JP2016126414A - 顔照合システムおよび娯楽施設のサービス提供方法 - Google Patents

顔照合システムおよび娯楽施設のサービス提供方法 Download PDF

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博一 關野
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Abstract

【課題】入場者の行動を制限することなく、施設エリア内での撮影画像に基づくサービスを提供可能な顔照合システムおよび娯楽施設のサービス提供方法を提供する。
【解決手段】顔照合システムは、顔を含む画像を登録画像として撮影する情報処理装置およびカメラと、登録画像が撮影された人物を特定する特定情報を登録画像に関連付けて管理する管理部111と、施設エリア内のカメラが撮影したエリア内画像で管理部111が管理する登録画像と顔照合を行う画像照合部112と、顔照合により登録画像が抽出されたエリア内画像を特定情報に関連付けて記憶する記憶部120と、特定情報に関連付けられたエリア内画像を記憶部120から読み出して表示する表示制御部113と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、施設エリア内で撮影した顔を含む画像に基づいてサービスを提供する顔照合システムおよび娯楽施設のサービス提供方法に関する。
現在、遊園地やテーマパーク等の施設エリアでは、娯楽施設の提供の他にも様々なサービスが提供されている。たとえば、特許文献1では、入場者が携帯する電子タグにより、テーマパーク内のカメラで写真を自動で撮影するシステムが提案されている。このシステムでは、電子タグを携帯する入場者が撮影場所に到来すると、撮影場所のカメラで撮影場所が撮影される。撮影された写真は、タグ番号毎に記憶され、入場者がテーマパークから退出するときに、入場者に提供される。
特許4659184号公報
特許文献1のシステムでは、サービスの提供のために、入場者に電子タグを携帯させる必要がある。しかしながら、電子タグの携帯は、入場者にとって煩わしく感じられる場合もあり、また、入場者が電子タグを紛失すると、最早、テーマパーク内での写真を提供することができない。このため、テーマパーク内での写真を取得するために、入場者は、常に、電子タグに留意しながら行動する必要がある。
かかる課題に鑑み、本発明は、入場者の行動を制限することなく、施設エリア内での撮影画像に基づくサービスを提供可能な顔照合システムおよび娯楽施設のサービス提供方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、顔照合システムに関する。本態様に係る顔照合システムは、顔を含む画像を登録画像として撮影する撮影手段と、前記登録画像が撮影された人物を特定する特定情報を前記登録画像に関連付けて管理する管理手段と、施設エリア内のカメラが撮影したエリア内画像で前記管理手段が管理する前記登録画像と顔照合を行う画像照合手段と、前記顔照合により前記登録画像が抽出された前記エリア内画像を前記特定情報に関連付けて記憶する記憶手段と、前記特定情報に関連付けられた前記エリア内画像を前記記憶手段から読み出して表示する表示手段と、を備える。
本発明の第2の態様は、娯楽施設のサービス提供方法に関する。本態様に係る娯楽施設のサービス提供方法は、顔を含む登録画像と前記登録画像が撮影された人物を特定する特定情報とを互いに関連付けてデータベース上で管理し、施設エリア内に配置されたカメラで撮影したエリア内画像で前記データベース上の前記登録画像と顔照合処理を行い、前記顔照合処理により抽出された前記エリア内画像を前記特定情報に関連付けてメモリに記憶し、宿泊施設の部屋に設置されたモニタに、その部屋に宿泊する人物の前記特定情報に関連付けられた前記エリア内画像を前記メモリから読み出して表示させる。
本発明によれば、顔照合によりその人の撮影画像が抽出されて記憶されるため、施設エリアへの入場者は、別途、電子タグ等の特別な装備を備える必要がない。また、施設エリア内で撮影された画像が宿泊施設等において表示されるため、入場者は宿泊施設等に戻って施設エリア内での画像を楽しむことができる。
このように、本発明によれば、入場者の行動を制限することなく、施設エリア内での撮影画像に基づくサービスを提供可能な顔照合システムおよび娯楽施設のサービス提供方法を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施形態1に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。 図2は、実施形態1に係るサーバの制御部の機能およびサーバの記憶部に構築されるデータベースを示す概念図である。 図3(a)は、実施形態1に係るフロントエリアに設置された情報処理装置の表示部に表示される画面を示す図であり、図3(b)は、実施形態1に係る情報処理装置から登録指示情報が送信されたときのサーバにおける処理を示すフローチャートである。 図4(a)は、実施形態1に係るサーバにおける顔照合処理を示すフローチャートであり、図4(b)は、実施形態1に係る関連画像データベースの構成を示す概念図である。 図5(a)は、実施形態1に係るサーバにおけるエリア内画像の表示処理を示すフローチャートであり、図5(b)は、実施形態1に係るテレビテーブルの構成を示す概念図である。 図6(a)、(b)は、それぞれ、実施形態1に係るテレビに表示される一覧画面および拡大画面を示す図である。 図7(a)は、実施形態1に係るテレビに表示される購入画面を示す図であり、図7(b)は、実施形態1に係るサーバにおける購入要求がなされたエリア内画像を利用者に提供するための処理を示すフローチャートである。 図8は、実施形態2に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。 図9(a)は、実施形態2に係る係員によって装着されたカメラ付き眼鏡の構成を示す図であり、図9(b)は、実施形態2に係るサーバにおける顔照合処理を示すフローチャートであり、図9(c)は、実施形態2に係るカメラ付き眼鏡の表示部に表示される確認画面を示す図である。 図10は、実施形態3に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。 図11は、実施形態3に係るサーバの制御部の機能およびサーバの記憶部に構築されるデータベースを示す概念図である。 図12(a)、(b)は、実施形態3に係る購入処理端末の表示入力部に表示される画面を示す図であり、図12(a)、(b)は、それぞれ、決済ボタンが有効化された状態および決済ボタンが無効化された状態を示す図である。 図13は、実施形態3に係る購入処理端末とサーバにおける処理を示すフローチャートである。 図14は、実施形態3に係る購入処理端末とサーバにおける処理を示すフローチャートである。 図15は、実施形態4に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。 図16は、変更例に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。 図17は、変更例に係るサーバの制御部の機能およびサーバの記憶部に構築されるデータベースを示す概念図である。 図18(a)は、変更例に係るサーバにおけるキー解除の処理を示すフローチャートであり、図18(b)は、変更例に係る制御装置テーブルを示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施の形態において、情報処理装置10およびカメラ14は、特許請求の範囲に記載の「撮影手段」に対応する。テレビ41は、特許請求の範囲に記載の「モニタ」に対応する。カメラ付き眼鏡60は、特許請求の範囲に記載の「携帯端末」に対応する。管理部111は、特許請求の範囲に記載の「管理手段」に対応する。画像照合部112は、特許請求の範囲に記載の「画像照合手段」に対応する。表示制御部113は、特許請求の範囲に記載の「表示手段」に対応する。決済処理部114は、特許請求の範囲に記載の「決済処理手段」に対応する。記憶部120は、特許請求の範囲に記載の「記憶手段」および「メモリ」に対応する。利用者データベース121は、特許請求の範囲に記載の「データベース」に対応する。一覧画面220は、特許請求の範囲に記載の「受付画面」に対応する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。宿泊施設1は、テーマパークなどの娯楽施設がある施設エリア2に隣接して建てられている。実施形態1は、宿泊施設1に宿泊して娯楽施設を利用する利用者に対して、付加的なサービスを提供するためのものである。
宿泊施設1のフロントエリア1aには、宿泊施設1のフロント係が使用するための情報処理装置10が設置されている。情報処理装置10は、本体11と、表示部12と、入力部13とを備えており、本体11には、利用者の顔を含む画像を静止画として撮影するためのカメラ14が接続されている。本体11は、図示しない制御部と、記憶部と、通信部とを備えている。本体11の通信部は、スイッチングハブ等からなるHUB21にLAN等のネットワークで有線もしくは無線で接続されている。本体11の制御部は、本体11の通信部を介して他の装置と通信を行う。
サーバ30は、宿泊施設1内に設置されており、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、を備えている。通信部130は、HUB21に接続されている。制御部110は、通信部130を介して他の装置と通信を行う。
宿泊施設1には、利用者が宿泊するための部屋が複数設けられており、図1には、部屋番号R21、R22の部屋が示されている。各部屋には、テレビ41とリモコン42が設置されている。利用者はリモコン42により、テレビ41を操作できる。テレビ41は、図示しない制御部と、記憶部と、通信部とを備えている。テレビ41の通信部はHUB21にLAN等のネットワークで有線もしくは無線で接続されている。テレビ41の制御部は、テレビ41の通信部を介して他の装置と通信を行う。
施設エリア2には、複数のアトラクションが設けられており、アトラクションの設置エリアに応じて、利用者の顔を含む画像を静止画として撮影するための複数のカメラ50が設置されている。カメラ50は、制御装置23に接続されている。制御装置23は、図示しない制御部と、記憶部と、通信部とを備えている。制御装置23の通信部は、スイッチングハブ等からなるHUB22にLAN等のネットワークで有線もしくは無線で接続されている。制御装置23の制御部は、制御装置23の通信部を介して他の装置と通信を行う。施設エリア2のHUB22は、宿泊施設1のHUB21にLAN等のネットワークで有線もしくは無線で接続されている。
ここで、利用者が宿泊施設1と娯楽施設を利用する際の流れの概要について説明する。
利用者は、まずフロントエリア1aにおいてチェックインの手続きを行う。このとき、フロント係は、情報処理装置10の入力部13を操作し、カメラ14により利用者の顔を含む画像を登録画像として撮影する。登録画像は、チェックインの手続きにおいて取得された利用者を特定する特定情報に関連付けて、サーバ30の記憶部120に記憶される。チェックインの手続きが終わると、利用者は、自身に割り当てられた部屋に荷物を置くなどの準備をした後、施設エリア2に向かい娯楽施設を利用する。
施設エリア2では、カメラ50が、顔検知または係員の操作により、利用者の顔を含む画像をエリア内画像として撮影する。エリア内画像は、複数のカメラ50により複数撮影される。撮影されたエリア内画像は、サーバ30に送信され、記憶部120に記憶される。サーバ30では、施設エリア2内のカメラ50が撮影したエリア内画像で、記憶部120に既に記憶されている登録画像と顔照合が行われる。また、サーバ30では、顔照合により登録画像が抽出されたエリア内画像が、利用者を特定する特定情報に関連付けて記憶部120に記憶される。
利用者は、娯楽施設の利用を終えると、宿泊施設1の自身の部屋に戻る。そして、利用者は、リモコン42を操作して、テレビ41に施設エリア2で撮影され自身が写っているエリア内画像を表示する。ここで、利用者がテレビ41に表示できるエリア内画像は、顔照合に基づいて自身の特定情報に関連付けて記憶部120に記憶された画像である。このため、利用者は、自身が写っているエリア内画像を過不足なくテレビ41に表示できる。
利用者はテレビ41に表示されるエリア内画像を参照しながら、リモコン42を操作して、エリア内画像を購入する手続きを行うこともできる。利用者は、ダウンロード可能なURLが記載されたメールを受け取ることにより、または、エリア内画像が書き込まれたディスクをフロントで受け取ることにより、エリア内画像を取得できる。その後、利用者は、チェックアウト時に、フロントエリア1aで宿泊料金等に加えて、購入したエリア内画像の枚数に応じた料金を支払う。こうして、利用者による宿泊施設1の宿泊と娯楽施設の利用とが終了する。
図2は、サーバ30の制御部110の機能と、サーバ30の記憶部120に構築されるデータベースとを示す概念図である。
制御部110には、記憶部120に記憶されたプログラムにより、管理部111と、画像照合部112と、表示制御部113の機能が付与される。記憶部120には、利用者データベース121と関連画像データベース122が構築される。
管理部111は、フロントエリア1aのカメラ14により撮影された登録画像に関連付けて、登録画像が撮影された人物を特定する特定情報を管理する。具体的には、管理部111は、特定情報を登録画像に関連付けて利用者データベース121に格納して管理する。画像照合部112は、施設エリア2内のカメラ50が撮影したエリア内画像で、管理部111が管理し利用者データベース121に記憶された登録画像と顔照合を行う。顔照合により登録画像が抽出されたエリア内画像は、特定情報に関連付けて関連画像データベース122に格納される。
図3(a)は、フロントエリア1aに設置された情報処理装置10の表示部12に表示される画面210を示す図である。
画面210は、受付番号表示領域211と、部屋番号表示領域212と、個人情報表示領域213と、カメラ画像表示領域214と、検索ボタン215と、撮影ボタン216と、登録ボタン217と、を備える。
フロント係は、利用者のチェックイン処理を行う際に、表示部12に画面210を表示させる。画面210が表示されると、自動的に付番された受付番号が受付番号表示領域211に表示される。フロント係は、利用者に割り当てる部屋を決めて部屋番号を部屋番号表示領域212に入力し、利用者がフロントエリア1aで記入したカードに基づいて個人情報表示領域213に氏名や住所等を入力する。なお、既に利用者の予約等が行われている場合には、フロント係は、個人情報表示領域213に一部の情報を入力して検索ボタン215を押下して、個人情報表示領域213内に各情報を表示させることもできる。また、個人情報表示領域213は、さらに年齢や性別等を入力可能に構成されても良い。
続いて、フロント係は、カメラ画像表示領域214に表示されるカメラ14の前方画像を確認して、撮影ボタン216を押下する。これにより、カメラ14により撮影された画像が、カメラ画像表示領域214に表示されるとともに、本体11の記憶部に一時的に記憶される。こうして、受付番号と、部屋番号と、氏名等の個人を特定する情報と、撮影画像とが揃うと、フロント係は、登録ボタン217を押下する。これにより、情報処理装置10は、受付番号表示領域211に表示された受付番号と、部屋番号表示領域212に表示された部屋番号と、個人情報表示領域213に表示された氏名等の情報とからなる情報(特定情報)、および、カメラ14により撮影されカメラ画像表示領域214に表示された画像(登録画像)を、登録指示情報としてサーバ30に送信し、記憶部120に登録させる。
なお、1つの部屋に複数の利用者が宿泊する場合、フロント係は、図3(a)を参照して説明した登録手順を、利用者の人数分だけ行う。このとき、部屋番号表示領域212の部屋番号は、同じ部屋に宿泊する利用者で共通とされる。
図3(b)は、情報処理装置10から登録指示情報が送信されたときのサーバ30における処理を示すフローチャートである。この処理は、図2に示す管理部111の機能によって行われる。
管理部111は、情報処理装置10から登録指示情報を受信すると(S101:YES)、登録指示情報に含まれる特定情報を、登録指示情報に含まれる登録画像に関連付けて、利用者データベース121に格納する(S102)。
こうして、特定情報と登録画像の登録が完了した後に、登録画像を利用したサービスの提供が可能となる。上記のように、実施形態1では、施設エリア2内のカメラ50で撮影したエリア内画像が、顔照合処理により、宿泊施設1の利用者の特定情報に関連づけてサーバ30に蓄積される。利用者は、宿泊施設1の部屋に戻って、自身のエリア内画像を閲覧できる。
以下、このサービスを提供するためにサーバ30で行われる顔照合処理およびエリア内画像の表示処理について説明する。
図4(a)は、顔照合処理を示すフローチャートである。この処理は、図2に示す画像照合部112の機能によって行われる。
画像照合部112は、施設エリア2内のカメラ50が撮影したエリア内画像を受信すると(S111:YES)、受信したエリア内画像を記憶部120に記憶する(S112)。そして、画像照合部112は、受信したエリア内画像で、利用者データベース121に格納された有効な登録画像、すなわち、宿泊施設1を利用中である全ての利用者の登録画像と顔照合を行う(S113)。具体的には、顔照合において、エリア内画像に含まれる顔情報が、利用者データベース121に登録された利用者の登録画像に含まれる顔情報と一致するか否かが判定される。
エリア内画像による顔照合により登録画像が抽出された場合(S114:YES)、画像照合部112は、顔照合により登録画像が抽出されたエリア内画像を、抽出された登録画像と関連付けられた特定情報に含まれる受付番号に関連付けて、関連画像データベース122に格納する(S115)。具体的には、図4(b)に示すように、エリア内画像のファイル名が、受付番号に対応付けられて、関連画像データベース122に格納される。
なお、エリア内画像に複数の人物が写っている場合、エリア内画像に写っている全ての人物について顔照合が行われる。複数の人物について顔照合が行われた結果、互いに異なる受付番号が取得されると、エリア内画像のファイル名が、複数の受付番号に対応付けられて格納される。つまり、この場合、一つのファイル名に対して複数の受付番号が対応付けられる。
他方、エリア内画像による顔照合により登録画像が抽出されなかった場合(S114:NO)、画像照合部112は、受信したエリア内画像を記憶部120から削除することにより破棄する(S116)。
図5(a)は、エリア内画像の表示処理を示すフローチャートである。この処理は、図2に示す表示制御部113の機能によって行われる。
表示制御部113は、利用者が利用する部屋のテレビ41から表示要求を受信すると(S121:YES)、表示要求を送信したテレビ41のIPアドレスと、図5(b)に示すようなテレビテーブルとに基づいて、部屋番号を取得する(S122)。続いて、表示制御部113は、利用者データベース121を参照して、取得した部屋番号の部屋を現在利用している利用者の受付番号を特定する(S123)。
次に、表示制御部113は、関連画像データベース122を参照して、特定した受付番号に関連付けられたエリア内画像のファイル名を抽出する(S124)。そして、表示制御部113は、抽出したファイル名のエリア内画像を記憶部120から読み出して、表示要求を送信したテレビ41に、読み出したエリア内画像を表示する(S125)。具体的には、表示制御部113は、読み出したエリア内画像に関連する情報(サムネイル画像や拡大画像等)を送信先のテレビ41に送信し、送信先のテレビ41に、一覧画面220と、拡大画面230と、受付画面240とを表示させる。
図6(a)、(b)および図7(a)は、それぞれ、テレビ41に表示される一覧画面220と、拡大画面230と、受付画面240とを示す図である。
なお、利用者は、リモコン42の矢印キーを用いて、テレビ41に表示された画面上で選択枠を移動させることができ、また、リモコン42の決定ボタンを押すことにより、チェックボックスのチェック動作やボタンの押下等の動作を行うことができる。
図6(a)を参照して、一覧画面220は、サムネイル画像221と、チェックボックス222と、決定ボタン223と、を備える。サムネイル画像221は、サーバ30において読み出されたエリア内画像の縮小画像である。チェックボックス222は、サムネイル画像221に対応するようにサムネイル画像221の下方に配されている。
利用者は、サムネイル画像221を確認しながら、エリア内画像のサムネイル画像221の下方にあるチェックボックス222にチェックを入れることにより、購入したいエリア内画像を選択することができる。また、利用者は、サムネイル画像221よりも大きな表示サイズでエリア内画像を確認したい場合、サムネイル画像221に選択枠を合わせて、リモコン42の決定ボタン223を押下する。これにより、拡大した画像を表示する拡大画面230が、テレビ41に表示される。
図6(b)を参照して、拡大画面230は、サムネイル画像221よりも大きな表示サイズでエリア内画像を表示する拡大画像231と、選択ボタン232と、戻るボタン233と、を備える。利用者は、拡大画像231に対応するエリア内画像を購入したい場合、選択ボタン232を押下する。これにより、拡大画面230が閉じられ、一覧画面220の該当するサムネイル画像221の下方にあるチェックボックス222にチェックが入る。なお、利用者は、エリア内画像を選択することなく拡大画面230を閉じたい場合、戻るボタン233を押下する。
図6(a)に戻り、利用者は、上記の手順により、購入したいエリア内画像に対応する全てのチェックボックス222にチェックを入れた後、決定ボタン223を押下する。これにより、選択されたエリア内画像の枚数に応じて購入金額が計算され、図7(a)に示すように、購入金額を含む受付画面240がテレビ41に表示される。
図7(a)を参照して、受付画面240は、領域241と、チェックボックス242、243と、入力ボックス244と、購入ボタン245と、戻るボタン246と、を備える。利用者は、購入手続きを進める場合、領域241に表示された購入金額を確認し、チェックボックス242、243の一方または両方にチェックを入れて、エリア内画像の受け取り方を設定する。利用者は、エリア内画像をダウンロード可能なURLが記載されたメールを受け取りたい場合、チェックボックス242にチェックを入れ、入力ボックス244に自身のメールアドレスを入力する。また、利用者は、エリア内画像が書き込まれたディスクをフロントで受け取りたい場合、チェックボックス243にチェックを入れる。
エリア内画像の受け取り方の設定が完了すると、利用者は、購入ボタン245を押下する。これにより、図6(a)の一覧画面220で選択されたエリア内画像のリスト情報と、チェックボックス242、243のチェック状態と、入力ボックス244の内容と、購入金額とを含む購入要求が、サーバ30に送信される。また、領域241に表示された購入金額が、宿泊施設1での支払金額に加算される。なお、利用者は、受付画面240を閉じてエリア内画像の選択をやり直したい場合、戻るボタン246を押下する。
図7(b)は、購入要求がなされたエリア内画像を利用者に提供するための処理を示すフローチャートである。この処理は、図2に示す管理部111の機能によって行われる。
管理部111は、テレビ41から購入要求を受信すると(S131:YES)、購入要求に含まれるチェックボックス242、243のチェック状態に応じて、すなわち、受け取り方法としてダウンロードおよびフロントが選択されたか否かに応じて処理を行う。受け取り方法としてダウンロードが選択されている場合(S132:YES)、管理部111は、購入要求に含まれる購入対象のエリア内画像をダウンロード可能とする準備を行い、購入要求に含まれるメールアドレスに対して、ダウンロード可能なURLが記載されたメールを送信する(S133)。この場合、利用者は、受信したメールに記載されたURLにアクセスすることにより、エリア内画像を入手することができる。
また、受け取り方法としてフロントが選択されている場合(S134:YES)、管理部111は、購入要求に含まれる購入対象のエリア内画像の情報を、フロントエリア1aに設置された情報処理装置10に通知する(S135)。これにより、フロント係は、情報処理装置10において、購入対象のエリア内画像をCD−ROM等のディスクに書き込む。この場合、利用者は、フロントでディスクを受け取ることにより、エリア内画像を入手することができる。
<実施形態1の効果>
実施形態1によれば、顔照合により利用者のエリア内画像が特定情報と関連付けてサーバ30に記憶されるため、利用者は施設エリア2において、別途、電子タグ等の特別な装備を備える必要がない。また、実施形態1によれば、施設エリア2内で撮影されたエリア内画像が、宿泊施設1の部屋に設置されたテレビ41に表示されるため、利用者は、施設エリア2で娯楽施設を楽しんだ後、宿泊施設1の自身の部屋に戻って施設エリア2内での画像を楽しむことができる。このように、実施形態1によれば、利用者の行動を制限することなく、施設エリア2内でのエリア内画像に基づくサービスを提供できる。
また、実施形態1によれば、施設エリア2内で撮影されたエリア内画像のうち、利用者自身が選択した画像を、ダウンロードURLが記載されたメールの送信およびフロントでのディスクの受け取りにより、利用者に提供することができる。これにより、利用者は、施設エリア2での思い出を画像のライブラリとして取得することができる。
<実施形態2>
図8は、実施形態2に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。実施形態2では、実施形態1と比較して、カメラ付き眼鏡60と無線装置24が追加されている。カメラ付き眼鏡60は、フレーム61と、カメラ62と、表示部63とを備えており、施設エリア2内の係員によって装着される。なお、図8に示すカメラ付き眼鏡60はレンズを備えていないが、眼鏡と同様にレンズを備えていても良い。無線装置24は、図示しない制御部と通信部を備えている。無線装置24の制御部は、無線装置24の通信部を介してカメラ付き眼鏡60と無線通信を行う。また、無線装置24の通信部は、HUB22にLAN等のネットワークで有線もしくは無線で接続されている。無線装置24の制御部は、無線装置24の通信部を介して他の装置と通信を行う。
カメラ付き眼鏡60を装着した係員は、カメラ62により施設エリア2内の利用者の顔を含む画像を静止画として撮影する。カメラ62により撮影された画像は、無線装置24を介してサーバ30に送信され、記憶部120に記憶される。サーバ30では、カメラ付き眼鏡60により撮影された画像で、記憶部120に既に記憶されている登録画像と顔照合が行われる。顔照合により抽出された登録画像および特定情報は、サーバ30からカメラ付き眼鏡60に送信され、表示部63に表示される。これにより、カメラ付き眼鏡60を装着した係員は、施設エリア2内にいる利用者の特定情報をその場で参照することができる。
図9(a)は、係員によって装着されたカメラ付き眼鏡60の構成を示す図である。
カメラ付き眼鏡60は、フレーム61と、カメラ62と、表示部63のほか、複数のボタンからなる入力部64と、無線装置24と無線通信が可能な通信部65と、制御部66と、を備える。係員は、入力部64を操作して、カメラ付き眼鏡60の前方に位置する利用者の顔を含む画像をカメラ62により撮影する。カメラ62により撮影された画像は、通信部65を介して無線装置24に送信される。また、サーバ30から送信された登録画像および特定情報は、通信部65を介して受信され、表示部63に表示される。制御部66はCPUが搭載されており、カメラ付き眼鏡60の各部から出力された信号に基づいて、カメラ付き眼鏡60の各部を制御する。
図9(b)は、サーバ30における顔照合処理を示すフローチャートである。この処理は、図2に示す画像照合部112の機能によって行われる。
画像照合部112は、カメラ付き眼鏡60のカメラ62が撮影した画像を受信すると(S201:YES)、受信した撮影画像を記憶部120に記憶する(S202)。そして、画像照合部112は、受信した撮影画像で、利用者データベース121に格納された有効な登録画像と顔照合を行う(S203)。撮影画像による顔照合により登録画像が抽出された場合(S204:YES)、表示制御部113は、顔照合により抽出された登録画像と、この登録画像に関連付けられた特定情報とを、撮影画像の送信元となるカメラ付き眼鏡60に送信し(S205)、カメラ付き眼鏡60の表示部63に登録画像と名前、年齢、性別等の特定情報を表示させる。これにより、図9(c)に示すような確認画面250が、送信先のカメラ付き眼鏡60の表示部63に表示される。
他方、撮影画像による顔照合により登録画像が抽出されなかった場合(S204:NO)、表示制御部113は、抽出されなかった旨(NG情報)を、撮影画像の送信元となるカメラ付き眼鏡60に送信し(S206)、カメラ付き眼鏡60の表示部63に「登録なし」等のメッセージを表示させる。
図9(c)は、カメラ付き眼鏡60の表示部63に表示される確認画面250を示す図である。
確認画面250は、撮影画像領域251と、登録画像領域252と、特定情報領域253を備える。係員がカメラ付き眼鏡60で前方の利用者を撮影すると、撮影画像が、撮影画像領域251に表示されるとともにサーバ30に送信される。サーバ30では、上述したように撮影画像に基づいて顔照合が行われ、顔照合において登録画像が抽出されると、登録画像と特定情報がカメラ付き眼鏡60に送信される。カメラ付き眼鏡60は、登録画像と特定情報を受信すると、登録画像を登録画像領域252に表示し、特定情報を特定情報領域253に表示する。図9(c)では、特定情報として、利用者の部屋番号と氏名が表示されている。なお、サーバ30の顔照合において登録画像が抽出されなかった場合、登録画像領域252と特定情報領域253に「登録なし」等のメッセージが表示される。
<実施形態2の効果>
実施形態2によれば、カメラ付き眼鏡60を装着した係員は、施設エリア2内を行きかう利用者の顔をカメラ付き眼鏡60のカメラ62で撮影することにより、確認画面250を参照して、その利用者の特定情報を知ることができる。これにより、係員は、たとえば、宿泊施設1でチェックイン手続きが行われ、その後施設エリア2内で迷子になった子供を、カメラ付き眼鏡60を用いて探し、円滑に保護することができる。また、係員は、迷子以外にも、施設エリア2内を行きかう利用者に適宜、特定情報をもとに声掛けをして、さらなるサービスの向上を図ることができる。
また、実施形態2によれば、カメラ付き眼鏡60は、係員によって眼鏡と同様に装着されるため、カメラ付き眼鏡60を装着した係員は、PDA(Personal Digital Assistant)等のカメラを備えた携帯端末を構えて利用者を撮影する必要がない。これにより、カメラ付き眼鏡60を装着した係員は、施設利用者にとって違和感なく自然な雰囲気で、施設エリア2内を行きかう利用者の顔画像を撮影することができる。
<実施形態3>
図10は、実施形態3に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。実施形態3では、実施形態1と比較して、店舗エリア2a内に購入処理端末70とカメラ80が追加されている。購入処理端末70は、POSレジスタであり、タッチパネルからなる表示入力部71と、バーコードリーダ72と、通信部73と、制御部74と、を備えている。通信部73は、HUB22にLAN等のネットワークで有線もしくは無線で接続されている。制御部74は、通信部73を介して他の装置と通信を行う。カメラ80は、購入処理端末70付近に配置されており、購入処理端末70に接続されている。
店舗エリア2aにおいて、購入者が購入したい商品をレジまで持って行くと、レジ係は、バーコードリーダ72を用いて商品の情報を購入処理端末70に入力し、カメラ80で購入者の顔を含む画像を静止画として撮影する。カメラ80により撮影された画像は、サーバ30に送信され、記憶部120に記憶される。サーバ30では、カメラ80により撮影された画像で、記憶部120に既に記憶されている登録画像と顔照合が行われる。顔照合により抽出された登録画像および特定情報は、サーバ30から購入処理端末70に送信され、表示入力部71に表示される。レジ係は、登録画像と特定情報を確認して、表示入力部71を介して決済の手続きを行い、購入者の購入手続きを完了させる。これにより、購入者は、店舗エリア2aにおいて代金を支払うことなく商品を購入し、一括精算することができる。
図11は、サーバ30の制御部110の機能と、サーバ30の記憶部120に構築されるデータベースとを示す概念図である。実施形態3では、実施形態1と比較して、サーバ30の制御部110に、さらに決済処理部114の機能が付与される。実施形態1と同様、決済処理部114の機能は、記憶部120に記憶されたプログラムにより付与される。また、記憶部120には、さらに決済データベース123が構築される。
図12(a)は、購入処理端末70の表示入力部71に表示される画面260を示す図である。
画面260は、購入リスト261と、撮影画像領域262と、撮影ボタン263と、登録画像領域264と、特定情報領域265と、決済ボタン266と、キャンセルボタン267と、を備える。決済ボタン266は、初期状態として押下できないように無効化されている。
購入者がレジに持参した商品の情報がバーコードリーダ72により読み取られると、購入リスト261に商品の情報が表示される。続いて、レジ係は、撮影画像領域262に表示されるカメラ80の前方画像を確認して、撮影ボタン263を押下する。これにより、カメラ80により撮影された顔を含む画像が、撮影画像領域262に表示されるとともに、通信部73を介してサーバ30に送信される。
上記のように、サーバ30は、受信した画像で登録画像と顔照合を行う。顔照合により登録画像を抽出すると、サーバ30は、抽出した登録画像および特定情報を、購入処理端末70に送信する。
サーバ30から送信された登録画像と特定情報は、それぞれ、登録画像領域264と特定情報領域265に表示される。また、登録画像と特定情報が抽出されたことにより、決済ボタン266が押下できるように有効化される。レジ係は、撮影画像領域262に表示された撮影画像と、登録画像領域264に表示された登録画像と、特定情報領域265に表示された特定情報とを確認して、決済ボタン266を押下する。これにより、購入者による商品の購入手続きが完了する。なお、レジ係は、キャンセルボタン267を押下することにより、画面260を初期化することができる。
なお、サーバ30において、カメラ80により撮影された画像により登録画像が抽出できなかった場合、サーバ30は、該当する登録画像がなかった旨を、購入処理端末70に送信する。購入処理端末70の制御部74は、該当する登録画像がなかった旨を受信すると、図12(b)に示すように、登録画像領域264に「該当画像なし」を表示し、特定情報領域265に「該当情報なし」を表示する。また、制御部74は、決済ボタン266を無効化に維持する。この場合、レジ係は、購入者から現金等を受け取り通常の決済を行う。
図13、14は、購入処理端末70とサーバ30における処理を示すフローチャートである。なお、図13において、サーバ30側の処理は、図11に示す画像照合部112の機能によって行われ、図14において、サーバ30側の処理は、図11に示す決済処理部114の機能によって行われる。
図13を参照して、購入処理端末70の制御部74は、撮影ボタン263が押下されると(S301:YES)、撮影した画像をサーバ30に送信する(S302)。その後、制御部74は、サーバ30からの応答を待つ(S303)。
サーバ30の画像照合部112は、購入処理端末70から撮影画像を受信すると(S311:YES)、受信した撮影画像を記憶部120に記憶する(S312)。そして、画像照合部112は、受信した撮影画像で、利用者データベース121に格納された有効な登録画像と顔照合を行う(S313)。撮影画像による顔照合により登録画像が抽出された場合(S314:YES)、画像照合部112は、顔照合により抽出された登録画像とこの登録画像に対応する特定情報とを含むOK情報を、顔照合結果として購入処理端末70に送信する(S315)。ここで、購入処理端末70に送信される特定情報には、受付番号と、部屋番号と、氏名が含まれる。他方、撮影画像による顔照合により登録画像が抽出されなかった場合(S314:NO)、画像照合部112は、NG情報を顔照合結果として購入処理端末70に送信する(S316)。
購入処理端末70の制御部74は、サーバ30から顔照合結果を受信すると(S303:YES)、受信した顔照合結果に応じた処理を行う。OK情報を受信した場合(S304:YES)、制御部74は、特定情報と登録画像を、それぞれ、画面260の特定情報領域265と登録画像領域264に表示し(S305)、さらに、決済ボタン266を有効化する(S306)。他方、NG情報を受信した場合(S304:NO)、制御部74は、画面260の登録画像領域264に「該当画像なし」を表示し、特定情報領域265に「該当情報なし」を表示する(S307)。
その後、レジ係により本人確認が行われ、決済ボタン266またはキャンセルボタン267が押下されると、購入処理端末70の制御部74は、押下されたボタンに応じた処理を行う。また、サーバ30側では、購入処理端末70における処理の内容に応じた処理を、決済処理部114において行う。
図14を参照して、決済ボタン266が押下された場合(S321:YES)、制御部74は、購入リスト261の内容と、図12(a)の撮影ボタン263の操作によりカメラ80により撮影された画像と、直前にサーバ30から受信した特定情報と、を含む決済指示をサーバ30に送信する(S322)。そして、制御部74は、画面260を初期化する(S323)。他方、キャンセルボタン267が押下された場合(S321:NO、S324:YES)、決済指示を送信することなく、画面260を初期化する(S323)。なお、画面260が初期化されると、決済ボタン266が無効化される。
サーバ30の決済処理部114は、購入処理端末70から決済指示を受信すると(S331:YES)、決済指示に含まれる情報を、決済データベース123に格納する(S332)。具体的には、決済データベース123に、購入リスト261の内容と、カメラ80により撮影された画像と、受付番号と、部屋番号と、氏名とが格納される。
<実施形態3の効果>
実施形態3によれば、購入処理端末70を操作するレジ係は、購入処理端末70に顔照合結果が表示されることにより、購入者が利用者データベース121に登録されているか否かを確認することができる。そして、購入者が利用者データベース121に登録されている場合に、この購入者に対して、その場で代金を支払うことなしに購入を進めるサービスを提供することができる。また、購入処理の際に撮影された撮影画像が購入情報とともに特定情報に関連付けて決済データベース123に記憶されるため、購入後に購入についてトラブルが発生したような場合に、適宜、決済データベース123から購入時の顔画像と購入情報を読み出して表示させることで、本人がその購入を行ったか否かを確認することができる。
また、実施形態3によれば、購入処理端末70に購入者の特定情報が表示されることにより、レジ係は、表示された特定情報に基づく購入者への声掛け(たとえば、「○○様、ありがとうございます」という声掛け)をするといったサービスを提供することができる。また、たとえば、声掛けの際の名前を購入者が否定したような場合には、顔照合に基づく決済処理を中止することができる。これにより、決済処理を適正に進めることができる。
また、実施形態3によれば、レジ係は、表示された登録画像を購入者の顔と対照することで、購入者が登録画像に対応する人物であるか否かを、目視により確認することができる。これにより、誤った決済処理を効果的に抑制することができる。
また、実施形態3によれば、顔照合によって登録画像が抽出された場合に決済ボタン266が有効化されるため、誤った決済処理を効果的に抑制することができる。
<実施形態4>
図15は、実施形態4に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。実施形態4では、実施形態3と比較して、カメラ80の代わりに、実施形態2で示したカメラ付き眼鏡60が追加されている。カメラ付き眼鏡60は、購入処理端末70の通信部73と、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信により通信可能に接続されている。カメラ付き眼鏡60は、レジ係により装着される。
実施形態4では、カメラ付き眼鏡60の表示部63に、図12(a)、(b)に示す画面260中の撮影画像領域262と、登録画像領域264と、特定情報領域265が表示される。画面260中の購入リスト261と、決済ボタン266と、キャンセルボタン267は、購入処理端末70の表示入力部71に表示される。なお、撮影ボタン263は、カメラ付き眼鏡60の表示部63および購入処理端末70の表示入力部71の何れにも表示されない。レジ係は、カメラ付き眼鏡60の入力部64(図9(a)参照)を操作することにより、カメラ付き眼鏡60のカメラ62により、前方に位置する撮影者の顔を含む画像を撮影できる。
カメラ62により撮影された画像は、購入処理端末70の通信部73を介してサーバ30に送信され、上記実施形態3と同様に、顔照合に供される。カメラ付き眼鏡60の制御部66は、サーバ30から顔照合結果を受信すると、カメラ付き眼鏡60の表示部63に、図12(a)、(b)に示す撮影画像領域262と、登録画像領域264と、特定情報領域265とを含む画面を表示させ、実施形態3と同様、これらの領域に、それぞれ、照合結果に基づく画像等を表示させる。
レジ係は、表示された画面を確認して、購入者が利用者データベース121に登録されているか否かを確認する。そして、購入者が利用者データベース121に登録されていると、レジ係は、購入処理端末70の表示入力部71に表示された決済ボタン266を押下して、決済を完了する。なお、実施形態3と同様、決済ボタン266は、購入処理端末70がサーバ30からOK情報を受信した場合に有効化される。こうして決済ボタン266が押下されると、実施形態3と同様、購入リスト261の内容と、カメラ付き眼鏡60のカメラ62により撮影された画像と、受付番号と、部屋番号と、氏名とが、決済データベース123に格納される。
<実施形態4の効果>
実施形態4によれば、実施形態3と同様の効果が奏され得る。また、実施形態4によれば、購入者自身が撮影されている感覚を持ちにくいため、カメラ付き眼鏡60を装着したレジ係は、購入者に違和感なく自然な雰囲気で、決済処理を進めることができる。
<変更例>
図16は、変更例に係る顔照合システムの全体構成を示す模式図である。変更例では、実施形態1と比較して、宿泊施設1の各部屋に、制御装置43と、入口カメラ44と、ロック機構45が追加されている。制御装置43は、図示しない制御部と、記憶部と、通信部と、を備えている。制御装置43の通信部は、HUB21にLAN等のネットワークで有線もしくは無線で接続されている。入口カメラ44は、部屋に設けられた扉46付近に配置されており、扉46の外側(通路側)にいる人物の顔を含む画像を撮影する。ロック機構45は、扉46のロックを開閉させる。入口カメラ44とロック機構45は、制御装置43に接続されており、制御装置43により制御される。
扉46の外側に人が来ると、制御装置43は、入口カメラ44を用いて顔を検出し、この人物の顔を含む画像を撮影する。入口カメラ44によって撮影された画像は、サーバ30に送信され、記憶部120に記憶される。サーバ30では、入口カメラ44により撮影された画像で、記憶部120に既に記憶されている登録画像と顔照合が行われる。また、サーバ30では、顔照合結果に基づき、扉46に来た人物が、この部屋の利用を許可された人物(チェックインの手続きで当該部屋を割り当てられた人物)であるかが判定される。扉46に来た人物が、この部屋の利用を許可された人物であると、制御装置43は、ロック機構45を駆動して、この部屋の扉46のロックを解除する。これにより、利用者は、扉46を開閉するための鍵を使うことなく、自身に割り当てられた部屋の扉46のロックを解除できる。
図17は、サーバ30の制御部110の機能と、サーバ30の記憶部120に構築されるデータベースとを示す概念図である。変更例では、実施形態1と比較して、サーバ30の制御部110に、さらにロック制御部115の機能が付与される。実施形態1と同様、ロック制御部115の機能は、記憶部120に記憶されたプログラムにより付与される。
図18(a)は、サーバ30におけるキー解除の処理を示すフローチャートである。この処理は、図17に示す画像照合部112とロック制御部115の機能によって行われる。
画像照合部112は、部屋の入口カメラ44が撮影した画像を受信すると(S401:YES)、受信した撮影画像を記憶部120に記憶する(S402)。そして、画像照合部112は、受信した撮影画像で、利用者データベース121に格納された有効な登録画像と顔照合を行う(S403)。
撮影画像による顔照合により登録画像が抽出された場合(S404:YES)、画像照合部112は、抽出された登録画像に関連付けられた特定情報をロック制御部115に提供する。ロック制御部115は、登録画像に関連付けられた特定情報から部屋番号を取得する(S405)。続いて、ロック制御部115は、画像の送信元となる制御装置43のIPアドレスと、図18(b)に示すような制御装置テーブルとに基づいて、画像が撮影された部屋番号を取得する(S406)。
続いて、ロック制御部115は、S405とS406で取得した部屋番号が一致するか否かを判定する(S407)。部屋番号が一致すると(S407:YES)、ロック制御部115は、一致した部屋番号の部屋に設けられた扉46のロックを解除する(S408)。具体的には、ロック制御部115は、制御装置43に解除要求を送信する。制御装置43は、解除要求を受信すると、ロック機構45を制御して扉46のロックを解除させる。
<変更例の効果>
変更例によれば、利用者は、自身に割り当てられた扉46の前まで来ると、入口カメラ44により顔を含む画像が撮影される。撮影された画像はサーバ30に送信され、サーバ30において、部屋の正当な利用者であるかが判定される。部屋の正当な利用者である場合、自動的に扉46のロックが解除される。これにより、利用者は、扉46を開閉するための鍵を使うことなく、自身に割り当てられた部屋の扉46のロックを解除できる。
<その他>
上記実施形態では、宿泊施設1のフロントエリア1aに情報処理装置10とカメラ14が設置され、フロントエリア1aにおいてチェックイン手続きの際に、情報処理装置10とカメラ14により利用者の顔を含む画像が登録された。しかしながら、これに限らず、利用者の顔を含む画像を登録するための情報処理装置とカメラは、施設エリア2内に設置されても良い。
また、上記実施形態では、サーバ30は、宿泊施設1内に設置されたが、これに限らず、施設エリア2内に設置されても良い。また、サーバ30の制御部110に付与される機能は、全て1台のサーバ30により実現されたが、これに限らず、複数のサーバに分散されても良い。また、記憶部120に構築される複数のデータベースも、複数のサーバに分散されても良い。サーバ30の機能およびデータベースが複数のサーバに分散される場合、複数のサーバは、宿泊施設1内と施設エリア2内の何れに設置されても良い。
また、上記実施形態では、利用者データベース121に登録される登録画像は、カメラ14により撮影された静止画であったが、これに限らず、カメラ14により撮影された動画であっても良い。この場合、画像照合部112による顔照合は、動画の任意のフレーム画像から切り出された画像によって行われる。また、他のカメラにおいても、静止画でなく動画が撮影されても良い。
また、上記実施形態1では、一覧画面220と、拡大画面230と、受付画面240は、部屋のテレビ41に表示されたが、これに限らず、宿泊施設1内の特設エリアに設置されたディスプレイ、利用者の自宅に設置された情報処理装置のディスプレイ、利用者の携帯端末等に表示されても良い。これらの場合、たとえば、表示手続きを行う利用者の顔を含む画像を撮影し、撮影した画像に基づいて、利用者に対応したエリア内画像のみが表示されても良い。また、あらかじめ付与されたパスワードによって、利用者に対応したエリア内画像のみが表示されても良い。
また、上記実施形態1では、一覧画面220と、拡大画面230と、受付画面240は別々の画面として構成されたが、これらの画面は、1つの画面によって構成されても良い。
また、上記実施形態1では、ダウンロードURLが記載されたメールの送信およびフロントでのディスクの受け取りによって、利用者にエリア内画像が提供されたが、これに限らず、利用者のメールアドレスにエリア内画像が直接送信されても良い。
また、上記実施形態2、4では、係員またはレジ係がカメラ付き眼鏡60を装着し、カメラ付き眼鏡60に搭載されたカメラ62によって、施設エリア2内の利用者の顔を含む画像が撮影された。しかしながら、これに限らず、係員またはレジ係が、カメラを搭載したPDA等の携帯端末を携帯し、携帯端末に搭載されたカメラによって、利用者の顔を含む画像が撮影されても良い。また、上記実施形態1において、カメラ14は、フロント係が装着したカメラ付き眼鏡60であっても良い。
また、上記実施形態3では、顔照合により登録画像が抽出された場合に、特定情報と登録画像の両方が、サーバ30から購入処理端末70に送信された。しかしながら、これに限らず、特定情報と登録画像の何れか一方が送信されても良く、登録画像が抽出された旨のみが送信されても良い。
また、上記実施形態3では、カメラ80により撮影されたが画像と、顔照合により抽出された登録画像と、登録画像に対応する特定情報とが、画面260上に表示された。しかしながら、必ずしも、これら3つの情報が画面260上に表示される必要はなく、登録画像が抽出された旨を示す「OK」の表示のみが画面260上に表示されても良い。あるいは、「OK」も表示されずに、決済ボタン266が有効化されるだけでも良い。
また、上記実施形態3では、サーバ30に送信される決済指示には、購入リスト261の内容等が含められたが、購入処理端末70が設置された店舗名、店舗の所属エリア、決済時刻等が含められても良い。この場合、サーバ30において、受信した店舗名、店舗の所属エリア、決済時刻等が、購入リスト261の内容等とともに、決済データベース123に格納される。
以上、本発明の実施の形態および変更例について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も上記以外に種々の変更が可能である。
なお、実施形態2からは、以下の請求項に係る発明も抽出され得る。
(請求項A)
顔を含む画像を登録画像として撮影する撮影手段と、前記登録画像が撮影された人物を特定する特定情報を前記登録画像に関連付けて管理する管理手段と、施設エリア内で携帯端末のカメラが撮影した画像で前記管理手段が管理する前記登録画像と顔照合を行う画像照合手段と、前記カメラの撮影画像との顔照合により抽出された前記登録画像に関連付けられた前記特定情報を、前記携帯端末に表示させる表示手段と、を備えることを特徴とする顔照合システム。
請求項Aに係る発明によれば、上記実施形態2でも効果として説明したように、たとえば、施設エリア内の係員が携帯端末を所持する場合に、係員は、施設エリア内を行きかう入場者の顔をカメラで撮影することにより、その入場者の特定情報を知ることができる。これにより、係員は、たとえば、携帯端末を用いて施設エリア内で迷子になった子供を探すことができ、迷子になった子供を円滑に保護することができる。また、係員は、迷子以外にも、施設エリア内を行きかう入場者に適宜、特定情報をもとに声掛けをすることができる。
また、実施形態3からは、以下の請求項に係る発明も抽出され得る。
(請求項B)
顔を含む画像を登録画像として撮影する撮影手段と、前記登録画像が撮影された人物を特定する特定情報を前記登録画像に関連付けて管理する管理手段と、施設エリア内の購入処理端末付近に配置されたカメラが撮影した画像で前記管理手段が管理する前記登録画像と顔照合を行う画像照合手段と、決済処理を管理する決済処理手段と、記憶手段と、を備え、前記画像照合手段は、前記購入処理端末付近に配置された前記カメラの撮影画像と前記管理手段に管理された前記登録画像との顔照合結果を前記購入処理端末に提供し、前記決済処理手段は、前記購入処理端末を介して決済の確定指示が受け付けられた場合に、前記購入処理端末付近に配置された前記カメラにより撮影された前記撮影画像を、購入情報とともに、前記顔照合により抽出された前記登録画像に関連付けられた前記特定情報に関連付けて、前記記憶手段に記憶させる、ことを特徴とする顔照合システム。
請求項Bに係る発明によれば、上記実施形態3でも効果として説明したように、購入処理端末を操作する店員は、購入処理端末に顔照合結果が表示されることにより、購入者が管理手段に登録された入場者であるか否かを確認することができる。そして、購入者が管理手段に登録された入場者である場合に、この購入者に対して、その場で代金を支払うことなしに購入を進めるサービスを提供することができる。また、購入処理の際に撮影された撮影画像が購入情報とともに特定情報に関連付けて記憶されるため、購入後に購入についてトラブルが発生したような場合に、適宜、記憶手段から購入時の顔画像と購入情報を読み出して表示させることで、入場者本人がその購入を行ったか否かを確認することができる。
また、実施形態4からは、以下の請求項に係る発明も抽出され得る。
(請求項C)
前記カメラは、前記購入処理端末に入力を行う係員が装着するカメラ付き眼鏡のカメラである、ことを特徴とする請求項Bに記載の顔照合システム。
請求項Cに係る発明によれば、上記実施形態4でも効果として説明したように、入場者は、自身が撮影されている感覚を持ちにくいため、入場者に違和感なく自然な雰囲気で、決済処理を進めることができる。
また、変更例からは、以下の請求項に係る発明も抽出され得る。
(請求項D)
顔を含む画像を登録画像として撮影する撮影手段と、前記登録画像が撮影された人物を特定する特定情報を前記登録画像に関連付けて管理する管理手段と、扉付近に配置されたカメラが撮影した画像で前記管理手段が管理する前記登録画像と顔照合を行う画像照合手段と、前記顔照合手段における照合結果に基づいて前記扉のロックの開閉を制御するロック制御手段と、を備えることを特徴とする顔照合システム。
請求項Dに係る発明によれば、上記変更例でも効果として説明したように、扉を開閉するための鍵を携帯せずとも扉のロックを解除することができる。
1 … 宿泊施設
2 … 施設エリア
10 … 情報処理装置(撮影手段)
14 … カメラ(撮影手段)
41 … テレビ(モニタ)
50 … カメラ
60 … カメラ付き眼鏡(携帯端末)
62 … カメラ
70 … 購入処理端末
80 … カメラ
111 … 管理部(管理手段)
112 … 画像照合部(画像照合手段)
113 … 表示制御部(表示手段)
114 … 決済処理部(決済処理手段)
120 … 記憶部(記憶手段、メモリ)
121 … 利用者データベース(データベース)
220 … 一覧画面(受付画面)
240 … 受付画面
266 … 決済ボタン

Claims (11)

  1. 顔を含む画像を登録画像として撮影する撮影手段と、
    前記登録画像が撮影された人物を特定する特定情報を前記登録画像に関連付けて管理する管理手段と、
    施設エリア内のカメラが撮影したエリア内画像で前記管理手段が管理する前記登録画像と顔照合を行う画像照合手段と、
    前記顔照合により前記登録画像が抽出された前記エリア内画像を前記特定情報に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記特定情報に関連付けられた前記エリア内画像を前記記憶手段から読み出して表示する表示手段と、を備える、
    ことを特徴とする顔照合システム。
  2. 前記撮影手段は、宿泊施設に設けられ、
    前記表示手段は、前記宿泊施設の部屋に設置されたモニタに、その部屋に宿泊する人物の前記特定情報に関連付けられた前記エリア内画像を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顔照合システム。
  3. 前記表示手段は、前記人物の前記特定情報に関連付けられた前記エリア内画像を選択可能に一覧表示させ、さらに、選択された前記エリア内画像を課金により取得するための受付画面を表示させ、
    前記管理手段は、前記受付画面を介して前記エリア内画像を取得するための入力がなされた場合に、選択された前記エリア内画像を提供する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の顔照合システム。
  4. 前記カメラが、さらに、携帯端末に搭載され、
    前記表示手段は、前記携帯端末の前記カメラの撮影画像との顔照合により抽出された前記登録画像に関連付けられた前記特定情報を、前記携帯端末に表示させる処理を実行させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の顔照合システム。
  5. 前記携帯端末は、前記施設領域内の係員が装着するカメラ付き眼鏡である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の顔照合システム。
  6. 前記カメラが、さらに、購入処理端末付近に配置され、
    決済処理を管理する決済処理手段をさらに備え、
    前記画像照合手段は、前記購入処理端末付近に配置された前記カメラの撮影画像と前記管理手段に管理された前記登録画像との顔照合結果を前記購入処理端末に提供し、
    前記決済処理手段は、前記購入処理端末を介して決済の確定指示が受け付けられた場合に、前記購入処理端末付近に配置された前記カメラにより撮影された前記撮影画像を、購入情報とともに、前記顔照合により抽出された前記登録画像に関連付けられた前記特定情報に関連付けて、前記記憶手段に記憶させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の顔照合システム。
  7. 前記決済処理手段は、前記顔照合結果とともに、前記顔照合により抽出された前記登録画像に関連付けられた前記特定情報を、前記購入処理端末に提供する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の顔照合システム。
  8. 前記決済処理手段は、前記顔照合結果とともに、前記購入処理端末付近に配置された前記カメラの撮影画像との顔照合により抽出された前記登録画像を、前記購入処理端末に提供する、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の顔照合システム。
  9. 前記購入処理端末は、前記購入処理端末付近に配置された前記カメラの前記撮影画像との顔照合により前記登録画像が抽出された場合に、決済処理を受け付けるための画面に配置された決済ボタンを有効化させる、
    ことを特徴とする請求項6ないし8の何れか一項に記載の顔照合システム。
  10. 前記購入処理端末付近に配置された前記カメラは、前記購入処理端末に入力を行う係員が装着するカメラ付き眼鏡のカメラである、
    ことを特徴とする請求項6ないし9の何れか一項に記載の顔照合システム。
  11. 顔を含む登録画像と前記登録画像が撮影された人物を特定する特定情報とを互いに関連付けてデータベース上で管理し、
    施設エリア内に配置されたカメラで撮影したエリア内画像で前記データベース上の前記登録画像と顔照合処理を行い、
    前記顔照合処理により抽出された前記エリア内画像を前記特定情報に関連付けてメモリに記憶し、
    宿泊施設の部屋に設置されたモニタに、その部屋に宿泊する人物の前記特定情報に関連付けられた前記エリア内画像を前記メモリから読み出して表示させる、
    ことを特徴とする娯楽施設のサービス提供方法。
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