JP2019037689A - 宅配ボックス装置、宅配ボックス制御装置、宅配ボックス管理サーバ、宅配ボックス、宅配ボックス制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】宅配ボックスの利用効率を高めることが可能な宅配ボックス制御装置を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る宅配ボックス制御装置は、荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置であって、荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、識別情報に基づいて識別された荷物のボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、宅配ボックス装置、宅配ボックス制御装置、宅配ボックス管理サーバ、宅配ボックスおよび宅配ボックス制御方法およびプログラムに関する。
近年、電子商取引事業の発展に伴い、宅配事業者による荷物の取扱個数が増加している。これに応じて、受取人の不在などによる荷物の再配達も増加している。このような状況に対し、不在時でも荷物の受け取りが可能な宅配ボックス(宅配ロッカー)の普及が進んでいる。
特許文献1には、集合住宅に設置されたロッカーボックスにおける荷物の預かりサービスを提供するシステムが記載されている。このシステムの利用者は、IC(Integrated Circuit)カードなどによる個人認証を行ってボックスを解錠し、ボックスに預け入れられた荷物の取り出しを行う。
特許第4881588号公報
特許文献1に記載のシステムにおいては、預け入れられた荷物が長期間取り出されず、ボックス内に滞留することがある。滞留している荷物が増えると利用可能なボックスの数が不足してしまうため、ボックスの利用効率を高めることが求められている。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、宅配ボックスの利用効率を高めることが可能な宅配ボックス制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る宅配ボックス制御装置は、荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置であって、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える。
本発明の一実施形態に係る宅配ボックス装置は、荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備え、前記制御装置は、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える。
本発明の一実施形態に係る宅配ボックス管理サーバは、荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する管理サーバであって、前記制御装置は、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える。
本発明の一実施形態に係る宅配ボックスは、制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するためのボックスであって、前記制御装置は、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える。
本発明の一実施形態に係る宅配ボックス制御方法は、荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための制御方法であって、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力するステップと、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物のボックスへの預け入れを許可するステップとを備える。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力するステップと、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物のボックスへの預け入れを許可するステップとを備える。
本発明によれば、宅配ボックスの利用効率を高めることが可能な宅配ボックス制御装置が提供される。
第1実施形態に係る管理システムのブロック図である。 第1実施形態に係る宅配ボックス装置のブロック図である。 第1実施形態に係る宅配事業者サーバのブロック図である。 第1実施形態に係る管理サーバのブロック図である。 第1実施形態に係る伝票の一例を示す図である。 第1実施形態に係る利用ステータスの一例を示す図である。 第1実施形態に係る預け入れ情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る料金算出情報および課金ログの一例を示す図である。 第1実施形態に係るカード登録処理のフローチャートである。 第1実施形態に係るステータス取得処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る預け入れ処理の操作画面である。 第1実施形態に係る受け取り処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る受け取り処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る受け取り処理の操作画面である。 第1実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る集荷依頼処理の操作画面である。 第1実施形態に係る集荷処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る集荷処理のシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る集荷処理の操作画面である。 第2実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第2実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第2実施形態に係る預け入れ処理の操作画面である。 第2実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。 第2実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。 第2実施形態に係る集荷依頼処理の操作画面である。 第3実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第3実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第3実施形態に係る預け入れ処理の操作画面である。 第3実施形態に係る集荷処理のシーケンスチャートである。 第3実施形態に係る集荷処理のシーケンスチャートである。 第3実施形態に係る集荷処理の操作画面である。 第4実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第4実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第4実施形態に係る預け入れ処理の操作画面である。 第5実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第5実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第5実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。 第5実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。 第6実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第6実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。 第6実施形態に係る預け入れ処理の操作画面である。 第7実施形態に係る宅配ボックス装置の概略構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る管理システムのブロック図である。管理システムは、宅配ボックス装置10、宅配事業者サーバ20、管理サーバ30、ネットワーク40を備えている。宅配ボックス装置10は、例えばマンション、アパートなどの集合住宅、戸建住宅団地の一角に設置され、主に配達された荷物の受け取り、集荷依頼を行った荷物の引き渡しに利用される。以下の説明においては、宅配ボックス装置10は集合住宅のエントランスに設置されているものとし、該集合住宅の居住者を「利用者」と称する。
宅配ボックス装置10は、制御部11、入力部12、ボックス13a、13bを備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、メモリなどを含むコンピュータであって、宅配ボックス装置10全体の制御を行う。制御部11は、入力部12からの情報に基づいて荷物の識別を行うとともに、ボックス13a、13bへの荷物の預け入れを許可または禁止する機能を有している。
入力部12は、ディスプレイ104、カードリーダ106、撮像部107を備え、宅配事業者の配達員および利用者が、荷物に関する情報、個人の認証情報などを入力するために用いられる。例えば、配達員は、荷物50に貼付された伝票51のバーコード52を撮像部107に読み取らせることができる。伝票51の一例を図5に示す。制御部11と入力部12は宅配ボックス装置10を制御するための宅配ボックス制御装置として機能する。
ボックス13aは、開閉自在な扉が前面に設けられた直方体状の収納ユニットであって、荷物を内部に収納可能である。ボックス13aには、ボックス13aの状態を示すLED(Light Emitting Diode)131a、ボックス13aを解錠する際に押下されるボタン132aが設けられている。
ボックス13bは、ボックス13aと同様の収納ユニットであって、ボックス13aとはサイズのみが異なっている。ボックス13bはボックス13aよりも大きく、ボックス13aが収納可能な荷物よりも大きな荷物を収納可能である。ボックス13a、ボックス13bは、宅配ボックスとも呼ばれる。
宅配ボックス装置10が備えるボックスの数およびサイズは特に限定されない。宅配ボックス装置10は、同一または異なるサイズの3以上のボックスを備えていてもよく、ボックスのサイズは、例えばゴルフバッグのような長尺物から小物までのサイズに合わせて大、中、小の3種類であってもよい。また、ボックス13は、生鮮、冷凍食品などの冷蔵、冷凍保管を要する荷物を収納するための冷蔵、冷凍機能を備えていてもよい。
宅配事業者サーバ20は、いわゆるクラウドサーバであって、ネットワーク40を介して宅配ボックス装置10、管理サーバ30と接続される。宅配事業者サーバ20は、宅配サービスを提供する事業者により運営されており、荷物50に関する配達ステータス情報、利用者の個人情報などを管理する。事業者は宅配以外の事業者も含み得る。宅配事業者サーバ20の数は限定されず、ネットワーク40には、異なる宅配事業者が運営する複数の宅配事業者サーバ20が接続され得る。
管理サーバ30は、いわゆるクラウドサーバであって、ネットワーク40を介して宅配ボックス装置10、宅配事業者サーバ20と接続される。管理サーバ30は、宅配ボックス装置10から受信される利用ステータスを記録するとともに、宅配事業者サーバ20に対して利用ステータスに基づく情報を提供する。例えば、管理サーバ30は、宅配事業者サーバ20に対して、宅配ボックス装置10の空き情報をリアルタイムに提供する。空き情報を宅配事業者サーバ20から配達員端末に提供することにより、ボックスに空きがないために再配達が必要となる事態を回避することができる。
ネットワーク40は、例えばインターネットであって、宅配ボックス装置10、宅配事業者サーバ20、管理サーバ30を相互に通信可能に接続する。ネットワーク40には、宅配事業者の配達員が操作するスマートフォン、タブレットコンピュータなどの配達員端末、利用者が操作するパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータなどの利用者端末も接続され得る。
図2は、本実施形態に係る宅配ボックス装置10のブロック図である。宅配ボックス装置10は、バス100、CPU101、メモリ102、記憶装置103、ディスプレイ104、タッチセンサ105、カードリーダ106、撮像部107、通信I/F(Interface)108、ボックス13a、13bを備えている。CPU101、メモリ102、記憶装置103は、制御部11に含まれる。バス100は、宅配ボックス装置10の各部を接続する。
CPU101は、記憶装置103に記憶されたプログラムに従って、宅配ボックス装置10における処理を実行する。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)を含み、CPU101の動作に必要なメモリ領域を提供する。記憶装置103は、読み取り専用のROM(Read Only Memory)、読み書き可能なハードディスクドライブ、フラッシュメモリを含む。記憶装置103は、CPU101によって実行されるプログラムの他、利用者および宅配事業者の認証情報、ボックスの利用ステータス、預け入れ情報などの各種データを記憶する。
ディスプレイ104は、例えば液晶ディスプレイであって、CPU101からのデータに基づいてメッセージ、アイコン、画像などの表示を行う。ディスプレイ104は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)などを介して制御部11とのデータ通信を行う。ディスプレイ104の表面には、タッチセンサ105が配置されており、ディスプレイ104とタッチセンサ105はタッチパネルを構成する。タッチセンサ105は、指などによるディスプレイ104へのタッチ操作を検出することができる。
カードリーダ106は、利用者のID(Identification)カード、配達員の社員カード、電子マネーカードなどの情報を読み取るための装置であって、例えばNFC(Near Field Communication)などの無線通信を用いて、読み取りを行うことができる。
撮像部107は、レンズ、撮像素子、信号処理回路を含み、バーコード、マトリクスコードなどの2次元コードの画像、利用者の顔画像などを取得することが可能である。CPU101は、コード画像を解析することによりコードが表す情報(コード情報)を取得することができ、また顔画像を解析することにより利用者認証を行うことができる。タッチセンサ105、カードリーダ106、撮像部107は、USB(Universal Serial Bus)などを介して制御部11とのデータ通信を行う。
通信I/F108は、ネットワーク40との接続を確立し、宅配ボックス装置10と、宅配事業者サーバ20および管理サーバ30との間のデータ通信を制御する。通信I/F108は、宅配ボックス装置10に関する情報を外部に送信する通信部として機能する。通信I/F108は、制御部11に内蔵されていてもよく、また宅配ボックス装置10とは別個の装置であってもよい。
ボックス13a、13bは、それぞれLED131a、131b、ボタン132a、132b、開閉センサ133a、133b、電気錠134a、134b、MCU(Micro Controller Unit)135a、135bを備えている。
LED131aは、ボックス13aの前面などの視認し易い位置に設けられ、MCU135aからの信号に応じて点灯、消灯または点滅する。LED131aの点灯は、ボックス13aが利用中すなわち荷物が預け入れられていることを示す。LED131aの消灯は、ボックス13aが空いている(空きボックス)であること、すなわち荷物が預け入れられていないことを示す。また、LED131aの点滅は、ボックス13aの利用が許可されたこと、すなわち荷物の預け入れが可能であることを示す。
ボタン132aは、ボックス13aの扉などに設けられ、利用者または配達員が荷物の預け入れ先としてボックス13aを選択するために用いられる。ボタン132aが押下されると、ボタン132aから押下信号がMCU135aに入力される。
開閉センサ133aは、例えば磁気式の近接センサであって、扉に設けられた磁性体からの磁気の変化によってボックス13aの扉の開閉状態を検出することができる。開閉センサ133aは、光学式、機械式のセンサであってもよい。
電気錠134aは、例えばソレノイドなどのアクチュエータと、アクチュエータにより可動するロックバーなどから構成される。電気錠134aは、MCU135aからの駆動信号に応じてロックバーの位置を移動させることにより、ボックス13aの施錠および解錠を行う。ボックス13aは、常時施錠されており、荷物の預け入れまたは取り出しが許可された際に解錠され得る。
MCU135aは、ボックス13a全体の制御を行い、ボタン132a、開閉センサ133aからの信号を入力するとともに、LED131a、電気錠134aに駆動信号を出力する。また、MCU135aは、制御部11からのコマンドに応答して、ボックス13aのステータスを制御部11に送信する。ボックス13bの構成はボックス13aの構成と同様であるため、詳細な説明を省略する。なお、ボックス13a、13bの接続方法は図2の例に限定されない。例えばRS−485規格のシリアルインターフェースを用いて、制御部11とボックス13a、13bをデイジーチェーン接続してもよい。
図3は、本実施形態に係る宅配事業者サーバ20のブロック図である。宅配事業者サーバ20は、バス200、CPU201、メモリ202、通信I/F203、記憶装置204を備えている。CPU201は、記憶装置204に記憶されたプログラムに従って、宅配事業者サーバ20における処理を実行する。メモリ202は、RAMを含み、CPU201の動作に必要なメモリ領域を提供する。記憶装置204は、読み取り専用のROM、読み書き可能なハードディスクドライブ、フラッシュメモリを含む。通信I/F203は、ネットワーク40との接続を確立し、宅配事業者サーバ20と、宅配ボックス装置10および管理サーバ30との間のデータ通信を制御する。
記憶装置204は、荷物DB(Database)205を含む。荷物DB205は、荷物情報を伝票番号に関連付けて格納する。荷物情報は、例えば伝票番号、情報日時、配達ステータス、担当拠点を含む。伝票番号は荷物に貼付された伝票の識別子であって、問い合わせ番号とも呼ばれる。伝票番号と荷物は一意に関連付けられる。情報日時は、情報が取得された日時である。配達ステータスは、例えば集荷中、輸送中、配達中、配達完了などの配達状況を表す配達情報である。担当拠点は、例えば支店名、営業所名である。また、荷物DB205は、届け先(宛先)の住所、氏名、電話番号、郵便番号、依頼主の住所、氏名、電話番号、郵便番号、荷物の中身(品名)、届け日時の指定、荷物のサイズ、配送料金などの伝票に記載された情報(図5参照)を格納してもよい。
図4は、本実施形態に係る管理サーバ30のブロック図である。管理サーバ30は、バス300、CPU301、メモリ302、通信I/F303、記憶装置304を備えている。CPU301は、記憶装置304に記憶された各種プログラムに従って、管理サーバ30における処理を実行する。メモリ302は、RAMを含み、CPU301の動作に必要なメモリ領域を提供する。記憶装置304は、読み取り専用のROM、読み書き可能なハードディスクドライブ、フラッシュメモリを含む。通信I/F303は、ネットワーク40との接続を確立し、管理サーバ30と、宅配ボックス装置10および宅配事業者サーバ20との間のデータ通信を制御する。
記憶装置304は、ステータスDB305、預け入れDB306、課金DB307、利用者DB308を含む。ステータスDB305は、宅配ボックス装置10で取得された利用ステータス(利用情報)を格納する。図6に示すように、利用ステータスは、ボックス番号、ステータス、情報日時を含む。ボックス番号は、ボックス13a、13bに付けられた識別子である。ステータスは、ボックスの空き状況(空きまたは使用中)であって、空きは荷物が預け入れられていない状態、使用中は荷物が預け入れられている状態を意味する。ステータスは、ボックスの故障(故障中)、扉の開閉状態(開扉中)なども含み得る。情報日時は、ステータスが取得された日時である。利用ステータスは、宅配ボックス装置10から一定の周期(例えば10秒、1分)で受信され得る。
預け入れDB306は、預け入れが行われた荷物に関する情報(預け入れ情報)を格納する。図7に示すように、預け入れ情報は、ボックス番号、伝票番号、宅配事業者、部屋番号、情報日時を含む。ボックス番号は、荷物が預け入れられたボックスの識別子である。伝票番号は、荷物DB205に格納される伝票番号と同様のものであって、預け入れられた荷物の伝票番号である。宅配事業者は、荷物を配達した事業者名またはIDである。部屋番号は、荷物の宛先の部屋番号である。宛先が集合住宅でない場合には番地などの詳細な住所であってよい。情報日時は、預け入れがなされた日時である。さらに、預け入れ情報は、ボックスのサイズ、冷蔵、冷凍機能の有無などのボックス番号に紐付けられた情報を含み得る。預け入れ情報は、荷物が預け入れられた時にのみ宅配ボックス装置10から受信される。なお、利用ステータスと預け入れ情報は同一のデータベースに格納されてもよく、預け入れ情報を利用ステータスに含めてもよい。
課金DB307は、宅配ボックス装置10の利用実績に応じて課金を行うための料金算出情報と、宅配事業者ごとに生成される課金ログを格納する。料金算出情報、課金ログの一例をそれぞれ図8(a)、図8(b)に示す。宅配ボックス装置10の料金体系は、ボックスの利用回数に応じて料金が発生する従量課金制であって、1回の利用料金は、ボックスのサイズが大きくなるほど高くなる。また、保管状態に応じて料金を変更してもよく、例えば冷蔵、冷凍機能を備えるボックスの利用料金を通常より高くしてもよい。
利用者DB308は、住所、氏名、電話番号、電子メールアドレスなどの利用者に関する個人情報(利用者情報)を格納する。利用者情報は、管理サーバ30を運営する宅配ボックス管理事業者のウェブサイトなどから利用者によって事前に登録可能である。また、以下のカード登録処理において取得されるカードIDも利用者に関連付けて利用者DB308に格納される。
(カード登録)
図9は、本実施形態に係るカード登録処理を表すフローチャートである。カード登録処理は、宅配ボックス装置10を利用するために、居住者のIDカードを登録する処理である。まず、宅配ボックス装置10の待機時に利用者がディスプレイ104に触れると、制御部11はディスプレイ104に初期画面を表示させる(ステップS11)。初期画面の一例を図12(a)に示す。
初期画面には、カードタッチ(読み取り)を促すメッセージと、アイコン1001〜1003が含まれる。アイコン1001は、登録済みのカードを持っていないことを入力するために用いられる。アイコン1002は、カードの利用方法の説明を受けるために用いられ、アイコン1003は、カードを新規に登録するために用いられる。
利用者がアイコン1003のタッチ操作を行うと、制御部11はディスプレイ104に部屋番号の入力画面を表示させる。利用者は入力画面の仮想キーボードをタッチ操作することにより、利用者が居住する部屋の番号を入力する(ステップS12)。続いて、制御部11はディスプレイ104にカード登録用パスワードの入力画面を表示させる。利用者は入力画面の仮想キーボードをタッチ操作することにより、カード登録用パスワードを入力する(ステップS13)。カード登録用パスワードは、部屋番号に関連付けられたパスワードであって、例えば利用者に事前に提供される。
カード登録用パスワードの認証が成功すると、利用者は、ディスプレイ104に表示されたメッセージに従って、登録するカードをカードリーダ106に読み取らせる。これにより、カードの登録が行われる(ステップS14)。例えば、FeliCa(登録商標)などの非接触型のICカードを登録することが可能である。次に、制御部11はディスプレイ104に認証方法の選択画面を表示させる。選択画面には、例えば「カードおよび顔認証」、「カードおよびパスワード認証」、「カード認証のみ」の3つの選択アイコンが含まれる。利用者は、表示された認証方法の中から所望の認証方法を選択する(ステップS15)。
制御部11は、選択された認証方法に応じた認証情報を登録する(ステップS16)。例えば、カードおよび顔認証が選択された場合、制御部11は、撮像部107を用いて顔認証用の顔画像を取得する。また、カードおよびパスワードが選択された場合、制御部11は、ディスプレイ104にパスワードの入力画面を表示させ、利用者は入力画面の仮想キーボードをタッチ操作することにより、認証用パスワードを入力する。
次に、制御部11は、ディスプレイ104に電子メールアドレスの入力画面を表示させる。利用者は入力画面の仮想キーボードをタッチ操作することにより、登録する電子メールアドレスを入力する。利用者は、自分が保有するスマートフォンなどを用いて入力画面のQRコード(登録商標)を読み取り、所定の宛先に空メールを送信してもよい。これにより、電子メールアドレスが登録される(ステップS17)。制御部11は、登録されたカードのID、利用者の顔画像、認証用パスワード、電子メールアドレス、部屋番号などの登録情報をカードIDに紐付けて記憶装置103に記憶する。登録情報は、管理サーバ30に送信され、利用者DB308に格納される。以上でカード登録処理は終了する。なお、カード登録からメールアドレス登録までの処理(ステップS14〜ステップS17)を繰り返すことにより、複数のカードを一度に登録することができる。
(ステータス取得)
図10は、本実施形態に係るステータス取得処理を表すシーケンスチャートである。ステータス取得処理は、宅配ボックス装置10において定期的(例えば、1〜10秒毎)にバックグラウンドで実行される。まず、制御部11は、宅配ボックス装置10の各ボックスからステータスを取得し、記憶装置103に記憶する(ステップS1001)。具体的には、制御部11は、ボックス13a、13bのそれぞれに状態取得コマンドを送信することで、ステータスの問い合わせを行う。ボックス13a、13bは、状態取得コマンドに応答して、ボックスのステータスを制御部11に送信する。例えば、ボックス13aは、LED131aを点灯している時には「使用中」のステータスを制御部11に送信し、LED131aを消灯している時には「空き」のステータスを制御部11に送信する。同様に、ボックス13bは、LED131bを点灯している時には「使用中」のステータスを制御部11に送信し、LED131bを消灯している時には「空き」のステータスを制御部11に送信する。
また、ボックス13a、13bは、開閉センサ133a、133bからの信号によって扉が開いていることを検知した場合、状態取得コマンドに応答して、「開扉中」のステータスを制御部11に送信する。制御部11は、「開扉中」のステータスが受信されたボックスに対して、通常よりも短い周期(例えば100ミリ秒)でステータス取得処理を実行する。これにより、制御部11は、ボックス13a、13bの扉の開閉状態を即座に把握することができ、例えば扉の開閉状態にリンクした情報をリアルタイムにディスプレイ104に表示させることができる。
制御部11は、ボックス13a、13bから取得したステータスにボックス番号、情報日時を含め、利用ステータスとして管理サーバ30に送信する(ステップS1002)。管理サーバ30は、制御部11からの利用ステータスをステータスDB305に順次格納する。利用ステータスの送信頻度はステータスの取得頻度よりも低くてもよく、制御部11は、複数回のステータス取得処理で得られた情報をまとめて管理サーバ30に送信することができる。
管理サーバ30は、ステータスDB305に格納された利用ステータスに基づいて宅配事業者に有用な情報を生成し、該情報を宅配事業者サーバ20に提供する(ステップS1003)。例えば、ボックスの空き情報の他、故障情報、荷物の預け入れ時からの経過時間、荷物を預け入れた宅配事業者名などがほぼリアルタイムに宅配事業者サーバ20に提供され得る。なお、管理サーバ30への情報提供は、管理サーバ30経由ではなく、制御部11から宅配事業者サーバ20に直接行われてもよい。なお、ステータス提供処理(ステップS1003)は実行されなくてもよい。
(荷物預け入れ)
図11A、図11Bは、本実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。配達に訪れた配達員がタッチパネルであるディスプレイ104に触れると、制御部11は初期画面(図12(a))をディスプレイ104に表示させる(ステップS101)。配達員のタッチ操作によってアイコン1001が選択されると、制御部11は、荷物の預け入れまたは取り出しを選択するための用件選択画面(図12(b))をディスプレイ104に表示させる(ステップS102)。ここで制御部11は、記憶装置103に記憶された利用ステータスを確認し、ボックス13a、13bのステータスが共に「使用中」である場合には、用件選択画面に表示された「あずける」のアイコンをグレーアウトする。グレーアウトされたアイコンは選択不能となる。
用件選択画面において、配達員のタッチ操作によって預け入れが選択されると、制御部11は、宅配事業者を選択するための事業者選択画面(図12(c))をディスプレイ104に表示させる(ステップS103)。事業者選択画面において、配達員のタッチ操作によって事業者が選択されると、制御部11は、選択された宅配事業者を記憶し、続いて宅配事業者の認証情報を入力するための認証画面(図12(d))をディスプレイ104に表示させる(ステップS104)。
認証画面において、配達員のタッチ操作によって宅配事業者パスワードが入力されると、制御部11は、入力されたパスワードを記憶装置103に予め登録されたパスワードと照合することにより、事業者認証を行う(ステップS105)。制御部11は、配達員の社員カード、社員バーコードなどをカードリーダ106、撮像部107を用いて読み取ることにより、事業者認証を行ってもよい。なお、後述のステップS107において取得されるコード情報で宅配事業者を識別できる場合には、事業者選択から事業者認証までの処理(ステップS103〜S105)を省略してもよい。また、事業者選択処理(ステップS103)を実行する一方で、認証情報入力と事業者認証の処理(ステップS104、S105)を省略してもよい。
制御部11は、バーコード読み取り画面(図12(e))をディスプレイ104に表示させる(ステップS106)。配達員が荷物50の伝票51に印刷されたバーコード52を撮像部107にかざすと、撮像部107はバーコード画像を取得する。制御部11は撮像部107からのバーコード画像を解析することにより、バーコードが表すコード情報を取得する。コード情報には少なくとも伝票番号が含まれ、制御部11は伝票番号に基づいて荷物の識別を行う(ステップS107)。荷物を識別するための情報(識別情報)は、コード化されてない文字情報などであってもよい。
制御部11は、伝票番号を対応する宅配事業者サーバ20に送信する(ステップS108)。宅配事業者サーバ20は、伝票番号を用いて荷物DB205を検索し、伝票番号に関連付けられた荷物情報を制御部11に送信する(ステップS109)。
制御部11は、荷物情報に含まれる配達ステータスが「配達中」である場合、荷物の預け入れを許可する(ステップS110)。制御部11は、配達ステータスの他、荷物の宛先(住所、部屋番号など)、荷物のサイズを確認してもよい。なお、配達ステータスの確認処理(ステップS108、S109)は、管理サーバ30経由で行われてもよい。また、配達ステータスの確認処理は実行されなくてもよく、制御部11は、識別された荷物の預け入れを常に許可してもよい。
制御部11は、部屋番号入力画面(図12(f))をディスプレイ104に表示させる(ステップS111)。部屋番号入力画面において、配達員のタッチ操作によって部屋番号が入力される。管理サーバ30からの荷物情報に宛先の部屋番号が含まれている場合、制御部11は、部屋番号が予め入力された状態で、部屋番号入力画面を表示させてもよい。
図11Bに進み、制御部11は、宅配ボックス装置10の空きボックスに対してLEDの点滅指示を行う(ステップS112)。具体的には、制御部11は、記憶装置103に記憶されたボックス13a、13bの利用ステータスを確認し、ステータスが「空き」のボックスに対して点滅コマンドを送信する。例えばボックス13a、13bが共に空きボックスである場合、制御部11は、ボックス13a、13bのそれぞれに点滅コマンドを送信する。制御部11は、荷物情報に荷物のサイズが含まれている場合、荷物がボックスに収まるか否かを判断し、空きボックスのうちの荷物のサイズに応じたボックスにのみ、点滅指示を行ってもよい。ボックス13a、13bは、制御部11からの点滅コマンドに従ってそれぞれLED131a、131bを点滅させる(ステップS113)。
制御部11は、ボックスのボタン押下および荷物の預け入れを促すボックス選択画面(図12(g))をディスプレイ104に表示させる(ステップS114)。制御部11は、ボタン押下の認識処理を行う(ステップS115)。具体的には、制御部11はボックス13a、13bのそれぞれに状態取得コマンドを送信することにより、ボタン132a、132bが押下されたか否かの問い合わせを行う。ボックス13a、13bは、状態取得コマンドに応答して、ボタン132a、132bの押下状態を制御部11に送信する。押下認識処理(ステップS115)は、ボタン132a、132bのいずれかのボタン押下が検知されるか、ボックス選択画面において処理がキャンセルされるまで繰り返される。
配達員によってボタン132bが押下されると、ボックス13bはボタン132bの押下を検知する(ステップS116)。制御部11は、状態取得コマンドに対するボックス13bからの応答によってボタン132bの押下を認識し、ボタン押下が検知されたボックスに対して解錠指示を行う(ステップS117)。制御部11は、ボックス13bに解錠コマンド(解錠信号)を送信し、ボックス13bは、解錠コマンドに従って電気錠134bを駆動する。これによりボックス13bは解錠される(ステップS118)。
制御部11は、ボタン押下が検知されなかったボックスに対してLEDの消灯指示を行う(ステップS119)。制御部11はボックス13aに消灯コマンドを送信し、ボックス13aは、消灯コマンドに従ってLED131aを消灯する(ステップS120)。
制御部11は、ボックス13bに状態取得コマンドを送信し、ボックス13bの閉扉状態を確認する(ステップS121)。配達員がボックス13bの扉を開くと、ボックス13bは開閉センサ133bから開状態を検知する。続いて配達員が荷物を預け入れ、ボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する(ステップS122)。または、荷物がボックス13b内に収まらない場合、配達員が荷物を預け入れることなくボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する。ボックス13bは、状態取得コマンドに応答して、扉の開閉状態を制御部11に送信する。制御部11は、扉の開状態とそれに続く閉状態を示す信号をボックス13bから受信する。
制御部11は、預け入れ確認画面(図12(h))をディスプレイ104に表示させる(ステップS123)。預け入れ確認画面において、配達員のタッチ操作によって部屋番号およびボックス13bへの荷物の預け入れが確認される。
預け入れ確認画面において、ボックス変更のアイコンが選択された場合、制御部11は、解錠されたボックス13bに対して施錠指示を行うとともに、消灯されたボックス13aに対して点滅指示を行う。これにより、ボックス13bは選択前の状態にリセットされる。そして、ボックス選択から預け入れ確認までの処理(ステップS114〜ステップS123)が再度実行される。例えば、ボックス13bに代えてボックス13aが預け入れ先として新たに選択され、預け入れ確認画面において、ボックス13aへの荷物の預け入れが確認される。
制御部11は、預け入れが確認されたボックスに対して施錠指示を行う(ステップS124)。制御部11はボックス13bに施錠コマンドを送信し、ボックス13bは、施錠コマンドに従って電気錠134bを駆動する。これによりボックス13bは施錠される(ステップS125)。さらに、制御部11は、預け入れが確認されたボックスに対してLEDの点灯指示を行う(ステップS126)。制御部11はボックス13bに点灯コマンドを送信し、ボックス13bは、点灯コマンドに従ってLED131bを点灯する(ステップS127)。制御部11は、預け入れ完了画面(図12(i))をディスプレイ104に表示させる(ステップS128)。
制御部11は、預け入れ情報(図7参照)を記憶装置103に記憶するとともに、管理サーバ30に送信する(ステップS129)。管理サーバ30は、ボックスの利用履歴として、制御部11から受信した預け入れ情報を預け入れDB306に格納する(ステップS130)。管理サーバ30は、預け入れDB306に格納された預け入れ情報に基づいて、一定期間ごと(例えば毎月)の課金ログ(図8(b)参照)を生成し、課金DB307に格納する(ステップS131)。課金ログは、電子メールを介してまたは管理サーバ30と宅配事業者サーバ20の直接通信により宅配事業者に通知される。
(荷物受け取り)
図13A、図13Bは、本実施形態に係る受け取り処理のシーケンスチャートである。利用者がタッチパネルであるディスプレイ104に触れると、制御部11は初期画面(図14(a))をディスプレイ104に表示させる(ステップS201)。利用者が事前に登録したカードでカードリーダ106をタッチすると、カードリーダ106はカードの読み取りを行う(ステップS202)。
制御部11は、カードリーダ106によって読み取られたカードIDなどの情報(認証情報)を記憶装置103に記憶された登録情報と照合することにより、利用者の認証を行う(ステップS203)。さらに制御部11は、登録された認証方法に応じて、適宜撮像部107による顔認証、ディスプレイ104におけるパスワード認証も行う。制御部11は、認証情報を管理サーバ30に送信し、管理サーバ30が利用者認証を行ってもよい。
利用者の認証が成功すると、制御部11は、記憶装置103に記憶された預け入れ情報に基づいて、利用者宛の荷物が預け入れられていることを確認する(ステップS204)。例えば、制御部11は、利用者のカードIDに紐付けられた部屋番号と、ボックス13a、13bのいずれかに預け入れられている荷物の部屋番号とが一致することを確認する。続いて、制御部11は、荷物の預け入れまたは取り出しを選択するための用件選択画面(図14(b1))をディスプレイ104に表示させる(ステップS205)。ここで制御部11は、利用者宛の荷物が預け入れられていない場合には、用件選択画面に表示された「とりだす」のアイコンをグレーアウトする。
荷物確認処理(ステップS204)において、制御部11は、利用者宛の荷物がボックス内に長期滞留(例えば2〜3日)していることを確認した場合、用件選択画面に代えて警告画面(図14(b2))をディスプレイ104に表示させてもよい。警告画面には、例えば、長期滞留している荷物があるために管理会社から連絡が入り、利用を停止する場合がある旨のメッセージが表示される。警告画面には、荷物の預け入れを行うためのアイコンは含まれず、例えば「次へ」のアイコンを利用者がタッチ操作すると、荷物の取り出し処理に移行する(ステップS206に進む)。
利用者のタッチ操作によって荷物の取り出しが選択されると、制御部11は、利用者宛の荷物が預け入れられているボックスに対してLEDの点滅指示を行う(ステップS206)。例えばボックス13bに利用者宛の荷物が預け入れられている場合、制御部11は、ボックス13bに点滅コマンドを送信する。ボックス13bは、制御部11からの点滅コマンドに従ってLED131bを点滅させる(ステップS207)。
制御部11は、ボックスのボタン押下および荷物の取り出しを促す取り出し指示画面(図14(c))をディスプレイ104に表示させる(ステップS208)。制御部11は、ボタン押下の認識処理を行う(ステップS209)。具体的には、制御部11はボックス13bに状態取得コマンドを送信することにより、ボタン132bが押下されたか否かの問い合わせを行う。ボックス13bは、状態取得コマンドに応答して、ボタン132bの押下状態を制御部11に送信する。押下認識処理(ステップS209)は、ボタン132bのいずれかのボタン押下が検知されるか、取り出し指示画面において処理がキャンセルされるまで繰り返される。
利用者によってボタン132bが押下されると、ボックス13bはボタン132bの押下を検知する(ステップS210)。制御部11は、状態取得コマンドに対するボックス13bからの応答によってボタン132bの押下を認識し、ボックス13bに対して解錠指示を行う(ステップS211)。制御部11は、ボックス13bに解錠コマンドを送信し、ボックス13bは、解錠コマンドに従って電気錠134bを駆動する。これによりボックス13bは解錠される(ステップS212)。
制御部11は、ボックス13bに状態取得コマンドを送信し、ボックス13bの閉扉状態を確認する(ステップS213)。利用者がボックス13bの扉を開くと、ボックス13bは開閉センサ133bから開状態を検知する。続いて利用者が荷物を取り出し、ボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する(ステップS214)。ボックス13bは、状態取得コマンドに応答して、扉の開閉状態を制御部11に送信する。制御部11は、扉の開状態とそれに続く閉状態を示す信号をボックス13bから受信する。
制御部11は、取り出し確認画面(図14(d))をディスプレイ104に表示させる(ステップS215)。取り出し確認画面において、利用者のタッチ操作によってボックス13bからの荷物の取り出しが確認される。
図13Bに進み、制御部11は、取り出しが確認されたボックスに対して施錠指示を行う(ステップS216)。制御部11はボックス13bに施錠コマンドを送信し、ボックス13bは、施錠コマンドに従って電気錠134bを駆動する。これによりボックス13bは施錠される(ステップS217)。さらに、制御部11は、取り出しが確認されたボックスに対してLEDの消灯指示を行う(ステップS218)。制御部11はボックス13bに消灯コマンドを送信し、ボックス13bは、消灯コマンドに従ってLED131bを消灯する(ステップS219)。制御部11は、受け取り完了画面(図14(e))をディスプレイ104に表示させる(ステップS220)。
(集荷依頼)
図15A、図15Bは、本実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。初期画面表示から利用者認証までの処理(ステップS301〜S303)は、上述のステップS201〜S203と同様であるため、その説明を省略する。
利用者の認証が成功すると、制御部11は、用件を選択するための用件選択画面(図16(b))をディスプレイ104に表示させる(ステップS304)。利用者のタッチ操作によって荷物の預け入れが選択されると、制御部11は、集荷依頼を行う宅配事業者を選択するための事業者選択画面(図16(c))をディスプレイ104に表示させる(ステップS305)。なお、後述のステップS307において取得されるコード情報で宅配事業者を識別できる場合には、事業者選択処理(ステップS305)を省略してもよい。事業者選択画面において、配達員のタッチ操作によって事業者が選択されると、制御部11は、集荷依頼の時間帯を指定するための時間指定画面(図16(d))をディスプレイ104に表示させる(ステップS306)。時間指定画面において、配達員のタッチ操作によって集荷依頼の時間帯が指定されると、制御部11は、バーコード読み取り画面(図16(e))をディスプレイ104に表示させる(ステップS307)。利用者は集荷依頼を行う荷物の伝票を予め取得しておく。伝票は上述の伝票51(図5参照)と同様のものである。なお、時間指定処理(ステップS306)は実行されなくてもよい。
利用者が伝票に印刷されたバーコードを撮像部107にかざすと、撮像部107はバーコード画像を取得する。制御部11は撮像部107からのバーコード画像を解析することにより、バーコードが表すコード情報を取得する。コード情報には少なくとも伝票番号が含まれ、制御部11は伝票番号に基づいて荷物の識別を行う(ステップS308)。
制御部11は、伝票番号を対応する宅配事業者サーバ20に送信する(ステップS309)。宅配事業者サーバ20は伝票番号の認証を行う(ステップS310)。例えば、伝票番号が選択した宅配事業者の番号ではないと識別できた場合には、宅配事業者サーバ20は認証失敗を制御部11に通知する。なお、伝票番号の認証処理(ステップS309、S310)は、管理サーバ30経由で行われてもよい。また、伝票番号の認証処理は実行されなくてもよい。LED点滅処理、ボックス選択処理および押下認識処理(ステップS311〜S314)は、上述のステップS112〜S115と同様であるため、その説明を省略する。
利用者によってボタン132bが押下されると、ボックス13bはボタン132bの押下を検知する(ステップS315)。解錠処理およびLED消灯処理(ステップS316〜S319)は、上述のステップS117〜S120と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、ボックス13bに状態取得コマンドを送信し、ボックス13bの閉扉状態を確認する(ステップS320)。利用者がボックス13bの扉を開くと、ボックス13bは開閉センサ133bから開状態を検知する。続いて利用者が荷物を預け入れ、ボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する(ステップS321)。または、荷物がボックス13b内に収まらない場合、利用者が荷物を預け入れることなくボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する。ボックス13bは、状態取得コマンドに応答して、扉の開閉状態を制御部11に送信する。制御部11は、扉の開状態とそれに続く閉状態を示す信号をボックス13bから受信する。
制御部11は、預け入れ確認画面(図16(f))をディスプレイ104に表示させる(ステップS322)。預け入れ確認画面において、利用者のタッチ操作によってボックス13bへの荷物の預け入れが確認される。ボックス変更のアイコンが選択された場合、ステップS313からステップS322までの処理が再度実行される。例えば、ボックス13bに代えてボックス13aが預け入れ先として新たに選択され、預け入れ確認画面において、ボックス13aへの荷物の預け入れが確認される。施錠処理およびLED点灯処理(ステップS323〜S326)は、上述のステップS124〜S127と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、集荷依頼完了画面(図16(g))をディスプレイ104に表示させる(ステップS327)。制御部11は、集荷依頼を受け付けた旨を利用者端末に電子メールで通知してもよい。制御部11は、集荷依頼情報を記憶装置103に記憶するとともに、管理サーバ30に送信する(ステップS328)。集荷依頼情報は、集荷依頼先の宅配事業者、集荷依頼の時間帯、伝票番号、利用者のカードID、荷物が預け入れられたボックス番号、預け入れ日時などを含む。
管理サーバ30は、カードIDに基づいて利用者の住所、氏名、電話番号を利用者DB308から取得する。管理サーバ30は、荷物の伝票番号、集荷先の住所、ボックス番号、集荷依頼者の氏名、電話番号、集荷依頼の時間帯などの情報とともに、宅配事業者サーバ20に対して集荷依頼を送信する(ステップS329)。
管理サーバ30は、ボックスの利用履歴として、制御部11から受信した集荷依頼情報を預け入れDB306に格納する(ステップS330)。管理サーバ30は、預け入れDB306に格納された預け入れ情報に基づいて、一定期間ごと(例えば毎月)の課金ログを生成し、課金DB307に格納する(ステップS331)。荷物配達時の利用対する課金ログと集荷時の利用に対する課金ログは区別されなくてもよい。
(集荷)
図17A、図17Bは、本実施形態に係る集荷処理のシーケンスチャートである。初期画面処理および用件選択処理(ステップS401、S402)は、上述のステップS101、S102と同様であるため、その説明を省略する。用件選択画面において、集荷に訪れた配達員のタッチ操作によって取り出しが選択されると、制御部11は、パスワード入力画面(図18(c))をディスプレイ104に表示させる(ステップS403)。
配達員のタッチ操作によってパスワードが入力されると、制御部11は、入力されたパスワードを記憶装置103に予め登録されたパスワードと照合することにより、配達員の事業者認証を行う(ステップS404)。制御部11は、配達員の社員カード、社員バーコードなどをカードリーダ106、撮像部107を用いて読み取ることにより、事業者認証を行ってもよい。
制御部11は、記憶装置103に記憶された情報に基づいて、認証された宅配事業者に依頼された荷物が預け入れられたボックスを確認し、該ボックスに対してLEDの点滅指示を行う(ステップS405)。例えば集荷された荷物がボックス13bに預け入れられている場合、制御部11は、ボックス13bに点滅コマンドを送信する。ボックス13bは、制御部11からの点滅コマンドに従ってLED131bを点滅させる(ステップS406)。
制御部11は、ボックスのボタン押下および荷物の取り出しを促す取り出し指示画面(図18(d))をディスプレイ104に表示させる(ステップS407)。押下認識から解錠までの処理(ステップS408〜S411)は、上述のステップS209〜S212と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、ボックス13bに状態取得コマンドを送信し、ボックス13bの閉扉状態を確認する(ステップS412)。配達員(集荷員)がボックス13bの扉を開くと、ボックス13bは開閉センサ133bから開状態を検知する。続いて配達員が荷物を取り出し、ボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する(ステップS413)。ボックス13bは、状態取得コマンドに応答して、扉の開閉状態を制御部11に送信する。制御部11は、扉の開状態とそれに続く閉状態を示す信号をボックス13bから受信する。
制御部11は、取り出し確認画面(図18(e))をディスプレイ104に表示させる(ステップS414)。取り出し確認画面において、配達員のタッチ操作によってボックス13bからの荷物の取り出しが確認される。図18Bに進み、施錠指示から完了画面表示までの処理(ステップS415〜S419)は、上述のステップS216〜S220と同様であるため、その説明を省略する。配達員は、集荷した荷物の配送料金を決定し、配送料金を記載した伝票の控えを利用者のポストに投函する。制御部11は、集荷受付が完了した旨を利用端末に電子メールで通知してもよい。
宅配事業者サーバ20は、集荷された荷物の配送料金を荷物DB205に格納する(ステップS420)。宅配事業者サーバ20は、荷物DB205に格納された預け入れ情報に基づいて、一定期間ごと(例えば毎月)の配送料金を集計し、配送料の請求を管理サーバ30に通知する(ステップS421)。
本実施形態によれば、荷物に関連付けられたコード情報に基づいて荷物の識別が行われる。これにより、ボックスに預け入れられた荷物を適切に管理することができるため、ボックスの利用効率を高めることが可能となる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態に係る管理システムを説明する。本実施形態において、配達員は、既に荷物が預け入れられているボックスに対して、さらに荷物を追加して預け入れることが可能である。また、利用者は、配達された荷物をボックスから取り出すまで、集荷依頼の制限を受ける。以下、本実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。なお、集荷依頼の制限を行う実施形態は、荷物の追加預け入れを可能とする実施形態とは独立して実施可能である。
(荷物預け入れ)
図19A、図19Bは、本実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。配達に訪れた配達員がタッチパネルであるディスプレイ104に触れると、制御部11は、初期画面(図20(a))をディスプレイ104に表示させる(ステップS501)。配達員のタッチ操作によってアイコン1001が選択されると、制御部11は、荷物の預け入れまたは取り出しを選択するための用件選択画面(図20(b))をディスプレイ104に表示させる(ステップS502)。
用件選択画面において、配達員のタッチ操作によって荷物の預け入れが選択されると、制御部11は、宅配事業者を選択するための事業者選択画面(図20(c))をディスプレイ104に表示させる(ステップS503)。事業者選択画面において、配達員のタッチ操作によって事業者が選択されると、制御部11は、選択された宅配事業者を記憶し、続いて宅配事業者の認証情報を入力するための認証画面(図20(d))をディスプレイ104に表示する(ステップS504)。
事業者認証から荷物情報送信までの処理(ステップS505〜S509)は、第1実施形態におけるステップS105〜S109と同様であるため、その説明を省略する。制御部11は、部屋番号入力画面(図20(f))をディスプレイ104に表示させる(ステップS510)。部屋番号入力画面において、配達員のタッチ操作によって部屋番号が入力される。
制御部11は、荷物情報送信処理(ステップS509)で取得される荷物の配達ステータスが「配達中」である場合、ボックス13a、13bのうちの空きボックスへの荷物の預け入れを許可する(ステップS511)。さらに、制御部11は、既にボックス13a、13bのいずれかに預け入れられた荷物(第1の荷物)の宛先および宅配事業者と、空きボックスへの預け入れを許可した荷物(第2の荷物)の宛先および宅配事業者とを照合する。制御部11は、第2の荷物を宅配する宅配事業者が、第1の荷物を宅配した宅配事業者と共通し、かつ、第1の荷物の宛先が第2の荷物の宛先と共通する場合に、第1の荷物が預け入れられたボックスへの第2の荷物の追加の預け入れを許可する。追加の預け入れが許可されるボックスの数は1または複数であり得る。
図19Bに進み、制御部11は、記憶装置103の荷物預け入れ情報に基づいて、宅配ボックス装置10の空きボックスに対してLEDの点滅指示を行う。さらに、制御部11は、荷物の追加の預け入れを許可したボックスに対してもLEDの点滅指示を行う(ステップS512)。ここでは、ボックス13aが空きボックスであり、ボックス13bに追加の預け入れを許可したものとする。制御部11は、ボックス13a、13bに点滅コマンドを送信し、ボックス13a、13bは点滅コマンドに従ってそれぞれLED131a、131bを点滅させる(ステップS513)。
制御部11は、ボックスのボタン押下および荷物の預け入れを促すボックス選択画面(図20(g))をディスプレイ104に表示させる(ステップS514)。ここで、制御部11は、追加の預け入れを許可したボックス13bに預け入れを行うと追加料金が割引(または無料)になる旨のメッセージをボックス選択画面に表示する。押下認識から開閉検知までの処理(ステップS515〜S522)は、第1実施形態におけるステップS115〜S122と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、預け入れ確認画面(図20(h))をディスプレイ104に表示させる(ステップS523)。預け入れ確認画面において、配達員のタッチ操作によって部屋番号およびボックス13bへの荷物の預け入れが確認される。預け入れ確認画面において、ボックス変更のアイコンが選択された場合、制御部11は、解錠されたボックス13bに対して施錠指示を行う。これにより、ボックス13bは選択前の状態にリセットされる。そして、ボックス選択から預け入れ確認までの処理(ステップS514〜ステップS523)が再度実行される。例えば、ボックス13bとは別のボックスが追加預け入れ先として新たに選択され、預け入れ確認画面において、該ボックスへの荷物の追加預け入れが確認される。施錠指示から完了画面表示までの処理(ステップS524〜S528)は、第1実施形態におけるステップS124〜S128と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、預け入れ情報(図7参照)を記憶装置103に記憶するとともに、管理サーバ30に送信する(ステップS529)。制御部11は、追加の預け入れであることを示す情報を預け入れ情報に含めてもよい。管理サーバ30は、ボックスの利用履歴として、制御部11から受信した預け入れ情報を預け入れDB306に格納する(ステップS530)。管理サーバ30は、預け入れDB306に格納された預け入れ情報に基づいて、一定期間ごと(例えば毎月)の課金ログ(図8(b)参照)を生成し、課金DB307に格納する(ステップS531)。追加の預け入れが行われたボックスに対しては割引料金が適用される。課金ログは、電子メールを介してまたは管理サーバ30と宅配事業者サーバ20の直接通信により宅配事業者に通知される。
(集荷依頼)
図21A、図21Bは、本実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。初期画面表示から利用者認証までの処理(ステップS601〜S603)は、第1実施形態におけるステップS301〜S303と同様であるため、その説明を省略する。
利用者の認証が成功すると、制御部11は、用件を選択するための用件選択画面(図22(b))をディスプレイ104に表示させる(ステップS604)。利用者のタッチ操作によって荷物の預け入れが選択され、集荷要求が入力されると、制御部11は、ボックス13a、13bのいずれかに預け入れられている荷物がある場合にその宛先を確認する(ステップS605)。制御部11は、記憶装置103に記憶された登録情報と預け入れ情報に基づいて、例えば利用者のカードIDに紐付けられた部屋番号と、預け入れられている荷物の部屋番号とを比較し、これらの部屋番号が一致する場合、利用者を宛先とする荷物が預け入れられていると判断する。
利用者を宛先とする荷物が預け入れられている場合、制御部11は、警告画面(図22(c))をディスプレイに表示させる(ステップS606)。警告画面において、利用者を宛先とする荷物(預かり荷物)がある場合には、その荷物が取り出されるまで集荷依頼を受け付けない旨が利用者に通知される。利用者のタッチ操作によって集荷依頼が一旦中止され、制御部11は用件選択画面をディスプレイ104に再度表示させる(ステップS604に戻る)。制御部11は、預かり荷物がある場合には、警告表示処理より後の処理(ステップS607〜S632)を実行しない。つまり、利用者を宛先とする荷物が少なくともボックス13a、13bのいずれかから取り出されるまで、空きボックスの扉は解錠されない。
ステップS605において、制御部11は、利用者を宛先とする荷物が預け入れられていないことを確認した後、集荷依頼を行う宅配事業者を選択するための事業者選択画面(図22(d))をディスプレイ104に表示させる(ステップS607)。以降の処理(ステップS608〜S632)は、第1実施形態におけるステップS306〜S330と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態によれば、宅配事業者と宛先が同一である場合、既に荷物が預け入れられている使用中のボックスに対して、荷物を追加して預け入れることができる。したがって、ボックスの利用効率を高めることが可能となる。また、利用者が集荷依頼を行う際には、配達された荷物をボックスから取り出す必要がある。したがって、ボックスにおける荷物の滞留を低減し、限られた数のボックスを有効に利用することが可能となる。
[第3実施形態]
続いて、第3実施形態に係る管理システムを説明する。本実施形態においては、荷物の預け入れ時および集荷時に電子マネーカードを用いてボックスの利用料金が支払われる。以下、本実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
(荷物預け入れ)
図23A、図23Bは、本実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。配達に訪れた配達員がタッチパネルであるディスプレイ104に触れると、制御部11は初期画面(図24(a))をディスプレイ104に表示させる(ステップS701)。配達員は、電子マネーカードでカードリーダ106をタッチする(ステップS702)。電子マネーカードは、例えばSuica(登録商標)、WAON(登録商標)、nanaco(登録商標)などの電子マネー決済システムで利用可能なICカードである。
制御部11は、カードリーダ106によって読み取られたカードIDに基づいて、配達員の事業者認証を行う(ステップS703)。例えば、制御部11は、読み取られたカードIDを記憶装置103に予め登録されたカードIDと照合し、カードIDに関連付けられた宅配事業者を識別する。さらに、制御部11は、電子マネーカードの認証を行ってもよい。例えば、制御部11は、電子マネーカードが有効であるか、電子マネー決済システムに対応しているかなどを確認してもよい。なお、制御部11は、カードIDを管理サーバ30に送信し、管理サーバ30が事業者認証を行ってもよい。
制御部11は、荷物の預け入れまたは取り出しを選択するための用件選択画面(図24(b))をディスプレイ104に表示させる(ステップS704)。用件選択画面において、配達員のタッチ操作によって預け入れが選択されると、制御部11は、部屋番号入力画面(図24(c))をディスプレイ104に表示させる(ステップS705)。部屋番号入力画面において、配達員のタッチ操作によって部屋番号が入力される。点滅指示から開閉検知までの処理(ステップS706〜S716)は、第1実施形態におけるステップS112〜S122と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、利用料金の支払い方法選択するための支払選択画面(図24(e))をディスプレイ104に表示させる(ステップS717)。支払選択画面には、預け入れが行われたボックスの番号、荷物の宛先の部屋番号、利用料金、電子マネーのリストなどが含まれる。配達員のタッチ操作によって支払いに用いる電子マネーが選択されると、図23Bに進み、制御部11は、支払確認画面(図24(f))をディスプレイ104に表示させる(ステップS718)。支払確認画面には、選択された電子マネーの種類の他、「扉を閉めたままカードをタッチして下さい」のようなカードタッチを促すメッセージが含まれる。
配達員は支払確認画面を確認し、電子マネーカードでカードリーダ106をタッチする(ステップS719)。制御部11は、カードリーダ106によって読み取られたカードIDに基づいて利用料金の決済を行う(ステップS720)。制御部11は、決済を宅配ボックス装置10においてローカルに行い、決済情報を記憶装置103に記憶する。記憶装置103に記憶された決済情報は、バッチ処理などにより定期的に(例えば毎日1回)電子マネー決済システムのサーバに転送される。施錠指示からLED点灯までの処理(ステップS721〜S724)は、第1実施形態におけるステップS124〜S127と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、利用料金の決済と荷物の預け入れが完了したことを示す預け入れ完了画面(図24(g))をディスプレイ104に表示させる(ステップS725)。制御部11は、電子マネーカードIDに関連付けて預け入れ情報(図7参照)を記憶装置103に記憶するとともに、管理サーバ30に送信する(ステップS726)。管理サーバ30は、ボックスの利用履歴として、制御部11から受信した預け入れ情報を預け入れDB306に格納する(ステップS727)。
(集荷)
図25A、図25Bは、本実施形態に係る集荷処理のシーケンスチャートである。初期画面処理から事業者認証までの処理(ステップS801〜S803)は、上述のステップS701〜S703と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、荷物の預け入れまたは取り出しを選択するための用件選択画面(図26(b))をディスプレイ104に表示させる(ステップS804)。用件選択画面において、集荷に訪れた配達員のタッチ操作によって取り出しが選択される。制御部11は、記憶装置103に記憶された情報に基づいて、認証された宅配事業者に依頼された荷物が預け入れられたボックスを確認し、該ボックスに対してLEDの点滅指示を行う(ステップS805)。例えば集荷された荷物がボックス13bに預け入れられている場合、制御部11は、ボックス13bに点滅コマンドを送信する。ボックス13bは、制御部11からの点滅コマンドに従ってLED131bを点滅させる(ステップS806)。
制御部11は、利用料金の支払い方法を選択するための支払選択画面(図26(c))をディスプレイ104に表示させる(ステップS807)。支払選択画面には、預け入れが行われたボックスの番号、荷物の宛先の部屋番号、利用料金、電子マネーのリストなどが含まれる。配達員のタッチ操作によって支払いに用いる電子マネーが選択されると、制御部11は、支払確認画面(図26(d))をディスプレイ104に表示させる(ステップS808)。支払確認画面には、選択された電子マネーの種類の他、「カードをタッチして下さい」のようなカードタッチを促すメッセージが含まれる。カードタッチ処理およびカード決済処理(ステップS809、S810)は、上述のステップS719、S720と同様であるため、その説明を省略する。また、カード決済処理以降の処理(ステップS811〜S825)は、第1実施形態におけるステップS407〜S421と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態によれば、配達した荷物の預け入れ時および集荷依頼された荷物の取り出し時に、配達員の所持する電子マネーカードによって決済が行われる。電子マネーカードは決済のみならず、宅配事業者を認証するためにも用いられる。これにより、宅配ボックス装置の利便性が向上し、利用効率を高めることが可能となる。
[第4実施形態]
第3実施形態において説明した電子マネーカードを用いた決済は、荷物の追加預け入れを行う際にも適用可能である。以下、本実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
(荷物預け入れ)
図27A、図27Bは、本実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。初期画面表示からLED点滅までの処理(ステップS901〜S907)は、第3実施形態におけるステップS701〜S707の処理と同様であるため、その説明を省略する。
制御部11は、ボックスのボタン押下および荷物の預け入れを促すボックス選択画面(図28(d))をディスプレイ104に表示させる(ステップS908)。ここで、制御部11は、記憶装置103に記憶されている預け入れ情報に基づいて、ボックス13a、13bに既に預け入れられている荷物の宛先と、部屋番号入力処理(ステップS905)で入力された宛先(届け先の部屋番号)とを照合する。さらに、制御部11は、ボックス13a、13bに既に預け入れられている荷物の宅配事業者と、事業者認証処理(ステップS903)で認証された宅配事業者とを照合する。宛先と宅配事業者がそれぞれ同一である場合、制御部11は、同じ宛先の荷物が既に預け入れられている旨、および同じボックスに預け入れを行うと追加料金が割引(または無料)になる旨のメッセージをボックス選択画面に表示する。なお、宅配事業者が同一であるかの判断は、電子マネーカードIDの一致に基づくものであってよい。
押下認識から開閉検知までの処理(ステップS909〜S916)は、第3実施形態におけるステップS709〜S716の処理と同様であるため、その説明を省略する。制御部11は、利用料金の支払い方法選択するための支払選択画面(図28(e))をディスプレイ104に表示させる(ステップS917)。支払選択画面には、預け入れが行われたボックスの番号、荷物の宛先の部屋番号、利用料金、電子マネーのリストなどが含まれる。追加預け入れが行われた場合には、利用料金は割引される。
図27Bに進み、配達員のタッチ操作によって支払いに用いる電子マネーが選択されると、制御部11は、支払確認画面(図28(f))をディスプレイ104に表示させる(ステップS918)。以降の処理(ステップS919〜S927)は、第3実施形態におけるステップS719〜S727と同様であるため、その説明を省略する。
[第5実施形態]
第2実施形態においては、荷物の追加預け入れおよび集荷依頼を行う際に、バーコードを用いて荷物の識別処理を行う例を説明した。本実施形態においては、バーコードを用いた荷物の識別処理は省略される。
(荷物預け入れ)
図29A、図29Bは、本実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。初期画面表示から事業者認証までの処理(ステップS1501〜ステップS1505)は、第2実施形態におけるステップS501〜ステップS505と同様である。預け入れ許可から課金ログ生成までの処理(ステップS1506〜ステップS1526)は、第2実施形態におけるステップS511〜ステップS531と同様である。
(集荷依頼)
図30A、図30Bは、本実施形態に係る集荷依頼処理のシーケンスチャートである。初期画面表示から事業者選択までの処理(ステップS1601〜ステップS1607)は、第2実施形態におけるステップS601〜ステップS607と同様である。点滅指示から課金ログ生成までの処理(ステップS1608〜ステップS1628)は、第2実施形態におけるステップS612〜ステップS632と同様である。
[第6実施形態]
第2実施形態においては、空きボックスに加えて、荷物が預け入れられている使用中のボックスに対しても荷物の預け入れが許可される例を説明した。本実施形態においては、荷物の預け入れ先として、空きボックスよりも使用中のボックスが優先的に選択される。
(荷物預け入れ)
図31A、図31Bは、本実施形態に係る預け入れ処理のシーケンスチャートである。初期画面表示から事業者認証までの処理(ステップS1701〜ステップS1705)は、第2実施形態におけるステップS501〜ステップS505と同様である。ステップS1706において、制御部11は、部屋番号入力画面(図32(e))をディスプレイ104に表示させる。部屋番号入力画面において、配達員のタッチ操作によって部屋番号が入力される。制御部11は、既にボックス13a、13bのいずれかに預け入れられた他の荷物(第1の荷物)の宛先および宅配事業者と、預け入れ受付中の荷物(第2の荷物)の宛先および宅配事業者とを照合する。制御部11は、第2の荷物を宅配する宅配事業者が、第1の荷物を宅配した宅配事業者と共通し、かつ、第1の荷物の宛先が第2の荷物の宛先と共通する場合に、第1の荷物が預け入れられたボックスへの第2の荷物の追加の預け入れを許可する(ステップS1707)。追加の預け入れが許可されるボックスの数は1または複数であり得る。
制御部11は、荷物の追加の預け入れを許可したボックスに対してLEDの点滅指示を行う(ステップS1708)。ここでは、ボックス13bに第1の荷物が預け入れられており、使用中のボックス13bへの第2の荷物の追加の預け入れを許可したものとする。制御部11は、ボックス13bに点滅コマンドを送信し、ボックス13bは点滅コマンドに従ってLED131bを点滅させる(ステップS1709)。
制御部11は、ボックスのボタン押下および荷物の追加の預け入れを促すボックス選択画面(図32(f))をディスプレイ104に表示させる(ステップS1710)。ここで、制御部11は、使用中のボックス13bに預け入れを行うように指示するメッセージをボックス選択画面に表示する。続いて、制御部11は、ボタン押下の認識処理を行う(ステップS1711)。具体的には、制御部11は、ボックス13bに状態取得コマンドを送信することにより、ボタン132bが押下されたか否かの問い合わせを行う。ボックス13bは、状態取得コマンドに応答して、ボタン132bの押下状態を制御部11に送信する。押下認識処理(ステップS1711)は、ボタン132bの押下が検知されるか、ボックス選択画面において処理がキャンセルされるまで繰り返される。
配達員によってボタン132bが押下されると、ボックス13bはボタン132bの押下を検知する(ステップS1712)。制御部11は、状態取得コマンドに対するボックス13bからの応答によってボタン132bの押下を認識し、ボタン押下が検知されたボックスに対して解錠指示を行う(ステップS1713)。制御部11は、ボックス13bに解錠コマンド(解錠信号)を送信し、ボックス13bは、解錠コマンドに従って電気錠134bを駆動する。これによりボックス13bは解錠される(ステップS1714)。
制御部11は、ボックス13bに状態取得コマンドを送信し、ボックス13bの閉扉状態を確認する(ステップS1715)。配達員がボックス13bの扉を開くと、ボックス13bは開閉センサ133bから開状態を検知する。続いて配達員が荷物を預け入れ、ボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する(ステップS1716)。または、荷物がボックス13b内に収まらない場合、配達員が荷物を預け入れることなくボックス13bの扉を閉めると、ボックス13bは開閉センサ133bから閉状態を検知する。ボックス13bは、状態取得コマンドに応答して、扉の開閉状態を制御部11に送信する。制御部11は、扉の開状態とそれに続く閉状態を示す信号をボックス13bから受信する。
制御部11は、預け入れ確認画面(図32(g))をディスプレイ104に表示させる(ステップS1717)。預け入れ確認画面において、配達員のタッチ操作によって部屋番号およびボックス13bへの荷物の預け入れが確認される。預け入れ確認画面において、空きボックス利用のアイコンが選択された場合、制御部11は、解錠されたボックス13bに対して施錠指示および点灯指示を行う。これにより、ボックス13bは選択前の状態にリセットされる。そして、ボックス選択から預け入れ確認までの処理(ステップS1710〜ステップS1717)が今度は空きボックスに対して実行される。例えば、空きボックスであるボックス13aが預け入れ先として新たに選択され、預け入れ確認画面において、該ボックスへの荷物の預け入れが確認される。施錠指示から課金ログ生成までの処理(ステップS1718〜S1725)は、第2実施形態におけるステップS524〜S531と同様であるため、その説明を省略する。
本実施形態によれば、ボックスに預け入れられている第1の荷物の宛先および宅配事業者と、預け入れ受付中の第2の荷物の宛先および宅配事業者が同一である場合、第1の荷物が預け入れられているボックスに対してのみ、第2の荷物の預け入れを許可することができる。また、第1の荷物が預け入れられているボックスのスペース不足などにより第2の荷物の預け入れができないときのために、預け入れが許可されていなかった空きボックスに対して、第2の荷物の預け入れを可能とすることができる。
[第7実施形態]
図33は、上述の各実施形態に係る宅配ボックス装置10の概略構成図である。宅配ボックス装置10は、荷物を収納可能なボックス13と制御装置14とを備える。制御装置14は、識別情報に基づいて識別された荷物のボックス13への預け入れを許可する制御部11と、荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部12とを備える。
[他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、ボックス13a、13bがLEDおよびボタンを備えていなくてもよい。その場合、配達員がボタンを押下することなく制御部11が預け入れ先のボックスを選択し、選択したボックスに対して解錠指示を行う。
また、入力部12は宅配ボックスのみならず、集合住宅に設置された他の装置を操作するために使用されてもよい。例えば、登録したカードをカードリーダ106にかざすことでエントランスのオートロックを解除してもよい。さらに、電動車両の充電システムと連携させ、充電器の利用状況を確認するために使用することも可能である。
上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する宅配ボックス制御装置であって、
前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、
前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える宅配ボックス制御装置。
(付記2)
前記制御部は、前記荷物を宅配した事業者を前記識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記事業者の事業者サーバから前記荷物の配達状況を表す配達情報を取得し、前記配達情報に基づいて前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する付記1に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記3)
前記制御部は、前記識別情報に関連付けられた前記荷物のサイズを前記事業者サーバから取得し、前記荷物のサイズに基づいて、前記荷物の預け入れを許可する前記ボックスを判断する付記2に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記4)
前記制御部は、前記荷物が預け入れられた前記ボックス、前記荷物を宅配した前記事業者、および前記荷物の預け入れが行われた日時の少なくとも1つを表す預け入れ情報を、前記ボックスを管理する管理サーバに送信する付記2または3に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記5)
前記制御部は、利用者による集荷要求が入力された場合、前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しない付記1乃至4のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記6)
前記制御部は、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可する付記2乃至5のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記7)
前記制御部は、予め登録されたカードを読み取らせるように促す初期画面を表示させ、前記カードが前記入力部によって読み取られたときに、前記カードに含まれる認証情報に基づいて利用者を認証し、前記認証された利用者による荷物の預け入れまたは受け取りを行うための操作画面を表示させる付記1乃至6のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記8)
前記制御部は、前記荷物の預け入れまたは取り出しが行われた前記ボックスの番号を記憶し、前記ボックスのうち荷物の預け入れが可能な空きボックスが無いと判断した場合、前記操作画面における預け入れのためのアイコンをグレーアウトする付記7に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記9)
前記入力部は、画面上でのタッチ操作を検出するタッチセンサを有し、前記タッチ操作に応じて事業者情報または宛先情報を入力する付記1乃至8のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記10)
前記入力部は、前記識別情報を表す2次元コードを読み取る撮像部を有する付記1乃至9のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記11)
前記入力部は、利用者を認証するためのカードを読み取るカードリーダを有する付記1乃至10のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記12)
前記制御部は、前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを表す利用情報を前記ボックスから取得し、前記利用情報を前記ボックスを管理する管理サーバに送信する付記1乃至11のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記13)
前記制御部は、前記ボックスを利用する事業者が運営する事業者サーバに対して前記利用情報に基づく情報を提供するために、前記利用情報を前記管理サーバに送信する付記12に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記14)
前記制御部は、事業者ごとに前記ボックスの利用実績に応じた課金ログを生成するための前記預け入れ情報を前記管理サーバに送信する付記12または13に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記15)
荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備える宅配ボックス装置であって、
前記制御装置は、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える、宅配ボックス装置。
(付記16)
前記複数のボックスは異なるサイズを有し、前記複数のボックスのうちの少なくとも1つは冷蔵または冷凍機能を有する付記15に記載の宅配ボックス装置。
(付記17)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する宅配ボックス管理サーバであって、
前記制御装置は、荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える、宅配ボックス管理サーバ。
(付記18)
前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを示す利用情報を前記制御装置から受信し、前記ボックスを利用する事業者が運営する事業者サーバに対して前記利用情報に基づく情報を提供する付記17に記載の宅配ボックス管理サーバ。
(付記19)
荷物が預け入れられた前記ボックス、前記荷物を宅配した事業者、および前記荷物の預け入れが行われた日時の少なくとも1つを表す預け入れ情報を前記制御装置から受信し、前記預け入れ情報に基づいて、前記事業者ごとに前記ボックスの利用実績に応じた課金ログを生成する付記17または18に記載の宅配ボックス管理サーバ。
(付記20)
制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するための宅配ボックスであって、
前記制御装置は、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の預け入れを許可する制御部とを備える、宅配ボックス。
(付記21)
解錠信号に応じて前記宅配ボックスの扉を解錠する電気錠を備え、
前記制御装置は、前記荷物の預け入れを許可した前記宅配ボックスに前記解錠信号を送信する付記20に記載の宅配ボックス。
(付記22)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法であって、
前記荷物に関連付けられた識別情報を入力するステップと、
前記識別情報に基づいて前記荷物の識別を行うステップと、
前記識別された荷物の前記ボックスへの預け入れを許可するステップとを備える宅配ボックス制御方法。
(付記23)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記荷物に関連付けられた識別情報を入力するステップと、
前記識別情報に基づいて前記荷物の識別を行うステップと、
前記識別された荷物の前記ボックスへの預け入れを許可するステップとを備えることを特徴とするプログラム。
(付記24)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する宅配ボックス制御装置であって、
前記荷物を宅配した事業者を前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可する制御部とを備える宅配ボックス制御装置。
(付記25)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する宅配ボックス制御装置であって、
利用者による集荷要求が入力された場合、前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを、前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しない制御部を備える宅配ボックス制御装置。
(付記26)
前記識別情報は伝票番号を含み、前記制御部は、前記事業者が運営する事業者サーバから前記伝票番号に関連付けられた前記荷物の配達情報を取得し、前記配達情報に基づいて前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する付記24に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記27)
前記制御部は、前記ボックスのそれぞれのサイズを記憶し、前記伝票番号に関連付けられた前記荷物のサイズを前記事業者サーバから取得し、前記荷物のサイズに基づいて、預け入れを許可する前記ボックスを判断する付記26に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記28)
前記制御部は、予め登録されたカードを読み取らせるように促す初期画面を表示させ、前記カードに含まれる認証情報に基づいて利用者を認証し、前記認証された利用者による荷物の預け入れまたは受け取りを行うための操作画面を表示させる付記24乃至27のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記29)
前記制御部は、前記荷物の預け入れまたは取り出しが行われた前記ボックスの番号を記憶し、前記ボックスのうち荷物の預け入れが可能な空きボックスが無いと判断した場合、前記操作画面における預け入れのためのアイコンをグレーアウトする付記28に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記30)
前記制御部は、前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを示す利用情報を、前記ボックスを管理する管理サーバに送信する付記24乃至29のいずれかに記載の宅配ボックス制御装置。
(付記31)
前記制御部は、前記ボックスを利用する事業者が運営する事業者サーバに対して前記利用情報に基づく情報を提供するために、前記利用情報を前記管理サーバに送信する付記30に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記32)
前記制御部は、前記荷物が預け入れられた前記ボックス、前記荷物を宅配した事業者、および前記荷物の預け入れが行われた日時の少なくとも1つを表す預け入れ情報を、前記事業者ごとに前記ボックスの利用実績に応じた課金ログを生成するための情報として前記管理サーバに送信する付記30または31に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記33)
荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備える宅配ボックス装置であって、
前記制御装置は、前記荷物を宅配した事業者を前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可する制御部を備える、宅配ボックス装置。
(付記34)
荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備える宅配ボックス装置であって、
利用者による集荷要求が入力された場合、前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを、前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しない制御部を備える、宅配ボックス装置。
(付記35)
前記複数のボックスは異なるサイズを有し、前記複数のボックスのうちの少なくとも1つは冷蔵または冷凍機能を有する付記33または付記34に記載の宅配ボックス装置。
(付記36)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する宅配ボックス管理サーバであって、
前記制御装置は、前記荷物を宅配した事業者を前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可する制御部を備える、宅配ボックス管理サーバ。
(付記37)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する宅配ボックス管理サーバであって、
前記制御装置は、利用者による集荷要求が入力された場合、前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを、前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しない制御部を備える、宅配ボックス管理サーバ。
(付記38)
前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを示す利用情報を前記制御装置から受信し、前記ボックスを利用する事業者が運営する事業者サーバに対して前記利用情報に基づく情報を提供する付記36または37に記載の宅配ボックス管理サーバ。
(付記39)
前記荷物が預け入れられた前記ボックス、前記荷物を宅配した事業者、前記荷物の預け入れが行われた日時の少なくとも1つを表す預け入れ情報を前記制御装置から受信し、前記預け入れ情報に基づいて、前記事業者ごとに前記ボックスの利用実績に応じた課金ログを生成する付記36乃至38のいずれかに記載の宅配ボックス管理サーバ。
(付記40)
制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するための宅配ボックスであって、
前記制御装置は、前記荷物を宅配した事業者を前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可する制御部を備える、宅配ボックス。
(付記41)
制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するための宅配ボックスであって、
前記制御装置は、利用者による集荷要求が入力された場合、前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを、前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しない制御部を備える、宅配ボックス。
(付記42)
解錠信号に応じて前記宅配ボックスの扉を解錠する電気錠を備え、
前記制御装置は、前記荷物の預け入れを許可した前記宅配ボックスに前記解錠信号を送信する付記41に記載の宅配ボックス。
(付記43)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法であって、
前記荷物を宅配した事業者を前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断するステップと、
他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可するステップとを備える宅配ボックス制御方法。
(付記44)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記荷物を宅配した事業者を前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断するステップと、
他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可するステップとを備えるプログラム。
(付記45)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法であって、
利用者による集荷要求が入力されるステップと、
前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを、前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された宛先情報に基づき判断するステップと、
前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しないステップとを備える宅配ボックス制御方法。
(付記46)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
利用者による集荷要求が入力されるステップと、
前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを、前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された宛先情報に基づき判断するステップと、
前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しないステップとを備えるプログラム。
(付記47)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する宅配ボックス制御装置であって、
電子マネーカードの情報を入力する入力部と、
前記情報に基づいて事業者を識別し、荷物が前記ボックスに預け入れられたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える宅配ボックス制御装置。
(付記48)
前記制御部は、前記荷物の宛先を前記荷物に関連付けられた識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可し、前記他の荷物の追加の預け入れが行われた場合に、前記他の荷物に対する利用料金の割引を行う付記47に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記49)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する宅配ボックス制御装置であって、
電子マネーカードの情報を入力する入力部と、
前記情報に基づいて事業者を識別し、前記ボックスに預け入れられている荷物が前記ボックスから取り出されたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える宅配ボックス制御装置。
(付記50)
荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備える宅配ボックス装置であって、
前記制御装置は、電子マネーカードの情報を入力する入力部と、前記情報に基づいて事業者を識別し、荷物が前記ボックスに預け入れられたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える、宅配ボックス装置。
(付記51)
荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備える宅配ボックス装置であって、
前記制御装置は、電子マネーカードの情報を入力する入力部と、前記情報に基づいて事業者を識別し、前記ボックスに預け入れられている荷物が前記ボックスから取り出されたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える、宅配ボックス装置。
(付記52)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する宅配ボックス管理サーバであって、
前記制御装置は、電子マネーカードの情報を入力する入力部と、前記情報に基づいて事業者を識別し、荷物が前記ボックスに預け入れられたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える、宅配ボックス管理サーバ。
(付記53)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する宅配ボックス管理サーバであって、
前記制御装置は、電子マネーカードの情報を入力する入力部と、前記情報に基づいて事業者を識別し、前記ボックスに預け入れられている荷物が前記ボックスから取り出されたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える、宅配ボックス管理サーバ。
(付記54)
制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するための宅配ボックスであって、
前記制御装置は、電子マネーカードの情報を入力する入力部と、前記情報に基づいて事業者を識別し、荷物が前記宅配ボックスに預け入れられたときに、前記宅配ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える、宅配ボックス。
(付記55)
制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するための宅配ボックスであって、
前記制御装置は、電子マネーカードの情報を入力する入力部と、前記情報に基づいて事業者を識別し、前記宅配ボックスに預け入れられている荷物が前記宅配ボックスから取り出されたときに、前記宅配ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済する制御部とを備える、宅配ボックス。
(付記56)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法であって、
電子マネーカードの情報を入力するステップと、
前記情報に基づいて事業者を識別するステップと、
荷物が前記ボックスに預け入れられたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済するステップとを備える、宅配ボックス制御方法。
(付記57)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
電子マネーカードの情報を入力するステップと、
前記情報に基づいて事業者を識別するステップと、
荷物が前記ボックスに預け入れられたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済するステップとを備える、プログラム。
(付記58)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法であって、
電子マネーカードの情報を入力するステップと、
前記情報に基づいて事業者を識別するステップと、
前記ボックスに預け入れられている荷物が前記ボックスから取り出されたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済するステップとを備える、宅配ボックス制御方法。
(付記59)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
電子マネーカードの情報を入力するステップと、
前記情報に基づいて事業者を識別するステップと、
前記ボックスに預け入れられている荷物が前記ボックスから取り出されたときに、前記ボックスの利用料金を前記電子マネーカードで決済するステップとを備える、プログラム。
(付記60)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する宅配ボックス制御装置であって、
前記荷物を宅配した事業者を入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスに対してのみ、前記他の荷物の追加の預け入れを許可するとともに、空きボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可しない制御部を備える宅配ボックス制御装置。
(付記61)
前記制御部は、前記他の荷物の追加の預け入れが許可された前記ボックスの扉の開閉が検知された後に、前記空きボックスへの前記他の荷物の預け入れを可能とする付記60に記載の宅配ボックス制御装置。
(付記62)
荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備える宅配ボックス装置であって、
前記制御装置は、前記荷物を宅配した事業者を入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスに対してのみ、前記他の荷物の追加の預け入れを許可するとともに、空きボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可しない制御部を備える、宅配ボックス装置。
(付記63)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する宅配ボックス管理サーバであって、
前記制御装置は、前記荷物を宅配した事業者を入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を入力された宛先情報に基づき判断するとともに、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスに対してのみ、前記他の荷物の追加の預け入れを許可するとともに、空きボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可しない制御部を備える、宅配ボックス管理サーバ。
(付記64)
制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するための宅配ボックスであって、
前記制御装置は、前記荷物を宅配した事業者を入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記宅配ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記宅配ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記宅配ボックスに対してのみ、前記他の荷物の追加の預け入れを許可するとともに、未使用の前記宅配ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可しない制御部を備える、宅配ボックス。
(付記65)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法であって、
前記荷物を宅配した事業者を入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を入力された宛先情報に基づき判断するステップと、
他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスに対してのみ、前記他の荷物の追加の預け入れを許可するとともに、空きボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可しないステップとを備える宅配ボックス制御方法。
(付記66)
荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記荷物を宅配した事業者を入力された事業者情報に基づき判断し、前記荷物の宛先を入力された宛先情報に基づき判断するステップと、
他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスに対してのみ、前記他の荷物の追加の預け入れを許可するとともに、空きボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可しないステップとを備えるプログラム。
10 宅配ボックス装置
11 制御部
12 入力部
13(13a、13b) ボックス
14 制御装置
20 宅配事業者サーバ
30 管理サーバ
40 ネットワーク
50 荷物
51 伝票
52 バーコード
100 バス
101 CPU
102 メモリ
103 記憶装置
104 ディスプレイ
105 タッチセンサ
106 カードリーダ
107 撮像部
108 通信I/F
131a、131b LED
132a、132b ボタン
133a、133b 開閉センサ
134a、134b 電気錠
135a、135b MCU
200 バス
201 CPU
202 メモリ
203 通信I/F
204 記憶装置
205 荷物DB
300 バス
301 CPU
302 メモリ
303 通信I/F
304 記憶装置
305 ステータスDB
306 預け入れDB
307 課金DB
308 利用者DB

Claims (11)

  1. 荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する宅配ボックス制御装置であって、
    前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、
    前記識別情報に基づいて識別された前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える宅配ボックス制御装置。
  2. 前記制御部は、前記荷物を宅配した事業者を前記識別情報または入力された事業者情報に基づき判断し、前記事業者の事業者サーバから前記荷物の配達状況を表す配達情報を取得し、前記配達情報に基づいて前記荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する請求項1に記載の宅配ボックス制御装置。
  3. 前記制御部は、前記識別情報に関連付けられた前記荷物のサイズを前記事業者サーバから取得し、前記荷物のサイズに基づいて、前記荷物の預け入れを許可する前記ボックスを判断する請求項2に記載の宅配ボックス制御装置。
  4. 前記制御部は、前記荷物が預け入れられた前記ボックス、前記荷物を宅配した前記事業者、および前記荷物の預け入れが行われた日時の少なくとも1つを表す預け入れ情報を、前記ボックスを管理する管理サーバに送信する請求項2または3に記載の宅配ボックス制御装置。
  5. 前記制御部は、利用者による集荷要求が入力された場合、前記利用者を宛先とする前記荷物が前記ボックスに預け入れられているか否かを前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、前記利用者を宛先とする前記荷物が少なくとも1つの前記ボックスから取り出されるまで、空きボックスの扉を解錠しない請求項1乃至4のいずれか1項に記載の宅配ボックス制御装置。
  6. 前記制御部は、前記荷物の宛先を前記識別情報または入力された宛先情報に基づき判断し、他の荷物を宅配する他の事業者が、前記ボックスに預け入れられた前記荷物を宅配した前記事業者と共通し、かつ、前記ボックスに預け入れられた前記荷物の宛先が前記他の荷物の宛先と共通する場合に、前記荷物が預け入れられた前記ボックスへの前記他の荷物の預け入れを許可する請求項2乃至5のいずれか1項に記載の宅配ボックス制御装置。
  7. 荷物を収納可能な1または複数のボックスと、制御装置とを備える宅配ボックス装置であって、
    前記制御装置は、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える、宅配ボックス装置。
  8. 荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御する制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御装置から受信された情報を記録する宅配ボックス管理サーバであって、
    前記制御装置は、荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された荷物の前記ボックスへの預け入れを許可する制御部とを備える、宅配ボックス管理サーバ。
  9. 制御装置によって預け入れが許可された荷物を収納するための宅配ボックスであって、
    前記制御装置は、前記荷物に関連付けられた識別情報を入力する入力部と、前記識別情報に基づいて識別された荷物の預け入れを許可する制御部とを備える、宅配ボックス。
  10. 荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法であって、
    荷物に関連付けられた識別情報を入力するステップと、
    前記識別情報に基づいて識別された荷物の前記ボックスへの預け入れを許可するステップとを備える宅配ボックス制御方法。
  11. 荷物を収納可能な1または複数のボックスを制御するための宅配ボックス制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    荷物に関連付けられた識別情報を入力するステップと、
    前記識別情報に基づいて識別された荷物の前記ボックスへの預け入れを許可するステップとを備えることを特徴とするプログラム。
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