JP5302047B2 - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、来訪者が居住者を呼び出すための集合住宅インターホンシステムに関し、特に来訪者が宅配物の配達員である場合にそれを確認することができる集合住宅インターホンシステムに関する。
セキュリティを上げるために来訪者を撮像するカメラを備えたインターホンシステムが普及している。しかしながら、近年宅配物の増加に伴い、宅配物の配達員になりすまして宅内に入り込もうとする悪質な不審者が現れ始め、カメラが撮像した来訪者映像だけでは来訪者の真偽を判断することができない状況が発生している。
このような、宅配業者になりすます犯罪を防ぐために、例えば特許文献1に記載された技術がある。これは、インターホンの居室親機と宅配情報を備えたセンター装置とをインターネットで接続する一方、宅配物を配達する宅配ドライバ等の配達員にIDタグを携行させて、IDを提示させることで判別し、なりすましによる犯罪を防止している。
特開2006−303806号公報
上記配達員にIDタグを携行させる構成は、映像情報のみによる判断に加えてより確度の高い判断を行うことができる。しかしながら、居住者を呼び出すための玄関機にIDタグから情報を読み取る読み取り装置を組み込む必要があり、システム構成が複雑で高価なものとなるし、IDタグが偽造されたら、逆に悪用される恐れがある。
そこで、本発明はこのような問題点を解消するために、宅配業者の配達員が来た際に、宅配業者が予め設定している配達予定時刻等の宅配情報を居住者が入手可能とすることで、配達員の真偽を判定し易くした集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項の発明は、集合玄関に設置されて来訪者を撮像するためのカメラ、及び居住者を呼び出して通話する機能を備えた集合玄関機と、個々の住戸に設置されてカメラの撮像映像を表示する表示部、及び集玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた居室親機と、集合玄関機と居室親機との間の通信を制御する制御機とを有する集合住宅インターホンシステムであって、宅配物の配達先情報や配達予定時刻等の宅配情報を記憶する宅配管理サーバを宅配業者に設置すると共に、制御機は、宅配管理サーバとインターネットを介して通信を行うーバ通信手段を一体或いは別体に備え、更に集合玄関機或いは制御機に、カメラが撮像した宅配物のバーコード画像からバーコードを読み取るバーコード読み取り部を設けると共に、居住者が宅配物を受け取るための宅配ボックスを備える一方、制御機は、読み取ったバーコード情報を基に宅配情報を宅配管理サーバから取得する宅配情報取得手段と、取得した情報を居室親機に通知する通知手段と、宅配ボックスに設けられている電気錠を解錠制御する解錠制御手段と、宅配管理サーバから取得した宅配情報のうち、住戸番号情報が呼び出し中の居室親機の住戸番号と一致するか照合する住戸照合手段とを有すると共に、居室親機は、制御機から通知された情報を表示部に表示する表示制御手段を有し、住戸照合手段が一致すると判断したら、解錠制御手段は電気錠の解錠信号を出力することを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機が宅配物のバーコードを認識したら居室親機がその情報から宅配物の配達予定時刻や配達先情報を入手する。よって、配達員の訪問を受けた居住者は、カメラが読み取ったバーコード情報から、宅配物の配達予定時刻や配達先情報を認識することができ、配達員の正当性の判断を的確に行うことができ、セキュリティの向上に役立てることができる。
また、玄関子機内蔵のカメラを利用してバーコードを読み取るため、別途バーコード読み取り機を設ける必要が無く低コストで実現できる。
更に、配達員は、届け先が留守である場合、宅配物のバーコードを玄関子機に翳すことで配達先が正しければ宅配ボックスを解錠できる。よって、届け先が留守であっても、確実に宅配物を届けることができる。
請求項の発明は、請求項に記載の構成において、宅配物の配達員が携行し、宅配物のバーコードを読み取るバーコード読み取り部と、配達予定時刻を設定するための時刻入力部と、宅配管理サーバと公衆無線通信網を介して通信する無線通信部とを備えた無線ハンディ端末を有する一方、宅配管理サーバは、無線ハンディ端末から受信したバーコード情報及び配達予定時刻情報により、特定された宅配物の配達予定時刻を更新する予定時刻更新制御手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、実際に配達している配達員により、配達予定時刻が変更されるので、より正確な時刻が宅配管理サーバに記憶される。よって、配達員の訪問を受けた居住者は、入手した時間情報から配達員の正当性をより的確に判断できる。
尚、本発明においてバーコードとは1方向のみに情報を持ったバーコードに加えて、QRコード(登録商標)等の二次元に情報を持った2次元コードも含むものである。
本発明によれば、配達員の訪問を受けた居住者は、カメラが読み取ったバーコード情報から、宅配物の配達予定時刻や配達先情報を認識することができ、これらの情報から正当な配達員であると認識できる。よって、配達員の真偽を判断し易く、セキュリティの向上に役立てることができる。
また、玄関子機内蔵のカメラを利用してバーコードを読み取るため、別途バーコード読み取り機を設ける必要が無く低コストで実現できる。
更に、配達員は、届け先が留守である場合、宅配物のバーコードを玄関子機に翳すことで配達先が正しければ宅配ボックスを解錠できる。よって、届け先が留守であっても、確実に宅配物を届けることができる。
ンターホンシステムの一例を示す概略ブロック図である。 本発明に係る集合住宅インターホンシステムの一例を示す概略ブロック図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はインターホンシステムの一例を示す概略ブロック図であり、1は来訪者が居住者を呼び出して通話するために玄関等に設置される玄関子機、2は玄関子機1からの呼び出しに応答するために住戸内に設置される居室親機、3は宅配業者に設置されて宅配情報が蓄積された宅配管理サーバ、4は宅配物を配達する配達員が携行して宅配管理サーバ3に宅配物に関する情報を送信する無線ハンディ端末、5は宅配物である。
玄関子機1と居室親機2とは伝送線L1で接続され、居室親機2と宅配管理サーバ3とはインターネット(図示せず)を介して接続され、宅配管理サーバ3と無線ハンディ端末4とは携帯電話回線等の公衆無線通信網(図示せず)により接続される。
玄関子機1は、居住者を呼び出すための呼出ボタン11、訪問者及びバーコードを撮像するためのカメラ12、居住者と通話するための子機音響部13、撮像したバーコード画像を認識してデコードする(読み取る)と共に玄関子機1を制御する子機CPU14、居室親機2と通信するための子機インターフェース(子機IF)15等を備えている。
居室親機2は、呼び出しに応答するための通話ボタン21、カメラ12が撮像した映像を表示するモニタ22、来訪者と通話するための親機音響部23、居室親機2を制御する親機CPU24、玄関子機1と通信を行うと共に宅配管理サーバ3にアクセスして通信を行う親機インターフェース(親機IF)25等を備えている。
宅配管理サーバ3は、宅配物5の配達予定時刻情報、配達先住所や氏名等の配達先情報、更に送り元情報、配達員情報等の宅配情報を記憶するサーバ記憶部31、宅配管理サーバ3を制御するサーバCPU32、居室親機2や無線ハンディ端末4と通信するためのサーバインターフェース(サーバIF)33等を備えている。
無線ハンディ端末4は、宅配物5に添付されているバーコードをデコードするバーコード読み取り部41、配達予定時刻を入力するための時刻入力部42、読み取ったバーコード情報や配達予定時刻を宅配管理サーバ3に送信する無線通信部43、無線ハンディ端末4を制御するハンディ端末CPU44等を備えている。
このように構成されたインターホンシステムは次のように動作する。但し、来訪者が宅配物5の配達員である場合の動作を中心に説明する。
配達員により玄関子機1の呼出ボタン11が押下されると、呼出信号が子機IF15から居室親機2に伝送される。同時に、カメラ12が撮像を開始して、その撮像映像が同様に子機IF15から居室親機2に伝送される。呼出信号と映像信号が送信された居室親機2は、親機IF25から親機CPU24が受信し、親機CPU24は親機音響部23から呼出音を鳴動させ、モニタ22からカメラ12の撮像映像或いは画像を表示させる。
この呼び出しを受けて、居住者が居室親機2の通話ボタン21を押下して応答することで、居住者と配達員の間で通話が成される。居住者は来訪者の映像と通話内容から、来訪者が配達員であることを認識すると、配達員に対して宅配物5に添付されているバーコードの提示を促すことで、宅配物5のバーコードがカメラ12に撮像される。
カメラ12がバーコードを撮像したら、子機CPU14はそれを認識してデコードし、読み取ったバーコード情報を居室親機2に送信する。
尚、配達先のインターホンにバーコード読み取り機能が備わっていることを配達員が認識している場合は、居住者からの催促を待たずに呼出操作した段階で、或いは居住者の応答を受けた段階で宅配物5のバーコードをカメラ12に翳しても良い。こうすることで、早い段階でバーコードをデコードでき、スムーズな配達を行うことができる。
バーコード情報を入手した親機CPU24は、デコード完了をモニタ22に表示して宅配情報の入手中であることを居住者に通知し、合わせて親機IF25に対して宅配管理サーバ3との通信開始の指示を出す。親機IF25は、通信開始の指示を受けて、インターネットを介して宅配管理サーバ3に対して接続信号を送信する。通信路が形成されると、親機CPU24は入手したバーコード情報を親機IF25を介して送信し、宅配管理サーバ3から関連する情報、即ちバーコード情報に関連する宅配情報の受信を待つ。
一方、バーコード情報を受信した宅配管理サーバ3のサーバCPU32は、サーバ記憶部31から関連する宅配情報を読み取り、サーバIF33から居室親機2に返信する。このときバーコード情報に関連する宅配物5の配達予定時刻情報、配達先住所や顧客氏名等の配達先情報、更に送り元情報、配達員情報等の宅配情報のうち、少なくとも宅配物5の配達予定時刻情報が返信される。尚、この配達予定時刻は、所定の時間幅を持たせた配達予定時間帯としても良い。
親機IF25を介して宅配管理サーバ3から宅配情報を入手した親機CPU24は、その情報をモニタ22に表示する。このときモニタ22には、来訪者映像と宅配情報の双方が表示される。このモニタ22に表示された情報を居住者が視認することで、玄関にいる配達員の正当性を判断することができる。具体的に、現在の時刻に表示されている配達予定時刻が一致或いは近い時刻であって、配達先住所が自住戸の住所であれば、正規の配達員であると容易に判断できる。しかし、配達先住所が正しくても現在の時刻と宅配管理サーバから入手した予定時刻が例えば数時間というように大きくずれていた場合や、宅配物5そのものの情報が無ければ、配達員は疑わしいと判断することができる。
ここで、交通事情や新たな宅配物5の受け取り等で予め設定されている配達予定時刻の変更が必要な場合は、配達者は携行している無線ハンディ端末4を使用して、予め設定されている宅配物5の配達予定時刻を変更することができる。配達員により、無線ハンディ端末4のバーコード読み取り部41に宅配物5のバーコードを読ませ、その後新たな配達予定時刻が時刻入力部42から入力されて送信操作されると、ハンディ端末CPU44は、無線通信部43から公衆無線通信網を介して宅配管理サーバ3に変更情報を送信する。
この時刻情報を受信したサーバCPU32は、対応する宅配物5の宅配予定時刻を更新する。こうして変更された宅配情報が、問い合わせした居室親機2に送信されてモニタ22に表示される。
このように、配達員の訪問を受けた居住者は、カメラが読み取ったバーコード情報から、宅配物の配達予定時刻や配達先情報を認識することができる。そのため、配達員の正当性の判断を的確に行うことができ、セキュリティの向上に役立てることができる。
また、玄関子機内蔵のカメラを利用してバーコードを読み取るため、別途バーコード読み取り機を設ける必要が無く低コストで実現できる。
更に、実際に配達している配達員により、配達予定時刻が変更されるので、より正確な時刻が宅配管理サーバに記憶される。よって、配達員の訪問を受けた居住者は、入手した時間情報から配達員の正当性をより的確に判断できる。
尚、上記実施形態では、玄関子機1の子機CPU14にバーコードのデコード機能を持たせているが、カメラ12の撮像映像は居室親機2へ伝送されるので、居室親機2の親機CPU24にデコード機能を持たせても良い。また、宅配管理サーバ3から居室親機2が入手する情報として、少なくとも宅配物5の配達予定時刻情報としたが、これに配達先情報や送り元情報を加えても良いことは言うまでもない。
図2は、本発明に係る集合住宅インターホンシステムの一例を示す概略ブロック図であり、6は集合玄関に設置された集合玄関機、7は集合住宅内の個々の住戸に設置された居室親機、8は集合玄関機6と居室親機7との間の通信を制御すると共に、接続された機器間の通信を制御する制御機、9は居室親機7と宅配管理サーバ3の間の通信を管理するインターホンサーバ、51は集合玄関に設置されて居住者が不在の場合に宅配物5を受け取るために使用される宅配ボックスである。尚、上記図1と同一の構成要素には同一の符号を付与して説明を省略する。
集合玄関機6と制御機8、居室親機7と制御機8、制御機8と宅配ボックス51とは夫々伝送線L2,L3,L4で接続され、制御機8とインターホンサーバ9はLAN接続(図示せず)される。また、インターホンサーバ9と宅配管理サーバ3とはインターネット(図時せず)を介して接続され、宅配管理サーバ3と無線ハンディ端末4とは携帯電話回線等の公衆無線通信網(図示せず)により接続される。
集合玄関機6は、住戸を選択して居住者を呼び出すための操作部61、訪問者及びバーコードを撮像するためのカメラ62、読み取ったバーコード画像からバーコードを認識してデコードする(読み取る)と共に、集合玄関機6を制御する子機CPU63、居住者と通話するための子機音響部64、居室親機7と通信するための子機インターフェース(子機IF)65等を備えている。
居室親機7は、呼び出しに応答するための通話ボタン71、カメラ62が撮像した映像を表示するモニタ72、来訪者と通話するための親機音響部73、居室親機7を制御する親機CPU74、集合玄関機6や制御機8と通信を行うための親機インターフェース(親機IF)75等を備えている。
制御機8は、居室親機と住戸番号の関係等を記憶する制御機記憶部81、機器間の通信を制御する制御機CPU82、接続機器との通信を行うための制御機インターフェース(制御機IF)83等を備えている。
インターホンサーバ9は、制御機8や宅配管理サーバ3と通信するためのインターホンサーバインターフェース(インターホンサーバIF)91、通信記録を保存するインターホンサーバ保存部92、インターホンサーバ9を制御するインターホンサーバCPU93等を備えている。
宅配ボックス51は、複数の宅配物収容部を有し、収容された宅配物5の不正な取り出しを防止するために個々の収容部には電気錠52が設けられている。また、収納先を配達員に通知する通知部としてのLED53、制御機8と通信する宅配ボックスインターフェース(宅配ボックスIF)54等を備えている。
このように構成されたインターホンシステムの動作、特に宅配業者の配達員が来た場合の動作は以下のようである。まず、届け先の居住者が在宅の場合を説明する。
配達員により集合玄関機6の操作部61が操作されて配達先の住戸の呼び出しが成されると、呼出信号が子機IF65から制御機8に伝送される。同時に、カメラ62が撮像を開始して、その撮像映像の映像信号が子機IF65から制御機8に伝送される。
この呼出信号と映像信号が送信された制御機8は、制御機IF83から制御機CPU82が受信し、制御機CPU82は操作部61で選択された住戸の居室親機7を制御機記憶部81から読み出して、呼出信号及び映像信号を制御機IF83から居室親機7に伝送する。呼出信号及び映像信号が伝送された居室親機7は、親機IF75から親機CPU74が受信し、親機CPU74は親機音響部73から呼出音を報音させ、モニタ72にカメラ62の撮像映像或いは画像を表示させる。
この呼び出しを受けて、居住者が居室親機7の通話ボタン71を押下して応答操作することで、制御機8により集合玄関機6と呼出先の居室親機7との間の通話路が形成され、居住者と配達員の間で通話が実施される。こうして、居住者は来訪者映像と通話内容から、来訪者が配達員であることを認識すると、配達員に対して宅配物5に添付されているバーコードの提示を促すことで、宅配物5のバーコードがカメラ62に撮像される。
カメラ62がバーコードを撮像したら、子機CPU63はそれを認識してデコードし、読み取ったバーコード情報を制御機8に伝送する。
尚、上述したように、配達先の集合玄関機6がバーコード読み取り機能を備えていることを配達員が認識している場合は、操作部61の呼出操作に合わせて、或いは居住者の応答を受けて宅配物5のバーコードをカメラ62に翳しても良く、居住者による催促を待つことなくバーコード情報を伝えることができる。
制御機CPU82は、このバーコード情報を受けて制御機IF83を介して居室親機7にデコード完了情報を送信する。また、制御機IF83からインターホンサーバ9に対して、宅配管理サーバ3から関連情報を入手するための通信開始信号を出すと共に、受信したバーコード情報を送信する。
デコード完了情報を親機IF75を介して受信した親機CPU74は、デコード完了をモニタ72に表示し、宅配情報の入手中であることを居住者に通知する。
インターホンサーバ9に伝送された通信開始信号及びバーコード情報は、インターホンサーバIF91を介してインターホンサーバCPU93が受信し、インターホンサーバCPU93はインターネットを介して宅配管理サーバ3に対してインターホンサーバIF91から接続信号を送信し、通信が開始される。通信路が形成されると、インターホンサーバCPU93はバーコード情報を送信して宅配管理サーバ3から関連する情報、即ちバーコード情報に関連する宅配情報の受信を待つ。
インターホンサーバ9からバーコード情報を受信した宅配管理サーバ3は、サーバCPU32がサーバ記憶部31から関連する宅配情報を読み取り、インターホンサーバ9に返信する。このとき、バーコード情報に関連する宅配情報のうち少なくとも配達予定時刻情報が返信される。尚、この配達予定時刻は、所定の時間帯幅を持たせた配達予定時間帯であっても良い。
宅配管理サーバ3から宅配情報を入手したインターホンサーバCPU93は、その情報を制御機8に送信する。また、入手した宅配情報をインターホンサーバ保存部92に保存する。宅配情報を受け取った制御機8は、制御機CPU82により集合玄関機6と通話状態にある居室親機7にその情報を送信し、モニタ72に表示させる。こうしてモニタ72には、来訪者映像と宅配情報の双方が表示され、このモニタ72を視認した居住者は、集合玄関機6の前にいる配達員の正当性を判断することができる。
具体的に、現在の時刻に配達予定時刻が一致或いは近い時刻であって、配達住所が自住戸の住所であれば、正規の配達員であると判断できる。一方、配達先住所が正しくても現在の時刻と宅配管理サーバ3から入手した予定時刻が例えば数時間というように大きくずれていた場合や、宅配物5そのものの情報が無ければ、配達員は疑わしいと判断することができる。
また、上記実施形態と同様に配達者は携行している無線ハンディ端末4を使用して、予め設定されている宅配物5の配達予定時刻を変更することができる。配達員により、無線ハンディ端末4に宅配物5のバーコードを読ませ、その後新たな配達予定時刻が時刻入力部42から入力されて送信操作されると、無線通信部43から宅配管理サーバ3に変更情報が送信される。この情報を受信した宅配管理サーバ3は、対応する宅配物5の宅配予定時刻を変更する。
このように、配達員の訪問を受けた居住者は、カメラが読み取ったバーコード情報から、宅配物の配達予定時刻や配達先情報を認識することができる。そのため、配達員の正当性の判断を的確に行うことができ、セキュリティの向上に役立てることができる。
また、玄関子機内蔵のカメラを利用してバーコードを読み取るため、別途バーコード読み取り機を設ける必要が無く低コストで実現できる。
更に、実際に配達している配達員により、配達予定時刻が変更されるので、より正確な時刻が宅配管理サーバに記憶される。よって、配達員の訪問を受けた居住者は、入手した時間情報から配達員の正当性をより的確に判断できる。
また、インターホンサーバのサーバ記憶部に宅配情報が記憶されるので、後から確認することができ、便利である。
次に、届け先の居住者が不在の場合を説明する。尚、不在の住戸では、居住者による所定の操作で居室親機7が留守設定状態にあるものとする。この留守設定状態では、集合玄関機6から呼び出された場合、不在である旨のアナウンスが集合玄関機6から報音され、このアナウンスには宅配業者に対してのアナウンス、例えば「宅配物がある場合はバーコードをカメラに翳してください」等が報音されるよう設定されている。
配達員により集合玄関機6の操作部61が操作されて、配達先の住戸の呼び出しが成されると、上記在宅の場合と同様に呼出信号が子機IF65から制御機8に伝送される。制御機8は、この呼出信号を居室親機7に送信する。
居室親機7は留守設定状態にあるため、呼出信号を受信した親機CPU74は、留守施定信号を返信する。制御機CPU82は、この留守設定信号を受けて、集合玄関機6に対して不在である旨のアナウンスを報音させる。このアナウンスには、上述した宅配物5に関するアナウンスも実施され、このアナウンスにより不在であること、及びバーコードを翳すことを求められた配達員により、カメラ62に宅配物5のバーコードが翳される。その結果、カメラ62が宅配物のバーコードを撮像し、子機CPU63がバーコードを認識してデコードする。
その後は上述した居住者が応答する場合と同様に、入手されたバーコード情報は、制御機8に伝送され、制御機8からインターホンサーバ9に伝送される。そして、インターホンサーバ9が、宅配管理サーバ3と通信してバーコード情報に関連する宅配情報を入手したら、その宅配情報が制御機8に送信される。但し、この宅配情報には配達時間に加えて少なくとも配達先住所が含まれるものとする。
宅配情報を受信した制御機CPU82は、呼び出しが成された居室親機情報(住戸番号情報)とこの宅配情報とを比較し、住戸番号等が一致したら宅配ボックス51の所定の収容部の電気錠52に対して制御機IF83を介して解錠信号を出力する。
解錠信号が伝送された宅配ボックス51は、解錠信号により特定された収容部の電気錠51を解錠し、解錠された収容部に対応するLED53が点灯する。この表示により収容先を認識した配達員により、宅配ボックス51が開けられ宅配物5が収容される。こうして宅配物5の収容は別途設けられているセンサ(図示せず)により認識され、制御機CPU82は収容を認識して施錠信号を出し、電気錠52は施錠される。
尚、この宅配ボックス51に収容された宅配物情報は、制御機CPU82が居室親機7等に通知し、居住者が帰宅した際に認識できる。
このように、届け先が留守である場合、配達員が宅配物のバーコードを集合玄関機6に翳すことで、配達先が正しければ宅配ボックスを解錠できる。よって、届け先が留守であっても、確実に宅配物を届けることができるし、届け先を間違えることがない。
尚、上記集合住宅インターホンシステムの実施形態では、集合玄関機6の子機CPU63にバーコード読み取り機能を設けているが、この機能を制御機8に設けても良い。また、宅配管理サーバ3と通信するためにインターホンサーバ9を制御機8とは独立して設けているが、制御機8に内蔵させても良い。更に、制御機8による宅配ボックス51を解錠させる判断を、部屋番号の一致/不一致により行っているが、更に配達時間帯を判断に加えても良い。
また、上記実施形態で用いているバーコードは、1次元でも2次元の例えばQRコード(登録商標)であっても良く、カメラ12,62の撮像映像からデコードするため、何れの形態のバーコードであっても容易にデコードすることができる。
1・・玄関子機、2・・居室親機、3・・宅配管理サーバ、4・・無線ハンディ端末、5・・宅配物、6・・集合玄関機、7・・居室親機、8・・制御機、9・・インターホンサーバ(サーバ接続手段)、12・・カメラ、14・・子機CPU(バーコード読み取り手段)、22・・モニタ(表示部)、24・・親機CPU(宅配情報取得手段,表示制御手段)、25・・親機IF(サーバ接続手段)、31・・サーバ記憶部、32・・サーバCPU(予定時刻更新制御手段)、41・・バーコード読み取り部、42・・時刻入力部、43・・無線通信部、44・・ハンディ端末CPU、51・・宅配ボックス、62・・カメラ、63・・子機CPU(バーコード読み取り手段)、72・・モニタ(表示部)、74・・親機CPU、81・・制御機記憶部、82・・制御機CPU(宅配情報取得手段,解錠制御手段,通知手段,宅配物情報判定手段)、93・・インターホンサーバCPU。

Claims (2)

  1. 集合玄関に設置されて来訪者を撮像するためのカメラ、及び居住者を呼び出して通話する機能を備えた集合玄関機と、個々の住戸に設置されて前記カメラの撮像映像を表示する表示部、及び前記集玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた居室親機と、前記集合玄関機と前記居室親機との間の通信を制御する制御機とを有する集合住宅インターホンシステムであって、
    宅配物の配達先情報や配達予定時刻等の宅配情報を記憶する宅配管理サーバを宅配業者に設置すると共に、前記制御機は、前記宅配管理サーバとインターネットを介して通信を行うーバ通信手段を一体或いは別体に備え、
    更に集合玄関機或いは前記制御機に、前記カメラが撮像した宅配物のバーコード画像からバーコードを読み取るバーコード読み取り部を設けると共に、居住者が宅配物を受け取るための宅配ボックスを備える一方、
    前記制御機は、読み取ったバーコード情報を基に前記宅配情報を前記宅配管理サーバから取得する宅配情報取得手段と、取得した情報を前記居室親機に通知する通知手段と、前記宅配ボックスに設けられている電気錠を解錠制御する解錠制御手段と、前記宅配管理サーバから取得した前記宅配情報のうち、住戸番号情報が呼び出し中の居室親機の住戸番号と一致するか照合する住戸照合手段とを有すると共に、
    前記居室親機は、前記制御機から通知された情報を前記表示部に表示する表示制御手段を有し、
    前記住戸照合手段が一致すると判断したら、前記解錠制御手段は前記電気錠の解錠信号を出力することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 宅配物の配達員が携行し、宅配物のバーコードを読み取るバーコード読み取り部と、配達予定時刻を設定するための時刻入力部と、前記宅配管理サーバと公衆無線通信網を介して通信する無線通信部とを備えた無線ハンディ端末を有する一方、
    前記宅配管理サーバは、前記無線ハンディ端末から受信したバーコード情報及び配達予定時刻情報により、特定された宅配物の前記配達予定時刻を更新する予定時刻更新制御手段を有することを特徴とする請求項記載の集合住宅インターホンシステム。
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