JP2020127151A - 宅配支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 集合住宅内の複数の住戸に宅配物を届ける場合に、宅配業者の負担を軽減でき、加えて受け取る居住者が不安を感じる事の無い宅配支援システムを提供する。【解決手段】 クラウド上に設置されて宅配物の情報が蓄積された宅配サーバ2と、宅配業者Sが携帯して宅配物Mに貼着されている配達先情報を記録したタグ5を読み取り、読み取った情報を宅配サーバ2に送信する読取装置1とを有すると共に、集合住宅インターホンシステムの制御機14は宅配サーバ2と通信を実施し、宅配物Mのタグ5を読取装置1が読み取ると宅配サーバ2を介して荷物の配達先集合住宅の制御機14に配達先情報が送信される。更にオートドア16が解錠され、制御機14から配達先の居室親機12へ宅配物がある旨が通知される。【選択図】 図1

Description

本発明は、集合住宅の居住者に荷物を配達する際に、宅配業者の業務負担を削減できる宅配支援システムに関する。
従来より、受取人が不在であっても荷物の配達を可能とする宅配ボックスが設置され、この宅配ボックスから情報を入手して、宅配物情報を居室親機で把握できる集合住宅インターホンシステムがあった(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような宅配ボックスを備えた集合住宅であっても、配達先の住戸が在宅の場合は、居住者に荷物を配達するのが基本なため、集合玄関機から配達先の住戸を呼び出す操作は必要であった。
その場合、配達先が複数ある場合はその都度集合玄関機まで戻って次の配達先を呼び出すか、戻らずに直接次の住戸に赴き玄関子機を使用して呼び出すことで配達を行った。
特開2013−131915号公報
上述したように、複数の配達先がある場合は2通りの配達の仕方があるが、集合玄関機まで戻らずに次の住戸へ直接向かうのが移動距離の短縮に加えて時間を短縮できるため、宅配業者にとっては負担を軽減できありがたい配達形態であった。
しかしながら、集合玄関機まで戻らずに次の住戸に進む配達形態は、受け取る居住者側からみると、いきなり玄関子機から呼び出しが成されるため、不審者と間違えられたりセキュリティ上から居留守を使われる場合もあり、再配達が必要になるなど、問題が生じていた。
このように、集合住宅内で複数の住戸に荷物を配達する場合は、宅配業者の作業負担が多く改善が望まれていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、集合住宅内の複数の住戸に宅配物を届ける場合に、宅配業者の負担を軽減でき、加えて受け取る居住者が不安を感じる事の無い宅配支援システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明に係る宅配支援システムは、集合住宅の各住戸に設置されて居住者に対して宅配物情報を通知する通知装置と、クラウド上に設置されて宅配物情報が蓄積された宅配サーバと、宅配業者が携帯して、宅配物に貼着されている配達先情報を記録した1つ或いは複数のタグを読み取ることができ、読み取った情報を宅配サーバに送信する機能を備えた携帯型の読取装置と、集合住宅に設置されて宅配サーバと通信を実施し、受信した情報を通知装置に送信する通知制御装置とを有し、宅配サーバは、読取装置が読み取った宅配物のタグ情報が送信されると、荷物の配達先集合住宅の通知制御装置をタグ情報から識別し、識別した通知制御装置に宅配物の配達先住戸がある旨を通知するための配達先情報を送信し、通知制御装置は、受信した配達先情報に基づいて、配達先住戸の通知装置に宅配物がある旨を通知する宅配物情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、宅配物のタグ情報を宅配サーバに送信すれば、配達先の通知装置に宅配物情報が送信されるため、集合玄関機から配達先の居住者を呼び出すこと無く、配達先に通知でき、スムーズな配達が可能となる。一方、宅配物を受け取る居住者は、通知装置からの通知により宅配業者が来ることを認識でき、いきなり玄関に宅配業者が現れて慌てることがなくなる。そして、複数住戸に宅配物がある場合は、読み取った複数のタグに対応する複数の通知装置へ宅配物情報情報を送信すれば良く、配達をスムーズに実施できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、読取装置は、自身の位置情報を宅配サーバに通知する位置情報通知部を有する一方、宅配サーバは集合住宅の場所情報を登録した地図情報記憶部を有し、加えて通知制御装置は、集合住宅のエントランスに設置されているオートドアの解錠制御が可能であり、読取装置から宅配物のタグ情報が送信された宅配サーバは、宅配物のタグ情報を受信した時の読取装置の位置が配達先の集合住宅の場所であったら、オートドアの解錠信号を通知制御装置に送信し、オートドアが解錠されることを特徴とする。
この構成によれば、配達先の集合住宅において宅配物のタグを読み取れば、オートドアが解錠されるため、集合玄関機から居住者を呼び出して開けて貰う必要が無く、スムーズに居住エリアに進んで配達ができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、集合住宅には、来訪者が居住者を呼び出すためにエントランスに設置された集合玄関機と、個々の住戸に設置されて呼び出しに応答するための居室親機と、集合玄関機と居室親機との間の通信を制御する制御機とを具備する集合住宅インターホンシステムが設置され、通知装置の機能が居室親機に組み込まれ、通知制御装置の機能が制御機に組み込まれて成ることを特徴とする。
この構成によれば、インターホン機器に宅配支援システムが組み込まれるため、通知装置、通知制御装置を専用機器として設置する必要が無く安価に構成できる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、読取装置から宅配サーバに対して宅配物を置き配する旨を通知する置き配通知を実施でき、当該置き配通知を受信した宅配サーバは、通知制御装置を介して置き配対象の通知装置に置き配通知を行うことを特徴とする。
この構成によれば、留守宅に対しては置き配することで再配達をしなくて済むため、宅配業者の負担を軽減できる。また、宅配物が配達されたことが通知装置に通知されるため、居住者が居留守をつかっていても通知装置の表示から宅配物があることを把握できる。
尚、「置き配」とは、配達先住戸の玄関前に宅配物を置くことをいう。
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、個々の住戸には住戸玄関を撮像する玄関カメラが設置され、玄関カメラは通知制御装置による制御が可能であり、
宅配サーバから置き配通知を受信した通知制御装置は、置き配した住戸に関連付けられている玄関カメラを起動して、所定の録画部に録画することを特徴とする。
この構成によれば、置き配した荷物は、カメラにより撮影されて録画されるため、盗難等で紛失しても、その状況を把握でき対処し易い。
本発明によれば、宅配物のタグ情報を宅配サーバに送信すれば、配達先の通知装置に宅配物情報が送信されるため、集合玄関機から配達先の居住者を呼び出すこと無く、配達先に通知でき、スムーズな配達が可能となる。一方、宅配物を受け取る居住者は、通知装置からの通知により宅配業者が来ることを認識でき、いきなり玄関に宅配業者が現れて慌てることがなくなる。そして、複数住戸に宅配物がある場合は、読み取った複数のタグに対応する複数の通知装置へ宅配物情報を送信すれば良く、配達をスムーズに実施できる。
本発明に係る宅配支援システムの一例を示し、一部機能を集合住宅インターホンシステムに組み込んだ構成図である。 読取装置のブロック図である。 宅配サーバのブロック図である。 制御機のブロック図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る宅配支援システムの一例を示し、一部機能を集合住宅インターホンシステムに組み込んだ構成を示している。1は宅配業者が携行する読取装置、2は宅配サーバ、4は集合住宅インターホンシステム、Mは宅配物、Sは宅配業者である。
集合住宅インターホンシステム4は、エントランスに設置されて居住者を呼び出すための集合玄関機11、各住戸に設置されて呼び出しに応答するための居室親機12、管理室に設置されて居住者と通話するための管理室親機13、機器間の通話/通信を制御する制御機14、個々の住戸玄関に設置されて居住者を呼び出すための玄関子機15等を備えている。また、制御機14は、エントランスに設置されているオートドア16の制御を行い、宅配サーバ2と通信する機能を備えている。
集合玄関機11、管理室親機13、オートドア16は、それぞれ伝送線L1,L2,L3を介して制御機14に接続され、居室親機12は親機幹線L4を介して制御機14に接続されている。また、宅配サーバ2はクラウドN上に配置され、制御機14はインターネットを介してこの宅配サーバ2と通信を実施する。
宅配物Mには、配達先住所等の宅配物情報が記録されたタグ5が貼着されている。タグ5は、RFID等のICタグ、或いはQRコード、バーコード等のタグが使用される。宅配サーバ2には、これらのタグ5に登録されているID情報と配達先住所情報等が関連付けられて登録される。
図2は読取装置1のブロック図を示している。読取装置1は、各種情報を表示する表示部51、各種操作をする操作部52、宅配物Mに貼着されているタグ5を読み取る読取部53、宅配サーバ2と通信する通信部54、読取装置1を制御する読取装置CPU55、GPS信号を受信して自身の位置を把握する位置把握部56等を備えている。
尚、読取部53は、タグ5がRFIDであれば専用の回路が組み込まれるし、QRコードであればカメラが設けられる。また、双方を読み取る機能を設けてタグ5に応じて使い分けても良い。そして、読取装置1は、同時に或いは連続して複数のタグ5を読み取りでき、読み取った情報を一括して宅配サーバ2に送信できる。
この読取装置1は専用の機器としても良いが、スマートフォンを使用することができる。スマートフォンには、表示部51、操作部52、携帯電話通信網を介して宅配サーバ2と通信する通信部54、GPS信号を基に自身の位置情報を発信する位置情報発信機能が備わっており、宅配物Mに翳して宅配物Mに貼着されているタグ5の情報を読み取るソフトウェアをインストールすることで、読取装置1として使用できる。
図3は宅配サーバ2のブロック図を示している。宅配サーバ2は、集合住宅の住所情報、位置情報(緯度/経度情報)等の場所情報を記憶する地図情報記憶部21、宅配物Mのタグ情報と配達元/配達先情報との関連付けを記憶する宅配物情報記憶部22、集合住宅と制御機14との関連付けを記憶する制御機情報記憶部23、宅配サーバ2を制御する宅配サーバCPU24、読取装置1及び制御機14と通信する宅配サーバ通信IF25等を備えている。
宅配サーバ2は、読取装置1から宅配物Mのタグ5から読み取った情報が送信されると、宅配物情報記憶部22を参照して関連付けられている配達先住所等を読み取り、読取装置1に返信する。また、配達先が集合住宅であれば、制御機14を特定して特定した制御機14に対して配達先住戸情報を送信する。
尚、宅配物情報記憶部22に保存されている情報は、宅配物Mにタグ5が貼着される際に、宅配業者側の図示しない入力装置により、タグ情報と配達元/配達先情報等の宅配物情報の関連付けが登録され保存される。
ここで集合住宅インターホンシステムを構成する機器を簡単に説明する。集合玄関機11は、訪問先の居室親機12を選択して呼び出す機能に加えて呼出先の居室親機12が応答操作されると通話する機能、更に訪問者を撮像するカメラ11aを有している。
居室親機12は、宅配支援システムの通知装置でもあり、通話機能に加えて集合玄関機11のカメラ11aの撮像映像を表示するモニタ12a、メッセージ等を放音するスピーカ12b等を備えている。
また、管理室親機13は、居室親機12を選択して呼び出す機能を有し、玄関子機15は、居住者を呼び出す機能に加えて、訪問者及び住戸玄関全体を撮像するカメラ15aを備えている。
図4は制御機14のブロック図を示している。制御機14は、宅配支援システムの通知制御装置でもあり、各居室親機12と住戸番号との関係等を記憶する住戸情報記憶部61、映像を記憶する映像記憶部62、機器間の通信及び通話路を制御すると共に制御機14を制御する制御機CPU63、集合玄関機11、居室親機12、管理室親機13と通信する第1通信IF64、オートドア16と通信するオートドア通信IF65、宅配サーバ2と通信するネットワーク通信IF66等を備えている。
上記の如く構成された宅配支援システムの動作は以下のようである。配達先の集合住宅に到着した宅配業者Sが、集合住宅のエントランスにおいて、読取装置1により宅配物Mのタグ5を読み取り送信操作すると、その情報が読取装置1の現在位置情報と共に宅配サーバ2へ送信される。
尚、タグ情報を読み取るすタイミングはこれに限定するものでなく、例えば宅配車から荷物を取り出すときにタグ5を読み込み、この読み込んだ情報を集合住宅のエントランスに入ってから宅配サーバ2に送信しても良い。また現在位置情報の送信も、定期的に宅配サーバ2に送信している場合は、タグ情報の送信に合わせて送信しなくとも良い。
こうしてタグ情報を受信した宅配サーバ2は、タグ情報に関連付けて保存されている配達先住所を宅配物情報記憶部22から読み取り、読取装置1の現在位置情報を基に配達先集合住宅に宅配業者Sが居ることを認識する。
配達先の集合住宅に居ることを認識したら、この集合住宅の制御機14を制御機情報記憶部23から特定し、特定した制御機14に配達先の居住者に対して宅配業者が行くことを知らせるための住戸番号を含む配達先情報を送信する。
配達先情報を受信した制御機14は、その中に含まれている住戸番号情報から配達先の居室親機12を特定し、特定した居室親機12に間もなく宅配業者Sが伺う旨の宅配物情報を通知する。複数の住戸が配達先である場合は、それぞれの居室親機12に宅配物情報が送信される。
宅配物情報を受信した居室親機12は、スピーカ12bから例えば「間もなく宅配物が届きます」が放音される。この音声情報は、宅配物情報に付加して制御機14から送信しても良いし、居室親機12に予めメッセージを登録しておき、宅配物情報の通知を受けて放音させても良い。
尚、この放音による通知は音声アナウンスでなくとも良く、呼出音とは区別できる通知音であれば良い。また、この通知に対して居住者が了解操作を行うことで、逆の経路を辿り宅配サーバ2から読読取装置1に対して在室であることを通知するメッセージを送信しても良い。
更に、宅配業者Sが集合住宅内(エントランス)に居ることを認識した宅配サーバ2は、エントランスのオートドア16を解錠させる解錠制御信号を制御機14に送信する。制御機14は、この信号を受けてオートドア16を解錠する。
この結果、居住者を呼び出すことなく、宅配業者は開いたオートドア16から居住エリアに進み速やかな配達が可能となり、配達先住戸に到着した宅配業者が玄関子機15を操作して居住者を呼び出し、現れた居住者に宅配物を渡せば配達は完了となる。
このように、宅配物Mのタグ情報を宅配サーバ2に送信すれば、配達先の居室親機12に宅配物情報が送信されるため、集合玄関機11から配達先の居住者を呼び出すこと無く配達先に通知でき、スムーズな配達が可能となる。
一方、宅配物Mを受け取る居住者は、居室親機12からの通知により宅配業者Sが来ることを認識でき、いきなり玄関に宅配業者Sが現れて慌てることがなくなる。そして、複数住戸に配達する宅配物Mがある場合は、読み取った複数のタグ5に対応する複数の居室親機12へ宅配物情報を送信すれば良く、配達をスムーズに実施できる。
また、配達先の集合住宅において宅配物Mのタグ5を読み取れば、オートドア16が解錠されるため、集合玄関機11から居住者を呼び出して開けて貰う必要が無く、スムーズに居住エリアに進んで配達ができる。
更に、集合住宅インターホンシステムの居室親機12を宅配支援システムの通知装置、制御機14を通知制御装置として利用するため、別途機器を設置する必要が無く宅配支援システムを安価に構成できる。
但し、宅配業者Sが配達先住戸に到着して、玄関子機15を呼出操作しても応答がない場合、この宅配支援システムは置き配操作を可能としている。この置き配について次に説明する。置き配とは、住戸前に宅配物Mを置いて立ち去る行為であり、帰宅した受取人である居住者は、自住戸の玄関に宅配物Mが置かれていることで、確実に宅配物の存在を把握できる。
集合住宅では、住戸前を行き交う人物は限定されるため置き配が可能であり、以下置き配を具体的に説明する。
読取装置1は置き配を実施した旨を宅配サーバ2に通知する機能を有し、操作部52の所定の操作で、宅配サーバ2へ置き配通知が成される。
置き配操作は、読取装置1において、例えば宅配物Mから読み取ったタグ5の情報に置き配スタンプする所定の操作をして宅配サーバ2に送信することで行われる。この操作で特定の宅配物に関する置き配情報が宅配サーバ2に送信される。
置き配情報を受信した宅配サーバ2は、受信した情報から置き配した宅配物Mの配達先住戸を特定し、制御機14を介して置き配通知対象住戸の居室親機12に置き配通知信号を送信する。
尚、スマートフォンを読取装置1として使用する場合は、タグ5の情報を読み取るためにインストールしたソフトウェアに、置き配操作機能も組み込まれており、置き配する際にこの機能を呼び出して操作される。
置き配通知信号を受信した居室親機12は、玄関子機15のカメラ15aを起動して撮像を開始させ、撮像映像を居室親機12を介して制御機14に送信し、制御機14の映像記憶部62に録画させる。カメラ15aは置き配した宅配物が画角に入って撮像される広角のカメラであり、玄関ドア前が広角で撮像される。この撮像映像の録画は1時間等所定時間に渡り行われる。
尚、録画は帰って着た受取人が居室親機12等を操作して停止するまで行うようにしても良い。そうすることで、盗難にあった際に状況の確認が可能となる。また、映像を保存する機器は居室親機12であっても良いし管理室親機13であっても良い。
このように、留守宅に対しては置き配することで再配達をしなくて済むため、宅配業者Sの負担を軽減できる。また、宅配物Mが配達されたことが居室親機12に通知されるため、居住者が居留守をつかっていても居室親機12の表示から宅配物Mがあることを把握できる。
更に、置き配した荷物は、カメラ15aにより撮影されて録画されるため、盗難等で紛失しても、その状況を把握でき対処し易い。
尚、上記実施形態では、置き配した場合は玄関子機15のカメラ15aを起動してその撮像映像を保存しているが、住戸前の通路全体を撮像するように設置されて、隣接する複数住戸の玄関前を一括して撮像する監視カメラを設け、玄関子機15のカメラ15aでなくその監視カメラの撮像映像を保存しても良い。
1・・読取装置、2・・宅配サーバ、4・・集合住宅インターホンシステム、5・・タグ、12・・居室親機(通知装置)、14・・制御機(通知制御装置)、15・・玄関子機、15a・・カメラ(玄関カメラ)、16・・オートドア、21・・地図情報記憶部、22・・宅配物情報記憶部、23・・制御機情報記憶部、24・・サーバCPU、51・・表示部、52・・操作部、53・・読取部、54・・通信部、55・・読取装置CPU(位置情報通知部)、56・・位置把握部、61・・住戸情報記憶部、62・映像記憶部(録画部)、63・・制御装置CPU、M・・宅配物、N・・クラウド、S・・宅配業者。

Claims (5)

  1. 集合住宅の各住戸に設置されて居住者に対して宅配物情報を通知する通知装置と、
    クラウド上に設置されて宅配物情報が蓄積された宅配サーバと、
    宅配業者が携帯して、宅配物に貼着されている配達先情報を記録した1つ或いは複数のタグを読み取ることができ、読み取った情報を前記宅配サーバに送信する機能を備えた携帯型の読取装置と、
    集合住宅に設置されて前記宅配サーバと通信を実施し、受信した情報を前記通知装置に送信する通知制御装置と、を有し、
    前記宅配サーバは、前記読取装置が読み取った宅配物のタグ情報が送信されると、荷物の配達先集合住宅の前記通知制御装置を前記タグ情報から識別し、識別した前記通知制御装置に宅配物の配達先住戸がある旨を通知するための配達先情報を送信し、
    前記通知制御装置は、受信した前記配達先情報に基づいて、配達先住戸の前記通知装置に宅配物がある旨を通知する前記宅配物情報を送信することを特徴とする宅配支援システム。
  2. 前記読取装置は、自身の位置情報を前記宅配サーバに通知する位置情報通知部を有する一方、前記宅配サーバは集合住宅の場所情報を登録した地図情報記憶部を有し、
    加えて前記通知制御装置は、集合住宅のエントランスに設置されているオートドアの解錠制御が可能であり、
    前記読取装置から宅配物の前記タグ情報が送信された前記宅配サーバは、宅配物の前記タグ情報を受信した時の前記読取装置の位置が配達先の集合住宅の場所であったら、前記オートドアの解錠信号を前記通知制御装置に送信し、
    前記オートドアが解錠されることを特徴とする請求項1記載の宅配支援システム。
  3. 集合住宅には、来訪者が居住者を呼び出すためにエントランスに設置された集合玄関機と、個々の住戸に設置されて呼び出しに応答するための居室親機と、前記集合玄関機と前記居室親機との間の通信を制御する制御機とを具備する集合住宅インターホンシステムが設置され、
    前記通知装置の機能が前記居室親機に組み込まれ、前記通知制御装置の機能が前記制御機に組み込まれて成ることを特徴とする請求項1又は2記載の宅配支援システム。
  4. 前記読取装置から前記宅配サーバに対して宅配物を置き配する旨を通知する置き配通知を実施でき、
    当該置き配通知を受信した前記宅配サーバは、前記通知制御装置を介して置き配対象の前記通知装置に置き配通知を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の宅配支援システム。
  5. 個々の住戸には住戸玄関を撮像する玄関カメラが設置され、前記玄関カメラは前記通知制御装置による制御が可能であり、
    前記宅配サーバから置き配通知を受信した前記通知制御装置は、置き配した住戸に関連付けられている前記玄関カメラを起動して、所定の録画部に録画することを特徴とする請求項4記載の宅配支援システム。
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