出力する。
図に示すように、生体情報入力装置40は、生体情報入力装置40全体を制御する制御部41と、各種情報を格納する情報格納部42と、生体情報管理装置60との間で各種情報の送受信を行う通信部43と、カメラ等から構成され生体情報を入力する生体情報入力部44とを有して構成される。
各部41〜44は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部41の制御の下、種々の処理が実行される。
例えば、設備機器20である集合玄関扉を作動させるために顔画像データを入力する生体情報入力装置40の情報格納部42には、当該集合玄関扉の識別情報が格納されている。
また、例えば、設備機器20であるエレベータを作動させるために顔画像データを入力する生体情報入力装置40の情報格納部42には、当該エレベータの識別情報及び自装置の設置階の情報が格納されている。
連絡先端末50は、顔認証を行うユーザの関係者により操作される情報処理装置である。
ユーザの関係者とは、例えば、ユーザの家族や友人、同僚等といったユーザが施設に入ったことの連絡先となる者である。
例えば、ユーザは集合住宅に帰宅し、集合玄関扉を開扉したとき、その帰宅した旨の情報が、ユーザの関係者の操作する連絡先端末へ通知される。
連絡先端末50は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、携帯電話、PDA、PHS、PC等の携帯型情報処理装置である。
また、連絡先端末50は、専用部内(住戸やオフィス等)に設置されるインターホンであってもよい。
連絡先端末50は、通信機能を用いてネットワークを介して管理サーバ30と通信を行い、管理サーバ30からユーザの帰宅を示す帰宅情報の通知を受ける。
図に示すように、連絡先端末50は、CPU等から構成され連絡先端末50全体を制御する制御部51と、各種情報を格納する情報格納部52と、ネットワーク100を介して管理サーバ30と通信を行う通信部53と、各種情報を表示する表示部54と、各種キー等を備え情報入力を行うために用いられる操作部55とを有して構成される。
また、上記表示部54と操作部55は、一体に構成され、タッチパネルを構成してもよい。
各部51〜55は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部51の制御の下、種々の処理が実行される。
制御部51は、情報格納部52から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部52に情報の書込みを実行する。
情報格納部52は、制御部51で実行するプログラムを記憶する領域や制御部51が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部51は、その情報格納部52に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
通信部53は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
制御部51は、情報格納部52から画像を読み出し、画像出力処理を実行して画面情報を生成する。また、制御部51は、通信部53が管理サーバ30から受信した画像情報に対して画像出力処理を実行して画面情報を生成する。
制御部51は、上記生成した画像情報を表示部54へ出力する。
表示部54は、上記入力した画像情報をディスプレイ等に画面表示する。
また、制御部51は、制御信号を表示部54へ出力し、表示部54が有するランプを点灯させることもできる。
制御部51は、上記操作内容を示す信号を入力すると、当該信号の内容に応じて、表示部54へその操作内容に応じた画面表示を行う旨の制御信号を表示部54へ出力する。
表示部54は、その制御信号を入力すると、当該制御信号に応じて画面表示を行う。
なお、上記表示部54と操作部55は一体に構成され、タッチパネルを形成してもよい。
連絡先端末50は、制御部51がユーザの要求に応じてHTTP(Hypertext Transfer Protocol)要求を生成して送信する機能と、HTTP応答(応答の一例)を解釈して利用者に提示する機能とを有する。
例えば、情報格納部52は、一例としてWebブラウザを格納する。
制御部51は、HTTP応答を解釈して画像データや音声データを生成し、表示部54に表示したり、音声を連絡先端末50が有するスピーカから出力したりすることで、HTTP応答をユーザに提示する。
生体情報管理装置60は、設備機器20を作動させるための生体情報を管理する情報処理装置であって、居住/利用施設の内部又は外部いずれに設置されていてもよい。
本実施の形態では、生体情報管理装置60は、一例として、収納装置10の筐体内に内蔵されているものとする。
図に示すように、生体情報管理装置60は、生体情報管理装置60全体を制御する制御部61と、生体情報を格納する情報格納部62と、収納装置10、生体情報入力装置40及び生体情報登録装置70との間で各種情報の送受信を行う通信部63とを有して構成される。
各部61〜63は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部61の制御の下、種々の処理が実行される。
制御部61は、情報格納部62から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部62に情報の書込みを実行する。
情報格納部62は、制御部61で実行するプログラムを記憶する領域や制御部61が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部61は、その情報格納部62に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
通信部63は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
また、図11に示すように、情報格納部62は、設備機器20を作動させるための各ユーザの生体情報を管理する生体情報DB621を格納する。
図に示す例では、生体情報DB621は、顔画像に基づいて作成された設備機器20を作動させるための認証用の生体情報と、各ユーザの居住階又は利用階の情報とを各ユーザのユーザIDに対応付けて管理している。
生体情報登録装置70は、収納装置10の筐体内部に設置されるか、又は収納装置10の近傍に設置されている。
生体情報登録装置70は、設備機器20を作動させるために必要な生体情報を生体情報管理装置60に登録する際に、ユーザの生体情報又は生体情報の元となるデータを入力する機器である。
上記生体情報又は生体情報の元となるデータは、ユーザを特定可能なものであれば上記例に限定されない。
以下、本実施の形態では、一例として、生体情報登録装置70が入力する生体情報の元となるデータを顔画像とし、生体情報登録装置70はその顔画像を読み取るカメラ等から構成されるものとする。
生体情報管理装置60は、その生体情報登録装置70から受信した生体情報又は受信した元となるデータ(顔画像データ等)に基づいて生成した生体情報を、生体情報DB621に登録する。
登録後、生体情報の認証が可能となる。
生体情報登録装置70は、収納装置10に内蔵又はその近傍に設置されており、ユーザの生体情報又は生体情報の元となるデータを入力する。
生体情報登録装置70は、その入力した生体情報又は生体情報の元となるデータを生体情報管理装置60へ送信する。
生体情報管理装置60は、その生体情報登録装置70から受信した生体情報又は受信した元となるデータに基づいて生成した生体情報と、生体情報DB621内の生体情報とを照合して認証を行い、認証成功であれば、認証成功であることを示す情報を収納装置10へ送信する。
収納装置10は、上記認証成功の情報を生体情報管理装置60から受信すると、収納ボックスを解錠する等の動作を実行する。
図に示すように、生体情報登録装置70は、生体情報登録装置70全体を制御する制御部71と、各種情報を格納する情報格納部72と、管理サーバ30との間で各種情報の送受信を行う通信部73と、カメラ等から構成され生体情報を入力する生体情報入力部74とを有して構成される。
各部71〜74は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部71の制御の下、種々の処理が実行される。
認証媒体90は、ユーザが携帯する認証媒体であり、設備機器20を作動させるための生体情報を生体情報管理装置60に登録するための第1の認証情報が記録されている。
認証媒体90は、例えば、磁気、光磁気又は電気的にメモリ等に認証情報が記録されたICカード等の媒体であってもよいし、文字情報やコード情報が表面に印刷又は形成された媒体であってもよい。
その後、第1の認証情報は管理サーバ30へ送信され、管理サーバ30は、その第1の認証情報と、ユーザDB321内の第1の認証情報との照合を行って認証を行い、認証が成功であれば、生体情報登録装置70により撮影されたユーザの顔画像に基づいた情報が認証用の生体情報として生体情報管理装置60の生体情報DB621に登録される。
(1)ユーザが生体情報を登録するときの動作
図14,15は、本発明の第1の実施の形態において、ユーザが生体情報を登録するときの設備機器作動システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
このとき、収納装置10の表示部14には、使用目的の選択画面が表示されている。
その使用目的の選択画面には、「物品の入庫」、「物品の取出」及び「生体情報の登録」等の選択アイコンが表示されている。
ここで、ユーザは、収納装置10の使用目的として、収納装置10の操作部15を用いて「生体情報の登録」を選択すると、操作部15は、ユーザの使用目的が「生体情報の登録」であることを示す選択信号を制御部11へ入力する(ステップS101)。
ユーザがその画面表示に従って、認証媒体90を操作部15に接近させると、操作部15は、赤外線等の近距離無線通信機能やコードリーダ機能を用いて、ユーザが携帯する認証媒体90に書き込まれている第1の認証情報を読み取る(ステップS103)。
制御部11は、上記第1の認証情報を示す信号が入力されると、パスワード等の第2の認証情報の入力を促す画面情報を生成し、表示部14へ出力し、表示させる(ステップS104)。
ユーザがその画面表示に従って、操作部15を操作して、テンキー入力等により第2の認証情報を入力する(ステップS105)。
操作部15は、上記入力された第2の認証情報を示す信号を制御部11へ出力する。
制御部31は、上記第1,第2の認証情報を示す信号が入力されると、ユーザDB321を参照し、当該入力信号に示される第1及び第2の認証情報が、ユーザDB321において互いに対応付けられて管理されているか否かを判断して認証を行う(ステップS107)。
制御部11は、その認証失敗を示す信号が入力されると、生体情報の登録が不可であることを示す画面情報を生成し、表示部14に表示させ、動作を終了する(ステップS109)。
制御部11は、その認証成功を示す信号が入力されると、その認証成功の情報を通信部13に生体情報管理装置60へ送信させる(ステップS111)。
制御部61は、その認証成功を示す信号が入力されると、上記収納装置10に内蔵されている、又は近傍に設置されている生体情報登録装置70を作動させるための制御信号を通信部63に、当該生体情報登録装置70へ送信させる(ステップS112)。
当該制御信号には、上記認証成功の情報に含まれるユーザIDが含まれている。
制御部71は、当該制御信号が入力されると、生体情報入力部74を作動させ、生体情報又は生体情報の元となるデータ(ここでは一例として、ユーザの顔画像)の動画撮影を開始させる(ステップS113)。
上記顔画像の動画には、上記生体情報管理装置60からの制御信号に含まれていたユーザIDが含まれる。
制御部11は、その顔画像の動画を示す信号が入力されると、情報格納部12から所定の情報を抽出し、当該抽出した情報に基づいて生体情報の登録画面を生成し、表示部14に表示させる(ステップS116)。
図の例では、生体情報の登録画面には、生体情報の登録開始ボタン1001と、ユーザの顔画像の表示画面1002とが示されている。
顔画像の表示画面1002には、上記生体情報登録装置70から収納装置10が受信したユーザの顔画像の動画が表示される。
ユーザは、顔画像の表示画面1002に自身の顔画像全体が表示されるように、生体情報登録装置70のカメラとの向きや位置を調節する。
ユーザは、顔画像の表示画面1002に自身の顔画像全体が表示されている状態で、操作部15を操作して登録開始ボタン1001を選択し、又はタッチパネルである表示部14上の登録開始ボタン1001を選択すると(ステップS117/Yes)、生体情報の登録開始が要求された旨の信号を制御部11へ出力する。
上記生体情報の登録開始が要求された旨の情報には、上記顔画像の動画に含まれていたユーザIDが含まれている。
制御部61は、上記信号が入力されると、生体情報管理装置60が生体情報登録装置70から受信しているユーザの顔画像の動画に基づいて静止画像である顔画像データを生成する(ステップS119)。
なお、上記特徴点とは、顔画像を認識するうえで特徴となりうる点をいい、例えば、顔器官(鼻、眉、目、口等)等の局所パターンを特徴点といい、その特徴点周囲の画像の濃淡特徴を特徴量と定めてもよい。
また、顔認証は、上記技術に限定されず、その他、一般的な顔認証の技術を用いるとしてよい。
以上で、生体情報の登録動作が終了する。
また、ユーザは、生体情報を登録する際に、認証媒体90に記録されている第1の認証情報と、自身が記憶している第2の認証情報の2つの認証情報を収納装置10を用いて入力し、当該第1、第2の認証情報の認証が成功した場合のみ生体情報を登録することが許可されるので、高度なセキュリティを確保し、第三者による顔認証サービスの悪用等を防止することが可能となる。
図17,18は、本発明の第1の実施の形態において、ユーザが設備機器20(集合玄関扉)を利用するときの設備機器作動システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、ユーザが集合住宅に帰宅し、集合玄関扉を開扉するときの設備機器作動システムの動作について説明を進める。
図19は、本発明の第1の実施の形態におけるユーザの帰宅の様子の一例を示す図である。
図の例では、ユーザはまず施錠されていない扉を開扉して通過し、施錠されている集合玄関扉前に向かっている。
図の例では、ユーザの生体情報を読み取って入力する生体情報入力装置40が、集合玄関扉横のユーザの顔の高さ近傍に設置されている。
ユーザは、その生体情報入力装置40がユーザの顔を入力可能な位置まで接近すると、生体情報入力装置40の生体情報入力部44は、ユーザの顔画像を読み取る(ステップS201)。
生体情報入力部44は、その読み取った顔画像データを制御部41へ入力する。
制御部61は、顔画像データ等が入力されると、入力された顔画像データに対して特徴点及び特徴量の抽出処理を行う(ステップS203)。
この特徴点及び特徴量の抽出を行った顔画像データを生体情報とする。
この場合、設備機器20は作動しない。すなわち、集合玄関扉は開扉せず、ユーザは集合住宅内に入ることはできない。
制御部11は、その入力された認証成功の情報に含まれる、生体情報入力装置40の識別情報及びユーザIDに基づいて、認証DB121を参照し、当該ユーザIDのユーザが当該集合玄関扉を利用すること、すなわち解錠することが許可されているか否かを判断する(ステップS206)。
ここで、制御部11は、当該ユーザが集合玄関扉の解錠を許可されていないと判断した場合には(ステップS206/No)、集合玄関扉を解錠することなく、そのまま動作を終了する。
制御部21は、その入力された制御信号に基づいて、作動部22を作動させる(ステップS208)。
この場合は、制御部21は、集合玄関扉を解錠し、開扉させる。
ユーザは、開扉した集合玄関扉を通過して集合住宅内へ入ることができる。
ユーザ通過後、集合玄関扉は自動的に閉扉し施錠される。
制御部31は、上記認証成功の情報を示す信号が入力されると、ユーザDB321を参照し、当該信号に含まれるユーザIDに基づいて、ユーザの氏名や連絡先情報を抽出する(ステップS210)。
例えば、この帰宅情報には、帰宅したユーザの氏名や現在時刻等が示される。
ここでは、そのメールアドレスは連絡先端末50宛であるものとする。
制御部51は、当該帰宅情報が入力されると、当該帰宅情報を表示部54に表示させる(ステップS212)。
ユーザの関係者は、連絡先端末50に表示された帰宅情報を見て、当該ユーザが帰宅し、数分後等にユーザの専有部(住戸等)に到着する事実を容易に把握することが可能となる。
以上で動作が終了する。
また、共用部の扉に限らず、ユーザの個人住戸の扉など専有部に設置されている扉であってもよい。
次に、ユーザが集合住宅における自身の住戸に帰宅する途中に、集合住宅内の共用部にあるエレベータを利用するときの動作について説明する。
図20,21は、本発明の第1の実施の形態において、ユーザが設備機器20(エレベータ)を利用するときの設備機器作動システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
図22は、本発明の第1の実施の形態におけるユーザがエレベータを利用する様子の一例を示す図である。
図の例では、ユーザは集合住宅内のエレベータ前に立って、エレベータかごが到着するのを待っている。
図の例では、ユーザの生体情報を読み取って入力する生体情報入力装置40が、エレベータ乗り場、すなわち、エレベータ扉及びエレベータの昇降ボタン近傍であって、ユーザの顔の高さ近傍に設置されている。
ユーザは、その生体情報入力装置40がユーザの顔を入力可能な位置まで接近すると、生体情報入力装置40の生体情報入力部44は、ユーザの顔画像を読み取る(ステップS301)。
生体情報入力部44は、その読み取った顔画像データを制御部41へ入力する。
制御部61は、顔画像データ等が入力されると、入力された顔画像データに対して特徴点及び特徴量の抽出処理を行う(ステップS303)。
この特徴点及び特徴量の抽出を行った顔画像データを生体情報とする。
この場合、設備機器20は作動しない。すなわち、エレベータかごはユーザの現在いる階へ自動的に移動しない。
制御部11は、その入力された認証成功の情報に含まれる、生体情報入力装置40の識別情報及びユーザIDに基づいて、認証DB121を参照し、生体情報入力装置40がユーザの顔画像を読み取った階(利用階)、すなわち現在ユーザのいる階を特定するとともに、当該ユーザIDのユーザが設備機器20であるエレベータを利用すること、すなわち上記ユーザの顔画像を読み取った階からエレベータかごに乗り込むことが許可されているか否かを判断する(ステップS306)。
ここで、制御部11は、上記ユーザが当該ユーザの顔画像を読み取った階からエレベータかごに乗り込むことを許可されていないと判断した場合には(ステップS306/No)、集合玄関扉を解錠することなく、そのまま動作を終了する。
制御部21は、その入力された制御信号に基づいて、作動部22を作動させる(ステップS309)。
この場合は、制御部21は、エレベータかごをユーザの顔画像を読み取った生体情報入力装置40の設置階まで呼び出し、エレベータ扉が開扉し、ユーザがエレベータかご内に乗り込み、閉扉後、ユーザが移動先の階ボタンを押さなくてもユーザの居住階まで移動させる。
制御部31は、上記認証成功の情報を示す信号が入力されると、ユーザDB321を参照し、当該信号に含まれるユーザIDに基づいて、ユーザの氏名や連絡先情報を抽出する(ステップS311)。
例えば、この帰宅情報には、帰宅したユーザの氏名や現在時刻等が示される。
ここでは、そのメールアドレスは連絡先端末50宛であるものとする。
制御部51は、当該帰宅情報が入力されると、当該帰宅情報を表示部54に表示させる(ステップS313)。
ユーザの関係者は、連絡先端末50に表示された帰宅情報を見て、当該ユーザが帰宅し、数分後等にユーザの専有部(住戸等)に到着する事実を容易に把握することが可能となる。
以上で動作が終了する。
図23は、本発明の第1の実施の形態において、配送業者等の作業員が物品を収納装置10に入庫するときの収納装置10による動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って、作業員が収納ボックスにユーザ宛の物品を入庫するときの収納装置10による動作について説明を進める。
なお、上記作業員が入庫しようとしている物品は宅配物等である。
このとき、収納装置10の表示部14には、使用目的の選択画面が表示されている。
例えば、その使用目的の選択画面には、「物品の入庫」、「物品の取出」及び「生体情報の登録」等の選択アイコンが表示されている。
ここで、作業員は、収納装置10の使用目的として、収納装置10の操作部15を用いて「物品の入庫」を選択すると、操作部15は、作業員の使用目的が「物品の入庫」であることを示す選択信号を制御部11へ入力する(ステップS1101)。
上記収納ボックスの選択画面には、物品を入庫する収納ボックスを選択するためのアイコン等が表示される。このとき、表示部14上には、収納ボックスへの入庫の可否が判別できるような表示が行われていることが好ましい。例えば、収納装置10が有する複数の収納ボックスのうち入庫可能な収納ボックスを、入庫不可能な収納ボックスと色等を区別して表示したり、使用されていない収納ボックスの位置等を表示したりして、作業員が、入庫可能な収納ボックスを簡単に判別できるようにする。
制御部11は、上記選択された収納ボックスを示す選択信号が入力されると、情報格納部12から読み込んだ各種情報を用いて、部屋番号の入力画面の情報を生成して表示部14へ出力し、表示部14は、その部屋番号の入力画面を表示する(ステップS1104)。
作業員は、上記部屋番号の入力画面において、操作部15を用いて、配送物の宛先のユーザの部屋番号を入力すると、操作部15は、入力された部屋番号を示す入力信号を制御部11へ入力する(ステップS1105)。
なお、ここで、部屋番号の代わりに、宛先のユーザを特定できる情報であれば他の情報を入力するようにしてもよい。
また、作業員は、ここで、操作部15を用いて、上記ユーザの部屋番号に加え、自身を特定する情報を入力するようにしてもよい。例えば、表示部14上に「宅配業者A」,「宅配業者B」,「クリーニング店C」,「店舗D」,・・・といったような作業員が所属し得る(配送)業者名が表示されており、作業員は、操作部15を用いて、これらから自身が所属する(配送)業者名を選択して、自身(作業員)を特定する情報を入力するようにしてもよい。
収納部16は、上記解錠信号が入力されると、当該解錠信号で特定される収納ボックスの解錠を実行する(ステップS1106)。
具体的には、ステップS1105で入力された部屋番号又はこれに対応するユーザIDが、収納ボックスDB122における該当する収納ボックスの専有部情報(部屋番号)の欄に記録される。
また、収納ボックスDB122において、入庫時の時間情報と、入力されていれば作業員の所属する業者名とが、該当する収納ボックスの履歴情報の欄に記録される。
また、収納ボックスDB122における該当する収納ボックスの収納状況の欄は、「空き」から「入庫」に書き替えられる。
以上で、動作が終了する。
ユーザが入庫する場合、ユーザは、作業員の場合と同様に「物品の入庫」を選択した後、自身の住戸の部屋番号を入力するとともに、収納ボックスを選択し、その選択した収納ボックスに宛先が明記された物品を入庫する。
また、このとき、ユーザは、その物品の取出しを許可する配送事業者を示す情報も入力し、その配送事業者を示す情報は、物品が入庫された収納ボックスの情報に対応付けられて収納ボックスDB122において管理される。
上記ユーザの物品が入庫された収納ボックスは、上記収納ボックスDB122において対応付けられた配送事業者の認証情報でなければ解錠することはできない。
配送事業者が宅配業者の作業員の場合、当該作業員は、収納装置10からその宅配物を取出し、物品に明記された宛先へ物品を配送する。
また、配送事業者がクリーニング店の作業員の場合、当該作業員は、収納装置10からその未クリーニング品を取出し、クリーニング後、収納装置10に再度入庫する。
また、配送事業者がネットスーパーの作業員の場合、当該作業員は、収納装置10から容器を回収する。ユーザ宛にネットスーパーの商品を配送する場合には、作業員はユーザから受注した商品を容器に収納し、収納装置10の収納ボックスへ入庫する。
以上のように、作業員が収納装置10の収納ボックスにユーザ宛の物品を入庫すると、収納装置10は、ユーザの端末に直接、又は管理サーバ30を介して、物品が入庫されたことをメールや専用ホームページ等で上記宛先のユーザの端末へ通知する。
当該通知により、自身宛の物品が収納装置10に収納されていることを知ったユーザは収納装置10の設置場所を訪れ、上記収納ボックスから自身宛の物品を取り出す。
図24は、本発明の第1の実施の形態において、ユーザが物品を収納装置10から取り出すときの収納装置10による動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
このとき、収納装置10の表示部14には、使用目的の選択画面が表示されている。
その使用目的の選択画面には、「物品の入庫」、「物品の取出」及び「生体情報の登録」等の選択アイコンが表示されている。
ここで、ユーザは、収納装置10の使用目的として、収納装置10の操作部15を用いて「物品の取出し」を選択すると、操作部15は、ユーザの使用目的が「物品の取出し」であることを示す選択信号を制御部11へ入力する(ステップS1201)。
ユーザは、操作部15を操作して、自身の認証情報(パスワード等)を入力する(ステップS1203)。
当該認証情報の入力方法としては、例えば、操作部15は、ユーザが携帯する認証媒体90に書き込まれている第3の認証情報を赤外線等の近距離無線通信機能やコードリーダ機能を用いて読み取って入力する。
また、上記認証媒体90からの第3の認証情報の入力に代えて、ユーザは、操作部15に備えられているテンキー等を用いてパスワード等の第3の認証情報を入力するようにしてもよい。
操作部15は、上記入力された第3の認証情報を示す入力信号を制御部11へ出力する。
ここで、認証が失敗した場合(ステップS1204/No)、すなわち、上記入力された第3の認証情報が認証DB121において管理されていない場合には、そのまま動作を終了する。
すなわち、制御部11は、収納ボックスDB122においてユーザの部屋番号(専有部情報)が対応付けられ「使用中」である収納ボックスがあるか否かを判断する。
ここで、制御部11は、当該ユーザの物品が収納されている収納ボックスがないと判断した場合には(ステップS1205/No)、当該ユーザ宛の物品は収納装置10から全て取り出されたことになるので、そのまま動作を終了する。
ここで、ユーザは、その収納ボックスに収納されている物品を取り出す場合には、操作部15を操作して(ボタンを押す等して)、当該収納ボックスの解錠を要求する旨の情報を入力する(ステップS1207/Yes)。
操作部15は、上記解錠要求を示す入力信号を制御部11へ出力する。
具体的には、収納ボックスDB122において、取り出したユーザのユーザIDや取出時の時間情報が、該当する収納ボックスの履歴情報の欄に記録される。
また、収納ボックスDB122における該当する収納ボックスの収納状況の欄は、「入庫」から「空き」に書き替えられる。
収納部16は、上記収納ボックスの閉扉を認識すると、当該収納ボックスを施錠して(ステップS1210)、動作を終了する。
操作部15は、上記収納ボックスから物品を取り出さない旨の情報が入力されると、その旨の入力信号を制御部11へ出力する。
なお、制御部11は、当該収納ボックスの位置を表示部14に表示させてから、上記収納ボックスの解錠要求の入力信号が入力されないまま所定時間経過した場合に、上記収納ボックスから物品を取り出さない旨の入力信号が入力されたものとみなし、当該収納ボックスを解錠させることなく、そのまま動作を終了するようにしてもよい。
以上のように、ユーザは、収納装置10の収納ボックスから自身宛の物品を取り出すとき、収納装置10の操作部15を用いて第3の認証情報を入力し、制御部11は当該入力された第3の認証情報と、ユーザDB121に登録済みの第3の認証情報とを照合して認証を行うものである。
これとともに、ユーザは、収納装置10の収納ボックスから自身宛の物品を取り出すとき、自身の生体情報を用いて認証を行い、収納ボックスを解錠させることができる。
この場合、収納装置10は、生体情報管理装置60により設備機器20の1つとして取り扱われる。
以下、本図に沿って、ユーザが生体情報を利用して収納装置10の収納ボックスを解錠し、物品を取り出すときの設備機器作動システムによる動作について説明を進める。
収納装置10の近傍には、ユーザの顔の高さあたりにユーザの生体情報を読み取って入力する生体情報登録装置70が設置されている。
操作部15は、上記顔画像の入力開始要求を示す情報が入力されると、当該入力された情報を示す信号を制御部11へ出力する。
制御部11は、当該信号が入力されると、上記顔画像の入力開始要求を示す情報を通信部13に生体情報管理装置60へ送信させる(ステップS1302)。
制御部61は、当該信号が入力されると、上記顔画像の入力を開始させる制御情報を通信部63に生体情報登録装置70へ送信させる(ステップS1303)。
制御部71は、当該信号が入力されると、生体情報入力部74に、ユーザの顔画像の読み取りを開始させる(ステップS1304)。
このとき、ユーザは、自身の顔の画像が生体情報入力部74により入力可能な位置まで接近する。
生体情報入力部74は、その読み取った顔画像データを制御部71へ入力する。
制御部61は、顔画像データ等が入力されると、入力された顔画像データに対して特徴点及び特徴量の抽出処理を行う(ステップS1306)。
この特徴点及び特徴量の抽出を行った顔画像データを生体情報とする。
この場合、収納装置10は作動しない。すなわち、収納装置10の収納ボックスは解錠及び開扉せず、ユーザは収納装置10から物品を取り出すことはできない。
そして、制御部61は、当該抽出したユーザIDを含み、上記収納装置10を作動、すなわち収納ボックスを解錠させる制御信号を通信部63に、該当する設備機器である収納装置10へ送信させる(ステップS1308)。
制御部11は、上記制御信号が通信部13から入力されると、当該制御信号に含まれるユーザIDを抽出し、上記抽出したユーザIDに該当するユーザを特定するとともに(ステップS1309)、収納ボックスDB122を参照し、当該ユーザ宛の物品が収納されている収納ボックスがあるか否かを判断する(ステップS1310)。
すなわち、制御部11は、収納ボックスDB122においてユーザの部屋番号(専有部情報)が対応付けられ「使用中」である収納ボックスがあるか否かを判断する。
ここで、制御部11は、当該ユーザの物品が収納されている収納ボックスがないと判断した場合には(ステップS1310/No)、当該ユーザ宛の物品は収納装置10から全て取り出されたことになるので、そのまま動作を終了する。
ここで、ユーザは、その収納ボックスに収納されている物品を取り出す場合には、操作部15を操作して(ボタンを押す等して)、当該収納ボックスの解錠を要求する旨の情報を入力する(ステップS1312/Yes)。
操作部15は、上記解錠要求を示す入力信号を制御部11へ出力する。
具体的には、収納ボックスDB122において、取り出したユーザのユーザIDや取出時の時間情報が、該当する収納ボックスの履歴情報の欄に記録される。
また、収納ボックスDB122における該当する収納ボックスの収納状況の欄は、「入庫」から「空き」に書き替えられる。
収納部16は、上記収納ボックスの閉扉を認識すると、当該収納ボックスを施錠する(ステップS1315)。
操作部15は、上記収納ボックスから物品を取り出さない旨の情報が入力されると、その旨の入力信号を制御部11へ出力する。
なお、制御部11は、当該収納ボックスの位置を表示部14に表示させてから、上記収納ボックスの解錠要求の入力信号が入力されないまま所定時間経過した場合に、上記収納ボックスから物品を取り出さない旨の入力信号が入力されたものとみなし、当該収納ボックスを解錠させることなく、そのまま動作を終了するようにしてもよい。
上記取出完了情報には、上記生体情報管理装置60から受信した制御信号に含まれていた認証を行ったユーザのユーザIDが含まれている。
制御部31は、上記取出完了情報を示す信号が入力されると、ユーザDB321を参照し、当該情報に含まれるユーザIDに基づいて、ユーザの氏名や連絡先情報を抽出する(ステップS1317)。
例えば、この取出完了情報には、ユーザが物品を取出した時刻等も示される。
ここでは、そのメールアドレスは連絡先端末50宛であるものとする。
制御部51は、当該取出完了情報が入力されると、当該取出完了情報を表示部54に表示させる(ステップS1319)。
ユーザの関係者は、連絡先端末50に表示された取出完了情報を見て、当該ユーザが自身宛の物品を既に取り出したことを知ることができ、その後ユーザの関係者が物品を取り出すために収納装置10の設置場所を訪れるという無駄を省くことが可能となる。
以上で動作が終了する。
例えば、収納装置10は、生体情報登録装置70に代えて、収納装置10に接近してきたユーザの顔画像を読み取る。
この場合、収納装置10の通信部13は、上記読み取った顔画像データを管理サーバ30へ送信し、管理サーバ30の制御部31は、上記収納装置10から受信した顔画像データに基づく生体情報と、生体情報DB621に格納されている生体情報とを照合して認証を行う。
当該認証方法及びその後の設備機器作動システムの動作については、上記説明したものと同様であるので、その説明は省略する。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態における設備機器作動システムによれば、ユーザは、生体情報を用いた設備機器20を利用するために事前に生体情報を管理サーバ30に登録する際に、認証媒体90に記録されている第1の認証情報と自身が記憶している第2の認証情報を入力し、管理サーバ30は認証成功の場合のみ生体情報の登録を許可するので、第三者により生体情報が登録され設備機器20が悪用されることを防止することが可能となる。
また、ユーザは、管理人を介するといった複雑な手続きを経ることなく、いつでも容易に生体情報を登録することができ、設備機器20によるサービスをすぐに利用することが可能となる。
また、上記の収納装置10、設備機器20、管理サーバ30、生体情報入力装置40、連絡先端末50、生体情報管理装置60又は生体情報登録装置70をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
この第1の実施の形態における構成に代えて、収納装置10は、認証媒体90から第3の認証情報の入力があると、その入力された第3の認証情報を管理サーバ30へ送信し、管理サーバ30が、その収納装置10から受信した第3の認証情報と、認証DB323において管理されている第3の認証情報とを照合し、認証を行うようにしてもよい。
この場合、管理サーバ30は、その認証結果を収納装置10へ送信し、当該認証結果を受信した収納装置10は、当該認証結果に基づいて、それぞれ自装置の収納ボックスの解錠の許可/不許可の判断を行う。
この場合、収納装置10、生体情報入力装置40又は生体情報登録装置70は、生成した生体情報を生体情報管理装置60へ送信し、生体情報管理装置60は、その収納装置10、生体情報入力装置40又は生体情報登録装置70から受信した生体情報について登録し、又は認証を行う。
このように、ユーザが物品を入庫する側、取り出す側となり、収納装置10を利用することもできる。
また、専有部としては、上記実施の形態で例示したような住戸の他、例えば、オフィススペース、テナント、教室等が適用可能である。
また、このような物理的に共通のスペース(専有部)を利用又は居住するユーザのグループに対してだけでなく、共通の所定のグループには所属するが必ずしも物理的なスペースを物理的に共有していない複数のユーザに対しても共通の認証情報を割り当て、認証DB121において管理するようにしてもよい。
当該グループの一例としては、同一の会社、部署、チェーン店、学校、クラブ又はその他の組織や機関等であってもよく、また、これらの例に限定されない。
11,21,31,41,51,61,71 制御部
12,32,42,52,62,72 情報格納部
13,23,33,43,53,63,73 通信部
14,54 表示部
15,55 操作部
16 収納部
20 設備機器
22 作動部
30 管理サーバ
40 生体情報入力装置
44,74 生体情報入力部
50 連絡先端末
60 生体情報登録装置
70 生体情報登録装置
90 認証媒体
100 ネットワーク
121,323 認証DB
122,324 収納ボックスDB
321 ユーザDB
621 生体情報DB
1001 登録開始ボタン
1002 顔画像の表示画面
Claims (6)
- 施設に設置され、該施設の居住者又は利用者であるユーザの物品を一時的に収納する施錠可能な収納装置と、
前記施設内の設備機器を作動させるための生体情報の管理を行う生体情報管理装置と、
前記生体情報又は該生体情報の元となるデータを入力し、前記生体情報管理装置へ送信する生体情報登録装置と、
前記収納装置とネットワークを介して接続され、前記生体情報を登録するための認証情報を格納する管理サーバとを有し、
前記収納装置は、前記ユーザの認証情報を入力し、該入力したユーザの認証情報を前記管理サーバへ送信し、
前記管理サーバは、前記収納装置から受信した認証情報と、前記自サーバに格納されている認証情報とに基づいて認証を行い、該認証が成功すると、前記生体情報登録装置から受信した生体情報又は受信したデータに基づく生体情報を、前記設備機器を作動させるための作動用認証情報として前記生体情報管理装置に登録することを許可することを特徴とする設備機器作動システム。 - 前記認証情報は、第1の認証情報と、第2の認証情報とを含み、
前記第1の認証情報が書き込まれた情報記録媒体をさらに有し、
前記収納装置は、前記情報記録媒体から前記第1の認証情報を読み出すとともに、前記第2の認証情報が入力されると、該第1の認証情報及び第2の認証情報を前記管理サーバへ送信し、
前記管理サーバは、前記第1の認証情報及び第2の認証情報を前記収納装置から受信すると、該受信した第1の認証情報及び第2の認証情報と、前記自サーバに格納されている認証情報とに基づいて認証を行い、該認証が成功すると、前記生体情報登録装置から受信した生体情報を前記設備機器を作動させるための作動用認証情報として前記生体情報管理装置に登録することを許可することを特徴とする請求項1記載の設備機器作動システム。 - 前記施設に設置され、生体情報又は該生体情報の元となるデータを入力する生体情報入力装置をさらに有し、
前記生体情報入力装置は、前記ユーザの生体情報又は該生体情報の元となるデータを入力すると、該入力した生体情報又は元となるデータを前記生体情報管理装置へ送信し、
前記生体情報管理装置は、前記生体情報又は元となるデータを前記生体情報入力装置から受信すると、該受信した生体情報又は元となるデータに基づいて生成した生体情報と前記登録した生体情報とに基づいて認証を行い、該認証が成功すると、前記生体情報を送信した生体情報入力装置に対応付けられている前記設備機器を利用可能に制御する信号を送出することを特徴とする請求項1又は2記載の設備機器作動システム。 - 前記生体情報入力装置は、前記施設の共用部の扉近傍に設けられ、該扉に接近する前記ユーザの生体情報又は該生体情報の元となるデータを入力すると、該入力した生体情報又は生体情報の元となるデータを前記生体情報管理装置へ送信し、
前記生体情報管理装置は、前記生体情報又は元となるデータを前記生体情報入力装置から受信すると、該受信した生体情報又は前記元となるデータに基づいて生成した生体情報と前記登録した生体情報に基づいて認証を行い、該認証が成功すると、前記施設の共用部の扉を解錠し開扉するための制御信号を送出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の設備機器作動システム。 - (エレベータ)
前記生体情報入力装置は、前記施設のエレベータ乗り場近傍に設けられ、該エレベータ乗り場に接近する前記ユーザの生体情報又は該生体情報の元となるデータを入力すると、該入力した生体情報又は生体情報の元となるデータを前記生体情報管理装置へ送信し、
前記生体情報管理装置は、前記生体情報又は元となるデータを前記生体情報入力装置から受信すると、該受信した生体情報又は前記元となるデータに基づいて生成した生体情報と前記登録した生体情報に基づいて認証を行い、該認証が成功すると、前記エレベータ乗り場へエレベータかごを移動させ、該エレベータかごに前記ユーザが乗り込んだ後には、前記ユーザに対応付けられて予め登録されている階へ該エレベータかごを移動させるための制御信号を送出することを特徴とする請求項2又は3記載の設備機器作動システム。 - 前記生体情報登録装置は、前記収納装置自体又はその近傍に設けられ、該収納装置に接近する前記ユーザの生体情報又は該生体情報の元となるデータを入力すると、該入力した生体情報又は生体情報の元となるデータを前記生体情報管理装置へ送信し、
前記生体情報管理装置は、前記生体情報を該当するユーザのユーザIDに対応付けて格納しており、前記生体情報又は元となるデータを前記生体情報登録装置から受信すると、該受信した生体情報又は前記元となるデータに基づいて生成した生体情報と前記登録した生体情報に基づいて認証を行い、該認証が成功すると、前記生体情報に対応付けられたユーザIDを前記収納装置へ送信し、
前記収納装置は、自装置に備えられた収納ボックスにおける前記ユーザの物品の収納状況の情報を前記ユーザIDに対応付けて管理しており、前記ユーザIDを前記生体情報管理装置から受信すると、該受信したユーザIDのユーザの物品が収納されている収納ボックスの解錠を行うことを特徴とする2又は3記載の設備機器作動システム。
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