JP2005144034A - 宅配物自動管理ロッカーシステム - Google Patents

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【課題】居住者が不在である場合に宅配物をロッカー装置を介して確実且つ効率的に配達することができ、且つ、そのことを不在中の本人に知らせることができる宅配物自動管理ロッカーシステムを提供すること。
【解決手段】少なくとも承認顧客情報を管理する事業者センタサーバ2とロッカー装置1とを通信システムで接続し、前記ロッカー装置1には、少なくとも承認顧客情報を記憶する記憶手段と、承認顧客情報を表示する表示手段と、承認顧客情報を入力する入力手段又は宅配物に付された情報媒体から承認顧客情報を読み取る読取手段の少なくとも一方とを設け、前記入力手段によって入力された承認顧客情報又は前記読取手段によって読み取られた承認顧客情報と前記事業者センタサーバ2から取り込まれて記憶される承認顧客情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ前記ロッカー装置1のボックス扉を開くよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも宅配物の転送を事前に承認している顧客の情報(以下、「承認顧客情報」と称する)を管理する事業者センタサーバと所定の場所に設置されたロッカー装置とを通信システムで接続して成る宅配物自動管理ロッカーシステムに関するものである。
共働き世帯の増加等のために昼間に留守をする家庭が多いことを背景として、集合住宅やテナントビル等の入口にロッカー装置を設置し、居住者が不在である場合に前記ロッカー装置によって宅配物を代行受理し、居住者が帰宅した際に宅配物を受け取ることができるようにした宅配システムが提案され、既に実用に供されている。
又、宅配物受け渡しに利用されるロッカー装置として、インターネットを介して外部のサーバと連携し、宅配物の受け渡し以外にも商品の購入発注や受領、代金支払い等を行うことができる多目的な用途を有するものも本出願人により提案されている(特許文献1参照)。
ところで、一般の宅配物以外にも書留・小包等の書留物品をロッカー装置を介して受け取ることが要望されており、そのためのロッカー装置が提案されている(特許文献2参照)。
上記提案に係るロッカー装置は、受け取りを希望しない書留郵便の種類を予め居住者毎に記憶し、書留郵便に付されたバーコード情報から読み込まれた書留郵便の種類が配達先居住者が受け取りを承認しているか否かを判断し、居住者が受け取りを承認している場合には、書留郵便用ロッカーの扉を開放して書留郵便を格納することができるようにしたものである。
特願2002−330976号明細書 特開2000−79052号公報
しかしながら、従来のロッカー装置には以下のような問題があった。
(1)ロッカー装置に記憶される承認顧客情報の更新手段がなく、運用が現実的ではない。
(2)居住者が宅配物の受け取りを希望しているか否かの情報がリアルタイムでロッカー装置に送信されないため、ロッカー装置は、常に正しい情報に基づいて判断しているとは限らない。
(3)配達人がロッカー装置を利用して多数の宅配物を転送する場合の効率的な手段が提案されていない。即ち、大型マンション等においては、配達人が複数の宅配物を配達する場合、エントランスインターホンにて居住者が不在であるか否かをまとめて確認し、その後、居住者が不在であって且つ転送可能な場合には、複数の宅配物を続けてロッカー装置に格納することが想定されるが、従来のロッカー装置にはそのような効率的な手段が備えられていない。
(4)配達人が宅配物をロッカー装置に格納した場合、不在中の本人にそのことを知らせるための手段が存在しない。
(5)配達人が宅配物をロッカー装置に格納しようとした場合、ロッカー装置の複数のボックスが全て満杯であるために宅配物を持ち帰ったときには、その経過を不在中の本人に知らせる手段がなく、又、持ち帰った宅配物をどのように処理すべきかの指示を不在中の本人に確認する手段がない。
(6)居住者が長期不在である場合、そのことを確認する手段がないため、宅配物が長期間に亘ってそのまま格納される可能性があり、そのことを不在中の本人に知らせる手段がない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、居住者が不在である場合に宅配物をロッカー装置を介して確実且つ効率的に配達することができ、且つ、そのことを不在中の本人に知らせることができる宅配物自動管理ロッカーシステムを提供することにある。
又、本発明の他の目的とする処は、ロッカー装置の複数のボックスが全て満杯であるため、或は居住者が長期不在であるために配送事業体が宅配物を持ち帰った場合には、そのことを不在中の本人に知らせるとともに、持ち帰った宅配物の処理方法を意志情報として本人から得ることができる宅配物自動管理ロッカーシステムを提供することにある。
更に、本発明の他の目的とする処は、更新された最新の承認顧客情報をロッカー装置で確認することができる宅配物自動管理ロッカーシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、少なくとも宅配物の転送を事前に承認している顧客の情報(以下、「承認顧客情報」と称する)を管理する事業者センタサーバと所定の場所に設置されたロッカー装置とを通信システムで接続し、
前記ロッカー装置には、少なくとも承認顧客情報を記憶する記憶手段と、承認顧客情報を表示する表示手段と、承認顧客情報を入力する入力手段又は宅配物に付された情報媒体から承認顧客情報を読み取る読取手段の少なくとも一方とを設け、
前記入力手段によって入力された承認顧客情報又は前記読取手段によって読み取られた承認顧客情報と前記事業者センタサーバから取り込まれて記憶される承認顧客情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ前記ロッカー装置のボックス扉を開いてボックス内への宅配物の格納ができるよう構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記表示手段は、最新の承認顧客情報の一覧を表示し得ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ロッカー装置の複数のボックスが全て満杯である場合、又はロッカー装置に長期不在の設定がなされている場合には、宅配物をロッカー装置に格納することなく持ち帰った旨の結果情報を本人に対してメール発信することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記結果情報のメール発信を受けた本人は、持ち帰られた宅配物の処理方法を意志情報として配送事業体に対してメール発信し得ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記事業者センタサーバが管理する承認顧客情報が配送事業体との通信によって更新されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、更新された最新の承認顧客情報を一括管理する事業者センタサーバから取り込まれて記憶される承認顧客情報と入力手段に入力された承認顧客情報又は読取手段によって読み取られた承認顧客情報とを照合するため、居住者が不在である場合に宅配物をロッカー装置を介して確実且つ効率的に配達することができる。
例えば、配送事業体が複数の宅配物を配達する場合、エントランスインターホンにて居住者が不在であるか否かをまとめて確認し、その後、居住者が不在であって且つ転送可能な場合には、複数の宅配物を続けてロッカー装置に格納することができる。
請求項2記載の発明によれば、配送事業体は、表示手段に表示された最新の承認顧客情報の一覧に基づいて承認顧客情報の照合作業をまとめて確実且つ効率的に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、ロッカー装置の複数のボックスが全て満杯であるため、或は居住者が長期不在であるために配達人が宅配物を持ち帰った場合には、そのことを不在中の本人へのメール発信によって知らせることができる。
請求項4記載の発明によれば、ロッカー装置の複数のボックスが全て満杯であるため、或は居住者が長期不在であるために配送事業体が宅配物を持ち帰った場合には、そのことを不在中の本人に知らせるとともに、持ち帰った宅配物の処理方法を意志情報として本人から得ることができる。
請求項5記載の発明によれば、配送事業体との通信によって更新される常に正しい承認顧客情報に基づいて承認顧客情報の照合作業を正確に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る宅配物自動管理ロッカーシステムの基本構成図、図2はロッカー装置の斜視図、図3は同ロッカー装置の操作部の斜視図である。
本実施の形態に係る宅配物自動管理ロッカーシステムは、宅配物として書留・小包等の書留物品を郵政公社の局員が配達する場合のシステムであって、図1に示すように、ロッカー装置(WEBロッカー)1と、事業者センタが有する事業者センタサーバ2と、管理センタが有する管理センタサーバ3と、利用者である会員が使用する携帯電話等の通信端末4と、銀行等の決済支援センタ5及び郵政公社6とをインターネット(IP網)を介して接続して構成され、会員(居住者)が不在である場合には、ロッカー装置1に対して書留物品7が受け渡される。
ここで、前記管理センタサーバ3では、ロッカー装置1の運用履歴や配送業者情報が記憶管理される。
ところで、前記ロッカー装置1は、集合住宅やテナントビル、コンビニエンスストア等の入口に設置されるものであって、図2に示すように、大きさの異なる複数のボックス8と操作部9、少なくとも承認顧客情報を記憶する不図示の記憶手段、各ボックス8の解錠/施錠を制御する不図示のコントローラ等を備えている。ここで、承認顧客情報とは、書留物品7のロッカー装置1への転送を事前に承認している顧客の情報であり、顧客の事前の承認は所定の書面を顧客が個々に或はマンションの管理組合等がまとめて郵便局(図1では郵政公社6)に提出することによってなされる。
尚、事業者センタサーバ2は、前記承認顧客情報と、長期不在の会員の情報等を含む会員情報を記憶管理するが、これらの承認顧客情報と会員情報は郵政公社6との通信によって定期的に或は必要に応じてその都度最新のものに更新される。
又、前記操作部9には、図3に示すように、画面に接触することによって操作手順をスピーカ10からの音声と画像で案内するタッチパネル式の液晶表示部(以下、「LCD」と称する)11と、利用者がロッカー装置1に近づいたことを検知して前記LCD11を自動的に起動させる起動センサー12と、専用のカードを読み取るためのカードリーダ13と、書留物品7に付されたバーコード(不図示)を読み取るためのバーコードリーダ14と、赤外線によるデータ通信を行うためのIrDA15と、書留物品7がボックス8に格納されたときに証明として受領レシートを発行するレシート発行口(又は配達人が伝票を挿入するための伝票挿入口)16が設けられている。尚、LCD11は、最新の承認顧客情報の一覧を表示し得る。
次に、以上の構成を有する宅配物自動管理ロッカーシステムの運用の具体例を図1及び図4に基づいて説明する。尚、図4は書留物品を宅配する場合の処理手順を示すフローチャートである。又、図1における番号(1)〜(10)は処理の順番を示す。
図1に示すように、郵政公社6の局員17が複数の書留物品7を例えばマンション等の集合住宅に配達する場合、局員17は、不図示のエントランスインターホンにて居住者(会員)が不在であるか否かをまとめて確認し、その後、居住者が不在であって且つ転送可能な場合には、複数の書留物品7を続けてロッカー装置1に格納する。尚、配達先の居住者が在宅中である場合には、局員17は、書留物品7をその居住者の元にそのまま配達する。
即ち、配達先の居住者が不在である場合、局員17は、ロッカー装置1のLCD11に対してお届け操作を開始し、お届けボタンを選択する(図4のステップS1)。すると、ロッカー装置1は、複数のボックス8が全て満杯であるかを判断する(ステップS2)。
ロッカー装置1の複数のボックス8が全て満杯でなく、空きのボックス8がある場合には、局員17は、ロッカー装置1のLCD11にてお届け先会員名を選択して本人を特定する(ステップS3)。すると、ロッカー装置1の記憶手段には、事業者センタサーバ2に記憶されている承認顧客情報が取り込まれて記憶され、ロッカー装置1では、本人が不在転送を申し込んでいるか否かが判断される(ステップS5)。本人が不在転送を申し込んでいない場合には、書留物品7をロッカー装置1に格納することができないため、処理を終了する。
本人が不在転送を申し込んでいる場合には、ロッカー装置1に長期不在の設定がなされているか否かが判断され(ステップS5)、長期不在の設定がなされていない場合には、書留物品7に付されたバーコードをバーコードリーダ14で読み取り(ステップS6)、バーコードに表示された承認顧客情報と事業者センタサーバ2からロッカー装置1に取り込まれて記憶される承認顧客情報とを照合する(ステップS7)。承認顧客情報の照合の結果、両者が一致した場合には、ロッカー装置1のCPUは、所定のボックス8を解錠してその扉を開くため、局員17は、書留物品7をそのボックス8内に格納(入庫)する(ステップS8)。
尚、本実施の形態では、バーコードによって承認顧客情報を読み取る手法を用いたが、ロッカー装置1の伝票挿入口(レシート発行口)16に挿入される伝票によって、或はLCD11に伝票番号を入力することによって承認顧客情報を入力する手法を用いても良い。
上述のように書留物品7がロッカー装置1の所定のボックス8内に格納されると、図1に示すように、お届け情報(会員番号等の会員情報、ロッカーIDやボックス番号等の荷物情報)が事業者センタサーバ2を経由して管理センタサーバ3へと送信されて運用履歴として蓄積されるとともに、管理センタサーバ3から会員に対してお届けメールが発信される。すると、お届けメールを受信した会員は、ロッカー装置1において所定の操作を行い、指定されたボックス8を解錠してそこから書留物品7を受け取る。
会員がロッカー装置1から書留物品7を受け取ると、図1に示すように、受取り情報が事業者センタサーバ2を経由して管理センタサーバ3へと送信されて運用履歴として蓄積されるとともに、管理センタサーバ3から郵政公社6に対して受け取りメールが発信される。
又、管理センタサーバ3に蓄積された運用履歴は、毎月の月間お届け集計データとして決済支援センタ5に送信され、その集計に基づいて作成された請求書が使用料請求として郵政公社6に発送される。
ところで、図4のフローチャートのステップS5での判断において、ロッカー装置1に長期不在の設定がなされているときには、長期不在設定メールを本人に送信するか否かの判断を行い(ステップS9)、送信する場合には、書留物品7に付されたバーコードをロッカー装置1のバーコードリーダ14で読み取り(ステップS10)、本人宛に例えば下記のような内容のメールを発信する。
「(メール内容)
お客様は長期不在設定中ですので、
転送サービスお届けが出来ません。
URLを入力し、その後の指示をし
て下さい。 」

上記内容のメールを受信した本人は、下記のURLの内容に対して処理方法を意志情報として返信することができる。返信の手段としては、メール若しくは郵政公社6のURLに入力する方法が採用され、これによれば意志情報の伝達が確実且つ簡単になされる。
「(URL内容)
内容を指示して下さい。
1.明日配達
2.週末配達
3.勤務先転送
4.…
5.…

確認 」

他方、図4のフローチャートのステップS2での判断において、ロッカー装置1の複数のボックス8が全て満杯である場合には、満杯メールを本人宛に送信するか否かの判断を行い(ステップS11)、送信する場合には、局員17は、ロッカー装置1のLCD11にてお届け先会員名を選択して本人を特定するとともに、書留物品7に付されたバーコードをバーコードリーダ14で読み取る(ステップS12)。すると、ロッカー装置1の記憶手段には、事業者センタサーバ2に記憶されている承認顧客情報が取り込まれて記憶され、ロッカー装置1では、本人が不在転送を申し込んでいるか否かが判断される(ステップS13)。本人が不在転送を申し込んでいない場合には、処理を終了し、「不在連絡表を入れて下さい。」とのコメントを出力する。
一方、本人が不在転送を申し込んでいる場合には、本人に対して下記内容のメールを発信する。
「(メール内容)
ロッカーに転送しましたがロッカ
ーが満杯でした。
URLを入力し、その後の指示を
して下さい。 」

上記内容のメールを受信した本人は、下記のURLの内容に対して処理方法を意志情報として返信することができる。返信の手段としては、メール若しくは郵政公社6のURLに入力する方法が採用され、これによれば意志情報の伝達が確実且つ簡単になされる。
「(URL内容)
内容を指示して下さい。
1.明日配達
2.週末配達
3.勤務先転送
4.…
5.…確認 」

以上が本発明に係る宅配物自動管理ロッカーシステムの運用の具体例であるが、本システムにおいては、更新された最新の承認顧客情報を一括管理する事業者センタサーバ2から取り込まれて記憶される承認顧客情報とバーコードリーダ14によって読み取られた承認顧客情報とを照合するようにしたため、居住者が不在である場合に書留物品7をロッカー装置1を介して確実且つ効率的に配達することができる。
例えば、局員17が複数の書留物品7を配達する場合、エントランスインターホンにて居住者が不在であるか否かをまとめて確認し、その後、居住者が不在であって且つ転送可能な場合には、複数の書留物品7を、表示された承認顧客情報の一覧に基づいて続けてロッカー装置1に格納することができる。
又、局員17は、LCD11に表示された最新の承認顧客情報の一覧に基づいて承認顧客情報の照合作業を確実且つ効率的に行うことができる。この場合、承認顧客情報は郵政公社6との通信によって更新されるため、常に正しい承認顧客情報に基づいて承認顧客情報の照合作業を正確に行うことができる。
更に、ロッカー装置1の複数のボックス8が全て満杯であるため、或は居住者が長期不在であるために局員17が書留物品7を持ち帰った場合には、そのことを不在中の本人へのメール発信によって知らせることができるとともに、持ち帰った書留物品7の処理方法を意志情報として本人から得ることができる。
尚、ロッカー装置の各ボックスに設けられた指向性マイクを用い、ロッカー装置と配達人とが対話形式で所定の手続を行って所定のボックスを解錠し、LEDを点滅させて解錠されたボックスを配達人に知らせるようなシステムを採用することもできる。この場合、配達人に近い空ボックスのLEDを点滅させることが望ましい。
本発明は、郵政公社の局員が扱う書留物品のみならず、民間の配送業者が扱う宅配物をロッカー装置を利用して転送する場合に対しても同様に適用可能であって、居住者が不在である場合に宅配物をロッカー装置を介して確実且つ効率的に配達することができ、且つ、そのことを不在中の本人に知らせることができる。
又、ロッカー装置の複数のボックスが全て満杯であるため、或は居住者が長期不在であるために配達人が宅配物を持ち帰った場合には、そのことを不在中の本人に知らせるとともに、持ち帰った宅配物の処理方法を意志情報として本人から得ることができる。
更に、更新された最新の承認顧客情報をロッカー装置で確認することができる。
本発明に係る宅配物自動管理ロッカーシステムの基本構成図である。 ロッカー装置の斜視図である。 ロッカー装置の操作部の斜視図である。 書留物品を宅配する場合の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ロッカー装置
2 事業者センタサーバ
3 管理センタサーバ
4 通信端末
5 決済支援センタ
6 郵政公社(配送事業体)
7 書留物品(宅配物)
8 ボックス
9 操作部
10 スピーカ
11 LCD(表示手段)
12 起動センサー
13 カードリーダ(読取手段)
14 バーコードリーダ(読取手段)
15 IrDA
16 レシート発行口(伝票挿入口)
17 局員

Claims (5)

  1. 少なくとも宅配物の転送を事前に承認している顧客の情報(以下、「承認顧客情報」と称する)を管理する事業者センタサーバと所定の場所に設置されたロッカー装置とを通信システムで接続し、
    前記ロッカー装置には、少なくとも承認顧客情報を記憶する記憶手段と、承認顧客情報を表示する表示手段と、承認顧客情報を入力する入力手段又は宅配物に付された情報媒体から承認顧客情報を読み取る読取手段の少なくとも一方とを設け、
    前記入力手段によって入力された承認顧客情報又は前記読取手段によって読み取られた承認顧客情報と前記事業者センタサーバから取り込まれて記憶される承認顧客情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ前記ロッカー装置のボックス扉を開いてボックス内への宅配物の格納ができるよう構成したことを特徴とする宅配物自動管理ロッカーシステム。
  2. 前記表示手段は、最新の承認顧客情報の一覧を表示し得ることを特徴とする請求項1記載の宅配物自動管理ロッカーシステム。
  3. 前記ロッカー装置の複数のボックスが全て満杯である場合、又はロッカー装置に長期不在の設定がなされている場合には、宅配物をロッカー装置に格納することなく持ち帰った旨の結果情報を本人に対してメール発信することを特徴とする請求項1又は2記載の宅配物自動管理ロッカーシステム。
  4. 前記結果情報のメール発信を受けた本人は、持ち帰られた宅配物の処理方法を意志情報として配送事業体に対してメール発信し得ることを特徴とする請求項3記載の宅配物自動管理ロッカーシステム。
  5. 前記事業者センタサーバが管理する承認顧客情報が配送事業体との通信によって更新されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の宅配物自動管理ロッカーシステム。
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